JP2006097420A - 湯水混合栓の下部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 湯水混合栓の湯側流入口及び水側流入口と湯供給管及び水供給管とを耐食性・耐久性の高い可撓管により接続し得る湯水混合栓の下部構造を提供する。
【解決手段】 湯水混合量及び吐水量が調整可能な湯水混合栓の湯側流入口及び水側流入口それぞれを湯供給管及び水供給管それぞれと接続する湯側接続管及び水側接続管を、中間が金属層であって、その内外を樹脂層とした三層構造の可撓管から構成した。また、湯側接続管及び水側接続管それぞれの下流端は、湯側流入口及び水側流入口それぞれに螺合により接続可能とした。さらに、湯側接続管及び水側接続管それぞれの上流端は、湯供給管及び水供給管それぞれに袋ナットにより接続可能とした。
【選択図】 図2

Description

この発明は、湯水混合栓の湯側流入口及び水側流入口を湯供給管及び水供給管と接続するための下部構造に関するものである。
湯と水の混合量及び吐水量の調整を行うように構成される湯水混合栓は公知であり、現在では、レバーを左右に回動することで吐水の温度調整を行い、レバーを上下動することで吐水量の調整を行うようにしたシングルレバー式の湯水混合栓も広く知られている(例えば、特許文献1)。
このような湯水混合栓の下部構造において、当該湯水混合栓の湯側流入口及び水側流入口と湯供給管及び水供給管とをそれぞれ可撓性のサプライ管で接続する技術もこれまた公知である(例えば、特許文献2)。このように湯側流入口及び水側流入口と湯供給管及び水供給管との接続管として可撓性のあるサプライ管を用いることにより、湯側流入口及び水側流入口の口軸と湯供給管及び水供給管の管軸が直線上に位置しない場合でも、その接続時に可撓管を湾曲等させることで上記軸のズレを吸収し、容易に取付工事を行うことができるものである。
特開2001−107406号公報 特開平10−196864号公報
ところで従来は、上記サプライ管として銅管やゴム管などの可撓管を利用していた。これら可撓管によれば、上述のように湯側流入口及び水側流入口の口軸と湯供給管及び水供給管の管軸のズレを吸収しつつ、狭スペースでも取り回しが容易であるが、その解決すべき課題として次のような問題を有するものであった。即ち、銅管にあっては水道水に殺菌のために含まれる残留塩素によって腐食しやすいという問題があった。一方、ゴム管にあっては引張強度や弾力性を向上させるために当該ゴム組成物にカーボンブラックを配合することがあるが、このカーボンブラックがゴム管の老化によって水道水に析出されることがあり、水を濁らすといった問題があった。また、サプライ管に銅管を採用した場合には、銅の精錬時に完全に除去できないカドミニウム、鉛などの不可避不純物が水道水に析出し、水質を悪化させるという原因になり、環境問題にも多大な影響を与える。一方、ゴム管を採用した場合には、水道水に有機物が混入することになるので、やはり水質を悪化させることになる。
本発明は上述した課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、湯水混合栓の湯側流入口及び水側流入口と湯供給管及び水供給管とを耐食性・耐久性の高い可撓管により接続し得る湯水混合栓の下部構造を提供することである。
上述した目的を達成するために本発明では、湯水混合量及び吐水量が調整可能な湯水混合栓の湯側流入口及び水側流入口それぞれを湯供給管及び水供給管それぞれと接続する湯側接続管及び水側接続管を、中間に金属層を介在させ、その内外に樹脂層を設けた三層構造の可撓管から構成するという手段を用いた。
また、湯側接続管及び水側接続管それぞれの下流端は湯側流入口及び水側流入口それぞれに螺合により、さらに湯側接続管及び水側接続管それぞれの上流端は湯供給管及び水供給管それぞれに袋ナットにより接続可能とするという手段も選択的に用いた。
本発明では上述したように、湯水混合栓の湯側流入口及び水側流入口それぞれを湯供給管及び水供給管それぞれと接続する湯側接続管及び水側接続管として、中間が金属層であって、その内外(表裏)を樹脂層とした三層構造の可撓管を採用することとしたので、金属層によって可撓性が発揮されるから、接続時に湾曲等が可能で取り回しに優れると共に、樹脂層によって該金属層が保護されるから、金属層が水道水中の残留塩素によって腐食することがなく耐久性に優れ、また樹脂層から水を濁らす組成物が析出されるといった問題もない。そして、本発明の構成において内側樹脂層にポリエチレンを採用した場合には、混合栓本体以外の流路を全て化学的に安定したポリエチレンで構成することになり、環境に悪影響を与える重金属の析出や、有機物の混入を回避することができる。従って、従来と比較して、極めて良好な水質改善に寄与することができる。
また当該下部構造における湯側接続管及び水側接続管の下流端を湯側流入口及び水側流入口それぞれに螺合により接続可能としたので、湯水混合栓に対する前記接続管の取り付けが極めて容易であり、予め湯水混合栓に前記接続管を取り付けた状態で出荷する態様に好適である。さらに前記接続管の上流端を湯供給管及び水供給管それぞれに袋ナットにより接続可能としたので、前記接続管と湯供給管及び水供給管を回転させることなく両者を接続できるため、接続管を湾曲等させた状態でも当該接続を良好に行うことができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態を添付した図面に従って説明する。図1は本発明の下部構造を採用した湯水混合栓の施工態様を示したもので、図中、1はシングルレバー式の湯水混合栓であり、レバー1aを左右に回動することによって湯水の混合量を調整すると共に、レバー1aを上下動することによって吐水量を調整し得るものである。2は給湯設備等(図示せず)から鞘管ヘッダ工法等の適宜配管方法により屋内に引き込まれた湯供給管、3は同様に屋内配管された水供給管である。そして、4は湯水混合栓1の湯側流入口と湯供給管2を、5は湯水混合栓1の水側流入口と水供給管3をそれぞれ接続する湯側接続管及び水側接続管であり、本発明の下部構造に該当する。
当該湯側接続管4及び水側接続管5は、図2に示したように、外側がポリブデン等の合成樹脂からなる樹脂層6、中央がアルミニウム等からなる金属層7、内側が樹脂層8の三層構造からなる。当該構成の接続管4・5によれば、中間の金属層7により可撓性が発揮され、湾曲も容易である。よって、図1に示すように、湯水混合栓1の湯側流入口及び/または水側流入口の口軸(言い換えれば、接続管4・5の下流端口軸)と、湯供給管2及び/または水供給管3の口軸(言い換えれば、接続管4・5の上流端口軸)とが直線上なく、両者口軸にズレがある場合でも、接続管4・5を湾曲させることで前記ズレを吸収し、前記湯側流入口及び水側流入口と湯供給管2及び水供給管3を容易に接続することができる。しかも湾曲後における復元力も小さいことから接続管4・5の接続端部に復元力による大きな負担が作用しない。さらに金属層7の内外は樹脂層6・8によって保護されているため、金属層7が水道水中の残留塩素によって腐食することがなく、また樹脂層6・8から水を濁らす組成物が析出されることもない。なお、三層構造の内外層の樹脂素材はポリブデンに限定されるものではない。例えば、内側層に化学的に安定した樹脂であるポリエチレンを採用すれば、水道水に含有する塩素による化学変化にも非常に強く、さらにポリエチレン自体から有機物が流出することもない。
なお、従来から当該接続管により湯水混合栓の湯側流入口及び水側流入口と湯供給管及び水供給管が接続されていたから、本発明においてもその接続態様を踏襲することができるのであるが、より好ましい接続態様として本実施形態では、接続管4・5の下流端については、図3に示したように、湯側流入口及び水側流入口に対して螺合(螺着)により取り付けるようにしている。より詳しくは、図4に示したように、湯水混合栓1の下部面に形成した湯側流入口(水側流入口も同一構成につき同じ符号と共に説明する)1bに雌ねじ1cを螺設すると共に、湯側接続管4(水側接続管5も同一構成である)の下流端(図面上、上端)に前記雌ねじ1cに螺合可能な雄ネジ4aを螺設している。なお、9は漏水防止のため設けられたオーリングである。当該接続態様によれば、湯水混合栓1に対する接続管4・5の組付けが簡単で、当該組み付けた状態で湯水混合栓を出荷することができる。
一方、接続管4・5の上流端は、図1に示したように、袋ナット10により湯供給管2及び水供給管3と接続している。従って、接続管4・5を回転させることなく、袋ナット10を回すだけで接続管4・5の下流端を湯供給管2及び水供給管3に接続することができる。
なお、上記実施形態では、レバー1a一つで温度と吐水量を調整することができるシングルレバー式の湯水混合栓1を例示したが、本発明を適用する湯水混合栓は、湯側流入口及び水側流入口を有するものであれば、湯と水とで別々の調整ノブを有する構成であってもよいことはもちろんである。
本発明の一実施形態に係る下部構造を適用した湯水混合栓の施工態様全体を示した斜視図 同実施形態における接続管の断面図 同実施形態における湯水混合栓と接続管の分解斜視図 同実施形態において湯水混合栓に対する接続管の組み付け要部を示した断面図
符号の説明
1 湯水混合栓
2 湯供給管
3 水供給管
4 湯側接続管
4a 湯側接続管の下流端に形成した雄ネジ
5 水側接続管
6・8 樹脂層
7 金属層
9 オーリング
10 袋ナット

Claims (3)

  1. 湯水混合量及び吐水量が調整可能な湯水混合栓の湯側流入口及び水側流入口それぞれを湯供給管及び水供給管それぞれと接続する湯側接続管及び水側接続管を、中間が金属層であって、その内外を樹脂層とした三層構造の可撓管から構成したことを特徴とする湯水混合栓の下部構造。
  2. 湯側接続管及び水側接続管それぞれの下流端は、湯側流入口及び水側流入口それぞれに螺合により接続可能とした請求項1記載の湯水混合栓の下部構造。
  3. 湯側接続管及び水側接続管それぞれの上流端は、湯供給管及び水供給管それぞれに袋ナットにより接続可能とした請求項1または2記載の湯水混合栓の下部構造。
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