JP2006096688A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2006096688A5
JP2006096688A5 JP2004282857A JP2004282857A JP2006096688A5 JP 2006096688 A5 JP2006096688 A5 JP 2006096688A5 JP 2004282857 A JP2004282857 A JP 2004282857A JP 2004282857 A JP2004282857 A JP 2004282857A JP 2006096688 A5 JP2006096688 A5 JP 2006096688A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cosmetic
mass
charcoal
polyhydric alcohol
acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004282857A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006096688A (ja
JP4464781B2 (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2004282857A priority Critical patent/JP4464781B2/ja
Priority claimed from JP2004282857A external-priority patent/JP4464781B2/ja
Publication of JP2006096688A publication Critical patent/JP2006096688A/ja
Publication of JP2006096688A5 publication Critical patent/JP2006096688A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4464781B2 publication Critical patent/JP4464781B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

の様な吸着による除去によらない、角栓の除去方法としては、角栓を構成している脂質をオイルや多価アルコールで溶解させて、しかる後に角栓を除去する方法が存するが、この方法では、脂質除去後に、どの様に他の成分を除くかが問題であり、通常は汗やオイルによる自然流出に頼るのが常であり、その意味での限度が存した。
この様な状況に鑑みて、本発明者らは、皮膚に与える影響の少ない角栓の除去方法を求めて、鋭意研究努力を重ねた結果、1)多価アルコール70〜99質量%と2)炭0.005〜0.5質量%とを含有する化粧料がその様な特性を有していることを見出し、発明を完成させるに至った。即ち、本発明は以下に示すとおりである。
(1)1)多価アルコール70〜99質量%と2)炭0.005〜0.5質量%とを含有することを特徴とする、化粧料。
(2)前記多価アルコールが、化粧料全量に対して60〜80質量%のグリセリンを含有してなるものであることを特徴とする、(1)に記載の化粧料。
(3)前記多価アルコールが、化粧料全量に対して1〜10質量%の1,2−ペンタンジオールを含有してなるものであることを特徴とする、(1)又は(2)に記載の化粧料。(4)前記多価アルコールが、化粧料全量に対して1〜10質量%のジプロピレングリコールを含有してなるものであることを特徴とする、請求項1〜3何れか1項に記載の化粧料。
(5)前記炭が薬用炭であることを特徴とする、(1)〜(4)何れか1項に記載の化粧料。
(6)前記炭における、平均粒径が、0.05〜1μmであることを特徴とする、(1)〜(5)何れか1項に記載の化粧料。
(7)前記炭が、水性担体に、粒径10〜100μmに分布する粉末の炭を加え、少なくとも2種の媒体の存在下、サンドミルで壊砕、分散させたものであることを特徴とする、(1)〜(6)何れか1項に記載の化粧料。
(8)前記ンドミル処理に用いる、種の媒体が、1mmφのビーズと0.3mmφのビーズであることを特徴とする、(7)に記載の化粧料。
(9)更に、カルボキシビニルポリマーのトリエタノールアミン塩を含有することを特徴とする、(1)〜(8)何れか1項に記載の化粧料。
(10)皮脂除去用のものであることを特徴とする、(1)〜(9)何れか1項に記載の化粧料。
(1)本発明の化粧料の必須成分である多価アルコール
本発明の化粧料は、多価アルコール70〜99質量%、より好ましくは、90〜97質量%含有することを特徴とする。かかる多価アルコールとしては、25℃、1気圧下液状
のものが好ましく、具体的にはグリセリン、ジグリセリン、1,3−ブタンジオール、ソプレングリコール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオール、ポリエチレングリコールの内、平均分子量が800以下のものなどが好ましく例示できる。これらの多価アルコールは唯一種を含有することも出来るし、二種以上を組み合わせて含有させることも出来る。多価アルコールを含有する上で、好ましい形態としては、化粧料全量に対して60〜77質量%の、より好ましくは72〜87質量%のグリセリンを含有するように、複数の多価アルコールを組み合わせて含有させる形態である。この様な形態を取ることにより、適度な発熱が得られるためである。
<製造例1>
予め遊星ボールミルで壊砕した、薬用炭の粉末を用い、水担体分散組成物1を製造した。即ち、処方成分をサンドミルに仕込み、更に、100質量%の1mmφのジルコニウムビーズと、100質量%の0.3mmφのジルコニウムビーズを加え、1時間壊砕処理を行い、スクリーンを通して、液体部分を回収し、担体分散組成物1とした。顕微鏡下分散状況を観察したところ、炭の平均粒径は0.5μmであった。
薬用炭粉末(平均粒径18μm) 10質量%
水 90質量%
(3)本発明の化粧料
本発明の化粧料は、前記必須成分を含有することを特徴とする。本発明の化粧料に於いては、かかる必須成分以外に、通常化粧料で使用される任意成分を含有することが出来る。
この様な任意成分としては、例えば、マカデミアナッツ油、アボガド油、トウモロコシ油、オリーブ油、ナタネ油、ゴマ油、ヒマシ油、サフラワー油、綿実油、ホホバ油、ヤシ油、パーム油、液状ラノリン、硬化ヤシ油、硬化油、モクロウ、硬化ヒマシ油、ミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、イボタロウ、ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリン、ホホバロウ等のオイル、ワックス類、流動パラフィン、スクワラン、プリスタン、オゾケライト、パラフィン、セレシン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素類、オレイン酸、イソステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸等の高級脂肪酸類、セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オクチルドデカノール、ミリスチルアルコール、セトステアリルアルコール等の高級アルコール等、イソオクタン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、イソステアリン酸ヘキシルデシル、アジピン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジ−2−エチルヘキシル、乳酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタンエリトリット等の合成エ
ステル油類、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサンシロキサン等の環状ポリシロキサン、アミノ変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等の変性ポリシロキサン等のシリコーン油等の油剤類、脂肪酸セッケン(ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等)、ラウリル硫酸カリウム、アルキル硫酸トリエタノールアミンエーテル等のアニオン界面活性剤類、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、ラウリルアミンオキサイド等のカチオン界面活性剤類、イミダゾリン系両性界面活性剤(2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等)、ベタイン系界面活性剤(アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)、アシルメチルタウリン等の両性界面活性剤類、ソルビタン脂肪酸エステル類(ソルビタンモノステアレート、セスキオレイン酸ソルビタン等)、グリセリン脂肪酸類(モノステアリン酸グリセリン等)、プロピレングリコール脂肪酸エステル類(モノステアリン酸プロピレングリコール等)、硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテル、POEソルビタン脂肪酸エステル類(POEソルビタンモノオレエート、モノステアリン酸ポリオキエチレンソルビタン等)、POEソルビット脂肪酸エステル類(POE−ソルビットモノラウレート等)、POEグリセリン脂肪酸エステル類(POE−グリセリンモノイソステアレート等)、POE脂肪酸エステル類(ポリエチレングリコールモノオレート、POEジステアレート等)、POEアルキルエーテル類(POE2−オクチルドデシルエーテル等)、POEアルキルフェニルエーテル類(POEノニルフェニルエーテル等)、プルロニック型類、POE・POPアルキルエーテル類(POE・POP2−デシルテトラデシルエーテル等)、テトロニック類、POEヒマシ油・硬化ヒマシ油誘導体(POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油等)、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグルコシド等の非イオン界面活性剤類、エリスリトール、ソルビトール、キシリトール、マルチトール、プロピレングリコール等の多価アルコール類、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム等の保湿成分類、グアガム、クインスシード、カラギーナン、ガラクタン、アラビアガム、ペクチン、マンナン、デンプン、キサンタンガム、カードラン、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、コンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、グリコーゲン、ヘパラン硫酸、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム、トラガントガム、ケラタン硫酸、コンドロイチン、ムコイチン硫酸、ヒドロキシエチルグアガム、カルボキシメチルグアガム、デキストラン、ケラト硫酸,ローカストビーンガム,サクシノグルカン,カロニン酸,キチン,キトサン、カルボキシメチルキチン、寒天、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチレングリコール、ベントナイト等の増粘剤、表面を処理されていても良い、マイカ、タルク、カオリン、合成雲母、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、無水ケイ酸(シリカ)、酸化アルミニウム、硫酸バリウム等の粉体類、表面を処理されていても良い、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化コバルト、群青、紺青、酸化チタン、酸化亜鉛の無機顔料類、表面を処理されていても良い、雲母チタン、魚燐箔、オキシ塩化ビスマス等のパール剤類、レーキ化されていても良い赤色202号、赤色228号、赤色226号、黄色4号、青色404号、黄色5号、赤色505号、赤色230号、赤色223号、橙色201号、赤色213号、黄色204号、黄色203号、青色1号、緑色201号、紫色201号、赤色204号等の有機色素類、ポリエチレン末、ポリメタクリル酸メチル、ナイロン粉末、オルガノポリシロキサンエラストマー等の有機粉体類、パラアミノ安息香酸系紫外線吸収剤、アントラニル酸系紫外線吸収剤、サリチル酸系紫外線吸収剤、桂皮酸系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、糖系紫外線吸収剤、2−(2'−ヒドロキシ−5'−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、4−メトキシ−4'−t−ブチルジベンゾイルメタン等の紫外線吸収剤類、エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール類、ビタミンA又はその誘導体、ビタミンB6塩酸塩,ビタミンB6トリパルミテート,ビタミンB6ジオクタノエート,ビタミン
B2又はその誘導体,ビタミンB12,ビタミンB15又はその誘導体等のビタミンB類、α−トコフェロール,β−トコフェロール,γ−トコフェロール,ビタミンEアセテート等のビタミンE類、ビタミンD類、ビタミンH、パントテン酸、パンテチン、ピロロキノリンキノン等のビタミン類などが好ましく例示できる。これらの内、特に好ましいものは増粘剤であり、カルボキシビニルポリマーが好ましく、その対塩基として、トリエタノールアミンを用いることが特に好ましい。これは本発明の化粧料の殆どの成分が多価アルコールであるため、この様な系で、系を増粘させるのにはこの様な増粘剤の選択が特に好適だからである。カルボキシビニルポリマーの好ましい含有量は、0.1〜1質量%、より好ましくは0.2〜0.5質量%である。この様な増粘剤を含有することにより、ゲルを形成し、皮膚上に塗布した化粧料が塗布した位置に留まって、適度な水和熱による加温により、皮脂以外の角栓構成成分も押し出され、皮膚に優しく角栓の除去を行うことが出来る。本発明の化粧料は、前記の成分を常法に従って処理することにより、製造することが出来る。本発明の化粧料は、加温特性を生かした角栓除去用の化粧料として応用することが好ましい。

Claims (10)

  1. 1)多価アルコール70〜99質量%と2)炭0.005〜0.5質量%とを含有することを特徴とする、化粧料。
  2. 前記多価アルコールが、化粧料全量に対して60〜80質量%のグリセリンを含有してなるものであることを特徴とする、請求項1に記載の化粧料。
  3. 前記多価アルコールが、化粧料全量に対して1〜10質量%の1,2−ペンタンジオールを含有してなるものであることを特徴とする、請求項1又は2に記載の化粧料。
  4. 前記多価アルコールが、化粧料全量に対して1〜10質量%のジプロピレングリコールを含有してなるものであることを特徴とする、請求項1〜3何れか1項に記載の化粧料。
  5. 前記炭が薬用炭であることを特徴とする、請求項1〜4何れか1項に記載の化粧料。
  6. 前記炭における、平均粒径が、0.05〜1μmであることを特徴とする、請求項1〜5何れか1項に記載の化粧料。
  7. 前記炭が、水性担体に、粒径10〜100μmに分布する粉末の炭を加え、少なくとも2種の媒体の存在下、サンドミルで壊砕、分散させたものであることを特徴とする、請求項1〜6何れか1項に記載の化粧料。
  8. 前記ンドミル処理に用いる、種の媒体が、1mmφのビーズと0.3mmφのビーズであることを特徴とする、請求項7に記載の化粧料。
  9. 更に、カルボキシビニルポリマーのトリエタノールアミン塩を含有することを特徴とする、請求項1〜8何れか1項に記載の化粧料。
  10. 皮脂除去用のものであることを特徴とする、請求項1〜9何れか1項に記載の化粧料。
JP2004282857A 2004-09-29 2004-09-29 皮脂除去用化粧料 Active JP4464781B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004282857A JP4464781B2 (ja) 2004-09-29 2004-09-29 皮脂除去用化粧料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004282857A JP4464781B2 (ja) 2004-09-29 2004-09-29 皮脂除去用化粧料

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2006096688A JP2006096688A (ja) 2006-04-13
JP2006096688A5 true JP2006096688A5 (ja) 2007-06-28
JP4464781B2 JP4464781B2 (ja) 2010-05-19

Family

ID=36236838

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004282857A Active JP4464781B2 (ja) 2004-09-29 2004-09-29 皮脂除去用化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4464781B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5431016B2 (ja) * 2009-05-12 2014-03-05 ポーラ化成工業株式会社 シート状パック
KR101651267B1 (ko) * 2014-04-30 2016-08-26 강세원 가지나무 잿물을 함유하는 바디클렌저 조성물 및 그 제조방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009292740A5 (ja)
JP2012001458A5 (ja)
JP2007161616A5 (ja)
JP2010030945A5 (ja)
JP2005126329A5 (ja)
JP6180817B2 (ja) 皮膚外用剤
JP2006096688A5 (ja)
JP4185900B2 (ja) ゲル状化粧料
JP4250104B2 (ja) アウトバス・トリートメント
JP2006036716A5 (ja)
JP2005154318A5 (ja)
JP4464781B2 (ja) 皮脂除去用化粧料
JP2006056790A5 (ja)
JP2015178473A5 (ja)
JP2013023456A5 (ja)
JP2006241010A (ja) 微細固体状洗顔料
JP4147180B2 (ja) ゲル状の皮膚外用剤
JP2013173697A5 (ja)
JP2006298867A5 (ja)
JP2013018766A5 (ja)
JP5688237B2 (ja) 皮膚外用剤
JP2006089423A5 (ja)
JP6157185B2 (ja) 冷感を有する皮膚外用剤
JP2005097147A5 (ja)
JP2007161615A5 (ja)