JP2006096440A - レール連結ユニット - Google Patents

レール連結ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2006096440A
JP2006096440A JP2004281526A JP2004281526A JP2006096440A JP 2006096440 A JP2006096440 A JP 2006096440A JP 2004281526 A JP2004281526 A JP 2004281526A JP 2004281526 A JP2004281526 A JP 2004281526A JP 2006096440 A JP2006096440 A JP 2006096440A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
rail
base plate
rotating
conveyance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004281526A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4631376B2 (ja
Inventor
Takeshi Inagaki
健 稲垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Retail Systems Co Ltd filed Critical Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Priority to JP2004281526A priority Critical patent/JP4631376B2/ja
Publication of JP2006096440A publication Critical patent/JP2006096440A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4631376B2 publication Critical patent/JP4631376B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Framework For Endless Conveyors (AREA)
  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【課題】 直線状のレールの間に設けられてこれらを連結し、その連結部に曲線状の搬送路を形成可能であり、簡易な構成にて搬送路の曲率半径を変化させることができるレール連結ユニットを提供する。
【解決手段】 レール連結ユニット1においては、ベースプレート11に対して各回動プレート12〜15を回動させるという簡易な操作により、これらベースプレート11および各回動プレート12〜15が形成する曲線状の搬送路の曲率半径を調整することができる。その結果、直線状の搬送レールを接続する様々な箇所への設置が可能であり、汎用性が高い。
【選択図】 図10

Description

本発明は、直線状のレールの間に設けられてこれらを連結し、搬送チェーンを搬送するための曲線状の搬送路を形成可能なレール連結ユニットに関する。
パチンコやスロットルなど遊技機が設置された遊技場においては、複数の遊技機が配列される各島の遊技機間に玉貸し機やメダル貸し機が設置されており、顧客がその接客面に設けられた挿入口に紙幣を挿入すると、所定数の玉やメダルが排出される。各島の内部には、このとき挿入された紙幣を端部に設置された金庫へ搬送する搬送装置が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
図11は、一般的な搬送装置およびその周辺の概略構成を表す斜視図であり、図12は、この搬送装置により紙幣が搬送される状態を表す説明図である。
図11に示すように、例えば複数のパチンコ機が並設された島内には複数の玉貸機101が点在して配置され、その島の端部に紙幣を回収する金庫102が設けられている。各玉貸機101の紙幣用受入部に投入された紙幣Mは、その保留部に一時的に保留され、搬送装置103によって金庫102に搬送されて収納される。この搬送装置103は、各保留部を経由して循環駆動される環状の搬送チェーン104上に紙幣搬送ユニット105を複数配置して構成される。そして、図12に示すように、その紙幣搬送ユニット105が、各保留部を通過するときにこの保留部に保留された紙幣Mを把持して抜き取り、次に金庫102を通過するときに当該紙幣Mを解放して収納させる。
特許第2940233号公報(図13等)
ところで、一般的に遊技機の島は店内に直線状に配置されているため、上述した搬送チェーン104は、搬送路に沿って設けられた直線状の搬送レールに沿ってガイドされながら駆動される。しかし、近年では、店内の空間の有効利用やデザイン上の観点から、島の少なくとも一部を曲線状にし、搬送路を部分的に曲線状に構成することが要求されている。またその際には、汎用性の観点から、曲線状の搬送路の曲率半径にある程度の自由度があることが望まれる。なお、このような問題は、遊技機の島内に設けられる搬送装置のみならず、搬送チェーンを搬送媒体とする搬送装置には共通して言えることである。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、直線状のレールの間に設けられてこれらを連結し、その連結部に曲線状の搬送路を形成可能であり、簡易な構成にて搬送路の曲率半径を変化させることができるレール連結ユニットを提供することを目的とする。
本発明では上記問題を解決するために、搬送チェーンの搬送路となるそれぞれ直線状をなす第1および第2の搬送レールの間に設けられ、これら第1の搬送レールと第2の搬送レールとを連結するレール連結ユニットであって、前記搬送路を横断するように設けられ、一端側に一又は複数の支点軸を有するベースプレートと、前記ベースプレートに隣接して配置されるとともに、一端側に前記支点軸に嵌合する回動軸を有し、その回動軸を中心に回動して前記ベースプレートから接離可能に動作する一又は複数の回動プレートと、前記ベースプレートの他端側に固定されるとともに、前記回動プレートの回動にともなって前記回動プレートの他端側をガイドするガイド部を有する固定ベースと、を備え、前記ベースプレートおよび前記回動プレートのうち、その並び方向の両端に位置するプレートに、前記第1の搬送レールに接続する接続部、前記第2の搬送レールに接続する接続部が、それぞれ設けられ、前記回動プレートを回動させることにより、所定範囲の曲率半径を有する扇状に連続的に変形可能であり、前記第1および第2の搬送レールのそれぞれが形成する直線状の搬送路につながる曲線状の搬送路を形成することを特徴とするレール連結ユニットが提供される。
このようなレール連結ユニットでは、ベースプレートに対して回動プレートを回動させて両プレートを扇状に開くことにより、第1の搬送レールと第2の搬送レールとの間に曲線状の搬送路が形成される。この回動プレートは、固定ベースに設けられたガイド部によって連続的にガイドされる。この回動プレートの回動量を調整することにより、搬送路の曲率半径をある程度の自由度をもって変更することができる。
本発明のレール連結ユニットによれば、ベースプレートに対して回動プレートを回動させるという簡易な操作により、これらベースプレートおよび回動プレートが形成する曲線状の搬送路の曲率半径を調整することができる。その結果、直線状の搬送レールを接続する様々な箇所への設置が可能であり、汎用性が高い。
以下、本発明のレール連結ユニットを、パチンコ店のスロットル機の島内に設けられる搬送装置に適用した例を、図面を参照して詳細に説明する。図1および図2は、当該搬送装置およびその周辺の構成を上方からみた状態の例を表す説明図である。
すなわち、このレール連結ユニット1は、図1に示すような円弧状の島2において搬送装置を構成する複数の直線状の搬送レール3の各接続部に配置され、互いに隣接する搬送レールを中継してこれらを連結する。図示の例では、円弧状の島2の内外両側に島台4が設けられ、それぞれ複数のスロットル機5が並設されている。隣接するスロットル機5の間には遊技用のメダルを購入するための台間機6が設置され、遊技者がスロットル機5の正面に設置された椅子7に腰掛けた状態で所定の紙幣投入口から紙幣を投入することにより、所定枚数のメダルがスロットル機5のメダル受けに払い出されるようになっている。この搬送装置は、島台4に挟まれて島内中央に円弧状に延びる空間に配置されている。なお、この搬送装置の端部には、搬送された紙幣を回収する金庫が設けられているが、ここでは便宜上図示を省略している。
また、レール連結ユニット1は、図2に示すような中間に曲線部を有する島202において搬送装置を構成する複数の直線状の搬送レール3の各接続部にも配置される。図示の例では、島202の内側にのみ複数のスロットル機5が並設されている。なお、図示において図1に示したものと同様の構成については同一の符号を付している。
次に、レール連結ユニットの構成について詳細に説明する。図3はレール連結ユニットの平面図である。
同図に示すように、レール連結ユニット1は、中央に配置されたベースプレート11と、ベースプレート11の両側にそれぞれ隣接して設けられた回動プレート12,13と、回動プレート12,13のベースプレートとは反対側にそれぞれ隣接して設けられた回動プレート14,15(第2の回動プレート)とを備えている。ベースプレート11の回動軸側の端部には、搬送される搬送チェーンに側方から当接してこれをガイドするためのガイド部材16が設けられ、ベースプレート11の回動軸とは反対側の端部には、回動プレート12〜15の回動をガイドする固定ベース17が設けられている。さらに、並び方向の両端に位置する回動プレート14,15には、隣接する搬送レール3のそれぞれに接続するための連結部材18,19(接続部)が互いに反対向きに延出して設けられている。本実施の形態において、ベースプレート11,回動プレート12〜15および固定ベース17はステンレス鋼板からなり、ガイド部材16はポリアセタール樹脂からなり、固定ベースは電気亜鉛メッキ鋼板からなる。
図4はレール連結ユニットを構成するベースプレートおよびその周辺部の構成を表す説明図であり、(A)はその平面図であり、(B)はその右側面図である。
同図に示すように、ベースプレート11は、搬送チェーン(図12の搬送チェーン104を参照)の搬送路を横断する長さを有する略長方形板状をなし、その一端側が幅方向(各プレートの並び方向)の両側に半円状に突出し、その各中心位置に下方に突出したねじ部21,22(支点軸)がそれぞれ設けられている。ベースプレート11の他端側の下面には、固定ベース17が固定されている。
固定ベース17は、長方形板状をなし、その中央部においてベースプレート11に直交するようにねじ接合されている。この固定ベース17の長手方向の所定位置には、複数のスリット17a,17b,17c,17d(ガイド部)が穿設され、各回動プレートの先端部に設けられた後述するガイド用突起を挿通してこれをガイドするようになっている。各スリットは、各プレートが形成する搬送路の曲率半径を可変できるように、所定幅を有する直線状又は直線を連結した形状に形成されているが、スリット17a,17bは、ねじ部21およびその近傍をそれぞれ中心とした所定の円弧上にほぼ沿うように形成され、スリット17c,17dは、ねじ部22およびその近傍をそれぞれ中心とした所定の円弧上にほぼ沿うように形成されている。
また、ベースプレート11の固定ベース17寄りの端部近傍には、曲線状の搬送路を形成したときにその搬送路の外側の壁面を構成するガイド片23(ガイド手段)が設けられている。このガイド片23は、ベースプレート11に直立して側壁を構成する側壁部23a,側壁部23aの下端に直交して搬送路の外方に延び、ベースプレート11にねじ接合される接合部23b,および側壁部23aの上端に直交して搬送路側に延出する上壁部23cからなる。
さらに、ベースプレート11の搬送路の裏面側には、電気亜鉛メッキ鋼板からなる断面U字状の隙間ブロック部材24が溶接接合されている。この隙間ブロック部材24は、ベースプレート11の側方に所定長さ延出し、回動プレート12,13が回動して離間したときに形成される隙間部分を架橋し、搬送チェーンの車輪がその隙間部分に脱輪して動作不能になるのを防止する。
図5はレール連結ユニットを構成する回動プレートおよびその周辺部の構成を表す説明図であり、(A)はその平面図であり、(B)はその右側面図である。
同図に示すように、回動プレート12は、上述したベースプレート11と同様に、搬送チェーンの搬送路を横断する長さを有する略長方形板状をなし、その一端側が幅方向(各プレートの並び方向)の両側に半円状に突出し、その各中心位置に円孔31(第2の支点軸)および円孔32(回動軸)がそれぞれ設けられている。円孔32には、上述したベースプレート11のねじ部21が同軸状に重ねられる。この回動プレート12において各円孔を含む一端側の部分は、ベースプレート11の厚み分だけ上方に変位しており、ベースプレート11に重ねたときに搬送路を構成する部分がこのベースプレート11と同一平面上に配置されるように構成されている。回動プレート12の他端側の上面には、上述した固定ベース17のスリット17bに挿通されるガイド用突起33が上方に突出して設けられている。
また、回動プレート12の他端側端部近傍には、曲線状の搬送路を形成したときにその搬送路の外側の壁面を構成するガイド片34(ガイド手段)が設けられている。このガイド片34の構成については、上述したガイド片23の構成と同様であるため、同様の構成部分について同一の符号を付してその説明を省略する。
なお、回動プレート13およびその周辺部の構成については、回動プレート12およびその周辺部の構成と同様であるため、その説明については省略する。
図6はレール連結ユニットを構成する他の回動プレートおよびその周辺部の構成を表す説明図であり、(A)はその平面図であり、(B)はその右側面図である。
同図に示すように、回動プレート14は、上述した回動プレート12と同様に、搬送チェーンの搬送路を横断する長さを有する略長方形板状をなし、その一端側が幅方向(各プレートの並び方向)の回動プレート12側に半円状に突出し、その各中心位置に下方に突出してねじ部41(回動軸)が設けられている。このねじ部41は、上述した回動プレート12の円孔31に同軸状に重ねられる。このねじ部41を含む一端側の部分は、回動プレート12の一端側に重ねられ、このとき搬送路を構成する部分がこの回動プレート12と同一平面上に配置されるように構成されている。回動プレート14の他端側の上面には、上述した固定ベース17のスリット17aに挿通されるガイド用突起42が上方に突出して設けられている。
また、回動プレート14の一端側端部近傍には、曲線状の搬送路を形成したときにその搬送路の内側の壁面を構成するガイド片43(ガイド手段)が設けられ、他端側端部近傍には、曲線状の搬送路を形成したときにその搬送路の外側の壁面を構成するガイド片44(ガイド手段)が設けられている。これらガイド片43,44の構成については、上述したガイド片23の構成と同様であるため、同様の構成部分について同一の符号を付してその説明を省略する。
さらに、回動プレート14の搬送路の裏面側には、電気亜鉛メッキ鋼板からなる断面U字状の連結部材18が直交するように溶接接合されている。この連結部材18は、回動プレート12側に所定長さ延出し、ねじ部41を中心とした回動動作によって回動プレート12から離間したときに形成される隙間部分を架橋し、搬送チェーンの車輪がその隙間部分に脱輪して動作不能になるのを防止する。また、この連結部材18は、回動プレート12とは反対側に長く延出しており、図示しない搬送レールの端部に設けられた凹部に挿通されるように連結され、その搬送レールとともに搬送路を形成する。
なお、回動プレート15およびその周辺部(連結部材19を含む)の構成については、回動プレート14の場合と左右対称に表れる点を除いては同様であるため、その説明については省略する。
図7はレール連結ユニットを構成するガイド部材およびその周辺部の構成を表す説明図であり、(A)はその平面図であり、(B)はその右側面図である。
同図に示すように、ガイド部材16は、所定の厚みを有するほぼ長方形状の本体を有し、その本体の搬送路側の先端形状が円弧状に形成されている。この円弧状の部分の先端面は、上述した各ガイド片とともに曲線状の搬送路を形成し、搬送チェーンの車輪の側面を滑動させる滑動面51となっている。この円弧状の部分の曲率半径は、曲線状の搬送路が形成されたときに、その滑動面51が搬送チェーンの車輪の側面に接触して外方への所定の張力を付与し、搬送チェーンが各ガイド片に引っ掛かることを防止できる程度の大きさとなっている。
また、ガイド部材16には、搬送路への進退方向に延びる長円状の断面を有し、その厚み方向に貫通する一対のねじ挿通孔52,53(位置決め構造)が形成されており、ベースプレート11へ固定する際の搬送路への進退方向の位置を調整できるようになっている。これにより、あらゆる曲率半径の搬送路への適用が可能となっている。
さらに、ガイド部材16の搬送路側の端部上面には、このガイド部材16の幅方向に延びるとともに、搬送路側に延出する長方形板状のカバー54が固定されている。このカバー54は、ステンレス鋼板からなり、部分的に搬送路の上壁を構成する。
図3に戻り、以上のように構成された各部品を組み立てることによってレール連結ユニット1を得る。すなわち、図4〜図7に示した部品を予め組み立てておき、ベースプレート11の両側に回動プレート12,13をそれぞれ取り付ける。このとき、回動プレート12,13の各円孔がねじ部21,22のそれぞれに重ねられる一方、ガイド用突起33が固定ベース17のスリット17b,17cのそれぞれに挿通される。そして、図示しない固定用ねじを各円孔およびねじ部に挿通して締結することにより、ベースプレート11に対する各回動プレートの角度が決定される。続いて、回動プレート12,13のそれぞれに、回動プレート14,15をそれぞれ取り付ける。このとき、回動プレート14,15の各ねじ部41が各円孔に重ねられる一方、ガイド用突起42が固定ベース17のスリット17a,17dのそれぞれに挿通される。そして、図示しない固定用ねじを各円孔およびねじ部に挿通して締結することにより、各回動プレート14,15の角度が決定される。そして、この状態から図示しない固定用ねじをねじ挿通孔52,53に挿通し、ガイド部材16をベースプレート11に固定することにより、レール連結ユニット1の組立が完了する。
図8,9および10は、このレール連結ユニットの使用状態等の例を表す説明図である。図8は、レール連結ユニットにより曲線状の搬送路を構成した状態で搬送チェーンを組み付ける前の状態を表している。図9は、直線状の搬送路を構成した状態で搬送チェーンを組み付けたときの状態を表している。さらに、図10は、曲線状の搬送路を構成した状態で搬送チェーンを組み付けたときの状態を表している。
上述した固定用ねじを緩めるなどして、図3に示したレール連結ユニット1の状態から連結部材18,19を把持して外方に広げると、図8に示すように、各回動プレートがその回動軸を中心に回動する。このとき、各回動プレートは、そのガイド用突起が固定ベース17の各スリットにガイドされながら円弧を描くように広がり扇状となる。これにより、各ガイド片およびガイド部材16によって曲線状の搬送路が形成される。この搬送路の曲率半径は、各回動プレートの開きの程度により調整することができる。そして、この状態で連結部材18,19が隣接する搬送レールに取り付けられ、搬送チェーンの搬送路が形成される。なお、このレール連結ユニット1は、図3に示したように各回動プレートを回動させない状態、つまり、隣接する各プレートが平行となる状態においては、直線状の搬送路を形成する。このため、レール連結ユニット1は、直線状の搬送路の搬送レールを連結するために用いることもできる。
すなわち、図9に示すように、レール連結ユニット1を直線状の搬送路の位置で使用したときには、搬送チェーン104は、各ガイド片によって形成される直線状の搬送路に沿って搬送される。この場合は、搬送チェーン104が各ガイド片に引っ掛かることがないため、ガイド部材16は搬送路から退避した位置に配置されている。
一方、図10に示すように、レール連結ユニット1を曲線状の搬送路の位置で使用したときには、搬送チェーン104は、各ガイド片およびガイド部材16によって形成される曲線状の搬送路に沿って搬送される。この場合は、ガイド部材16が相対的に搬送路側に進出して搬送チェーン104に側方からの張力を付与し、搬送チェーン104が各ガイド片に引っ掛かることを防止する。
以上に説明したように、本実施の形態のレール連結ユニット1においては、ベースプレート11に対して各回動プレートを回動させるという簡易な操作により、これらベースプレート11および各回動プレートが形成する曲線状の搬送路の曲率半径を調整することができる。その結果、直線状の搬送レールを接続する様々な箇所への設置が可能であり、汎用性が高い。
なお、上記実施の形態では、一つのベースプレート11に対して回動プレートを4つ連結した構成を示したが、回動プレートが3つ以下であっても5つ以上連結される構成であってもよい。
また、ベースプレート11および各回動プレートにおいて、回動中心となる軸には上記以外の種々の形態をとることができる。すなわち、上述のように固定用ねじにて軸を構成するのではなく、隣接するプレートの軸が嵌合するように構成することもできる。
また、上記実施の形態では、固定ベース17に設けるガイド部をスリットとして形成し、各プレートに設けられたガイド用突起を挿通してガイドする構成としたが、これについても、各プレートの一部が固定ベース17の部分によってガイドされるものであればよい。例えば、固定ベース17にガイド用の溝や壁を設けたり、逆に、固定ベース17側にガイド用突起を設け、各プレート側にこれをガイドするスリット、溝、壁等を設けるようにしてもよい。
さらに、上記実施の形態では、レール連結ユニット1と隣接する搬送レールとを接続する接続部として、回動プレート14,15から延出する長尺状の連結部材18,19を設けた構成を示したが、この搬送レールへの接続部の形態として、これ以外の種々の形態をとることもできる。例えば、隣接する搬送レールを両端に位置する回動プレートの本体に直接接続するように構成することもできる。
また、上記実施の形態では、ガイド部材16の位置決めのための位置決め構造として、ガイド部材16の本体に固定用のねじが挿通される長円状のねじ挿通孔52,53を設けた構成を示したが、例えば複数の円孔を搬送路への進退方向に段階的に複数設けるなど、種々の形態をとることができる。
また、上記実施の形態では、レール連結ユニット1を手動により所定の曲率半径の扇状に開く構成を示したが、ベースプレート11および各回動プレート間にギア機構を設けてその曲率半径の設定を正確に行えるようにしてもよい。
搬送装置およびその周辺の構成を上方からみた状態の例を表す説明図である。 搬送装置およびその周辺の構成を上方からみた状態の例を表す説明図である。 レール連結ユニットの平面図である。 レール連結ユニットを構成するベースプレートおよびその周辺部の構成を表す説明図である。 レール連結ユニットを構成する回動プレートおよびその周辺部の構成を表す説明図である。 レール連結ユニットを構成する他の回動プレートおよびその周辺部の構成を表す説明図である。 レール連結ユニットを構成するガイド部材およびその周辺部の構成を表す説明図である。 レール連結ユニットの使用状態等の例を表す説明図である。 レール連結ユニットの使用状態等の例を表す説明図である。 レール連結ユニットの使用状態等の例を表す説明図である。 一般的な搬送装置およびその周辺の概略構成を表す斜視図である。 搬送装置により紙幣が搬送される状態を表す説明図である。
符号の説明
1 レール連結ユニット
2,202 島
3 搬送レール
4 島台
5 スロットル機
6 台間機
7 椅子
11 ベースプレート
12,13,14,15 回動プレート
16 ガイド部材
17 固定ベース
17a,17b,17c,17d スリット
18,19 連結部材
21,22,41 ねじ部
23,34,43,44 ガイド片
24 隙間ブロック部材
31,32 円孔
33,42 ガイド用突起
51 滑動面
52,53 挿通孔
54 カバー
104 搬送チェーン
M 紙幣

Claims (10)

  1. 搬送チェーンの搬送路となるそれぞれ直線状をなす第1および第2の搬送レールの間に設けられ、これら第1の搬送レールと第2の搬送レールとを連結するレール連結ユニットであって、
    前記搬送路を横断するように設けられ、一端側に一又は複数の支点軸を有するベースプレートと、
    前記ベースプレートに隣接して配置されるとともに、一端側に前記支点軸に嵌合する回動軸を有し、その回動軸を中心に回動して前記ベースプレートから接離可能に動作する一又は複数の回動プレートと、
    前記ベースプレートの他端側に固定されるとともに、前記回動プレートの回動にともなって前記回動プレートの他端側をガイドするガイド部を有する固定ベースと、
    を備え、
    前記ベースプレートおよび前記回動プレートのうち、その並び方向の両端に位置するプレートに、前記第1の搬送レールに接続する接続部、前記第2の搬送レールに接続する接続部が、それぞれ設けられ、
    前記回動プレートを回動させることにより、所定範囲の曲率半径を有する扇状に連続的に変形可能であり、前記第1および第2の搬送レールのそれぞれが形成する直線状の搬送路につながる曲線状の搬送路を形成することを特徴とするレール連結ユニット。
  2. 前記ベースプレートおよび前記回動プレートが、それぞれ略長方形板状をなし、
    前記ベースプレートと前記回動プレートとを最も近接させた状態において、両プレートが互いに平行な状態となり、各プレートの中間部において、前記第1および第2の搬送レールのそれぞれが形成する直線状の搬送路につながる直線状の搬送路を形成することを特徴とする請求項1記載のレール連結ユニット。
  3. 前記ベースプレートおよび前記回動プレートのそれぞれに、前記搬送チェーンを前記搬送路に沿って側方からガイド可能なガイド手段が設けられたことを特徴とする請求項2記載のレール連結ユニット。
  4. 前記回動プレートの前記一端側に第2の支点軸が設けられ、
    さらに、一端側に前記第2の支点軸に嵌合する第2の回動軸を有し、前記回動プレートに前記ベースプレートとは反対側で隣接して配置されるとともに、他端側が前記固定ベースにガイドされつつ、前記第2の回動軸を中心に回動して前記回動プレートから接離可能に動作する第2の回動プレートを備え、
    前記ベースプレート、前記回動プレートおよび第2の回動プレートのうち、その並び方向の両端に位置するプレートに、前記第1の搬送レールに接続する接続部、前記第2の搬送レールに接続する接続部がそれぞれ設けられ、
    前記回動プレートおよび第2の回動プレートを回動させることにより、前記曲線状の搬送路を形成することを特徴とする請求項1記載のレール連結ユニット。
  5. 前記ガイド部は、前記固定ベースに形成された所定形状のスリットからなり、
    前記回動プレートは、その前記他端側に設けられた突起が、前記スリットに挿通されてガイドされるように構成されたことを特徴とする請求項1記載のレール連結ユニット。
  6. 前記ベースプレートに、前記曲線状の搬送路が形成された際に、前記搬送チェーンの側面に接触して外方への所定の張力を付与するとともに、前記搬送チェーンをガイド可能な所定の曲率の滑動面を有するガイド部材が設けられたことを特徴とする請求項3記載のレール連結ユニット。
  7. 前記ガイド部材は、前記曲線状の搬送路が形成された際に、前記搬送チェーンが前記ガイド部材を除く前記ガイド手段に引っ掛かることを防止できる程度に前記張力を付与できるように、前記ベースプレートの所定の位置に固定されたことを特徴とする請求項6記載のレール連結ユニット。
  8. 前記ガイド部材に、前記ベースプレートへの固定位置を、前記搬送路に対して進退する方向に所定範囲で変更可能な位置決め構造が設けられたことを特徴とする請求項7記載のレール連結ユニット。
  9. 前記ベースプレート、前記回動プレートおよび第2の回動プレートが、その並び方向に交互に重なるように形成され、各プレートが前記搬送路において同一平面上に配置されるように構成されたことを特徴とする請求項4記載のレール連結ユニット。
  10. 前記接続部は、前記両端に位置するプレートの側方からそれぞれ延出し、前記第1および第2の搬送レールのそれぞれに挿通されるように連結される長尺状の連結部材からなることを特徴とする請求項1記載のレール連結ユニット。
JP2004281526A 2004-09-28 2004-09-28 レール連結ユニット Active JP4631376B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004281526A JP4631376B2 (ja) 2004-09-28 2004-09-28 レール連結ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004281526A JP4631376B2 (ja) 2004-09-28 2004-09-28 レール連結ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006096440A true JP2006096440A (ja) 2006-04-13
JP4631376B2 JP4631376B2 (ja) 2011-02-16

Family

ID=36236639

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004281526A Active JP4631376B2 (ja) 2004-09-28 2004-09-28 レール連結ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4631376B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021088466A (ja) * 2021-03-09 2021-06-10 株式会社オーイズミ チェーンコンベア装置
JP2022079640A (ja) * 2021-03-09 2022-05-26 株式会社オーイズミ チェーンコンベア装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5983817U (ja) * 1982-11-29 1984-06-06 株式会社新潟鐵工所 パレツトキヤリア等の案内装置
JPH0464509A (ja) * 1990-04-24 1992-02-28 Nichidai Kogyo Kk フレキシブルレールとフレキシブル搬送装置、並びに、その部品塗装装置
JP2000344324A (ja) * 1999-05-31 2000-12-12 Sanwa Konbea Kk フレキシブルワイヤーコンベヤー
JP2000344330A (ja) * 1999-05-31 2000-12-12 Sanwa Konbea Kk フレキシブルチェーンコンベヤー
JP2001206575A (ja) * 2000-01-27 2001-07-31 Sanyo Electric Co Ltd 紙葉類搬送装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5983817U (ja) * 1982-11-29 1984-06-06 株式会社新潟鐵工所 パレツトキヤリア等の案内装置
JPH0464509A (ja) * 1990-04-24 1992-02-28 Nichidai Kogyo Kk フレキシブルレールとフレキシブル搬送装置、並びに、その部品塗装装置
JP2000344324A (ja) * 1999-05-31 2000-12-12 Sanwa Konbea Kk フレキシブルワイヤーコンベヤー
JP2000344330A (ja) * 1999-05-31 2000-12-12 Sanwa Konbea Kk フレキシブルチェーンコンベヤー
JP2001206575A (ja) * 2000-01-27 2001-07-31 Sanyo Electric Co Ltd 紙葉類搬送装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021088466A (ja) * 2021-03-09 2021-06-10 株式会社オーイズミ チェーンコンベア装置
JP2022079640A (ja) * 2021-03-09 2022-05-26 株式会社オーイズミ チェーンコンベア装置
JP7221321B2 (ja) 2021-03-09 2023-02-13 株式会社オーイズミ チェーンコンベア装置
JP7257716B2 (ja) 2021-03-09 2023-04-14 株式会社オーイズミ チェーンコンベア装置
JP7414341B2 (ja) 2021-03-09 2024-01-16 株式会社オーイズミ チェーンコンベア装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4631376B2 (ja) 2011-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6685552B2 (en) Disk for coin hopper
JP5039313B2 (ja) 遊技機
JP4631376B2 (ja) レール連結ユニット
JP2006230541A (ja) 紙幣識別装置および遊技媒体の貸し出し機
JP5217369B2 (ja) 遊技機
JP2008043478A (ja) メダル投入装置及びゲーム機
JP4677830B2 (ja) 玉払出装置及び遊技機
JP5838432B2 (ja) コイン搬送装置およびコイン払出装置
JP3939427B2 (ja) コイン投出装置及びそれを備えたゲーム機
JP7199062B2 (ja) 円盤体案内装置
JP4555810B2 (ja) 貨幣搬送装置
JPH0420844Y2 (ja)
JP4148037B2 (ja) 紙幣搬送ユニット
JP2014135055A5 (ja)
JP3996013B2 (ja) 紙幣受け渡し装置
JP4789527B2 (ja) コイン投出装置
JP4245634B2 (ja) 貨幣搬送装置
JP4758009B2 (ja) 紙幣搬送装置
JP4322616B2 (ja) メダルの方向変換器
JP7174392B2 (ja) 遊技機
JP2012239821A (ja) 遊技場の構造
JP4225447B2 (ja) カード搬送機構とカード処理装置
KR101023152B1 (ko) 게임기용 동전 연속투입장치
JPH09192314A (ja) パチンコ機における移送樋の球止構造
JP2004194710A (ja) プッシャー型遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070810

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100820

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101019

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101101

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4631376

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131126

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131126

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131126

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131126

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250