JP2006096127A - ステアリングホイール - Google Patents

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Abstract

【課題】 耐インフレーション性能を維持しつつ、振動減衰性能の向上を図ることができるステアリングホイールを提供する。
【解決手段】 ステアリングホイール10は、ステアリング本体14にエアバッグ装置16が取着されて構成されている。エアバッグ装置16は、エアバッグ31と、エアバッグ31が固定される固定部材32と、インフレータ33とを備えている。固定部材32にはインフレータ33と対向する位置に開口部53が設けられている。インフレータ33の外面にはフランジ61が設けられている。固定部材32とフランジ61との間には振動部材62が介装されている。振動部材62は、エアバッグ31が非膨張展開の状態でインフレータ33を固有振動させる。一方、エアバッグ31が膨張展開する状態で振動部材62は、インフレータ33で開口部53を閉塞するように、弾性変形する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ステアリング本体にエアバッグ装置が装着されたステアリングホイールに関するものである。
一般に、ステアリングホイールは、同ステアリングホイールが固定されるステアリングシャフトと共振することで、該共振による振動を乗員に伝達するものとなる。このため、従来のステアリングホイールには、金属製のおもりと合成ゴム製の振動部材とからなるダイナミック・ダンパが内装されていた。このダイナミック・ダンパは、振動部材を介してステアリングホイールの芯金等に取り付けられており、振動部材に支持されたおもりが固有振動することにより、前記共振による振動を分散してステアリングホイールから乗員に伝達される振動を減衰する。
一方、近時のステアリングホイールには、車輌衝突時における乗員の保護を図るべく、エアバッグ装置が装着されている。このエアバッグ装置は、袋状をなすエアバッグと同エアバッグにガスを供給するインフレータとを備えており、車輌衝突時にはガスの供給によりエアバッグを膨張展開させることで乗員を保護するものである。そして、このエアバッグ装置は、ステアリングホイールの内部スペースの大半を占有している。従って、近時のステアリングホイールには、ダイナミック・ダンパを内装させることが難しくなっている。そこで、特許文献1及び特許文献2は、エアバッグ装置をダイナミック・ダンパ(振動ダンパ、可動振動減衰質量体)として利用することを提案している。
即ち、特許文献1及び特許文献2のエアバッグ装置において、同エアバッグ装置をステアリングホイールに取付けるための取着プレートの略中央には円形状の開口部が設けられている。なお、この開口部は、インフレータにハーネスを接続したり等するための、所謂メンテナンスホールとして使用すべく設けられたものである。当該取着プレートのエアバッグ側となる表面には、筒状をなす振動部材(取り付けシリンダ、スプリングエレメント)が立設されている。振動部材は、合成ゴム等の弾性材料から形成されており、取着プレート側を基端、エアバッグ側を先端として、基端から先端へ向かうにつれ縮径する円筒状に形成されている。この振動部材は、その基端で前記円孔を内側へ囲い込むように、前記取着プレートに固定されている。そして、該振動部材の先端に前記インフレータが挿通されて前記取着プレートに支持されることにより、同インフレータが固有振動して乗員に伝達される振動を減衰するように構成されている。
特開2000−225910号公報 特許第3363883号公報
ところが、上記従来の特許文献1及び特許文献2に記載されたエアバッグ装置において、振動部材は、基端で開口部の周縁を密閉し、先端で同振動部材とインフレータとの間を密閉しており、インフレータから発生したガスが開口部から漏れ出すことを防止するシール部材としての役割も担っている。このため、当該振動部材には、振動減衰性能に加え、エアバッグを膨張展開させるガスに対する耐高熱性、耐衝撃性、ガスシール性等の耐インフレーション性能までも要求される。これら振動減衰性能と耐インフレーション性能においては、例えば振動減衰性能を向上させるべく振動部材を柔らかくすれば耐インフレーション性能の低下を招き、耐インフレーション性能を向上させるべく振動部材の硬度を高めれば振動減衰性能の低下を招くこととなる。従って、振動部材による振動減衰性能と耐インフレーション性能の双方の均衡を好適に保つことが非常に難しく、耐インフレーション性能を維持しつつ、振動減衰性能を向上させ難いものとなっていた。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、耐インフレーション性能を維持しつつ、振動減衰性能の向上を図ることができるステアリングホイールを提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載のステアリングホイールの発明は、ステアリング本体にエアバッグ装置が取着されて構成されたステアリングホイールであって、前記エアバッグ装置は、ガスの供給により膨張展開する袋状のエアバッグと、当該エアバッグが固定される固定部材と、前記エアバッグ及び前記固定部材によって囲まれた内側に配設されて該エアバッグの内部にガスを供給するインフレータとを備え、前記固定部材には前記インフレータと対向する位置に開口部が設けられ、前記インフレータの外面には支持部が設けられ、前記固定部材のうち前記開口部の周縁部位と前記支持部との間に、弾性材料から形成されて、前記エアバッグが非膨張展開の状態では前記インフレータを前記開口部から離隔した位置に保持するとともに、前記エアバッグが膨張展開する状態では弾性変形して前記インフレータを前記開口部の周縁部位と接触する位置に移動させる振動部材が介装されていることを要旨とする。
上記構成によれば、エアバッグが非膨張展開の状態では、振動部材により開口部から離隔した位置に保持されたインフレータが固有振動することにより、振動減衰性能が発揮される。一方、エアバッグが膨張展開する状態では、振動部材が弾性変形し、インフレータが開口部の周縁部位に接触することにより、開口部がインフレータで閉塞される。即ち、本発明のステアリングホイールは、インフレータが開口部を閉塞することによって耐インフレーション性能を発揮しており、振動部材に耐インフレーション性能を付与する必要は無い。その結果、振動部材を振動減衰性能にのみ着目して設計することができ、耐インフレーション性能を維持しつつ、振動減衰性能の向上を図ることができる。
請求項2に記載のステアリングホイールの発明は、請求項1に記載の発明において、前記インフレータは、前記エアバッグが膨張展開した状態では前記開口部の周縁部位と接触する位置に保持されていることを要旨とする。
上記構成によれば、開口部は、エアバッグが膨張展開する状態からエアバッグが膨張展開した状態までがインフレータによって閉塞されており、エアバッグが膨張展開する間、開口部からのガス漏れを好適に抑制することができる。
請求項3に記載のステアリングホイールの発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記固定部材には前記エアバッグが膨張展開する状態で前記インフレータを嵌入させる嵌入筒が設けられ、前記開口部は当該嵌入筒の内側に設けられるとともに、当該嵌入筒の側壁にはスリットが形成されていることを要旨とする。
上記構成によれば、嵌入筒を設け、同嵌入筒にインフレータが嵌入されることにより、開口部がインフレータで好適に閉塞される。また、嵌入筒の側壁にはスリットが形成されており、インフレータの嵌入時にスリットが拡がるように嵌入筒の側壁が弾性変形されることにより、インフレータが嵌入筒へ好適に嵌入される。さらに、弾性変形した嵌入筒の側壁は、元の形状へ復帰しようとすることにより、インフレータの外面へ圧接される。その結果、インフレータによる開口部の閉塞性能を高めることができ、耐インフレーション性能の向上を図ることができる。
請求項4に記載のステアリングホイールの発明は、請求項3に記載の発明において、前記嵌入筒が前記エアバッグから離間する方向へ延びるように形成され、同嵌入筒を構成すべく対向配置された側壁が前記エアバッグから離間する方向へ延びるにつれ互いに接近するテーパ状をなすように形成されていることを要旨とする。
上記構成によれば、エアバッグの嵌入筒への接触を避けることができるとともに、嵌入筒の側壁をテーパ状としたことにより、インフレータの外面に対する嵌入筒の側壁の圧接力を高めることができる。
請求項5に記載のステアリングホイールの発明は、請求項1から請求項4の何れか一項に記載の発明において、前記開口部の周縁部位及び前記インフレータの外面のうち少なくとも何れか一方には、前記エアバッグが膨張展開する状態で前記インフレータを前記開口部の周縁部位と接触する位置に保持するための閉塞保持部材が設けられていることを要旨とする。
上記構成によれば、エアバッグが膨張展開する状態、或いはエアバッグが膨張展開した状態でインフレータが開口部の周縁部位から離間して同開口部からガスが漏れ出すことを抑制することができる。
請求項6に記載のステアリングホイールの発明は、請求項1から請求項5の何れか一項に記載の発明において、前記開口部の周縁部位及び前記インフレータの外面のうち少なくとも何れか一方には、前記エアバッグが膨張展開する状態で前記インフレータと前記開口部の周縁部位との間を密閉するためのシール部材が設けられていることを要旨とする。
上記構成によれば、シール部材を設けたことにより、インフレータの開口部に対するシール性能の向上を図ることができる。
請求項7に記載のステアリングホイールの発明は、請求項1から請求項6の何れか一項に記載の発明において、前記固定部材のうち前記開口部の周縁部位と前記支持部との間には、複数個の振動部材が介装されており、各振動部材の間には間隙が設けられていることを要旨とする。
従来のステアリングホイールにおいて、インフレータは取着プレートに対して、あらゆる方向へ自由に揺動する。これは、従来の振動部材は、耐インフレーション性能を付与した結果、インフレータを振動可能とするのみに留まらず、インフレータと同インフレータを支持する取着プレートの間の何れの部位でも弾性変形することができることによる。しかし、取着プレートに対して必要以上に動き、揺動までも可能とされたインフレータは、エアバッグ装置或いはステアリングホイールを構成する各部品に接触したり、振動部材の伸び率が各部位で異なったりすることで、固有振動に係る周波数が変化してしまう。これに対し、上記構成によれば、振動部材を複数個とし、各振動部材の間に間隙を設けたことで、弾性変形可能な部位が小型化されたり、各振動部材同士が互いに移動を抑制しあったり等することにより、インフレータが取着プレートに対して必要以上に動くことを抑制することができる。その結果、インフレータが揺動することを抑制し、振動減衰性能を好適に発揮することができる。
本発明によれば、耐インフレーション性能を維持しつつ、振動減衰性能の向上を図ることができる。
以下、本発明のステアリングホイールを具体化した一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下のステアリングホイールに係る記載において、ステアリングホイールは車室内で乗員側となる方向を前方として前後方向を説明し、回転操作されていない中立状態を基準に上下方向を規定する。
図3に示すように、ステアリングホイール10は、円環状をなすリム11と、このリム11の中央に配置されたボス12と、これらリム11とボス12とを連結する4本のスポーク13とからなるステアリング本体14を備えている。このステアリング本体14には、ステアリングパッド15が前記ボス12の前方に取り付けられている。そして、図1(a)に示すように、エアバッグ装置16は、ステアリングパッド15の内部に収容されることにより、ステアリング本体14に取着されている。
なお、図2及び図3に示すように、前記ステアリング本体14は、金属製の芯金としてリム芯21、ボス芯22及びスポーク芯23を有している。前記リム11は、リム芯21を合成樹脂製の被覆材24で被覆することにより形成されている。前記ボス12は、芯金であるボス芯22を合成樹脂製のカバー25で後方から覆うことにより形成されている。前記スポーク13は、その一部が芯金であるスポーク芯23を前記被覆材24で被覆することにより形成され、他部が前記カバー25で後方から覆うことにより形成されている。ボス芯22にはボス孔26が設けられている。このボス孔26にステアリングシャフト27が挿通され、ボス芯22がステアリングシャフト27に固定されることにより、ステアリングホイール10の回転操作がステアリングシャフト27に伝達されるようになっている。また、ステアリングシャフト27に固定されたステアリングホイール10は、車室内において、その前面を斜め上方へ向けるように配設されている。
図1(a)及び図2に示すように、前記エアバッグ装置16は、袋状をなすエアバッグ31と、このエアバッグ31が固定される固定部材32と、該エアバッグ31の内部にガスを供給するインフレータ33とを備えている。そして、当該エアバッグ装置16の前面を合成樹脂製のパッドカバー34で覆うことにより、前記ステアリングパッド15が構成されている。なお、パッドカバー34は、前記固定部材32を構成するバックホルダ41に対し、リベット、ねじ等の締結部材35を用いることにより、固定されている。また、エアバッグ31は、折り畳まれた状態で固定部材32とパッドカバー34との間に収容されている。
前記固定部材32は、前記バックホルダ41と、同バックホルダ41の両側方へ延設されたホーンプレート42と、同バックホルダ41の後壁に対し前面に配設されたリテーナ43と、同後壁に対し後面に配設されたバックプレート44とを備えている。バックホルダ41は、前方に開口する略箱状に形成され、その後壁に孔41aが設けられている。前記バックプレート44は、バックホルダ41の孔41aを塞ぐように配設されている。
前記ホーンプレート42は、そのクランク状をなすように形成されており、その先端の後面にはホーンスィッチ45の一端部(前端部)が固定されている。また、ホーンスィッチ45の他端部(後端部)には固定ブラケット46が取付けられており、固定部材32は、この固定ブラケット46を介して前記ステアリング本体14の芯金(本実施形態ではスポーク芯23)にボルト47を用いて固定されている。即ち、本実施形態のステアリングホイール10において、ステアリングパッド15は、ステアリング本体14に対しホーンスィッチ45を介して揺動可能に取り付けられた、所謂フローティングタイプのものとされている。
前記リテーナ43は、後方に開口する略箱状に形成され、その後面には、複数の雄ねじ43aが突設されている。また、リテーナ43は、前記エアバッグ31の内側に配置されるとともに、その前壁には、インフレータ33から供給されるガスをエアバッグ31の内部へ送り込むための供給孔33aが形成されている。
図4(a),(b)に示すように、前記バックプレート44は、長四角板状に形成されており、バックプレート44の各隅角部には、前記リテーナ43の雄ねじ43aを挿通するための固定孔51が透設されている。なお、前記バックホルダ41の後壁には、これら固定孔51と対応する位置に前記リテーナ43の雄ねじ43aを挿通するための挿通孔(図示略)が設けられている。バックプレート44の中央には、嵌入筒52が突設されている。この嵌入筒52の内側は開口部53となっている。また、嵌入筒52は、対向配置された側壁(周壁)が先端(図4(b)中で下端)へ向かうにつれ互いに接近するテーパ状をなすように形成されている。嵌入筒52の周壁には、複数のスリット54が切り欠き形成されている。そして、バックプレート44において嵌入筒52の周縁部には、4つの取付孔55が同嵌入筒52の周方向へ等間隔おきとなるように透設されている。
図1(a)に示すように、前記バックプレート44は、前記リテーナ43との間にエアバッグ31及びバックホルダ41の後壁を挟み込み、雄ねじ43aにナット43bが螺合されることにより、バックホルダ41に螺着されている。また、バックホルダ41に螺着されたバックプレート44において、前記嵌入筒52は、その先端がエアバッグ31から離間する方向(後方)へ延びるように配置されている。そして、前記インフレータ33は、前記エアバッグ31及び前記固定部材32によって囲まれた内側であり、リテーナ43とバックプレート44とによって囲まれた空間内に配設されている。
ここで、開口部53は、インフレータ33へセンサ、制御装置等から伸びるハーネス等を接続すべく、エアバッグ31及び固定部材32によって囲まれた内側の部分をインフレータ33の収容空間として、同収容空間に配設されたインフレータ33へのアクセスを可能とするものである。このため、当該開口部53とする嵌入筒52の内側とは、嵌入筒52を構成する側壁(周壁)に囲まれた内側部分であって、インフレータ33の収容空間のうち、同収容空間をステアリングホイール10の内部の空間へ連通させる部位を示している。
なお、従来のエアバッグ装置の大半は、当該開口部を介して収容空間からステアリングホイールの内部の空間へインフレータの端部を露出させた構成となっている。これに対し、本実施形態のインフレータ33は、その端部がステアリングホイール10の内部の空間へ露出されておらず、開口部53を含む収容空間に収容された構成とされている。この構成は、ステアリングホイール10の振動を減衰すべく固有振動するインフレータ33が、例えばリテーナ43やバックプレート44等に接触することを抑制すべく配慮した結果、採用されたものである。即ち、本実施形態のステアリングホイール10においては、開口部53を含む収容空間を拡げるべくその構成に工夫がなされており、嵌入筒52が延びる方向であり、上記のエアバッグ31から離間する方向とは、前記収容空間を拡げる方向を示している。そして、この収容空間を拡げる方向としては、ステアリングホイール10の内部における余剰スペースを低減するという観点から、エアバッグ31が膨張展開する状態で、インフレータ33が移動する方向とすることが好ましい。このインフレータ33が移動する方向とは、つまりエアバッグ31から離間する方向(後方)である。また、嵌入筒52が延びる方向をエアバッグ31から離間する方向とすることにより、嵌入筒52とエアバッグ31との接触を避けることが可能となるという効果もある。
前記インフレータ33の外面には支持部としてのフランジ61が横方向へ延設されている。このフランジ61と前記バックプレート44との間には、4個(図中には2個のみ示す)の振動部材62が介装されている。振動部材62は、合成ゴム、エラストマー等の弾性材料を用いて円筒状に形成されている。振動部材62の基端部は縮径部63とされており、この縮径部63が前記バックプレート44の取付孔55に嵌入されることにより、当該振動部材62は前記バックプレート44に対する位置ずれを防止されている。また、振動部材62は、その先端にフランジ61を介してガイドピン64が嵌入されることにより、フランジ61に対する位置ずれを防止されている。
また、インフレータ33の後端(図1(a)中で下端)において、その外面は、前記嵌入筒52の側壁と対応する斜面状となるように形成されている。これは、嵌入筒52にインフレータ33が嵌入された場合に、嵌入筒52の側壁の内面に対するインフレータ33の外面の密着性を高めるためである。なお、インフレータ33の後端外面を、嵌入筒52にインフレータ33が嵌入されていない状態で嵌入筒52の側壁の内面と平行となるように形成した場合、インフレータ33の固有振動時に嵌入筒52とインフレータ33との接触を好適に抑制することもできる。一方、インフレータ33の後端外面を、嵌入筒52にインフレータ33が嵌入された状態で嵌入筒52の側壁の内面と平行となるように、嵌入前の状態で予め形成しておいた場合、嵌入筒52の側壁の内面に対するインフレータ33の外面の密着性のさらに高めることもできる。
当該インフレータ33は、前記嵌入筒52及び前記開口部53と対向するようにバックプレート44の前方に配設されている。図1(a)に示すように、前記エアバッグ31が非膨張展開の状態では、インフレータ33は、フランジ61とバックプレート44との間に振動部材62が介装されていることから、開口部53から離隔してバックプレート44の前方に支持されている。図1(b)に示すように、前記エアバッグ31が膨張展開する状態、或いは前記エアバッグ31が膨張展開した状態では、インフレータ33は、エアバッグ31の内圧上昇に伴い後方へ移動され、嵌入筒52の内部へ嵌入されている。これらの状態で、開口部53はインフレータ33により閉塞されている。また、振動部材62は、前記フランジ61と前記バックプレート44との間で潰されており、同振動部材62の基端からガイドピン64の一端が外部へ露出されている。
なお、エアバッグ31が非膨張展開の状態で、ガイドピン64は、その一端が取付孔55内に位置していることから、振動部材62の潰れる方向を案内し、さらにはインフレータ33の移動方向を案内する役割を担う。また、ガイドピン64の一端がバックプレート44に対し固定等されていないことから、ガイドピン64によって振動部材62の振動が抑制されることはない。
図1(a),(b)に示すように、バックプレート44において、開口部53の周縁部位となる嵌入筒52の周壁の内面には第1シール部材65が貼着されている。一方、インフレータ33の下端部で外面には第2シール部材66が貼着されている。第1シール部材65及び第2シール部材66は、それぞれ合成ゴム、エラストマー等の弾性材料から形成されている。そして、前記エアバッグ31が膨張展開する状態、或いは前記エアバッグ31が膨張展開した状態で、第2シール部材66は、第1シール部材65に密接されることにより、インフレータ33の外面と開口部53の内面との間を密閉(シール)している。
図5(a),(b)に示すように、第1シール部材65の表面には複数の凹部67が断面三角形状をなすように設けられている。第2シール部材66の表面には複数の凸部68が断面三角形状をなすように設けられている。これら凹部67及び凸部68は、本実施形態の閉塞保持部材を構成している。すなわち、凹部67及び凸部68は、それぞれの後面が、インフレータ33が嵌入筒52(開口部53)へ嵌入される方向へ向かうにつれ、嵌入筒52(開口部53)の内側へ傾斜するように形成されている。従って、凹部67及び凸部68は、それぞれの後面が接触する場合には、インフレータ33の移動を許容するように構成されている。一方、凹部67及び凸部68は、それぞれの前面がインフレータ33が嵌入筒52(開口部53)から脱退される方向と直交する方向へ延びるように形成されている。従って、凹部67及び凸部68は、それぞれの前面が接触する場合には、インフレータ33の移動を規制するように構成されている。そして、前記エアバッグ31が膨張展開する状態、或いは前記エアバッグ31が膨張展開した状態で、インフレータ33は、第2シール部材66が開口部53の周縁部位に配設された第1シール部材65と接触する位置に保持されている。
次に、前記ステアリングホイール10の作用について以下に記載する。
さて、ステアリングホイール10は、ステアリング本体14をステアリングシャフト27に取付けることにより、図2に示したように、車室内でその前面を斜め上方へ向けるように配置される。ステアリングホイール10の内部において、インフレータ33は、その自重等によって揺動しようとする。この揺動に対し、4個の振動部材62は、屈曲等による移動を互いに抑制しあう。また、振動部材62は、ガイドピン64によって大きく弾性変形することを抑制されており、インフレータ33をリテーナ43、バックプレート44、嵌入筒52(開口部53)等から離隔した位置に保持する。そして、ステアリングシャフト27からの共振により、ステアリングホイール10が振動するとき、インフレータ33は、振動部材62を微小に弾性変形させながら固有振動することにより、ステアリングホイール10の振動を分散し、減衰する。
一方、図1(b)に示したように、エアバッグ31が膨張展開するとき、インフレータ33には、エアバッグ31の内圧上昇に伴い、後方へ移動させようとする応力が加わる。このとき、各振動部材62は、フランジ61を介して加わる応力に押し負け、フランジ61とバックプレート44との間で押し潰されるように弾性変形する。そして、各振動部材62が弾性変形することにより、インフレータ33は、後方へ移動し、嵌入筒52へ嵌入され、開口部53を閉塞する。このため、エアバッグ31の膨張展開時における開口部53からのガス漏れが抑制され、エアバッグ31は好適に膨張展開される。
なお、嵌入筒52は、嵌入されたインフレータ33により、スリット54の間隔を広げるようにして、その周壁を弾性変形させる。弾性変形した嵌入筒52の周壁は、元の形状へ復帰しようとすることにより、その内面をインフレータ33の外面へ圧接させる。また、嵌入筒52の周壁は、インフレータ33の嵌入方向へ向かうに従い縮径するテーパ状に形成されていることから、インフレータ33の嵌入量が増すにつれインフレータ33に対する周壁の密接力を高める。加えて、インフレータ33に対する嵌入筒52の周壁の密接に伴い、第1シール部材65に第2シール部材66が密接される。これらの結果、インフレータ33の外面と、嵌入筒52(開口部53)の内周面との間が隙間なくシールされる。さらに加えて、第2シール部材66の凸部68が第1シール部材65の凹部67に係合されることにより、嵌入筒52(開口部53)からのインフレータ33の脱退が規制され、インフレータ33の外面と嵌入筒52(開口部53)の内周面との間のシールが好適に維持される。
前記の実施形態によって発揮される効果について、以下に記載する。
(1) 実施形態のステアリングホイール10によれば、エアバッグ31が膨張展開するとき、エアバッグ31の内圧上昇に伴って移動するインフレータ33により、開口部53が閉塞される。このため、振動部材62にエアバッグ31を膨張展開させるガスに対する耐高熱性、耐衝撃性、ガスシール性等の耐インフレーション性能を付与する必要がない。従って、インフレータ33で開口部53を閉塞することにより耐インフレーション性能を維持することができるとともに、振動部材62にはステアリングホイール10の振動を減衰する振動減衰性能さえ付与すればよいことから、振動部材62を振動減衰性能に特化させることにより、振動減衰性能の向上を図ることができる。
(2) また、インフレータ33は、嵌入筒52への嵌入による同嵌入筒52の周壁への圧接、第1シール部材65及び第2シール部材66の凹部67及び凸部68による係合関係等により、エアバッグ31が膨張展開する状態のみならず、エアバッグ31が膨張展開した状態でも開口部53を閉塞した位置に保持されている。このため、エアバッグ31の膨張展開時における開口部53からのガス漏れを好適に抑制することができる。
(3) また、嵌入筒52を設け、同嵌入筒52にインフレータ33を嵌入させることにより、嵌入筒52の内面に対するインフレータ33の外面の接触面積を広げることができる。さらに、嵌入筒52にはスリット54が設けられ、このスリット54が広がるように嵌入筒52の周壁が弾性変形し、さらに元の形状へ復帰しようとすることにより、嵌入筒52の周壁の内面をインフレータ33の外面へ圧接させることができる。従って、インフレータ33による開口部53のシール性能が高まり、耐インフレーション性能の向上を図ることができる。
(4) また、嵌入筒52の周壁は、インフレータ33の嵌入方向へ向かうに従い縮径するテーパ状に形成されていることから、インフレータ33の嵌入量が増すにつれインフレータ33に対する周壁の密接力を高めることができる。加えて、インフレータ33の後端外面を嵌入筒52の周壁に対応する形状となるように斜面状としたことにより、嵌入筒52にインフレータ33を嵌入させやすくすることができるとともに、嵌入筒52の周壁に対するインフレータ33の外面の密接力をさらに高めることができる。
(5) また、第1シール部材65の凹部67に第2シール部材66の凸部68が係合されることにより、インフレータ33は嵌入筒52に対して抜け止めされている。従って、インフレータ33により開口部53が閉塞された状態を好適に維持することができる。
(6) また、第1シール部材65に第2シール部材66が密接されることにより、インフレータ33の外面と嵌入筒52の内面との間に隙間が形成されることを防止することができ、シール性能の向上を図ることができる。
(7) また、複数個(本実施形態では4個)の振動部材62でインフレータ33を支持したことにより、振動部材62の大きな弾性変形によるインフレータ33の揺動を抑えることができ、振動減衰性能の低下を抑制することができる。
(8) さらに、振動部材62の内部にはガイドピン64が挿入されていることから、振動部材62が屈曲等して大きく弾性変形することを防止することができる。さらに加えて、エアバッグ31が膨張展開するとき、ガイドピン64によって振動部材62が潰れる方向を案内され、さらにインフレータ33が移動方向を案内される。このため、インフレータ33が移動時に傾いてリテーナ43に引っ掛かったり等することを防止することができ、インフレータ33により開口部53を閉塞する性能を好適に発揮することができる。
(変更例)
なお、本実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 嵌入筒52を省略し、バックプレート44に開口部53のみを設けてもよい。なお、嵌入筒52を省略した場合には、図6(a)〜(c)に示すように、バックプレート44の開口部53の周縁部位には、スリット54を放射状に形成し、さらに円環状の薄肉部53aを設けるとよい。この場合、開口部53へのインフレータ33の嵌入時に周縁部位が薄肉部53aで弾性変形し、屈曲することにより、開口部53の内周面をインフレータ33の外面へ圧接させることができ、上記(2)及び(3)と同様の効果が得られる。さらに、開口部53の内周端面をシール部材69で覆うことにより、上記(6)と同様の効果も得られる。
・ 図7(a),(b)に示すように、振動部材62で閉塞維持手段を構成してもよい。即ち、振動部材62の外周面には、断面三角形状の係止部62aが形成されている。この係止部62aは、後面がインフレータ33が嵌入筒52(開口部53)へ嵌入される方向へ向かうにつれ、振動部材62の内側へ傾斜するように形成されている。一方、係止部62aは、前面がインフレータ33が嵌入筒52(開口部53)から脱退される方向と直交する方向へ延びるように形成されている。この振動部材62はインフレータ33から移動力が加わった際に取付孔55へ嵌入されてインフレータ33の移動を許容し、嵌入後は、係止部62aの前面がバックプレート44の後面に当接されることにより、インフレータ33の開口部53からの抜け出しを規制する。この場合、上記(1)の効果に加え、インフレータ33により開口部53が閉塞された状態を好適に維持することができる。
・ 閉塞維持手段として、インフレータ33の後端外面に突片を側方へ延びるように設け、嵌入筒52へインフレータ33が嵌入されたとき、該突片が嵌入筒52の周壁の後端を乗り越え、当該周壁の後端面と突片の前面とを当接させることにより、インフレータ33の抜け止めをしてもよい。この場合、上記(1)の効果に加え、エアバッグ31が膨張展開した状態で開口部53を閉塞した位置にインフレータ33を保持することができる。
・ ガイドピン64を省略して構成してもよい。
・ 振動部材62を円筒状とし、且つ振動部材62の周壁を網目状等として、当該振動部材62を1つのみ設けてもよい。この場合も、周壁を網目状とすることにより、弾性変形可能な部位を減少させることができる。また、振動部材62を2〜3個設けたり、5個以上設けたり等してもよい。
・ 第1シール部材65又は第2シール部材66の何れか一方を省略してもよい。この場合にも上記(1)の効果を得ることができるとともに、第1シール部材65がインフレータ33の後端外面に密接される、又は第2シール部材66が嵌入筒52の周壁の内面に密接されることにより、シール性能の向上を図ることができる。或いは、第1シール部材65及び第2シール部材66の双方を省略してもよい。この場合にも、上記(1)の効果を得ることができるとともに、インフレータ33の外面が嵌入筒52の周壁の内面に直接的に圧接されることにより、シール性能の向上を図ることができる。また、第1シール部材65及び第2シール部材66において、凹部67又は凸部68の何れか一方、或いは凹部67及び凸部68の双方を省略してもよい。この場合も上記(5)の効果を得ることができる。
・ 嵌入筒52を対向配置された側壁が平行となる円筒状に形成してもよい。また、このように構成した嵌入筒52にスリット54を設けてもよい。
・ ステアリングホイール10は、所謂フローティングタイプのものに限らず、ステアリングパッド15がステアリング本体14の芯金等に直接的に固定されており揺動しないもの、所謂リジットタイプのものとしてもよい。この場合にも、上記(1)の効果を得ることができる。
・ インフレータ33は、エアバッグ31が膨張展開する状態からエアバッグ31が膨張展開した状態まで、常時開口部53を閉塞することに限らず、エアバッグ31が膨張展開した状態となったとき、元の位置に復帰して開口部53を開放するように構成してもよい。この場合にも、上記(1)の効果を得ることができるとともに、開口部53を膨張展開後のエアバッグ31からガスを抜くための孔、所謂ベントホールとして使用することもできる。
さらに、前記実施形態より把握できる技術的思想について以下に記載する。
・ 前記振動部材が円筒状に形成されており、この振動部材の内部には、エアバッグが膨張展開する状態で弾性変形する方向を案内するガイドピンが挿入されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のステアリングホイール。
(a)はエアバッグが非膨張展開の状態における実施形態のステアリングホイールを示す平断面図、(b)はエアバッグが膨張展開する状態における実施形態のステアリングホイールを示す平断面図。 実施形態のステアリングホイールを示す側断面図。 実施形態のステアリングホイールを示す正面図。 (a)は実施形態のバックプレートを示す背面図、(b)は実施形態のバックプレートを示す側面図。 (a)はエアバッグが非膨張展開の状態における第1及び第2シール部材を示す平断面図、(b)はエアバッグが膨張展開する状態における第1及び第2シール部材を示す平断面図。 (a)はエアバッグが非膨張展開の状態における別形態のバックプレートを示す平断面図、(b)はエアバッグが膨張展開する状態における別形態のバックプレートを示す平断面図、(c)は別形態のバックプレートを示す背面図。 (a)はエアバッグが非膨張展開の状態における別形態の振動部材を示す平断面図、(b)はエアバッグが膨張展開する状態における別形態の振動部材を示す平断面図。
符号の説明
10…ステアリングホイール、14…ステアリング本体、16…エアバッグ装置、31…エアバッグ、32…固定部材、33…インフレータ、52…嵌入筒、53…開口部、54…スリット、62…振動部材、65…シール部材としての第1シール部材、66…シール部材としての第2シール部材、67…閉塞保持部材を構成する凹部、68…閉塞保持部材を構成する凸部、69…シール部材。

Claims (7)

  1. ステアリング本体にエアバッグ装置が取着されて構成されたステアリングホイールであって、
    前記エアバッグ装置は、ガスの供給により膨張展開する袋状のエアバッグと、当該エアバッグが固定される固定部材と、前記エアバッグ及び前記固定部材によって囲まれた内側に配設されて該エアバッグの内部にガスを供給するインフレータとを備え、
    前記固定部材には前記インフレータと対向する位置に開口部が設けられ、
    前記インフレータの外面には支持部が設けられ、
    前記固定部材のうち前記開口部の周縁部位と前記支持部との間に、弾性材料から形成されて、前記エアバッグが非膨張展開の状態では前記インフレータを前記開口部から離隔した位置に保持するとともに、前記エアバッグが膨張展開する状態では弾性変形して前記インフレータを前記開口部の周縁部位と接触する位置に移動させる振動部材が介装されている
    ことを特徴とするステアリングホイール。
  2. 前記インフレータは、前記エアバッグが膨張展開した状態では前記開口部の周縁部位と接触する位置に保持されていることを特徴とする請求項1に記載のステアリングホイール。
  3. 前記固定部材には前記エアバッグが膨張展開する状態で前記インフレータを嵌入させる嵌入筒が設けられ、前記開口部は当該嵌入筒の内側に設けられるとともに、当該嵌入筒の側壁にはスリットが形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のステアリングホイール。
  4. 前記嵌入筒が前記エアバッグから離間する方向へ延びるように形成され、同嵌入筒を構成すべく対向配置された側壁が前記エアバッグから離間する方向へ延びるにつれ互いに接近するテーパ状をなすように形成されていることを特徴とする請求項3に記載のステアリングホイール。
  5. 前記開口部の周縁部位及び前記インフレータの外面のうち少なくとも何れか一方には、前記エアバッグが膨張展開する状態で前記インフレータを前記開口部の周縁部位と接触する位置に保持するための閉塞保持部材が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載のステアリングホイール。
  6. 前記開口部の周縁部位及び前記インフレータの外面のうち少なくとも何れか一方には、前記エアバッグが膨張展開する状態で前記インフレータと前記開口部の周縁部位との間を密閉するためのシール部材が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか一項に記載のステアリングホイール。
  7. 前記固定部材のうち前記開口部の周縁部位と前記支持部との間には、複数個の振動部材が介装されており、各振動部材の間には間隙が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項6の何れか一項に記載のステアリングホイール。
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