JP2006095285A - 酸素濃縮装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】 搭載するコンプレッサの小型化と、省電力化を同時に図ることのできる酸素濃縮装置を提供する。
【構成】 圧力変動吸着型の酸素濃縮装置で、圧縮空気の供給用のコンプレッサに次のものを使用した。モーター23の回転軸23aを挟む両側に、その回転軸と軸が垂直で、互いに対向するように一対以上のシリンダ24,25を配置した。各シリンダ内に設けたピストン26,27を回転軸23aの回転によって往復動させるのに、回転軸23aの一方の側に配置されたシリンダ24が圧縮工程にあるときは、他方の側に配置されたシリンダ25が吸気工程にあるようにした。シリンダ24,25を水平対向に配置したため、コンパクト化が図られる。同時圧縮とならないため、モーター23の負荷の低減が図られるので、その低出力化が図られる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、酸素濃縮装置に関し、詳しくは慢性気管支炎等の呼吸器系器官の疾患の治療法として有効な酸素吸入療法に使用される酸素濃縮装置に関する。
この種の酸素濃縮装置(酸素濃縮器ともいわれる。以下、単に装置ともいう)において空気中の酸素を分離、濃縮する酸素濃縮法としては、酸素を透過し窒素を選択的(優先的)に吸着する吸着剤(例えばゼオライト)を用いた、いわゆる吸着型酸素濃縮装置が広く使用されている。この酸素濃縮装置は、通常、酸素よりも窒素を優先的に吸着し得る吸着剤を充填した窒素吸着容器内(吸着筒)にコンプレッサで圧縮された空気を供給し、その内部に加圧状態で窒素を吸着させることにより、高酸素濃度ガス(酸素濃縮空気)を得る加圧工程(吸着工程)と、窒素吸着容器内の圧力を減じて吸着された窒素を外部に排気(放出)することで吸着剤の再生を行う減圧工程(再生工程)とを、交互に(順次)繰り返し行うことによって、高酸素濃度ガスが連続して生成(製造)されるように構成されている。そして、こうして生成された高圧の高酸素濃度ガスは、これを一時的に貯蔵するタンク(リザーバ)へ送り込まれ、レギュレータ及び流量設定器で、圧力、流量が調整され、加湿などの処理を施された後、患者に供給される。
このような装置において、窒素吸着容器内に圧縮空気を供給するには、コンプレッサ(電動機付空気加圧ポンプ)が使用されるのが普通である(特許文献1)。従来、このような酸素濃縮装置に使用されているコンプレッサは、レシプロ式加圧コンプレッサが広く採用されている。例えば、図10及び図11に示したコンプレッサ221のように、2気筒のものにおいては、両軸23aを有するモーター(図中、ダブルハッチングで示す)23が使用され、その各回転軸23a,23aに、それぞれコンロッド226b,227bを介してピストン226,227を連結し、その各ピストン226,227を軸が上下を向くシリンダ224,225内に上向きに配置して往復動させるものがある。そして、このようなコンプレッサ221における両ピストン226,227は、一方が圧縮工程にあるときは、他方が吸気工程にあるように180度の位相差を与えて往復動が行われるように設定されている。
また、コンプレッサにおいては、いわゆる水平対向方式のレシプロ式加圧コンプレッサ(ポンプ)もある(特許文献2)。このものは、振動を打ち消しあうように、1対を成すシリンダにおけるピストンが、同時に圧縮工程(又は吸気工程)をするように往復駆動されるように構成されている。
特開2003−246607号公報 特開2001−280234号公報
上記した従来のコンプレッサのうち、前者のもの(以下、縦型シリンダ式ともいう)は、モーター23の両側に突出する回転軸23a,23aの各々に、その軸と直角に上下にシリンダ224,225を上向きに配置している構造を有しているため、コンプレッサとしてみると、どうしてもその容積が大きくなるといった問題があった。一方で、上記した酸素濃縮装置は、在宅酸素療法患者が使用するものであるため、その小型化の要請が強い。他方、酸素濃縮装置における容積占有率の多くはコンプレッサによって占められており、したがって、従来のコンプレッサを使用した酸素濃縮装置においては、その小型化が図られないといった問題があった。
他方、従来のコンプレッサのうち、後者の水平対向方式のレシプロ式加圧コンプレッサ(以下、水平対向方式のもの)は、片軸のモーターを用い、その回転軸と軸が垂直で水平をなして互いに対向するようにシリンダを配置しているとともに、その1つの回転軸に2つのコンロッドを介してピストンを取り付け、各ピストンを各シリンダ内で往復動させるように構成されている。このため、上記した縦型式のものに比べると、モーターが片軸のものでよく、しかも、縦型シリンダ式のものと異なり、コンプレッサとしての容積の小型化が図られる。
しかし、後者の水平対向方式のものは、対向するシリンダにおける両ピストンの往復動の慣性力を互いに打ち消すことで振動の低減を図るものであるため、対を成す両ピストンの圧縮工程(又は吸気工程)が同時に行われるようになっており、そのために、モーターにかかる負荷がその圧縮工程において急激に大きくなる結果、コンプレッサの駆動に要する消費電力が大きくなるといった問題があった。すなわち、このような水平対向方式のシリンダを有するコンプレッサを使用した酸素濃縮装置では、在宅酸素療法患者の電気的負担が大きくなるといった問題があった。
すなわち、このような酸素濃縮装置は、在宅酸素療法患者が日夜を問わず毎日長期間にわたって使用するものであるとともに、酸素濃縮装置に要する消費電力の大部分はコンプレッサの駆動に要するものであり、したがって、その省電力化が強く要請されている。加えて、酸素濃縮装置は、上記にも示したように、コンプレッサがその内部容積の多くを占めているが、これが家庭内で使われるものであるという性格上、その小型化を図ることはきわめて重要である。
本発明は、こうした問題点に鑑みてなされたもので、搭載するコンプレッサの小型化と、省電力化を同時に図ることのできる酸素濃縮装置を提供することをその目的とする。
前記の目的達成のために請求項1に記載の本発明は、酸素よりも窒素を優先的に吸着し得る吸着剤を充填した窒素吸着容器内に、コンプレッサによって圧縮空気を供給することによって高酸素濃度ガスを得る加圧工程と、窒素吸着容器内の圧力を減じることによって吸着された窒素を外部に排気することで吸着剤の再生を行う減圧工程とを、交互に繰り返し行うことによって高酸素濃度ガスを得る方式の圧力変動吸着型の酸素濃縮装置において、
前記コンプレッサに、その駆動用のモーターの回転軸を挟む両側に、その回転軸とシリンダ自身の軸が垂直で、互いに対向するように一対以上のシリンダを配置すると共に、その各シリンダ内にピストンを往復動自在に設け、前記回転軸の回転によってそのピストンを往復動させるピストン駆動手段を有するレシプロ式加圧用コンプレッサを使用し、
しかも、前記回転軸の一方の側に配置されたシリンダが圧縮工程にあるときは、前記回転軸の他方の側に配置されたシリンダが吸気工程にあるようにされたピストン駆動手段を有するコンプレッサを使用したことを特徴とする。
請求項2に記載の本発明は、前記コンプレッサを、そのモーターにおける回転軸が略鉛直で先端が上を向く配置として設けたことを特徴とする請求項1に記載の酸素濃縮装置である。
請求項3に記載の本発明は、前記酸素濃縮装置は、その底部又は低部に、前記窒素吸着容器内から排気された窒素を酸素濃縮装置の外部に排気するための排気流路をなすとともにその排気音を消音するための消音ボックスを備えており、その消音ボックス内に、前記コンプレッサがその少なくとも一部を入り込ませた状態で配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の酸素濃縮装置である。
請求項4に記載の本発明は、前記酸素濃縮装置は、その底部又は低部に、前記窒素吸着容器内から排気された窒素を酸素濃縮装置の外部に排気するための排気流路をなすとともにその排気音を消音するための消音ボックスを備えており、その消音ボックス内に、前記コンプレッサがその駆動用のモーターの少なくとも一部を入り込ませた状態で配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の酸素濃縮装置である。
本発明の請求項1に記載の酸素濃縮装置においては、上記したコンプレッサを使用したことにより、コンプレッサの体積を従来の縦型シリンダ式のものに比べて小さくできるため、酸素濃縮装置の小型化が図られるという特有の効果が得られる。
また、本発明の請求項1に記載の酸素濃縮装置に使用したコンプレッサは、対向するシリンダが、水平対向式往復動ポンプのように、対向するシリンダにおける圧縮工程(又は吸気工程)が同時に行われるものでなく、対向するシリンダにおいて、一方が圧縮工程で他方が吸気工程と、反対の工程が同時に行われるようにしたため、モーターの負荷が水平対向式往復動ポンプにおけるように、圧縮工程(又は吸気工程)が同時に行われるものと異なり、負荷が低減できるため、モーターの低出力化が図られるため、コンプレッサの消費電力の低減が図られる。これにより、酸素濃縮装置としての省電力化が図られる。
請求項2に記載の発明においては、前記コンプレッサを、そのモーターにおける回転軸が略鉛直で先端が上を向く配置として設けた。一方、従来の酸素濃縮装置では、窒素吸着容器(内)から排気される窒素(窒素を主成分とするガス)、及び装置内のコンプレッサ等の冷却用の送風空気を、相対的に上から下に流し、装置の底部(底面)側において排出を行わせることがある。そして、このような構成の装置では、装置の底部(又は低部)には、窒素及び冷却用の送風空気を外部に排気するための排気流路をなすとともにその排気音を消音するための消音ボックスが設けられる。このため、請求項2に記載の発明のように構成した場合には、そのモーターの一部又は部分或いは大部分を消音ボックス内に入り込ませる(臨ませる)ようにして配置することができるため、消音ボックスのスペースの有効利用ができるから、コンプレッサを配置するためのスペースの省スペース化が図られる。これにより、酸素濃縮装置のさらなる小型化が図られることが期待される。
すなわち、請求項3又は4に記載の発明のように、コンプレッサを、その消音ボックス内に、その少なくとも一部を入り込ませた状態で配置するか、或いは、その駆動用のモーターの少なくとも一部を入り込ませた状態で配置することにより、消音ボックスのスペースの有効利用ができるから、コンプレッサを配置するためのスペースの省スペース化が図られる。
本発明を実施するための最良の形態について、図1〜図7に基いて詳細に説明する。図1〜図3は、本発明に係る酸素濃縮装置101をなす外部ケース(筐体)100及びその内部の要部の概略構成を示した図である。この外部ケース100の内部には、酸素よりも窒素を優先的に吸着し得る吸着剤(例えばゼオライト)を充填した窒素吸着容器(図示せず)が2つ設けられており、この各窒素吸着容器には、外部ケース100の下方寄り部位に設置されたコンプレッサ21によって圧縮空気を供給することによって高酸素濃度ガスを得る加圧工程と、窒素吸着容器内の圧力を減じることによって吸着された窒素を外部に排気することで吸着剤の再生を行う減圧工程とが、交互に繰り返し行われるとともに、それによって、高酸素濃度ガスが連続して生成されるように形成されている。
すなわち、本装置は、図4のブロック線図(回路図)に示したように、本形態の装置においては、2つ(2本)の窒素吸着容器(以下、単に容器ともいう)31、32が設けられている。そして、このような各窒素吸着容器31、32には、外部ケース100の上方寄り部位に設けられた図示しない空気取入れ口から取り込んだ空気をコンプレッサ21で圧縮し、窒素吸着容器31、32の加圧工程又は減圧工程のための各切換弁41,42,51,52を切換え制御することで、各窒素吸着容器31,32において、窒素の吸着による高濃度酸素ガスの生成と吸着剤の再生のための加圧、減圧を一定サイクルで交互に繰り返すことで高酸素濃度ガスを連続して生成、供給するように構成されている。なお、このように交互に生成された高酸素濃度ガスは、2つの窒素吸着容器31,32の2次側(図4上方)から配管を介して製品タンク71に送り込み、そのタンク71の2次側において酸素出口に至る間に設けられた、各種の機器、すなわち図示はしないがレギュレータ(流量調整弁)、バクテリアフィルタ、流量設定器、酸素センサ、圧力センサ及び加湿器等を介して、酸素出口から患者に供給されるように構成されている。
すなわち、本形態では、酸素よりも窒素を優先的に吸着し得る吸着剤を充填した窒素吸着容器31、32内に、コンプレッサ21によって圧縮空気を供給することによって高酸素濃度ガスを得る加圧工程と、窒素吸着容器31、32内の圧力を減じることによって吸着された窒素を排気マフラ60を介して排気することで吸着剤の再生を行う減圧工程とを、交互に繰り返し行うことによって高酸素濃度ガスを連続的に得るとともに、これを製品タンク71に送り込んで、酸素出口から患者に供給されるように構成されている。なお、図4中の窒素吸着容器31,32の2次側において左右の配管が開閉弁81、固定絞りを介して接続されているが、これは、一方の窒素吸着容器で加圧工程時に得られた高酸素濃度ガスの一部で他方の窒素吸着容器内の排気されるべき窒素をパージするためのものである。
このような本形態の酸素濃縮装置101においては、取り込んだ空気を圧縮して窒素吸着容器31,32に供給するコンプレッサ21は、図1に示したように装置101の底部(最下部)又は低部に設けられ、内面に吸音材(例えばスポンジ)が貼り付けられた消音ボックス(空間)105の天井板106の上に配置されている。ただし、その天井板106には開口106aが形成され、また消音ボックス(空間)105の底板111にも開口112が形成され、消音ボックス105の天井板106の上方において、窒素ガスの減圧工程でマフラ60から排気される窒素を、この消音ボックス(空間)105内を通して装置101の外部にその下方から放出するように構成されている。この消音ボックス105の作用、効果については次にさらに詳述する。なお、本形態ではコンプレッサ21がその駆動用のモーター23における回転軸23aを略鉛直で、先端が上を向く配置として設けられている。そして、そのモーター23の一部(回転軸23aと反対寄りの部分の一部)が開口106aから消音ボックス105内に遊嵌状態で入り込まされた状態で、コンプレッサ21はその天井板106の上に弾性的に支持されている。
消音ボックス105の作用ないし効果は次のようである。すなわち、このような酸素濃縮装置101においては、上記したように、窒素吸着容器31、32内の圧力を減じることによって吸着された窒素を外部に排気することで吸着剤の再生を行う減圧工程を、加圧工程と交互に繰り返し行うことになる。そして、この窒素の排気においては高圧ガス(本形態ではパージガスを含む)が窒素吸着容器31、32から吐き出されることから、その排気音が問題となる。一方、酸素濃縮装置は、在宅酸素療法患者が日夜を問わず使用するものであることから、その使用を妨げないような静寂性が要求される。このため、窒素吸着容器31、32の排気口には、上記もしたように排気マフラ60を取付けているとともに、この排気マフラ60は本形態では、酸素濃縮装置101をなすボックス100内に配置されている。本形態において、排気マフラ60は、例えば図1中に示したコンプレッサ21の配置されている区画室121内に配置されている。他方、この排気マフラ60から排気された窒素は、開口106aから消音ボックス105内に入り込み、消音ボックス105の底板111に設けられた開口112から外部に放出されるように形成されている。なお、消音ボックス105は、排気マフラ60から排気された窒素の排気音のみでなく、そのような排気を行わせるための出口を設けたことによる、装置内に設けられたコンプレッサー21等の機器の運転時における騒音(発生音)を外部に漏出するのを防止する役割もしている。
また、本形態の酸素濃縮装置101内には、コンプレッサ等の冷却用の送風手段として送風機131がコンプレッサ21の配置されている区画室121の天井板123に取付けられており、下向きに送風が行われるようにされている。これにより、外部ケース100の上方寄り部位に設けられた図示しない空気取入れ口から取り込んだ空気を、装置101すなわち外部ケース100内において送風空気として相対的に上から下に流してコンプレッサー21を空冷し、装置101の底部(底面)からその排気を行わせるように構成されている。ただし、本形態の装置では、このような送風空気も、消音ボックス105内を通して、窒素とともに出口をなす開口112から外部に放出されるように構成されている。したがって、本形態の装置101では、消音ボックス105は、排気される窒素や冷却用の送風空気を外部に排気するための排気流路をなしている。因みに、消音ボックス105内には、図5の横断面図(図1のB−B線断面図)に示したように、その天井板106に形成された開口106aに沿い、平面視、1側(図5下側)を開放するコ字状に形成された壁115が形成されている。一方で、出口をなす開口112が、消音ボックス105の底板111においてその壁115の開放側と反対側に設けられている。このため、排気流路は同図中に矢印で示したような流れが得られるように形成されている。
そして、このような酸素濃縮装置101に使用されているコンプレッサ21は、次のように構成されている(図6、図7参照)。すなわち、コンプレッサ21は、モーター(図中、ダブルハッチングで示す)23の回転軸23aを挟む両側に、その回転軸23aとシリンダ24,25の軸が垂直で、この軸が水平をなして互いに対向するように本形態では一対のシリンダ24,25を配置している。そしてその各シリンダ24,25内にピストン26,27を往復動自在に設けて、1つの回転軸23aの回転によってそのピストン26,27を往復動させるピストン駆動手段を有するレシプロ式加圧用コンプレッサを使用している。そして、モーター23の回転軸23aの一方の側に配置されたシリンダ24が圧縮工程にあるときは、回転軸23aの他方の側に配置されたシリンダ25が吸気工程にあるように、各ピストン26、27に連結されたコンロッド26b,27b等を含むピストン駆動手段が設けられている。これは、例えば、回転軸23aに、各ピストン26、27のストローク量の1/2の大きさだけ偏心させて設けられた軸部に、コンロッド26b、27bの基端部をベアリングを介して回転自在に取り付けておけばよい。なお本形態では、ピストン26、27は、各コンロッドと一体となって動く、いわゆるピストン揺動型レシプロ式のものである。
すなわち、本形態では、一方のピストン(例えば図示左)26が圧縮工程の上死点にあるとき、他方のピストン(例えば図示右)27は吸気工程の下死点にあるように、各コンロッド26b,27bと、モーター23の回転軸23aがクランクで連結されている。なお、各コンロッド26b,27bと、モーター23の回転軸23aは、カバー(ケース)28にて覆われている。また、このコンプレッサ21は、そのモーター23における回転軸23aが略鉛直で先端が上を向く配置として設けられている。
なお、このようなコンプレッサ21の各シリンダ24、25には、それぞれヘッドカバー29,30が設けられ、その内部で吸気室と排気室に分割されており、それぞれの室に、図示はしないが、圧縮すべき空気の吸気管と圧縮した空気の供給管とが取り付けられている。また、コンプレッサ21は、装置101をなす外部ケース100の内側の下方の消音ボックス105の天井板106の上に、その下部の4箇所を振動減衰部材(振動吸収部材)であるゴムやコイルスプリング等の弾性部材を備えた支持部材107を介して支持されている。図1及び図3中の108は、移動用のキャスターである。
さて、このような本形態の酸素濃縮装置101におけるコンプレッサ21は、モーター23の回転軸23aを挟む両側に、その回転軸23aと、シリンダ24,25自身の軸が垂直で、互いに対向するように一対のシリンダ24,25を配置するように設けている。そして、その各シリンダ24,25内にピストン26,27を往復動自在に設け、モーター23の回転軸23aの回転によってそのピストン26,27を往復動させるピストン駆動手段を有するレシプロ式加圧用コンプレッサである。このようなコンプレッサ21では、両側に突出する回転軸を有するモーターを用いた縦型シリンダ式のコンプレッサと比べると、コンプレッサが占有する実容積を約3割〜4割低減できる。
これは、 従来の2気筒の縦型シリンダ式のコンプレッサでは、図10及び図11に示したように、モーター23が両側に突出する回転軸23aのもののため、その各軸において、上下に軸を有するようにシリンダ224、225を配置する設計とすることになる。そのような設計においては、図示したような両側に突出する回転軸23a及びコンロッド226b,227bを覆うカバー228が両側に膨らみ出てしまのに対し、本形態のものでは、モーター23が片軸であり、その1つの回転軸23aの両側の空間に、各シリンダ24,25を配置できるため、膨らみ出るカバー28を小さくできる。すなわち、このような酸素濃縮装置101に使用されるコンプレッサ21におけるシリンダは、例えば、ピストンの外径(シリンダ内径)は73mmであるのに対し、ピストンのストロークは2.5mmと極めて小さい。したがって、このようなピストンをモーター本体と干渉しない位置に設ける設計となるとともに、そのコンロッドと、モーターの回転軸とをカバーする必要があるため、従来の2気筒の縦型シリンダ式のコンプレッサでは、多くの空間を占めることになる。
また、上記形態の装置101に使用したコンプレッサ21は、対向するシリンダ24、25が水平に配置されているが、水平対向式往復動ポンプのように、対向するシリンダ24、25におけるピストンの圧縮工程が同時に行われるものでなく、対向するシリンダ24、25においては各ピストン26、27によって、圧縮工程とそれと反対の吸気工程とを同時に行われるようにされている。このため、圧縮工程におけるモーター23の負荷が、水平対向式往復動ポンプにおけるように、同時に圧縮工程となるのとは全く異なるため、1圧縮工程におけるその負荷を半分とし得る。このため、モーター23の低出力化が図られることから、コンプレッサの消費電力の低減が図られる。
ここで、上記した本形態のコンプレッサ21を用いた酸素濃縮装置の実施例と、水平対向式往復動ポンプ(2気筒)で、2気筒同時に圧縮工程となる点のみ相違するコンプレッサを用いた酸素濃縮装置(比較例)とにおいて、消費電力の相違について比較してみた。結果は表1に示した通りである。ただし、シリンダの内径は73mmで、ピストンのストロークは2.5mmと3.5mmのものの2種類について比較した。なお、モーターは、DCブラシレスモーターで、インバータ制御により回転数を可変できるものを用いて各発生酸素濃度が得られるように制御した。
Figure 2006095285
表1に示したように、本形態のコンプレッサを用いた酸素濃縮装置の実施例においては、いずれのストロークにおいても、省電力化が図られた。これは、上記にも示したように、2気筒同時に圧縮工程となる水平対向方式のものでは、振動が打ち消し合われるものの、同時圧縮工程時において、モーターの負荷が極端に大きくなるためである。
なお、本形態では、コンプレッサを駆動するモーター23を、その回転軸23aが上下方向でその先端が上向き配置としたため、図1に示したように、酸素濃縮装置101の底部に設けられた消音ボックス105にモーター23の一部を臨ますことができる。すなわち、本形態では、上記もしたように、コンプレッサ21をなすモーター23の一部を消音ボックス105内に入り込ませた状態で配置している。このため、このような消音ボックス105のスペースの有効利用ができるから、コンプレッサ21を配置するためのスペースの省スペース化が図られるため、この場合には、酸素濃縮装置101のさらなる小型化が図られる。なお、このような省スペース化のためには、モーター23又はコンプレッサー21自体のできるだけ多くの部位を消音ボックス105内に入り込ませるのが好ましい。したがって、窒素の排気及び空冷用空気の送気に支障のない範囲でなるべく多くのコンプレッサー部位を入り込ませるようにするとよい。
なお、上記した実施の形態では、モーター23の一部を消音ボックス105内に入り込ませた状態でコンプレッサ21を配置した場合を例示したが、本発明では、コンプレッサ21の配置はこれに限定されるものではない。図8,9に示したように、上記した実施の形態とコンプレッサ21の配置を上下を逆にし、コンプレッサー21の一部を消音ボックス105内に入り込ませた状態として、そのコンプレッサ21を配置してもよい。なお、このものは、支持部材107を消音ボックス105の底板111の上面に配置し、その上にコンプレッサ21を上記形態とは上下を逆にして、カバー(ケース)28の下面を弾性部材からなる支持部材107で支持した点が相違するだけであり、本質的相違はないため、同一の部位には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。本形態では、このようなコンプレッサ21の配置により、コンプレッサ21自身の上部中央にモーター23が位置するため、モーター23の両サイドに大きいスペースが確保される。また、このものにおいても省スペース化のためには、コンプレッサー21のできるだけ多くの部位を消音ボックス105内に入り込ませるのが好ましい。
本発明は、上記した実施の形態のものに限定されるものではなく、適宜に、設計変更して具体化できる。例えば、シリンダの対数は、上記においては1対のもので具体化したが、その数はこれに限定されない。また、モーターの回転軸の向きは、上下としかつその先端が上向きとするのが、省スペース化の点では好ましいが、本発明においてはこれに限定されるものではなく、その回転軸の向きが水平となるようにしてもよい。
本発明の酸素濃縮装置をなす外部ケース(筐体)内の概略構成正面縦断面図。 図1のA−A線破断平面図。 図1の要部破断側面図。 本発明の酸素濃縮装置の要部を説明するブロック線図(回路図)。 図1のB−B線断面図。 図1の酸素濃縮装置に使用されているコンプレッサを説明する正面概念図。 図6の平面図(上面図)。 本発明の酸素濃縮装置の別形態の外部ケース(筐体)内の概略構成正面縦断面図。 図8の要部破断側面図。 従来の2気筒の縦型シリンダ式のコンプレッサを説明する正面概念図。 図10の平面図(上面図)。
符号の説明
21 コンプレッサ
23 駆動用のモーター
23a 回転軸
24,25 一対のシリンダ
26,27 ピストン
26b,27b コンロッド
31,32 窒素吸着容器
101 酸素濃縮装置
105 消音ボックス

Claims (4)

  1. 酸素よりも窒素を優先的に吸着し得る吸着剤を充填した窒素吸着容器内に、コンプレッサによって圧縮空気を供給することによって高酸素濃度ガスを得る加圧工程と、窒素吸着容器内の圧力を減じることによって吸着された窒素を外部に排気することで吸着剤の再生を行う減圧工程とを、交互に繰り返し行うことによって高酸素濃度ガスを得る方式の圧力変動吸着型の酸素濃縮装置において、
    前記コンプレッサに、その駆動用のモーターの回転軸を挟む両側に、その回転軸とシリンダ自身の軸が垂直で、互いに対向するように一対以上のシリンダを配置すると共に、その各シリンダ内にピストンを往復動自在に設け、前記回転軸の回転によってそのピストンを往復動させるピストン駆動手段を有するレシプロ式加圧用コンプレッサを使用し、
    しかも、前記回転軸の一方の側に配置されたシリンダが圧縮工程にあるときは、前記回転軸の他方の側に配置されたシリンダが吸気工程にあるようにされたピストン駆動手段を有するコンプレッサを使用したことを特徴とする酸素濃縮装置。
  2. 前記コンプレッサを、そのモーターにおける回転軸が略鉛直で先端が上を向く配置として設けたことを特徴とする請求項1に記載の酸素濃縮装置。
  3. 前記酸素濃縮装置は、その底部又は低部に、前記窒素吸着容器内から排気される窒素を酸素濃縮装置の外部に排気するための排気流路をなすとともにその排気音を消音するための消音ボックスを備えており、その消音ボックス内に、前記コンプレッサがその少なくとも一部を入り込ませた状態で配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の酸素濃縮装置。
  4. 前記酸素濃縮装置は、その底部又は低部に、前記窒素吸着容器内から排気される窒素を酸素濃縮装置の外部に排気するための排気流路をなすとともにその排気音を消音するための消音ボックスを備えており、その消音ボックス内に、前記コンプレッサがその駆動用のモーターの少なくとも一部を入り込ませた状態で配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の酸素濃縮装置。
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