JP2006094604A - 永久磁石形モータ,洗濯機及び異方性磁石の製造方法 - Google Patents

永久磁石形モータ,洗濯機及び異方性磁石の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 コギングトルクやトルクリップルをより低減することができる永久磁石形モータを提供する。
【解決手段】 ロータヨーク5の内周側に配置される異方性磁石6を極異方性磁石として構成し、周方向における厚さ寸法を、(最小/最大)比が0.4〜0.8となるように設定する。また、モータの回転中心と、異方性磁石6内径側の周方向中央とを結ぶ距離をDとすると、前記周方向中央から異方性磁石6の配向中心までの距離Cを、C=D×(0.4〜0.8)となるように設定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、固定子の外側に回転可能に設けられ略円筒状に構成される回転子ヨークと、この回転子ヨークの内周側において複数の磁極を有するように配置される異方性磁石とを備えて構成される永久磁石形モータ、及びその永久磁石形モータを搭載して構成される洗濯機、並びに前記永久磁石形モータに使用される異方性磁石の製造方法に関する。
特許文献1には、モータを構成する回転子側に配置された複数個の異方性磁石について、磁石夫々の配向の中心をモータの回転中心からずらすことで磁石が発生する磁力を滑らかに変化させ、コギングトルクを低減する技術が開示されている。
特開平7−203665公報
ところで、特許文献1では、径方向厚さが一定となる形状(いわゆる瓦形状)をなす異方性磁石を用いている。斯様な形状の磁石を用いた場合は、有効磁束量が多くなりモータの最大トルクを高めることができる一方で、コギングトルクやトルクリップルが増加するため、モータの回転時に発生する騒音や振動も大きくなってしまう。
また、異方性磁石の配向の中心位置を、モータの回転中心と磁石とを最短で結ぶ距離よりも長くする方向にずらすと、コギングトルク等が増加することに加えて、磁石の外周側を通過しようとする磁束が増加する傾向を示す。従って、磁石外周側における磁路断面積が大きくなるのに対応して回転子ヨークの厚さを増す必要があり、モータ全体が大型化するという問題が生じる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、効率を向上させると共に、コギングトルクやトルクリップルを低減することができる永久磁石形モータ、及びその永久磁石形モータを搭載して構成される洗濯機、並びに前記永久磁石形モータに使用される異方性磁石の製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の永久磁石形モータは、
固定子の外側に回転可能に設けられ、略円筒状に構成される回転子ヨークと、
この回転子ヨークの内周側において複数の磁極を有するように配置され、前記固定子に対向する面が曲面をなすように形成される異方性磁石とを備えて構成されるものにおいて、
前記異方性磁石の1磁極を構成する部分は、両端における径方向厚さが中央における径方向厚さの0.4〜0.8倍となるように形成されており、且つ、当該磁極内における配向の中心が、回転中心から磁石側にずれた位置にあることを特徴とする。
即ち、モータの固定子と回転子との間における空隙磁束密度は、磁気抵抗分布、つまり空隙長によって調整することができる。本発明では、異方性磁石を上記の形状とすることにより、回転子側に配置される各極磁石の周方向端部における空隙長が中央部よりも広くなる。加えて、異方性磁石の配向の中心を回転中心から磁石側にずれた位置にすることで、空隙磁束密度分布の波高値を低下させることなく、分布状態を正弦波に近づけることができる。
そして、上記の空隙磁束密度分布をより適切な状態とするには、磁石端部における空隙長を中央部における空隙長の2倍程度とするのが好ましい。従って、有効磁束に相当する基本波成分を維持しながら高調波成分を低減することができる。また、配向の中心位置を上記のように設定することで、磁束はより多く異方性磁石の内部を通過するようになり、磁石外周側の磁路断面積を小さくすることも可能となる。
また、請求項3記載の洗濯機は、請求項1または2記載の永久磁石形モータを備え、前記モータが発生する回転駆動力によって洗濯運転を行うことを特徴とする。斯様に構成すれば、洗濯運転時に発生しようとする振動や騒音がより小さくなる。
請求項1記載の永久磁石形モータによれば、効率を高めると共にコギングトルク或いはトルクリップルを従来構成よりも低減することができ、且つ、モータ全体を小型に構成することができる。
請求項3記載の洗濯機によれば、運転時に発生する振動や騒音を低減して、洗濯機を静音化することができる。
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明する。図1は、永久磁石形モータとして、例えばアウタロータ型のブラシレスDCモータの構成を示す平面図(断面図)である。この図1では、ステータ側はステータコア1のみを示している。ステータコア1は、環状をなすヨーク部2と、このヨーク部2の外周部に放射状に突出するように設けられた12個のティース3を有している。
ステータコア1の外周側には、ロータ4を構成する略円筒状のロータヨーク5が配置され、そのロータヨーク5の内周側には、8極分の異方性磁石6が接着により固定されている。異方性磁石6は、例えば特開2003−319585号公報に開示されているように(但し、異方性磁石の形成方法を当該公報に開示されているものに限定する趣旨ではない)極異方性を付与された永久磁石で構成されている。
図2に示すように、異方性磁石6は、周方向における中央の厚みが最大となり、周方向における両端の厚みが最小となる形状であり、最小厚さ寸法は、最大厚さ寸法の0.4〜0.8倍となるように設定されている。この場合、異方性磁石6の中央から両端にかけての内周面は、例えば曲面をなして厚さ寸法が漸次減少するような形状となっている。
そして、図1に示すように、モータの回転中心と、異方性磁石6内径側の周方向中央とを結ぶ距離をDとすると、前記周方向中央から異方性磁石6の配向中心までの距離Cは、
C=D×(0.4〜0.8)
となるようにして、回転中心から磁石側にずれた位置に設定されている。
次に、異方性磁石6の条件を以上のように決定した根拠について図3及び図4も参照して説明する。図3は、異方性磁石6の(最小/最大)寸法比を、0.4,0.45,0.5,0.6に変化させると共に、配向中心までの距離(但し、図3及び図4では「配向焦点距離」としている)Cを、距離Dの0.5倍,0.65倍,0.8倍,1.0倍(この場合、ラジアル配向となる)に設定し、更に平行配向した場合も加えて磁束密度の基本波成分[T]をシミュレーションにより求めた結果の一例を示すものである。ここでは、異方性磁石6の(最小/最大)寸法比が大きくなるほど、基本波成分が大きくなる傾向を示しており、最大は、配向中心までの距離Cが距離Dの0.5倍のケースとなっている。
また、図4は、(最小/最大)寸法比と配向中心までの距離Cとを図3と同様に設定した場合に、磁束密度の歪率[%]の変化をシミュレーションにより求めた結果の一例を示すものである。ここでは、歪率が最小となるのは、(最小/最大)寸法比が0.5で、且つ配向中心までの距離Cが距離Dの0.65倍のケースとなっている。
これらの結果より、磁束密度の基本波成分を極力大きくし、且つ歪率を極力小さくするようにパラメータを選択すれば、(最小/最大)寸法比が0.5で、且つ配向中心までの距離Cが距離Dの0.5倍のケースが最もバランスが良いと言える。
尚、配向中心までの距離Cが距離Dの0.4倍以下の場合についてはシミュレーションを行っていないが、0.4倍以下の磁石を製造しようとすると歩留まりが悪化するため、生産性が極めて悪いということが経験的に判っている(磁石を製造するメーカの一般的な見解による)。
ここで、以上のシミュレーション結果は、次のように説明される。即ち、モータのティース3とロータ4との間における空隙磁束密度は、両者間の空隙長によって調整できる。本実施例では、異方性磁石6を上記の形状にすることで、異方性磁石6の周方向端部における空隙長が中央部よりも広くなり、加えて、配向中心までの距離Cを上記の条件に基づき定めることで、空隙磁束密度分布の波高値を低下させることなく分布状態を正弦波に近づけている。
そして、異方性磁石6の最小厚さ寸法を最大厚さ寸法の0.4〜0.8倍に設定したことで空隙磁束密度の分布状態がより正弦波に近付くようになり、有効磁束に相当する基本波成分を維持しながら高調波成分を低減させていると考えられる。また、配向の中心位置Cを上記のように定めることで、磁束はより多く異方性磁石6の内部を通過するようになり、磁石6外周側の磁路断面積はより小さくなっている。
次に、図5及び図6は、図1と同様に構成されるモータを使用して縦軸形洗濯乾燥機を構成した場合を示す。図5は、洗濯乾燥機の縦断側面図である。洗濯乾燥機の外殻を成す外筐11は、外箱12とその最上部に装着したトップカバー13とで構成されている。外箱12の内部には水槽14が配設されている。水槽14は有底の円筒形を成しており、外箱11の上部から吊下した複数本(1部のみ図示)の吊り棒15、及びこの吊り棒15にそれぞれ装着したスプリング16等から成る弾性支持機構17により縦軸状に支持されている。
水槽14の内部には、回転槽18が同じく縦軸状に配設されている。この回転槽18も有底の円筒形を成すと共に、外槽18a及び内槽18bの二重槽から成っている。外槽18aにおける周側部の上部には、脱水孔19が例えば横一列状に複数形成され、内槽18bにおける周側部の略全域には通孔20が多数形成されている。又、回転槽18の上端開口縁部には回転バランサ21が装着されており、一方、外槽18a及び内槽18bの各底部中央には、それぞれ通口22,23が形成されている。更に、外槽18aの底部には、図中右側の凹陥部により水溜部24が形成され、水溜部24内には例えばシーズ線から成るヒータ25が配設されている。
水槽14の底部には、2つの排水口26,27が形成されており、排水口26には排水弁28を介して排水ホース29が接続され、その排水ホース29の図示しない先端部は機外に導出されている。排水口27には、排水弁30を介して連通管31が接続され、この連通管31が上記排水ホース29に接続されている。更に、水槽14の上部には溢水口32が形成され、この溢水口32が溢水管33を介して連通管31に接続されている。
水槽14の外底部中央には、モータ34を水密に取付けている。モータ34はアウターロータ形で構成され、外軸34aを有すると共に該外軸34aを貫通した内軸34bを有している。外軸34aは水槽14内に位置して、上端部に回転槽18(外槽18a)の外底部の中心部が取付けている。又、内軸34bは、外槽18a及び内槽18bの各通口12,13を通って内槽18b内に位置しており、その上端部に撹拌体35が取付けられている。
撹拌体35は複数の通孔36を有している。又、モータ34内には図示しないクラッチ機構が存し、このクラッチ機構によって、上記外軸34aと内軸34bの回転、ひいては回転槽18と撹拌体35の回転を選択的に行うようにしている。更に、水槽14の内底部には、回転槽18における外槽18aの通口22から排水口26にかけて、排水路37を水槽14の他の内部と水密に隔絶して設けている。
排水路37の先端部である排水口26上方の部分から水槽14の上部にかけては、空気循環路38が設けられている。空気循環路38の先端部38aは、水槽14の揺動に追従し得るように例えば蛇腹状に形成されて可撓性を有した構成であり、これを水槽14の上端開口縁部に装着した槽カバー39に気密に貫通させて、水槽14内、ひいては回転槽8(内槽8b)内に臨ませている。なお、槽カバー39は環状であり、その中央の開口部には内蓋40が開閉可能に設けられている。
空気循環路38には、その上部の途中部に、送風機41とヒータ42とが設けられている。送風機41は、空気循環路38を通して回転槽18(内槽18b)内の空気を矢印で示すように循環させるもので、ヒータ42はその循環空気を加熱するようになっている。これらにより温風供給装置33が構成されており、生成された温風が回転槽18内に供給される。
トップカバー13の前部には操作パネル44が設けられていると共に、制御装置45が内設され、後部には給水弁46が内設されている。給水弁46は、水路を2つの給水路47,48に切換える弁である。給水路47の先端部は、図示しないが、前記槽カバー39を通して回転槽18内に臨むように配置され、給水路48の先端部は、同じく槽カバー39を通して水槽14と回転槽18との間に臨むように配置されている。
図6(a)には、モータ34のロータ51を、上下を反転させた斜視図で示すものである。ロータ51は、フレーム(回転子ヨーク)52と異方性磁石53とで構成されている。フレーム52は、磁性材例えば鋼板をプレスすることによって偏平ないわゆる有底円筒形のカップ状に形成したもので、中心部に軸支持体取付孔54を有している。フレーム52の周囲には環状部55が形成されており、この環状部55と軸支持体取付孔54との間の中間部に切り起こしで形成された複数の通風孔56が放射状に配置されている。
そして、ロータ51の軸支持体取付孔54には、軸支持体(図示せず)を介して外軸34aが取り付けられるようになっており、外軸34aは、図示しない軸受けを介して回転自在に支承される。
異方性磁石53は所謂プラスチックマグネットであり、フェライト系のナイロンバインダに磁性粉末を混合した磁性樹脂で構成されている。そして、異方性磁石53はフレーム52の環状部55の内周側に配置され、ステータ57と対向するようになっている。又、異方性磁石53には、その成形時に磁気の方向性が所定の方向となる磁場配向をすることで、図2に示す異方性磁石6と同様に極異方性を有する永久磁石である。尚、異方性磁石53については、周方向における厚さの(最小/最大)寸法比を0.5に設定すると共に、異方性における配向中心までの距離Cを距離Dの0.5倍に設定している。
一方、図6(b)に示すステータコア58は、環状をなすヨーク部59と、このヨーク部59の外周部に放射状に突出するように設けられた多数個のティース60を有する構成となっている。この場合、ステータコア58は、周方向に分割された複数個の分割コア(図示せず)周方向に連結することにより、環状をなすように形成されている。各分割コアは、所定形状に打ち抜かれたけい素鋼板からなる鋼板を多数枚積層して構成されている。
ステータコア58におけるヨーク部59及び各ティース60の外面には、それらのほぼ全体を覆うように、絶縁樹脂(例えばポリブチレン樹脂)製の被覆部材61がモールド成形により設けられている。被覆部材61には、ヨーク部59の内周側に位置させて複数個の取付部62が一体に設けられている。この取付部62は、ステ−タコア58を、取付対象となる例えば洗濯機の機構部(図示せず)に取り付ける際に利用されるものである。そして、各ティース60にはコイル63が巻装されてステータ57が構成されている。
斯様に構成されたモータ34により、撹拌体35又は回転槽18をダイレクトドライブで回転させることで、洗濯,脱水運転や乾燥運転時に発生する振動や騒音は極めて小さくなるので、洗濯機に十分な洗浄力や脱水,乾燥能力を付与すると同時に、洗濯機を静音化することが可能となる。
以上のように本実施例によれば、モータ34を構成するロータ51において、フレーム52の内周側に配置する異方性磁石53を異方性磁石として構成すると共に、周方向における厚さの(最小/最大)寸法比を0.5に設定し、且つ異方性における配向中心までの距離Cを距離Dの0.5倍に設定して構成した。
従って、モータ34の最大トルクを高めながら高調波成分を低減(即ち、歪率を低減)することができ、モータ34の効率を維持しつつコギングトルク或いはトルクリップルを従来よりも低減することができる。また、磁石53外周側の磁路断面積が小さくなるので、ロータヨークであるフレーム52における環状部55に、磁路の形成を考慮した厚みを持たせる必要がなく、当該環状部55は、専ら磁石53を支持して回転するための強度を満たすのに十分な厚さ寸法を有していれば良い。従って、モータ34を小型に構成することができる。
そして、モータ34を洗濯乾燥機に適用し、モータ34が発生する回転駆動力によって
回転槽18又は撹拌体35をダイレクトドライブにより回転させて、洗濯運転や脱水,乾燥運転を行わせるようにした。従って、洗濯乾燥機を室内などに設置したような場合でも、ユーザは振動や騒音を気にすることなく良好に使用することができる。
本発明は、上記実施例にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張できる。
異方性磁石6の配向中心までの距離Cは、必ずしも、C=D×(0.4〜0.8)の関係を満たすように設定する必要はなく、少なくとも、磁極内における配向の中心が、回転中心から磁石側にずれた位置にあるように設定すれば良い。
乾燥機能を有していない洗濯機に適用しても良い。また、縦軸型の洗濯機に限ることなく、ドラム式洗濯機に適用しても良い。更に、洗濯機に限ることなく、モータを使用して構成され、運転時の騒音や振動を低減することが望まれる装置であれば広く適用が可能である。
本発明の一実施例であり、永久磁石形モータの平面図 永久磁石を1極分だけ示す図 永久磁石の周方向(最小/最大)寸法比を変化させると共に、配向中心までの距離Cを、距離Dに対して変化させた場合に、磁束密度の基本波成分をシミュレーションにより求めた結果の一例を示す図 図3と同様の条件について、磁束密度の歪率の変化をシミュレーションにより求めた結果の一例を示す図 図1と同様に構成されるモータを使用して構成される縦軸形洗濯乾燥機の縦断側面図 (a)はモータを構成するロータを、上下を反転させた状態で示す斜視図、(b)は同ステータの斜視図
符号の説明
図面中、1はステータコア(固定子)、2はヨーク部、3はティース、4はロータ、5はロータヨーク(回転子ヨーク)、6は異方性磁石、34はモータ、51はロータ、52はフレーム(回転子ヨーク)、53は異方性磁石、57はステータ(固定子)、58はステータコア、59はヨーク部、60はティース、63はコイルを示す。

Claims (5)

  1. 固定子の外側に回転可能に設けられ、略円筒状に構成される回転子ヨークと、
    この回転子ヨークの内周側において複数の磁極を有するように配置され、前記固定子に対向する面が曲面をなすように形成される異方性磁石とを備えて構成される永久磁石形モータにおいて、
    前記異方性磁石の1磁極を構成する部分は、両端における径方向厚さが中央における径方向厚さの0.4〜0.8倍となるように形成されており、且つ、当該磁極内における配向の中心が、回転中心から磁石側にずれた位置にあることを特徴とする永久磁石形モータ。
  2. 前記配向の中心位置を、回転中心と、前記異方性磁石とを最短で結ぶ距離の0.4〜0.8倍となるように形成したことを特徴とする請求項1記載の永久磁石形モータ。
  3. 請求項1または2記載の永久磁石形モータを備え、前記モータが発生する回転駆動力によって洗濯運転を行うことを特徴とする洗濯機。
  4. 固定子の外側に回転可能に設けられ、略円筒状に構成される回転子ヨークと、この回転子ヨークの内周側において複数の磁極を有するように配置され、前記固定子に対向する面が曲面をなすように形成される異方性磁石とを備えて構成される永久磁石形モータに使用される前記異方性磁石を製造する方法において、
    前記異方性磁石の1磁極を構成する部分を、両端における径方向厚さが中央における径方向厚さの0.4〜0.8倍となるように形成し、且つ、当該磁極内における配向の中心を、回転中心から磁石側にずれた位置となるように製造することを特徴とする異方性磁石の製造方法。
  5. 前記配向の中心位置を、モータの回転中心と異方性磁石とを最短で結ぶ距離の0.4〜0.8倍となるように形成したことを特徴とする請求項4記載の異方性磁石の製造方法。

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