JP2006094259A - 車輌アンテナシステム - Google Patents

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JP2006094259A
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Minoru Ueno
実 上野
Tomoaki Okuma
智明 大熊
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Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
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Abstract

【課題】特別なエレンメンとを要さず簡単かつ安価にパラボラアンテナとして各種信号の送受信に利用することができる車輌アンテナシステムを提供する。
【解決手段】車輌に装備されているライトの反射板の一部に、周波数に対応する大きさのスリットを設け、該スリットの両側背面に給電部を配することでアンテナを構成させた。
【選択図】図2

Description

本発明は車輌アンテナシステムに関する。
今日の自動車はハイテクノロジー化が進んでおり、音声放送、移動体通信、GPSを利用したナビゲーションシステム、車輌前後の障害物確認システム、自動料金徴収システム(ETC)などさまざまな機能やシステムが組み込まれている。
これに関連して、自動車には、慣用のアンテナのほか、各種信号の送受信のためのアンテナ(センサーを含む)を車体外表面ないしその近傍に搭載することが必要となり、現状でも、バンパーに車輌前後の障害物確認用超音波センサーを配置し、インスト上面にETC用ユニットを配置している。
しかし、今後、ETC、道路交通情報通信システム(VICS)、ブルートゥース、DSRC(Dedicated Short Range communication)などが普及され、それによってますますアンテナ必要数は増加する傾向にある反面、車輌側ではアンテナの搭載可能な箇所には限界に近づいている。
この対策として、ヘッドライトやバックライトにアンテナのエレメントを内蔵した提案がなされているが、特別な部品を組み込むので構造が複雑化し、またコストも高価になるなどの問題があった。
特開平6−69708公報
本発明は前記のような問題点を解消するためになされたもので、その目的とするところは、特別なエレメントを要さず簡単かつ安価にパラボラアンテナとして各種信号の送受信に利用することができる車輌アンテナシステムを提供することにある。
上記目的を達成するため本発明は、車輌に装備されているライトの反射板の一部に、周波数に対応する大きさのスリットを設け、該スリットの両側背面に給電部を配することでアンテナを構成させたことを特徴としている。
別段のアンテナ要素を搭載する必要がなく、反射板そのものをパラボラアンテナとして各種信号の送受信に利用でき、スリットは微細な大きさで足りるから、照明機能に影響を及ぼすことはほとんどなく、ヘッドライトやバックライトとしての性能を維持したまま同時にアンテナとして機能させることが可能になり、実施も安価に行え、また、アンテナの実車レイアウトの拡大化が可能になる。
前記スリットは、反射板の北半球側の斜面に半径方向に延在するように設けられる。
前方または後方の照明状態(等光度)は水平に対して下方の領域が路面に投影する関係から広く、上方の領域はそれよりも狭い傾向にあるので、スリットを付加したことによる照明の実質的な影響をなくすことができる。
スリットは複数である場合を含む。
これによれば、たとえば、ETC用とVICS用、あるいはETC用とGPS用など複数の周波数帯の電波を送受信することが可能となり、単一のライトに複数のアンテナを組み込んだ安価なシステムを構築できる。
スリットが側壁を分断しているものを含む。
これによれば、スリット長さが大となるので、スリット幅との関係で設定される周波数の設定範囲を大きくすることができる。
以下添付図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1ないし図3は本発明の車輌アンテナシステムを車輌のヘッドライトに適用した例を示しており、1は車体、2は車体の前部両側に装備されたライトで、導電性材料からなる反射板3の後端部に光源4を挿着し、反射板5の前端部にレンズ5を冠着している。
本発明は、前記反射板3に、狙いとする周波数に合わせた位置に、反射板の板厚を貫通するスリット6を設け、該スリット6の幅方向両側近傍に、信号処理手段9と高周波同軸ケーブル8,8で結ばれた給電部7,7を配置している。信号処理手段9はアンテナ利得に応じてアンプなど必要な受信用要素や回路が組み込まれている。
前記スリット6は、光の反射の面と受信効率の面などの観点から、図2のように反射板3の赤道線Hから北半球の範囲Nにおいて、反射板3の半径方向に延在するように配されることが好ましく、この範囲に少なくとも1本設けられる。図2では2本のスリット6,6を異なる位置に設けられている。
前記スリット6は、反射板3の側壁(曲率面である場合を含む)コ全体にわたって設けられた横断溝形態でもよいし、図2左側のスリット6として示すような長孔形態であってもよい。前者はスリット長さを大きくすることができるので、受信する周波数の選択範囲を広くできる利点がある。
本発明は上記のようにライトの反射板3にスリット6を設けるので、電波により反射板表面に流れる電流がスリット6で変わり、スリット間を給電部として電波を取り出すことができ、反射板そのものをアンテナとして機能させることができる。
すなわち、反射板3にスリット6を設けた場合、図4のように、反射板にはスリット6の長手方向に沿った電流が流れ、電圧がスリット幅方向に付加される。スリット6は電界が長手方向両端で0となり、その長さLが1/2波長になる周波数で共振し、アンテナを構成する。図5のように反射板3の内外はスリットを介して結合されるので、給電部7,7から的確に高周波を取り出すことができる。
前記スリット6の寸法(長さL、幅W)で取り出せる電波が変わることから、目的の電波の周波数に応ずるようにスリット6の寸法を設定すればよく、通常、スリット6の幅Wは長さLの1/10に設定する。大きなスリットとすれば低い周波数を受信でき、小さなスリットとすれば周波数を受信できる。
たとえば、VICSの周波数2.4GHzを受信したい場合にはスリット6の幅Wを約6mm以下にすればよく、ETCの周波数5.8GHzに対応させる場合には、さらに狭い幅(3mm程度)にすることで対応できる。このようにスリット幅が微細であることから、スリットを設ける位置とあいまって、照明機能に実質的に影響を及ぼさずに済む。
そして図2のように複数本のスリット6,6を位置変位させて配置すれば、単一のライトの反射板それ自体で2種あるいはそれ以上の電波送受信することができる。すなわち、たとえば、上位側のものでETCの電波を、下位側のものでVICSの電波をおのおの受信することができる。
なお、本発明はフロントライトのみならず、バックライト、あるいは他のライトにも適用される。
本発明による車輌アンテナシステムの一例を示す部分切欠斜視図である。 同じくレンズを省略した正面図である。 図2のX−線に沿う断面図である。 本発明の作用を模式的に示す平面図である。 図4のY−Y線に沿う断面図である。
符号の説明
1 車体
2 ライト
3 反射板
6 スロット
7 給電部

Claims (4)

  1. 車輌に装備されているライトの反射板の一部に、周波数に対応する大きさのスリットを設け、該スリットの両側背面に給電部を配することでアンテナを構成させたことを特徴とする車輌アンテナシステム。
  2. スリットは反射板の北半球側に半径方向に延在するように設けられることを特徴とする請求項1に記載の車輌アンテナシステム。
  3. スリットは複数である場合を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の車輌アンテナシステム。
  4. スリットが側壁を分断しているものを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の車輌アンテナシステム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008080867A (ja) * 2006-09-26 2008-04-10 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車のアンテナ取付構造
JP2020502947A (ja) * 2016-12-23 2020-01-23 ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド アンテナ、照明システムおよび通信システム

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