JP2006094034A - デジタル画像サービス方法及び記録メディア - Google Patents

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Abstract

【課題】CD−R等の記録メディアに記録されたユーザのデジタル画像に含まれる顔画像を、顔合成用のテンプレート画像に容易に又は自動で合成することができ、使用する顔画像も自由に変更して合成画像を楽しむことができるようにする。
【解決手段】ユーザのデジタル画像をCD−Rにデジタル記録してユーザに提供するデジタル画像サービス方法において、前記ユーザのデジタル画像を記録する際に、ユーザのデジタル画像に含まれる顔画像と顔合成用のテンプレート画像との合成を容易に又は自動で行うための仕組み(データ構造)も同時に記録する。これにより、ユーザは前記CD−Rを受け取り、これを自分のパソコンにセットすることで、CD−Rに事前に記録された情報を使用して顔画像をテンプレート画像に容易に合成させることができる。
【選択図】 図4

Description

本発明はデジタル画像サービス方法及び記録メディアに係り、特にユーザの画像をCD−R等の所定のリムーバブルの記録メディアにデジタル記録してユーザに提供するデジタル画像サービス方法及びその方法によって提供される記録メディアに関する。
従来、フイルムカメラで撮影した写真フイルムや、デジタルカメラで撮影したメモリカード等を写真店や取次店にもっていき、写真プリントとともに、または写真プリントとは別にデジタル画像が記録されたCD−Rを注文することができるようになっている。
また、このCD−Rには、CD−Rに記録されたデジタル画像を、パーソナルコンピュータ(以下、「パソコン」という)上で一覧表示や全画面表示、スライドショー表示するためのビューアソフトや、ネットサービスを利用してインターネットからプリント注文するための注文ソフトなどが同時に記録されている。
したがって、ユーザは、CD−Rに保存されたデジタル画像をパソコンのモニタに表示させ、あるいは自由自在に加工して楽しむことができる。
一方、従来から顔画像と背景画像とを合成して合成画像を作成する画像合成装置が知られている。
特許文献1に記載の画像合成装置は、顔画像、服装画像、首画像、背景画像等の複数の入力画像に対し、これらの入力画像の合成の基準となる2点の情報(合成情報)を自動又は手動で入力し、前記合成情報の内容にしたがって各入力画像の大きさ、色の変換を行い、変換を行った入力画像を合成することにより、違和感のない肖像画像を合成するようにしている。
特開平10−222649号公報
従来のデジタル画像をCD−Rに記録してユーザ提供するサービスは、デジタル画像をパソコン上で閲覧させたり、ネットワークを通じて再プリントに導くサービスであり、画像の加工が容易であるというデジタル画像ならではの新たな付加価値を提供していなかった。
一方、特許文献1に記載された画像合成装置により、複数のデジタル画像を合成して合成画像を楽しむことができるが、この場合には、高価な画像処理装置、画像処理ツールが必要になり、また、顔の切り出しや位置の調整、大きさの調整等を手作業によって行う場合には、熟練度が要求されるという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、CD−R等の記録メディアに記録されたユーザのデジタル画像に含まれる顔画像を、顔合成用のテンプレート画像に容易に又は自動で合成することができ、使用する顔画像も自由に変更して合成画像を楽しむことができるデジタル画像サービス方法及び記録メディアを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために請求項1に係る発明は、ユーザの画像を所定のリムーバブルの記録メディアにデジタル記録してユーザに提供するデジタル画像サービス方法において、前記ユーザの画像をデジタル処理し、処理後のデジタル画像を前記記録メディアに記録する工程と、前記ユーザの画像に含まれる人物の顔画像に対応して該顔画像を顔合成用のテンプレート画像に合成するために必要な第1の顔合成用情報を取得する工程と、前記取得した第1の顔合成情報を前記該記録メディアに記録する工程と、を含むことを特徴としている。
前記ユーザの画像は、写真フイルムの画像をスキャンで読み取ってデジタル化し、又はデジタルカメラのメモリカードなどから取得する。このようにして取得したデジタル画像は、デジタル処理が行われた後、CD−R等の記録メディアに記録される。尚、デジタル処理としては、色補正、諧調補正、赤目処理等がある。一方、前記記録メディアに記録されるデジタル画像に人物が含まれている場合には、その人物の顔画像に対応して当該顔画像を顔合成用のテンプレート画像に合成するために必要な第1の顔合成用情報を取得する。このようにして取得した第1の顔合成用情報を前記記録メディアに記録する。
これにより、ユーザは前記記録メディアを受け取り、これを自分のパソコンにセットすることで、デジタル画像を閲覧することができるとともに、前記第1の顔合成用情報を利用してテンプレート画像に顔画像を容易に合成することができる。
請求項2に示すように請求項1に記載のデジタル画像サービス方法において、少なくとも1つの顔合成用のテンプレート画像と、該テンプレート画像の顔合成部に顔画像を合成するために必要な第2の顔合成用情報とを前記記録メディアに記録する工程を更に含むことを特徴としている。
尚、前記顔合成用のテンプレート画像と、これに対応する第2の顔合成用情報とは、別途ネットワーク等を通じて取得できるようにしてもよいが、前記記録メディアに記録しておくことにより、テンプレート画像及び第2の顔合成用情報の取得の手間を省くことができる。
請求項3に示すように請求項2に記載のデジタル画像サービス方法において、前記テンプレート画像上の顔合成部と該顔合成部に合成する前記デジタル画像内の顔画像との関係を示す顔配置情報を前記記録メディアに記録する工程を更に含むことを特徴としている。
前記記録メディアに前記顔配置情報を記録しておくことにより、デジタル画像内のどの顔画像をテンプレート画像内のどの顔合成部に合成するかをユーザが指定しなくてもよい。尚、顔画像と顔合成部との対応関係を示す顔配置情報を変更することで、使用する顔画像を自由に変更して合成画像を作成することができる。
請求項4に示すように請求項2又は3に記載のデジタル画像サービス方法において、前記第1の顔合成用情報は、前記デジタル画像内の各顔画像の顔パーツの位置情報と、各顔画像と前記記録メディアに記録されるデジタル画像とを関連付ける第1のリンク情報とを含み、前記第2の顔合成用情報は、前記テンプレート画像内の顔合成部の顔パーツの位置情報と、各顔合成部と前記記録メディアに記録されるテンプレート画像とを関連付ける第2のリンク情報とを含むことを特徴としている。
前記顔パーツの位置情報としては、両目位置情報、口の位置情報、顎の位置情報等が挙げられるが、両目位置情報が好ましい。例えば、両目位置情報から顔のサイズ、位置、及び顔の傾きを求めることができ、顔画像を顔合成部に合わせるための情報として使用することができる。
請求項5に示すように請求項3に記載のデジタル画像サービス方法において、前記記録メディアに記録されたデジタル画像と、テンプレート画像と、第1、第2の顔合成用情報と、顔配置情報とに基づいて前記テンプレート画像の顔合成部に前記デジタル画像内の顔画像を合成して合成画像を生成する顔合成ソフトを前記記録メディアに記録する工程を更に含むことを特徴としている。
即ち、テンプレート画像に顔画像を合成するための全ての情報(素材)が前記記録メディアに記録されているため、前記顔合成ソフトを起動させることにより、自動的に合成画像を作成することができ、あたかも合成画像が記録メディアに記録されているように処理することが可能である。尚、事前に合成画像を記録メディアに記録する場合には、テンプレート画像に対する顔画像が固定されるが、本発明では、顔画像の変更の他、テンプレート画像の変更、顔位置・サイズ・角度の微調整も可能となる。
請求項6に示すように請求項5に記載のデジタル画像サービス方法において、前記記録メディアに記録されたデジタル画像及び前記顔合成ソフトによって生成された合成画像をパーソナルコンピュータのモニタに表示させるためのビューアソフトを前記記録メディアに記録する工程を更に含むことを特徴としている。
これにより、前記記録メディアに記録されたデジタル画像を表示するためのソフトがパソコンに事前にインストールされていない場合でもデジタル画像を表示させることができるとともに、合成画像も表示させることができる。
請求項7に係る記録メディアは、請求項1乃至6のいずれかに記載のデジタル画像サー ビス方法によって作成されたことを特徴としている。即ち、この記録メディアには、ユーザのデジタル画像とともに、そのデジタル画像内に含まれる顔画像を顔合成用のテンプレート画像に合成するために必要なる各種の情報が記録されている。
本発明によれば、ユーザのデジタル画像を該ユーザに提供するCD−R等のリムーバブルの記録メディアにデジタル記録する際に、ユーザのデジタル画像に含まれる顔画像と顔合成用のテンプレート画像との合成を容易に又は自動で行うための仕組み(データ構造)も同時に記録するようにしたため、ユーザは、上記記録メディアを自分のパソコンにセットすることで、デジタル画像を閲覧することができるとともに、テンプレート画像に顔画像が合成された合成画像を自動的に作成し、又はユーザ自身で使用する顔画像を自由に変更して合成画像の作成を楽しむことができる。
以下添付図面に従って本発明に係るデジタル画像サービス方法及び記録メディアの好ましい実施の形態について詳説する。
図1は本発明に係るデジタル画像サービス方法を提供する現像所(ラボ)やカメラ店のデジタルラボ装置のハードウエア構成を示す概略図である。
デジタルラボ装置1は、主として現像処理部10、フイルムスキャナ12、カードリーダ13、画像処理部14、デジタルプリンタ16、及びCD−R/RW装置18から構成されている。
ここで、ユーザから未現像の写真フイルム20が取次店、カメラ店等に持ち込まれ、同時プリントと、CD−Rへのデジタル画像の書き込みサービスの注文を受け付けた場合について説明する。
この場合、未現像の写真フイルム20は、現像処理部10によりネガ現像され、続いてフイルムスキャナ12によりネガスキャンが行われ、フイルムの各コマの画像がデジタル化される。このようにしてデジタル化されたユーザのデジタル画像は、画像処理部14に加えられる。
一方、ユーザからデジタルカメラの記録メディアであるメモリカード22が取次店、カメラ店等に持ち込まれ、同時プリントと、CD−Rへのデジタル画像の書き込みサービスの注文を受け付けた場合には、メモリカード22に記録されたデジタル画像は、カードリーダ13によって読み取られ、画像処理部14に加えられる。
画像処理部14は、プリント注文やCD−Rへのデジタル画像の書き込みを受け付けたユーザのオリジナルの画像に対して適正なプリントやデジタル画像の書き込みを行うための画像処理(例えば、色補正、階調補正、赤目処理、美肌処理等)を施す。
上記画像処理では、処理対象のデジタル画像を解析して人物の顔画像が存在するか否かを検出し、顔画像が存在する場合には、その顔画像が存在する領域(顔領域)における肌色が予め定められた目標色度値となるように色補正処理を行い、また、顔領域の濃度に基づいて階調補正を行う。また、赤目が検出された場合には、赤目補正を行う。
尚、デジタル画像内に人物の顔画像が存在するかどうかの検出は、顔の形状、目及び口の輪郭線からなる基準の顔テンプレートとの一致度を求めたり、顔の形状に近い肌色の領域内に目、口などの顔パーツが存在するか等によって行われる。
画像処理部14によって処理されたデジタル画像は、デジタルプリンタ16に出力される。デジタルプリンタは、画像処理済みの画像データに基づいて銀塩方式のカラーペーパーにR,G,Bレーザーで走査露光して画像をプリントする。このようにして、写真プリント24が作成される。
一方、画像処理部14によって処理されたデジタル画像は、CD−R/RW装置18に出力される。CD−R/RW装置18は、画像処理済みの画像データをCD−R26に記録する。また、CD−R/RW装置18には、画像処理部14から顔合成用情報Aが加えられ、CD−R/RW装置18は、上記画像データとともに顔合成用情報Aを記録する。
尚、顔合成用情報Aは、CD−R26に記録されるデジタル画像内の各顔画像の顔パーツの位置情報(この実施の形態では、両目位置情報)と、各顔画像とCD−R26に記録されるデジタル画像へのリンク情報とを有している。また、両目位置情報は、画像処理部14での処理過程で検出された顔画像の両目位置を利用することができる。
また、図2に示すように、CD−R26の各記録領域26A〜26Gには、前記画像データ、及び顔合成用情報Aの他に、ビューアソフト、少なくとも1枚のテンプレート画像データ、顔合成用情報B、顔配置情報、及び顔合成ソフトが予め記録され、又は予め準備された上記各情報がCD−R/RW装置18にて記録される。
次に、CD−R26に記録される上記各情報の詳細について説明する。
図3はテンプレート画像の一例を示す図である。このテンプレート画像は、観光地や遊園地などに設置されている顔ハメ記念撮影パネルのような、顔領域だけ画像の無い背景画像であり、図3に示すテンプレート画像は、No.1〜No.7の7つの顔合成部(かきわり部)を有している。
図4(A)及び(B)はそれぞれ顔合成用情報A及びBを示す図である。同図(A)に示すように、顔合成用情報Aは、前述したようにCD−R26に記録されたデジタル画像に対応するもので、デジタル画像内の各顔画像ごとに付された顔識別情報(顔ID)によって管理され、顔画像ごとにその顔画像が写っているデジタル画像へのリンク情報(例えば、画像ファイル名)、両目位置情報等から構成されている。
一方、顔合成用情報Bは、テンプレート画像に対応するもので、テンプレート画像へのリンク情報(例えば、テンプレート画像のファイル名)、各かきわりNo.1〜No. Nでの両目位置情報等から構成されている。かきわり部の両目位置情報は、かきわり部(顔合成部)の大きさ、位置、傾き等を示す情報として使用される。
図5は顔配置情報の内容を示す図である。同図に示すように、顔配置情報は、かきわりNo. 1〜No. Nと、各かきわり部に合成すべき顔画像(顔ID)との関係を規定している。尚、かきわりNo.1〜No. Nと、顔IDとの関係は、後述するように変更可能であるが、CD−R26には、デフォルトの顔配置情報が記録されている。
ビューアソフトは、CD−R26に記録されたデジタル画像をユーザのパソコンで閲覧するためのソフトであり、顔合成ソフトは、CD−R26に記録されたデジタル画像と、テンプレート画像と、顔合成用情報A、Bと、顔配置情報とに基づいてテンプレート画像のかきわり部にデジタル画像内の顔画像を合成し、合成画像を生成するソフトである。尚、顔合成ソフトは、ビューアソフトに組み込んでもよいし、ビューアソフトと連携させるようにしてもよい。また、顔合成ソフトの詳細については後述する。
次に、上記CD−R26を受け取ったユーザが、自分のパソコンにCD−R26をセットし、CD−Rに保存されたデジタル画像や合成画像をパソコンのモニタに表示させ、あるいは合成画像を自由に加工して楽しむ場合について説明する。
図6は一般的なパソコンのハードウェア構成例を示すブロック図である。
同図に示すようにパソコン30は、主として各構成要素の動作を制御する中央処理装置(CPU)32と、装置の制御プログラムが格納されたり、プログラム実行時の作業領域となる主メモリ34と、パソコンのオペレーティングシステム(OS)、各種のアプリケーションソフト、ユーザの画像等が格納されるハードディスク装置36、CD−Rからの読み込みやCD−Rへの読み書きが可能なCD−R/RW装置38と、表示用データを一時記憶する表示メモリ40と、この表示メモリ40からの画像データ、文字データ等により画像や文字等を表示するCRTモニタや液晶モニタ等のモニタ装置42と、キーボード44と、位置入力装置としてのマウス46と、マウス46の状態を検出してモニタ装置42上のマウスポインタの位置やマウス46の状態等の信号をCPU32に出力するマウスコントローラ48と、通信インターフェース50と、上記各構成要素を接続するバス52とから構成されている。
尚、上記構成のパソコンは、周知のものであるため、各構成要素の詳細な説明については省略する。
次に、本発明に係るCD−R26をCD−R/RW装置38にセットした場合について説明する。
CD−R26がD−R/RW装置38にセットされると、例えば、オートラン機能によりビューアソフトが自動的に起動し、このビューアソフトの機能によりCD−R26に記録されたユーザのデジタル画像の縮小画像(サムネイル画像)がモニタ装置42に一覧表示される。また、所望のサムネイル画像をダブルクリックすると、全画面表示が行われる。
また、CD−R26に格納されたテンプレート画像に対応するサムネイル画像も表示される。テンプレート画像に対応するサムネイル画像をダブルクリックすると、顔合成ソフトが起動し、テンプレート画像のかきわり部に顔画像を合成する処理が行われる。尚、顔合成ソフトは、ビューアソフトの起動に連動して起動し、事前に合成画像を作成するものでもよい。
次に、顔合成ソフトの機能について説明する。
図7は顔合成ソフトの処理内容を説明するためのフローチャートである。尚、ここでは、説明の簡単のためにCD−R26に格納されているテンプレート画像は1つとする。
図7において、顔合成ソフトが起動すると、かきわりNo. =iを1(i=1)にセットする(ステップS10)。続いて、かきわりNo. =iに対応するかきわり部の両目位置情報を、顔合成用情報B(図4(B)参照)から取得する(ステップS12)。
次に、かきわりNo. =iに対応する顔IDを、顔配置情報(図5参照)から取得する(ステップS14)。この取得した顔IDから、図4(A)に示した顔合成用情報Aを元に、その顔IDに対応する顔画像が記録されているデジタル画像へのリンク情報、及びその顔画像の両目位置情報を取得する(ステップS16)。
上記取得したリンク情報からデジタル画像が特定され、また、両目位置情報からその特定されたデジタル画像内の顔画像が特定される。このようにして特定される顔画像を、No. =iに対応するテンプレート画像のかきわり部に合成する(ステップS18)。
この合成は、テンプレート画像のかきわり部に、顔画像を裏側から貼り付けて合成する合成方式であり、この合成時には、ステップS12で取得したかきわり部の両目位置情報と、ステップS16で取得した顔画像の両目位置情報とが一致するように、顔画像のサイズ、位置、及び顔画像の傾きを自動調整して合成する。
次に、No. =iがN(N=テンプレート画像の最後のかきわりNo.)か否かを判別する(ステップS20)。そして、i=Nでない場合には、かきわりNo. =iを1だけインクリメントし(ステップS22)、ステップ12Sに戻る。
一方、i=Nの場合には、テンプレート画像の全てのかきわり部での顔画像の合成が終了するため、合成画像を出力し(ステップS24)、合成処理を終了する。
したがって、CD−R26には、合成画像そのものは記録されていないが、バーチャルな合成画像が定義されているため、上記顔合成ソフトによって自動的に合成画像を作成し、これを表示させることできる。
次に、上記のようにして作成された合成画像内の顔画像を変更する場合について説明する。
図8は合成画像内の顔画像を変更する場合の、顔合成ソフトの処理内容を説明するためのフローチャートである。
図8に示すように、合成画像上で変更する顔画像を選択する(ステップS50)。例えば、図3に示したテンプレート画像のかきわりNo.4のかきわり部に、所望の顔画像を合成する場合には、かきわりNo.4のかきわり部にマウスカーソルを合わせてクリック、又はダブルクリックして変更する顔画像を選択する。このときのマウスカーソルの位置により、変更するかきわり部のかきわりNo. が決定される(ステップS52)。
次に、上記のようにして決定されたかきわりNo. のかきわり部に合成する顔画像を選択する(ステップS54)。この場合が、CD−R26に格納されている任意のデジタル画像を選択し、更にそのデジタル画像上で顔画像を選択する。これにより、画像へのリンク情報が決定する。また、このリンク情報を有し、かつ選択した顔画像の位置に最も近い両目位置情報を有する顔画像を検索することにより、その顔画像に対応する顔IDが決定する(ステップS56、図4(A)参照)。
以上のようにして新たな顔画像を合成するかきわり部のかきわりNo. と、ここに合成する顔画像の顔IDとが決定されるため、図7のフローチャートのステップS18の処理と同様にして顔IDに対応する顔画像を、ステップS52で決定したかきわりNo. のかきわり部に合成することができる(ステップ58S)。
テンプレート画像に合成された他の顔画像を変更する場合には、顔画像の変更を終了するまで前記ステップS50〜ステップS58の処理を繰り返す(ステップS60)。
尚、上記のようにしてテンプレート画像のかきわり部に合成する顔画像を変更することは、図5に示した顔配置情報における、かきわりNo. と顔IDとの対応関係を変更したことになる。したがって、CD−R26の代わりに、書き換え可能な記録メディアであれば、デフォルトの顔配置情報を、ユーザが自由に変更した顔配置情報に書き換えることができる。
この実施の形態では、少なくとも1枚のテンプレート画像と、そのテンプレート画像に対応する顔合成用情報BをCD−R26に記録するようにしたが、これに限らず、顔合成用のテンプレート画像及び顔合成用情報Bを、図6に示すようにサービスサーバ54からネットワーク56を通じてダウンロードするようにしてもよい。この場合、サービスサーバ54の運営者は、ダウンロード代を課金することもできる。また、ネットワーク56からダウンロードした顔合成用のテンプレート画像に、CD−R26に記録されているユーザのデジタル画像内の顔画像を合成する場合には、デフォルトの顔配置情報がないため、前述した顔画像の変更と同様にして各かきわり部のかきわりNo. と、合成する顔画像の顔IDとを手動操作で関連付けて合成する必要がある。
また、顔合成ソフトもサービスサーバ54からネットワーク56を通じてダウンロードすることができる。従って、CD−R26には、最低限、ユーザのデジタル画像と、そのデジタル画像に対応する顔合成用情報Aとが記録されていれば、ネットワーク等を通じて取得した顔合成用のテンプレート画像に顔画像を簡単な操作で、かつ精度よく合成させることができる。
更に、顔合成ソフトには、ユーザ指示により、合成する顔画像のサイズ、位置、及び傾きを微調整する機能を付加することが好ましい。
また、この実施の形態では、ユーザのデジタル画像等をCD−Rに記録するようにしたが、これに限らず、他のリムーバブルの記録メディアに記録するようにしてもよい。
図1は本発明に係るデジタル画像サービス方法を提供する現像所( ラボ)やカメラ店のデジタルラボ装置のハードウエア構成を示す概略図である。 図2はCD−Rに記録される各情報の記録領域の一例を示す図である。 図3は顔合成用のテンプレート画像の一例を示す図である。 図4(A)及び(B)はそれぞれ顔合成用情報A及びBの内容を示す図である。 図5は顔配置情報の内容を示す図である。 図6はパソコンのハードウェア構成例を示すブロック図である。 図7は顔合成ソフトの処理内容を説明するためのフローチャートである。 図8は合成画像内の顔画像を変更する場合の、顔合成ソフトの処理内容を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1…デジタルラボ装置、10…現像処理部、12…フイルムスキャナ、13…カードリーダ、14…画像処理部、16…デジタルプリンタ、18…CD−R/RW装置、20…写真フイルム、22…メモリカード、24…写真プリント、26…CD−R、26A〜26G…記録領域、30…パソコン

Claims (7)

  1. ユーザの画像を所定のリムーバブルの記録メディアにデジタル記録してユーザに提供するデジタル画像サービス方法において、
    前記ユーザの画像をデジタル処理し、処理後のデジタル画像を前記記録メディアに記録する工程と、
    前記ユーザの画像に含まれる人物の顔画像に対応して該顔画像を顔合成用のテンプレート画像に合成するために必要な第1の顔合成用情報を取得する工程と、
    前記取得した第1の顔合成情報を前記該記録メディアに記録する工程と、
    を含むことを特徴とするデジタル画像サービス方法。
  2. 少なくとも1つの顔合成用のテンプレート画像と、該テンプレート画像の顔合成部に顔画像を合成するために必要な第2の顔合成用情報とを前記記録メディアに記録する工程を更に含むことを特徴とする請求項1に記載のデジタル画像サービス方法。
  3. 前記テンプレート画像上の顔合成部と該顔合成部に合成する前記デジタル画像内の顔画像との関係を示す顔配置情報を前記記録メディアに記録する工程を更に含むことを特徴とする請求項2に記載のデジタル画像サービス方法。
  4. 前記第1の顔合成用情報は、前記デジタル画像内の各顔画像の顔パーツの位置情報と、各顔画像と前記記録メディアに記録されるデジタル画像とを関連付ける第1のリンク情報とを含み、前記第2の顔合成用情報は、前記テンプレート画像内の顔合成部の顔パーツの位置情報と、各顔合成部と前記記録メディアに記録されるテンプレート画像とを関連付ける第2のリンク情報とを含むことを特徴とする請求項2又は3に記載のデジタル画像サービス方法。
  5. 前記記録メディアに記録されたデジタル画像と、テンプレート画像と、第1、第2の顔合成用情報と、顔配置情報とに基づいて前記テンプレート画像の顔合成部に前記デジタル画像内の顔画像を合成して合成画像を生成する顔合成ソフトを前記記録メディアに記録する工程を更に含むことを特徴とする請求項3に記載のデジタル画像サービス方法。
  6. 前記記録メディアに記録されたデジタル画像及び前記顔合成ソフトによって生成された合成画像をパーソナルコンピュータのモニタに表示させるためのビューアソフトを前記記録メディアに記録する工程を更に含むことを特徴とする請求項5に記載のデジタル画像サービス方法。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載のデジタル画像サービス方法によって作成されたことを特徴とする記録メディア。
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