JP2006093651A - 配線基板の製造方法および配線基板製造用無電解メッキ装置 - Google Patents

配線基板の製造方法および配線基板製造用無電解メッキ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 無電解Cuメッキ膜の厚さバラツキを低減することにより、歩留まり向上ならびに製品間の電気特性の均一化を図ることができる配線基板の製造方法を提供する。
【解決手段】 無電解Cuメッキ液EPLを収容したメッキ槽53の中に、配線基板ワーク100を、無電解Cuメッキ液EPLが流通可能な隙間を介して鉛直に複数枚立てて並べる一方、それら複数枚の配線基板ワーク100の設置面積を包含する広さの気泡発生器57を、メッキ槽53の底と配線基板ワーク100との間に配置し、一つ一つの配線基板ワーク100の両面を伝って気泡が立ち昇っていくように、気泡発生器57から気泡を噴出させながら、各配線基板ワーク100に無電解Cuメッキ膜40を形成する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、配線基板の製造方法に関する。特に、無電解Cuメッキを採用して回路を形成する配線基板に関連が深い。また、配線基板製造用の無電解メッキ装置に関する。
ICあるいはLSI等のチップ接続用として使用される多層配線基板として、高分子材料からなる誘電体層と導体層とを交互に積層させた構造を有するオーガニック配線基板はよく知られている。今日、微細回路を有するオーガニック配線基板のほとんどは、コア基板上に導体層と誘電体層とを一層ずつ交互に作り上げていくビルドアップ法によって製造されている。ビルドアップ法の代表的な手法においては、まず無電解Cuメッキで薄い下地を形成したのち、その下地導体を用いて電解Cuメッキを行ない、回路を形成する。
電解/無電解Cuメッキ法を駆使して、良質な回路要素(配線やビア導体)を形成するために、次のような技術がある。(特許文献1)ワークの表面に気泡を接触させながら電解Cuメッキを行なう技術。
特開2003−133698号公報
ところで、上述したオーガニック配線基板は、生産性向上のため、多数の製品を1枚のパネルで一括して製造する。1枚のパネル(ワーク)から多数の完成品(配線基板)を得るが、現実の製品として出荷するのは、電気特性検査等の出荷前検査をパスしたものだけである。
ここで本発明者は、検査をパスできない規格外品が、パネル内の特定の領域に偏ることに気付いた。そして、詳細な検討を重ねた結果、無電解Cuメッキ膜の厚さバラツキと、規格外品の発生位置とに関連性があるという知見を得た。すなわち、図10に示すごとく、パネル90の上端に近い部分は設計通りの厚さの無電解Cuメッキ膜が形成されるが、パネル90の下端に近い部分は、無電解Cuメッキ膜の厚さが不十分となる傾向にある。ここでいう上下は、パネル90を無電解Cuメッキ液に浸漬したときの上下に対応する。
無電解Cuメッキ膜の厚さが設計値を下回る場合、たとえば、次のような不具合の発生が予測される。図11(a)に示すごとく、ビア92の開口部に近いところには、薄いながらも無電解Cuメッキ膜94が形成される。ところが、ビア92の底面と側面との境界付近では、無電解Cuメッキ膜94がほとんど形成されないところ(図11(a)破線部)が出てくる。このような状態で電解Cuメッキを行なった場合、図11(b)に示すごとく、ビア導体96の形成が不十分となり、ひいてはビア導体96とビアパッド98との接続障害が生じる可能性がある。
こうした問題に鑑み、本発明の一つの課題は、無電解Cuメッキ膜の厚さバラツキを低減することにより、歩留まり向上ならびに製品間の電気特性の均一化を図ることができる配線基板の製造方法を提供することにある。また、他の一つの課題は、その製造方法の実施のための無電解メッキ装置を提供することにある。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記課題を解決するために本発明にかかる配線基板の製造方法は、無電解Cuメッキ液を収容したメッキ槽の中に、配線基板の製造中途品である配線基板ワークを、無電解Cuメッキ液が流通可能な隙間を介して鉛直に複数枚立てて並べる一方、それら複数枚の配線基板ワークを鉛直下方向に投影したときに形成される投影図の全部を包含する水平方向の広さを有した気泡発生器を、メッキ槽の底と配線基板ワークとの間に配置し、全ての配線基板ワークの表面を伝って気泡が浮上していくように、気泡発生器から気泡を噴出させつつ、各配線基板ワークに無電解Cuメッキ膜を被着させる、無電解Cuメッキ工程を備えたことを主要な特徴とする。
上記本発明によれば、全ての配線基板ワークに均一に気泡を接触させることが可能になる。新鮮な無電解Cuメッキ液を全体に行き渡らせることができるようになるので、無電解Cuメッキ膜厚のバラツキを低減することができる。また、ビア内にしっかりと無電解Cuメッキ膜が形成されることにより、ビアの導通接続信頼性が向上する。結果として、出荷前検査でNGとなる配線基板が減少する。さらには、製品間の電気特性の均一化も期待できる。
また、本発明の方法は、錯化剤としてロッシェル塩を含有する無電解Cuメッキ液を使用する場合に、特に有効である。そして、無電解Cuメッキ膜の厚さが0.3μm以上3μm以下となるように無電解Cuメッキ工程を行なった後、無電解Cuメッキ膜を通電用の下地導体として利用して電解Cuメッキ工程を実施する。
無電解Cuメッキ液の錯化剤としては、ロッシェル塩(酒石酸ナトリウムカリウム)またはEDTA(エチレンジアミン四酢酸)が一般的である。EDTAを用いた無電解Cuメッキ液は、メッキ膜の被着性に優れるが、残留応力が大きくなる傾向にある。他方、ロッシェル塩を用いた無電解Cuメッキ液は、残留応力が小さくなる傾向を持つ一方で、被着性にやや劣る。半田リフローなどの後工程を考慮した場合、メッキ膜の残留応力はなるべく小さい方がよい。残留応力の大きいメッキ膜に熱履歴を与えると、クラックを生じたりする恐れがあるからである。
確かに、EDTAを用いた無電解Cuメッキ液は、厚い無電解Cuメッキ膜を形成するのに向いている。しかしながら、無電解Cuメッキのみで回路を形成するフルアディティブ法以外では、無電解Cuメッキ膜の用途は、電解Cuメッキを施すための下地である。そのため、後で簡単に除去できるように0.3μm以上3μm以下の厚さに調整するのがよい。そして、総合的に見ると、電解Cuメッキ工程との組み合わせで回路を形成する場合には、ロッシェル塩を用いた無電解Cuメッキ液の使用が望ましい。単にロッシェル塩を使用するだけでは、被着性の問題が残るが、上記した本発明により、その問題は緩和される。また、ロッシェル塩を用いた無電解Cuメッキ液は、室温で析出を行なえるという利点もある。
また、複数枚の配線基板ワークをラックに等間隔で吊下げ、それら配線基板ワークと気泡発生器との間隔が一定に保たれるよう、そのラックをメッキ槽に浸漬することができる。このようにすれば、気泡発生器と配線基板ワークとの距離を簡単に確保でき、気泡をムラ無く配線基板ワークに接触させることが可能となる。
また、気泡発生器は、水平方向に対して斜めに傾いた角度で気泡が噴出されるように気泡噴出孔が列をなして形成されたものを用いることができる。そして、隣り合う列から噴出させた気泡を配線基板ワークの下端よりも下の位置で交錯させた後、配線基板ワークの両面を伝っていくように気泡発生器と配線基板ワークとの位置関係を調整することが好適である。気泡発生器から噴出させた気泡をいったん交錯させることにより、きめ細かい気泡の発生を促すことができるとともに、気泡が配線基板ワークの両面をスムーズに這い上がっていくようになる。
具体的に、気泡発生器の気泡噴出孔は千鳥状に配列していることが望ましい。このようにすれば、隣り合う列から噴出させた気泡を簡単に交差させることができる。
また、複数の気泡発生パイプを連結することによって気泡発生器を構成し、一つの気泡発生パイプに気泡噴出孔が長手方向に沿って2列以上形成する。そして、その気泡発生器を構成する気泡発生パイプの長手方向と、配線基板ワークの面内方向(厚さ方向と直交する方向)とが平行となるようにすることが好適である。このようにすれば、全ての配線基板ワークの両面により均一に気泡を接触させることが可能となる。すなわち、より均一なメッキ膜の形成に有利である。
本発明の方法の適用対象となる配線基板の形態は特に限定されるものではないが、層間の導通接続をとるためのビアの底面の径が製品完成時の寸法で55μm以下の小径ビア品である場合に特に効果が期待できる。この場合の配線基板ワークは、個別の配線基板となる複数の単位ワークが一体化された(連結された)ものとなる。小径のビア孔には新鮮なメッキ液が行き渡りにくく、メッキ膜の被着性に乏しいので、そのような小径のビア孔を有する配線基板に対して本発明の適用が推奨される。
他の局面において、課題を解決するための本発明の配線基板製造用無電解メッキ装置は、無電解メッキ液を収容するためのメッキ槽と、得るべき配線基板の製造中途品である配線基板ワークを、無電解メッキ液が流通可能な隙間を介して鉛直に複数枚立てて並べた状態で保持してメッキ槽の中に浸漬されるラックと、ラックに保持された配線基板ワークとメッキ槽の底との間に配置され、複数枚の配線基板ワークを鉛直下方向に投影したときに形成される投影図の全部を包含する水平方向の広さを有するとともに、全ての配線基板ワークの表面に気泡が接触する密度で気泡噴出孔が設けられた気泡発生器と、を備えたことを主要な特徴とする。
上記本発明の無電解メッキ装置は、全ての配線基板ワークの表面に気泡が接触する密度で気泡噴出孔が設けられた気泡発生器を備えるので、全ての配線基板ワークに均一に気泡を接触させることが可能である。新鮮な無電解メッキ液を全体に行き渡らせることができるため、配線基板ワークに形成される無電解メッキ膜厚のバラツキを低減することができる。
以下、添付の図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明によって得られる配線基板1の断面構造を模式的に示すものである。配線基板1は、耐熱性樹脂板(たとえばビスマレイミド−トリアジン樹脂板)や、繊維強化樹脂板(たとえばガラス繊維強化エポキシ樹脂)等で構成された板状コア2の両表面に、所定のパターンに配線金属層をなすコア導体層M1,M11(単に導体層ともいう)がそれぞれ形成される。これらコア導体層M1,M11は板状コア2の表面の大部分を被覆する面導体パターンとして形成され、電源層または接地層として用いられるものである。他方、板状コア2には、ドリル等により穿設されたスルーホール12が形成され、その内壁面にはコア導体層M1,M11を互いに導通させるスルーホール導体30が形成されている。また、スルーホール12は、エポキシ樹脂等の樹脂穴埋め材31により充填されている。
また、コア導体層M1,M11の上層には、熱硬化性樹脂組成物6にて構成された第一誘電体層(ビルドアップ層)V1,V11がそれぞれ形成されている。さらに、その表面にはそれぞれ金属配線7を有する第一導体層M2,M12がCuメッキにより形成されている。なお、コア導体層M1,M11と第一導体層M2,M12とは、それぞれビア34により層間接続がなされている。同様に、第一導体層M2,M12の上層には、熱硬化性樹脂組成物6を用いた第二誘電体層(ビルドアップ層)V2,V12がそれぞれ形成されている。その表面には、金属端子パッド10,17を有する第二導体層M3,M13が形成されている。これら第一導体層M2,M12と第二導体層M3,M13とは、それぞれビア34により層間接続がなされている。ビア34は、ビアホール34hとその内周面に設けられたビア導体34sと、底面側にてビア導体34sと導通するように設けられたビアパッド34pと、ビアパッド34pと反対側にてビア導体34hの開口周縁から外向きに張り出すビアランド34lとを有している。
板状コア2の第一主表面MP1においては、コア導体層M1、第一誘電体層V1、第一導体層M2、第二誘電体層V2および第二導体層M3が第一配線積層部L1を形成している。また、板状コア2の第二主表面MP2においては、コア導体層M11、第一誘電体層V11、第一導体層M12、第二誘電体層V12および第二導体層M13が第二配線積層部L2を形成している。いずれも、第一主表面CPが誘電体層6にて形成されるように、誘電体層と導体層とが交互に積層されたものであり、該第一主表面CP上には、複数の金属端子パッド10,17がそれぞれ形成されている。第一配線積層部L1側の金属端子パッド10は、集積回路チップなどをフリップチップ接続するための半田ランド10を構成する。また、第二配線積層部L2側の金属端子パッド17は、配線基板自体をマザーボード等にピングリッドアレイ(PGA)あるいはボールグリッドアレイ(BGA)により接続するための裏面ランド(PGAパッド、BGAパッド)として利用されるものである。
半田ランド10は配線基板1の第一主表面の略中央部分に格子状に配列し、各々その上に形成された半田バンプ11とともにチップ搭載部を形成している。また、第二導体層M13内の裏面ランド17も、格子状に配列形成されている。そして、各第二導体層M3,M13上には、それぞれ、感光性または熱硬化性樹脂組成物よりなるソルダーレジスト層8,18(SR1,SR11)が形成されている。いずれも半田ランド10あるいは裏面ランド17を露出させるために、各ランドに一対一に対応する形で開口部8a,18aが形成されている。第一配線積層部L1側に形成されたソルダーレジスト層8の半田バンプ11は、たとえばSn−Ag、Sn−Cu、Sn−Ag−Cu、Sn−Sbなど実質的にPbを含有しない半田にて構成することができる。他方、第二配線積層部L2側の金属端子パッド17はソルダーレジスト層18の開口部18a内に露出するように構成されている。
次に、配線基板1の製造方法について説明する。
まず、板状コア2としての耐熱性樹脂板(たとえばビスマレイミド−トリアジン樹脂板)または繊維強化樹脂板(たとえばガラス繊維強化エポキシ樹脂)に、ドリリング等の方法でスルーホール12を穿孔する。パターンメッキによりコア導体層M1,M11およびスルーホール導体30を形成し、スルーホール12に樹脂製穴埋め材31を充填する。
次に、コア導体層M1,M11に粗化処理を施したのち、コア導体層M1,M11を被覆するように樹脂膜をラミネートおよび硬化させて、第一誘電体層V1,V11を形成する(誘電体層形成工程)。樹脂膜は、シリカフィラー等を混入した熱硬化性樹脂組成物で構成されるものである。板状コア2上にコア導体層M1,M11と第一誘電体層V1,V11とをこの順番で積層したのち、第一誘電体層V1,V11に対してその主表面からレーザ光を照射し、所期のパターンにてビアホール34hを形成する(レーザ穿孔工程)。そして、フォトリソグラフィー技術を用いたパターンメッキ工程の実施により、ビアホール34h内へのビア導体34sの形成とともに、第一導体層M2,M12を形成する。
上記の工程を繰り返し、第一配線積層部L1および第二配線積層部L2を形成する。さらに、ソルダーレジスト層SR1,SR11を形成し、それらソルダーレジスト層SR1,SR11の開口部8a,18a内に露出した導体層M3,M13にNi/Auメッキを施し、端子パッド10,17を得る。Ni/Auメッキ工程の終了後、ソルダーレジスト層SR1の開口部8a内にSn−Ag−Cuなどの鉛フリー半田ペーストを充填し、リフロー工程を行なう。これにより、端子パッド10の上に半田バンプ11が形成される。
コア導体層M1,M11、第一導体層M2,M12および第二導体層M3,M13、さらにはスルーホール導体30およびビア導体34sを形成するパターンメッキ工程は、次のようにして行なうことができる。図3に示すごとく、本実施形態におけるパターンメッキ工程は、無電解Cuメッキ工程と、メッキレジスト形成工程と、電解Cuメッキ工程と、メッキレジスト除去工程と、エッチング工程とを含む。図3の例では、ビア34の形成を代表して示している。
図3に示すごとく、コア基板2の主表面に樹脂膜を貼着して、誘電体層6を形成した後、その誘電体層6にレーザを照射してビアホール34hを設ける。そして、ビアホール34h内の樹脂残渣を除去するデスミア工程や水洗工程等の前処理を行なった後、無電解Cuメッキ工程を行なう。
一般に、図1に示すような配線基板1は、複数の配線基板1が連結された連結配線基板として製造される。そのため、配線基板1の製造工程は、図2に示すごとく、製造途中の多数の配線基板1a(単位ワーク)が連結された配線基板ワーク100に対して行なわれる。ビア34等の回路要素を形成するための無電解Cuメッキ工程は、図4に示す無電解メッキ装置200を用いて行なうことができる。
図4に示すごとく、無電解メッキ装置200は、無電解Cuメッキ液EPLを収容するメッキ槽53と、複数枚の配線基板ワーク100を鉛直に立てた状態で保持するラック51と、配線基板ワーク100とメッキ槽53の底との間に位置することとなる気泡発生器57とを備える。ラック51は、配線基板ワーク100を保持する。配線基板ワーク100は、ステンレス等の金属製またはセラミック製のラック51に、無電解Cuメッキ液EPLが流通可能な隙間を介して鉛直に立てて並べられ、その状態を保ったままラック51ごとメッキ槽53に収容される。これにより、無電解Cuメッキ液EPLを収容したメッキ槽53の中に、複数の配線基板ワーク100が浸漬される。
メッキ槽53の底、具体的には、ラック51に保持された配線基板ワーク100の下方に位置する気泡発生器57は、全ての配線基板ワーク100を鉛直下方向に投影したときに形成される投影図の全部を包含する水平方向の広さを有している。気泡発生器57は、一つ一つの配線基板ワーク100の両面を伝って気泡が浮上していくように、気泡を噴出する。配線基板ワーク100の全体に均一に気泡を接触させることにより、無電解Cuメッキ液EPLの循環性が向上し、無電解Cuメッキ膜40の厚さバラツキを抑制することができる。
無電解Cuメッキ液EPLは、銅塩(CuSOなど)、還元剤(HCHOなど)、錯化剤(ロッシェル塩、EDTAなど)、pH調整剤(NaOH、KOHなど)、添加剤(ポリエチレングリコール、ジピリジルなど)等を含有するものである。本実施形態においては、電解Cuメッキとの組み合わせで回路を形成するセミアディティブ法を採用しているので、無電解Cuメッキ膜40は、後で簡単に除去できるように0.3μm以上3μm以下の厚さに調整することとしている。薄付け用の無電解Cuメッキ液EPLの錯化剤には、ロッシェル塩を使用するのがよい。ロッシェル塩を用いた無電解Cuメッキ液EPLは、室温でのメッキ工程の実施が可能であるという利点や、形成される無電解Cuメッキ膜40の残留応力が小さいという利点がある。
気泡発生器57について詳しく説明する。図4に示すごとく、気泡発生器57は、多数の配線基板ワーク100が等間隔で吊下げられたラック51の外縁よりも内側に収まる配置となっている。また、気泡発生器57には、全ての配線基板ワーク100の表面に気泡が接触する密度で気泡噴出孔55a,55b(図8参照)が設けられているので、ラック51に保持された全ての配線基板ワーク100に、十分に気泡が行き渡る。また、配線基板ワーク100と気泡発生器57との間には、十分な間隙が設けられている。したがって、気泡発生器57を構成する気泡発生パイプ55から噴出した気泡群は、水平方向に十分に拡がってから、配線基板ワーク100の両面に沿って浮上する。
図7の平面模式図に示すごとく、気泡発生器57は、5本(複数)の気泡発生パイプ55の平行に配置し、両端を2本の集合パイプ56,58で連結したものである。さらに、無電解Cuメッキ工程の実施時には、図5に示すごとく、気泡発生器57を構成する気泡発生パイプ55の長手方向と、配線基板ワーク100の主面(表面および裏面)が平行となる配置としている。これにより、隣り合う配線基板ワーク100,100の間に、スムーズに気泡を送り込めるようになる。なお、図7のような気泡発生パイプ55を用いた気泡発生器57の他、一方の主面側に多数の微孔を設けた中空板状の気泡発生器なども採用し得る。また、メッキ槽53の底部に気泡を発生させる構造をメッキ槽53自身と一体に設けることも可能である。
図8の拡大図に示すごとく、気泡発生器57を構成する個々の気泡発生パイプ55には、2列の気泡噴出孔55a,55bが長手方向に沿って千鳥状に形成されている。気泡発生パイプ55は、断面円形を呈するものを採用している。したがって、一の列をなす気泡噴出孔55aの周方向角度位置と、他の列をなす気泡噴出孔55bの周方向角度位置とは、互いにずれた関係となる。
具体的には、図9の断面図に示すごとく、一の気泡噴出孔55aと気泡発生パイプ55の中心Oとを結ぶ方向は、鉛直方向に対して角度θ傾いている。同じように、他の気泡噴出孔55bと気泡発生パイプの中心Oとを結ぶ方向は、鉛直方向に対して角度θ傾いている。傾斜角度θは、45度前後に設定される。この結果、気泡発生器57は、水平方向に対して斜めに傾いた角度で気泡を噴出する。
このような場合、気泡発生器57と配線基板ワーク100との鉛直方向における間隙を一定以上に調整することにより、図4および図6に示すごとく、隣り合う気泡発生パイプ55から噴出した気泡が、配線基板ワーク100の下端よりも下方で交錯するようになる。その結果、ラック51に並べられた配線基板ワーク100の枚数より少ない数の気泡発生パイプ55で、全ての配線基板ワーク100に均一に気泡を接触させつつ無電解Cuメッキ工程を行なうことが可能になる。隣り合う配線基板ワーク100,100間に、気泡発生パイプ55を一本ずつ位置させることや、配線基板ワーク100と同数列の気泡噴出孔を設けることは好ましい。しかし、生産性、設備スペース、設備コスト等を考慮すると、本実施形態のように、隣り合う気泡発生パイプ55,55同士の間隔を配線基板ワーク100の配置間隔よりも広くするのが好適である。
なお、本実施形態では、気泡発生器57に送り込む気体は空気としているが、空気攪拌による溶存酸素濃度の過剰上昇が問題となる場合には、他のガス、たとえば窒素による攪拌を行なうようにしてもよいし、空気を窒素ガスで希釈して酸素濃度を低減した希釈ガスで攪拌を行なうようにしてもよい。あるいは、溶存酸素濃度をモニターしながら、間欠的に気泡噴出を行なうようにしてもよい。
図3に戻って説明する。無電解Cuメッキ工程を行なった後、無電解Cuメッキ膜40よりも厚いCuメッキを形成するべき要厚付け領域が露出するようにメッキレジスト42をパターニングする(メッキレジスト形成工程)。メッキレジスト42を形成した後、無電解Cuメッキ膜40を通電下地として利用し、電解Cuメッキ工程を行なう。これにより、ビアホール34h内にビア導体34sが形成される。電解Cuメッキ工程が終了したら、メッキレジスト42を除去する(メッキレジスト除去工程)。メッキレジスト42を除去すると、電解Cuメッキの非形成領域には無電解Cuメッキ膜40が露出するので、ソフトエッチング(短時間のエッチング)により、この無電解Cuメッキ膜40を除去する。これにより、配線間の直流的な分離がなされる。
実験例
本発明の効果を確かめるために以下に記す実験を行なった。
(無電解メッキ装置について)
実験には図12の鉛直投影図に示す構成の無電解メッキ装置200を用いた。メッキ槽53内に太線で表されている部分が図7で説明した気泡発生器57である。メッキ工程実施中において、気泡発生器57に送り込む空気の量はマスフローコントローラ(図示省略)で調節した。
(配線基板ワークについて)
図12の投影図に示すごとく、気泡発生器57の真上にラック51を配置した。配線基板ワーク100は、ラック51の内側の細線で示す位置に懸架されている。全ての配線基板ワーク100は、基板主表面が気泡発生器57の長手方向および鉛直方向に平行である。1台の気泡発生器57に対して2台のラック51,51を並べて配置した。1台のラック51について16枚の配線基板ワーク100を配置した。配線基板ワーク100は、大きさが□450×430mmのダミー基板上に配線基盤用の樹脂フィルム(味の素社製ビルドアップフィルム)を貼り合わせただけのビア未形成品とした。
(メッキ条件について)
無電解Cuメッキ液の組成は以下の通りとした。
Cu conc. 2.5±0.3(g/liter)
HCHO conc. 2.0±0.5(g/liter)
NaOH conc. 1.5±0.5(g/liter)
比重 Max 1.08
錯化剤としてはロッシェル塩を用いた。無電解Cuメッキ工程中のメッキ液の温度はヒータにより36℃に保った。また、無電解Cuメッキ工程は無電解Cuメッキ膜の厚さが約1.0μmとなるように実施した。なお、無電解Cuメッキ工程の実施中に、目視観察にて、全ての配線基板ワーク100に対して気泡が満遍なく接触している様子を確認した。
(無電解Cuメッキ膜の厚さの計測結果について)
無電解Cuメッキ工程の終了後、ラック51をメッキ槽53から素早く引き上げ、配線基板ワーク100を水洗した。そして、個々の配線基板ワーク100について、図13に規定する5つのポジションごとにメッキ膜厚を測定して、膜厚の分布を調べた。図14に結果を示す。図14のグラフは、各ポジションにおける全測定結果が、四角で示す範囲に含まれることを表わしている。
図14に示すごとく、本発明の方法によれば、電解Cuメッキ膜の厚さバラつきは、同一ポジションであるか、異なるポジション間であるかを問わず小さかった。標準偏差を求めると0.026であった。つまり、図14から分かるように、配線基板ワーク100の上下方向に関して膜厚の明白な差が生じなかった。
(比較例について)
図12のメッキ装置200から全ての気泡発生器57を撤去し、代わりにメッキ液攪拌器としてのスクリューを設置した。スクリューでメッキ液をゆっくり攪拌する点以外の条件を本実施例の手順と全く同一とし、配線基板ワーク100に無電解Cuメッキ膜を形成した。無電解Cuメッキ膜形成後、本実施例と同一手順で膜厚測定を行なった。結果を図15に示す。
図15に示すごとく、メッキ液を攪拌しただけの比較例の方法によれば、無電解Cuメッキ膜の厚さバラツキが大きかった。標準偏差を求めると0.086であった。図15から分かるように、特に、配線基板ワーク100の上端に近いポジション1,2では膜厚が大、下端に近いポジション5では膜厚が小の傾向を顕著に示した。
配線基板の断面構造の一例を示す図。 配線基板ワークの模式図。 配線基板の製造工程説明図。 無電解Cuメッキ工程の工程説明図。 配線基板ワークと気泡発生器との配置関係の説明図。 気泡の噴出形態の説明図。 気泡発生器の平面模式図。 気泡噴出孔の形成形態を示す拡大平面図。 図8のA−A断面図。 無電解Cuメッキ膜の厚さ分布を説明する模式図。 無電解Cuメッキ膜の厚さバラツキに基づく不具合の説明図。 無電解メッキ装置の鉛直方向投影図。 無電解Cuメッキ膜厚の測定位置の説明図。 本発明の方法によって形成した無電解Cuメッキ膜厚の測定結果を示すグラフ。 比較例の結果を示すグラフ。
符号の説明
1 配線基板
1a 単位ワーク
34s ビア導体
40 無電解Cuメッキ膜
51 ラック
53 メッキ槽
55 気泡発生パイプ
55a,55b 気泡噴出孔
57 気泡発生器
100 配線基板ワーク
200 無電解メッキ装置
EPL 無電解Cuメッキ液

Claims (8)

  1. 無電解Cuメッキ液を収容したメッキ槽の中に、配線基板の製造中途品である配線基板ワークを、前記無電解Cuメッキ液が流通可能な隙間を介して鉛直に複数枚立てて並べる一方、それら複数枚の配線基板ワークを鉛直下方向に投影したときに形成される投影図の全部を包含する水平方向の広さを有した気泡発生器を、前記メッキ槽の底と前記配線基板ワークとの間に配置し、全ての前記配線基板ワークの表面を伝って気泡が浮上していくように、前記気泡発生器から気泡を噴出させつつ、各配線基板ワークに無電解Cuメッキ膜を被着させる、無電解Cuメッキ工程を備えたことを特徴とする配線基板の製造方法。
  2. 前記無電解Cuメッキ液は、錯化剤としてロッシェル塩を含有するものであり、前記無電解Cuメッキ膜の厚さが0.3μm以上3μm以下となるように前記無電解Cuメッキ工程を行なった後、前記無電解Cuメッキ膜を通電用の下地導体として利用して電解Cuメッキ工程を実施する請求項1記載の配線基板の製造方法。
  3. 複数枚の前記配線基板ワークをラックに等間隔で吊下げ、それら配線基板ワークと前記気泡発生器との間隔が一定に保たれるよう、そのラックを前記メッキ槽に浸漬する請求項1または2記載の配線基板の製造方法。
  4. 前記気泡発生器は、水平方向に対して斜めに傾いた角度で気泡が噴出されるように気泡噴出孔が列をなして形成されたものであり、隣り合う列から噴出させた気泡を前記配線基板ワークの下端よりも下の位置で交錯させた後、前記配線基板ワークの両面を伝っていくように前記気泡発生器と前記配線基板ワークとの位置関係を調整する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の配線基板の製造方法。
  5. 前記気泡噴出孔は千鳥状に配列している請求項4記載の配線基板の製造方法。
  6. 前記気泡発生器は、複数の気泡発生パイプを連結することによって構成され、一つの気泡発生パイプに気泡噴出孔が長手方向に沿って2列以上形成されたものであり、その気泡発生器を構成する前記気泡発生パイプの長手方向と、前記配線基板ワークの面内方向とが平行となるようにする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の配線基板の製造方法。
  7. 前記配線基板はビアの底面の径が55μm以下の小径ビア品である請求項1ないし6のいずれか1項に記載の配線基板の製造方法。
  8. 無電解メッキ液を収容するためのメッキ槽と、
    得るべき配線基板の製造中途品である配線基板ワークを、前記無電解メッキ液が流通可能な隙間を介して鉛直に複数枚立てて並べた状態で保持して前記メッキ槽の中に浸漬されるラックと、
    前記ラックに保持された前記配線基板ワークと前記メッキ槽の底との間に配置され、複数枚の前記配線基板ワークを鉛直下方向に投影したときに形成される投影図の全部を包含する水平方向の広さを有するとともに、全ての前記配線基板ワークの表面に気泡が接触する密度で気泡噴出孔が設けられた気泡発生器と、
    を備えたことを特徴とする配線基板製造用無電解メッキ装置。
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