JP2006091966A - メモリ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 限りあるメモリ容量を有効に使用する。
【解決手段】 メモリアドレスの順方向からアクセスする順方向ポインタでアクセスされる順方向領域と逆方向からアクセスする逆方向ポインタでアクセスされる逆方向領域とに分割される共有メモリ21を制御する共有メモリ制御装置100であって、前記順方向ポインタ及び前記逆方向ポインタを監視し、監視結果に基づいて、前記順方向領域及び前記逆方向領域の使用状況を検知する比較手段13,33と、検知した前記使用状況に応じて、前記順方向領域と前記逆方向領域との境界を変更する境界値変更手段20とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、共有メモリ制御装置に関する。
マルチプロセッサシステムにおいて、例えば、2つのCPU(又はハードディスク)間でデータをやり取りする際に、第1のCPU(以下、CPU#1)のバスと第2のCPU(以下、CPU#2)のバスの間に共有メモリを配置し、CPU#1が共有メモリに書き込んだデータをCPU#2が読み出すことで、CPU#1,#2間でデータのやり取りが行なわれる。
従来この種の共有メモリの構成は、順方向用/逆方向用として予め決められた領域を分割し、順方向用領域に順方向に通信するデータを格納し、逆方向用領域に逆方向に通信するデータを格納して、それぞれのデータを読み出すことにより、双方向のデータ通信を行なっている(例えば特許文献1参照)。
特願平8−91456号公報
しかしながら、上記従来の構成にあっては、順方向と逆方向で転送されるデータにおいて、いずれか片方向のみ大容量のデータ通信が発生する場合や、何らかの原因で片方の読み出しが書き込みに対して遅い場合などに、該当側のメモリ領域がフルになれば、例えその逆方向側のメモリ領域が空いていても、転送が停止してしまう。
例えば、CPU#1がCPU#2にデータを送信(転送)する場合、CPU#1が共有メモリに書き込んだデータA(このとき共有メモリがフルになったとする)を、CPU#2が読まない(CPU#2が他の処理を行っているなどの理由による)間に、さらにCPU#1が共有メモリにデータBを書き込もうとした場合に転送が停止する。
本発明は、上記従来の事情に鑑みてなされたものであって、限りあるメモリ容量を有効に使用することができるメモリ制御装置提供することを目的とする。
本発明のメモリ制御装置は、メモリアドレスの順方向からアクセスする順方向ポインタでアクセスされる順方向領域と逆方向からアクセスする逆方向ポインタでアクセスされる逆方向領域とに分割されるメモリを制御するメモリ制御装置であって、前記順方向ポインタ及び前記逆方向ポインタを監視する監視手段と、監視結果に基づいて、前記順方向領域及び前記逆方向領域の使用状況を検知する検知手段と、検知した前記使用状況に応じて、前記順方向領域と前記逆方向領域との境界を変更する境界変更手段と、を備える。上記構成によれば、順方向領域と逆方向領域との境界を変更する境界変更手段を備えることにより、順方向領域及び逆方向領域を動的に変化させることができる為、限りあるメモリ容量を有効に使用することができる。
また、本発明のメモリ制御装置は、前記監視手段が、前記順方向ポインタ又は前記逆方向ポインタの書き込みポインタと読み出しポインタとを比較し、前記境界変更手段が、前記書き込みポインタと前記読み出しポインタとが一致したタイミングで前記境界を変更するものである。上記構成によれば、境界変更手段が、前記書き込みポインタと前記読み出しポインタとが一致したタイミングで前記境界を変更することにより、メモリエンプティを境界の変更タイミングにすることができる。
また、本発明のメモリ制御装置は、前記境界変更手段が、前記書き込みポインタと前記読み出しポインタとが一致した順方向領域又は逆方向領域を狭くするように前記境界を変更するものである。上記構成によれば、エンプティが検知されたメモリ領域を狭くすることで、限りあるメモリ容量を有効に使用することができる。
さらに、本発明のメモリ制御装置は、前記監視手段が、前記順方向ポインタ又は前記逆方向ポインタの読み出しポインタを監視し、記境界変更手段が、前記読み出しポインタが先頭アドレスに戻るタイミングで前記読み出しポインタがアクセスする領域を広げるように前記境界を変更するものである。上記構成によれば、メモリ領域が狭いために書き込みデータの読み出しが追いつかない状況で、メモリ領域を広げることができる。
本発明によれば、順方向領域と逆方向領域との境界を変更する境界変更手段を備えることにより、順方向領域及び逆方向領域を動的に変化させることができる為、限りあるメモリ容量を有効に使用することができる。
以下、本発明のメモリ制御装置を、共有メモリを介して2つの送受信装置が双方向の通信を行うシステムに用いた場合の例を説明する。
図1は、本実施形態の双方向通信システムを説明するための概略構成を示すブロック図である。本実施形態の双方向通信システムは、送受信装置A10と、送受信装置B30と、共有メモリ21と、共有メモリ制御装置100とを備える。本実施形態の双方向通信システムは、共有メモリ21を介して双方向の通信を行うものであり、送受信装置A10から送受信装置B30へデータを送信する順方向通信と、送受信装置B30から送受信装置A10へデータを送信する逆方向通信を行なう。
本実施形態では、共有メモリ21を、所定の領域において、最終アドレスの次が先頭アドレスになるようにポインタ制御することにより、リングバッファとして構成する。ポインタ制御を行なうことにより、書き込みポインタWPと読み出しポインタRPの値から共有メモリ21の使用状況を知ることができる。
共有メモリ制御装置100は、図1に示すように、順方向ポインタインクリメント手段11、逆方向ポインタデクリメント手段31、順方向ポインタ保持手段12、逆方向ポインタ保持手段32、比較手段13,33、境界値変更手段20を有する。
順方向ポインタインクリメント手段11は、メモリアドレスの順方向からアクセスするものであり、共有メモリ21の順方向書き込みポインタWP及び読み出しポインタRP(順方向ポインタ)のカウントを、共有メモリ21の先頭アドレスからインクリメントする。逆方向ポインタデクリメント手段31が、メモリアドレスの逆方向からアクセスするものであり、共有メモリ21の逆方向書き込みポインタWP及び読み出しポインタRP(逆方向ポインタ)のカウントを、共有メモリ21の最終アドレスからデクリメントする。順方向ポインタ保持手段12は、共有メモリ21の順方向書き込みポインタWP及び読み出しポインタRPを記憶する。逆方向ポインタ保持手段32は、共有メモリ21の逆方向書き込みポインタWP及び読み出しポインタRPを記憶する。
順方向ポインタ比較手段13は、順方向ポインタを監視し、順方向書き込みポインタWPと順方向読み出しポインタRPとを比較して順方向領域(順方向ポインタでアクセスされる領域)のフル/エンプティ(使用状況)を検知する。逆方向ポインタ比較手段33は、逆方向ポインタを監視し、逆方向書き込みポインタWPと逆方向読み出しポインタRPとを比較して逆方向領域(逆方向ポインタでアクセスされる領域)のフル/エンプティ(使用状況)を検知する。境界値変更手段20は、検知した順方向領域及び逆方向領域の使用状況に応じて、共有メモリ21の順方向領域と逆方向領域とが接する境界を変更する。
ここで、順方向書き込みポインタWPは、順方向通信のデータが次に書き込まれるアドレスを示し、順方向読み出しポインタRPは、順方向通信のデータが次に読み出されるアドレスを示す。同様に、逆方向書き込みポインタWPは、逆方向通信のデータが次に書き込まれるアドレスを示し、逆方向読み出しポインタRPは、逆方向通信のデータが次に読み出されるアドレスを示す。
次に、本実施形態の双方向通信システムの動作について説明する。
図2は、本実施形態におけるリングバッファ21の概略構成図である。リングバッファ21は、初期状態としてメモリ領域を半分に分割し、それぞれを順方向領域22と逆方向領域23として使用している。すなわち、図2では、アドレス000(16進数表示。図中”h”で示す。)から3FFまでの領域を持つメモリの境界値を1FFとし、アドレス000から1FFまでを順方向領域22とし、アドレス200から3FFまでを逆方向領域23としている。リングバッファ21の順方向領域22には順方向(送受信装置A10から送受信装置B30)に送信されるデータが格納され、逆方向領域23には逆方向(送受信装置B30から送受信装置A10)に送信されるデータが格納される。
リングバッファ21において、順方向の書き込みポインタWPは、アドレス000から開始して1FFまでカウントアップ後000に戻る。また、順方向の読み出しポインタRPも、アドレス000から開始して1FFまでカウントアップ後000に戻る。一方、逆方向の書き込みポインタWPは、アドレス3FFから開始して200までカウントダウン後3FFに戻る。また、逆方向の読み出しポインタRPも、アドレス3FFから開始して200までカウントダウン後3FFに戻る。
図3は、メモリのエンプティを検知した際のポインタの動きを示す説明図である。図3(a)において、順方向通信の書き込みポインタWPは、メモリの先頭アドレス000からインクリメントされてアドレス0XXを示し、順方向の読み出しポインタRPはアドレス000を示している。一方、逆方向の書き込みポインタWPは、メモリの最終アドレス3FFからデクリメントされてアドレス3XXを示し、逆方向の読み出しポインタRPはアドレス3FFを示している。
図3(b)は、順方向の書き込みポインタWPと読み出しポインタRPが同じ値(メモリエンプティ)になり、逆方向の書き込みポインタWPと読み出しポインタRPが同じ値(メモリエンプティ)になった場合を示す。
例えば、順方向書き込みポインタWPと順方向読み出しポインタRPが同じ値になると、読み出すべきデータがなくなったことを意味するので、順方向でエンプティを検知する。順方向でエンプティとは、順方向領域に読み出すべきデータがない(書き込んだデータを全て読み出した)という状態である。
このように、順方向の書き込みポインタWPと読み出しポインタRPが同じ値(メモリエンプティ)になったら、順方向の書き込みポインタWPと読み出しポインタRPを、順方向の開始アドレス、即ちアドレス000に戻す。一方、逆方向の書き込みポインタWPと読み出しポインタRPが同じ値(メモリエンプティ)になったら、逆方向の書き込みポインタWPと読み出しポインタRPを、逆方向の開始アドレス、即ちアドレス3FFに戻す。
図3(c)は、順方向の書き込みポインタWPと読み出しポインタRPをアドレス000に戻し、逆方向の書き込みポインタWPと読み出しポインタRPをアドレス3FFに戻した状態を示す。
図4は、メモリのエンプティを検知した際の境界値制御の例を示す説明図である。図4(a)は、順方向の書き込みポインタWPと読み出しポインタRPがアドレス000を示し、順方向に送信するデータがない状態を示す。図4(b)は、順方向の書き込みポインタWPがアドレス0XXを示し、読み出しポインタRPがアドレス000を示している。 図4(c)は、順方向の書き込みポインタWPと読み出しポインタRPがともにアドレス0XXになりメモリエンプティが検知される。
順方向でメモリエンプティを検知した場合は、図4(d)に示すように、順方向の書き込みポインタWPと読み出しポインタRPを開始アドレス000に戻すと同時に、斜線の部分だけ順方向領域22を狭める。但し、この場合、逆方向の読み出しポインタRPと書き込みポインタWPの関係が、(書き込みポインタWP<読み出しポインタRP)であることが条件となる。図4(d)では、書き込みポインタWP=3XX、読み出しポインタRP=3FFなので、この条件に合っている。
前述のように、逆方向領域23にデータを書き込む場合、最終アドレスからデクリメントしていくので、通常、アドレス値は、(書き込みポインタWP<読み出しポインタRP)となる。ただ、書き込みポインタWPが、境界アドレスに達した後は最終アドレスに戻る(リングバッファなので先頭アドレスの次が最終アドレスになる)ので、その場合は(書き込みポインタWP>読み出しポインタRP)となる。この状態では、読み出しポインタRPから境界アドレスまでの間に読み出すべきデータが存在するが、境界を広げると拡張した領域に存在する順方向領域22で書き込まれたデータを読み出してしまう恐れがある。したがって、逆方向領域23においては、(書き込みポインタWP<読み出しポインタRP)が境界を変更してよいことの条件となる。
このように本実施形態では、順方向領域22で(書き込みポインタWP=読み出しポインタRP)となり、読み出すべきデータがなくなった場合に、順方向領域22を狭めて逆方向領域23を広げることにより、メモリ全体の利用効率を向上させることができる。
図5は、本実施形態の双方向通信システムにおいて、読み出しポインタRPが開始アドレスに戻る際の境界値変更の例を示す説明図である。図5(a)は、順方向領域22の読み出しポインタRPが境界アドレス1FFとなり、開始アドレスに戻る場合を示す。また、図5(b)は、順方向読み出しポインタRPが開始アドレス000に戻った状態を示す。順方向読み出しポインタRPが開始アドレスに戻るのは、書き込まれたデータに対して読み出しが追いついていないことを示し、順方向領域22が狭いということを意味する。
この場合、順方向の読み出しポインタRPが境界アドレスから開始アドレスに戻る際に、図5(c)に示すように、斜線の部分だけ順方向領域22を広げる。但し、この場合は、斜線の領域に逆方向の書き込みポインタWPまたは読み出しポインタRPが無く、かつ(書き込みポインタWP<読み出しポインタRP)であることが条件となる。これは、領域を広げようとする場合、相手側がその領域を使用していないことを条件とするためである。
以上説明したように、共有メモリ制御装置100によれば、境界値変更手段20が、順方向領域と逆方向領域との境界を変更することにより、順方向領域及び逆方向領域を動的に変化させることができる為、限りあるメモリ容量を有効に使用することができる。
尚、上記の説明ではエンプティ検知や読み出しポインタRPが開始アドレスに戻る毎に境界値を変更したが、エンプティ検知等が所定の回数連続して起こった場合に領域変更を行なうことにしてもよく、また境界値に制限を設けて、ある領域は常時、順方向領域及び逆方向領域のいずれかとして確保する制御としてもよい。
図6は、本実施形態の双方向通信方法における全体のフローチャートである。送信側で画像、音声あるいは制御信号等のデータの送信イベントが発生すると(ステップS1)、送信側のCPUにおいて、送信データを共有メモリ(DPRAM)へ書き込む送信処理を行ない、書き込んだデータの受信要求を受信側に送信する(ステップS2)。
受信側では、送信側から送信された受信要求に応じて、共有メモリ(DPRAM)の書き込みポインタWPを確認し、共有メモリ(DPRAM)のどこにデータが書き込まれているかを確認する。そして、読み出しポインタRP及び書き込みポインタWPをみて、読み出すべきデータがあるか否かを判断する(スタップS3)。読み出すべきデータがある場合は受信イベント発生を発生させ(ステップS4)、共有メモリ(DPRAM)からデータを読み出す受信処理を行なう(ステップS5)。
図7は、図6のステップS5における受信処理の詳細なフローチャートを示す。受信側のCPUは、受信イベントに応じて共有メモリから順方向データの読み出し処理を行ない(ステップS11)、順方向メモリエンプティが発生したか否かを監視する(ステップS12)。
順方向メモリエンプティが発生した場合(YES)は、順方向書き込みポインタWP及び順方向読み出しポインタRPを初期化し(ステップS13)、逆方向書き込みポインタWPが逆方向読み出しポインタRPより小さいか否かを判断し(ステップS14)、逆方向書き込みポインタWPが逆方向読み出しポインタRPより小さい場合(YES)は、順方向領域を縮小する(ステップS15)。
一方、ステップS12において、順方向メモリエンプティが発生していない場合(NO)は、順方向読み出しポインタRPが最大値か否かを判断し(ステップS16)、順方向読み出しポインタRPが最大値でない場合(NO)は、順方向読み出しポインタRPをインクリメントする(ステップS17)。
一方、ステップS16において、順方向読み出しポインタRPが最大値の場合(YES)は、順方向読み出しポインタRPを初期化し(ステップS18)、逆方向書き込みポインタWPが逆方向読み出しポインタRPより小さいか否かを判断し(ステップS19)、逆方向書き込みポインタWPが逆方向読み出しポインタRPより小さい場合(YES)は、順方向領域を拡大する(ステップS20)。
このように本実施形態の双方向通信システムによれば、共有メモリの順方向領域のエンプティを検知した際に、順方向領域を減少させることにより、限りある共有メモリの容量を有効に使用して双方向通信を行なうことができる。
また、順方向読み出しポインタが境界アドレスから開始アドレスに戻る際に、順方向領域の不足を検出し、順方向領域を増加させることにより、限りある共有メモリの容量を有効に使用して双方向通信を行なうことができる。
図8は、本実施形態の双方向通信システムを携帯電話に適用した場合の例を示す。本実施形態は、それぞれにCPUがあり独立に駆動可能な2つの無線系を搭載したシステムであって、CPU間のやり取りを行なうために共有メモリを使用する。
図8に示すように、W−CDMA(Wideband-Code Division Multiple Access)C−CPU42、ベースバンド処理部43、RF(radio frequency)部44、及びW−CDMA系システム・バス41は、W−CDMA系に属する。一方、GSM(Global System for Mobile Communication)C−CPU47、ベースバンド処理部48、RF部49、及びGSM系システム・バス46は、GSM系に属する。そして、W−CDMA_C−CPU42とGSM_C−CPU47が、共有メモリであるデュアルポートRAM45を介して双方向通信を行なう。
図8において、C−CPU42,47は、伝送系のCPUを示すが、他にアプリケーション用のA−CPU(表示部に何を表示するか、どういう音を出すかなどの制御を行なう)が存在する。本実施形態の双方向通信方法は、共有メモリを使用したC−CPUとA−CPUとのデータのやり取りにも適用することができる。
本発明はの共有メモリ制御装置は、順方向領域と逆方向領域との境界を変更する境界変更手段を備えることにより、順方向領域及び逆方向領域を動的に変化させることができる為、限りあるメモリ容量を有効に使用することができる効果を有し、共有メモリを介した双方向通信システム等に有用である。
本発明の実施形態における双方向通信システムを説明するための概略構成を示すブロック図 本発明の実施形態におけるリングバッファの概略構成図 本発明の実施形態におけるエンプティ時(WP=RP)のポインタ動作を説明するための図 本発明の実施形態におけるエンプティ検知時の領域変更を説明するための図 本発明の実施形態における読み出しポインタが開始アドレスに戻る際の境界変更を説明するための図 本発明の実施形態における双方向通信方法を示すフローチャート 本発明の実施形態において受信側で行なわれる受信処理の詳細を示すフローチャート 本発明の実施形態の双方向通信システムを携帯電話に用いた場合の概略構成図
符号の説明
10 送受信装置A
11 順方向ポインタインクリメント手段
12 順方向ポインタ保持手段
13 順方向ポインタ比較手段
20 境界値変更手段
21 リングバッファ
22 順方向領域
23 逆方向領域
30 送受信装置B
31 逆方向ポインタインクリメント手段
32 逆方向ポインタ保持手段
33 逆方向ポインタ比較手段
41 W−CDMA系システム・バス
42 W−CDMA_C−CPU
43,48 ベースバンド処理部
44,49 RF部
45 デュアルポートRAM
46 GSM系システム・バス
47 GSM_C−CPU
100 共有メモリ制御装置

Claims (4)

  1. メモリアドレスの順方向からアクセスする順方向ポインタでアクセスされる順方向領域と逆方向からアクセスする逆方向ポインタでアクセスされる逆方向領域とに分割されるメモリを制御するメモリ制御装置であって、
    前記順方向ポインタ及び前記逆方向ポインタを監視する監視手段と、
    監視結果に基づいて、前記順方向領域及び前記逆方向領域の使用状況を検知する検知手段と、
    検知した前記使用状況に応じて、前記順方向領域と前記逆方向領域との境界を変更する境界変更手段と、
    を備えるメモリ制御装置。
  2. 請求項1記載のメモリ制御装置であって、
    前記監視手段は、前記順方向ポインタ又は前記逆方向ポインタの書き込みポインタと読み出しポインタとを比較し、
    前記境界変更手段は、前記書き込みポインタと前記読み出しポインタとが一致したタイミングで前記境界を変更するメモリ制御装置。
  3. 請求項2記載のメモリ制御装置であって、
    前記境界変更手段は、前記書き込みポインタと前記読み出しポインタとが一致した順方向領域又は逆方向領域を狭くするように前記境界を変更するメモリ制御装置。
  4. 請求項1記載のメモリ制御装置において、
    前記監視手段は、前記順方向ポインタ又は前記逆方向ポインタの読み出しポインタを監視し、
    前記境界変更手段は、前記読み出しポインタが先頭アドレスに戻るタイミングで前記読み出しポインタがアクセスする領域を広げるように前記境界を変更するメモリ制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010165022A (ja) * 2009-01-13 2010-07-29 Ricoh Co Ltd プロセッサ間通信装置、プロセッサ間通信方法、プログラムおよび記録媒体
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WO2023040348A1 (zh) * 2021-09-14 2023-03-23 华为技术有限公司 分布式系统中数据处理的方法以及相关系统

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