JP2006090459A - 円筒ころ軸受および円筒ころ軸受用保持器 - Google Patents

円筒ころ軸受および円筒ころ軸受用保持器 Download PDF

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幸久 津森
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Abstract

【課題】 円筒ころ軸受の軸受寿命を低下させることなく保持器強度を向上させる。
【解決手段】 外周に軌道を有する内輪2と、内周に軌道を有する外輪4と、内輪2の軌道と外輪4の軌道との間に転動自在に介在する複数の円筒ころ6と、円筒ころ6を円周方向で所定間隔に保持する保持器8とを具備した円筒ころ軸受において、前記保持器8が、円筒ころ6のピッチ円を挟んだ内径側と外径側に柱部12,14を有し、前記柱部12,14間に空所を形成している。
【選択図】 図1

Description

この発明は円筒ころ軸受および円筒ころ軸受用保持器に関する。
円筒ころ軸受は、転動体として円筒ころを用いたラジアル軸受である。ラジアル負荷能力が大きく、高速回転にも適している。円筒ころ軸受用もみ抜き保持器は分割タイプが一般的である。分割型保持器は、円筒ころを案内する円弧面が形成されたポケット側部品と、一方のリング側部品をリベット等でかしめるタイプである(特許文献1参照)。負荷容量を求められる使用環境で対応できる仕様としては、保持器なしの総ころタイプ(特許文献2参照)およびピンタイプ保持器を使用したもの(特許文献3参照)がある。
特開平11−294460号公報(段落番号0021、図2) 特開2002−339987号公報(段落番号0012、図2) 特開平11−173334号公報(段落番号0015、図1)
従来の分割タイプは、保持器の加工が容易であることから部品単価は安価であるが、保持器強度を確保する必要があるため、転動体のサイズアップおよび転動体の個数アップには限界があり、高負荷容量仕様には適用できない。
総ころタイプは、保持器を必要としないため保持器強度を考慮する必要がなく、転動体のサイズアップ、個数アップが可能で高負荷容量仕様であるが、回転中のころ同士の接触があるため滑りによる表面損傷が懸念される。
ピンタイプ保持器は、ころ間に他の部材が介在しないため総ころタイプに近い負荷容量が得られるが、ころを中空にする必要があるため、ころの圧砕強度が低下し、信頼性が落ちる。
この発明は、ピンタイプ保持器と同等の負荷容量を確保し、さらに中実ころを使用できる保持器を採用することにより、高負荷容量、高信頼性に対応するようにしたものである。
すなわち、この発明の円筒ころ軸受は、外周に軌道を有する内輪2と、内周に軌道を有する外輪4と、内輪2の軌道と外輪4の軌道との間に転動自在に介在する複数の円筒ころ6と、円筒ころ6を円周方向で所定間隔に保持する保持器8とを具備し、前記保持器8が、円筒ころ6のピッチ円を挟んだ内径側と外径側に柱部12,14を有し、前記柱部12,14間に空所を形成したことを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1の円筒ころ軸受において、前記保持器8が、環状のリング部10と、リング部10から軸方向に延在する柱部12,14と、柱部の自由端に結合した環状の側板16とからなり、前記柱部12,14が円筒ころ6のピッチ円の内径側と外径側に分断されていることを特徴とするものである。
請求項3の発明は、円筒ころ6のピッチ円を挟んだ内径側と外径側に柱部12,14を有し、前記柱部12,14間に空所を形成したことを特徴とする円筒ころ軸受用保持器である。
請求項4の発明は、請求項3の円筒ころ軸受用保持器において、環状のリング部10と、リング部10から軸方向に延在する柱部12,14と、柱部12,14の自由端に結合した環状の側板16とからなり、前記柱部12,14が円筒ころ6のピッチ円の内径側と外径側に分断されていることを特徴とするものである。
この発明によれば、円筒ころ軸受の軸受寿命を低下させることなく保持器強度を向上させることができる
以下、図面に従って本発明の実施の形態を説明する。
図1に示すように、円筒ころ軸受は、内輪2と外輪4と円筒ころ6と保持器8とを主要な構成要素として成り立っている。内輪2は外周に軌道を有し、外輪4は内周に軌道を有する。内輪2の軌道と外輪4の軌道との間に転動自在に複数の円筒ころ6が介在させてある。円筒ころ6は保持器8によって円周方向で所定間隔に保持される。
保持器8は、図1(A)の図中左側に現れている環状のリング部10と、リング部10から軸方向に延在する柱部12,14と、柱部12,14の自由端すなわち図中右端に結合された環状の側板16とからなる。柱部12,14は円筒ころ6のピッチ円の内径側と外径側に分断されているが、図1(B)に示すように、軸方向断面で見ると、それぞれ同一円弧の一部を形成する。図示する実施の形態の場合、柱部12,14と側板16とはかしめ加工によって結合されている。すなわち、柱部12,14の自由端に突設したピン13,15を側板16に形成した貫通穴に挿入した後端部をかしめる。
従来の分割タイプ保持器では保持器の柱の肉厚最小部がころピッチ円上に位置するため、ころ数を増やすほど、言い換えるならば総ころに近づけるに従い、柱の肉厚が小となる。その結果、加工上薄肉部の逃げが発生してポケット精度が劣るといった問題が懸念される。これに対し、柱部12,14を円筒ころ6のピッチ円の内径側と外径側に分断し、両者間に空所を形成することにより、円筒ころ6のピッチ円上に柱が存在しないため、柱部12,14の最小肉厚が改善され、上述の加工上の問題が払拭できる。また、円筒ころ6の最大径位置での保持器柱肉厚を考慮する必要がなくなり、円筒ころ6の個数を総ころ相当まで増やすことができるため、軸受の負荷容量を最大限まで上げることができる。
さらに、従来の保持器の柱部はころ外径より若干大きくなる単一円弧形状で加工されるため、ころ公転時にはポケット内では1線上の線接触となる。これに対し、本発明による円筒ころ軸受用保持器8の場合、円筒ころ6のピッチ円を挟んだ両側(内径側、外径側)に柱部12,14が存在するため、ころ公転時には円筒ころ6のピッチ円を挟んだ上下2線上での線接触となる。したがって、回転時の円筒ころ6の姿勢制御にも有効であり、結果として安定した回転性能が確保できる。
図2に示すように、側板16の円筒ころ6位置の半径方向内側に給油用の切り欠き18が設けてあり、この切り欠き18を通じて潤滑油が供給される。
なお、本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
(A)は本発明の実施の形態を示す円筒ころ軸受の断面図、(B)は図1(A)におけるB―B断面図である。 図1(A)の側面図である。
符号の説明
2 内輪
4 外輪
6 円筒ころ
8 保持器
10 リング部
12 柱部(内径側)
13 ピン
14 柱部(外径側)
15 ピン
16 側板
18 切り欠き

Claims (4)

  1. 外周に軌道を有する内輪と、内周に軌道を有する外輪と、内輪の軌道と外輪の軌道との間に転動自在に介在する複数の円筒ころと、円筒ころを円周方向で所定間隔に保持する保持器とを具備し、前記保持器が、円筒ころのピッチ円を挟んだ内径側と外径側に柱部を有し、前記柱部間に空所を形成したことを特徴とした円筒ころ軸受。
  2. 前記保持器が、環状のリング部と、リング部から軸方向に延在する柱部と、柱部の自由端に結合した環状の側板とからなり、前記柱部が円筒ころのピッチ円の内径側と外径側に分断されていることを特徴とする請求項1の円筒ころ軸受。
  3. 円筒ころのピッチ円を挟んだ内径側と外径側に柱部を有し、前記柱部間に空所を形成したことを特徴とした円筒ころ軸受用保持器。
  4. 環状のリング部と、リング部から軸方向に延在する柱部と、柱部の自由端に結合した環状の側板とからなり、前記柱部が円筒ころのピッチ円の内径側と外径側に分断されていることを特徴とする請求項3の円筒ころ軸受用保持器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012127389A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 Jtekt Corp 円すいころ軸受

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