JP2006089280A - 調理クズ脱水装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 調理の際に発生する調理クズは水分を多量に含み、そのままの状態では腐敗の進行を早めて悪臭を漂わせる、あるいは廃棄物集積所に持ち込む折りに水が漏れるなど不快な思いの原因となる。また、水分を多量に含む廃棄物は、廃棄物処理施設における焼却に必要以上の燃焼エネルギーを消費するなど、環境への対応からも脱水減量化が求められている。
【解決手段】 調理クズから水分を分離して脱水するために、網目の付いた籠に調理クズを入れて水が切れるのを待つのもひとつの方法であるが、それだけでは処理のために多くの時間を費やすことになる。したがって、脱水に要する時間を短縮することを目的として、脱水槽にその形状に見合う加圧盤を挿入して、脱水槽に入れた調理クズを加圧圧縮し、積極的に調理クズと水分を分離して脱水することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 調理クズから水分を分離して脱水するために、網目の付いた籠に調理クズを入れて水が切れるのを待つのもひとつの方法であるが、それだけでは処理のために多くの時間を費やすことになる。したがって、脱水に要する時間を短縮することを目的として、脱水槽にその形状に見合う加圧盤を挿入して、脱水槽に入れた調理クズを加圧圧縮し、積極的に調理クズと水分を分離して脱水することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
この発明は、生活系廃棄物である調理クズから水分を分離して脱水する調理補助器具に関するものである。
家庭から排出する生活系廃棄物は、法令等の定めるところにより廃棄物処理施設において処理される。このうち調理クズについては、可燃性の廃棄物として当該施設において焼却して処分されるが、調理クズが多量に水分を含むことが処理施設運営の経済性に影響を及ぼしている。一方、家庭においても、調理クズを廃棄するときに水切りと称して、網目の付いた籠に調理クズを入れて水が切れるのを待つなどの工夫を凝らしているが、積極的な脱水を試みる家庭用品の開発の分野は未成熟である。
調理するときに発生する野菜クズから水分を分離して脱水する装置としては、例えば特開2002−79225号公報記載の野菜屑の連続脱水装置などのように、電気動力を使用した比較的規模の大きな脱水装置は使用されている。
しかしながら、家庭における調理クズの発生量は、一般にシンク台に具備される網目付きの籠の容量に足る程度の分量である。したがって、家庭用として動力に頼らずに手動で脱水作業を行える、また台所に置いて場所をとらない小さな容量で、かつ容易に取り扱うことのできる調理クズ脱水装置を提供する。
調理クズから水分を分離して脱水するために、当該背景技術に述べた網目付きの籠に調理クズを入れて水が切れるのを待つのもひとつの方法であるが、それだけでは処理のために多くの時間を費やすことになる。したがって、脱水に要する時間を短縮するために、脱水槽12にその形状に見合う加圧盤22を挿入して、脱水槽12に入れた調理クズを加圧圧縮し、積極的に調理クズと水分を分離して脱水することとした。
また、脱水槽12内に脱水ケーシング31を具備して、脱水が終了した調理クズを脱水槽12から容易に取り出せる仕組みとした。
次ぎに、脱水槽12の底盤に一本あるいは複数本からなる先端を切断した円錐形の形状をとる加圧柱13aを固設し、脱水槽12の底盤の縁辺部に複数本からなる先端を切断した円錐形を鉛直方向に切り分けた形状をとる加圧壁柱13bを固設して、圧縮により減量した調理クズの内容物がさらに減水して脱水の効率を高めるとともに、脱水槽12から取り出した調理クズの内部に空洞が生じるのをもって、調理クズが脱水ケーシング31に与える張力と摩擦力を減少させ、調理クズが脱水ケーシング31から容易に取り外せる仕組みとした。
さらに、上記説明の脱水ケーシング31が脱水槽12に固設する加圧柱13aと加圧壁柱13bに接する脱水ケーシング31の底部及び側壁部の壁面を取り払い開口することにより、脱水にかかる効率を向上させ、脱水ケーシング31と調理クズとの接合面を低減して調理クズが脱水ケーシング31から容易に取り外せる仕組みとした。
調理のときに発生する調理クズは多量に水分を含み、廃棄物処理施設において焼却を行う場合に必要以上の燃焼エネルギーを消費とするなど、環境に対する配慮からも脱水による調理クズの減量化が求められている。また、家庭においても、多量の水分を含む調理クズはそのままの状態では腐敗の進行が早くなり悪臭が漂う、あるいは廃棄物集積所に持ち込む際に水漏れするなど不快な思いの原因となる。したがって、家庭において容易に使用することのできるこの発明の提供は、ゴミの減量化をとおして環境にやさしく、また家庭でできる衛生管理のひとつとして効果を有するものである。
以下、この発明の調理クズ脱水装置を図面に基づいて説明する。図1は、この発明の調理クズ脱水装置の一実施例の正断面図であり、図2は脱水槽躯体を垂直に見下ろした水平断面図である。また、図3は脱水ケーシングの斜視図、図4は図1とは調理クズの押圧手段が異なる場合の一実施例の正断面図である。
図1において、この発明の調理クズ脱水装置は垂直に配置された円筒状の脱水槽12の構造を構成する脱水槽躯体11と、脱水槽12の内部形状に相似して脱水槽12に収容される脱水ケーシング31と、脱水ケーシング31の中を上下動するに見合う形状を有する加圧盤22を具備する上蓋21から構成される。この装置の実施の態様は、調理クズを脱水槽12に具備される脱水ケーシング31の中に収容して、加圧盤22を固設する上蓋21を重ね合わせて蓋とし、上蓋21の上から手を添えて鉛直方向に力を加えると、脱水槽12と加圧盤22とが構成する空間容積が縮小されて、調理クズに含まれる水分が分離して脱水される仕組みである。調理クズから分離された水分は脱水ケーシング31の外周に設けた図示しないパンチ孔を通り抜けて、脱水槽12の内壁に設けた図示しない複数条の溝孔を伝って排水溝14に流入し、排出口15を通って装置の外に排出される。加圧による脱水の作業が終了すると、次は上記の行程を反対にたどり、脱水槽12から調理クズを脱水ケーシング31ごとに取り出して、中に固まっている調理クズを廃棄する。
請求項3は、図1及び図2において、脱水槽12の底盤に一本もしくは複数本からなる先端を切断した円錐形の形状をとる加圧柱13aを、脱水槽12の底盤の縁辺部に複数本からなる先端を切断した円錐形を鉛直方向に切り分けた形状をとる加圧壁柱13bを、それぞれに固設することを特徴とする。脱水ケーシング31内の調理クズを加圧盤22の先端部のみで加圧圧縮して脱水を行う場合は、加圧盤22の先端の全面積が作用点となるために大きな抵抗を受ける、言い換えれば、加圧のために大きい労力を要することになる。しかし、加圧柱13aと加圧壁柱13bを用いて行う加圧圧縮では、加圧柱13aと加圧壁柱13bのそれぞれの先端面積の和が加圧盤22に比較して小さな面積であるために、少ない労力で調理クズの圧縮を行うことが可能である。したがって、加圧盤22のみの加圧圧縮では到底潰すことのできない根菜などのように堅い組織を有する調理クズであっても、加圧柱13aと加圧壁柱13bを固設する脱水装置を用いて加圧圧縮を行えばこれを潰すことが可能となるから、より効率の高い脱水効果を期待することができる。また、脱水槽12から脱水ケーシング31を取り出したときに調理クズ内に生じる加圧柱13aと加圧壁柱13bの痕跡からなる空洞は、圧縮された調理クズが脱水ケーシング31に対して及ぼす張力と摩擦力とを減少するから、脱水ケーシング31を逆さにして軽く震動を加えると調理クズは容易に脱水ケーシング31から離れて廃棄することができる。仮に、脱水ケーシング31の開口部が上記記載の面積のみでは調理クズの取り外しが容易でないときは、さらに脱水ケーシング31の任意の壁面に開口部を設けて調理クズが離れやすいようにすることもできる。また、加圧壁柱13bの先端部は加圧盤22が降下してきたときのストッパーとしての役割を受け持つ。
請求項4は、図3に図示するように、脱水ケーシング31が脱水槽12に固設する加圧柱13aと加圧壁柱13bに接する底部及び側壁部の壁面を開口したことを特徴とする。この措置は請求項3の実施に応じて形成される様態であるが、脱水槽12内の調理クズの接触面を脱水槽12と脱水ケーシング31とに分離し、脱水ケーシング31に接触する面積を低減するので、調理クズを脱水ケーシング31から容易に取り外すことができる。
脱水ケーシング31をシンク台に置いて直接に調理クズを収容したい場合は、図示はしないが、脱水槽躯体11から加圧柱13aと加圧壁柱13b及び脱水槽12の脱水ケーシング31に接触する壁面部分を取り出して独立した一つの部品としてもよい。この場合、調理クズを収容するために上記部品と脱水ケーシング31を重ねてシンク台の上に置き、調理クズを収容した後に上記部品と脱水ケーシング31を重ねたままで脱水槽躯体11の中に収容するものとする。
この発明の加圧圧縮の一実施例として、図1においては、脱水槽12の構造を構成する脱水槽躯体11に加圧盤22を固設する上蓋21を重ね合わせて蓋とし、上蓋21の上から手を添えて鉛直方向に力を加えるとしたが、図4においては、さらなる加圧圧縮にかかる実施例を提供する。この発明の装置の様態は、脱水槽12に収容された脱水ケーシング31に調理クズを入れて上蓋41をもって覆いとし、上蓋41を回転して連結ネジ42の機能により脱水槽躯体11と上蓋41とを接合する。次ぎに、昇降ネジ44に連続する脱水ハンドル45を回転して、加圧盤43を降下させて調理クズを加圧圧縮する。加圧盤43は調理クズを加圧圧縮しながら、なお加圧盤43内に具備するバネ46の反動をもって加圧を助長するので、時間を掛けて調理クズを加圧圧縮してより高い脱水効果を期待することができる。また、調理クズの加圧圧縮の方法としては、前述のようにネジ式で加圧するだけではなく、テコの原理を利用して手押しポンプのように加圧することも可能である。
11:脱水槽躯体
12:脱水槽
13a:加圧柱
13b:加圧壁柱
14:排水溝
15:排出口
21:上蓋
22:加圧盤
31:脱水ケーシング
41:上蓋
42:連結ネジ
43:加圧盤
44:昇降ネジ
45:脱水ハンドル
46:バネ
12:脱水槽
13a:加圧柱
13b:加圧壁柱
14:排水溝
15:排出口
21:上蓋
22:加圧盤
31:脱水ケーシング
41:上蓋
42:連結ネジ
43:加圧盤
44:昇降ネジ
45:脱水ハンドル
46:バネ
Claims (4)
- 脱水槽12の内部に添って加圧盤22を降下して、脱水槽12に入れた調理クズを加圧圧縮し、調理クズと水分を分離して脱水することを特徴とする調理クズ脱水装置
- 脱水槽12の形状に相似してなる脱水ケーシング31を脱水槽12の内部に具備したことを特徴とする請求項1記載の調理クズ脱水装置
- 脱水槽12の底盤に先端を切断した円錐形の形状をとる加圧柱13aを、脱水槽12の底盤の縁辺部に先端を切断した円錐形を鉛直方向に切り分けた形状をとる加圧壁柱13bを、それぞれに固設することを特徴とする請求項1記載の調理クズ脱水装置
- 請求項2に記載する脱水ケーシング31が請求項3に記載する加圧柱13aと加圧壁柱13bに接する底部及び側壁部の壁面を開口したことを特徴とする請求項1記載の調理クズ脱水装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004306214A JP2006089280A (ja) | 2004-09-21 | 2004-09-21 | 調理クズ脱水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004306214A JP2006089280A (ja) | 2004-09-21 | 2004-09-21 | 調理クズ脱水装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006089280A true JP2006089280A (ja) | 2006-04-06 |
Family
ID=36230613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004306214A Pending JP2006089280A (ja) | 2004-09-21 | 2004-09-21 | 調理クズ脱水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006089280A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017009474A (ja) * | 2015-06-24 | 2017-01-12 | スバル興業株式会社 | 脱水機 |
KR20210060028A (ko) * | 2019-11-18 | 2021-05-26 | 이경환 | 음식물 압착 탈수기 |
KR102548882B1 (ko) * | 2022-10-14 | 2023-06-30 | 엠지엠씨(주) | 사용편의성을 증진시킨 음식물 압착 탈수기 |
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2004
- 2004-09-21 JP JP2004306214A patent/JP2006089280A/ja active Pending
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