JP5438876B2 - 脱水装置 - Google Patents

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Description

本発明は、野菜クズなどのように水分を含む廃棄物を脱水して減容するための脱水装置に関し、更に具体的には、プレス式の脱水装置に関するものである。
野菜の切りクズなどの生ごみの処理装置としては、例えば、下記特許文献1に記載の技術がある。前記特許文献1には、生ごみをディスポーザで粉砕してスラリー状とし、通水性のピストンで圧縮して脱水し、得られたケーキを脱水装置の排出口に密着して配置したプラスチック袋に入れ、好ましくは内部を減圧として密閉することで、一般家庭の台所から排出される生ごみの腐敗に伴う悪臭の発生を防止、且つ下水処理の負荷を軽減することが開示されている。しかしながら、上述した特許文献1に記載の技術は、一般家庭から排出される生ごみの処理が対象であるため、飲食店や食品加工場,あるいは、販売店などからでる大量の野菜クズの処理は想定されていない。
一方、特許文献2には、食品加工工場からでる野菜クズ、果実の皮などの廃棄物の体積を減少させて処分しやすくするため、処理対象物を細かく砕くミキサーと、該ミキサーによって砕かれた処理対象物から液体を分離する固液分離装置とを具備し、前記固液分離装置は、複数の可動板と、これらの可動板を貫通して延びる2本のスクリューとを有し、前記可動板は、回転する2本のスクリューによって押動されるように構成された減容化装置が開示されている。
特開平10−52680号公報 特開2006−150199号公報
しかしながら、以上のような背景技術には、次のような問題がある。まず、前記特許文献1に示す技術を大量の野菜クズの脱水に適用したとしても、一方向からのプレスでは脱水が十分ではないという不都合がある。また、前記特許文献2に示す技術では、装置構成が大掛かりになるほか、スクリューを利用した脱水では不十分であるという不都合もある。
本発明は、以上のような点に着目したもので、簡単な構成で、短時間に高減容率で脱水することができる脱水装置を提供することを、その目的とする。
本発明は、開放した上部から処理対象の投入及び取出が行われるとともに、側面及び底面の全面に多数の水抜き孔が形成された圧搾槽,該圧搾槽の外側に設けられており、該圧搾槽の水抜き孔から排出された排水を受ける排水パン,前記圧搾槽中の処理対象を略垂直方向にプレスする垂直側プレス機構,前記圧搾槽中の処理対象を略水平方向にプレスする水平側プレス機構,を備えており、前記水平側プレス機構は、前記圧搾槽の対向する一対の側面の一部であって、前記圧搾槽に対して可動に形成されており、該圧搾槽内の脱水処理対象を挟んでプレスする一対の可動部,該一対の可動部を略平行に保ったまま、前記圧搾槽内で略水平方向に往復可能に駆動する水平側駆動機構,を含み、前記垂直側プレス機構は、前記圧搾槽の底面との間に前記処理対象を挟んでプレスするプレート,前記圧搾槽の上方に配置されており、前記プレートを略垂直方向に往復可能に駆動する垂直側駆動機構,該垂直側駆動機構を前記圧搾槽の上方に支持する支持手段,を含んでおり、前記水平側駆動機構は、前記垂直側プレス機構のプレートが圧搾槽の上方に上昇しているときに前記一対の可動部を駆動し、前記垂直側駆動機構は、前記水平側プレス機構の一対の可動部が前記側面と面一になるまで後退しているときに、前記プレートを駆動することを特徴とする。
主要な形態の一つは、前記水平側プレス機構は、前記垂直側プレス機構の駆動後に駆動するときは、前記垂直側プレス機構により平面状に固められていた処理対象のかたまりを、前記一対の可動部のスライドにより崩した状態を経てから、前記処理対象を水平方向にプレスし、前記垂直側プレス機構は、前記水平側プレス機構の駆動後に駆動するときは、前記水平側プレス機構により垂直状に固められていた処理対象のかたまりを、前記プレートの下降により崩した状態を経てから、前記処理対象を垂直方向にプレスすることを特徴とする。
他の形態は、前記圧搾槽が複数並べて配置されているときに、前記垂直側プレス機構及び水平側プレス機構をそれぞれ一つ以上設けるとともに、前記垂直側プレス機構が、前記複数の圧搾槽間で移動可能な移動機構,を含むことを特徴とする。
更に他の形態は、前記移動機構が、前記複数並べて配置された圧搾槽の対向する上縁に形成された一対のレール,該一対のレールに沿ってスライド可能であって、前記垂直側プレス機構を支持するスライドベース,を含むことを特徴とする。本発明の前記及び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
本発明の脱水装置によれば、上部が開放し、側面及び底面の全面に多数の水抜き孔が形成された圧搾槽と、該圧搾槽の外側に設けられた排水パンと、前記圧搾槽中の処理対象を略垂直方向にプレスする垂直側プレス機構と、前記処理対象を略水平方向にプレスする水平側プレス機構とを設け、垂直方向と水平方向のプレスを交互に(必要に応じて繰り返し)行うこととした。このため、垂直方向のプレスにより生じた処理対象のかたまりを、水平方向のプレスにより崩して撹拌した状態を経て水平方向にプレスし、水平方向のプレスにより生じた処理対象のかたまりを、垂直方向のプレスにより崩して撹拌して状態を経て垂直方向にプレスすることになるので、簡単な構成で、短時間に高減容率で脱水することができる。
本発明の実施例1の全体構成を示す外観斜視図である。 前記実施例1の作用を示す図であり、前記図1を矢印F1方向から見た側面断面図である。 前記実施例1の作用を示す図であり、前記図1を矢印F2方向から見た平面図である。 前記実施例1の作用を示す図であり、前記図1を矢印F6方向から見た側面断面図である。 本発明の実施例2を示す図であり、(A)は全体構成を示す外観斜視図,(B)〜(H)は作用を示す模式図である。 本発明の他の実施例を示す図であり、(A)は実施例3の全体構成を示す外観斜視図,(B)は前記実施例3による脱水処理のタイムスケジュールの一例を示す図,(C)は実施例3の全体構成を示す外観斜視図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて詳細に説明する。
最初に、図1〜図4を参照しながら本発明の実施例1を説明する。図1は、本実施例の全体構成を示す外観斜視図である。図2〜図4は、本実施例の作用を示す図であり、図2は、前記図1を矢印F1方向から見た側面断面図に相当し、図3は、前記図1を矢印F2方向から見た平面図に相当し、図4は、前記図1を矢印F6方向から見た側面断面図に相当する。なお、図2〜図4は、説明を容易にするため、主要部のみを示しており、細部は省略されている。本発明の脱水装置は、大量の野菜クズなどを脱水して減容するためのものである。
図1及び図2(A)に示すように、本実施例の脱水装置10は、処理対象(本実施例では野菜クズ)を圧搾するための圧搾槽12と、該圧搾槽12から排出される排水を受ける排水パン34と、前記圧搾槽12内の処理対象を略垂直方向にプレスする垂直側プレス機構40と、前記圧搾槽12内の処理対象を略水平方向にプレスする水平側プレス機構80A,80B,80A´,80B´により構成されている。以下、各部について順に説明する。
まず、圧搾槽12は、側面14A〜14D及び底面18を有するとともに、仕切り16によって2つの圧搾槽12A,12Bに区切られており、それぞれの開放した上部から前記処理対象の投入及び取出が行われる。前記側面14A〜14Dと、仕切り16の側面16A及び16Bと、底面18のほぼ全面には、多数の水抜き孔20が形成されている。前記圧搾槽12Aの対向する一対の側面14A,14Bは、その中央部が周囲に対して(すなわち圧搾槽12Aに対して)可動に形成された可動部15A,15Bとなっている。該可動部15A,15Bは、前記水平側プレス機構80A,80Bによるプレスが行われない状態では、周囲の側面14A,14Bに嵌り、面一となっている。他方の圧搾槽12Bの側面14A,14Bについても同様に、可動部15A,15Bが形成されている。
前記圧搾槽12の上縁には、上段24及び下段26からなる縁部22が設けられており、前記上段24の長辺側(図示の例では、側面14A及び14Bの上方)に沿って、一対のレール28A,28Bが設けられている。また、前記圧搾槽12の側面14A〜14Dには、適宜間隔で複数の柵30が垂直方向に設けられている。該柵30は、水抜き孔20からの排水の飛び散りを防止するとともに、後述する水平側プレス機構80A,80B,80A´,80B´を取り付けるベースとなるものである。更に、前記圧搾槽12の底面18には、複数の脚32が設けられている。
このような圧搾槽12の外側には、前記側面14A〜14D,16A,16B及び底面18の多数の水抜き孔20から排出される排水を受ける排水パン34が設けられている。該排水パン34の適宜位置には排出口36が設けられており、該排出口36には、排水用のホース38が接続されている。また、前記排水パン34の側面には、前記水平側プレス機構80A,80B,80A´,80B´に対応する位置に、切れ込み39が形成されている。
次に、前記垂直側プレス機構40について説明する。垂直側プレス機構40は、油圧シリンダ58,油タンク70,モータ72と、それらを前記圧搾槽12の上方に支持する支持手段と、前記油圧シリンダ58のロッド62の先端に固定されたプレート64などにより構成されている。前記支持手段は、前記圧搾槽12の縁部22の一対のレール28A,28Bに沿ってスライド可能な一対のスライドベース42A,42Bと、該スライドベース42A,42Bの上面44Aに立設された一対の支柱50A,50Bと、これら支柱50A,50Bの上方に略水平に支持されたベース52によってゲート状に構成されている。前記スライドベース42A,42Bは、上面44A寄りの位置に、側面44C及び44Dによって支持された軸46を有しており、該軸46の先端には、回転可能なローラ48が設けられている。また、前記スライドベース42A,42Bの底面44Bは、前記圧搾槽12の縁部22の下段26の下方に延びており、該底面44Bと前記ローラ48で、前記縁部22を上下から挟むことで、前記スライドベース42A,42Bが縁部22から外れずに、図1に矢印F4で示す方向にスライド可能となっている。
前記油圧シリンダ58は、前記ベース52の上面54及び底面56を垂直方向に貫通しており、前記底面56側でジョイント60によって固定されている。該油圧シリンダ58のロッド62の先端には、前記圧搾槽12A,12B内の処理対象を底面18との間に挟んでプレスするプレート64が設けられている。前記ベース52の上面54には、該上面54から側方に突出した一対のホルダ66が設けられており、前記プレート64に一端が固定されたガイドロッド68の上方が昇降可能に把持されている。更に、前記上面54には、油タンク70とモータ72が設けられており、前記油タンク70と前記油圧シリンダ58は、図示しない給油・排油用のホースにより接続されている。
前記モータ72の駆動によって図示しない油圧ポンプが回転すると、圧油が前記油タンク70から図示しないホースや方向切換弁を介して油圧シリンダ58へ送られ、ロッド62の往復(図1の矢印F3方向)に利用されたのち、前記ホースや方向切換弁を介して前記油タンク70に戻るようになっている。このような油圧シリンダ58の駆動機構は公知であるため、詳細は省略する。なお、前記ベース52の上面54には、前記油圧シリンダ58や後述する油圧シリンダ120の電源のON/OFFの切替や、加圧状況の監視を行うための制御盤74が設けられている。
次に、水平側プレス機構について説明する。水平側プレス機構は、1つの圧搾槽に対して一対ずつ設けられている。すなわち、本実施例では、圧搾槽12Aの側面14A,14B側に水平側プレス機構80A,80Bが設けられ、圧搾槽12Bの側面14A,14B側に水平側プレス機構80A´,80B´が設けられている。これら水平側プレス機構80A,80B,80A´,80B´の構成は基本的に同様であるため、ここでは水平側プレス機構80Aを例に挙げて説明する。水平側プレス機構80Aは、側面14Aに形成された可動部15Aを、圧搾槽12Aの中心に向けて移動させ、同様に動作する他方の可動部15Bとの間に処理対象を挟んでプレスするもので、油圧シリンダ120を中心に構成されている。また、前記側面14Aには、前記油圧シリンダ120を取り付けるためのシリンダベース82が、柵30を介して固定されている。前記油圧シリンダ120のシリンダ本体120Aの先端側は、前記シリンダベース82に設けられた固定ホルダ122Aに保持され、後端側はベース122Bに保持されている。前記固定ホルダ122Aとベース122Bは、フレーム123により連結されており、該フレーム123の内側に前記シリンダ本体120Aが収納されている。
前記シリンダベース82には、前記シリンダ本体120Aから突出するロッド124が貫通可能な開口部83が形成されている。前記ロッド124の先端には、ジョイント126を介してプッシャプレート92が固定されており、該プッシャプレート92は、複数のスペーサ94を介して前記可動部15Aに固定されている。このため、前記プッシャプレート92が、前記可動部15Aの水抜き孔20を塞ぐことなく、可動部15Aによってプレスされて処理対象から排出された水分は、前記水抜き孔20を通って底面18へ流れ排出される。このような油圧シリンダ120は、図示しないホースや方向切換弁などを介して前記油タンク70に接続されており、圧油の供給及び排出が行われる。
また、前記シリンダベース82の四隅には、前記油圧シリンダ120による可動部15Aのスライドをガイドする丸ラックギア90A〜90Dを保持するためフランジ付きブッシュ88A〜88Dが固定されている。前記丸ラックギア90A〜90Dは、前記シリンダベース82及びフランジ付きブッシュ88A〜88Dを貫通し、その先端がシャフトホルダ96を介して前記プッシャプレート92に接続されている。更に、前記シリンダベース82には、前記油圧シリンダ120の上下に、プレート84,86が固定されている。これらプレート84,86の両側には、該プレート84,86を貫通するシャフト98A,98Bが、ブッシュ100により回転可能に支持されている。一方のシャフト98Aの上端には、前記丸ラックギア90Aのラックと噛み合う平歯車102Aが設けられ、下端には、丸ラックギア90Cのラックと噛み合う平歯車102C(図示せず)が設けられている。同様に、他方のシャフト98Bの上端には、前記丸ラックギア90Bのラックと噛み合う平歯車102Bが設けられ、下端には、丸ラックギア90Dのラックと噛み合う平歯車102Dが設けられている。
更に、前記シャフト98A,98Bは、それぞれ中央部分に、垂直側マイタギア104A,104Bを備えている。一方、前記シャフト98A,98Bの間には、一対のプレート96によって、回転可能なシャフト108が略水平に支持されている。該シャフト108の一方の端部には、前記垂直側マイタギア104Aと噛み合う水平側マイタギア110Aが設けられ、他端側には、前記垂直側マイタギア104Bと噛み合う水平側マイタギア110Bが設けられている。前記油圧シリンダ120を駆動してプッシャプレート92及び可動部15Aがスライドすると、前記プッシャプレート92に固定された丸ラックギア90A〜90Dも同方向にスライドする。すると、丸ラックギア90A〜90Dのラックと噛み合う平歯車102A〜102Dを備えたシャフト98A,98Bが同時に回転するとともに、前記シャフト98A,98Bの垂直側マイタギア104A,104Bと噛み合う水平側マイタギア110A,110Bを備えたシャフト108も回転する。このように、全ての丸ラックギア90A〜90Dが同期してスライドするため、可動部15Aを傾けずに均等な力で処理対象に向けてプレスすることができる。
次に、図2〜図4を参照して本実施例の作用を説明する。ここでは、圧搾槽12Aにおける圧搾手順を示す。まず、図2(A)に示すように、プレス中に飛び散らないように、予めネット状の袋128に入れた野菜クズ130を、圧搾槽12Aに投入する。野菜クズ130は、必要に応じて、予め図示しない破砕機などで破砕しておくものとする。次に、垂直側プレス機構40を駆動し、図2(A)及び(B)に示すように、プレート64を矢印F3a方向に下降させると、野菜クズ130から水分が排出され、排出された水分は、側面14A,14B,14D,16Aと底面18の水抜き孔20から、排水パン34に排出される。前記垂直側プレス機構40によって一定時間プレスを行ったら、図2(C)に示すようにプレート64を、矢印F3b方向に上昇させる。図2(C)を図1の矢印F2方向から見た平面図が、図3(A)に相当する。
前記図2(C)及び図3(A)の状態から、次に、水平側プレス機構80A,80Bの駆動により、図3(B)に矢印F5aで示すように、可動部15A及び15Bを圧搾槽12Aの中心に向けてスライドさせると、平面状に固められていた野菜クズ130のかたまりが、一旦崩れる。更に矢印F5a方向へのスライドを続けると、図3(C)に示すように、一対の可動部15A,15Bにより野菜クズ130が挟まれ、水平方向にプレスされる。このとき、前記図3(B)で示すように、一度かたまりを崩し、いわば野菜クズ130を攪拌した状態を経ているため、垂直側プレス工程後の水分を多く含んだ部分と少ない部分が混ざり、再度、野菜クズ130から余分な水分が排出されやすくなる。排出された水分は、可動部15A,15Bの水抜き孔20を通って圧搾槽12の底面18に達し、該底面18の水抜き孔20から排水パン34に排出される。前記水平側プレス機構80A及び80Bによる一定時間のプレスを行ったら、図3(D)に示すように、可動部15A,15Bが側面14A,14Bと面一になるまで、矢印F5b方向に後退させる。図3(D)を図1の矢印F6方向から見た側面断面図が、図4(A)に相当する。
そして、再度、垂直側プレス機構40を駆動し、図4(A)に示すように、プレート64を矢印F3a方向に下降させて、野菜クズ130のかたまりを崩し(図4(B))、そのまま下降を継続して図4(C)に示すようにプレスする。このときも、上述したように、一旦野菜クズ130のかたまりを崩すことで攪拌効果が得られるため、余分な水分が排出されやすい。排出された水分は、底面18の水抜き孔20から排水パン34に排出される。ここで一定時間のプレスを行ったら、図4(D)に示すように、大幅に減容された野菜クズ130を圧搾槽12Aから取り出して廃棄する。処理後の野菜クズ130は、水分の90%程度が抜けているため、重量・体積ともに大幅に減少しており、焼却処理も可能となる。以上のようなプレス工程中に排水パン34で受けた排水は、排出口36及びホース38を介して排水される。なお、ここでは、垂直側プレス→水平側プレス→垂直側プレスの順に交互に行ったが、野菜クズ130の量や水分の含有量に応じて、更に、水平側プレス→垂直側プレス→・・・のように、繰り返し脱水を行うようにしてもよい。
上述した作用では、圧搾槽12A内での脱水工程についてのみ説明したが、本実施例の脱水装置10では、圧搾槽12Bも利用して、次の手順により同時に脱水作業を行うことができる。
ステップ1:圧搾槽12A,12Bのそれぞれに、袋128に詰めた野菜クズ130を投入する。最初に、垂直側プレス機構40によって圧搾槽12A側での1回目の垂直側プレスを行い、その間、圧搾槽12B側では待機する。
ステップ2:圧搾槽12Aでの1回目の垂直側プレスが終了したら、垂直側プレス機構40を、レール28A及び28Bに沿って圧搾槽12B側へ手動で移動させ、圧搾槽12B側での1回目の垂直側プレスを行う。その間、圧搾槽12Aでは、水平側プレス機構80A,80Bによる水平側プレスを行う。
ステップ3:ステップ2が終了したら、垂直側プレス機構40を、再び圧搾槽12A側へ移動させ、圧搾槽12Aでの2回目の垂直側プレスを行う。この間、圧搾槽12B側では水平側プレス機構80A´,80B´による水平側プレスを行う。
ステップ4:ステップ3が終了したら、垂直側プレス機構40を、圧搾槽12B側へ移動させ、圧搾槽12Bでの2回目の垂直側プレスを行う。その間に、圧搾槽12Aから脱水処理済みの野菜クズ130を取り出し、新たな野菜クズ130を投入する。
ステップ5:垂直側プレス機構40を、圧搾槽12A側へ移動させ、圧搾槽12Aに新たに投入された野菜クズ130の垂直側プレスを行う。その間に、圧搾槽12Bから脱水処理済みの野菜クズ130を取り出し、新たな野菜クズ130を投入する。ステップ5以降は、ステップ2に戻って繰り返し作業を行う。
このように、実施例1によれば、次のような効果がある。
(1)上部が開放し、側面及び底面の全面に多数の水抜き孔20が形成された圧搾槽12内の処理対象を略垂直方向にプレスする垂直側プレス機構40と、前記処理対象を水平方向にプレスする水平側プレス機構80A,80B,80A´,80B´を設け、垂直側プレスと水平側プレスを交互に行う。それによって、プレス後のかたまりを一旦崩して攪拌してから、別方向にプレスするため、簡単な構成でありながら、短時間に高減容率で脱水することができる。
(2)圧搾槽12を仕切16によって仕切って2つの圧搾槽12A,12Bが連続した構成とし、各圧搾槽に一対ずつ水平側プレス機構を設けるとともに、前記垂直側プレス機構40が、前記圧搾槽12Aと12Bの上方で移動可能とした。このため、一つの垂直側プレス機構40で2つの圧搾槽12A,12Bによる脱水処理を行うことができる。また、2つの圧搾槽12A,12Bで同時に脱水処理ができるため、処理効率の向上を図ることができる。
次に、図5を参照しながら本発明の実施例2を説明する。図5(A)は、本実施例の全体構成を示す外観斜視図,図5(B)〜(H)は作用を示す模式図である。図5(A)に示すように、本実施例の脱水装置200では、圧搾槽202は、仕切り204A,204Bによって、3つの圧搾槽206,208,210に区切られている。そして、前記圧搾槽202の上方には、前記実施例1と同様に矢印F4方向にスライド可能な二つの垂直側プレス機構212,214が設けられている。また、前記圧搾槽206,208,210には、それぞれ一対ずつ水平側プレス機構216A及び216B,218A及び218B,220A及び220Bが設けられている。前記垂直側プレス機構212,214の構造は、上述した実施例1の垂直側プレス機構40と同様であり、前記プレート64に相当するプレート212A,214Aを備えている。また、水平側プレス機構216A及び216B,218A及び218B,220A及び220Bの構造も、前記実施例1の水平側プレス機構80Aと同様である。圧搾槽206,208,210を利用して同時に脱水作業を行う場合の手順の一例は、以下の通りである。なお、ここでは、上述した実施例1と同様に、垂直側プレス→水平側プレス→垂直側プレスの順に3回のプレス処理を行うものとして説明する。
ステップ1:図5(B)に示すように、圧搾槽206,208,210のそれぞれに、処理対象W(ネット状の袋に詰めた野菜クズなど)を投入する。
ステップ2:最初に、図5(C)に示すように、垂直側プレス機構212によって、圧搾槽206での1回目の垂直側プレスを行い、その間、圧搾槽208,210では待機する。
ステップ3:ステップ2が終了したら、図5(D)に示すように、圧搾槽206では、水平側プレス機構216A,216Bによる水平側プレスを行う。その間、圧搾槽208では、垂直側プレス機構214による1回目の垂直側プレスを行い、圧搾槽210では待機する。
ステップ4:ステップ3が終了したら、図5(E)に示すように圧搾槽206では、垂直側プレス機構212による2回目の垂直側プレスを行う。その間、圧搾槽208では、水平側プレス機構218A,218Bによる水平側プレスを行う。また、垂直側プレス機構214を圧搾槽210側へ移動させ、圧搾槽210での1回目の垂直側プレスを行う。
ステップ5:ステップ4が終了したら、図5(F)に示すように、圧搾槽206から脱水済みの処理対象Wを取り出して、新たな処理対象W1を投入する。その間、前記垂直側プレス機構214を圧搾槽208側へ移動させ、圧搾槽208で2回目の垂直側プレスを行うとともに、圧搾槽210では水平側プレス機構220A,220Bによる水平側プレスを行う。
ステップ6:ステップ5が終了したら、図5(G)に示すように、圧搾槽206では垂直側プレス機構212により処理対象W1の1回目の垂直側プレスを行う。その間、圧搾槽208から脱水済みの処理対象Wを取り出して、新たな処理対象W1を投入する。また、垂直側プレス機構214を圧搾槽210側へ移動して、圧搾槽210での2回目の垂直側プレスを行う。
ステップ7:ステップ6が終了したら、図5(H)に示すように、圧搾槽206では水平側プレス機構216A,216Bにより処理対象W1の水平側プレスを行い、圧搾槽208では、垂直側プレス機構214により、処理対象W1の1回目の垂直側プレスを行い、圧搾槽210では、脱水済みの処理対象W1を取り出して、新たな処理対象W1を投入する。ステップ7以降は、前記ステップ4に戻り繰り返す。
このように、実施例2によれば、上述した実施例1の基本的な効果に加え、3槽での脱水処理を同時進行させることができるため、作業効率をより向上させることができるという効果が得られる。
次に、図6(A)及び(B)を参照しながら本発明の実施例3を説明する。図6(A)は本実施例の全体構成を示す外観斜視図,図6(B)は本実施例による脱水処理のタイムスケジュールの一例を示す図である。なお、上述した実施例1と同一ないし対応する構成要素には、同一の符号を用いることとする(以下の実施例4についても同様)。上述した実施例1及び2は、垂直側プレス機構を、複数の圧搾槽間でスライドさせて利用する構成としたが、本実施例は、圧搾槽を一槽式とした例である。図6(A)に示すように、本実施例の脱水装置250は、圧搾槽12に仕切りが設けられておらず、一槽式となっているが、縁部22及びレール28A,28Bのみが延設され、排水パン34の外側において脚252によって支持されている。前記圧搾槽12の上方には、上述した実施例1と同様の構成の垂直側プレス機構40が設けられ、前記圧搾槽12の側面14A,14Bには、水平側プレス機構80A,80Bが設けられている。なお、図示の例では、スライドベース42A,42Bが縁部22に沿ってスライドすることによって、圧搾槽12に対して垂直側プレス機構40の着脱が可能となっているが、圧搾槽が一槽の場合には、このようなスライド機構は基本的には不要であるため、必要に応じて設けるようにすればよい。
本実施例の脱水装置250による脱水処理の一例を示すと、例えば、圧搾槽12の容量が125リットルである場合、最初に投入する野菜クズ130の量は、処理する残渣により異なるが、約100kg〜125kg程度となる。そして、図6(B)に示すように、最初の60分間、垂直側プレス機構40による垂直側プレスを行い(前記図2(A)〜(C)と同様)、一定量まで水分を絞る。1回目の垂直側プレスが終了したら、1回目の水平側プレスを行い(前記図3(A)〜(D)と同様)、垂直側プレスにより生じた野菜クズの塊を崩して攪拌する。このときの水平側プレスは、攪拌することが目的であり、完全にプレスする必要はなく、形が崩れればよいため、例えば数秒程度とする。その後、作業開始から70分後に2回目,80分後に3回目の水平側プレスを、それぞれ数秒程度行う以外には、前記図2(A)〜(C)と同様にして垂直側プレスを行う。
3回目の水平側プレス後は、再び垂直側プレスを行い(前記図4(A)〜(C))、作業開始から90分後に、野菜クズ130を取り出して(前記図4(D))終了する。なお、ここでは、水平側プレスによる攪拌を3回行うこととしたが、これも一例であり、攪拌回数は必要に応じて増減してよい。処理終了後の野菜クズの脱水率は、絞る野菜により異なるが、例えば、絞りやすい野菜(白菜,もやし等)では、90分の処理で脱水率が80〜90%程度、絞りにくい野菜(じゃがいも,ニンジン等)では、90分の処理で脱水率が65〜75%程度となる。このように、本実施例の脱水装置250では、絞りにくいが水分のある野菜ゴミでも、確実に短時間で脱水することができる。
次に、図6(C)を参照しながら本発明の実施例4を説明する。図6(C)は本実施例の全体構成を示す外観斜視図である。本実施例の脱水装置260では、圧搾槽12は、前記実施例1と同様に、仕切り16により2つの圧搾槽12A,12Bに区切られており、そのうちの一方の圧搾槽12Aにのみ、前記水平側プレス機構80A,80Bが設けられている。垂直側プレス機構40は、前記実施例1と同様に、スライド機構によって、2つの圧搾槽12A,12B間を移動可能となっている。本実施例の脱水装置260では、垂直側プレスと水平側プレスの繰り返しによる脱水処理は、圧搾槽12Aのみで行うが、処理する野菜クズの種類によっては、水平側プレスを行わずに垂直側プレスのみで処理が可能なものがある。そのような場合には、圧搾槽12Bに処理対象を投入し、垂直側プレス機構40を圧搾槽12B側に移動して処理を行うようにすればよい。このように、本実施例によれば、圧搾槽12Bを垂直側プレスのみを行う槽としたので、垂直側プレスと水平側プレスの双方が必要な処理対象のみならず、垂直側プレスのみで脱水処理が可能な処理対象についても対応できるという利点がある。むろん、前記実施例1においても、必要に応じて圧搾槽12A,12Bのいずれか一方を垂直側プレスのみを行う処理槽として利用してもよい。実施例2についても同様である。あるいは、本実施例において、圧搾槽12Aで脱水処理を行い、他方の圧搾槽12Bは、破砕ゴミを溜めるために利用してもよい。この場合、圧搾槽12Aにおいて垂直側プレスから水平側プレスに動作がうつる際には、垂直側プレス機構40を上昇させるだけでよく、圧搾槽12B側へのスライドは不要となる。
なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることができる。例えば、以下のものも含まれる。
(1)前記実施例で示した形状,寸法,材質は一例であり、必要に応じて適宜変更してよい。
(2)前記実施例で示した作用は一例であり、各工程におけるプレス時間や、垂直側と水平側のプレスの繰り返し回数などは、必要に応じて適宜変更してよい。
(3)前記実施例で示した装置構成も一例であり、必要に応じて適宜変更してよい。例えば、前記実施例3では、圧搾槽が一槽式であるため、垂直側プレス機構の支持機構も、同様の効果を奏する範囲内で適宜設計変更してよい。圧搾槽,垂直側プレス機構,水平側プレス機構の設置数も一例であり、必要に応じて適宜増減してよい。
(4)前記実施例で示した垂直側プレス機構の昇降機構や、水平側プレス機構のスライド機構も一例であり、同様の効果を奏するものであれば、公知の各種の機構を利用してよい。
(5)事前に野菜クズ130を破砕する破砕機から、コンベアなどで粉砕屑を圧搾槽12や202に送るようにしてもよいし、乾燥機などと併用するようにしてもよい。
(6)前記実施例で示した垂直側プレス機構40,212,214は、手動でスライドさせることとしたが、モータを設けて自走式としてもよい。
(7)前記実施例では、処理対象として野菜クズ130を例に挙げたが、本発明の脱水装置は、他の公知の各種の食品廃棄物のほか、水分を含む廃棄物全般(例えば、パルプ類,皮など)に適用可能である。
本発明によれば、上部が開放し、側面及び底面の全面に多数の水抜き孔が形成された圧搾槽と、該圧搾槽の外側に設けられた排水パンと、前記圧搾槽中の処理対象を略垂直方向にプレスする垂直側プレス機構と、前記処理対象を略水平方向にプレスする水平側プレス機構とを設ける。そして、垂直方向と水平方向のプレスを交互に(必要に応じて繰り返し)行うことで、垂直方向のプレスにより生じた処理対象のかたまりを、水平方向のプレスにより崩して撹拌した状態を経て水平方向にプレスし、水平方向のプレスにより生じた処理対象のかたまりを、垂直方向のプレスにより崩して撹拌して状態を経て垂直方向にプレスすることになる。そのため、短時間に高減容率で脱水することができるため、脱水装置の用途に適用できる。特に、野菜くずのように水分を多く含む食品廃棄物の脱水装置の用途に好適である。

10:脱水装置
12,12A,12B:圧搾槽
14A〜14D:側面
15A,15B:可動部
16:仕切り
16A,16B:側面
18:底面
20:水抜き孔
22:縁部
24:上段
26:下段
28A,28B:レール
30:柵
32:脚
34:排水パン
36:排出口
38:ホース
39:切れ込み
40:垂直側プレス機構
42A,42B:スライドベース
44A:上面
44B:底面
44C,44D:側面
46:軸
48:ローラ
50A,50B:支柱
52:ベース
54:上面
56:底面
58:油圧シリンダ
60:ジョイント
62:ロッド
64:プレート
66:ホルダ
68:ガイドロッド
70:油タンク
72:モータ
74:制御盤
80A,80A´,80B,80B´:水平側プレス機構
82:シリンダベース
83:開口部
84,86:プレート
88A〜88D:フランジ付きブッシュ
90A〜90D:丸ラックギア
92:プッシャプレート
94:スペーサ
96:シャフトホルダ
98A,98B:シャフト
100:ブッシュ
102A,102B,102C,102D:平歯車
104A,104B:垂直側マイタギア
106:プレート
108:シャフト
110A,110B:水平側マイタギア
120:油圧シリンダ
120A:シリンダ本体
122A:固定ホルダ
122B:ベース
123:フレーム
124:ロッド
126:ジョイント
128:袋
130:野菜クズ
200:脱水装置
202,206,208,210:圧搾槽
204A,204B:仕切り
212,214:垂直側プレス機構
212A,214A:プレート
216A,216B,218A,218B,220A,220B:水平側プレス機構
250,260:脱水装置
252:脚
W,W1:処理対象

Claims (4)

  1. 開放した上部から処理対象の投入及び取出が行われるとともに、側面及び底面の全面に多数の水抜き孔が形成された圧搾槽,
    該圧搾槽の外側に設けられており、該圧搾槽の水抜き孔から排出された排水を受ける排水パン,
    前記圧搾槽中の処理対象を略垂直方向にプレスする垂直側プレス機構,
    前記圧搾槽中の処理対象を略水平方向にプレスする水平側プレス機構,
    を備えており、
    前記水平側プレス機構は、
    前記圧搾槽の対向する一対の側面の一部であって、前記圧搾槽に対して可動に形成されており、該圧搾槽内の脱水処理対象を挟んでプレスする一対の可動部,
    該一対の可動部を略平行に保ったまま、前記圧搾槽内で略水平方向に往復可能に駆動する水平側駆動機構,
    を含み、
    前記垂直側プレス機構は、
    前記圧搾槽の底面との間に前記処理対象を挟んでプレスするプレート,
    前記圧搾槽の上方に配置されており、前記プレートを略垂直方向に往復可能に駆動する垂直側駆動機構,
    該垂直側駆動機構を前記圧搾槽の上方に支持する支持手段,
    を含んでおり、
    前記水平側駆動機構は、前記垂直側プレス機構のプレートが圧搾槽の上方に上昇しているときに前記一対の可動部を駆動し、
    前記垂直側駆動機構は、前記水平側プレス機構の一対の可動部が前記側面と面一になるまで後退しているときに、前記プレートを駆動することを特徴とする脱水装置。
  2. 前記水平側プレス機構は、
    前記垂直側プレス機構の駆動後に駆動するときは、前記垂直側プレス機構により平面状に固められていた処理対象のかたまりを、前記一対の可動部のスライドにより崩した状態を経てから、前記処理対象を水平方向にプレスし、
    前記垂直側プレス機構は、
    前記水平側プレス機構の駆動後に駆動するときは、前記水平側プレス機構により垂直状に固められていた処理対象のかたまりを、前記プレートの下降により崩した状態を経てから、前記処理対象を垂直方向にプレスすることを特徴とする請求項1記載の脱水装置。
  3. 前記圧搾槽が複数並べて配置されているときに、前記垂直側プレス機構及び水平側プレス機構をそれぞれ一つ以上設けるとともに、
    前記垂直側プレス機構が、前記複数の圧搾槽間で移動可能な移動機構,
    を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の脱水装置。
  4. 前記移動機構が、
    前記複数並べて配置された圧搾槽の対向する上縁に形成された一対のレール,
    該一対のレールに沿ってスライド可能であって、前記垂直側プレス機構を支持するスライドベース,
    を含むことを特徴とする請求項記載の脱水装置。
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