JP2006088973A - 作業機械用キャブおよび作業機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャブ本体内の運転者空間を適切に確保できる作業機械用キャブを提供する。
【解決手段】作業機械用キャブ15は、上部旋回体に防振手段20を介して設けた床体21と、床体21の後部に立設した立設体23とを備える。作業機械用キャブ15は、床体21に直接固着した床固着部42を前側下部に有するとともに立設体23に対応した形状で立設体23に直接固着した切欠部43を後側下部に有するキャブ本体41を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、キャブ本体内の運転者空間を適切に確保できる作業機械用キャブおよび作業機械に関するものである。
従来、例えばキャブ本体の後部が左右のマウント装置により上部旋回体である車体フレームの運転席背面寄りの垂直部に支持された作業機械用キャブが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、この作業機械用キャブでは、キャブ本体の後部がマウント装置自体にて直接支持されているため、作業機械の転倒時にキャブ本体が傾きやすいという問題がある。
そこで、このような問題を解決したものとして、例えば図4に示すように、機体の旋回体(図示せず)に防振手段1を介して設けられる略矩形板状の床体2と、この床体2に下部全体が直接的に固着されたキャブ本体3とを備えた作業機械用キャブ4が知られている。
実公平7−1353号公報(第2頁、第1図)
しかしながら、上記図4に示す作業機械用キャブ4では、作業機械の転倒時に、キャブ本体3の上端部に作用する横荷重に基づいてキャブ本体3が変形しやすいという問題がある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、作業機械の転倒時にキャブ本体が傾きにくいとともにキャブ本体が変形しにくく、キャブ本体内の運転者空間を適切に確保できる作業機械用キャブおよびこれを具備する作業機械を提供することを目的とする。
請求項1記載の作業機械用キャブは、機体に防振手段を介して設けられる床体と、床体の後部に立設された立設体と、床体に直接的に固着された床固着部を前側下部に有するとともに、立設体に対応した形状に形成され立設体に直接的に固着された切欠部を後側下部に有するキャブ本体とを備えるものである。
そして、キャブ本体の床固着部が床体に直接的に固着され、キャブ本体の切欠部が立設体に直接的に固着されているため、作業機械の転倒時にキャブ本体が傾きにくいとともにキャブ本体が変形しにくく、キャブ本体内の運転者空間が適切に確保される。
請求項2記載の作業機械用キャブは、請求項1記載の作業機械用キャブにおいて、立設体は、床体の後部に立設された枠状部材にて構成されているものである。
そして、立設体を床体の後部に立設された枠状部材にて構成することで、立設体の強度が向上する。
請求項3記載の作業機械は、機体と、機体に設けられた請求項1または2記載の作業機械用キャブと、機体に設けられた作業装置とを具備するものである。
そして、作業機械の転倒時にキャブ本体が傾きにくいとともにキャブ本体が変形しにくいため、作業機械が転倒してもキャブ本体内の運転者空間を適切に確保することが可能である。
請求項1に係る発明によれば、キャブ本体の床固着部が床体に直接的に固着され、キャブ本体の切欠部が立設体に直接的に固着されているため、作業機械の転倒時にキャブ本体が傾きにくいとともにキャブ本体が変形しにくく、キャブ本体内の運転者空間を適切に確保できる。
請求項2に係る発明によれば、立設体を床体の後部に立設された枠状部材にて構成することで、立設体の強度向上を図ることができる。
請求項3に係る発明によれば、作業機械の転倒時にキャブ本体が傾きにくいとともにキャブ本体が変形しにくいため、作業機械が転倒してもキャブ本体内の運転者空間を適切に確保することができる。
本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図3において、11は油圧シャベル等の作業機械で、この作業機械11は地面上を走行する覆帯式の下部走行体12を具備し、この下部走行体12には旋回体である上部旋回体13が水平方向に沿って旋回可能に設けられている。なお、下部走行体12と上部旋回体13とにて機体10が構成されている。
そして、機体の上部旋回体13の前部左側には、運転者空間14を内部に有する略箱形状の作業機械用キャブ(運転室部)15が設けられている。また、上部旋回体13の前部右側には、掘削作業をする作業装置16が設けられている。
作業機械用キャブ15は、図1および図2に示されるように、上部旋回体13に複数のビスカスマウント等の防振手段20を介して設けられた床体(フロア)21を備えている。床体21は前後方向に長手方向を有する略矩形板状に形成され、この床体21の下面部の複数箇所に防振手段20が取り付けられている。
また、床体21の後部には、枠状部材22にて構成された立設体23が一体的に立設されている。枠状部材22は、床体21の後部左右両端部にそれぞれ立設され互いに前後に離間対向した第1縦杆部26および第2縦杆部27を有している。第1縦杆部26の上端部と第2縦杆部27の上端部とが上横杆部28にて連結されている。右側の第2縦杆部27の下端部と左側の第2縦杆部27の下端部とが下横杆部29にて連結され、右側の第2縦杆部27の上端部と左側の第2縦杆部27の上端部とが上横杆部30にて連結されている。
そして、互いに前後に離間対向した第1縦杆部26および第2縦杆部27間の開口部31は側板32にて閉塞されている。なお、左側の側板32は、枠状部材22に対して着脱可能またはヒンジ等によって開閉可能となっており、枠状部材22内に位置する電装品等のメンテナンスが可能である。また、互いに離間対向した右側の第2縦杆部27と左側の第2縦杆部27との間の開口部33は後板34にて閉塞されている。なお、後板34にはエアコンの外気導入フィルター設置用凹部35と外気導入用穴部35aが形成されている。
また、作業機械用キャブ15は、床体21および立設体23に固設された外形略直方体状のキャブ本体41を備えている。
そして、キャブ本体41は、床体21の上面部に溶接或いはボルト等にて直接的に固着された床固着部42を前側下部に有するとともに、立設体23に対応した形状に形成され立設体23に溶接或いはボルト等にて直接的に固着された切欠部43を後側下部に有している。
ここで、キャブ本体41は、左右両側部にて前部から上部にわたり前窓(図示せず)の移動を案内するガイドレールが一体成形された強度部材である異形鋼管により一連に構成された枠部材45と、左右両側部にて後部に設けられた枠部材46と、下部の枠部材47とによって、略箱形のメインフレーム構造が形成されている。左側部の枠部材45,46,47内には、ドアフレーム48がヒンジ49により開閉自在に取り付けられている。さらに、左右両側部の枠部材45の上部間には天井部50が設けられている。また、左右両側部の枠部材45の上部かつ前部間にはフロントヘッダ部51が設けられ、このフロントヘッダ部51を介して、下側に形成された前部開口52と後部の天井部50に形成された上部開口53とが仕切られている。前部開口52には、左右両側部の枠部材45の内側に設けられたレール54に沿って天井部50の下側まで移動自在の前窓(図示せず)が設けられ、上部開口53にはポリカーボネート等の透明材により成形された天窓(図示せず)が後端のヒンジ(図示せず)を支点に開閉自在に設けられている。
なお、図1から明らかなように、キャブ本体41の枠部材(異形鋼管)45の一部にて構成された左右の前柱部56は、枠部材46にて構成された左右の後柱部57に比べて縦方向の長さ寸法が長くかつ強度が強くなっている。また、キャブ本体41内には運転席および操縦装置等が設けられている。
作業装置16は、図3に示されるように、ブームシリンダ61により回動するブーム62を有し、このブーム62の先端部にはアームシリンダ63により回動するアーム64が設けられ、このアーム64の先端部にはバケットシリンダ65により回動するバケット66が設けられている。
次に、上記一実施の形態の作用等を説明する。
例えば作業機械11がバランスを崩して転倒した場合、作業機械用キャブ15のキャブ本体41の上端部に横荷重が働き、キャブ本体41の前柱部56および後柱部57に曲げモーメントが作用する。
このとき、前柱部56は、異形鋼管で構成されているため大きく曲がってしまうことがなく、後柱部57も、立設体23の分だけ縦方向の長さ寸法が短く作用する曲げモーメントが小さいため大きく曲がってしまうことがない。
また、キャブ本体41の床固着部42および切欠部43が床体21および立設体23に対してビスカスマウント等の防振手段20を介さずに直接的に固着されているため、作業機械11の転倒時にキャブ本体41全体が機体10に対して大きく傾くようなことがない。
このように、上記一実施の形態によれば、作業機械11の転倒時にキャブ本体41が傾きにくいとともにキャブ本体41が変形しにくく、キャブ本体41内の運転者空間14を適切に確保でき、よって例えば安全性の向上等を図ることができる。
なお、立設体(フロア構造体)23は、床体21の後部に固着された枠状部材22にて構成されるものには限定されず、例えば図示しないが、床体21の後部に一体に立設されたものでもよく、また枠状部材22以外の板状部材やブロック状部材等からなるものでもよい。
本発明の作業機械用キャブの一実施の形態を示す分解斜視図である。 同上作業機械用キャブの組立状態の斜視図である。 同上作業機械用キャブを具備した作業機械の側面図である。 従来の作業機械用キャブの斜視図である。
符号の説明
10 機体
11 作業機械
15 作業機械用キャブ
16 作業装置
20 防振手段
21 床体
22 枠状部材
23 立設体
41 キャブ本体
42 床固着部
43 切欠部

Claims (3)

  1. 機体に防振手段を介して設けられる床体と、
    床体の後部に立設された立設体と、
    床体に直接的に固着された床固着部を前側下部に有するとともに、立設体に対応した形状に形成され立設体に直接的に固着された切欠部を後側下部に有するキャブ本体と
    を備えることを特徴とする作業機械用キャブ。
  2. 立設体は、床体の後部に立設された枠状部材にて構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の作業機械用キャブ。
  3. 機体と、
    機体に設けられた請求項1または2記載の作業機械用キャブと、
    機体に設けられた作業装置と
    を具備することを特徴とする作業機械。
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