JP2006088842A - 車両用空調ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】車両用冷温蔵庫等への通路を設けた構造であっても車両用空調ユニットの小型化を可能とする。
【解決手段】エバポレータ3は冷媒のタンク部3aを長さ方向の少なくとも一端側に有し、タンク部3aが下方に位置するようにエバポレータ3が略垂直状に配置される。加熱用熱交換器4はバイパス通路9の下方に配置されており、車両用冷温蔵庫40の冷風取出口34がエバポレータからエアミックスドア7への冷風通路32内に開口する一方、温風取出口35がヒータコア4の温風通路10に開口している。
【選択図】図1
【解決手段】エバポレータ3は冷媒のタンク部3aを長さ方向の少なくとも一端側に有し、タンク部3aが下方に位置するようにエバポレータ3が略垂直状に配置される。加熱用熱交換器4はバイパス通路9の下方に配置されており、車両用冷温蔵庫40の冷風取出口34がエバポレータからエアミックスドア7への冷風通路32内に開口する一方、温風取出口35がヒータコア4の温風通路10に開口している。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両用空調ユニットに関し、特に、小型化が可能な車両用空調ユニットに関する。
収納物を冷却または加温するための車両用冷温蔵庫が車両に設けられている場合、この車両用冷温蔵庫に対して空調ユニットから冷風及び温風を供給するようになっている。図4は、このような構造を有した特許文献1に開示された空調ユニットを示す。
図4に示すように、ブロア100からの空気を冷却するエバポレータ110が上流側に配置され、空気の加熱を行うヒータコア120が下流側に配置されている。また、エバポレータ110とヒータコア120との間には、エバポレータ110を通過した空気をヒータコア120またはバイパス通路130に切り換え制御するエアミックスドア140が設けられている。このような構造では、エバポレータ110及びヒータコア120によって温度調整された空調風が、ベント、デフ等の複数の吹出口150に供給されて車室内に吹き出すことにより空調を行うようになっている。
これに加えて、冷風ダクト160がエバポレータ110の下流側に接続され、温風ダクト170がヒータコア120の下流側に接続されている。これらの冷風ダクト160及び温風ダクト170は、バイパス通路130と並列となるように設けられており、その先端が切替シャッタ180及び190を介して車両用冷温蔵庫200内に挿入されている。これにより、車両用冷温蔵庫200の温度調整を行うことが可能となっている。
実開平7−37724号公報
図4に示す構造では、冷風ダクト160及び温風ダクト170をバイパス通路130と並列に設けているため、これらのダクト160及び170を設けるためのスペースが必要となり、空調ユニットが大型化する問題がある。また、このように空調ユニットが大型化する場合には、空調ユニットの占有スペースを大きく必要とするため、その分、車内の居住空間が狭くなって居住性が低下する問題も発生する。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、車両用冷温蔵庫等への通路を設けた構造であっても小型化が可能であり、車内の居住空間を確保することが可能な車両用空調ユニットを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、送風機から通じる送風路内の上流側に配置されたエバポレータ及び下流側に配置された加熱用熱交換器と、この加熱用熱交換器の温風通路と並列に設けられて該加熱用熱交換器をバイパスするバイパス通路と、該エバポレータと該加熱用熱交換器との間に配置されて該温風通路及び該バイパス通路への開口面積比を調整するエアミックスドアと、該バイパス通路と該温風通路とに連通するように設けられて複数のダクト連結口に連通するミックスチャンバと、該エバポレータ通過の冷風と該加熱用熱交換器通過の温風とが供給される車両用冷温蔵庫とを備えた車両用空調ユニットであって、前記エバポレータは少なくともその周縁の一端側に冷媒のタンク部を有し、この冷媒のタンク部が下方に位置するようにエバポレータが略垂直状に配置され、前記加熱用熱交換器はバイパス通路の下方に配置されており、前記車両用冷温蔵庫の冷風取出口がエバポレータからエアミックスドアへの冷風通路内に開口する一方、該車両用冷温蔵庫の温風取出口が加熱用熱交換器の温風通路に開口していることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の車両用空調ユニットにおいて、前記複数のダクト連結口の一つが車両後席側のベッド部への連結口であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の車両用空調ユニットにおいて、前記複数のダクト連結口は、ベントダクト連結口、デフダクト連結口、フットダクト連結口及びベッドダクト連結口からなり、ベントダクト連結口がベントドアによって開閉され、デフダクト連結口及びフットダクト連結口がデフ・フットドアによって開閉が切り換えられ、ベッドダクト連結口がベッドドアによって開閉されることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の車両用空調ユニットにおいて、前記ベッドダクト連結口がフットダクト連結口と前記温風通路との間に配置されていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の車両用空調ユニットにおいて、前記エバポレータが第1のケース内に配置され、前記加熱用熱交換器、温風通路、バイパス通路、エアミックスドア、複数のダクト連結口、冷風取出口及び温風取出口が第2のケース内に配置されており、第1のケース及び第2のケースが接続可能となっていることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1記載の車両用空調ユニットにおいて、前記バイパス通路の上方に、ミックスチャンバをバイパスしてベントダクト連結口に連通するサブベント通路が設けられていることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、車両用冷温蔵庫の冷風取出口がエバポレータからエアミックスドアへの冷風通路内に開口する一方、温風取出口が加熱用熱交換器の温風通路に開口していることから、車両用冷温蔵庫の冷風取出口及び温風取出口が空調風の流れに沿って配置される。このため、これらの取出口を並列に配置する必要がなく、空調ユニットを小型化することができ、車内の居住空間が広くなり、居住性が向上する。
また、エバポレータが略垂直状に配置されると共に、加熱用熱交換器がバイパス通路の下方に配置されるため、空調風の流動方向におけるこれらの配置のためのスペースを小さくすることができる。これにより、空調ユニットをさらに小型化することができ、居住空間を広くすることができる。
請求項2記載の発明によれば、複数のダクト連結口の一つが車両後席側のベッド部への連結口としているため、空調ユニットが小型であってもベッド部への空調を行うことができる。
請求項3記載の発明によれば、ベントダクト連結口、デフダクト連結口、フットダクト連結口及びベッドダクト連結口への空調風の供給が可能となると共に、これらがそれぞれのドアによって開閉制御されるため、個々独立した配風を行うことができる。
請求項4記載の発明によれば、ベッドダクト連結口をフットダクト連結口と温風通路との間に配置するため、小さなスペース内にベッドダクト連結口を形成することができ、さらに小型化を行うことができる。
請求項5記載の発明によれば、第1のケース及び第2のケースを接続することにより空調ユニットが形成されるため、空調ユニットを簡単に組み付けることが可能となり、分解も容易で、メンテナンスを簡単に行うことができる。
請求項6記載の発明によれば、ベントダクトに対しサブベント通路を介して空調風を供給できるため、ベントダクトへの空調風の供給を円滑に行うことができる。
図1は、本発明の一実施形態における車両用空調ユニットの断面図、図2は車両用冷温蔵庫の配置を示す斜視図、図3は車両用冷温蔵庫への配管を示す平面図である。
この実施形態の空調ユニット1は、送風機としての送風機2からの送風路6内に空気の冷却を行うエバポレータ3及び空気の加熱を行う加熱熱交換器としてのヒータコア4とがユニットケース5内に配置されている。ユニットケース5はエバポレータ3を収納する第1のケース5aと、ヒータコア4やその他の構成部材を収納する第2のケース5bとによって形成されており、それぞれのケース5a、5bの開口している接続口を突き合わせて組み付けることによりユニットケース5が組み立てられる。
送風機2は、遠心式によって空気を下流側の送風路6に供給するものであり、モータによって回転駆動される多翼ファンからなるスクロールファン21と、スクロールファン21が内部に収容されると共にスクロールファン21の外周にスクロール室22が形成されたスクロールケーシング23とによって構成されている。スクロールケーシング23は上述した第1のケース5aに接続されている。スクロール室22の終端は開放されており、これにより、下流側の送風路6に空気を吐出するようになっている。
エバポレータ3は送風路6の上流側に位置し、ヒータコア4は送風路6の下流側に位置するようにユニットケース5内に配置されており、これらの間には、エアミックスドア7が配置されている。ヒータコア4の下流側は温風通路10となっており、この温風通路10の上方には、ヒータコア4をバイパスするバイパス通路9が温風通路10と並列となるように設けられている。
バイパス通路9はエアミックスドア7を通過した空調風がヒータコア4に流入することなく、そのまま流動する下流側に流路となるものであり、ヒータコア4はバイパス通路9の下方に配置される。このバイパス通路9に隣接した部位がミックスチャンバ8となっている。
エアミックスドア7は、ユニットケース5内に取り付けられたドアケース7aと、ドアケース7aにスライド可能に取り付けられたスライドドア7bとを有している。ドアケース7aは下流側が円弧状に湾曲されており、円弧状の下流側にはドア口が開口されている。エバポレータ3を通過した空気はドア口を通過することにより、下流側のヒータコア4または/及びヒータコア4上部のバイパス通路9に供給される。
スライドドア7bは、ドアケース7aのドア口に臨んでおり、ドアケース7aに沿って上下方向にスライドすることにより、ドア口の開口面積比を調整するようになっている。このドア口の開口面積比を調整することにより、空気をヒータコア4またはバイパス通路9に切り換え制御することができる。かかるスライドドア7bのスライドは、スライドドア7bに形成されたラック7cと、ドアケース7aに取り付けられてラック7cに噛合するギヤ7dとによって行われるものであり、ギヤ7dを回転制御することによりスライドドア7bのスライド量を調整することができる。
ミックスチャンバ8は、バイパス通路9及び/または温風通路10を通過した空気を各種のダクトに供給するものであり、複数のダクト連結口11,12,13,14が下流側に連通している。ダクト連結口11は、ベントダクトに接続されるベントダクト連結口であり、ダクト連結口12は、デフダクトに連結されるデフダクト連結口、ダクト連結口13はフットダクトに連結されるフットダクト連結口、ダクト連結口14はベッドダクトに連結されるベッドダクト連結口である。ベッドダクトは車両の後席室後側に設けられた乗員の仮眠等のためのベッド室に空調風を供給するものである。この場合、ベッドダクトに連結されるベッドダクト連結口14は、フットダクト連結口13とヒータコア4下流側の上述した温風通路10との間に配置されるものであり、このようにベッドダクト連結口14を配置することにより、小さなスペース内にベッドダクト連結口14を形成することが可能となる。
以上のダクト連結口11,12,13,14には、回転によってその開閉を制御するドアが設けられている。すなわち、ベントダクト連結口11にはベントドア16が設けられ、デフダクト連結口12及びフット連結口13の連通部分にはデフ・フットドア17が設けられ、ベッドダクト連結口14にはベッドドア18が設けられている。デフ・フットドア17は、デフダクト連結口12及びフットダクト連結口13の開閉を切り換えるものである。これらのドア16,17,18は回動軸16a,17a,18aを有しており、回動軸16a,17a,18aを中心にして回転することによりそれぞれのダクト連結口11,12,13,14の開閉を行うようになっている。このようにドア16,17,18を有することにより、それぞれのダクト連結口11,12,13,14に対して空調風を独立して配風することができる。
エバポレータ3は冷媒が内部を循環することにより、エバポレータ3を通過する空気を冷却するものであり、冷媒を貯留するためのタンク部3a,3bを周縁部の対向する位置に有している。また、エバポレータ3は一方のタンク部3aが下方に位置するようにユニットケース5内に略垂直状に配置されている。従って、空調風の流動方向に沿った方向へのエバポレータ3の占有スペースを小さくすることが可能となっている。また、上述したように、ヒータコア4がバイパス通路9の下方に配置されるため、バイパス通路9とヒータコア4とを空調風の流動方向に対し並列に配置することができ、ヒータコア4の占有スペースも小さくすることができる。従って、これらにより、空調ユニット1を小型化することが可能となっている。
エバポレータ3のタンク部3aは、送風機2からの空気が通過することがなく、タンク部3aを延長した下流側は空調風が流れることのないデッドスペースDとなっている。図1において、破線ハッチングで示す部分がデッドスペースDであり、エアミックスドア7の下方側に形成されている。
この実施形態では、デッドスペースDに対し冷風通路32を形成するものであり、デッドスペースDにおけるエバポレータ3側には、冷風通路32の入口32aが開口している。エバポレータ3を通過した冷風は、この冷風通路32を流れてエアミックスドア7に達する。かかる冷風通路32には、車両用冷温蔵庫40の冷風取出口34が開口している。一方、車両用冷温蔵庫40の温風取出口35は、ヒータコア4の温風通路10に開口している。このように冷風取出口34が冷風通路32に開口し、温風取出口35が温風通路10に開口することにより車両用冷温蔵庫40の温度調整を行うことができる。
図2及び図3は、車両用冷温蔵庫40の配置及び接続を示している。車両用冷温蔵庫40は、車両内のシート55の間に配置されており、その入口部分には、冷気及び暖気を切り換える冷暖気切換装置41を備えている。
冷暖気切換装置41には、冷気供給管42及び暖気供給管43が接続されており、冷気供給管42は上述した冷風取出口34に接続され、暖気供給管43は温風取出口35に接続されている。また、車両用冷温蔵庫40の後部には、戻し管44が接続されており、この戻し管44の終端部分が送風機2の空気取入部分に開口している。このようにして車両用冷温蔵庫40を空調ユニット1に接続することにより、車両用冷温蔵庫40内の貯蔵物の冷却及び加温を行うこと可能となる。
図1に示すように、バイパス通路9の上方にはサブベント通路31が区画された状態で形成されている。このサブベント通路31は、ミックスチャンバ8をバイパスするように形成されてベントダクト連結口11に連通している。このサブベント通路31の入口31aは、エバポレータ3の出口部分に開口しており、エバポレータ3を通過した冷風の一部がサブベント通路31に直接に流入するようになっている。
サブベント通路31の内部には、回動軸19aを中心として回転するサブベントドア19が設けられており、サブベントドア19の正逆方向の回転によってベントダクト連結口11への空調風の供給及び遮断を切り換えるようになっている。このようにサブベント通路31をミックスチャンバ8をバイパスするように形成することにより、エバポレータ3からの冷風をベントダクト連結口11と接続するためのダクトが不要となる。これにより、部品点数が少なくなり、組み立てが容易となる。また、サブベント通路を介してベントダクトへの空調風の供給を行うことができるため、ベントダクトへの空調風の供給を円滑に行うことができる。
以上のような実施形態では、車両用冷温蔵庫40の冷風取出口34がエバポレータ3からエアミックスドア7への冷風通路32内に開口する一方、温風取出口35がヒータコア4の温風通路10に開口しているため、車両用冷温蔵庫40の冷風取出口34及び温風取出口35を空調風の流れに沿って配置することができる。従って、これらの取出口34,35を並列に配置する必要がないため、空調ユニット1を小型化することができ、車内の居住空間が広くなり、居住性が向上する。
また、上述したように、エバポレータ3が略垂直状に配置されると共に、ヒータコア4がバイパス通路9の下方に配置されるため、空調風の流動方向におけるこれらの配置のためのスペースを小さくすることができ、空調ユニット1をさらに小型化することができ、居住空間を広くすることができる。
さらに、一つのダクト連結口がベッドダクト連結口14となっているため、小型の空調ユニット1であっても、ベッド部に対する空調を行うことができる。
さらに、ベッドダクト連結口14をフットダクト連結口13と温風通路10との間に配置するため、小さなスペース内にベッドダクト連結口14を形成することができ、さらに小型化することができる。
本発明は、以上の実施形態に限定されることなく種々変形が可能である。例えば、冷媒のタンク部3aをエバポレータ3の長さ方向の両端部に設けても良い。
1 空調ユニット
2 送風機
3 エバポレータ
3a タンク部
4 ヒータコア
5 ユニットケース
5a 第1のケース
5b 第2のケース
6 送風路
7 エアミックスドア
8 ミックスチャンバ
9 バイパス通路
10 温風通路
11 ベントダクト連結口
12 デフダクト連結口
13 フットダクト連結口
14 ベッドダクト連結口
31 サブベント通路
32 冷風通路
34 冷風取出口
35 温風取出口
40 車両用冷温蔵庫
D1 デッドスペース
2 送風機
3 エバポレータ
3a タンク部
4 ヒータコア
5 ユニットケース
5a 第1のケース
5b 第2のケース
6 送風路
7 エアミックスドア
8 ミックスチャンバ
9 バイパス通路
10 温風通路
11 ベントダクト連結口
12 デフダクト連結口
13 フットダクト連結口
14 ベッドダクト連結口
31 サブベント通路
32 冷風通路
34 冷風取出口
35 温風取出口
40 車両用冷温蔵庫
D1 デッドスペース
Claims (6)
- 送風機(2)から通じる送風路(6)内の上流側に配置されたエバポレータ(3)及び下流側に配置された加熱用熱交換器(4)と、この加熱用熱交換器(4)の温風通路(10)と並列に設けられて該加熱用熱交換器(4)をバイパスするバイパス通路(9)と、該エバポレータ(3)と該加熱用熱交換器(4)との間に配置されて該温風通路(10)及び該バイパス通路(9)への開口面積比を調整するエアミックスドア(7)と、該バイパス通路(9)と該温風通路(10)とに連通するように設けられて複数のダクト連結口(11,12,13,14)に連通するミックスチャンバ(8)と、該エバポレータ(3)通過の冷風と該加熱用熱交換器(4)通過の温風とが供給される車両用冷温蔵庫(40)とを備えた車両用空調ユニット(1)であって、
前記エバポレータ(3)は少なくともその周縁の一端側に冷媒のタンク部(3a)を有し、
この冷媒のタンク部(3a)が下方に位置するようにエバポレータ(3)が略垂直状に配置され、
前記加熱用熱交換器(4)はバイパス通路(9)の下方に配置されており、
前記車両用冷温蔵庫(40)の冷風取出口(34)がエバポレータ(3)からエアミックスドア(7)への冷風通路(32)内に開口する一方、
該車両用冷温蔵庫(40)の温風取出口(35)が加熱用熱交換器(4)の温風通路(10)に開口していることを特徴とする車両用空調ユニット(1)。 - 請求項1記載の車両用空調ユニット(1)において、
前記複数のダクト連結口(11,12,13,14)の一つが車両後席側のベッド部への連結口(14)であることを特徴とする車両用空調ユニット(1)。 - 請求項1記載の車両用空調ユニット(1)において、
前記複数のダクト連結口(11,12,13,14)は、ベントダクト連結口(11)、デフダクト連結口(12)、フットダクト連結口(13)及びベッドダクト連結口(14)からなり、ベントダクト連結口(11)がベントドア(16)によって開閉され、デフダクト連結口(12)及びフットダクト連結口(13)がデフ・フットドア(17)によって開閉が切り換えられ、ベッドダクト連結口(14)がベッドドア(18)によって開閉されることを特徴とする車両用空調ユニット(1)。 - 請求項3記載の車両用空調ユニット(1)において、
前記ベッドダクト連結口(14)がフットダクト連結口(13)と前記温風通路(10)との間に配置されていることを特徴とする車両用空調ユニット(1)。 - 請求項1記載の車両用空調ユニット(1)において、
前記エバポレータ(3)が第1のケース(5a)内に配置され、前記加熱用熱交換器(4)、温風通路(10)、バイパス通路(9)、エアミックスドア(7)、複数のダクト連結口(11,12,13,14)、冷風取出口(34)及び温風取出口(35)が第2のケース(5b)内に配置されており、第1のケース(5a)及び第2のケース(5b)が接続可能となっていることを特徴とする車両用空調ユニット(1)。 - 請求項1記載の車両用空調ユニット(1)において、
前記バイパス通路(9)の上方に、ミックスチャンバ(8)をバイパスしてベントダクト連結口(11)に連通するサブベント通路(31)が設けられていることを特徴とする車両用空調ユニット(1)。
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Cited By (3)
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WO2016157776A1 (ja) * | 2015-03-30 | 2016-10-06 | 株式会社デンソー | 車両用空調装置 |
WO2016157775A1 (ja) * | 2015-03-30 | 2016-10-06 | 株式会社デンソー | 車両用空調装置 |
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-
2004
- 2004-09-22 JP JP2004275643A patent/JP2006088842A/ja active Pending
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