JP2006088040A - フロート搭載式油回収装置 - Google Patents

フロート搭載式油回収装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006088040A
JP2006088040A JP2004276970A JP2004276970A JP2006088040A JP 2006088040 A JP2006088040 A JP 2006088040A JP 2004276970 A JP2004276970 A JP 2004276970A JP 2004276970 A JP2004276970 A JP 2004276970A JP 2006088040 A JP2006088040 A JP 2006088040A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
separation chamber
water
float
water separation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004276970A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Miyata
康弘 宮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tetra Co Ltd
Original Assignee
Tetra Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tetra Co Ltd filed Critical Tetra Co Ltd
Priority to JP2004276970A priority Critical patent/JP2006088040A/ja
Priority to CN200410101724A priority patent/CN100577921C/zh
Publication of JP2006088040A publication Critical patent/JP2006088040A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/20Controlling water pollution; Waste water treatment
    • Y02A20/204Keeping clear the surface of open water from oil spills

Abstract

【課題】粒径の小さい油であっても回収することができ、油回収率の向上を図ることができるフロート搭載式油回収装置を提供する。
【解決手段】喫水下に複数の油水流入口12が設けられた円筒状本体11を有する油水分離室10と、油水分離室本体の外側に配置された蛇腹31と、蛇腹31の頂部に取り付けられた流入堰32と、油水分離室本体および蛇腹31ならびに流入堰32の間に形成された油水流入室30と、流入堰32に取り付けられた複数の内フロート34と、油水流入室30の外側に取り付けられた複数の外フロート35と、油溜め18から油水分離室外まで延びる吸油管51と、油水分離室10の底部に設けられた強制排水装置60とを備えたフロート搭載式油回収装置であって、油水分離室本体内が円筒状の仕切壁41で仕切られて油水分離室内周面と仕切壁外周面との間に粗粒分離室44が形成され、仕切壁内側に細粒分離室45が形成されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、フロート搭載式油回収装置、特に海、湖沼、河川などの回収場所に浮かべ、油を回収するフロート搭載式油回収装置に関する。
フロート搭載式油回収装置として、フロート搭載型渦流式油回収装置が知られている。この油回収装置は、サイクロン室とサイクロン室に油水を導く導水室を備えている。導水室の外側に外フロートが、導水室の内側に内フロートがそれぞれ固定されており、サイクロン室の底部に強制排水装置が設けられている(例えば、特許文献1参照)。強制排水装置によりサイクロン室底部から水を排出することにより、油水が導水室からサイクロン室流入口を経てサイクロン室内に流入し、渦流が発生する。渦流中の水と油は比重差により水と油は分離し、油は上昇して回収され、水は下降してサイクロン室底部から排出される。
油水中の油分は、油水の流動により油滴に分割される。油滴が分割されて粒径が小さくなると、油水が分離しにくくなる。サイクロン室内では強制排水装置の吸引力により油水の流れが速く、分離されなかった油滴が水とともにサイクロン室外に流出することがある。特に、波浪等の動揺により水面に浮遊する油が分割される場合は、この傾向が強い。このために、油回収率が低下するという問題があった。
特開2002−274486号公報、段落[0003]
この発明は上記問題を解決するものであって、粒径の小さい油であっても回収することができ、油回収率の向上を図ることができるフロート搭載式油回収装置を提供することを課題としている。
この発明のフロート搭載式油回収装置は、喫水下に複数の油水流入口が周方向に間隔をおいて設けられた円筒状本体を有する油水分離室と、油水分離室本体と同心かつ油水分離室の外側に配置された蛇腹と、蛇腹の頂部に取り付けられた環状の流入堰と、油水分離室本体と蛇腹および流入堰との間に形成された油水流入室と、前記流入堰に周方向に間隔をおいて取り付けられた複数の内フロートと、前記油水流入室の外側に周方向に間隔をおいて油水分離室本体に取り付けられた複数の外フロートと、前記油水分離室頂部の油溜めに吸油口を有し、油水分離室外まで延びる吸油管と、前記油水分離室の底部に設けられた強制排水装置とを備えたフロート搭載式油回収装置であって、前記油水分離室本体内をこれと同心の円筒状の仕切壁で仕切って油水分離室内周面と仕切壁外周面との間に環状の粗粒分離室を形成するとともに、仕切壁内側に細粒分離室を形成したことを特徴としている。
上記油回収装置において、前記仕切壁の頂部に円筒状の仕切堰を高さ位置調整可能に取り付けてもよい。
上記油回収装置において、前記油水分離室中心に向かって傾斜し、多数の小孔を有する複数の環状油滴捕集板を、前記油水分離室本体と同心かつ上下に間隔をおいて前記細粒分離室内に設けてもよい。
また、前記強制排水装置を、回収翼モーターと、回収翼モーターで回転駆動され、油が分離された水を前記油水分離室の底部から下方に向かって排水する回収翼と、回収翼の下方に配置され前記排水を板面に沿って放射状にそらす排水流転向板とを備えた構造とすることができる。
さらに、上記油回収装置において、前記油溜めの頂部に空気溜りを設けてもよい。
さらにまた、上記油回収装置において、前記空気溜り内に配置された排気用フロートと、排気用フロートに保持された吸気管と、前記吸油管の吸油口の直下に設けられた空気除去エジェクターとからなり、前記排気用フロートが下降したときに前記吸気管の下端部が空気除去エジェクターの喉部に位置する構造としてもよい。
この発明の油回収装置では、油水分離室内に流入した油水は粗粒分離室および細粒分離室を通過するので通過流路が長く、仕切壁のない油水分離室を通過するよりも長い時間、油水分離室にとどまる。油水中の油滴は直径の大きいほど上昇速度が速いので、粗い油滴が粗粒分離室で油水から分離される。粗粒分離室で分離されなかった細かい油滴を含む油水は粗粒分離室から仕切壁を越えて細粒分離室に流入し、ここで油水から分離される。この結果、油が油回収装置の外に流出することは殆んどなく、油回収率が向上する。
高さの高いサイクロン室を持たないので、装置全体の高さを低くすることができる。したがって、水深が浅い回収作業場所であっても水面に浮遊する油を回収することができる。また、回収翼の給排水量(回転数)の変動により油回収装置の上下に移動しない、作業水域の水底を撹拌しないので濁りなどが発生しないという効果もある。
図1および2はこの発明の第1の形態を示すもので、図1は油回収装置を模式的に示す断面図であり、図2は図1に示す装置の平面図である。油回収装置は、主として油水分離室10、油水流入室30、内フロート34、外フロート35、油水分離部40、吸油装置50および強制排水装置60とからなっている。
油水分離室10は円筒状の分離室本体11と分離室本体11の頂部に取り付けられたドーム状の蓋17を備えている。本体11の底部寄りに複数の油水流入口12が周方向に間隔をおいて設けられている。油水流入口12は、水面下にあって潜り堰となっている。蓋17の内側は、油溜り18となっている。本体底部には環状の床板28が取り付けられている。
油水流入室30は、油水分離室本体11と蛇腹31および流入堰32との間に形成されている。蛇腹31は、下端部が前記床板28の外周に沿い、油水分離室本体11と同心に底板28に固定されている。流入堰32は環状をしており、蛇腹31の上端部に取り付けられている。
内フロート34は、3個が周方向に間隔をおいて流入堰32に固定されている。前記床板28から周方向に間隔をおいて3本の外フロート腕36が突出している。外フロート35は油水流入室30の外側にあって、外フロート腕36の先端部に沈降深さ調整板37を介して取り付けられている。所要のフロート沈降深さに応じて調整孔38の位置を選び、沈降深さ調整板37をボルト39で外フロート腕36に固定する。
油水分離部40は、油水分離室本体11と同心に配置された円筒状の仕切壁41が前記床板28の内周縁から上方に延びている。仕切堰42が、調整ボルト43で上下に位置調整できるように仕切壁41の上端寄りに取り付けられている。油水分離室本体11の内周面と仕切壁41および仕切堰42との間に、環状の粗粒分離室44が形成されている。仕切壁41の内側は細粒分離室45となっている。
吸油装置50は、吸油管51が油溜め18から油水分離部40を通り、油水分離室10の外まで延びている。吸油管51の入口は油溜め18の中央上部に位置し、漏斗状の吸油口52となっている。吸油管51の出口は、油移送管を介して船上の吸油ポンプ(いずれも図示しない)に接続されている。
強制排水装置60は、前記床板28のフランジ部29に底部フランジ61がボルト62で取り付けられている。底部フランジ61の中央部に、下方に延びる排水管64が設けられている。底部フランジ61の上面にはモーター架台67がボルト68で固定されており、モーター架台67の中央には回収翼モーター70が取り付けられている。回収翼モーター70の出力軸71に回収翼軸77が連結されている。回収翼軸77は排水管64の下端近くまで延びており、中間部は固定金具74で排水管64内に保持された軸受73に支持されている。回収翼軸77の下端寄りに、回収翼76が取り付けられている。
前記底板28の下面から複数本の設置脚80が下方に延びている。設置脚80の下端近くには、円板状の排水流転向板78が支持腕79を介して水平に支持されている。排水流転向板78は、回収翼76の下方に位置し、回収翼76に向き合っている。
つぎに、上記のように構成された油回収装置の作用について説明する。油回収装置は、油回収作業船により油が浮遊する回収場所、例えばオイルフェンス内に運ばれ、水面に降ろされる。油回収装置は、外フロート35の浮力により浮かび、油水分離室10はあらかじめ設定された深さまで沈む。油水分離室10の沈降深さが適切でない場合、前記沈降深さ調整板37で沈降深さを調整する。
油回収装置を水面に降ろした状態では油水分離室10内の上部は空気が充満しており、内フロート34は浮上し、蛇腹31は伸びている。ここで、吸油ポンプ(図示しない)を駆動し、油水分離室10内の空気を吸油口52から吸引し、油水分離室10内の空気を除去する。この結果、油水分離室10内の水位が上昇し、油水分離室10は沈み、内フロート34が浮上して蛇腹31が更に伸びる。ついで、回収翼76を駆動して油水分離室10内の水を排出する。この排水により油水流入室30の水位が低下し、内フロート34が下がり、同時に流入堰32が下がるので、流入堰32を越えて油水が油水流入室30に流入する。油水は油水流入室30から油水流入口12を経て油水分離室10内に流入する。
油水分離室10内に流入した油水は、まず粗粒分離室44に入る。一般に、油水分離室10に流入する油分は、波浪、流れ等により油滴に分割(エマルジョン化)されている。油水分離室10内で油水の流速が早い、あるいは油滴が小さいなどの場合、油水が分離しにくくなり、回収翼76の回転による油水の加速により油分が油水分離室10外に流出することがある。特に、波浪等の動揺により水面に浮遊する油が分割される場合は、この傾向が強い。しかし、上記のように油水は粗粒分離室44を通るので、流入した油水は上方に迂回して、下方に排出される。この結果、油水が通過する流路が長くなるとともに、油滴の一部が前記強制排水装置の排水管64に向けて近道流出することが妨げられるなどにより油水分離が促進される。
粗粒分離室44に流入した油のうち粒径が大きい油滴は浮上速度が速いので、粗粒分離室44で分離される。分離された油滴は、上昇して油溜め18に蓄積される。蓄積した油は吸油ポンプで吸引され、吸油管51を経て船上の油タンクに回収される。なお、回収油水の油種、回収量、エマルジョン化等の状況に応じて、仕切壁41の頂部に設けられた仕切堰42の高さ位置を調整する。
粗粒分離室44で分離されなかった細かい油滴を含む油水は、粗粒分離室44から仕切壁41を越えて細粒分離室44に流入する。ここで、細かい油滴が油水から分離され、上昇して油溜め18に蓄積される。
油が除去された水は、回収翼76による吸引力で油水分離室10から排水管64を経て油回収装置の外に排出される。このとき、排水管64を出た水は下方の排水流転向板78に突き当たり、90度方向を変えて水平流となる。この結果、水深が浅い油回収作業水域での水底撹拌がなくなる、排水管64から流出した油滴が再浮上しやすくなる、排水量変更時に回収翼76の反力による油回収装置の上下動がなくなるなどの効果がある。
図3はこの発明の第2の形態を示すもので、油回収装置を模式的断面図である。図3で図1に示す部材と同様の部材には同じ参照符号を付け、その詳細な説明は省略する。
図3に示す油回収装置と図1に示す装置とは、図3の装置が油滴捕集板47および空気除去装置55を備えている点で相違している。
油滴捕集板47は、複数が前記細粒分離室45の内側に上下に間隔をおいて油水分離室本体11と同心に配置されている。油滴捕集板47は漏斗状をしており、多数の小孔48が設けられている。油滴捕集板47の寸法、個数などは油回収能力によるが、例えば小孔48の直径は8〜10mm、油滴捕集板の上下間隔も8〜10mmである。
油溜め18には、連通路19を介して空気溜り23が設けられている。空気溜り23のフランジ24にカバー25が取り付けられており、空気溜り23は気密となっている。カバー25には、空気注入弁26が取り付けられている。
空気除去装置55は、空気溜り23内に排気用フロート23が設けられている。排気用フロート56は、吸気管57を保持している。吸気管57の下端は、前記吸油口52に入り込んでいる。吸油口52の直下は、空気除去エジェクター58となっている。
上記のように構成された油回収装置において、粗粒分離室44で粗い油滴が分離された油水は小粒径の油滴を含んだまま仕切堰42を越えて細粒分離室45内に流入する。粒径がある程度大きな油滴は、浮力により油滴捕集板47の小孔48を通過、浮上して油水分離室10の上部の油溜め18に集まる。粒径が小さ過ぎて浮力が小さい油滴は、小孔48を通過できず、小孔48の縁の周辺に付着、集積する。これらの油滴は凝集して粒径が次第に大きくなり、浮力が小孔48を通過することができる大きさの油滴または油滴の団塊となる。これら油滴または団塊は、小孔48を通って上昇し、油溜め18に集まる。油滴捕集板47を設けることにより、第1の形態の装置に比べ更に微細な油滴を捕集することができる。
空気が油水分離室10内に油水とともに侵入することがある。侵入した空気は、油水分離室10内を上昇し、連通路19から空気溜り23に流入する。特に水面に波浪があると、空気が侵入しやすい。空気が侵入すると、油水分離室10の上部に自由水面が発生し、波立って油水分離室10内の油水が撹拌され、油水分離能力が低下する。吸油ポンプで空気も吸引可能であるが、油溜め18の頂部と吸油口52との間に隙間があり、空気を完全に排除することができない。侵入した空気を、上述のように油水分離室10から隔離された空気溜り23に集めることにより、油水分離能力の低下は防がれる。
空気溜り23に空気が充満すると、排気用フロート56が下がり、吸気管51の下端が空気エジェクター58の喉部59に近づく。空気エジェクター58は、排出される油の喉部59を通る流れによって作動する。空気溜り23中の空気は吸気管57を経て吸油管51内に吸引され、油とともに油回収装置から排出される。排気用フロート56は、吸気に伴い次第に上昇し、吸気管57の下端が空気除去エジェクター58の喉部59から離れると、空気の吸引は停止する。油が高粘度油である場合、吸気管57の上端が高粘度油で覆われると吸気ができなくなる。しかし、吸気管57は排気用フロート56とともに上昇して吸気管57の上端は常に油面より上にあるので、吸気管57の上端が高粘度油で塞がれることはない。
油が除去された水は、回収翼76による吸引力で油水分離室10から排水管64を経て油回収装置の外に排出される。このとき、排水管64を出た水は陣笠状の排水流転向板78に突き当たり、斜め下方に向かう板面に沿った放射状の流れとなる。
なお、油回収作業が終了し、油回収装置を船上に引き上げる際、油水分離室10内に多量の油水が充満しているので、装置自重に油水の重量を加えた荷重に相当する大きな装置引上げ力を要する。このために、前記空気注入弁26から空気を油水分離室10内に注入し、油水を室外に排出する。これにより、装置自重だけに相当する力で油回収装置を引き上げることができる。
この発明は、上記形態に限られるものではない。例えば、内外フロートは3個に限らず装置の大きさにより2個あるいは4個以上であってもよい。油滴捕集板の形状も漏斗状に限らず、例えば浅い椀状であってもよい。また、第1の形態の装置に油滴捕集板を設けてもよく、あるいは第2の形態の装置の油滴捕集板を省略してもよい。さらに、第1の形態の装置に空気除去装置を設けてもよく、あるいは第2の形態の装置の空気除去装置を省略してもよい。
この発明の第1の形態を示すもので、油回収装置の模式的断面図である。 図1に示す油回収装置の平面図である。 この発明の第2の形態を示すもので、油回収装置の模式的断面図である。
符号の説明
10 油水分離室 11 油水分離室本体
12 油水流入口 17 蓋
19 連通路 23 空気溜り
28 床板 30 油水流入室
31 蛇腹 32 流入堰
34 内フロート 35 外フロート
37 沈降深さ調整板 40 油水分離部
41 仕切壁 42 仕切堰
44 粗粒分離室 45 細粒分離室
47 油滴捕集板 48 小孔
50 吸油装置 51 吸油管
52 吸油口 55 空気除去装置
56 排気用フロート 57 吸気管
58 空気除去エジェクター 59 喉部
60 強制排水装置 61 底部フランジ
64 排水管 67 モーター架台
70 回収翼モーター 71 モーター出力軸
73 軸受 76 回収翼
77 回収翼軸 78 排水流転向板
80 設置脚

Claims (6)

  1. 喫水下に複数の油水流入口が周方向に間隔をおいて設けられた円筒状本体を有する油水分離室と、油水分離室本体と同心に油水分離室の外側に配置された蛇腹と、蛇腹の頂部に取り付けられた環状の流入堰と、油水分離室本体と蛇腹および流入堰との間に形成された油水流入室と、前記流入堰に周方向に間隔をおいて取り付けられた複数の内フロートと、前記油水流入室の外側に周方向に間隔をおいて油水分離室本体に取り付けられた複数の外フロートと、前記油水分離室頂部の油溜めに吸油口を有し、油水分離室外まで延びる吸油管と、前記油水分離室の底部に設けられた強制排水装置とを備えたフロート搭載式油回収装置であって、前記油水分離室本体内をこれと同心の円筒状の仕切壁で仕切って油水分離室内周面と仕切壁外周面との間に環状の粗粒分離室を形成するとともに、仕切壁内側に細粒分離室を形成したことを特徴とするフロート搭載式油回収装置。
  2. 前記仕切壁の頂部に円筒状の仕切堰を高さ位置調整可能に取り付けた請求項1記載のフロート搭載式油回収装置。
  3. 前記油水分離室中心に向かって傾斜し、多数の小孔を有する複数の環状油滴捕集板を、前記油水分離室本体と同心かつ上下に間隔をおいて前記細粒分離室内に設けた請求項1または請求項2記載のフロート搭載式油回収装置。
  4. 前記強制排水装置が、回収翼モーターと、回収翼モーターで回転駆動され、油が分離された水を前記油水分離室の底部から下方に向かって排水する回収翼と、回収翼の下方に配置され前記排水を板面に沿って放射状にそらす排水流転向板とを備えた請求項1、2または3記載のフロート搭載式油回収装置。
  5. 前記油溜めの頂部に空気溜りを設けた請求項1〜4のいずれか1項に記載のフロート搭載式油回収装置。
  6. 前記空気溜り内に配置された排気用フロートと、排気用フロートに保持された吸気管と、前記吸油管の吸油口の直下に設けられた空気除去エジェクターとからなり、前記排気用フロートが下降したときに前記吸気管の下端部が空気除去エジェクターの喉部に位置する請求項1〜5のいずれか1項に記載のフロート搭載式油回収装置。
JP2004276970A 2004-09-24 2004-09-24 フロート搭載式油回収装置 Pending JP2006088040A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004276970A JP2006088040A (ja) 2004-09-24 2004-09-24 フロート搭載式油回収装置
CN200410101724A CN100577921C (zh) 2004-09-24 2004-12-22 浮体装载式油回收装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004276970A JP2006088040A (ja) 2004-09-24 2004-09-24 フロート搭載式油回収装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006088040A true JP2006088040A (ja) 2006-04-06

Family

ID=36229517

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004276970A Pending JP2006088040A (ja) 2004-09-24 2004-09-24 フロート搭載式油回収装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2006088040A (ja)
CN (1) CN100577921C (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009131810A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Nippon Petroleum Refining Co Ltd 油水分離装置
CN103290821A (zh) * 2013-05-21 2013-09-11 四川大学 一种水面油污清除装置
WO2014061835A1 (ko) * 2012-10-18 2014-04-24 Choi Dongmin 오일 스키머
KR20150015819A (ko) * 2013-08-01 2015-02-11 삼성중공업 주식회사 세퍼레이터
KR101564348B1 (ko) * 2013-08-01 2015-10-30 삼성중공업 주식회사 세퍼레이터
KR101774535B1 (ko) * 2015-03-27 2017-09-13 (주)한스이엔지 스키머
KR101876710B1 (ko) * 2015-11-26 2018-07-11 (주)한스이엔지 스키머
CN112062210A (zh) * 2020-08-05 2020-12-11 张国华 一种自脱油式水面油污吸附球
CN114712996A (zh) * 2022-05-07 2022-07-08 江苏凯美酷碳科技有限公司 全自动尾气高效回收溶剂装置

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102644262B (zh) * 2011-02-17 2016-03-16 青岛光明环保技术有限公司 浮标型堰式收油装置
CN102358400B (zh) * 2011-09-14 2014-05-07 汕头大学 水面运动平台
WO2014168577A1 (en) * 2013-04-12 2014-10-16 Inovacor Ab A skimming and separation device
CN103343528B (zh) * 2013-07-04 2015-05-06 中国海洋大学 一种快速水面溢油回收系统
CN105696534B (zh) * 2016-01-29 2017-09-22 海门市大德知识产权服务有限公司 海上用石油泄漏收集装置
AU2018100258A4 (en) * 2017-12-22 2018-04-05 Turret IP Pty Ltd Floating liquid intake
CN111450575B (zh) * 2020-04-16 2021-12-14 水利部交通运输部国家能源局南京水利科学研究院 一种组合式海洋溢油处理结构及其作业清理方法

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009131810A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Nippon Petroleum Refining Co Ltd 油水分離装置
WO2014061835A1 (ko) * 2012-10-18 2014-04-24 Choi Dongmin 오일 스키머
CN103290821A (zh) * 2013-05-21 2013-09-11 四川大学 一种水面油污清除装置
KR20150015819A (ko) * 2013-08-01 2015-02-11 삼성중공업 주식회사 세퍼레이터
KR101564348B1 (ko) * 2013-08-01 2015-10-30 삼성중공업 주식회사 세퍼레이터
KR101589681B1 (ko) * 2013-08-01 2016-01-29 삼성중공업 주식회사 세퍼레이터
KR101774535B1 (ko) * 2015-03-27 2017-09-13 (주)한스이엔지 스키머
KR101876710B1 (ko) * 2015-11-26 2018-07-11 (주)한스이엔지 스키머
CN112062210A (zh) * 2020-08-05 2020-12-11 张国华 一种自脱油式水面油污吸附球
CN112062210B (zh) * 2020-08-05 2022-08-09 湖北爱国石化有限公司 一种自脱油式水面油污吸附球
CN114712996A (zh) * 2022-05-07 2022-07-08 江苏凯美酷碳科技有限公司 全自动尾气高效回收溶剂装置
CN114712996B (zh) * 2022-05-07 2023-11-21 江苏凯美酷碳科技有限公司 全自动尾气高效回收溶剂装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN100577921C (zh) 2010-01-06
CN1752352A (zh) 2006-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006088040A (ja) フロート搭載式油回収装置
US6730222B1 (en) Hydrodynamic vortex separator
GB2268091A (en) Float-actuated overflow
WO2013158214A1 (en) Ring grit remover with vanes
CN102755768A (zh) 用于压力式抽排水出口处的泥渣处理装置
US3985522A (en) Method and apparatus for separating solid particles from a mixed fluid stream
JP2010005519A (ja) 浮上分離装置
CN103754986B (zh) 一种油污混合物分离系统
JP2010005520A (ja) 浮上分離装置
CN106492520B (zh) 一种砂水分离装置及方法
JP4406174B2 (ja) フロート搭載型渦流式油回収機
US5535893A (en) Method and apparatus for separation by flotation in a centrifugal field
CN208641865U (zh) 初沉池
JP4291873B1 (ja) 浮遊物・表層液の回収装置
CN202700154U (zh) 用于压力式抽排水出口处的泥渣处理装置
JP2010104975A (ja) 浮遊物・表層液の回収装置
JP4255185B2 (ja) 浮遊物回収装置
JPH11114559A (ja) 水処理装置
KR102081851B1 (ko) 스컴제거부를 구비한 선회류식 협잡물처리기
JP3092013B2 (ja) 油水分離装置
KR100758345B1 (ko) 부유물 수집장치
JP5886518B2 (ja) 浮上分離装置
JP3062561B2 (ja) 油水分離装置
KR20010107247A (ko) 유수 분리 장치 및 방법
JPH10118531A (ja) 底質分離装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20061208