JP2006086168A - エッチング方法およびエッチング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 エッチングの際に、ハードマスク層の膜厚を一定に制御することが可能なエッチング方法を提供する。
【解決手段】 エッチングガスとして、例えばCFとArを含むガスを用いたプラズマエッチングによりシリコン窒化膜102の膜厚を監視しながらエッチングを行ない、シリコン窒化膜102の膜厚が所定膜厚に達した時点を終点として自然酸化膜103のエッチングを終了する。次に、シリコン窒化膜102をマスクとして、シリコン基板101を、エッチングガスとして例えばClとHBrとArを含むガスを用いてトレンチ111の深さを監視しながらプラズマエッチングし、トレンチ111の深さが所定の値に達した時点をもって終点とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、エッチング方法およびエッチング装置に関し、詳細には、半導体装置の製造過程の素子分離技術であるシャロートレンチアイソレーション(Shallow Trench Isolation;STI)などに適用可能なエッチング方法およびエッチング装置に関する。
シリコン基板上に形成された素子を電気的に分離する技術として、STIが知られている。STIでは、シリコン窒化膜などをマスクとしてシリコンをエッチングしてトレンチを形成し、その中にSiOなどの酸化膜を埋め込んだ後、化学機械研磨(CMP;Chemical Mechanical Polishing)処理によりマスク(シリコン窒化膜)をストッパーとして平坦化する工程が実施される(例えば、特許文献1)。
上記STIのシリコントレンチのエッチングを行なう工程は、シリコン窒化膜などをマスクとして、パターニング後にシリコン表面に形成された自然酸化膜を除去するためのエッチングを行なうBT(Break Through)ステップと、自然酸化膜が除去されたシリコン層にトレンチを形成するためのエッチングを行なうメインステップと、の組み合わせで実施される(例えば、特許文献2)。
また、STIに関する技術として、CMP工程の終点検出を容易にするため、予めマスクに終点検出用層を形成しておき、これによって膜厚制御を行なう方法が提案されている(特許文献3)。
一方、特願2003−96666号では、レジスト膜をマスクとしてシリコン酸化膜をエッチングする際に、レジスト膜の膜減りを防止する目的で、レジスト膜の膜厚を光学的手法によって監視しながらプラズマエッチング処理を行なう方法が提案されている。
特開2003−309108号公報 特開平11−214356号公報 特開2003−45956号公報
ところで、パターニング後のシリコン表面に形成された自然酸化膜は、5〜10秒程度の比較的短時間で除去できることから、従来BTステップのエッチングの終点は一定の時間経過を目安に決定されていた。BTステップは、シリコン窒化膜などのハードマスクのエッチングも進行しやすい条件で行なわれるが、BTステップの終点を一律に時間で制御すると、マスクの残膜の膜厚に関係なくエッチングを終了させることになり、BTステップ後のマスクの膜厚が一定しない。つまり、マスクの膜厚には、エッチング前からばらつきが存在するため、それがBTステップ後も持ち越されることになる。BTステップに続いて実施されるメインステップでは、シリコンのエッチング速度は速いが、酸化膜や窒化膜に対してはエッチング速度が非常に遅い条件で行なわれる。従って、マスクの膜厚が一定しないまま、後段のCMP工程で表面研磨が行なわれることになる。
CMP工程では、通常シリコン窒化膜などのマスク層の露出をもって研磨の終点とするため、マスク層の膜厚が一定でないと、埋め込み酸化膜の残膜量が一定にならないという不都合が生じる。また、CMP工程後にウエットエッチングなどの方法でマスクを除去する際に、マスクの膜厚が一定でないとマスク残りが発生する場合もある。これらの問題を回避するため、特許文献3のようにマスクに終点検出層を設けることも技術的に可能であるが、工程数の増加を招くことから現実的な方法とは言えない。
従って、本発明の目的は、エッチングの際に、ハードマスク層の膜厚を一定に制御することが可能なエッチング方法およびエッチング装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の第1の観点によれば、所定形状のパターンが形成されたマスク層と、前記パターンを構成する溝部に形成された被エッチング層と、前記マスク層と前記被エッチング層の下に形成された下地層と、を有する被処理基板のエッチング方法であって、
前記マスク層の膜厚を監視しながら被エッチング層のエッチングを行ない、前記マスク層の膜厚が所定の厚さになった時点でエッチングを終了することを特徴とするエッチング方法が提供される。
上記第1の観点においては、前記マスク層はシリコン窒化膜であることが好ましい。
また、前記下地層はシリコン層であり、前記被エッチング層は、前記溝部において、前記シリコン層の表面に形成された自然酸化膜であることが好ましい。
さらに、前記自然酸化膜層のエッチング後に、前記マスク層をマスクとして、前記シリコン層のエッチング深さを監視しながら前記シリコン層をエッチングし、前記エッチング深さが所定量に達した時点で前記シリコン層のエッチングを終了する工程を含むことができる。
上記エッチング方法は、シャロートレンチアイソレーションにおけるトレンチエッチングに適用されることが好ましい。この場合、前記マスク層に光を照射し、前記マスク層の表面からの反射光および該マスク層と前記シリコン層との界面からの反射光を検出して、複数の波長の分光反射率を求め、予め作製された検量線に基づきカーブフィット法により膜厚を測定することにより、前記マスク層の膜厚の監視を行なうことができる。
また、本発明の第2の観点によれば、所定形状のパターンが形成されたマスク層と、前記パターンを構成する溝部に形成された第1の被エッチング層と、前記第1の被エッチング層と前記マスク層の下に形成された第2の被エッチング層と、を有する被処理基板に対してエッチングを行なうエッチング装置であって、
プラズマを発生させるプラズマ供給源と、
前記プラズマにより、被処理基板に対しエッチング処理を行なうための処理室を画成する処理容器と、
前記処理容器内で前記被処理基板を載置する基板保持台と、
前記処理容器内を減圧するための排気手段と、
前記処理容器内にガスを供給するためのガス供給手段と、
前記被処理基板の膜厚を光学的に測定しモニターする膜厚監視手段と、
前記膜厚監視手段からの膜厚情報によりエッチングプロセスを制御する制御手段と、
を備えており、
前記制御手段は、前記膜厚監視手段からの膜厚情報により、前記マスク層の膜厚が所定の厚さになった時点で、前記第1の被エッチング層のエッチングを終了させるとともに、前記第2の被エッチング層のエッチングを開始するように制御するものである、エッチング装置が提供される。
上記第2の観点のエッチング装置において、前記膜厚監視手段は、被処理基板へ向けて光を照射する光源と、被処理基板からの反射光を分光する分光部と、分光された複数の波長の光を検出する光検出部と、該光検出部における検出結果を予め作製された検量線に基づき演算処理する演算処理部とを備えるとともに、前記マスク層に光を照射し、該マスク層の表面からの反射光および該マスク層と前記第2の被エッチング層との界面からの反射光を検出して、複数の波長の分光反射率を求め、予め作製された検量線に基づきカーブフィット法により前記マスク層の膜厚を測定できるように構成することができる。
また、本発明の第3の観点によれば、コンピュータ上で動作する制御プログラムが記憶されたコンピュータ記憶媒体であって、
前記制御プログラムは、実行時に、前記第1の観点のエッチング方法に用いるエッチング装置を制御することを特徴とする、コンピュータ記憶媒体が提供される。
また、本発明の第4の観点によれば、コンピュータ上で動作する制御プログラムが記憶されたコンピュータ記憶媒体であって、
前記制御プログラムは、実行時に、前記第2の観点のエッチング装置を制御することを特徴とする、コンピュータ記憶媒体が提供される。
本発明によれば、マスク層の膜厚を監視しながらエッチングを行なうことにより、マスク層の膜厚を一定に制御することが可能となるため、例えば、STIにおける自然酸化膜のエッチングに適用することにより、後で行なわれるCMP工程で埋め込み酸化膜の膜厚を一定に揃えることができるとともに、マスク残りを防止することができる。
また、第1の被エッチング層としての自然酸化膜層のエッチング後に、第2の被エッチング層としてのシリコン層のエッチング深さを監視しながらエッチングを行なう場合には、マスク残膜の膜厚とトレンチ深さを共に制御することができるので、高精度にSTIを実施できる。
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態を説明するため、例えばSTIなどのシリコントレンチエッチング工程におけるウエハWの縦断面の要部を拡大して模式的に示すものである。図1(a)に示すとおり、ウエハWを構成するシリコン基板101上には、ハードマスクとして例えばSiなどのシリコン窒化膜102が形成されている。このシリコン窒化膜102は、所定形状にパターニングされており、パターンを構成する溝部110のシリコン基板101上には、SiOによる自然酸化膜103が形成されている。
BTステップでは、パターニング後にシリコン基板101表面に形成されている自然酸化膜103を除去するためのエッチングが行なわれる。この自然酸化膜103除去のためのBTステップでは、エッチングガスとして、例えばCFとArを含むガスを用い、プラズマエッチングを行なう。この際、シリコン窒化膜102もエッチングされるため、シリコン窒化膜102の膜厚を監視しながらエッチングを行なう。そして、図1(b)に示すように、シリコン窒化膜102の膜厚が、初期膜厚(破線で示す)から予め設定した所定膜厚に減少した時点を以て終点として自然酸化膜103のエッチングを終了する。
次に、残ったシリコン窒化膜102をマスクとして、シリコン基板101にトレンチを形成するためのエッチングが行なわれる(メインステップ)。つまり、シリコン窒化膜102からなるハードマスクを介して、単結晶シリコンからなるシリコン基板101を、エッチングガスとして例えばClとHBrとArを含むガスを用いたプラズマエッチングによりエッチングし、同図(c)に示すとおり、シリコン基板101に、トレンチ111を形成する。このメインステップにおけるトレンチエッチングは、例えば、トレンチ111の深さを監視しながら実施し、トレンチ111の深さが所定の値に達した時点をもって終点とすることができる。
図2は、本発明の一実施形態に係るプラズマエッチング装置の構成の一例を模式的に示すものである。このプラズマエッチング装置1は、電極板が上下平行に対向し、双方に高周波電源が接続された容量結合型平行平板エッチング装置として構成されている。
このプラズマエッチング装置1は、例えば表面がアルマイト処理(陽極酸化処理)されたアルミニウムからなる円筒形状に成形されたチャンバー2を有しており、このチャンバー2は接地されている。チャンバー2内には、例えばシリコンからなり、その上に被処理体として、所定の膜が形成された半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」と記す)Wを水平に載置し、下部電極として機能するサセプタ5がサセプタ支持台4に支持された状態で設けられている。このサセプタ5にはハイパスフィルター(HPF)6が接続されている。
サセプタ支持台4の内部には、温度調節媒体室7が設けられており、導入管8を介して温度調節媒体室7に温度調節媒体が導入、循環され、サセプタ5を所望の温度に制御できるようになっている。
サセプタ5は、その上中央部が凸状の円板状に成形され、その上にウエハWと略同形の静電チャック11が設けられている。静電チャック11は、絶縁材の間に電極12が介在された構成となっており、電極12に接続された直流電源13から例えば1.5kVの直流電圧が印加されることにより、クーロン力によってウエハWを静電吸着する。
そして、絶縁板3、サセプタ支持台4、サセプタ5、さらには静電チャック11には、被処理体であるウエハWの裏面に、伝熱媒体、例えばHeガスなどを所定圧力(バックプレッシャー)にて供給するためのガス通路14が形成されており、この伝熱媒体を介してサセプタ5とウエハWとの間の熱伝達がなされ、ウエハWが所定の温度に維持されるようになっている。
サセプタ5の上端周縁部には、静電チャック11上に載置されたウエハWを囲むように、環状のフォーカスリング15が配置されている。このフォーカスリング15はセラミックスあるいは石英などの絶縁性材料からなり、エッチングの均一性を向上させるように作用する。
サセプタ5の上方には、このサセプタ5と平行に対向して上部電極21が設けられている。この上部電極21は、絶縁材22を介して、チャンバー2の上部に支持されており、サセプタ5との対向面を構成し、多数の吐出孔23を有する、例えば石英からなる電極板24と、この電極24を支持する導電性材料、例えば表面がアルマイト処理されたアルミニウムからなる電極支持体25とによって構成されている。なお、サセプタ5と上部電極21との間隔は、調節可能とされている。
上部電極21における電極支持体25の中央には、ガス導入口26が設けられ、さらにこのガス導入口26には、ガス供給管27が接続されており、さらにこのガス供給管27には、バルブ28並びにマスフローコントローラ29を介して、処理ガス供給源30が接続され、この処理ガス供給源30から、プラズマエッチングのためのエッチングガスが供給されるようになっている。なお、図2では、一つの処理ガス供給源30のみを代表的に図示しているが、処理ガス供給源30は複数設けられており、例えば、CF、Ar、Cl、HBr、O等のガスをそれぞれ独立に流量制御して、チャンバー2内に供給できるよう構成されている。
チャンバー2の底部には排気管31が接続されており、この排気管31には排気装置35が接続されている。排気装置35はターボ分子ポンプなどの真空ポンプを備えており、これによりチャンバー2内を所定の減圧雰囲気、例えば1Pa以下の所定の圧力まで真空引き可能なように構成されている。また、チャンバー2の側壁には、ゲートバルブ32が設けられており、このゲートバルブ32を開にした状態でウエハWが隣接するロードロック室(図示せず)との間で搬送されるようになっている。
上部電極21には、第1の高周波電源40が接続されており、その給電線には整合器41が設けられている。また、上部電極21にはローパスフィルター(LPF)42が接続されている。この第1の高周波電源40は、50〜150MHzの範囲の周波数を有しており、このように高い周波数を印加することにより、チャンバー2内に好ましい解離状態で、かつ高密度のプラズマを形成することができ、低圧条件下でのプラズマ処理が可能となる。この第1の高周波電源40の周波数は、50〜80MHzが好ましく、典型的には図2中に示すように60MHzまたはその近傍の条件が採用される。
下部電極としてのサセプタ5には、第2の高周波電源50が接続されており、その給電線には整合器51が設けられている。この第2の高周波電源50は、数百kHz〜十数MHzの範囲の周波数を有しており、このような範囲の周波数を印加することにより、ウエハWに対してダメージを与えることなく適切なイオン作用を与えることができる。第2の高周波電源50の周波数は、例えば図2に示すように13.56MHz、または800KHz等の条件が採用される。
プラズマエッチング1は、膜厚監視手段としての膜厚測定部70を備えている。この膜厚測定部70は、ウエハWへ向けて複数の波長を有する光を照射し、その反射光を検出することにより、膜厚を測定できるように構成されている。
図3は、膜厚測定部70の概要を示す図面である。膜厚測定部70は、ウエハWへ向けて光を照射する光源71と、ウエハWからの反射光を分光するポリクロメータを有する分光部72と、分光された複数の波長の光を検出する光検出部73と、該光検出部73における検出結果を予め作製された検量線に基づき演算処理する演算処理部74とを備えている。
エッチング中にシリコン窒化膜102の膜厚を測定する際には、プラズマエッチング装置1のチャンバー2内のウエハ表面に対して、光源71からの光を光ファイバ75、レンズ76を介して図示しない照射窓から照射する。照射された光は、ウエハWに形成された各層界面で反射されるため、その反射光を採光し、分光部72で分光し、光検出部73において検出する。光検出部73で検出された各波長の光の反射比率は、演算処理部74において処理される。
マスクとしてのシリコン窒化膜102の膜厚を検出する場合、シリコン窒化膜102表面で反射された光と、シリコン窒化膜102とシリコン層101との界面において反射された光が干渉を起こす。この干渉光の強度は、シリコン窒化膜102の膜厚に応じて変化する。従って干渉光を検出することにより、シリコン窒化膜102の膜厚を測定できる。
膜厚測定に際しては、前もってウエハWに光が垂直に入射されるという条件でシリコン窒化膜102の膜厚が任意の厚さであるときの分光反射率を計算により求め、シリコン窒化膜102が形成されていない場合の分光反射率との比(分光反射比率)を算出して検量線を作製し、演算処理部74のメモリに記憶させておく。この検量線は、エッチング対象のシリコン窒化膜102がエッチング中にとり得る膜厚変化範囲をカバーできるように所定の範囲で作製しておけばよい。
次に、膜厚測定対象のウエハWに複数の波長を有する光を照射し、そのウエハWにより反射された光を分光し、分光反射率を測定し、シリコン窒化膜102が形成されていない場合の分光反射率との比をとって分光反射比率を求め、これを演算処理部74のメモリに記憶させる。このように計測された実測データをカーブフィット法によって検量線と比較することにより、測定対象のシリコン窒化膜102の膜厚を求めることができる。
プラズマエッチング装置1の各構成部は、CPUを備えたプロセスコントローラ60に接続されて制御される構成となっている。プロセスコントローラ60には、工程管理者がプラズマエッチング装置1を管理するためにコマンドの入力操作等を行うキーボードや、プラズマエッチング装置1の稼働状況を可視化して表示するディスプレイ等からなるユーザーインターフェイス61が接続されている。
また、プロセスコントローラ60には、プラズマエッチング装置1で実行される各種処理をプロセスコントローラ60の制御にて実現するための制御プログラムや処理条件データ等が記録されたレシピが格納された記憶部62が接続されている。
そして、必要に応じて、ユーザーインターフェイス61からの指示や、前記膜厚測定部70の演算処理部74からの膜厚情報(エッチングの終点を示す制御信号)を受けて、任意のレシピを記憶部62から呼び出してプロセスコントローラ60に実行させることで、プロセスコントローラ60の制御下で、プラズマエッチング装置1での所望の処理が行われる。また、前記レシピは、例えば、CD−ROM、ハードディスク、フレキシブルディスクなどの読み出し可能な記憶媒体に格納された状態のものを利用したり、あるいは、他の装置から、例えば専用回線を介して随時伝送させてオンラインで利用したりすることも可能である。
次に、このように構成されるプラズマエッチング装置1によって、シリコン単結晶からなるウエハWをエッチングし、溝(トレンチ)を形成する工程について説明する。
まず、二酸化シリコンによる自然酸化膜103およびシリコン窒化膜102が形成されたウエハWを、ゲートバルブ32を開放して、図示しないロードロック室からチャンバー2内へ搬入し、静電チャック11上に載置する。そして、直流電源13から直流電圧を印加することによって、ウエハWを静電チャック11上に静電吸着する。
次いで、ゲートバルブ32を閉じ、排気装置35によって、チャンバー2内を所定の真空度まで真空引きする。その後、バルブ28を開放し、処理ガス供給源30からエッチング用のガスとして、例えば、CFとArを、マスフローコントローラ29によって所定の流量比、例えば100/200mL/minに調整しつつ、処理ガス供給管27、ガス導入口26、上部電極21の中空部へと導入し、電極板24の吐出孔23を通じて、図2に矢印で示すように、ウエハWに対して均一に吐出させる。
このBTステップにおいて、チャンバー2内の圧力は、所定の圧力、例えば、2.7Pa(20mTorr)程度の圧力に維持し、第1の高周波電源40から上部電極21に600W、第2の高周波電源50から下部電極としてのサセプタ5に220Wの高周波電圧をそれぞれ印加し、エッチングガスをプラズマ化してウエハWの自然酸化膜103のエッチングを行う。なお、バックプレッシャーは、ウエハWのセンター部/エッジ部で1333/1333Pa(10/10Torr)とすることができる。
BTステップでは、前記したように膜厚測定部70によって複数波長、例えば240nm〜350nmの反射光に基づきシリコン窒化膜102の膜厚を監視しながらエッチングを行ない、シリコン窒化膜102の膜厚が一定に減少した時点でエッチングを終了する。このように、自然酸化膜103のエッチングに際して、シリコン窒化膜102の膜厚を基準に終点を決定することにより、シリコン窒化膜102の膜厚を一定にすることが可能となり、後段のCMP工程でマスク残りや埋め込み酸化膜の残膜量のばらつきを回避できる。
次に、メインステップでは、シリコン基板101にトレンチを形成する。すなわち、バルブ28を開放し、処理ガス供給源30からエッチング用のガスとして、例えば、C1とHBrとOを、マスフローコントローラ29によって所定の流量比、例えば55/55/6mL/minに調整しつつ、処理ガス供給管27、ガス導入口26、上部電極21の中空部へと導入し、電極板24の吐出孔23を通じて、図2に矢印で示すように、ウエハWに対して均一に吐出させる。
このメインステップにおいて、チャンバー2内の圧力は、所定の圧力、例えば、6.7Pa(50mTorr)程度の圧力に維持し、第1の高周波電源40から上部電極21に250W、第2の高周波電源50から下部電極としてのサセプタ5に350Wの高周波電圧をそれぞれ印加し、エッチングガスをプラズマ化してウエハWの自然酸化膜103のエッチングを行う。なお、バックプレッシャーは、ウエハWのセンター部/エッジ部で1333/1333Pa(10/10Torr)とすることができる。
メインステップでは、膜厚測定部70により、シリコン基板101に形成されていくトレンチ111の深さを監視しながらエッチングを行ない、トレンチ111の深さが一定に達したらエッチングを終了する。なお、メインステップにおけるトレンチ111の深さを測定する場合には、必ずしも複数波長の光を計測する必要はなく、任意の波長、例えば261nmの反射光を計測することにより測定できる。
メインステップの終了後は、通常のSTIの工程、すなわち、酸化膜の埋め込み、CMPによる平坦化を実施することにより、素子分離が行なわれる。
次に、本発明の効果を確認するための実験結果について説明する。図2のプラズマエッチング装置1を用い、1枚目;サンプルウエハ、2枚目;ダミーウエハ、3枚目;サンプルウエハ、4枚目;ダミーウエハ、5枚目;サンプルウエハの順にエッチング処理を行なった。なお、サンプルウエハは、図1(a)と同様に、シリコン基板101にシリコン窒化膜(SiN)102と自然酸化膜103が形成されたものであり、ダミーウエハは、シリコンのみからなるベアシリコン基板である。
プラズマエッチングの処理条件は、CFとArを流量100/200mL/minで導入するとともに、チャンバー2内を2.7Pa程度の圧力に維持し、第1の高周波電源40から上部電極21に600W、第2の高周波電源50から下部電極としてのサセプタ5に220Wの高周波電圧をそれぞれ印加し、ウエハWのセンター部/エッジ部のバックプレッシャーは、1333/1333Pa、チャンバー内の温度は、上部電極21が80℃、側壁が60℃、サセプタ5(ウエハW)が30℃とした。
サンプルウエハ1、3、5については、膜厚測定部70によりシリコン窒化膜102の膜厚を監視し、膜厚が70nmとなった時点でエッチングを終了するようにした。また、確認のため、各サンプルウエハ1,3,5のエッチング前の膜厚とエッチング後の膜厚を膜厚測定器ASET F5(KLA社製)を使用して実測した。その結果を表1に示す。なお、表1中、「計測値」は膜厚測定部70により計測された膜厚であり、「実測値」は膜厚測定器ASET F5を用いて実測した値である。
Figure 2006086168
表1から、エッチング前のサンプルウエハ1、3、5では、シリコン窒化膜102の膜厚に2.6nmのばらつきがあったのに対し、シリコン窒化膜102の膜厚を監視しながらBTステップのエッチングをした後は、1.4nmに減少していた。この結果から、膜厚の監視をしながらBTステップのエッチングを行なうことにより、ハードマスクの膜厚を一定に制御できることが確認できた。
従って、シリコン窒化膜102の膜厚を監視しながら自然酸化膜103をエッチングし、次いで、トレンチ111の深さ監視しながらシリコン層101のエッチングを行なうことにより、エッチング後のマスク層(シリコン窒化膜102)の膜厚およびトレンチ深さを一定に保つことができる。また、この場合、BTステップではシリコン層101のエッチング量が少なく、メインステップではシリコン窒化膜102のエッチング量が少ない条件でエッチングが行なわれるため、誤差が生じることなく精度良くSTIを実施できる。
以上、本発明の実施形態を述べたが、本発明は上記実施形態に制約されることはなく、種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では容量結合型の平行平板エッチング装置を用いたが、本発明の範囲のガス圧力でプラズマを形成することができれば装置は問わず、誘導結合型等の種々のプラズマエッチング装置を用いることができる。また、上記実施形態ではSTIを例に挙げたが、他のエッチングにおける膜厚の測定にも適用できる。
本発明の一実施形態を説明するためのウエハ断面の構成を模式的に示す図面。 本発明のプラズマエッチング装置の概要を示す図面。 膜厚測定部の詳細を説明するための図面。
符号の説明
1;プラズマエッチング装置
2;チャンバー
60;プロセスコントローラ
61;ユーザーインターフェイス
62;記憶部
70;膜厚測定部
71;光源
72;分光部
73;光検出部
74;演算処理部
75;光ファイバ
76;レンズ
101;シリコン基板
102;シリコン窒化膜
103;自然酸化膜
110;溝部
111;トレンチ

Claims (10)

  1. 所定形状のパターンが形成されたマスク層と、前記パターンを構成する溝部に形成された被エッチング層と、前記マスク層と前記被エッチング層の下に形成された下地層と、を有する被処理基板のエッチング方法であって、
    前記マスク層の膜厚を監視しながら被エッチング層のエッチングを行ない、前記マスク層の膜厚が所定の厚さになった時点でエッチングを終了することを特徴とするエッチング方法。
  2. 前記マスク層はシリコン窒化膜であることを特徴とする、請求項1に記載のエッチング方法。
  3. 前記下地層はシリコン層であり、前記被エッチング層は、前記溝部において、前記シリコン層の表面に形成された自然酸化膜であることを特徴とする、請求項1に記載のエッチング方法。
  4. 前記自然酸化膜層のエッチング後に、前記マスク層をマスクとして、前記シリコン層のエッチング深さを監視しながら前記シリコン層をエッチングし、前記エッチング深さが所定量に達した時点で前記シリコン層のエッチングを終了することを特徴とする、請求項3に記載のエッチング方法。
  5. シャロートレンチアイソレーションにおけるトレンチエッチングに適用されることを特徴とする、請求項4に記載のエッチング方法。
  6. 前記マスク層に光を照射し、前記マスク層の表面からの反射光および該マスク層と前記シリコン層との界面からの反射光を検出して、複数の波長の分光反射率を求め、予め作製された検量線に基づきカーブフィット法により膜厚を測定することにより、前記マスク層の膜厚の監視を行なうことを特徴とする、請求項5に記載のエッチング方法。
  7. 所定形状のパターンが形成されたマスク層と、前記パターンを構成する溝部に形成された第1の被エッチング層と、前記第1の被エッチング層と前記マスク層の下に形成された第2の被エッチング層と、を有する被処理基板に対してエッチングを行なうエッチング装置であって、
    プラズマを発生させるプラズマ供給源と、
    前記プラズマにより、被処理基板に対しエッチング処理を行なうための処理室を画成する処理容器と、
    前記処理容器内で前記被処理基板を載置する基板保持台と、
    前記処理容器内を減圧するための排気手段と、
    前記処理容器内にガスを供給するためのガス供給手段と、
    前記被処理基板の膜厚を光学的に測定しモニターする膜厚監視手段と、
    前記膜厚監視手段からの膜厚情報によりエッチングプロセスを制御する制御手段と、
    を備えており、
    前記制御手段は、前記膜厚監視手段からの膜厚情報により、前記マスク層の膜厚が所定の厚さになった時点で、前記第1の被エッチング層のエッチングを終了させるとともに、前記第2の被エッチング層のエッチングを開始するように制御するものである、エッチング装置。
  8. 前記膜厚監視手段は、被処理基板へ向けて光を照射する光源と、被処理基板からの反射光を分光する分光部と、分光された複数の波長の光を検出する光検出部と、該光検出部における検出結果を予め作製された検量線に基づき演算処理する演算処理部とを備えるとともに、前記マスク層に光を照射し、該マスク層の表面からの反射光および該マスク層と前記第2の被エッチング層との界面からの反射光を検出して、複数の波長の分光反射率を求め、予め作製された検量線に基づきカーブフィット法により前記マスク層の膜厚を測定できるように構成されている、請求項7に記載のエッチング装置。
  9. コンピュータ上で動作する制御プログラムが記憶されたコンピュータ記憶媒体であって、
    前記制御プログラムは、実行時に、請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載されたエッチング方法に用いるエッチング装置を制御することを特徴とする、コンピュータ記憶媒体。
  10. コンピュータ上で動作する制御プログラムが記憶されたコンピュータ記憶媒体であって、
    前記制御プログラムは、実行時に、請求項7または請求項8に記載されたエッチング装置を制御することを特徴とする、コンピュータ記憶媒体。
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