JP2006086029A - 電気コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】この発明は、結線の際の半田上がり及びフラックス上がりを防止して、接続信頼性を向上させるようにした電気コネクタを提供する。
【解決手段】ケーブルと半田付け接続される半田付け部12bを有する導電端子12と、この導電端子12を配設した絶縁体のハウジング11とを少なくとも有する電気コネクタ10において、導電端子12に半田付け部12bを上面として下方へ折れ曲がる湾曲部15を形成するようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】ケーブルと半田付け接続される半田付け部12bを有する導電端子12と、この導電端子12を配設した絶縁体のハウジング11とを少なくとも有する電気コネクタ10において、導電端子12に半田付け部12bを上面として下方へ折れ曲がる湾曲部15を形成するようにした。
【選択図】 図1
Description
この発明は、ケーブルとケーブル、あるいはケーブルと印刷配線基板等を電気的に接続するケーブル接続用の電気コネクタに関し、特にケーブルと接続される電気コネクタの導電端子の改良に関する。
従来から、ケーブルとケーブル、あるいはケーブルと印刷配線基板等を接続する電気コネクタとしては各種のものが使用されているが、電気コネクタに配設された導電端子とケーブルとの電気的接続は半田付けにより行なわれている。
図5は従来の電気コネクタ1を示す要部断面概念斜視図で、特に図示せぬリセプタクルに嵌着してケーブルを電気的に接続するプラグを示している。
図5は従来の電気コネクタ1を示す要部断面概念斜視図で、特に図示せぬリセプタクルに嵌着してケーブルを電気的に接続するプラグを示している。
この電気コネクタ1は、プラスチック等の合成樹脂で形成された絶縁体のハウジング2と、このハウジング2の幅方向に沿って所定のピッチで配設された複数本の導電端子3とから構成され、この導電端子3はハウジング2の幅方向に沿って所定のピッチで互いに隣接するよう形成された収容部4内にそれぞれ位置決め配置されている。
この導電端子3はフラットな直線状の平板により形成され、先端は図示せぬリセプタクルの対応する導電端子と圧接して電気的に接続する接続部3aとなり、後端は後述するケーブルと半田付けされる半田付け部3bとなっている。
この導電端子3はフラットな直線状の平板により形成され、先端は図示せぬリセプタクルの対応する導電端子と圧接して電気的に接続する接続部3aとなり、後端は後述するケーブルと半田付けされる半田付け部3bとなっている。
そして、従来、ケーブルと上述した導電端子3とを半田付けする場合は、例えば図5の要部断面図で示す図6のように、複数本の導電端子3の各半田付け部3bの各上面を跨ぐようにフラックスを塗布した一本の半田バー5を配設する。
その後、図7で示すように、複数本の同軸ケーブルからなるケーブル本体6の各中心導体6aを対応する各導電端子3の半田付け部3bの上面に配設された半田バー5上に配設し、図示せぬパルスヒートのヒータチップにより複数本の中心導体6aと、これに対応する複数本の導電端子3の各半田付け部3bとを一括して半田付けして接続する。なおオペレータによる手半田により一本づつ半田付けして接続する場合もある。
ところで、上述した従来の電気コネクタ1によると、図8で示すように、複数本の同軸ケーブルからなるケーブル本体6の各中心導体6aを対応する各導電端子3の半田付け部3bの上面に配設された半田バー5上に配設し、図示せぬパルスヒートのヒータチップ、あるいはオペレータによる手半田により一本づつ半田付けして接続する際、加熱溶融された半田あるいは余分なフラックス8は各導電端子3の接続部3a側へ流れ出し(いわゆる半田上がり、フラックス上がりの発生)、これが原因となって電気コネクタ1の接続不良を招来する原因となっていた。
この発明は、上述した事情に鑑み、結線の際の半田上がり及びフラックス上がりを防止して、接続信頼性を向上させるようにした電気コネクタを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、この発明では、ケーブルと半田付け接続される半田付け部を有する導電端子と、該導電端子を配設した絶縁体のハウジングとを少なくとも有する電気コネクタにおいて、前記導電端子に、前記半田付け部を上面として下方へ折れ曲がる湾曲部を形成するようにしている。
上述した、本願発明の電気コネクタによると、導電端子に、半田付け部を上面して下方へ折れ曲がる湾曲部を形成したため、半田付けして接続する際に、加熱溶融された半田あるいはフラックスは、半田付け部を上面として下方へ折れ曲がる湾曲部側へ移動して、そこに溜まることとなり、このため加熱溶融された半田あるいはフラックスは各導電端子の他の部分へ流れ出すことが可及的に防止され、このため半田上がり、フラックス上がりを原因とする接続不良を可及的に低減させて接続信頼性を著しく向上させた電気コネクタを提供することができる。
以下、この発明に係る電気コネクタの一実施例を詳述する。
図1はこの発明に係る電気コネクタ10を示す要部破断概念斜視図である。
この実施例の電気コネクタ10も図示せぬリセプタクルに嵌着してケーブルを電気的に接続するプラグタイプのコネクタである。
この電気コネクタ10も、従来と同様にプラスチック等の合成樹脂で形成された絶縁体のハウジング11と、このハウジング11の幅方向に沿って所定のピッチで配設された複数本の導電端子12とから構成されている。
また、この各導電端子12は、ハウジング11の幅方向に沿って所定のピッチで互いに隣接するよう形成された収容凹部13内にそれぞれ位置決め配置されている。
この導電端子12も従来と同様に図示せぬリセプタクルの対応する導電端子と圧接して電気的に接続する接続部12aと後述するケーブルと半田付けされる半田付け部12bとから構成され、また接続部12aと半田付け部12bとの間には、当該半田付け部12bを上面として、下方へ折れ曲がる断面U字形状の湾曲部15が形成されている。
この導電端子12も従来と同様に図示せぬリセプタクルの対応する導電端子と圧接して電気的に接続する接続部12aと後述するケーブルと半田付けされる半田付け部12bとから構成され、また接続部12aと半田付け部12bとの間には、当該半田付け部12bを上面として、下方へ折れ曲がる断面U字形状の湾曲部15が形成されている。
一方、この電気コネクタ10の収容凹部13内には、前記導電端子12の半田付け部12bをその底面13aから上方へ一定距離離間させる円柱形状の突起13bが一体に形成され、この突起13bにより導電端子12の半田付け部12bは水平に支持され、またこの導電端子12の半田付け部12bの下面に位置する凹部13内に空間部16を形成している。
また、前記収容凹部13を形成する壁体13cには、突起13bと対向する位置に切り欠13dが形成されている。
次に上述した電気コネクタ10の作用を説明する。
図1の要部断面図で示す図2のように、ハウジング11の各収容凹部13内に対応する各導電端子12が配設されると、半田付け部12bは円柱形状の突起13bの先端13e上に位置決めされる。
その後、図3で示すように、複数本の導電端子12の各半田付け部12bの各上面を跨ぐようにフラックスを塗布した一本の半田バー5を配設する。
その際、余分なフラックス20は、導電端子12の湾曲部15内に移動してそこに溜まり、あるいは、ハウジング11の各収容凹部13と導電端子12との間に形成された隙間、あるいは切り欠13dを介して空間部16内に流れてそこに溜まることとなる。
従って、余分なフラックス20が導電端子12の接続部12aへ移動することが可及的に阻止されることとなる。
その後、図4で示すように、ケーブル本体6の各中心導体6aを対応する各導電端子12の半田付け部12bの上面に配設された半田バー5上に配設し、パルスヒートのヒータチップ30により複数本の中心導体6aと、これに対応する複数本の導電端子12の各半田付け部12bとを一括して半田付けして接続する。
すると、この場合も、加熱され溶融する余分な半田40は、導電端子12の湾曲部15内に移動してそこに溜まり、あるいは、ハウジング11の各収容凹部13と導電端子12との間に形成された隙間、あるいは切り欠13dを介して空間部16内に流れてそこに溜まることとなる。
従って、余分な半田40も導電端子12の接続部12aへ移動することが可及的に阻止されることとなる。
なお、オペレータによる手半田により一本づつ半田付けして接続する場合でも、同様に余分なフラックス20、および余分な半田40は、導電端子12の湾曲部15内に移動してそこに溜まり、あるいは、ハウジング11の各収容凹部13と導電端子12との間に形成された隙間、あるいは切り欠13dを介して空間部16内に流れてそこに溜まることとなる。
従って、オペレータによる手半田により一本づつ半田付けして接続する場合であっても、余分な半田40及び余分なフラックス20は導電端子12の接続部12aへ移動することが可及的に阻止されることとなる。
なお、上記実施例では、湾曲部15を断面U字形状に形成したが、この発明は上記実施例に限定されることなく、要は不要な半田あるいは余分なフラックスを溜める形状であればいかなる湾曲形状でも良く、実施例の如く断面U字形状に限定されないことは言うまでもない。
以上説明したように、この発明は、結線の際の半田上がり及びフラックス上がりを防止して、接続信頼性を向上させるようにした電気コネクタに適している。
6…ケーブル
11…ハウジング
10…電気コネクタ
12b…半田付け部
12…導電端子
15…湾曲部
16…空間部
11…ハウジング
10…電気コネクタ
12b…半田付け部
12…導電端子
15…湾曲部
16…空間部
Claims (2)
- ケーブルと半田付け接続される半田付け部を有する導電端子と、該導電端子を配設した絶縁体のハウジングとを少なくとも有する電気コネクタにおいて、
前記導電端子に、前記半田付け部を上面として下方へ折れ曲がる湾曲部を形成するようにしたことを特徴とする電気コネクタ。
- 前記半田付け部の下方に位置する前記ハウジング内には空間部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電気コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004269812A JP2006086029A (ja) | 2004-09-16 | 2004-09-16 | 電気コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004269812A JP2006086029A (ja) | 2004-09-16 | 2004-09-16 | 電気コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006086029A true JP2006086029A (ja) | 2006-03-30 |
Family
ID=36164337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004269812A Pending JP2006086029A (ja) | 2004-09-16 | 2004-09-16 | 電気コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006086029A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200464386Y1 (ko) * | 2011-04-29 | 2013-01-02 | 이광모 | 전원 접속 장치 |
KR20180055473A (ko) * | 2016-11-17 | 2018-05-25 | 주식회사 올릭스 | 스위치 솔더링용 고정지그 |
US10348012B2 (en) | 2017-06-19 | 2019-07-09 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Substrate-mounted connector for electronic devices and manufacturing method thereof |
-
2004
- 2004-09-16 JP JP2004269812A patent/JP2006086029A/ja active Pending
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KR20180055473A (ko) * | 2016-11-17 | 2018-05-25 | 주식회사 올릭스 | 스위치 솔더링용 고정지그 |
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