JP2006085886A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006085886A
JP2006085886A JP2005229645A JP2005229645A JP2006085886A JP 2006085886 A JP2006085886 A JP 2006085886A JP 2005229645 A JP2005229645 A JP 2005229645A JP 2005229645 A JP2005229645 A JP 2005229645A JP 2006085886 A JP2006085886 A JP 2006085886A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
error
optical disc
data
information
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005229645A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryosuke Torida
亮介 鳥田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2005229645A priority Critical patent/JP2006085886A/ja
Publication of JP2006085886A publication Critical patent/JP2006085886A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

【課題】 記録品質がOKとされた記録済み光ディスクの信頼性をより高いものとできる光ディスク装置を提供する。
【解決手段】 データの記録品質の確認処理を行なう際に、光ディスクに記録された記録データのアドレス情報部、同期情報部、及び付加情報部のそれぞれにエラーが含まれているかを検知し、エラーが含まれているときにそれぞれエラー情報を出力する第1、第2、及び第3のエラー検出部(108,111,113)を備えた構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録可能な光ディスクにデータを記録し、該光ディスクへのデータの記録品質の確認処理を行なう光ディスク装置に関するものである。
近年、DVD−RAM、DVD−R/RW、DVD+R/RW、CD−R/RW等といった記録可能な光ディスクが次々と市販されており、PCによるデータ保存やレコーダーによる映像・音楽の保存など、様々な用途に使用されている。その中でも、PC用途はデータのバックアップが主であり、記録データが将来においても半永久的に再生できる事が非常に重要になってきている。
記録品質を確認する手段はいろいろあるが、そのうちの一つにベリファイがある。この手段は通常の再生処理よりも厳しい条件で記録データを再生し、エラーバイト数をカウントして一定以上であればベリファイエラーとする。ベリファイエラーと判定されたディスクは記録品質が悪い事を示し、他社ドライブや将来において再生できなくなる可能性があるため、欠陥セクタとしてエラーを含むセクタを使用しない手法や、別セクタを使用する交代処理等でこの問題を回避していた。
また、不良セクタ判定法を変更する手法の1つとして、特許文献1では、光磁気ディスクにおいて重要な情報が記録される領域に対して、物理的なアドレスであるPID(プロセスID)が読めない数を、規格では3セクタ中2〜3セクタでエラーとする条件を、3セクタ中1セクタでエラーとする等、不良セクタと判定する条件を厳しく設定して不良セクタの特定を行い、そのセクタにサーティファイを行うことで、交代処理に用いる時間短縮とデータの信頼性を向上させている。
特開平6−111491号公報
特許文献1に開示された従来例は、ベリファイのエラー判定基準である1セクタ当たりのエラー数を少なくして規格で定義された判定基準を厳しくするものであるが、1セクタ当たりのエラー数が少なくても例えばDVDの記録データのデータID領域やIED(ID Error Detection code)領域等のアドレス情報部にエラーが存在する場合は、アドレス未検出によるアドレス追従誤動作や、アドレス誤検出を引き起こし、その結果オフトラックを誤検出する可能性や、アドレス誤検出によって連続性が失われた事によりデータ再生処理中断が発生する可能性がある。ここで、光磁気ディスクは物理アドレスでデータ再生を行うので交代処理等を用いることによってデータ再生が可能となるが、DVD−R/RW等のメディアは論理アドレスを用いてデータ再生を行うので、アドレス領域にエラーが存在すると少しの汚れの付着であってもデータ再生できなくなる可能性がある。
また、SYNC領域にエラーが存在した場合は、SYNC検出できないため、フレーム同期が乱れ、復調データが連続して乱れる可能性や、他社のドライブ等他のドライブでは再生できなくなる可能性がある。
また、例えばCDのSubHeader領域にはForm情報等の付加情報が格納されているが、この領域のデータにエラーが含まれている場合、Form判定誤判別が発生しエラー訂正方法の違い等によりユーザーデータにエラーを含んでしまう等の問題が発生する可能性がある。
この発明は、上記の問題点を解消するためになされたもので、記録品質がOKとされた記録済み光ディスクの信頼性をより高いものとできる光ディスク装置を提供することを目的とする。
本願の請求項1に係る発明は、光ディスクにデータを記録し、該光ディスクへのデータの記録品質の確認処理を行なう光ディスク装置において、前記データの記録品質の確認処理を行なう際に、前記光ディスクに記録された記録データのアドレス情報部にエラーが含まれているかを検知し、エラーが含まれているときにエラー情報を出力するエラー検出手段を備えた、ことを特徴とするものである。これにより、記録品質の確認処理において、正しいアドレスが連続して取得できる光ディスクに対して記録品質がOKとされるので、記録品質がOKとされた記録済み光ディスクの信頼性をより高いものとできる。
また、本願の請求項2に係る発明は、請求項1記載の光ディスク装置において、前記光ディスクは、記録可能なDVDであり、前記エラー検出手段は、記録データのデータID領域、又はIED領域にエラーが含まれているかを検知し、前記エラー情報を出力する、ことを特徴とするものである。これにより、記録品質の確認処理において、正しいアドレスが連続して取得できる光ディスクに対して記録品質がOKとされるので、記録品質がOKとされた記録済み光ディスクの信頼性をより高いものとできる。
また、本願の請求項3に係る発明は、請求項1記載の光ディスク装置において、前記光ディスクは、記録可能なCDであり、前記エラー検出手段は、記録データのHeader領域、又はSubCode領域にエラーが含まれているかを検知し、前記エラー情報を出力する、ことを特徴とするものである。これにより、記録品質の確認処理において、正しいアドレスが連続して取得できる光ディスクに対して記録品質がOKとされるので、記録品質がOKとされた記録済み光ディスクの信頼性をより高いものとできる。
また、本願の請求項4に係る発明は、光ディスクにデータを記録し、該光ディスクへのデータの記録品質の確認処理を行なう光ディスク装置において、前記データの記録品質の確認処理を行なう際に、前記光ディスクに記録された記録データの同期情報部にエラーが含まれているかを検知し、エラーが含まれているときにエラー情報を出力するエラー検出手段を備えた、ことを特徴とするものである。これにより、記録品質の確認処理において、正しい同期信号を取得できる光ディスクに対して記録品質がOKとされるので、記録品質がOKとされた記録済み光ディスクの信頼性をより高いものとできる。
また、本願の請求項5に係る発明は、請求項4記載の光ディスク装置において、前記光ディスクは、記録可能なDVDであり、前記エラー検出手段は、記録データのSYNC領域(SY0〜SY7)にエラーが含まれているかを検知し、前記エラー情報を出力する、ことを特徴とするものである。これにより、記録品質の確認処理において、正しい同期信号を取得できる光ディスクに対して記録品質がOKとされるので、記録品質がOKとされた記録済み光ディスクの信頼性をより高いものとできる。
また、本願の請求項6に係る発明は、請求項4記載の光ディスク装置において、前記光ディスクは、記録可能なCDであり、前記エラー検出手段は、記録データのSYNC領域にエラーが含まれているかを検知し、前記エラー情報を出力する、ことを特徴とするものである。これにより、記録品質の確認処理において、正しい同期信号を取得できる光ディスクに対して記録品質がOKとされるので、記録品質がOKとされた記録済み光ディスクの信頼性をより高いものとできる。
また、本願の請求項7に係る発明は、光ディスクにデータを記録し、該光ディスクへのデータの記録品質の確認処理を行なう光ディスク装置において、前記データの記録品質の確認処理を行なう際に、前記光ディスクに記録された記録データの付加情報部にエラーが含まれているかを検知し、エラーが含まれているときにエラー情報を出力するエラー検出手段を備えた、ことを特徴とするものである。これにより、記録品質の確認処理において、正常な付加情報が記録されている光ディスクに対して記録品質がOKとされるので、記録品質がOKとされた記録済み光ディスクの信頼性をより高いものとできる。
また、本願の請求項8に係る発明は、請求項7記載の光ディスク装置において、前記光ディスクは、記録可能なDVDであり、前記エラー検出手段は、記録データのRSV領域にエラーが含まれているかを検知し、前記エラー情報を出力する、ことを特徴とするものである。これにより、記録品質の確認処理において、正常な付加情報が記録されている光ディスクに対して記録品質がOKとされるので、記録品質がOKとされた記録済み光ディスクの信頼性をより高いものとできる。
また、本願の請求項9に係る発明は、請求項7記載の光ディスク装置において、前記光ディスクは、記録可能なCDであり、前記エラー検出手段は、記録データのSubHeader領域にエラーが含まれているかを検知し、前記エラー情報を出力する、ことを特徴とするものである。これにより、記録品質の確認処理において、正常な付加情報が記録されている光ディスクに対して記録品質がOKとされるので、記録品質がOKとされた記録済み光ディスクの信頼性をより高いものとできる。
また、本願の請求項10に係る発明は、光ディスクにデータを記録し、該光ディスクへのデータの記録品質の確認処理を行なう光ディスク装置において、前記データの記録品質の確認処理を行なう際に、前記光ディスクに記録された記録データのアドレス情報部、同期情報部、及び付加情報部のそれぞれにエラーが含まれているかを検知し、エラーが含まれているときにそれぞれエラー情報を出力する第1、第2、及び第3のエラー検出手段を備えた、ことを特徴とするものである。これにより、記録品質の確認処理において、正しいアドレスが連続して取得でき、正しい同期信号を取得でき、かつ正常な付加情報が記録されている光ディスクに対して記録品質がOKとされるので、記録品質がOKとされた記録済み光ディスクの信頼性をより高いものとできる。
本発明に係る光ディスク装置によれば、データの記録品質の確認処理を行なう際に、光ディスクに記録された記録データのアドレス情報部、同期情報部、付加情報部にエラーが含まれているかを検知し、エラーが含まれているときにエラー情報を出力する構成としたから、記録品質の確認処理において記録品質がOKとされた記録済み光ディスクの信頼性をより高いものとできる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施の形態1に係る光ディスク装置の全体構成を示すブロック図である。図1において、101は光ディスク、102は光ディスク101を回転駆動するスピンドルモータ、103は、レーザーの照射および反射光の受光により、光ディスク101に対するデータの記録および再生を行う光学ヘッドである。104は光ディスク101に埋め込まれている物理アドレスを検知、検出する物理アドレス検出部、105は物理アドレス検出部104で検出された物理アドレスからセクタアドレスを決定する物理アドレス取得部、106は光ディスク101に記録されている論理アドレスを検知、検出する論理アドレス検出部、107は論理アドレス検出部106で検出された論理アドレスからセクタアドレスを決定する論理アドレス取得部である。また、108は論理アドレスにエラーが存在した場合にそのエラー情報を図示しないファームウエア(F/W)に通知する第1のエラー検出部である。また、109は記録再生データにおける各フレームの先頭位置を検出するフレーム先頭位置検出部、110は復調部、111は同期信号にエラーが存在した場合にそのエラー情報を図示しないF/Wに通知する第2のエラー検出部である。112は復調されたデータのエラー訂正を行なうエラー訂正部、113は付加情報にエラーが存在した場合にそのエラー情報を図示しないF/Wに通知する第3のエラー検出部である。114は再生データを一時的に保存するデータバッファ部である。
以下、本実施の形態による光ディスク装置の動作について説明する。
図1において、光学ヘッド103は、レーザーの照射および反射光の受光により、光ディスク101に対するデータの記録および再生を行う。物理アドレス検出部104は、光ディスク101に対する再生処理中に光学ヘッド103から得られる反射光を用いて、光ディスク101に埋め込まれている物理アドレスを検知し、その位置を検出する。ここで、光ディスクがDVD−RAMの時はCAPA(Complimentary Allocated Pit Addressing)、DVD−R/RWの時はLPP(Land Pre−Pit)、DVD+R/RWの時はADIP(Address In Pre−Groove)、CD−R/RWの時はATIP(Absolute Time In Pre−Groove)、等を物理アドレスとして検出する。
物理アドレス取得部105は、物理アドレス検出部104で検出された物理アドレスからセクタアドレスを決定する。物理アドレスが検出できなかった(未検出)場合や連続したアドレスが検出できなかった(誤検出)場合はアドレスを補完する等の処理を施してアドレスを決定する。連続してアドレスが検出できないセクタ続いた場合や、これまで追従していたアドレスとは違ったアドレスで連続したアドレスが検出できた(トラックジャンプやオフトラック等)場合等はアドレスNGとし、再生処理を中断する処理に移行する。
論理アドレス検出部106は、光ディスク101に対する再生処理中に光学ヘッド103から得られる反射光の信号から記録データを読み出し、光ディスク101に記録されている論理アドレスを検知し、その位置を検出する。ここで、光ディスクが記録可能なCDである場合は、論理アドレスとして、Header領域のMSF(Minute Second Frame)やSubCode領域のSubQ(サブコードQ)等を検出し、また、光ディスクが記録可能なDVDである場合は、論理アドレスとして、データID等を検出する。
論理アドレス取得部107は、論理アドレス検出部106で検出された論理アドレスからセクタアドレスを決定する。論理アドレスが検出できなかった(未検出)場合や連続したアドレスが検出できなかった(誤検出)場合はアドレスを補完する等の処理を施してアドレスを決定する。連続してアドレスが検出できないセクタ続いた場合や、これまで追従していたアドレスとは違ったアドレスで連続したアドレスが検出できた(トラックジャンプやオフトラック等)場合等はアドレスNGとし、再生処理を中断する処理に移行する。従来のベリファイ処理では、アドレス未検出や誤検出が存在した場合においても補完できるレベルであればベリファイ結果OKと判定していたが、本実施の形態による光ディスク装置におけるベリファイ処理では、第1のエラー検出部108が、論理アドレスにエラーが存在した場合に、エラーが存在する事を示す情報やエラーセクタアドレス等の情報を含むエラー情報を取得し、これを図示しないファームウエア(F/W)に通知する。
フレーム先頭位置検出部109は、記録再生データにおける各フレームの先頭位置を検出する。このフレーム先頭位置検出部109は、記録再生データに含まれるそれぞれのフレームの同期信号(SYNC)を検知することで、フレームの先頭位置の検出を行う。フレーム先頭位置の検出方法は光学ヘッド103から得られる反射光信号に含まれるデータ信号から同期信号を検知することでフレーム先頭位置の検出を行う。その際に、規格とは異なった信号が検出されるとフレーム未検出や誤検出が発生し、フレーム同期の乱れが発生し、復調データが連続して乱れる可能性がある。従来のベリファイ処理は同期信号に関して特にチェックは行っていなかったが、本実施の形態による光ディスク装置におけるベリファイ処理では、第2のエラー検出部111が、同期信号にエラーが存在した場合に、エラーが存在する事を示す情報やエラーセクタアドレス等の情報を含むエラー情報を取得し、これを図示しないファームウエア(F/W)に通知する。
復調部110は、フレーム先頭位置検出部109から送られた正常な同期信号から次の同期信号までのデータを復調する。ここで光ディスクがDVDである時は8−16復調を行ない、光ディスクがCDである時は8−17復調を行なう。エラー訂正部112は、復調部110によって復調されたデータに含まれる誤りデータを例えばECC(Error Correction code)を用いて訂正する。
エラー検出部113は、各セクタにおいてエラー訂正部112によって訂正されたデータ数をカウントしてゆき、従来のベリファイ処理と同様に、このカウント数がファームウエア(F/W)で設定されたエラー数以上であった場合にベリファイ結果NGと判定する。また、第3のエラー検出部113は、付加情報にエラーが存在した場合に、エラーが存在する事を示す情報やエラーセクタアドレス等の情報を含むエラー情報を取得し、これを図示しないファームウエア(F/W)に通知する。
データバッファ部114は、再生データを一時的に保存する。なお、エラー訂正部112とデータバッファ部114は順序を逆にして、復調部110で復調したデータをデータバッファ部114に一旦保存した後に、エラー訂正部112でエラー訂正を行う構成としてもよい。
図2、図3は本実施の形態による光ディスク装置のベリファイ処理において重み付けを行うデータ部分を示す図である。図2(a)はDVDのセクタフォーマットを示し、図2(b)はセクタのフレーム構成を示す。201はDVDのアドレス情報が格納されているデータID領域とIED領域である。図2(a)において、RSV(Reserve)領域はDVDのセクタフォーマットに設けられた予備領域であり、付加情報の記録に用いることができる。202はDVDのフレーム同期を取るための同期信号が格納されているSYNC領域である。図2(b)において、データフレームの右端には、エラー訂正処理に用いるECC(Error Correction code)が付加されている。図3はCDのセクタフォーマットを示す図である。203はCDのセクタ同期をとるための信号が格納されているSYNC領域である。204はCDのアドレス情報とMODE情報が格納されているHeader領域である。205はファイル番号やチャネル番号など、記録されたデータの内容に関する情報が格納されているSubHeader領域である。206はアドレス情報であるサブコードQが格納されているSubCode領域である。図2、図3中の201〜206で示した情報は全て再生時に必要な情報であり、エラーが含まれていると再生処理に問題が発生する。本実施の形態ではこれらの信号にエラーが検出された時には、エラーが含まれていることを示す情報やエラーセクタアドレス等の情報を含むエラー情報をファームウエア(F/W)に通知する。
図4は本実施の形態による光ディスク装置で記録可能なDVDにデータを記録し、このデータの記録品質の確認処理(ベリファイ処理)を行なう際のベリファイ結果通知のアルゴリズムの一例を示すフローチャート図である。図4のフローチャートにおける各ステップの動作を以下に説明する。ここで、ファームウエア(F/W)へのエラー通知方法は、例として、正常なら変数に0を設定、エラーならエラーが含まれている領域によって設定値を変更する仕様とする(以下これをステータスと表記する。)。エラー通知方法はステータスによる通知に限らず、レジスタへの値設定による通知方法、信号による通知方法等でも実現可能である。
まず、ステップS1において、再生データの中からSYNCデータ(SY0〜SY7)のチェックを行い、規格で定義されているデータと異なるデータが検出された場合に、エラーステータスをセットする。
次に、ステップS2において、再生データの中からデータIDとIEDデータのチェックを行い、前のセクタのデータIDと比較して、インクリメントされた値でなかった場合に、エラーステータスをセットする。
この後、ステップS3において、従来例と同様のベリファイ処理である1セクタ当たりのエラー数をチェックし、ファームウエア(F/W)で設定された値を超えた場合に、エラーステータスをセットする。
ステップS1〜S3までにおいて、エラー検出できなかった場合は、そのセクタはベリファイOKと判定し、正常ステータスをファームウエア(F/W)へ通知する(ステップS4)。正常ステータスであったセクタに関しては、高い信頼性を持ってデータ再生可能である事を示す。
ステップS1〜S3までにおいて、エラーを検出した場合は、セットされたエラーステータスによってエラーが存在する事と、どの部分においてエラーであったかの情報をファームウエア(F/W)へ通知する(ステップS5)。エラーステータスであったセクタに関しては、何らかのエラー情報を含んでいる事を示す。
なお、上記アルゴリズムの例では、記録データの同期情報部のチェック(ステップS1)、記録データのアドレス情報部のチェック(ステップS2)、及び従来例と同様のベリファイ処理である1セクタ当たりのエラー数のチェック(ステップS3)を行なうものについて示したが、RSV領域に付加情報を記録し、この付加情報のチェックを行なう場合には、アドレス情報部のチェック(ステップS2)と1セクタ当たりのエラー数のチェック(ステップS3)との間にこれを行なうようにすればよい。
以上のように、本実施の形態による光ディスク装置によれば、データの記録品質の確認処理を行なう際に、光ディスクに記録された記録データのアドレス情報部にエラーが含まれているかを検知し、エラーが含まれているときにエラー情報を出力する第1のエラー検出部108と、光ディスクに記録された記録データの同期情報部にエラーが含まれているかを検知し、エラーが含まれているときにエラー情報を出力する第2のエラー検出部111と、光ディスクに記録された記録データの付加情報部にエラーが含まれているかを検知し、エラーが含まれているときにエラー情報を出力する第3のエラー検出部113とを備え構成としたから、記録品質の確認処理において、正しいアドレスが連続して取得でき、正しい同期信号を取得でき、かつ正常な付加情報が記録されている光ディスクに対して記録品質がOKとされるので、記録品質がOKとされた記録済み光ディスクの信頼性をより高いものとできる効果がある。
なお、上記実施の形態では、アドレス情報部のエラーを検知する第1のエラー検出部、同期情報部のエラーを検出する第2のエラー検出部、及び付加情報部のエラーを検出する第3のエラー検出部、の3つのエラー検出部を備えた構成としたが、上記第1,第2,第3のエラー検出部のうちのいずれか1つのみ、あるいは、上記第1,第2,第3のエラー検出部のうちのいずれか2つのみを備えた構成としてもよい。
本発明は記録型メディアに対して記録可能なドライブに対して有用である。また、DVDレコーダー等にも応用できる。
実施の形態で示した光ディスク装置の全体構成を示すブロック図 DVDの場合におけるエラー検出を行うデータを示す説明図 CDの場合におけるエラー検出を行うデータを示す説明図 エラー検出を行う処理の流れを示したフローチャート図
符号の説明
101 光ディスク
102 スピンドルモータ
103 光学ヘッド
104 物理アドレス検出部
105 物理アドレス取得部
106 論理アドレス検出部
107 論理アドレス取得部
108 第1のエラー検出部
109 フレーム先頭位置検出部
110 復調部
111 第2のエラー検出部
112 エラー訂正部
113 第3のエラー検出部
114 データバッファ部

Claims (10)

  1. 光ディスクにデータを記録し、該光ディスクへのデータの記録品質の確認処理を行なう光ディスク装置において、
    前記データの記録品質の確認処理を行なう際に、前記光ディスクに記録された記録データのアドレス情報部にエラーが含まれているかを検知し、エラーが含まれているときにエラー情報を出力するエラー検出手段を備えた、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 請求項1記載の光ディスク装置において、
    前記光ディスクは、記録可能なDVDであり、
    前記エラー検出手段は、記録データのデータID領域、又はIED領域にエラーが含まれているかを検知し、前記エラー情報を出力する、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  3. 請求項1記載の光ディスク装置において、
    前記光ディスクは、記録可能なCDであり、
    前記エラー検出手段は、記録データのHeader領域、又はSubCode領域にエラーが含まれているかを検知し、前記エラー情報を出力する、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  4. 光ディスクにデータを記録し、該光ディスクへのデータの記録品質の確認処理を行なう光ディスク装置において、
    前記データの記録品質の確認処理を行なう際に、前記光ディスクに記録された記録データの同期情報部にエラーが含まれているかを検知し、エラーが含まれているときにエラー情報を出力するエラー検出手段を備えた、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  5. 請求項4記載の光ディスク装置において、
    前記光ディスクは、記録可能なDVDであり、
    前記エラー検出手段は、記録データのSYNC領域(SY0〜SY7)にエラーが含まれているかを検知し、前記エラー情報を出力する、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  6. 請求項4記載の光ディスク装置において、
    前記光ディスクは、記録可能なCDであり、
    前記エラー検出手段は、記録データのSYNC領域にエラーが含まれているかを検知し、前記エラー情報を出力する、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  7. 光ディスクにデータを記録し、該光ディスクへのデータの記録品質の確認処理を行なう光ディスク装置において、
    前記データの記録品質の確認処理を行なう際に、前記光ディスクに記録された記録データの付加情報部にエラーが含まれているかを検知し、エラーが含まれているときにエラー情報を出力するエラー検出手段を備えた、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  8. 請求項7記載の光ディスク装置において、
    前記光ディスクは、記録可能なDVDであり、
    前記エラー検出手段は、記録データのRSV領域にエラーが含まれているかを検知し、前記エラー情報を出力する、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  9. 請求項7記載の光ディスク装置において、
    前記光ディスクは、記録可能なCDであり、
    前記エラー検出手段は、記録データのSubHeader領域にエラーが含まれているかを検知し、前記エラー情報を出力する、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  10. 光ディスクにデータを記録し、該光ディスクへのデータの記録品質の確認処理を行なう光ディスク装置において、
    前記データの記録品質の確認処理を行なう際に、前記光ディスクに記録された記録データのアドレス情報部、同期情報部、及び付加情報部のそれぞれにエラーが含まれているかを検知し、エラーが含まれているときにそれぞれエラー情報を出力する第1、第2、及び第3のエラー検出手段を備えた、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
JP2005229645A 2004-08-18 2005-08-08 光ディスク装置 Pending JP2006085886A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005229645A JP2006085886A (ja) 2004-08-18 2005-08-08 光ディスク装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004238095 2004-08-18
JP2005229645A JP2006085886A (ja) 2004-08-18 2005-08-08 光ディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006085886A true JP2006085886A (ja) 2006-03-30

Family

ID=36164219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005229645A Pending JP2006085886A (ja) 2004-08-18 2005-08-08 光ディスク装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006085886A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2489948C (en) Optical recording medium, information processing device using the recording medium, and data recording method
RU2480848C2 (ru) Оптический диск и способ записи/воспроизведения оптического диска
JP4060771B2 (ja) 光ディスク装置及びその制御方法
JP2007149272A (ja) デジタルデータ記録方法及び記録再生装置
JP2001167510A (ja) 光ディスク判別方法及び光ディスク装置
JP3604284B2 (ja) ディスク再生装置
JP2006085886A (ja) 光ディスク装置
JP3836307B2 (ja) 光ディスク装置
US20020057634A1 (en) Recording apparatus and method for optical recording medium
KR100643449B1 (ko) 광 디스크 및 복제방지 처리된 광디스크의 판단 방법
JP3950660B2 (ja) 同期検出保護方法
JP2003317388A (ja) ディスク記録装置、及び、ディスク記録方法
US20050041554A1 (en) Method of recording addresses onto high-density read-only recording medium, a high-density read-only recording medium containing addresses recorded by the method, and reproducing method of the high-density read-only recording medium
KR20040106577A (ko) 개선된 재생성능을 갖는 광 디스크 시스템
JP4299766B2 (ja) 集積回路
JPWO2005109413A1 (ja) 情報記録媒体、情報再生装置及び方法
JP2004079001A (ja) 光記録媒体のリンキングずれ検出装置及び方法
KR100775148B1 (ko) 복제 방지용 광디스크 및 그 재생 제어방법
KR100775149B1 (ko) 재생 전용 기록 매체 및 데이터 재생방법
JP2005346892A (ja) 光ディスク装置およびアドレス検出方法
US20050105440A1 (en) Disk apparatus and disk reproducing method
JP4027963B2 (ja) 光ディスク装置
JP4392593B2 (ja) 光デイスク記録装置
JP2006302362A (ja) 情報再生装置
JP2007328831A (ja) 情報再生装置及び情報再生方法