JP2006081782A - 医用画像処理方法及び医用画像処理装置並びに医用画像処理プログラム - Google Patents

医用画像処理方法及び医用画像処理装置並びに医用画像処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2006081782A
JP2006081782A JP2004270808A JP2004270808A JP2006081782A JP 2006081782 A JP2006081782 A JP 2006081782A JP 2004270808 A JP2004270808 A JP 2004270808A JP 2004270808 A JP2004270808 A JP 2004270808A JP 2006081782 A JP2006081782 A JP 2006081782A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image processing
pointing device
movement amount
processing
medical image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004270808A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006081782A5 (ja
Inventor
Chieko Sato
千恵子 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Medical and Graphic Inc
Original Assignee
Konica Minolta Medical and Graphic Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Medical and Graphic Inc filed Critical Konica Minolta Medical and Graphic Inc
Priority to JP2004270808A priority Critical patent/JP2006081782A/ja
Publication of JP2006081782A publication Critical patent/JP2006081782A/ja
Publication of JP2006081782A5 publication Critical patent/JP2006081782A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Analysis (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

【課題】 ポインティングデバイスを使用してインタラクティブな画像処理を行って所望の状態に画像処理された医用画像を得る。
【解決手段】 画像処理実行中の医用画像データを表示画面に画像表示する画像表示手段と、ポインティングデバイスに設けられたボタンの押下を検出すると共に、画像上に表示されているポインタを移動させるためのポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とを検出する操作入力部と、所定のボタンの押下が検出された場合に、該ボタンの押下中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて前記画像データに画像処理として周波数処理を施す画像処理部と、を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は放射線画像などの医用画像に所定の画像処理を施す医用画像処理方法および医用画像処理装置ならびに医用画像処理プログラムに関し、さらに詳しくは、ポインティングデバイスを使用した画像処理に適した医用画像処理方法および医用画像処理装置ならびに医用画像処理プログラムに関する。
近年、放射線画像などの医用画像を、直接デジタル画像として撮影できる装置が開発されている。たとえば、被写体に照射された放射線量を検出し、その検出量に対応して形成される放射線画像を電気信号として得る装置としては、輝尽性蛍光体を用いたディテクタを用いる方法が特開昭55-12429号公報、特開昭63-189853号公報など、多数開示されている。
このような装置では、シート状の基板に輝尽性蛍光体を塗布、あるいは蒸着等によって固着したディテクタに、いったん被写体を透過した放射線を照射して輝尽性蛍光体に放射線を吸収させる。
その後、この輝尽性蛍光体を光または熱エネルギ−で励起することにより、この輝尽性蛍光体が上記吸収によって蓄積している放射線エネルギ−を蛍光として放射させ、この蛍光を光電変換して画像データを得るようにしている。
一方、照射された放射線の強度に応じた電荷を光導電層に生成し、生成された電荷を二次元的に配列された複数のコンデンサに蓄積し、それら蓄積された電荷を取り出すことにより得られる医用画像検出装置(放射線画像検出装置)が提案されている。
このような医用画像検出装置では、フラットパネルディテクタ(FPD)と呼ばれるものを使用している。この種のFPDは、特開平9-90048号公報に記載されているように、照射された放射線強度に応じた蛍光を発する蛍光体と、蛍光体から発する蛍光を直接または縮小光学系を介して受光して光電変換を行うフォトダイオードやCCDのような光電変換素子の組み合わせによって実現されるものが知られている。
また特開平6-342098号公報に記載されているように、照射された放射を直接電荷に変換するものも知られている。これらの医用画像検出装置では、取得した画像に対して、診断に適した画像となるよう、階調変換処理やエッジ強調処理などの画像処理を行うのが一般的である。
なお、このようにして得られた画像データに基づく医用画像を表示したり出力する場合、撮影条件の変動を受けることなく見やすい医用画像となるように画像処理が行われている。
そして、この種の医用画像データに対する使い勝手の良い画像処理としては、ポインティングデバイスを使用して処理特性を操作できるものとして、以下の特許文献1に記載されたものがある。
特開2002−333974号公報(第1頁、図1)
以上の特許文献1に記載された画像処理は、ポインティングデバイスの所定のボタンの押下が検出された場合に、該ボタンの押下中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて、画像データに画像処理として階調処理を施すようにしている。
なお、ポインティングデバイスを使用したインタラクティブな画像処理は階調処理だけであり、周波数処理などの他の画像処理は、プルダウン操作やスクロール操作やボタン操作など別種の操作が必要となっていた。
なお、周波数処理の場合、周波数特性として予め用意された選択肢の中から選択する、あるいは、マスクサイズの指定を行う、といった操作が必要であり、これらの操作のたびに処理特性を決定して周波数処理を実行するものである。
すなわち、周波数処理の場合には階調処理のような連続変化を伴う処理が困難であり、特許文献1に記載されたようなポインティングデバイスを使用した連続的に特性を変化させる画像処理は配慮されていなかった。
なお、周波数処理は医用画像において画質を改善するツールとして一般的になってきており、階調処理とは別種の操作を強いられることは、操作性が単に悪いだけでなく、画像処理を施して所望の状態の画像を得ることを難しくしているという問題もあった。
また、画像処理に際して、ポインティングデバイスへのパラメータの割付を行える場合であっても、画像処理装置の製造メーカーの違いを解決するため、あるいは、画像処理装置で決められた範囲内で割付を変更するため、であり、階調処理のみならず周波数処理についてもポインティングデバイスを用いたインタラクティブな画像処理を行うことに配慮されたものは存在していなかった。
本発明は以上のような課題に鑑みてなされたものであって、ポインティングデバイスを使用してインタラクティブな画像処理を行って所望の状態に画像処理された医用画像を得ることが可能な医用画像処理方法および医用画像処理装置ならびに医用画像処理プログラムを実現することを目的とする。
すなわち、前記した課題を解決は、以下に列記する発明により解決される。
(1)請求項1記載の発明は、被写体を撮影することにより生成された医用画像データに画像処理を施す医用画像処理方法であって、画像処理実行中の医用画像データを表示画面に画像表示し、ポインティングデバイスに設けられたボタンの押下を検出すると共に、画像上に表示されているポインタを移動させるためのポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とを検出し、所定のボタンの押下が検出された場合に、該ボタンの押下中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて前記画像データに画像処理として周波数処理を施す、ことを特徴とする医用画像処理方法である。
この発明では、ポインティングデバイスのボタンの押下と移動量(水平方向移動量と垂直方向移動量)とを検出しておき、所定のボタンの押下が検出された場合に、該ボタンの押下中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて、画像データに画像処理として周波数処理を施す。
(2)請求項2記載の発明は、被写体を撮影することにより生成された医用画像データに画像処理を施す医用画像処理方法であって、画像処理実行中の医用画像データを表示画面に画像表示し、ポインティングデバイスに設けられたボタンの押下を検出すると共に、画像上に表示されているポインタを移動させるためのポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とを検出し、所定のボタンの押下が検出された場合に、該ボタンの押下中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて前記画像データに画像処理として階調処理を施し、他の所定のボタンの押下が検出された場合に、該ボタンの押下中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて前記画像データに画像処理として周波数処理を施す、ことを特徴とする医用画像処理方法である。
この発明では、ポインティングデバイスのボタンの押下と移動量(水平方向移動量と垂直方向移動量)とを検出しておき、所定のボタンの押下検出中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて、画像データに画像処理として周波数処理を施し、他の所定のボタンの押下検出中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて前記画像データに画像処理として周波数処理を施す。
(3)請求項3記載の発明は、被写体を撮影することにより生成された医用画像データに画像処理を施す医用画像処理装置であって、画像処理実行中の医用画像データを表示画面に画像表示する画像表示手段と、ポインティングデバイスに設けられたボタンの押下を検出すると共に、画像上に表示されているポインタを移動させるためのポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とを検出する操作入力部と、所定のボタンの押下が検出された場合に、該ボタンの押下中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて前記画像データに画像処理として周波数処理を施す画像処理部と、を有することを特徴とする医用画像処理装置である。
この発明では、ポインティングデバイスのボタンの押下と移動量(水平方向移動量と垂直方向移動量)とを検出しておき、所定のボタンの押下が検出された場合に、該ボタンの押下中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて、画像データに画像処理として周波数処理を施す。
(4)請求項4記載の発明は、被写体を撮影することにより生成された医用画像データに画像処理を施す医用画像処理装置であって、画像処理実行中の医用画像データを表示画面に画像表示する画像表示手段と、ポインティングデバイスに設けられたボタンの押下を検出すると共に、画像上に表示されているポインタを移動させるためのポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とを検出する操作入力部と、所定のボタンの押下が検出された場合に、該ボタンの押下中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて前記画像データに画像処理として階調処理を施し、他の所定のボタンの押下が検出された場合に、該ボタンの押下中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて前記画像データに画像処理として周波数処理を施す画像処理部と、を有することを特徴とする医用画像処理装置である。
この発明では、ポインティングデバイスのボタンの押下と移動量(水平方向移動量と垂直方向移動量)とを検出しておき、所定のボタンの押下検出中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて、画像データに画像処理として周波数処理を施し、他の所定のボタンの押下検出中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて前記画像データに画像処理として周波数処理を施す。
(5)請求項5記載の発明は、前記画像処理部における周波数処理は周波数強調処理であり、前記複数のパラメータは、周波数特性の指定と強調度の指定である、ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の医用画像処理装置である。
この発明では、ポインティングデバイスのボタンの押下と移動量(水平方向移動量と垂直方向移動量)とを検出しておき、所定のボタンの押下検出中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータとして周波数特性と強調度とに基づいて、画像データに画像処理として周波数処理の一種である周波数強調処理を施す。
(6)請求項6記載の発明は、前記画像処理部における周波数処理はノイズ抑制処理であり、前記複数のパラメータは、周波数特性の指定と抑制度の指定である、ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の医用画像処理装置である。
この発明では、ポインティングデバイスのボタンの押下と移動量(水平方向移動量と垂直方向移動量)とを検出しておき、所定のボタンの押下検出中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータとして周波数特性と抑制度とに基づいて、画像データに画像処理として周波数処理の一種であるノイズ抑制処理を施す。
(7)請求項7記載の発明は、前記画像処理部は、更に他の所定のボタンの押下が検出された場合に、該ボタンの押下中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータとして周波数特性と補正係数とに基づいて、前記画像データに画像処理としてイコライゼーション処理を施す、ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の医用画像処理装置である。
この発明では、ポインティングデバイスのボタンの押下と移動量(水平方向移動量と垂直方向移動量)とを検出しておき、所定のボタンの押下検出中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータとして、周波数特性、および、補正係数(周波数成分の調整量)に基づいて、画像データに画像処理として周波数処理の一種であるイコライゼーション処理を施す。
(8)請求項8記載の発明は、被写体を撮影することにより生成された医用画像データに画像処理を施す医用画像処理プログラムであって、画像処理実行中の医用画像データを表示画面に画像表示する画像表示ルーチンと、ポインティングデバイスに設けられたボタンの押下を検出すると共に、画像上に表示されているポインタを移動させるためのポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とを検出する操作入力検出ルーチンと、所定のボタンの押下が検出された場合に、該ボタンの押下中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて前記画像データに画像処理として周波数処理を施す画像処理ルーチンと、を有することを特徴とする医用画像処理プログラムである。
この発明では、ポインティングデバイスのボタンの押下と移動量(水平方向移動量と垂直方向移動量)とを検出しておき、所定のボタンの押下が検出された場合に、該ボタンの押下中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて、画像データに画像処理として周波数処理を施す。
(9)請求項9記載の発明は、被写体を撮影することにより生成された医用画像データに画像処理を施す医用画像処理プログラムであって、画像処理実行中の医用画像データを表示画面に画像表示する画像表示ルーチンと、ポインティングデバイスに設けられたボタンの押下を検出すると共に、画像上に表示されているポインタを移動させるためのポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とを検出する操作入力検出ルーチンと、所定のボタンの押下が検出された場合に、該ボタンの押下中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて前記画像データに画像処理として周波数処理を施し、他の所定のボタンの押下が検出された場合に、該ボタンの押下中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて前記画像データに画像処理として周波数処理を施す画像処理ルーチンと、を有することを特徴とする医用画像処理プログラムである。
この発明では、ポインティングデバイスのボタンの押下と移動量(水平方向移動量と垂直方向移動量)とを検出しておき、所定のボタンの押下検出中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて、画像データに画像処理として周波数処理を施し、他の所定のボタンの押下検出中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて前記画像データに画像処理として周波数処理を施す。
本願発明によれば、以下に列記するような効果が得られる。
(1)請求項1記載の発明では、ポインティングデバイスのボタンの押下と移動量(水平方向移動量と垂直方向移動量)とを検出しておき、所定のボタンの押下が検出された場合に、該ボタンの押下中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて、画像データに画像処理として周波数処理を施す。これにより、ポインティングデバイスを使用して周波数処理のパラメータを連続的に変化させることができ、ポインティングデバイスを使用してインタラクティブな画像処理を行って所望の状態に画像処理された医用画像を得ることが可能になる。
(2)請求項2記載の発明では、ポインティングデバイスのボタンの押下と移動量(水平方向移動量と垂直方向移動量)とを検出しておき、所定のボタンの押下検出中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて、画像データに画像処理として周波数処理を施し、他の所定のボタンの押下検出中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて前記画像データに画像処理として周波数処理を施す。これにより、ポインティングデバイスを使用して階調処理と周波数処理とのパラメータを連続的に変化させることができ、周波数処理についてプルダウンメニュー等の独立した操作は必要なくなり、階調処理と周波数処理とを相互に連携させることが可能になり、ポインティングデバイスを使用してインタラクティブな画像処理を行って所望の状態に画像処理された医用画像を得ることが可能になる。
(3)請求項3記載の発明では、ポインティングデバイスのボタンの押下と移動量(水平方向移動量と垂直方向移動量)とを検出しておき、所定のボタンの押下が検出された場合に、該ボタンの押下中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて、画像データに画像処理として周波数処理を施す。これにより、ポインティングデバイスを使用して周波数処理のパラメータを連続的に変化させることができ、ポインティングデバイスを使用してインタラクティブな画像処理を行って所望の状態に画像処理された医用画像を得ることが可能になる。
(4)請求項4記載の発明では、ポインティングデバイスのボタンの押下と移動量(水平方向移動量と垂直方向移動量)とを検出しておき、所定のボタンの押下検出中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて、画像データに画像処理として周波数処理を施し、他の所定のボタンの押下検出中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて前記画像データに画像処理として周波数処理を施す。これにより、ポインティングデバイスを使用して階調処理と周波数処理とのパラメータを連続的に変化させることができ、周波数処理についてプルダウンメニュー等の独立した操作は必要なくなり、階調処理と周波数処理とを相互に連携させることが可能になり、ポインティングデバイスを使用してインタラクティブな画像処理を行って所望の状態に画像処理された医用画像を得ることが可能になる。
(5)請求項5記載の発明では、ポインティングデバイスのボタンの押下と移動量(水平方向移動量と垂直方向移動量)とを検出しておき、所定のボタンの押下検出中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータとして周波数特性と強調度とに基づいて、画像データに画像処理として周波数処理の一種である周波数強調処理を施す。これにより、ポインティングデバイスを使用して周波数強調処理のパラメータを連続的に変化させることができ、周波数強調処理についてプルダウンメニュー等の独立した操作は必要なくなり、ポインティングデバイスを使用してインタラクティブな画像処理を行って所望の状態に画像処理された医用画像を得ることが可能になる。
(6)請求項6記載の発明では、ポインティングデバイスのボタンの押下と移動量(水平方向移動量と垂直方向移動量)とを検出しておき、所定のボタンの押下検出中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータとして周波数特性と抑制度とに基づいて、画像データに画像処理として周波数処理の一種であるノイズ抑制処理を施す。これにより、ポインティングデバイスを使用してノイズ抑制処理のパラメータを連続的に変化させることができ、ノイズ抑制処理についてプルダウンメニュー等の独立した操作は必要なくなり、ポインティングデバイスを使用してインタラクティブな画像処理を行って所望の状態に画像処理された医用画像を得ることが可能になる。
また、このノイズ抑制処理を周波数強調処理と共にポインティングデバイスで実行できるようにしたことで、周波数強調処理は実行したいが、ノイズは抑えたい、というような場合にも、周波数強調処理とノイズ抑制処理とのバランスを容易にとれるようになる。
(7)請求項7記載の発明では、ポインティングデバイスのボタンの押下と移動量(水平方向移動量と垂直方向移動量)とを検出しておき、所定のボタンの押下検出中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータとして周波数特性と補正係数(周波数成分の調整量)とに基づいて、画像データに画像処理として周波数処理の一種であるイコライゼーション処理を施す。これにより、ポインティングデバイスを使用してイコライゼーション処理のパラメータを連続的に変化させることができ、イコライゼーション処理についてプルダウンメニュー等の独立した操作は必要なくなり、ポインティングデバイスを使用してインタラクティブな画像処理を行って所望の状態に画像処理された医用画像を得ることが可能になる。
(8)請求項8記載の発明では、ポインティングデバイスのボタンの押下と移動量(水平方向移動量と垂直方向移動量)とを検出しておき、所定のボタンの押下が検出された場合に、該ボタンの押下中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて、画像データに画像処理として周波数処理を施す。これにより、ポインティングデバイスを使用して周波数処理のパラメータを連続的に変化させることができ、ポインティングデバイスを使用してインタラクティブな画像処理を行って所望の状態に画像処理された医用画像を得ることが可能になる。
(9)請求項9記載の発明では、ポインティングデバイスのボタンの押下と移動量(水平方向移動量と垂直方向移動量)とを検出しておき、所定のボタンの押下検出中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて、画像データに画像処理として周波数処理を施し、他の所定のボタンの押下検出中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて前記画像データに画像処理として周波数処理を施す。これにより、ポインティングデバイスを使用して階調処理と周波数処理とのパラメータを連続的に変化させることができ、周波数処理についてプルダウンメニュー等の独立した操作は必要なくなり、階調処理と周波数処理とを相互に連携させることが可能になり、ポインティングデバイスを使用してインタラクティブな画像処理を行って所望の状態に画像処理された医用画像を得ることが可能になる。
以下、図面を参照して本発明の実施をするための最良の形態を詳細に説明する。
本発明の実施をするための最良の形態の医用画像処理方法および医用画像処理装置ならびに医用画像処理プログラムの好適な実施の形態について説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
なお、本実施例の形態例の各手段は、ハードウェアやファームウェア、またはソフトウェアで構成することが可能である。
このため、医用画像処理方法の各ステップ,医用画像処理装置の各手段,医用画像処理プログラムの各ルーチンの処理手順に沿った機能ブロック図として、医用画像処理装置のブロック図を図として示す。
以下、本発明の実施するための最良の形態の構成および動作について、図1のブロック図、図2のフローチャート、および、その他の説明図を参照しつつ詳細に説明する。なお、図1における各手段は、画像形成装置の各手段を示すだけでなく、医用画像処理方法の各ステップ、医用画像処理プログラムの各ルーチンを示すものである。
〈全体構成〉
ここで、図1に示す医用画像処理装置100は、画像処理を実行するに際して各部を制御する制御部101、撮影により生成された医用画像データ(原画像データ)の外部機器からの入力を受け付ける入力インタフェース(I/F)103、本実施形態により画像処理された医用画像データ(処理済み画像データ)を外部機器に対して出力する出力インタフェース(I/F)104、オペレータからの各種の操作入力を受け付ける操作入力部110、操作入力部110からの操作に応じて所定のパラメータを生成するパラメータ生成部120、画像データを記憶する画像メモリ130、画像メモリ130に記憶されている画像データに対して画像処理を施す画像処理部140、画像処理が施された処理済み画像データを表示画面に表示する表示部150、を備えて構成されている。
ここで、操作入力部110は、キーボード等のキー入力装置111の他に、画面上での入力位置あるいは移動量を指定するためのポインティングデバイス112を備えて構成されている。
このポインティングデバイス112としては、画面上での入力位置や座標を指定する各種入力機器が該当しており、マウス、トラックパッド、トラックボール、ジョイスティック、ジョイパッド、タブレットなどが該当する。
そして、このポインティングデバイス112は、複数のボタンを供えており、押下されたボタンの種類のデータと、水平方向移動量と垂直方向移動量とのデータを、パラメータ生成部120に出力する。
また、パラメータ生成部120は、ポインティングデバイス112で所定のボタンの押下が検出された場合に、該所定のボタンに応じたパラメータであって、該ボタンの押下中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータを生成する。
ここで、パラメータ生成部120が生成するパラメータが、階調処理のためのパラメータである場合には、階調処理の特性を決定するための、ウィンドウセンターのパラメータと、ウィンドウ幅のパラメータとが該当する。
また、ここで、パラメータ生成部120が生成するパラメータが、周波数強調処理のためのパラメータである場合には、周波数処理の特性を決定するための、周波数特性の指定のパラメータと、強調度の指定のパラメータが該当する。
また、ここで、パラメータ生成部120が生成するパラメータが、ノイズ抑制処理のためのパラメータである場合には、周波数処理の特性を決定するための、周波数特性の指定のパラメータと、抑制度の指定のパラメータが該当する。
また、ここで、パラメータ生成部120が生成するパラメータが、イコライゼーション処理のためのパラメータである場合には、周波数処理の特性を決定するための、周波数特性の指定のパラメータと、補正係数(周波数成分の調整量)の指定のパラメータが該当する。
また、画像処理を実行する画像処理部140は、画像処理として階調処理を実行する階調処理部141と、画像処理として周波数処理を実行する周波数処理部142とで構成されている。
階調処理部141では、パラメータから階調特性を決定する階調特性決定部141aと、決定された階調特性から階調処理を実行する階調変換処理部141bとを備えて構成されている。
また、周波数処理部142では、操作入力部110で指定された周波数特性に基づいて定義パラメータを決定して変換関数を定義する変換関数定義部142aと、複数の画素からなる原画像データに対して複数の非鮮鋭画像データを作成する非鮮鋭画像作成部142bと、非鮮鋭画像作成部142bで作成された非鮮鋭画像データに対して変換関数に基づいた変換処理を加える変換処理部142cと、変換処理された非鮮鋭画像データに基づいて原画像データの複数の周波数帯域毎の信号を表す複数の帯域制限画像データを生成する帯域制限処理部142dと、複数の帯域制限画像データから原画像データの高周波成分信号を生成する高周波成分作成部142eと、高周波成分信号を原画像データに加算することで処理済画像データを得る加算処理部142f、とから構成されている。
ここで、階調処理とは、階調変換特性曲線を用いて、信号値の階調を変更する画像処理である。また、周波数処理とは、特定の周波数成分を強調あるいは低減する画像処理であり、周波数強調処理、イコライゼーション処理、ノイズ抑制処理などが該当する。
そして、周波数強調処理とは、画像の周波数的な成分で分解した状態で、特定の周波数成分を増減することで、画像の鮮鋭度を調整する画像処理である。また、イコライゼーション処理とは、画像の周波数的な成分で分解した状態で、特定の周波数成分を調整することで、可視濃度領域の最適化を目的とする画像処理である。そして、ノイズ抑制処理とは、画像の周波数的な成分で分解した状態で、特定の周波数成分を増減することで、画像の粒状度を調整する画像処理である。
〈処理の流れ〉
以下、図2のフローチャートを参照しつつ、本実施形態の動作説明を行う。
画像処理装置100にて、オペレータの操作入力部110での所定の操作により、本実施形態の画像処理を実行するための画像処理アプリケーション(画像処理プログラム)が起動される(図2S1)。以下、画像処理アプリケーションと制御部101とによる制御を、単に、制御部101による制御と言うことにする。
ここで、制御部101は画像処理アプリケーションに従い、ポインティングデバイス112に設けられている複数のボタンのそれぞれに対する機能の割り当てを実行する(図2S2)。
このポインティングデバイス112の各ボタンの各機能への割り当ては、オペレータによる手動の割り当てであってもよいが、手動割り当ての希望がない場合には、制御部101が自動的に割り当てを実行する。
ここで、ポインティングデバイス112の各ボタンの各機能への自動の割り当ての例としては、図3(a)に示したように、左ボタン押下:領域指定、右ボタン押下:階調処理、横奥ボタン押下:周波数処理(周波数強調処理)、横手前ボタン押下:周波数処理(ノイズ抑制処理)、を具体例としている。
また、ポインティングデバイス112の各ボタンの各機能への自動の割り当ての例としては、図3(b)に示したように、左ボタン押下:領域指定、右ボタン押下:階調処理、左ボタンと右ボタンの同時押下:周波数処理(周波数強調処理)、とすることも可能である。
なお、更に詳細な設定として、各処理の際にポインティングデバイス112を上下左右に動かした場合に、どのパラメータがどの方向(増/減)に変化するかについて、自動設定、手動設定することが可能である。たとえば、周波数強調処理の場合に、ポインティングデバイス112を左に動かすことで低周波側、右に動かすことで高周波側、上に動かすことで強調度大、下に動かすことで強調度小、といった自動割り当てとすることも可能であるし、さらに、手動割り当てで変更することも可能である。
なお、本願明細書において、ポインティングデバイス112をオペレータが机の上などで奥に動かすことを、表示部150の画面上でポインタが上に移動することから、便宜上「上」と言うことにする。また、ポインティングデバイス112をオペレータが机の上などで手前側に動かすことを、便宜上「下」と言うことにする。
この自動の割り当ての場合、割り当てデータとして予め記憶しておいて、その割り当てデータを適用することが好ましい。また、この割り当てデータをオペレータの好みにより変更できることも望ましい。
なお、図3(a)と図3(b)のいずれの場合も、左ボタンと右ボタンの間に設けられているホイールボタンについての割り当てはされていないが、ホイールボタンの押下に対しても、画像処理のいずれかの処理、あるいは、画像処理のその他の処理、たとえば、イコライゼーション処理などを割り当てることが可能である。
なお、このように自動割り当てが実行された後に、割り当て結果を一覧として表示することにより、どのような自動割り当てが実行されたかが明瞭になり望ましい。また、このように自動割り当てが実行された後に、この割り当てを手動割り当てによって変更することも可能である。
ここで、画像処理を施す対象となる処理対象画像の画像データをオペレータが操作入力110を介して選択することにより、選択された処理対象画像が表示部150に画像表示される(図2S3)。
図4はこのような画像表示の表示画面の一例であり、ここに示す例では、左側に処理対象画像が画像表示152として表示されており、右側には、ポインティングデバイス112のボタン割り当て、階調表示の処理特性、周波数特性の処理特性が、表示されている。なお、表示画面には被写体として肺野を含む上半身が表示された様子を示している。
なお、医用画像表示装置100は、操作入力部110にてオペレータから選択された処理対象画像が外部機器に蓄積されている画像である場合には、該当する画像データを入力インタフェース103を介して外部機器(図示せず)から受け入れ、画像メモリ130に記憶する。
また、画像メモリ130に記憶されている画像データや外部機器に蓄積されている画像データが複数存在する場合に以上のような処理対象画像の選択を行えばよく、画像メモリ130に記憶されている画像データや外部機器に蓄積されている画像データが単一の場合、あるいは、外部機器から所定の画像データが送信されてくる場合には、処理対象画像の選択を行わずに自動的に表示するようにしてもよい。
ここで、制御部101は領域指定に割り当てられたポインティングデバイス112の左ボタンの操作を監視している(図2S4)。ここで、左ボタンを押下した状態(図4(b))で一定の領域を囲むような操作が有れば(図2S4でY)、制御部101は、左ボタンの操作により囲まれた領域を選択領域として、画像処理の対象として扱う(図2S5)と共に、この選択領域に領域枠152aを表示する(図4(a)参照)。また、左ボタンの操作がなければ(図2S4でN)、制御部101は、画像表示152の全体領域を選択領域として、画像処理の対象として扱う(図2S6)。
なお、ここで、画像データ全体に対してとは、必ずしも画像データの全ての画素を含む意味ではなく、後述する一部領域に対して、一部領域ではない大部分の領域を意味している。従って、関心領域の全体、照射野外を除いた領域の全体、直接放射線照射領域を除いた全体なども、画像データ全体と言った場合に含むものである。
選択領域が決定された後、制御部101は、ポインティングデバイス112の他のボタンの操作を監視している(図2S7)。
ここで、ポインティングデバイス112の右ボタンの操作があれば(図2S7で「右」)、制御部101は処理対象画像に対して画像処理として階調処理を実行する(図2S8)。
すなわち、ポインティングデバイス112の右ボタンが押下された状態で、ポインティングデバイス112が上下あるいは左右に操作された場合、パラメータ生成部120は、階調処理の特性を決定するためのウィンドウセンターのパラメータと、ウィンドウ幅のパラメータとを生成する。
そして、これらウィンドウセンターのパラメータとウィンドウ幅のパラメータとにより、階調特性決定部141aが階調特性を決定し、この階調特性に基づいて階調変換処理部141bが処理対象画像に対して階調処理を実行する。ここで、制御部101の制御に基づいて、階調特性決定部141aにより決定された階調特性は、図4右中欄に示すように特性図とパラメータとが表示される。
また、ここで、ポインティングデバイス112の横奥ボタンの操作(図5(b)参照)があれば(図2S7で「横奥」)、制御部101は処理対象画像に対して画像処理として周波数強調処理を実行する(図2S9)。
すなわち、ポインティングデバイス112の横奥ボタンが押下された状態で、ポインティングデバイス112が右に操作された場合(図5(b)参照)、パラメータ生成部120は、周波数強調処理の特性を決定するための周波数特性を、より高周波側で強調処理を実行するように変更したパラメータを生成する。そして、この高周波側で強調処理を実行するように変更したパラメータにより、周波数処理部142が以下に説明するようにして、処理対象画像に対して周波数強調処理を実行する。
なお、制御部101の制御に基づいて、以上のパラメータにより決定された周波数強調処理特性は、図5右下欄に示すように、特性図(図5(a)(1))とパラメータの目安となるバーグラフ(図5(a)(2))とが表示される。
すなわち、このようなポインティングデバイス112の右側への移動操作とそれによって生成されたパラメータによる高周波側での強調処理の実行に伴い、制御部101は、特性図(図5(a)(1))の特性曲線を右側(高周波側(実線側))へシフトさせ、バーグラフ(図5(a)(2))の表示位置も右側(高周波側)へシフトさせる。なお、実際には、制御部101は、ポインティングデバイス112の操作量に応じて、連続的にパラメータや特性曲線やバーグラフの表示位置を変化させる。
また、ポインティングデバイス112の横奥ボタンが押下された状態で、ポインティングデバイス112が左に操作された場合(図6(b)参照)、パラメータ生成部120は、周波数強調処理の特性を決定するための周波数特性を、より低周波側で強調処理を実行するように変更したパラメータを生成する。そして、この低周波側で強調処理を実行するように変更したパラメータにより、周波数処理部142が以下に説明するようにして、処理対象画像に対して周波数強調処理を実行する。
なお、制御部101の制御に基づいて、以上のパラメータにより決定された周波数強調処理特性は、図6右下欄に示すように、特性図(図6(a)(1))とパラメータの目安となるバーグラフ(図6(a)(2))とが表示される。
すなわち、このようなポインティングデバイス112の左側への移動操作とそれによって生成されたパラメータによる低周波側での強調処理の実行に伴い、制御部101は、特性図(図5(a)(1))の特性曲線を左側(高周波側(実線側))へシフトさせ、バーグラフ(図6(a)(2))の表示位置も左側(低周波側)へシフトさせる。なお、実際には、制御部101は、ポインティングデバイス112の操作量に応じて、連続的にパラメータや特性曲線やバーグラフの表示位置を変化させる。
また、ポインティングデバイス112の横奥ボタンが押下された状態で、ポインティングデバイス112が上に操作された場合(図7(b)参照)、パラメータ生成部120は、周波数強調処理の特性を決定するための周波数特性を、より強調度を上げた強調処理を実行するように変更したパラメータを生成する。そして、この強調度を上げた強調処理を実行するように変更したパラメータにより、周波数処理部142が以下に説明するようにして、処理対象画像に対して周波数強調処理を実行する。
なお、制御部101の制御に基づいて、以上のパラメータにより決定された周波数強調処理特性は、図7右下欄に示すように、特性図(図7(a)(1))とパラメータの目安となる強調度の数値(図7(a)(2))とが表示される。
すなわち、このようなポインティングデバイス112の上側への移動操作とそれによって生成されたパラメータによる強調度を上げた強調処理の実行に伴い、制御部101は、特性図(図7(a)(1))の特性曲線を上側(強調度上昇側(実線側))へシフトさせ、強調度の数値(図7(a)(2))も上昇させる(「1.0」→「2.0」)。なお、実際には、制御部101は、ポインティングデバイス112の操作量に応じて、連続的にパラメータや特性曲線や強調度の数値を変化させる。
また、ポインティングデバイス112の横奥ボタンが押下された状態で、ポインティングデバイス112が下に操作された場合(図8(b)参照)、パラメータ生成部120は、周波数強調処理の特性を決定するための周波数特性を、強調度を下げた強調処理を実行するように変更したパラメータを生成する。そして、この強調度を下げた強調処理を実行するように変更したパラメータにより、周波数処理部142が以下に説明するようにして、処理対象画像に対して周波数強調処理を実行する。
なお、制御部101の制御に基づいて、以上のパラメータにより決定された周波数強調処理特性は、図8右下欄に示すように、特性図(図8(a)(1))とパラメータの目安となる強調度の数値(図8(a)(2))とが表示される。
すなわち、このようなポインティングデバイス112の下側への移動操作とそれによって生成されたパラメータによる強調度を下げた強調処理の実行に伴い、制御部101は、特性図(図8(a)(1))の特性曲線を下側(強調度下降側(実線側))へシフトさせ、強調度の数値(図8(a)(2))も減少させる(「1.0」→「0.7」)。なお、実際には、制御部101は、ポインティングデバイス112の操作量に応じて、連続的にパラメータや特性曲線や強調度の数値を変化させる。
以上のようにしてポインティングデバイス112の操作により生成されたパラメータに基づいて実行する周波数強調処理は、以下のようになっている。
まず、非鮮鋭画像作成部142bは、原画像データに対してピラミッドアルゴリズムなどを用いて非鮮鋭画像データを作成する。すなわち、非鮮鋭画像作成部142bからは、周波数特性の異なる複数の周波数帯域の非鮮鋭画像データが得られる。
変換関数定義部142aは、ポインティングデバイス112の操作に応じてパラメータ生成部120で生成されたパラメータに基づいて、変換関数の定義パラメータを決定して、変換処理のための変換関数を定義している。
変換処理部142cは、得られた非鮮鋭画像データに対して、ユーザから指定された周波数特性に基づいて定義された変換関数に基づいて、画像データ変換処理を行なう。この画像データ変換処理としては、公知のあらゆる画像データ変換処理技術を用いることができる。
帯域制限処理部142dは、変換処理部142cで変換処理された非鮮鋭画像データに基づいて、前記原画像データの複数の周波数帯域毎の信号を表す複数の帯域制限画像データを生成する。
高周波成分作成部142eは、帯域制限処理部142dからの複数の帯域制限画像データから、各種処理により高周波成分を抽出して、原画像データの高周波成分信号を生成する。
そして、加算処理部142fは、高周波成分作成部142eで作成された高周波成分信号を所定の割合で原画像データに加算することにより、所望の周波数特性により処理がなされた状態の処理済画像データを得る。
このように、周波数特性を操作入力部110のポインティングデバイス112から指定して、その周波数特性に基づいて変換処理の際の変換関数を定義しているので、ユーザが望んでいる状態の処理済画像を簡単な操作によって得ることが可能になる。
このように、ポインティングデバイス112の操作で周波数特性を指定することにより、設定に必要な様々なパラメータをユーザが意識する必要がなくなり、所望の周波数特性のみを指定すればよく、処理の簡略化が図れる。この場合、ポインティングデバイス112の操作に基づいてパラメータ生成部120で生成されるパラメータ、ならびに、そのパラメータから作成される周波数特性は、予め定められた範囲内で連続的に変化させる状態とすることが望ましい。
すなわち、ポインティングデバイス112を移動させるのに伴って、周波数特性も連続的に変化して指定されるように構成しておく。このように、予め定められた範囲内で連続的に変化させた状態で周波数特性を指定して、その周波数特性に基づいて変換関数を定義しているので、ユーザが望んでいる状態の処理済画像を、周波数強調の効果が有効な範囲内において簡単な操作によって得ることが可能になる。
また、ここで、ポインティングデバイス112の横手前ボタンの操作があれば(図2S7で「横手前」)、制御部101は処理対象画像に対して画像処理としてノイズ抑制処理を実行する(図2S10)。
そして、以上の処理について、オペレータが処理を続行する場合(図2S11でN)には、左ボタンの操作に応じて(図2S12)、上述した画像処理を繰り返して実行する(図2S5〜S11)。
なお、以上のフローチャートや画面表示例には示されていないが、イコライゼーション処理について割り当てられたボタンがポインティングデバイス112に存在する場合、制御部101の指示により、画像処理部140は、そのような操作に応じてイコライゼーション処理についても実行する。この場合、ポインティングデバイス112を移動させるに伴って、周波数処理としてのイコライゼーション処理の特性を決定するための、周波数特性の指定のパラメータと、補正係数(周波数成分の調整量)の指定のパラメータをパラメータ生成部120が生成する。このように、イコライゼーション処理の特性を操作入力部110のポインティングデバイス112から指定して、その特性に基づいて周波数調整としてのイコライゼーション処理を実行することで、ユーザが望んでいる状態の処理済画像を簡単な操作によって得ることが可能になる。
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、ポインティングデバイス112を使用して周波数処理のパラメータを連続的に変化させることができ、ポインティングデバイス112を使用してインタラクティブな画像処理を行って所望の状態に画像処理された医用画像を得ることが可能になる。
また、以上のような本発明の実施形態によれば、ポインティングデバイス112を使用して階調処理と周波数処理とのパラメータを連続的に変化させることができ、周波数処理についてプルダウンメニュー等の独立した操作は必要なくなり、階調処理と周波数処理とを相互に連携させることが可能になり、ポインティングデバイス112を使用してインタラクティブな画像処理を行って所望の状態に画像処理された医用画像を得ることが可能になる。
また、以上のような本発明の実施形態によれば、ポインティングデバイス112を使用して周波数強調処理のパラメータを連続的に変化させることができ、周波数強調処理についてプルダウンメニュー等の独立した操作は必要なくなり、ポインティングデバイス112を使用してインタラクティブな画像処理を行って所望の状態に画像処理された医用画像を得ることが可能になる。
また、以上のように、ポインティングデバイス112の左ボタンで領域を指定し、その領域について横奥ボタンで周波数強調処理を指定し、ポインティングデバイス112の上下左右の移動操作で周波数強調処理の特性を変更できるようにしているため、画像内で部分的に強調したい周波数特性や強調度が異なる場合でも、容易に領域毎に特性などを変更
たとえば、胸部放射線画像のように、末梢血管については高周波側で弱く強調をかけたい要望があり、肺門付近では低周波側で強く強調度かけたいという、部分的に異なる特性の周波数強調処理についても、容易に実現が可能になる。
なお、複数の領域についてそれぞれ別個に選択されて画像処理がなされる場合には、その時点で選択されている、あるいは、その時点でアクティブになっている領域について、図5〜図8の特性曲線やバーグラフや強調度数値が表示される。
また、以上のような本発明の実施形態によれば、ポインティングデバイス112を使用してノイズ抑制処理のパラメータを連続的に変化させることができ、ノイズ抑制処理についてプルダウンメニュー等の独立した操作は必要なくなり、ポインティングデバイス112を使用してインタラクティブな画像処理を行って所望の状態に画像処理された医用画像を得ることが可能になる。
また、このノイズ抑制処理を周波数強調処理と共にポインティングデバイス112で実行できるようにしたことで、周波数強調処理は実行したいが、ノイズは抑えたい、というような場合にも、周波数強調処理とノイズ抑制処理とのバランスを容易にとれるようになる。
たとえば、胸部放射線画像のように、肺野内では画像の粒状性が十分良いため周波数強調処理を実行しても粒状性があまり悪化することはないが、横隔膜下などの低濃度部では周波数強調処理処理により画像の粒状性が悪化するためノイズを抑えたい状況になる。このような部分的に画質が異なる場合であっても、オペレータはポインティングデバイス112のボタン押下と上下左右の動かし方で所望の特性の画像処理を容易に実行できるようになる。
また、以上のような本発明の実施形態によれば、ポインティングデバイス112を使用してイコライゼーション処理のパラメータを連続的に変化させることができ、イコライゼーション処理についてプルダウンメニュー等の独立した操作は必要なくなり、ポインティングデバイス112を使用してインタラクティブな画像処理を行って所望の状態に画像処理された医用画像を得ることが可能になる。
なお、ポインティングデバイス112を使用したパラメータの指定以外に、従来同様に、数値入力や、特性曲線を変更することによる周波数特性の決定も可能であり、本実施形態の操作に対して各種の操作を併用することも可能である。
また、本実施形態のポインティングデバイス112を使用したパラメータの指定や変更は、予め定められたプリセット値からの変更、あるいは、直前まで使用されていた値からの変更とすることが可能である。
本発明の実施するための最良の形態の全体構成を機能的に示すブロック図である。 本発明の実施するための最良の形態の全体処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施するための最良の形態における処理の様子を示す説明図である。 本発明の実施するための最良の形態における表示の様子を示す説明図である。 本発明の実施するための最良の形態における表示の様子を示す説明図である。 本発明の実施するための最良の形態における表示の様子を示す説明図である。 本発明の実施するための最良の形態における表示の様子を示す説明図である。 本発明の実施するための最良の形態における表示の様子を示す説明図である。
符号の説明
101 制御部
110 操作入力部
112 ポインティングデバイス
120 パラメータ生成部
130 画像メモリ
140 画像処理部
150 表示部

Claims (9)

  1. 被写体を撮影することにより生成された医用画像データに画像処理を施す医用画像処理方法であって、
    画像処理実行中の医用画像データを表示画面に画像表示し、
    ポインティングデバイスに設けられたボタンの押下を検出すると共に、画像上に表示されているポインタを移動させるためのポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とを検出し、
    所定のボタンの押下が検出された場合に、該ボタンの押下中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて前記画像データに画像処理として周波数処理を施す、
    ことを特徴とする医用画像処理方法。
  2. 被写体を撮影することにより生成された医用画像データに画像処理を施す医用画像処理方法であって、
    画像処理実行中の医用画像データを表示画面に画像表示し、
    ポインティングデバイスに設けられたボタンの押下を検出すると共に、画像上に表示されているポインタを移動させるためのポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とを検出し、
    所定のボタンの押下が検出された場合に、該ボタンの押下中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて前記画像データに画像処理として階調処理を施し、
    他の所定のボタンの押下が検出された場合に、該ボタンの押下中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて前記画像データに画像処理として周波数処理を施す、
    ことを特徴とする医用画像処理方法。
  3. 被写体を撮影することにより生成された医用画像データに画像処理を施す医用画像処理装置であって、
    画像処理実行中の医用画像データを表示画面に画像表示する画像表示手段と、
    ポインティングデバイスに設けられたボタンの押下を検出すると共に、画像上に表示されているポインタを移動させるためのポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とを検出する操作入力部と、
    所定のボタンの押下が検出された場合に、該ボタンの押下中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて前記画像データに画像処理として周波数処理を施す画像処理部と、
    を有することを特徴とする医用画像処理装置。
  4. 被写体を撮影することにより生成された医用画像データに画像処理を施す医用画像処理装置であって、
    画像処理実行中の医用画像データを表示画面に画像表示する画像表示手段と、
    ポインティングデバイスに設けられたボタンの押下を検出すると共に、画像上に表示されているポインタを移動させるためのポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とを検出する操作入力部と、
    所定のボタンの押下が検出された場合に、該ボタンの押下中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて前記画像データに画像処理として階調処理を施し、他の所定のボタンの押下が検出された場合に、該ボタンの押下中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて前記画像データに画像処理として周波数処理を施す画像処理部と、
    を有することを特徴とする医用画像処理装置。
  5. 前記画像処理部における周波数処理は周波数強調処理であり、
    前記複数のパラメータは、周波数特性の指定と強調度の指定である、
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の医用画像処理装置。
  6. 前記画像処理部における周波数処理はノイズ抑制処理であり、
    前記複数のパラメータは、周波数特性の指定と抑制度の指定である、
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の医用画像処理装置。
  7. 前記画像処理部は、更に他の所定のボタンの押下が検出された場合に、該ボタンの押下中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータとして周波数特性と補正係数とに基づいて、前記画像データに画像処理としてイコライゼーション処理を施す、
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の医用画像処理装置。
  8. 被写体を撮影することにより生成された医用画像データに画像処理を施す医用画像処理プログラムであって、
    画像処理実行中の医用画像データを表示画面に画像表示する画像表示ルーチンと、
    ポインティングデバイスに設けられたボタンの押下を検出すると共に、画像上に表示されているポインタを移動させるためのポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とを検出する操作入力検出ルーチンと、
    所定のボタンの押下が検出された場合に、該ボタンの押下中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて前記画像データに画像処理として周波数処理を施す画像処理ルーチンと、
    を有することを特徴とする医用画像処理プログラム。
  9. 被写体を撮影することにより生成された医用画像データに画像処理を施す医用画像処理プログラムであって、
    画像処理実行中の医用画像データを表示画面に画像表示する画像表示ルーチンと、
    ポインティングデバイスに設けられたボタンの押下を検出すると共に、画像上に表示されているポインタを移動させるためのポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とを検出する操作入力検出ルーチンと、
    所定のボタンの押下が検出された場合に、該ボタンの押下中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて前記画像データに画像処理として周波数処理を施し、他の所定のボタンの押下が検出された場合に、該ボタンの押下中に検出されたポインティングデバイスの水平方向移動量と垂直方向移動量とに応じた複数のパラメータに基づいて前記画像データに画像処理として周波数処理を施す画像処理ルーチンと、
    を有することを特徴とする医用画像処理プログラム。
JP2004270808A 2004-09-17 2004-09-17 医用画像処理方法及び医用画像処理装置並びに医用画像処理プログラム Pending JP2006081782A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004270808A JP2006081782A (ja) 2004-09-17 2004-09-17 医用画像処理方法及び医用画像処理装置並びに医用画像処理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004270808A JP2006081782A (ja) 2004-09-17 2004-09-17 医用画像処理方法及び医用画像処理装置並びに医用画像処理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006081782A true JP2006081782A (ja) 2006-03-30
JP2006081782A5 JP2006081782A5 (ja) 2007-05-31

Family

ID=36160735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004270808A Pending JP2006081782A (ja) 2004-09-17 2004-09-17 医用画像処理方法及び医用画像処理装置並びに医用画像処理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006081782A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011177200A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Hitachi Medical Corp 医用画像処理装置
JP2018166847A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 コニカミノルタ株式会社 画像処理装置及び放射線画像撮影システム
JP2021065757A (ja) * 2021-02-04 2021-04-30 コニカミノルタ株式会社 画像処理装置、放射線画像撮影システム及び制御プログラム

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08263634A (ja) * 1995-03-27 1996-10-11 Fuji Photo Film Co Ltd 画像処理方法および装置
JP2002372972A (ja) * 2001-06-18 2002-12-26 Casio Comput Co Ltd パラメータ制御装置およびパラメータ制御方法
JP2003114677A (ja) * 2001-07-30 2003-04-18 Sony Corp 情報処理装置及び情報処理方法、並びに記憶媒体
JP2003114678A (ja) * 2001-07-30 2003-04-18 Sony Corp 情報処理装置及び情報処理方法、並びに記憶媒体
JP2003275196A (ja) * 2002-03-26 2003-09-30 Konica Corp 医用画像処理方法および医用画像処理装置
JP2003290150A (ja) * 2002-03-29 2003-10-14 Fujitsu Ltd 読影支援装置および読影支援プログラム
JP2004086802A (ja) * 2002-08-29 2004-03-18 Konica Minolta Holdings Inc 画像処理方法および画像処理装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08263634A (ja) * 1995-03-27 1996-10-11 Fuji Photo Film Co Ltd 画像処理方法および装置
JP2002372972A (ja) * 2001-06-18 2002-12-26 Casio Comput Co Ltd パラメータ制御装置およびパラメータ制御方法
JP2003114677A (ja) * 2001-07-30 2003-04-18 Sony Corp 情報処理装置及び情報処理方法、並びに記憶媒体
JP2003114678A (ja) * 2001-07-30 2003-04-18 Sony Corp 情報処理装置及び情報処理方法、並びに記憶媒体
JP2003275196A (ja) * 2002-03-26 2003-09-30 Konica Corp 医用画像処理方法および医用画像処理装置
JP2003290150A (ja) * 2002-03-29 2003-10-14 Fujitsu Ltd 読影支援装置および読影支援プログラム
JP2004086802A (ja) * 2002-08-29 2004-03-18 Konica Minolta Holdings Inc 画像処理方法および画像処理装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011177200A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Hitachi Medical Corp 医用画像処理装置
JP2018166847A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 コニカミノルタ株式会社 画像処理装置及び放射線画像撮影システム
JP2021065757A (ja) * 2021-02-04 2021-04-30 コニカミノルタ株式会社 画像処理装置、放射線画像撮影システム及び制御プログラム
JP7226463B2 (ja) 2021-02-04 2023-02-21 コニカミノルタ株式会社 画像処理装置、放射線画像撮影システム及び制御プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5241316B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP4479315B2 (ja) 画像処理方法および画像処理装置ならびに画像処理プログラム
US10282829B2 (en) Image processing apparatus for processing x-ray image, radiation imaging system, image processing method, and storage medium
JP4844560B2 (ja) 画像処理方法および画像処理装置
JP2005252711A (ja) デジタルスチルカメラを用いた撮影システム、及び撮影制御方法
JP6502509B2 (ja) 画像処理装置、放射線画像撮影システム、画像処理方法、及び画像処理プログラム
US20160350910A1 (en) X-ray apparatus and control method for the same
US20170116730A1 (en) Medical image processing device and program
US20140219421A1 (en) X-ray imaging apparatus and method for outputting x-ray images
JP2009070074A (ja) 画像処理装置および画像処理プログラム
JP6678541B2 (ja) 画像処理装置、方法およびプログラム
JP2005109790A (ja) 医用画像処理装置
US8374417B2 (en) Image processing method and radiographic apparatus using the same
US20130308841A1 (en) Method and apparatus for image processing
JP2006081782A (ja) 医用画像処理方法及び医用画像処理装置並びに医用画像処理プログラム
WO2015174206A1 (ja) 画像診断装置及び階調情報設定方法
US8121372B2 (en) Method for reducing image noise in the context of capturing an image using two different radiation spectra
JPH06292008A (ja) 放射線画像のダイナミックレンジ圧縮処理装置
US20110305382A1 (en) Image processing method and radiographic apparatus using the same
JPWO2007066506A1 (ja) 画像処理方法、画像処理装置及び画像処理プログラム
JP2006527612A (ja) X線画像の画像処理方法および画像処理ユニット
JP2004358245A (ja) ディジタルx線像の画像処理方法及び装置
JP2001148787A (ja) 画像処理装置
JP2001178686A (ja) 画像表示方法および画像生成装置
CN111510697B (zh) 图像处理设备、图像处理方法和存储介质

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070406

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070406

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100330

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100810