JP2003114678A - 情報処理装置及び情報処理方法、並びに記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置及び情報処理方法、並びに記憶媒体

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JP2003114678A
JP2003114678A JP2001279014A JP2001279014A JP2003114678A JP 2003114678 A JP2003114678 A JP 2003114678A JP 2001279014 A JP2001279014 A JP 2001279014A JP 2001279014 A JP2001279014 A JP 2001279014A JP 2003114678 A JP2003114678 A JP 2003114678A
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parameter
input device
parameter operation
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Application number
JP2001279014A
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English (en)
Inventor
Yohei Nakada
陽平 中田
Keisuke Inoue
圭介 井上
Junichiro Sakata
純一郎 坂田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キーボードとマウスというPCの標準的なユ
ーザ入力環境下で、即時性が求められる複数種のアナロ
グ・パラメータをダイナミックに入力する。 【解決手段】 パラメータ操作平面上では、指示ポイン
タの出現位置が、アナログ的なパラメータ値と2次元的
に相対させて表示される。所定キーの押下操作により、
指示ポインタが出現するとともに、表示中はマウスやト
ラックポイントで指示ポインタを移動させることがで
き、その2次元的な座標位置を基にパラメータが決定す
る。パラメータの性質によっては、指示ポインタの座標
位置に対して複数のアナログ要素を結び付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キーボードやマウ
スあるいはその他のユーザ入力装置を用いて対話的な操
作を行う情報処理装置及び情報処理方法、並びに記憶媒
体に係り、特に、即時性が求められる操作を、ユーザ入
力装置からの入力操作に応答して即時に操作を反映させ
る情報処理装置及び情報処理方法、並びに記憶媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】昨今の半導体技術や情報技術の進歩に伴
い、パーソナル・コンピュータ(PC)やワークステー
ション(WS)と呼ばれる比較的安価で且つ高性能な計
算機システムが広範に普及してきている。この種の計算
機システム上では、一般に、オペレーティング・システ
ム(OS)が提供する実行環境下で、各種のアプリケー
ションを起動することができる。
【0003】計算機システム上で使用されるアプリケー
ションの種類は、ワープロ、表計算、データベース、通
信、グラフィックスなど多岐にわたる。例えば、演算能
力や描画機能が強化された計算機システム上では、2D
や3Dなどのリアリティの高いグラフィックスを比較的
容易に作成し、描画したり、さらに画像変形処理を行っ
たりすることができる。あるいは、計算機システム上で
複数の音素材を合成出力したり、音素材に対してさらに
音響効果(エフェクト)を合成したり、音素材を時系列
的に配列したりして音響コンテンツを編集することがで
きる。また、編集した音響コンテンツを再生して楽しむ
ことができる。さらに、編集された音響コンテンツを再
生する際、曲調に合わせた画像(動画像及び静止画を含
む)を表示したりして、視聴効果をさらに高めることが
できる。
【0004】ここで、パーソナル・コンピュータ(P
C)などの一般的な計算機システム上で音響コンテンツ
を編集したり再生する場合について考察してみる。
【0005】音響コンテンツは、「サウンド・パター
ン」や、パーカッションや掛け声などの「ワンショッ
ト」などの音片と、これら音片に対してディレイやエコ
ーその他の音響効果を与える「エフェクト」などの複数
の演奏レイヤで構成される。そして、各演奏レイヤの音
素材を時系列的に配列したり同時に再生して合成した
り、さらに合成したものを時系列的に配列することによ
って、さらに新しい音響コンテンツが構成される。
【0006】例えばDJ(ディスク・ジョッキー)再生
機などの専用のハードウェア装置で音響コンテンツを編
集する場合、音片やエフェクトなどの各パラメータ毎
に、ボリューム・ラベルのようなアナログ的なユーザ・
インターフェースが用意されているので、操作性に優れ
ている。また、音響コンテンツの演奏・再生中にも、オ
ペレータすなわちDJはアナログ・スイッチを操作する
ことによってリアルタイムで演奏内容を修正・変更する
ことができる。
【0007】これに対し、パーソナル・コンピュータで
音響コンテンツを編集する場合、マウスやキーボードな
どの伝統的なユーザ・インターフェースを基調としたユ
ーザ操作になってしまう。この種のユーザ・インターフ
ェースは、デジタル的なものであり、複数の音片などか
らなる音響コンテンツの操作には必ずしも向いていな
い。また、曲を演奏・再生している最中に、音片やエフ
ェクトを修正・変更したい場合には、まずGUI(Grap
hical User Interface)画面上で対応するオブジェクト
をマウス・カーソルで捕まえてからでないと操作できな
いので、操作上のリアルタイム性に欠ける。
【0008】また、ある音響コンテンツに対して複数の
エフェクトを同時に適用するような場合、それぞれのエ
フェクト・パターンに対して逐一オン/オフのスイッチ
を用意したり、演奏中に各エフェクト・パターンのパラ
メータを、マウス・カーソルを用いてドラッグすること
によって変更しなければならない。この種のGUI操作
は、パラメータの微調整には向いている一方、コンテン
ツ操作のリアルタイム性には乏しいと言わざるを得な
い。
【0009】キーボードとマウスというパーソナル・コ
ンピュータの標準的なユーザ入力環境下で、複数種のア
ナログ・パラメータを利用しようとした場合、スタティ
ックなものでよければ数値をキーボードから直接入力す
ることができ、ダイナミックなものであればポインティ
ング・デバイスでパラメータにあるカーソルをドラッグ
するような入力形態が一般的である。しかしながら、映
像系や音楽系のアプリケーションのように即時性が求め
られる場合には、複数のパラメータを同時に扱うのに適
しているとは言い難い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、即時
性が求められる操作を、キーボードやマウスなどのユー
ザ入力装置からの入力操作に応答して即時に操作を反映
させることができる、優れた情報処理装置及び情報処理
方法、並びに記憶媒体を提供することにある。
【0011】本発明の更なる目的は、キーボードとマウ
スというパーソナル・コンピュータの標準的なユーザ入
力環境下で、即時性が求められる複数種のアナログ・パ
ラメータをダイナミックに入力することができる、優れ
た情報処理装置及び情報処理方法、並びに記憶媒体を提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、上記
課題を参酌してなされたものであり、その第1の側面
は、ユーザ入力に応じてパラメータ値を変更して所定の
処理を実行する情報処理装置であって、モード切替に割
り当てられた第1のユーザ入力装置と、パラメータ操作
に割り当てられた第2のユーザ入力装置と、パラメータ
を操作するためのパラメータ操作平面と、前記パラメー
タ操作平面上の水平軸又は垂直軸にそれぞれパラメータ
を割り当てるパラメータ割り当て手段と、前記第1のユ
ーザ入力装置に対するユーザ入力操作に応答して、前記
第2のユーザ入力装置を前記パラメータ操作平面上でパ
ラメータ操作するためのパラメータ操作モードに遷移さ
せる制御手段とを備え、前記パラメータ操作モード下で
は、前記パラメータ操作平面上で、前記第2のユーザ入
力装置からのユーザ入力に従って水平軸又は垂直軸にそ
れぞれ割り当てられたパラメータ値を変更する、ことを
特徴とする情報処理装置である。パラメータの割り当て
は、操作平面上で、水平軸又は垂直軸のどちらに割り当
てることも可能である。
【0013】また、本発明の第2の側面は、ユーザ入力
に応じて複数のパラメータ値を変更して所定の処理を実
行する情報処理装置であって、モード切替に割り当てら
れた第1のユーザ入力装置と、パラメータ操作に割り当
てられた第2のユーザ入力装置と、2以上のパラメータ
を同時に操作するためのパラメータ操作平面と、前記パ
ラメータ操作平面上の水平軸及び垂直軸にそれぞれパラ
メータを割り当てるパラメータ割り当て手段と、前記第
1のユーザ入力装置に対するユーザ入力操作に応答し
て、前記第2のユーザ入力装置を前記パラメータ操作平
面上でパラメータ操作するためのパラメータ操作モード
に遷移させる制御手段とを備え、前記パラメータ操作モ
ード下では、前記パラメータ操作平面上で、前記第2の
ユーザ入力装置からのユーザ入力に従って水平軸及び垂
直軸にそれぞれ割り当てられたパラメータ値を変更す
る、ことを特徴とする情報処理装置である。
【0014】また、本発明の第3の側面は、モード切替
に割り当てることができる第1のユーザ入力装置と、パ
ラメータ操作に割り当てることができる第2のユーザ入
力装置とを用いたユーザ入力に応じて所定の処理を実行
する情報処理方法であって、パラメータ操作平面上の水
平軸又は垂直軸にそれぞれパラメータを割り当てるパラ
メータ割り当てステップと、前記第1のユーザ入力装置
に対するユーザ入力操作に応答して、前記第2のユーザ
入力装置を前記パラメータ操作平面上でパラメータ操作
するためのパラメータ操作モードに遷移させる制御ステ
ップとを備え、前記パラメータ操作モード下では、前記
パラメータ操作平面上で、前記第2のユーザ入力装置か
らのユーザ入力に従って水平軸又は垂直軸にそれぞれ割
り当てられたパラメータ値を変更する、ことを特徴とす
る情報処理方法である。パラメータの割り当ては、操作
平面上で、水平軸又は垂直軸のどちらに割り当てること
も可能である。
【0015】また、本発明の第4の側面は、モード切替
に割り当てることができる第1のユーザ入力装置と、パ
ラメータ操作に割り当てることができる第2のユーザ入
力装置とを用いたユーザ入力に応じて所定の処理を実行
する情報処理方法であって、2以上のパラメータを同時
に操作するためのパラメータ操作平面上の水平軸及び垂
直軸にそれぞれパラメータを割り当てるパラメータ割り
当てステップと、前記第1のユーザ入力装置に対するユ
ーザ入力操作に応答して、前記第2のユーザ入力装置を
前記パラメータ操作平面上でパラメータ操作するための
パラメータ操作モードに遷移させる制御ステップとを備
え、前記パラメータ操作モード下では、前記パラメータ
操作平面上で、前記第2のユーザ入力装置からのユーザ
入力に従って水平軸及び垂直軸にそれぞれ割り当てられ
たパラメータ値を変更する、ことを特徴とする情報処理
方法である。
【0016】ここで、前記第1のユーザ入力装置は例え
ばキーボード又はキーボード上の所定のキーを持つ入力
装置であり、また、前記第2のユーザ入力装置はマウス
又はトラックパッドなどの座標指示装置である。複数の
キーを有する入力装置及び座標指示装置などのユーザ入
力装置には、例えば、キーボードのような押下キーを複
数備えたデバイスや、マウスやトラックパッド、トラッ
クポイントのような座標指示機能を備えたデバイス、さ
らには、押下ボタンやジョイスティックなど多様な入力
手段を備えたゲーム用コントローラなどが含まれる。
【0017】また、前記パラメータ操作平面を画面表示
するパラメータ操作平面表示手段又はステップをさらに
備え、前記パラメータ操作平面上では現在のパラメータ
値に対応する位置に指示ポイントを表示している。すな
わち、パラメータ操作平面上では、指示ポインタの出現
位置が、アナログ的なパラメータ値と2次元的に相対さ
せて表示される。
【0018】所定キーの押下操作により、指示ポインタ
が出現するとともに、表示中はマウスやトラックポイン
トで指示ポインタを移動させることができ、その2次元
的な座標位置を基にパラメータが決定する。パラメータ
の性質によっては、指示ポインタの座標位置に対して複
数のアナログ要素を結び付けることができる。
【0019】前記パラメータ操作モードに遷移したとき
に、該座標指示装置における座標指示位置を前記パラメ
ータ操作平面上での各パラメータ値に対応する位置にプ
リセットする。すなわち、パラメータ操作モードに遷移
すると同時にマウス・カーソルは指示ポイントの位置に
セットされるので、ユーザはパラメータ操作のために画
面上で指示ポイントの場所を探したりマウス・カーソル
を移動させる手間を省くことができ、瞬時にパラメータ
操作を行うことができる。
【0020】また、前記パラメータ操作平面上での該座
標指示装置による指示位置の移動方向に対して所定の機
能を割り当てるようにしてもよい。例えば、所定のキー
を押してから[X−,Y+]方向へ指示ポイントを移動
させた場合や、以前の[X+,Y−]方向への入力から
[X−,Y+]方向へ切り替えた場合に、特定のコンテ
ンツ再生処理を開始するようにしてもよい。
【0021】また、前記パラメータ操作平面上での該座
標指示装置による指示位置の移動速度に応じた実行速度
で処理を行うようにしてもよい。例えば、座標指示装置
によるカーソル移動速度に応じたコンテンツ再生速度を
設定するようにしてもよい。
【0022】また、前記第1のユーザ入力装置に対する
ユーザ入力操作の解除に応答して、前記第2のユーザ入
力装置を前記パラメータ操作モードから通常のユーザ入
力モードに復帰させるようにしてもよい。
【0023】前記第1のユーザ入力装置に対するユーザ
入力操作の解除に応答して、その時点でのパラメータ値
をクリアし、再度前記第1のユーザ入力装置に対するユ
ーザ入力操作が行われたことに応答して、先に設定され
たパラメータ値を有効化するようにしてもよい。
【0024】また、前記第2のユーザ入力装置を前記パ
ラメータ操作モードから通常のユーザ入力モードに復帰
させる際に、パラメータ操作モード下で変更したパラメ
ータ値を元に戻すようにしてもよい。このような場合、
ユーザは、パラメータ操作モードに入る度に、いつも同
じパラメータ値で操作を開始することができる。
【0025】あるいは、前記第2のユーザ入力装置を前
記パラメータ操作モードから通常のユーザ入力モードに
復帰させる際に、パラメータ操作モード下で変更したパ
ラメータ値を保存するようにしてもよい。このような場
合、ユーザは、次にパラメータ操作モードに入るときに
は、以前の状態を継承してパラメータ操作を行うことが
できる。
【0026】また、本発明の第5の側面は、モード切替
に割り当てることができる第1のユーザ入力装置と、パ
ラメータ操作に割り当てることができる第2のユーザ入
力装置とを用いたユーザ入力に応じた所定の処理をコン
ピュータ・システム上で実行するように記述されたコン
ピュータ・ソフトウェアをコンピュータ可読形式で物理
的に格納した記憶媒体であって、前記コンピュータ・ソ
フトウェアは、パラメータ操作平面上の水平軸又は垂直
軸にそれぞれパラメータを割り当てるパラメータ割り当
てステップと、前記第1のユーザ入力装置に対するユー
ザ入力操作に応答して、前記第2のユーザ入力装置を前
記パラメータ操作平面上でパラメータ操作するためのパ
ラメータ操作モードに遷移させる制御ステップとを備
え、前記パラメータ操作モード下では、前記パラメータ
操作平面上で、前記第2のユーザ入力装置からのユーザ
入力に従って水平軸又は垂直軸にそれぞれ割り当てられ
たパラメータ値を変更する、ことを特徴とする記憶媒体
である。
【0027】また、本発明の第6の側面は、モード切替
に割り当てることができる第1のユーザ入力装置と、パ
ラメータ操作に割り当てることができる第2のユーザ入
力装置とを用いたユーザ入力に応じた所定の処理をコン
ピュータ・システム上で実行するように記述されたコン
ピュータ・ソフトウェアをコンピュータ可読形式で物理
的に格納した記憶媒体であって、前記コンピュータ・ソ
フトウェアは、2以上のパラメータを同時に操作するた
めのパラメータ操作平面上の水平軸及び垂直軸にそれぞ
れパラメータを割り当てるパラメータ割り当てステップ
と、前記第1のユーザ入力装置に対するユーザ入力操作
に応答して、前記第2のユーザ入力装置を前記パラメー
タ操作平面上でパラメータ操作するためのパラメータ操
作モードに遷移させる制御ステップとを備え、前記パラ
メータ操作モード下では、前記パラメータ操作平面上
で、前記第2のユーザ入力装置からのユーザ入力に従っ
て水平軸及び垂直軸にそれぞれ割り当てられたパラメー
タ値を変更する、ことを特徴とする記憶媒体である。
【0028】本発明の第5及び第6の各側面に係る記憶
媒体は、例えば、様々なプログラム・コードを実行可能
な汎用コンピュータ・システムに対して、コンピュータ
・ソフトウェアをコンピュータ可読な形式で提供する媒
体である。このような媒体は、例えば、CD(Compact
Disc)やFD(Floppy Disk)、MO(Magneto-Optical
disc)などの着脱自在で可搬性の記憶媒体である。ある
いは、ネットワーク(ネットワークは無線、有線の区別
を問わない)などの伝送媒体などを経由してコンピュー
タ・ソフトウェアを特定のコンピュータ・システムに提
供することも技術的に可能である。
【0029】このような記憶媒体は、コンピュータ・シ
ステム上で所定のコンピュータ・ソフトウェアの機能を
実現するための、コンピュータ・ソフトウェアと記憶媒
体との構造上又は機能上の協働的関係を定義したもので
ある。換言すれば、本発明の第5及び6の各側面に係る
記憶媒体を介して所定のコンピュータ・ソフトウェアを
コンピュータ・システムにインストールすることによっ
て、コンピュータ・システム上では協働的作用が発揮さ
れ、本発明の第1及び第3の各側面に係る情報処理装置
及び情報処理方法、又は、本発明の第2及び第4の各側
面に係る情報処理装置及び情報処理方法と同様の作用効
果を得ることができる。
【0030】また、本発明の第7の側面は、モード切替
に割り当てることができる第1のユーザ入力装置と、パ
ラメータ操作に割り当てることができる第2のユーザ入
力装置とを用いたユーザ入力に応じた所定の処理をコン
ピュータ・システム上で実行するように記述されたコン
ピュータ・プログラムであって、パラメータ操作平面上
の水平軸又は垂直軸にそれぞれパラメータを割り当てる
パラメータ割り当てステップと、前記第1のユーザ入力
装置に対するユーザ入力操作に応答して、前記第2のユ
ーザ入力装置を前記パラメータ操作平面上でパラメータ
操作するためのパラメータ操作モードに遷移させる制御
ステップとを備え、前記パラメータ操作モード下では、
前記パラメータ操作平面上で、前記第2のユーザ入力装
置からのユーザ入力に従って水平軸又は垂直軸にそれぞ
れ割り当てられたパラメータ値を変更する、ことを特徴
とするコンピュータ・プログラムである。
【0031】また、本発明の第8の側面は、モード切替
に割り当てることができる第1のユーザ入力装置と、パ
ラメータ操作に割り当てることができる第2のユーザ入
力装置とを用いたユーザ入力に応じた所定の処理をコン
ピュータ・システム上で実行するように記述されたコン
ピュータ・プログラムであって、2以上のパラメータを
同時に操作するためのパラメータ操作平面上の水平軸及
び垂直軸にそれぞれパラメータを割り当てるパラメータ
割り当てステップと、前記第1のユーザ入力装置に対す
るユーザ入力操作に応答して、前記第2のユーザ入力装
置を前記パラメータ操作平面上でパラメータ操作するた
めのパラメータ操作モードに遷移させる制御ステップと
を備え、前記パラメータ操作モード下では、前記パラメ
ータ操作平面上で、前記第2のユーザ入力装置からのユ
ーザ入力に従って水平軸及び垂直軸にそれぞれ割り当て
られたパラメータ値を変更する、ことを特徴とするコン
ピュータ・プログラムである。
【0032】本発明の第7及び第8の各側面に係るコン
ピュータ・プログラムは、コンピュータ・システム上で
所定の処理を実現するようにコンピュータ可読形式で記
述されたコンピュータ・プログラムを定義したものであ
る。換言すれば、本発明の第7及び第8の各側面に係る
コンピュータ・プログラムをコンピュータ・システムに
インストールすることによって、コンピュータ・システ
ム上では協働的作用が発揮され、本発明の第1及び第3
の各側面に係る情報処理装置及び情報処理方法、又は、
本発明の第2及び第4の各側面に係る情報処理装置及び
情報処理方法と同様の作用効果を得ることができる。
【0033】本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明は、パーソナル・コンピュ
ータ(PC)のような一般的な計算機システム上で、キ
ーボードやマウス(あるいはタッチパッド)のようなユ
ーザ入力装置を用いて、ユーザ入力をリアルタイムで取
り込むことにより、複数のコンテンツを合成したり時系
列的に配列したりして音響やその他のコンテンツを対話
的に編集したり再生して楽しむことができるようにする
ものである。以下、図面を参照しながら、本発明の実施
形態について説明する。
【0035】図1には、本発明を適用して、対話的且つ
リアルタイム性に優れたコンテンツの編集並びに再生処
理を行うことができる計算機システム100のハードウ
ェア構成を模式的に示している。以下、同図を参照しな
がら、各構成モジュールについて説明する。
【0036】システム100のメイン・コントローラで
あるCPU(Central Processing Unit)101は、オ
ペレーティング・システム(OS)の制御下で、各種の
アプリケーションを実行する。CPU101は、例え
ば、「サウンド・パターン」や、パーカッションや掛け
声などの「ワンショット」などの音片と、これら音片に
対してディレイやエコーその他の音響効果を与える「エ
フェクト」などからなる音響コンテンツを編集並びに再
生処理する音響コンテンツ処理ソフトウェアを実行する
ことができる。図示の通り、CPU101は、バス10
8によって他の機器類(後述)と相互接続されている。
【0037】メモリ102は、CPU101において実
行されるプログラム・コードを格納したり、実行中の作
業データを一時保管するために使用される記憶装置であ
る。同図に示すメモリ102は、不揮発性及び揮発性メ
モリ双方を含むものと理解されたい。
【0038】ディスプレイ・コントローラ103は、C
PU101が発行する描画命令を実際に処理するための
専用コントローラである。ディスプレイ・コントローラ
103において処理された描画データは、例えばフレー
ム・バッファ(図示しない)に一旦書き込まれた後、デ
ィスプレイ111によって画面出力される。
【0039】入力機器インターフェース104は、キー
ボード112やマウス113などのユーザ入力機器を計
算機システム100に接続するための装置である。勿
論、システム100は、トラックパッドやトラックポイ
ントのような他の形態の座標指示装置を装備していても
よい。この種の座標指示装置は、所定の操作平面上で座
標を入力するために使用される。
【0040】キーボード112やマウス113に対して
キー押下やドラッグなどのユーザ操作が印加されると、
入力機器インターフェース104はCPU101に対し
て割込み要求(IRQ)を発行する。CPU101側で
は割込み要求に対応する割込みハンドラを実行すること
によって、キー入力の内容やマウスの指示座標又はその
変位量などのユーザ入力の内容を解釈することができ
る。本実施形態に係る音響コンテンツ処理ソフトウェア
は、後述するように、これらユーザ入力機器112/1
13からのユーザ入力をリアルタイムに取り込んで、音
響コンテンツの編集や再生にリアルタイムで反映させる
ことができる。
【0041】ネットワーク・インターフェース105
は、Ethernetなどの所定の通信プロトコルに従
って、システム100をLAN(Local Area Network)
などの局所的ネットワーク、さらにはインターネットの
ような広域ネットワークに接続することができる。
【0042】ネットワーク上では、複数のホスト端末
(図示しない)がトランスペアレントな状態で接続さ
れ、分散コンピューティング環境が構築されている。ネ
ットワーク上では、ソフトウェア・プログラムやデータ
・コンテンツなどの配信が行うことができる。例えば、
曲の基本構成要素である「サウンド・パターン」や、パ
ーカッションや掛け声などの「ワンショット」などの音
片と、これら音片に対してディレイやエコーその他の音
響効果を与える「エフェクト」などからなる音響コンテ
ンツを編集並びに再生処理する音響コンテンツ処理ソフ
トウェアを、ネットワーク経由でダウンロードすること
ができる。また、音響コンテンツの編集並びに再生処理
に利用されるサウンド・パターンやワンショットなどの
音片やエフェクトなどのサウンド・パーツ(音素材)
や、音響コンテンツ処理ソフトウェアによる編集結果と
して生成される曲すなわち音響コンテンツを、ネットワ
ーク経由で配信することもできる。
【0043】外部機器インターフェース107は、ハー
ド・ディスク・ドライブ(HDD)114やメディア・ド
ライブ115などの外部装置をシステム100に接続す
るための装置である。
【0044】HDD114は、記憶担体としての磁気デ
ィスクを固定的に搭載した外部記憶装置であり(周
知)、記憶容量やデータ転送速度などの点で他の外部記
憶装置よりも優れている。ソフトウェア・プログラムを
実行可能な状態でHDD114上に置くことをプログラ
ムのシステムへの「インストール」と呼ぶ。通常、HD
D114には、CPU101が実行すべきオペレーティ
ング・システムのプログラム・コードや、アプリケーショ
ン・プログラム、デバイス・ドライバなどが不揮発的に格
納されている。
【0045】例えば、「サウンド・パターン」や、パー
カッションや掛け声などの「ワンショット」などの音片
と、これら音片に対してディレイやエコーその他の音響
効果を与える「エフェクト」などからなる音響コンテン
ツを編集並びに再生処理する音響コンテンツ処理ソフト
ウェアを、HDD114上にインストールすることがで
きる。また、音響コンテンツの編集並びに再生処理に利
用されるサウンド・パターンやワンショットなどの音片
やエフェクトなどのサウンド・パーツ(音素材)や、音
響コンテンツ処理ソフトウェアによる編集結果として生
成される曲すなわち音響コンテンツをHDD114上に
保存することもできる。
【0046】メディア・ドライブ115は、CD(Compa
ct Disc)やMO(Magneto-Opticaldisc)、DVD(Di
gital Versatile Disc)などの可搬型メディアを装填し
て、そのデータ記録面にアクセスするための装置であ
る。
【0047】可搬型メディアは、主として、ソフトウェ
ア・プログラムやデータ・ファイルなどをコンピュータ可
読形式のデータとしてバックアップすることや、これら
をシステム間で移動(すなわち販売・流通・配布を含む)
する目的で使用される。例えば、「サウンド・パター
ン」や、パーカッションや掛け声などの「ワンショッ
ト」などの音片と、これら音片に対してディレイやエコ
ーその他の音響効果を与える「エフェクト」などからな
る音響コンテンツを編集並びに再生処理する音響コンテ
ンツ処理ソフトウェアを、これら可搬型メディアを利用
して複数の機器間で物理的に流通・配布することができ
る。また、音響コンテンツの編集並びに再生処理に利用
されるサウンド・パターンやワンショットなどの音片や
エフェクトなどのサウンド・パーツ(音素材)や、音響
コンテンツ処理ソフトウェアによる編集結果として生成
される曲すなわち音響コンテンツを、これら可搬型メデ
ィアを利用して機器間で物理的に流通・配布することが
できる。
【0048】音響機器インターフェース109は、デジ
タル形式の音響データをアナログ変換並びに増幅処理し
て、スピーカ116を介して外部出力する装置である。
本実施形態では、「サウンド・パターン」や、パーカッ
ションや掛け声などの「ワンショット」などの音片と、
これら音片に対してディレイやエコーその他の音響効果
を与える「エフェクト」などのサウンド・パーツが合成
及び/又は時系列的に配列されてなる曲すなわち音響コ
ンテンツは、スピーカ116を介して音響出力される。
【0049】機器増設インターフェース117は、ゲー
ム用コントローラ118やその他のユーザ入力装置(図
示しない)を増設するための装置である。機器増設イン
ターフェース117は、例えば、USB(Universal Se
rial Bus)などのインターフェース規格に準拠する複数
の周辺機器を動的に挿脱することができる。
【0050】なお、図1に示すような計算機システム1
00の一例は、米IBM社のパーソナル・コンピュータ"
PC/AT(Personal Computer/Advanced Technolog
y)"の互換機又は後継機である。勿論、他のアーキテク
チャを備えたコンピュータを、本実施形態に係る計算機
システム100として適用することも可能である。
【0051】次いで、計算機システム100上での音響
コンテンツの処理について説明する。音響コンテンツの
処理は、実際には、CPU101上で音響コンテンツを
リアルタイムで編集並びに再生処理する音響コンテンツ
処理ソフトウェアを実行することによって実現される。
【0052】本実施形態に係る音響コンテンツ処理ソフ
トウェアは、メロディ、リズム、ワンショットなどから
なる各音片を時系列的に繋ぎ合わせたり、適宜重ね合わ
せていく(すなわち合成する)ことによって、音楽にし
ていくことができる。さらに、完成された音楽をスピー
カ116から音響出力することによって、計算機システ
ム100は、一種の「楽器」として機能することができ
る。
【0053】また、演奏中すなわち音響コンテンツを再
生している最中にキーボード112やマウス113など
のユーザ入力装置からのユーザ入力を取り込んで、音楽
の演奏内容にリアルタイムで反映させることによって、
ユーザは、計算機システム100上で、DJ(ディスク
・ジョッキー)ライクなプレイを楽しむことができる。
また、ディスプレイ111画面を利用して音響の出力に
合わせた映像を出力したり、ユーザ入力に応答して映像
内容をリアルタイムで反映させることによって、ユーザ
は、VJ(ビジュアル・ジョッキー)ライクなプレイを
楽しむことができる。
【0054】ここで、本実施形態に係る計算機システム
100上で取り扱われるコンテンツは、例えば、静止画
像、動画像、音声などのコンテンツの基本構成要素であ
る「パターン」と、特定のコンテンツに対してさまざま
な能動的処理を施す「エフェクト」と、時間的に短いコ
ンテンツからなる「ワンショット」などの各レイヤで構
成される。パターンは、ワンショットに比べて時間的に
長いコンテンツである。コンテンツが音声であれば、パ
ターンを「サウンド・パターン」と呼び、ループ・パタ
ーンの音片などに相当する。音響コンテンツは、1以上
のサウンド・パターンの組み合わせ又はその繰り返し
と、各サウンド・パターンに対するディレイやエコーそ
の他の音響効果を加えるエフェクトと、パーカッション
やドラムなどの短い音片からなるワンショット(ワンシ
ョットは連続出力しない)という複数の演奏レイヤから
なる。
【0055】勿論、計算機システム100上では、音響
以外に、静止画像や動画像などのコンテンツの編集並び
に再生処理をリアルタイムで行うことも可能である。
【0056】図2には、本実施形態に係る音響コンテン
ツ処理ソフトウェアが起動してから終了するまでの流れ
を機能構成的に示している。
【0057】音響コンテンツ処理ソフトウェアは、例え
ば、計算機システム1上で用意されたGUI画面(図示
しない)で、該当するアプリケーション・アイコンをダ
ブルクリックするなどの所定の起動コマンドをユーザが
入力することによって起動処理が始まる。
【0058】起動の際、ユーザの関心を引きつける所定
の「スプラッシュ」(図示しない)を表示した後、音響
コンテンツ処理ソフトウェアの処理対象であるサウンド
・パターンやワンショットなどの音片や、音片に適用す
るエフェクトなどの「チップ」(音素材)を列挙した
「チップ・リスト」が存在するか否かを判別する。
【0059】チップ・リストが存在しない場合には、サ
ウンド・パーツ・ブラウザ(後述)を出現させて、ユー
ザに対してリストの作成を促す。
【0060】次いで、チップ・リストの内容が正確か否
かを判別して、正確でなければ、サウンド・パーツ・ブ
ラウザを出現させて、ユーザに対してチップ・リストの
修正を促す。
【0061】そして、ユーザが演奏に使用するサウンド
・パックを指定して、音響コンテンツ処理ソフトウェア
本体が起動する。サウンド・パックは、演奏に使用する
サウンド・パターンとキー割り当ての組み合わせ(パタ
ーン・パック)、演奏に使用するワンショット・パター
ンとキー割り当ての組み合わせ(ワンショット・パッ
ク)、及び、演奏に使用するエフェクトとキー割り当て
の組み合わせ(エフェクト・パック)からなる(後
述)。既存のサウンド・パックを指定する場合には、チ
ップ・リストとの照合を経てから起動を行う。
【0062】音響コンテンツ処理ソフトウェアは、「サ
ウンド・プレイヤ」と、「ビデオ・プレイヤ」と、「シ
ステム」と、その他の機能とで構成される。
【0063】ユーザは、ファイル・メニューの「終了」
を選択したり、タイトル・バー最右端の終了ボタンをク
リックするなどの終了コマンドを入力することによっ
て、音響コンテンツ処理ソフトウェアを終了させること
ができる。
【0064】終了処理の過程で、起動期間中に音片やエ
フェクトなどのサウンド・チップ変更されたか否かをチ
ェックして、ユーザの希望に応じてサウンド・チップの
保存を行う。また、未保存のレコード・データがある場
合には、ユーザの希望に応じて保存する。
【0065】次いで、本実施形態に係る音響コンテンツ
処理ソフトウェアを構成する各機能モジュールについて
詳解する。
【0066】サウンド・プレイヤ サウンド・プレイヤは、主に音響コンテンツの「演奏」
に関与する機能モジュールである。演奏に際しては、キ
ーボード112やマウス113などの計算機システム1
00に装備されたユーザ入力装置からのユーザ入力をリ
アルタイムで取り込むようになっている。
【0067】サウンド・プレイヤは、キーボード112
の各キーに対して、チップ(音素材)が割り当てられて
いる。チップとは、曲の基本構成要素であるサウンド・
パターンや、パーカッションやドラムなどのワンショッ
トなどの音片や、これら音片に適用するディレイやエコ
ーなどのエフェクト(音響効果)のことである。ユーザ
がキーを押下することによって、この押下キーに対応す
るチップが実行される。複数のキーを同時に押下操作す
ることによって、該当するチップを合成して出力するこ
とができる。また、キー(又はキーの組み合わせ)を順
に押下操作することによってチップを時系列的に組み合
わせることができる。
【0068】キー押下を解除することによって、該当す
るチップの実行が停止される。但し、サウンド・パター
ンに関しては、該当するキーをトグルする(後述)こと
によって、トグルがオフされるまでは同じサウンド・パ
ターンが繰り返し音響出力される。キーボード112
は、一般に、同時に押下操作可能なキーは3個までとい
うハードウェア上の制約条件があるが、本実施形態で
は、トグル機能を活用することによって、3個以上のチ
ップを同時に指定して合成することができる。
【0069】また、エフェクトは、複数のパラメータで
構成されるが、本実施形態では、マウス113などの座
標指示装置による座標変位量を利用してパラメータの設
定値の変更をリアルタイムで行うようになっている(後
述)。
【0070】サウンド・プレイヤは、音響コンテンツの
演奏時の各キー入力操作に応じて演奏内容を自動的に補
正する「サウンド・オートアジャスタ」と、演奏全体の
音量をコントロールする「マスターボリューム・コント
ローラ」と、サウンド・パターンとして登録した音素材
(チップ)を再生する「パターン・プレイヤ」と、ワン
ショットとして登録した音素材(チップ)を再生する
「ワンショット・プレイヤ」と、エフェクトとして登録
した音響効果(チップ)を曲全体に対して適用する「エ
フェクタ」と、各種のパターン・セットを切り替える
「パック・チェンジャ」とで構成される。
【0071】サウンド・オートアジャスタを設定オンに
すると、パターン・プレイヤ、ワンショット・プレイ
ヤ、エフェクタなどでユーザ入力操作を行った際に、そ
の入力に従って発音内容を反映させるタイミングを自動
的に補正する。
【0072】また、サウンド・オートアジャスタを設定
オフにすると、演奏中のユーザ入力操作はリアルタイム
で演奏内容に反映される。
【0073】サウンド・オートアジャスタが設定オンさ
れている場合、サウンド・パックで指定されているBP
M(Beat per Minute:1分当りのビート数)を基に、
16分音符までのタイミングを割り出して、その上で、
サウンド・オートアジャスト設定において指定されてい
るタイミングに従って発音タイミングの補正を行う。
【0074】図3には、サウンド・オートアジャスタに
おいて、1/4のタイミングが指定されている場合のタ
イミング補正を行う様子を図解している。同図に示すよ
うに、1小節が4等分され、期間のキー操作は1/4
のタイミングで有効になる。また、期間のキー操作は
2/4のタイミングで有効になる。また、期間のキー
操作は3/4のタイミングで有効になる。また、期間
のキー操作は4/4のタイミングで有効になる。
【0075】マスターボリューム・コントローラは、演
奏全体の音量を調整するための機能モジュールである。
例えば、マウス(又はトラックパッド)を用いて実現さ
れるボリューム・ポインタ(後述)を1軸に設定するこ
とによって、座標変位に従って最小音量〜最大音量の間
を操作することができる。
【0076】パターン・プレイヤは、パターン・チップ
として登録した音素材すなわちサウンド・パターンを、
該当するキーが押下操作されたことに応答して再生する
機能モジュールである。
【0077】本実施形態では、QWERTY配列型のキ
ーボード112における最前列の[Z],[X],
[C],[V],[B],[N],[M],[<],
[>],[?]という合計10個の各キーにサウンド・
パターンを割り当てるようになっている。サウンド・パ
ターンが割り当てられたキーのことを、「サウンド・キ
ー」とも呼ぶ。本明細書中では、演奏に使用するサウン
ド・パターンとこれらのキーとの割り当ての組み合わせ
のことを、「パターン・パック」と呼ぶ。本実施形態で
は、最大8種類のパターン・パックの登録が許容されて
いる(後述)。また、本実施形態では、これらサウンド
・パターンの発音に割り当てられた各キーに対してトグ
ル機能をオン/オフすることができる(後述)。
【0078】あるパターン・キーが押下されている間
は、これに割り当てられたサウンド・パターンは連続再
生され、ループ・パターン的な音片を発音させることが
できる。押下しているパターン・キーを一旦解放した
ら、サウンド・パターンの再生は終了し、次に同じキー
が押下されると同じサウンド・パターンが先頭から再生
される。
【0079】トグル機能(後述)をオンに設定している
場合は、パターン・キーが一旦押下操作されると、対応
するサウンド・パターンを連続再生し、同じパターン・
キーに対して再度入力される(又はトグルが解除され
る)と、連続再生を終了する。パターン・キーの同時押
しやトグル設定によって、複数のサウンド・パターンを
同時再生すなわち合成出力することができる。
【0080】パターン・プレイヤによるサウンド・パタ
ーンの再生処理を終了させる機能として、「パターン・
ストッパ」が用意されている。例えば、キーボード11
2上の"BackSpace"キーをパターン・ストッパに割り当
てることができる。同時押しやトグル設定により複数の
サウンド・パターンを同時に再生(すなわち合成出力)
している場合には、このパターン・ストッパを起動する
ことにより一斉に終了させることができる。
【0081】ワンショット・プレイヤは、パーカッショ
ンや掛け声などの「ワンショット」として登録した音素
材を、ワンショット的(すなわち、時間的に短く、連続
出力しない)に発音させる機能モジュールである。
【0082】本実施形態では、QWERTY配列型のキ
ーボード112の手前から2番目の列の[A],
[S],[D],[F],[G],[H],[J],
[K],[L],[+]という合計10個の各キーにワ
ンショット的な音素材を割り当てるようになっている。
ワンショットが割り当てられたキーのことを、「ワンシ
ョット・キー」とも呼ぶ。本明細書中では、演奏に使用
するワンショット・パターンとこれらのキーとの割り当
ての組み合わせのことを、「ワンショット・パック」と
呼ぶ。本実施形態では最大8種類のワンショット・パッ
クの登録が許容されている(後述)。
【0083】前述したサウンド・パターンとは相違し、
ワンショット・パターンのトグル機能は認められておら
ず、1回のキー操作で該当するワンショット・パターン
を再生しきる(すなわち連続出力しない)ようになって
いる。また、あるキー操作によりワンショットを発音し
ている最中に同じキーを重ねて押下すると、先のワンシ
ョットがキャンセルされて次のワンショットが再生され
る。
【0084】本実施形態では、ワンショット・パターン
は、該当するキーの押下操作とマウス(又はトラックパ
ッド)操作の組み合わせで再生をコントロールすること
ができる。すなわち、キーを押下したままマウスをドラ
ッグする(又はトラックパッドを擦る)ことに対して、
再生コントロール機能が割り当てられている。このこと
を、本明細書中では、「デジタル・スクラッチ効果」と
呼ぶ。デジタル・スクラッチに対する再生コマンドの割
り当て例を以下に示しておく。
【0085】(1)キーを押してから[X−,Y+]方
向へ擦った場合、若しくは、以前の[X+,Y−]方向
への入力から[X−,Y+]方向へ切り替えた場合:ワ
ンショット・パターンの冒頭から再生を行う。 (2)キーを押してから[X+,Y−]方向へ擦った場
合、若しくは、以前の[X−,Y+]方向への入力から
[X+,Y−]方向へ切り替えた場合:ワンショット・
パターンの冒頭から再生を行う。 (3)上記の(1)又は(2)加え、擦る速度に応じて
再生速度を調整する。
【0086】なお、ここで言うXY座標系は、例えば、
現在(当該操作開始時)のマウス・ポインタ位置を原点
に設定するとともに、nフレーム前のポインタ位置を基
準に、X軸(水平軸)及びY軸(垂直軸)に対してどれ
だけ変化したかを基に移動量を判定し、それを単位時間
当たりの変化量で見て、パラメータの変化量を決定する
ことができる。
【0087】マウス又はトラックパッドを用いたデジタ
ル・スクラッチ効果による再生は、ワンショット・キー
押下を解除した時点で終了するようにする。また、ワン
ショット・キーを押下した状態を維持してトラックパッ
ドを叩くと再生が終了するようにしてもよい。さらに、
ワンショット・キーを押下状態のままトラックパッドを
改めて叩くことによって、対応するワンショットを改め
て再生するようにしてもよい。
【0088】ワンショット・パターンに割り当てられた
ワンショット・キーを押下している間で、デジタル・ス
クラッチ効果が作動中は、他のワンショット・パターン
が割り当てられたキーの入力は受け付けられず、さら
に、エフェクト・パターンに割り当てられたキー操作を
行った場合においても、スイング・ボックス(後述)は
出現しない。
【0089】エフェクタは、エフェクト・チップとして
登録したエフェクト(音響効果)を、サウンド・プレイ
ヤによって行われる演奏全体にかけるための機能モジュ
ールである。
【0090】本実施形態では、QWERTY配列型のキ
ーボード112の手前から3列目の[Q],[W],
[E],[R],[T],[Y],[U],[I],
[O],[P]という合計10個の各キーに音響効果を
割り当てるようになっている。音響効果が割り当てられ
たキーのことを、「エフェクト・キー」とも呼ぶ。本明
細書中では、演奏に使用するエフェクトとこれらのエフ
ェクト・キーとの割り当ての組み合わせのことを、「エ
フェクト・パック」と呼ぶ。本実施形態では最大8種類
のエフェクト・パックの登録が許容されている(後
述)。また、上述したパターン・パックとワンショット
・パックと、エフェクト・パックの組み合わせのことを
「サウンド・パック」と呼ぶ。本実施形態に係る音響コ
ンテンツ処理ソフトウェアの起動時に、ユーザは使用す
るサウンド・パックを指定するようになっている(図2
を参照のこと)。
【0091】エフェクト・キーを押下している間は、ス
イング・ボックス(後述)が画面上に出現し、当該キー
の押下を解除するとスイング・ボックスは消滅する。
【0092】スイング・ボックスが画面に出現している
期間中は、マウスやトラックパッドによる座標指示操作
に応答して、押下中のキーに対応するエフェクトのパラ
メータの設定値(エフェクト・ポイント)を変更する
(すなわち、エフェクト・バランスを変更する)ことが
できる。また、パラメータの変更値は、リアルタイムで
演奏に反映される。また、スイング・ボックスが出現し
ている期間中は、ワンショット・キーの操作を行って
も、前述したデジタル・スクラッチ効果は機能しない。
【0093】演奏中の曲に対してかけることができるエ
フェクトは、常に1種類のみである。したがって、ある
1つのエフェクト・キーを押下操作している間は、他の
エフェクト・キーの入力は受け付けられない。
【0094】エフェクトに関しては、サウンド・パター
ンの場合と同様にトグル機能を使用することができる。
すなわち、あるエフェクト・キーに対してトグル機能を
オンにすると、一旦キー入力があったエフェクトを演奏
全体に連続的に適用することができる。また、トグル化
させた状態で作動中のエフェクトがある場合に、改めて
エフェクト・キーを押下操作すると、後から操作された
エフェクト・キーが有効になる。
【0095】また、後から押下されたエフェクト・キー
が前に押されたエフェクト・キーと同じである場合(す
なわち、同じエフェクト・キーを続けて押下した場合)
には、このエフェクトを解除する。さらに、このとき、
エフェクト・キーを押下したままスイング・ボックスを
操作すると、そのエフェクトが引き続き有効となり、エ
フェクト・ポイントの変更が可能である。言い換えれ
ば、エフェクト・キーの押下状態を解除しても、これに
対応する音響効果が継続される。
【0096】図4には、エフェクト・ポイントの変更の
ために使用されるスイング・ボックスの構成例を示して
いる。同図に示すように、スイング・ボックスは、A軸
及びB軸からなる2次元的な操作座標系を持ち、A軸及
びB軸にはエフェクト・チップ作成時(後述)に設定し
たバランス・ファクタがそれぞれ割り当てられる。各軸
の全長は、割り当てられたバランス・ファクタのmin
〜max,dry〜wet,cut〜boostに相当
する。スイング・ボックスの各軸については、例えば、
1024×768ドットで構成されるXGA(eXtended
Graphics Array)画面を各エフェクト要素のパラメー
タの[100%×100%]に見立てて、その範囲内で
どの位置にポインタがあるかに応じて各軸方向に割り当
てられたエフェクト要素のパラメータに変換し、演奏に
リアルタイム編集に用いることができる。
【0097】例えば、A軸側には、Control(m
in<−>max)やBalance(dry<−>w
et)のような基調とするエフェクトのパラメータを設
定し、他方のB軸側には、A軸とも、また各種パラメー
タ間で相互に干渉しないようなパラメータを設定する。
ユーザがA軸とB軸に対して干渉し合うようなエフェク
ト・パラメータを設定しようとした場合(同じパラメー
タを各軸に割り当てようとした場合を含む)、OKボタ
ンを押した時点で割り振られた内容が正しいかどうか判
断して、エラーの旨のメッセージ・ボックス(図示しな
い)を表示するようにしている。また、プルダウンメニ
ュー・レベルでパラメータ選択に制限を行ってもよい。
【0098】現在設定中のエフェクト・ポイントが、ス
イング・ボックス内の該当する操作座標位置に表示され
る。そして、マウス又はトラックパッドによる座標指示
操作に応答して、スイング・ボックス内のエフェクト・
ポイントの位置が移動するとともに、演奏中の曲に適用
されているエフェクト・バランスそのものもリアルタイ
ムで変化する。
【0099】図5には、スイング・ボックスを用いたエ
フェクタが行う処理手順をフローチャートの形式で示し
ている。スイング・ボックスは、キーボード112上で
割り当てられたエフェクト・キーとマウス又はトラック
パッドの組み合わせで操作される。
【0100】キーボード112上でいずれかのエフェク
ト・キーが押下されると(ステップS1)、エフェクタ
の動作モードが切り替わり(ステップS2)、画面上に
はスイング・ボックス(図4を参照のこと)が出現す
る。
【0101】スイング・ボックス上には、現在のエフェ
クト・パラメータの設定値に相当するエフェクト・ポイ
ントが表示されているが(前述)、マウス又はトラック
パッドなどの指示座標のデフォルト値としてスイング・
ボックスの操作座標系上のエフェクト・ポイントの対応
位置がプリセットされる(ステップS3)。
【0102】マウス又はトラックパッドなどの座標指示
装置から座標指示入力が行われると(ステップS4)、
入力された移動量を算出する(ステップS5)。そし
て、算出された移動量をエフェクト・パラメータの設定
値に変換して、スイング・ボックス上では、変換された
設定値に該当する位置までエフェクト・ポイントを移動
する(ステップS6)。
【0103】その後、押下していたエフェクト・キーが
リリースされると(ステップS7)、エフェクト・ポイ
ントを元の位置まで戻して(ステップS8)、元のモー
ドに復帰して、本処理ルーチン全体を終了する。
【0104】なお、ステップS8の代替案として、エフ
ェクト・ポイントを元の位置に戻すのではなく、スイン
グ・ボックス上で移動した先のエフェクト・ポイントの
位置を保存するようにしてもよい。
【0105】パック・チェンジャは、サウンド・パター
ン、ワンショット、エフェクトの各演奏レイヤに対して
登録されているサウンド・パック、ワンショット・パッ
ク、エフェクト・パックを切り替えるための機能モジュ
ールである。
【0106】キーボード112上でパック・チェンジャ
を操作する場合、例えば、[↑]及び[↓]の上下方向
カーソル・キーを演奏レイヤの選択に割り当て、[←]
及び[→]の左右方向カーソル・キーをパック種の選択
に割り当てる。そして、[Enter]キーを押すこと
によって設定が有効になる。
【0107】また、ジョグダイヤルなどの回転式の入力
デバイスでパック・チェンジャを操作する場合には、
[上層:レイヤの選択]→[レイヤの決定]→[下層:
パック種の選択or上層に戻る]…→[パック種の決
定、それと同時に演奏への反映]などのように、回転位
置に各入力項目を割り当てればよい。
【0108】パック・チェンジャは、演奏中であるかを
問わず、サウンド・パックすなわち、パターン・キーに
対するサウンド・パターンの割り当てを常時受け付け
る。このことによって、常にサウンド・パターンの変更
が可能である。
【0109】また、サウンド・プレイヤによる演奏中
に、サウンド・パターン若しくはエフェクトのパックを
切り替えた際に、切り替え以前から押下状態を持続して
いるサウンド・キー又はエフェクト・キーがある場合
や、トグル機能をオンにしたキーがある場合には、その
サウンド・パターン又はエフェクトを切り替え以前から
継続して実行する。パック切り替えの際に継続したキー
操作は、そのキーの操作を無効にした時点で(すなわ
ち、キーの押下を解除したとき、又はトグル機能をオフ
にしたとき)、切り替え後のキー割り当てが有効化され
る。
【0110】ビデオ・プレイヤ ビデオ・プレイヤは、主に、映像に関与する機能モジュ
ールであり、サウンド・プレイヤによる演奏期間中に、
演奏中の曲又は曲の変化に応じた映像出力を提供したり
する。
【0111】本実施形態では、ビデオ・プレイヤは、映
像を直接操作する訳ではなく、演奏の際のサウンド・キ
ー入力に合わせて静止画や動画像の表示パターンを変化
させる。また、ワンショット・キーやエフェクト・キー
の操作に応答して、フラッシュ・アニメーションを重畳
表示させたりする。
【0112】システム システムは、サウンド・プレイヤによる演奏に関わる各
種の設定やカスタマイズに関わる機能を提供する機能モ
ジュールである。システムは、「レコーダ」と、「スコ
ア・エディタ」と、「サウンド・パーツ・ブラウザ」
と、「ファイル・トランスポート」と、「サウンド・パ
ック・エディタ」とで構成される。
【0113】レコーダは、ユーザの演奏を所定フォーマ
ットのシーケンス・ファイルとして記録するための機能
モジュールである。
【0114】マウス又はトラックパッドによる座標指示
操作で、レコーダのスタンバイ(演奏直前)やストップ
(演奏直後)を指定することができる。
【0115】レコーダによる演奏のレコーディングを開
始すると、弾き出しのタイミングを取るためのリズムが
入り、演奏を始めるとリズムは止む(このときのリズム
は記録されない)。
【0116】また、演奏のレコーディングを終了する
と、これまでに演奏した内容の、前後の無音小節部分は
自動的にカットオフされ、その上で、レコーディング設
定で指定した秒数に従って前後の無音領域を足したもの
がレコード・データとして出来上がる。
【0117】スコア・エディタは、レコーダで記録され
たシーケンス・データをエディットするための機能モジ
ュールである。ここで言う「エディット」とは、「演奏
における、キー操作のタイミングをアレンジすること」
を意味する。本明細書中では、演奏中のあるキー操作に
対する一連の入力情報のことを「バンド」と呼び、バン
ドの集合が「スコア」である。エディットは、このスコ
アを取り扱う作業のことである。
【0118】エディットは、サウンド・パターン、ワン
ショット、エフェクトの各演奏レイヤに対して行う。ス
コア・エディタにおいて可能並びに不可とされる操作を
以下に列挙しておく。
【0119】(1)サウンド・パターン 1-1) 演奏開始点と終了点の位置をずらすことは可。 1-2) 開始点と終了点をずらしたとき、前後のバンドを
重ねることは不可。 1-3) シーケンス・データに存在しない演奏情報を足す
ことは不可。 1-4) あるバンドを丸ごとカットオフすることは可。 1-5) あるバンドを切断することは不可。
【0120】(2)ワンショット 2-1) バンドの位置をずらすことは可。 2-2) バンドの位置をずらして、前後のバンドと重ねる
ことは不可。 2-3) シーケンス・データに存在しない演奏情報を足す
ことは不可。 2-4) あるバンドを丸ごとカットオフすることは可。 2-5) あるバンドを切断することは不可。
【0121】(3)エフェクト 3-1) 演奏開始点と終了点の位置をずらすことは可。 3-2) 開始点及び終了点をずらして、前後のバンドを重
ねることは不可。 3-3) シーケンス・データに存在しない演奏情報を足す
ことは不可。 3-4) あるバンドを丸ごとカットオフすることは可。 3-5) あるバンドを切断することは不可。
【0122】サウンド・パーツ・ブラウザは、サウンド
・パターンやワンショット、エフェクトなどの音素材
と、レコーダで記録されたシーケンス・ファイルを扱う
ための機能モジュールである。サウンド・パーツ・ブラ
ウザが提供する機能を以下に列挙しておく。
【0123】(1)各種チップ(サウンド・パターン、
ワンショット、エフェクト)のリスト閲覧 (2)レコード(シーケンス・データ)のリスト閲覧 (3)チップ、レコードのリスト情報のソーティング (4)チップ・リストの管理情報の書き換え (5)現在使用中のサウンド・パックへのエディットさ
れているチップの入れ替え(キー割り当ての変更) (6)チップ・ファイル、シーケンス・ファイルの再生 (7)チップ・ファイル、シーケンス・ファイルの停止 (8)チップ・ファイルの一時停止 (9)シーケンス・ファイルのファイル変換 (10)チップ・リストの作成及び編集 (11)チップ・リストの修正 (12)チップ・リストの照合 (13)チップの追加 (14)チップの削除
【0124】ファイル・トランスポータは、各種ファイ
ルのインポート及びエクスポートを行うための機能モジ
ュールである。インポート又はエクスポートされたファ
イルの情報の管理についてはチップ・リストで行われ
る。インポート及びエクスポートの操作インターフェー
スには、サウンド・パーツ・ブラウザが使用される(後
述)。
【0125】サウンド・パック・エディタは、サウンド
・パターン、ワンショット、エフェクトなどの各演奏レ
イヤ毎に登録されているパック群すなわちサウンド・パ
ックを統合的に管理する機能モジュールである。
【0126】サウンド・パックは、演奏に使用するサウ
ンド・パターンとキー割り当ての組み合わせ(パターン
・パック)、演奏に使用するワンショット・パターンと
キー割り当ての組み合わせ(ワンショット・パック)、
及び、演奏に使用するエフェクトとキー割り後の組み合
わせ(エフェクト・パック)からなる。
【0127】パターン・パックは、QWERTY配列型
のキーボード112における最前列の[Z],[X],
[C],[V],[B],[N],[M],[<],
[>],[?]という合計10個の各パターン・キーに
対するサウンド・パターンの割り当てのことであり、最
大8種類のパターン・パックの登録が許容されている。
【0128】また、ワンショット・パックは、QWER
TY配列型のキーボード112の手前から2番目の列の
[A],[S],[D],[F],[G],[H],
[J],[K],[L],[+]という合計10個の各
ワンショット・キーに対するワンショットの割り当ての
ことであり、最大8種類のワンショット・パックの登録
が許容されている。
【0129】また、エフェクト・パックは、QWERT
Y配列型のキーボード112の手前から3列目の
[Q],[W],[E],[R],[T],[Y],
[U],[I],[O],[P]という合計10個の各
エフェクト・キーに対する音響効果の割り当てのことで
あり、最大8種類のエフェクト・パックの登録が許容さ
れている。
【0130】サウンド・パックは、各種パックの組み合
わせのことである。サウンド・パック・エディタは、サ
ウンド・パックのネーミングと、各種パックのリネー
ム、追加、削除、BPMの指定及び変更、各種パックの
登録及び変更を行う。以下、サウンド・パック・エディ
タにより各種パックを作成するための操作手順について
説明しておく。
【0131】(1)パターン・パックの作成 1-1)サウンド・パーツ・ブラウザにあるリストの中か
ら、10個以下のサウンド・パターンをまとめて登録す
る。 1-2) 各サウンド・パターンについてトグル機能のオン
/オフを設定する。 1-3) 各サウンド・パターンの再生音量を設定する。
【0132】(2)ワンショット・パックの作成 2-1) サウンド・パーツ・ブラウザにあるリストの中か
ら、10個以下のワンショットをまとめて登録する。 2-2) 各ワンショットの再生音量を設定する。
【0133】(3)エフェクト・パックの作成 3-1) 10個以下のエフェクトをまとめて登録する。こ
のとき、あらかじめ登録してあるチップ・リストのの中
から選択するか、又は、登録済みのエフェクトをカスタ
マイズして登録してもよい。 3-2) 各エフェクトについてトグル機能のオン/オフを
設定する。
【0134】続いて、本実施形態に係る音響コンテンツ
処理ソフトウェアにおける操作画面の構成について説明
する。
【0135】図6には、本実施形態に係る音響コンテン
ツ処理ソフトウェアを計算機システム100上で起動し
たときに、ディスプレイ111に画面表示されるメイン
画面の構成例を示している。
【0136】図示の通り、このメイン画面には、フラッ
シュ・ムービー表示エリア1と、サウンド・パーツ・ブ
ラウザ呼び出しボタン2と、オプション設定ウィンドウ
呼び出しボタン3と、レコーディング開始ボタン4と、
レコーディング終了ボタン5と、スコア・エディタ呼び
出しボタン6と、パターン・マネージャ呼び出しボタン
7と、ワンショット・マネージャ呼び出しボタン8と、
エフェクト・マネージャ呼び出しボタン9と、パターン
・プレイ・ボタン10と、パターン・トグル・ボタン1
1と、ワンショット・プレイ・ボタン12と、エフェク
ト・プレイ・ボタン13と、マスター・ボリューム・コ
ントローラ15と、BPM入力ボックス16、リアルタ
イム・パック・チェンジャ17、バージョン情報呼び出
しボタン18、ヘルプ・ウィンドウ呼び出しボタン1
9、終了ボタン20が含まれる。
【0137】フラッシュ・ムービー表示エリア1には、
後述するパターン・プレイ・ボタン10、ワンショット
・プレイ・ボタン12、エフェクト・プレイ・ボタン1
3を操作したことに応答して、各キー操作に対して割り
当てられているフラッシュ・ムービーが表示される。
【0138】サウンド・パーツ・ブラウザ呼び出しボタ
ン2をクリックすることによって、サウンド・パーツ・
ブラウザが起動される。サウンド・パーツ・ブラウザ
は、サウンド・パターンやワンショット、エフェクトな
どの音素材と、レコーダで記録されたシーケンス・ファ
イルを扱うための機能モジュールである。サウンド・パ
ーツ・ブラウザの画面構成については、後に詳解する。
【0139】また、オプション設定ウィンドウ呼び出し
ボタン3をクリックすることにより、オプション設定ウ
ィンドウが出現する。オプション設定ウィンドウの画面
構成については、後に詳解する。
【0140】また、レコーディング開始ボタン4をクリ
ックした後に、メイン画面を介して指示された演奏情報
は、レコーダ(前述)によってシーケンス・データとし
て記録される。
【0141】また、レコーディング終了ボタン5をクリ
ックすることによって、レコーディング開始ボタン4に
よって開始された演奏の記録状態を終了する。
【0142】また、スコア・エディタ呼び出しボタン6
をクリックすることによって、レコーダで記録されたシ
ーケンス・データをエディットするためのスコア・エデ
ィタが起動されるとともに、スコア・エディタ・ウィン
ドウが出現する。スコア・エディタ・ウィンドウの画面
構成については、後に詳解する。
【0143】また、パターン・マネージャ呼び出しボタ
ン7を押すことによって後述するパック・マネージャが
起動して、各サウンド・キーに対するサウンド・パター
ンの割り当ての組み合わせを編集・変更することができ
る。QWERTY配列型のキーボード112を使用する
本実施形態では、その最前列の[Z],[X],
[C],[V],[B],[N],[M],[<],
[>],[?]という合計10個の各キーがサウンド・
キーとして割り当てられている。
【0144】また、ワンショット・マネージャ呼び出し
ボタン8を押すことによって後述するパック・マネージ
ャが起動して、各ワンショット・キーに対するワンショ
ットの割り当ての組み合わせを編集・変更することがで
きる。QWERTY配列型のキーボード112を使用す
る本実施形態では、その手前から2番目の列の[A],
[S],[D],[F],[G],[H],[J],
[K],[L],[+]という合計10個の各キーがサ
ウンド・キーとして割り当てられている。
【0145】また、エフェクト・マネージャ呼び出しボ
タン9を押すことによって後述するパック・マネージャ
が起動して、各エフェクト・キーに対するエフェクトの
割り当ての組み合わせを編集・変更することができる。
QWERTY配列型のキーボード112を使用する本実
施形態では、その手前から3列目の[Q],[W],
[E],[R],[T],[Y],[U],[I],
[O],[P]という合計10個の各キーがサウンド・
キーとして割り当てられている。
【0146】パターン・プレイ・ボタン10は、QWE
RTY配列型のキーボード112上でサウンド・キーと
して割り当てられた[Z],[X],[C],[V],
[B],[N],[M],[<],[>],[?]とい
う合計10個の各キーの表示で構成される。
【0147】各サウンド・プレイ・ボタン10を押下し
ている間、そのキーに割り当てられたサウンド・パター
ンがサウンド・プレイヤ(前述)によって繰り返し再生
される。また、複数のサウンド・キーを同時に押下する
ことによって、複数のサウンド・パターンを同時に鳴ら
す(すなわちパターンを合成する)ことも可能である。
但し、キーボード113上でのエフェクト・キーの同時
押し操作は、ハードウェア上の制限から最大3キーまで
である。
【0148】各パターン・プレイ・ボタン10には、パ
ターン・トグル・ボタン11が配設されている。所望の
パターン・プレイ・ボタン10上のパターン・トグル・
ボタン11をクリックすることによって、対応するサウ
ンド・パターンについてのトグル機能をオン設定して、
連続再生を行うことができる。
【0149】トグル機能がオンされて連続再生中のサウ
ンド・パターンに対応するキーを改めて押下すると、そ
の演奏がストップする。また、各パターン・プレイ・ボ
タン10を押している間、若しくはトグル機能がオンさ
れ連続再生している間に、リアルタイム・パック・チェ
ンジャ17(後述)でパターン・パックを変更した場合
には、パターン・パックを変更する以前のサウンド・パ
ターンが再生されるものとし、その発音を一旦終了した
時点で、新たに切り替えたサウンド・パックに割り当て
られたサウンド・パターン情報が有効になる。
【0150】ワンショット・プレイ・ボタン12は、Q
WERTY配列型のキーボード112上でワンショット
・キーとして割り当てられた[A],[S],[D],
[F],[G],[H],[J],[K],[L],
[+]という合計10個の各キーの表示で構成される。
【0151】各ワンショット・プレイ・ボタン12を押
下したとき、そのキーに割り当てられたパーカッション
や掛け声などのワンショット的な音素材が(終始)再生
される。あるワンショットが再生されている最中に同じ
音に割り当てられたキーを重ねて入力すると、先の音は
キャンセルされて、後の入力に応答した音の再生が行わ
れる。
【0152】ワンショット・プレイ・ボタン12を押し
っぱなしながら、トラックパッドを擦る(又は、マウス
をドラッグする)ことによって、デジタル・スクラッチ
効果(前述)が機能する。すなわち、トラックパッドを
[X−,Y+]方向へ擦った場合と[X+,Y−]方向
へ擦った場合、どちらの操作に対しても、対応するワン
ショットが冒頭からあらためて再生される。また、擦る
速度に応じて再生速度が変化する。ワンショット・プレ
イ・ボタン12を解放した時点でワンショットの再生は
ストップする。また、ワンショット・プレイ・ボタン1
2を押しながらトラックパッドを叩くと、対応するワン
ショットをあらためて再生する。
【0153】あるワンショット・プレイ・ボタン12を
押しっぱなしにしている間(すなわち、デジタル・スク
ラッチ効果の作動期間中)は、他のワンショット・キー
又はワンショット・プレイ・ボタンの入力は受け付けら
れず、さらにエフェクト・キー操作を行った場合におい
ても、スイング・ボックス(前述)は出現しない。
【0154】エフェクト・プレイ・ボタン13は、QW
ERTY配列型のキーボード112上でエフェクト・キ
ーとして割り当てられた[Q],[W],[E],
[R],[T],[Y],[U],[I],[O],
[P]という合計10個の各キーの表示で構成される。
【0155】各エフェクト・プレイ・ボタン13を押し
ている間、そのキーに割り当てられているエフェクトす
なわち音響効果が演奏中の曲全体に対して適用される。
但し、同時に適用されるエフェクトは1つだけであり、
1つのエフェクトが作動中に次のエフェクトを重ねる
と、前のエフェクトはキャンセルされて、後から入力さ
れたエフェクトのみが有効になる。
【0156】あるエフェクト・プレイ・ボタン13を押
すと、スイング・ボックス(前述)が出現し、該ボタン
13を解放すると消滅する。また、エフェクト・プレイ
・ボタン13又はエフェクト・キーを押したままにしな
がら、トラックパッドを操作すると、エフェクト・ポイ
ントを変更(すなわち、エフェクト・バランスを変更)
することができ、その結果はリアルタイムで演奏に反映
される(前述)。スイング・ボックスに割り当てること
ができるエフェクト種は、後述するエフェクト・ファイ
ル・メーカによって選択する。
【0157】各エフェクト・プレイ・ボタン13には、
エフェクト・トグル・ボタン14が配設されている。所
望のエフェクト・プレイ・ボタン13上のエフェクト・
トグル・ボタン14をクリックすることによって、対応
するエフェクトについてのトグル機能をオン設定して、
演奏に対して同じ音響効果を繰り返して適用することが
できる。
【0158】トグル機能がオンされて演奏に連続的に適
用されているエフェクトに対応するキーをあらためて押
す(又は押して放す)と、そのエフェクトは停止する。
このとき、そのエフェクト・プレイ・ボタン13又はエ
フェクト・キーを離さずに押しっぱなしにしてスイング
・ボックスを操作すると、そのエフェクトが引き続き有
効になる。
【0159】エフェクト・プレイ・ボタン13又はエフ
ェクト・キーを押しっぱなしにしている間(すなわち、
スイング・ボックスの作動中)は、ワンショット・プレ
イ・ボタン12又はワンショット・キーを操作しても、
デジタル・スクラッチ効果は作動しない。
【0160】各エフェクト・プレイ・ボタン13又はエ
フェクト・キーを押している間、若しくはトグル機能が
オンされて同じエフェクトを連続して適用している間
に、リアルタイム・パック・チェンジャ17(後述)で
エフェクト・パックを変更した場合には、エフェクト・
パックを変更する以前のエフェクトが再生されるものと
し、その発音を一旦終了した時点で、新たに切り替えた
エフェクト・パックに割り当てられたエフェクト情報が
有効になる。
【0161】マスター・ボリューム・コントローラ15
は、水平状のバーに付された三角形のボリューム・ポイ
ンタで構成され、該ボリューム・ポインタをマウスなど
でドラッグすることによって、演奏全体の音量を調整す
ることができる。
【0162】BPM入力ボックス16では、演奏に用い
るBPM(Beat per Minute)すなわちテンポを数値入
力することができる。
【0163】リアルタイム・パック・チェンジャ17
は、演奏中にキーボード112上の上下方向カーソル・
キー[↑]、[↓]、左右方向カーソル・キー[←]、
[→]、並びに、[Enter]キー又はボタンで構成
される。上下方向カーソル・キー[↑]、[↓]を押下
操作することによって、サウンド・パターン、ワンショ
ット、エフェクトの演奏レイヤを切り替えることがで
き、さらに、左右方向カーソル・キー[←]、[→]を
押下操作することによって、指定された演奏レイヤにお
けるパック(すなわちキー割り当て)を切り替えること
ができる。そして、[Enter]キー又はボタンを押
すことによって、現在表示されているパックへの切り替
えが有効化される。
【0164】バージョン情報呼び出しボタン18をマウ
スでクリックすると、当該音響コンテンツ処理ソフトウ
ェアのバージョン情報がダイアログ表示される。
【0165】また、ヘルプ・ウィンドウ呼び出しボタン
19をマウスでクリックすると、ヘルプ・ウィンドウ
(周知)を起動する。
【0166】また、終了ボタン20をマウスでクリック
すると、起動中のアプリケーションを終了する。
【0167】図7には、サウンド・パーツ・ブラウザの
ウィンドウ画面の構成例を示している。既に述べたよう
に、サウンド・パーツ・ブラウザは、図6に示したメイ
ン画面上で、サウンド・パーツ・ブラウザ呼び出しボタ
ン2を押すことによって起動する。
【0168】サウンド・パーツ・ブラウザは、サウンド
・パターン、ワンショット、エフェクト、レコードな
ど、演奏に使用する音片情報の管理全般を行う。同図に
示すように、サウンド・パーツ・ブラウザは、サウンド
・パターン、ワンショット、エフェクト、レコードな
ど、各演奏レイヤ毎に専用の情報表示エリア32を持
ち、該当するタブ31をクリックすることによって情報
表示エリア32の切り替えを行うことができる。図示の
例では、サウンド・パターンのタブ31が選択され、サ
ウンド・パターンに関する情報表示エリア32が最前面
に表示されている。
【0169】図示のサウンド・パーツ・ブラウザのウィ
ンドウ画面は、チップ情報修正ボタン33と、新規チッ
プ作成ボタン34と、チップ/レコードのインポート・
ボタン35と、チップ/レコードのエクスポート・ボタ
ン36と、レコード・データのWAV変換ボタン37
と、チップ/レコード・プレイヤ38と、ブラウザ終了
ボタン39を含んでいる。
【0170】サウンド・パターンの情報表示エリア32
には、登録されている各サウンド・パターンの名前、グ
ループ、BPM、フラッシュのファイル名、フラッシュ
のレイヤ、コメント、データ・ファイルのインポート日
時などの情報を書き込むフィールドが用意されている。
【0171】ワンショットの情報表示エリア(図示しな
い)には、登録されている各ワンショットの名前、グル
ープ、フラッシュのファイル名、フラッシュのレイヤ、
コメント、データ・ファイルのインポート日時などの情
報を書き込むフィールドが用意されている。
【0172】エフェクトの情報表示エリア(図示しな
い)には、登録されている各エフェクトの名前、グルー
プ、フラッシュのファイル名、フラッシュのレイヤ、コ
メント、データ・ファイルのインポート日時などの情報
を書き込むフィールドが用意されている。
【0173】レコードの情報表示エリア(図示しない)
には、登録されている各レコードの名前、BPM、コメ
ント、データ作成日時などの情報を書き込むフィールド
が用意されている。
【0174】チップ情報修正ボタン33をクリックする
ことにより、後述するチップ情報ウィンドウが起動さ
れ、情報表示エリアで選択中のチップ(ハイライト表示
又は反転表示されている)の情報の変更を行うことがで
きる。
【0175】また、新規チップ作成ボタン34をクリッ
クすることにより、後述するチップ情報ウィンドウが起
動され、新規のチップ情報を入力することができる。
【0176】チップ/レコードのインポート・ボタン3
5をクリックすることにより、後述するインポート・ウ
ィンドウが起動され、チップ又はレコードをシステム外
からインポートすることができる。
【0177】また、チップ/レコードのエクスポート・
ボタン36をクリックすることにより、エクスポート・
ウィンドウ(図示しない)が起動され、既登録のチップ
又はレコードをシステム外にエクスポートすることがで
きる。
【0178】エクスポート・ウィンドウとして、例え
ば、米マイクロソフト社のオペレーティング・システム
(OS)である"Windows"に標準装備されている
ファイル保存用のウィンドウを適用することができる。
ユーザ側がこのようなファイル・セーブ・ウィンドウ上
でフォルダ名を入力して、エクスポートされるファイル
群をそのフォルダ内にコピーする。レコードのエクスポ
ートは曲単位で行う(複数レコードを同時にエクスポー
トすることはできない)。
【0179】レコード・データのWAV変換ボタン37
を押すことにより、最前面の情報表示エリア32中で選
択しているレコード・データ(レコーダで記録されたシ
ーケンス・データ)を、WAV形式のデータに変換す
る。
【0180】チップ/レコード・プレイヤ38は、Pl
ay,Stop,Pauseなどの再生処理に関わるボ
タン群で構成され、ボタン操作に応答して、情報表示エ
リア32中で選択しているレコード・データ(レコーダ
で記録されたシーケンス・データ)を、再生(Pla
y)、停止(Stop)、又は一時停止(Pause)
させる。
【0181】ブラウザ終了ボタン39を押すことによ
り、サウンド・パーツ・ブラウザをクローズする。
【0182】図8には、チップ情報ウィンドウの画面構
成例を示している。チップ情報ウィンドウでは、サウン
ド・パターン、ワンショット、エフェクトなどの各演奏
レイヤにおける音片情報を取り扱うことができる。図示
の通り、チップ情報ウィンドウは、種類情報表示フィー
ルド41と、名前情報フィールド42と、グループ名情
報フィールド43と、コメント情報フィールド44と、
WAVデータ情報フィールド45と、フラッシュ選択ボ
タン47と、優先順位フィールド48と、OKボタン4
9と、キャンセル・ボタン50を含んでいる。
【0183】種類情報表示フィールド41には、サウン
ド・パターン、ワンショット、エフェクトのうちいずれ
のチップであるかが表示される。
【0184】名前情報フィールド42には、表示中のチ
ップ情報のチップ名が表示される。該フィールド中で名
前を変更することができる。
【0185】グループ名情報フィールド43には、表示
中のチップ情報が属するグループ名が表示される。該フ
ィールド中で名前を変更することができる。
【0186】コメント情報フィールド44には、表示中
のチップ情報に関するコメントが表示される。該フィー
ルド中でコメント内容を記入・変更することができる。
【0187】WAVデータ情報フィールド45には、選
択されたチップに関するデータ・ファイルの情報が表示
される。該フィールド45内のインポート・ボタン46
を押すと、単独音片ファイルの取り込み、若しくはエフ
ェクト・チップの作成が行われる。また、サウンド・パー
ツ・ブラウザ(前述)でチップの新規作成を行った場合
には、WAVファイルの取り込みを行い、エフェクト・
ファイル・メーカ(後述)が起動される。
【0188】フラッシュ選択ボタン47を押すと、後述
するフラッシュ・ムービー選択ウィンドウが起動して、
チップに割り当てるフラッシュ・ムービーを選択するこ
とができる。ここで選択されたフラッシュ・ムービー
は、対応するチップを再生する期間中に、メイン画面の
フラッシュ・ムービー表示エリア1に表示される。
【0189】優先順位フィールド48には、チップに割
り当てるフラッシュ・ムービーの表示の優先順位を入力
することができる。メイン画面のフラッシュ・ムービー
表示エリア1(前述)には、サウンド・パターン、ワン
ショット、エフェクトの各プレイ・ボタン10,12,
13を操作すると同時に対応するフラッシュ・ムービー
も重ねて再生される。ここで言う優先順位は、各フラッ
シュ・ムービーを重ねる順番を意味する。
【0190】OKボタン49を押すと、このチップ情報
ウィンドウで入力されたチップ情報を有効化して、当該
ウィンドウをクローズする。
【0191】また、キャンセル・ボタン50を押すと、
このチップ情報ウィンドウで入力されたチップ情報をキ
ャンセルして、当該ウィンドウをクローズする。
【0192】図9には、エフェクト・ファイル・メーカ・
ウィンドウの画面構成例を示している。エフェクト・フ
ァイル・メーカ・ウィンドウでは、サウンド・プレイヤで
の演奏に使用するエフェクト情報を作成することができ
る。図示の通り、エフェクト・ファイル・メーカ・ウィン
ドウは、基調エフェクト・フィールド51と、エフェク
ト・バランス52と、X及びYの各入力フィールド53
と、テストBGMフィールド54と、OKボタン55
と、キャンセル・ボタン56を含んでいる。
【0193】基調エフェクト・フィールド51は、コン
ボボックス形式の入力フィールドであり、▼ボタンを押
すことにより出現するリストボックス(図示しない)の
中から、エフェクトの基調となる音響効果を選択するこ
とができる。基調エフェクトのパラメータとして、"Dis
tortion"、"Autopan"、"RingMod"、"Flanger"、"Phase
r"、"Slice"、"Delay"、"Echo"、"Lo-Fi"、"Wah"、及
び"Plane"が用意されている。
【0194】エフェクト・バランス52は、エフェクト
を構成する各種の要素のバランスを、それぞれのスライ
ダ上のポインタをマウスなどでドラッグすることによっ
て設定する。エフェクトの構成要素として、"Contro
l"、"Balance"、"Isolator_Low"、"Isolator_Mid"、"Is
olator_High"、"Filter_Resonance"、"Filter_Cut-off"
が用意されている。
【0195】X及びYの各フィールド53では、リアル
タイム・エフェクタすなわち演奏中にリアルタイムで調
整すべきエフェクタ構成要素を選択する。X及びYの各
フィールド53はコンボボックス形式となっており、そ
れぞれ、"Control"、"Balance"、"Isolator_Low"、" Is
olator_Mid"、" Isolator_High"、" Filter_Resonanc
e"、" Filter_Cut-off"の中から選択することができ
る。X及びYの各フィールドに設定された構成要素は、
スイング・ボックス(前述及び図4を参照のこと)のA
軸及びB軸にそれぞれ割り当てられ、演奏中はトラック
パッドやマウスのドラッグ操作に応答して設定値をリア
ルタイムで変更することができる。
【0196】例えば、A軸側には、Control(m
in<−>max)やBalance(dry<−>w
et)のような基調とするエフェクトのパラメータを設
定し、他方のB軸側には、A軸とも、また各種パラメー
タ間で相互に干渉しないようなパラメータを設定する。
【0197】テストBGMフィールド54は、コンボボ
ックス形式となっており、エフェクト・ファイル・メーカ
・ウィンドウを起動した際に自動的に再生される音楽フ
ァイルをテキスト入力するか、又は、リスト・ボックス
(図示しない)から選択することができる。ユーザは、
起動時に再生される音楽ファイルを参考に、エフェクト
・バランスを調整することができる。
【0198】OKボタン55を押すと、このエフェクト
・ファイル・メーカ・ウィンドウで入力されたエフェクト
情報を有効化して、当該ウィンドウをクローズする。
【0199】また、キャンセル・ボタン56を押すと、
このエフェクト・ファイル・メーカ・ウィンドウで入力さ
れたエフェクト情報をキャンセルして、当該ウィンドウ
をクローズする。
【0200】図10には、フラッシュ・ムービー選択ウ
ィンドウの画面構成例を示している。フラッシュ・ムー
ビー選択ウィンドウは、前述のチップ情報ウィンドウ、
又は、後述するオプション・ウィンドウの双方から呼び
出すことができる。図示の通り、フラッシュ・ムービー
選択ウィンドウは、フラッシュ・ムービー・ビューワ61
と、フラッシュ・ムービー・リスト62と、OKボタン6
3と、キャンセル・ボタン64を含んでいる。
【0201】チップ情報ウィンドウから呼び出された場
合、フラッシュ・ムービー選択ウィンドウは、サウンド・
パターン、ワンショット、エフェクトの各演奏レイヤの
チップに対してフラッシュ・ムービーを関連付けるため
のムービー・セレクタとして機能する。演奏中にフラッ
シュ表示エリア1で再生するためのビジュアル・エフェ
クト・ムービーを選択することができる。
【0202】また、オプション・ウィンドウから呼び出
され場合、フラッシュ・ムービー選択ウィンドウで、演
奏中にフラッシュ表示エリア1の采配面で再生するため
のバックグラウンド・ムービーを選択することができ
る。
【0203】フラッシュ・ムービー・ビューワ61は、選
択しているフラッシュのムービーを表示する領域であ
る。
【0204】フラッシュ・ムービー・リスト62は、選択
可能なフラッシュ・ムービーを一覧表示する領域であ
り、選択中のムービーを反転表示する。
【0205】OKボタン63を押すと、このフラッシュ
・ムービー選択ウィンドウで選択されたフラッシュ・ムー
ビーをチップに関連付けて、当該ウィンドウをクローズ
する。
【0206】また、キャンセル・ボタン64を押すと、
このフラッシュ・ムービー選択ウィンドウで選択された
フラッシュ・ムービーをキャンセルして、当該ウィンド
ウをクローズする。
【0207】図11には、インポート・ウィンドウの画
面構成例を示している。インポート・ウィンドウ上で
は、演奏にチップ(音片)として使用する各種ファイル
をシステム外から取り込むことができる。図示の通り、
インポート・ウィンドウは、フォルダ指定フィールド7
1と、ファイル情報フィールド72と、OKボタン73
と、キャンセル・ボタン74を含んでいる。
【0208】フォルダ指定フィールド71では、インポ
ートしたいファイル群を格納したフォルダを指定する。
【0209】ファイル情報フィールド72では、フォル
ダ指定フィールド71で指定したフォルダ内のファイル
群の情報を一覧表示する。
【0210】OKボタン73を押すと、現在選択してい
るフォルダ内の各種ファイルをインポートして、当該ウ
ィンドウをクローズする。
【0211】また、キャンセル・ボタン74を押すと、
現在選択しているフォルダ内の各種ファイルをインポー
トせずに、当該ウィンドウをクローズする。
【0212】図12には、オプション・ウィンドウの画
面構成例を示している。図示のオプション・ウィンドウ
では、各種設定の変更を行うことができる。同図に示す
ように、オプション・ウィンドウは、サウンド・パックの
選択フィールド81と、サウンド・パックの新規作成ボ
タン82と、バックグラウンド・ムービーの選択フィー
ルド83と、クオンタイズのタイミング指定フィールド
84と、レコーディングの無音時間設定フィールド85
と、OKボタン86と、キャンセル・ボタン87を含ん
でいる。
【0213】サウンド・パックの選択フィールド81
は、コンボボックス形式となっており、演奏に使用する
サウンド・パックをテキスト入力するか、又は、図示し
ないリスト・ボックス中から選択することができる。
【0214】サウンド・パックは、演奏に使用するサウ
ンド・パターンとキー割り当ての組み合わせ(パターン
・パック)、演奏に使用するワンショット・パターンと
キー割り当ての組み合わせ(ワンショット・パック)、
及び、演奏に使用するエフェクトとキー割り当ての組み
合わせ(エフェクト・パック)からなる(前述)。サウ
ンド・パックは、これらをまとめて保持する音素材につ
いてのキー割り当て情報であり、1つのサウンド・パッ
クで1つのファイルとなる。
【0215】本実施形態では、パターン・パック、ワン
ショット・パック、エフェクト・パックのそれぞれを最大
8通りまで登録することができる。したがって、サウン
ド・パックは、最大で8×8×8=512通りとなる。
【0216】サウンド・パックの新規作成ボタン82を
押すと、サウンド・パックを新たに作成することができ
る。
【0217】バックグラウンド・ムービーの選択フィー
ルド83は、A〜Eの5個のボタンからなり、各ボタン
にはバックグラウンド・ムービーが割り当てられてお
り、演奏中にボタンを押すことによって、フラッシュ表
示エリア1で再生するバックグラウンド・ムービーを選
択することができる。
【0218】クオンタイズのタイミング指定フィールド
84では、演奏のタイミング補正を指定することができ
る。図示の例では、クオンタイズのタイミング指定フィ
ールド84は、4個のラジオ・ボタンで構成されてお
り、1/4,1/8,1/16の中からタイミングを択
一的に選択することができる。タイミング補正を行わな
い場合には、リアルタイムが選択される。
【0219】OKボタン86を押すと、このオプション
・ウィンドウで選択されている情報を有効化して、当該
ウィンドウをクローズする。
【0220】また、キャンセル・ボタン87を押すと、
このオプション・ウィンドウで選択されている情報をキ
ャンセルして、当該ウィンドウをクローズする。
【0221】図13には、パック・マネージャ・ウィンド
ウの画面構成例を示している。パック・マネージャ・ウィ
ンドウは、サウンド・パック、ワンショット・パック、又
は、エフェクト・パックの編集を行うための画面であ
る。
【0222】メイン画面のパターン・マネージャ呼び出
しボタン7から呼び出された場合、パターン・マネージ
ャ・ウィンドウの表示内容は各サウンド・キーにサウン
ド・パターンを割り当てる組み合わせすなわちサウンド
・パックの編集・変更に対応したものとなる。
【0223】また、メイン画面のワンショット・マネー
ジャ呼び出しボタン8から呼び出された場合、パターン
・マネージャ・ウィンドウの表示内容は各ワンショット・
キーにワンショットを割り当てる組み合わせすなわちワ
ンショット・パックの編集・変更に対応したものとな
る。
【0224】また、メイン画面のエフェクト・マネージ
ャ呼び出しボタン9から呼び出された場合、パターン・
マネージャ・ウィンドウの表示内容は各エフェクト・キ
ーにエフェクトの割り当てる組み合わせすなわちエフェ
クト・パックの編集・変更に対応したものとなる。
【0225】図13に示す例では、パターン・マネージ
ャ・ウィンドウの表示は、サウンド・キーに対してサウ
ンド・パターンを割り当てる組み合わせすなわちサウン
ド・パックの編集・変更に対応したものである。同図に
示すパターン・マネージャ・ウィンドウは、パックの選択
フィールド91と、パックの新規作成ボタン92と、チ
ップ・リスト表示フィールド93と、アサイン情報フィ
ールド94と、OKボタン95と、キャンセル・ボタン
96を含んでいる。
【0226】パックの選択フィールド91は、コンボボ
ックス形式で構成され、キー割り当てを行うパターン・
パック(又は、ワンショット・パック、エフェクト・パッ
ク)の名前を選択することができる。
【0227】パックの新規作成ボタン92を押すと、パ
ターン・パック(又は、ワンショット・パック、エフェク
ト・パック)を新たに作成する。直接入力で、名前を変
更することも可能である。パターン・パック、ワンショ
ット・パック、エフェクト・パックのそれぞれの演奏レイ
ヤに対してそれぞれ最大8通りのパックを追加すること
ができる。
【0228】チップ・リスト表示フィールド93では、
各演奏レイヤにおいて選択可能なチップ(音素材)が一
覧表示される。
【0229】アサイン情報フィールド94では、各キー
に割り当てられたチップ(音素材)の名前が表示され
る。キーの表示は、操作中の演奏レイヤのパックに合わ
せて切り替わる。図示の例では、サウンド・パターンの
キー割り当てを操作中なので、QWERTY配列型のキ
ーボード112上でサウンド・キーとして割り当てられ
た最前列の[Z],[X],[C],[V],[B],
[N],[M],[<],[>],[?]という合計1
0個の各パターン・キーが表示されている。キー割り当
てを変更する場合には、該当するキーのアサイン情報フ
ィールド94中にチップ名を直接テキスト入力してもよ
いし、チップリスト中の所望のチップを該当するキーの
アサイン情報フィールドにドラッグ・アンド・ドロップし
てもよい。
【0230】OKボタン95を押すと、現在設定されて
いるアサイン情報を有効化して、当該ウィンドウをクロ
ーズする。
【0231】また、キャンセル・ボタン96を押すと、
現在設定されているアサイン情報をキャンセルして、当
該ウィンドウをクローズする。
【0232】最後に、本実施形態に係る音響コンテンツ
処理ソフトウェアによる演奏処理について説明する。
【0233】音響コンテンツ処理ソフトウェアを実行す
る計算機システム100上で、キーボード112やマウ
ス113などのユーザ入力装置を介したユーザ入力をリ
アルタイムに取り込んで曲を演奏することができる。図
14には、キーボード112やマウス113などのユー
ザ入力装置を介したユーザ入力をリアルタイムに取り込
んで曲を演奏するための処理手順をフローチャートの形
式で示している。
【0234】計算機システム100上では、キーボード
112やマウス113に対してキー押下やドラッグなど
のユーザ操作が印加されると、入力機器インターフェー
ス104はCPU101に対してイベントすなわち割込
み要求(IRQ)を発行する。CPU101側では割込
み要求に対応する割込みハンドラを実行することによっ
て、キー入力の内容(スキャン・コード)やマウスの指
示座標又はその変位量を解釈することができる(ステッ
プS11)。
【0235】発生したイベントがパターン・キーの押下
操作である場合には(ステップS12)、パック・マネ
ージャを介して当該パターン・キーに割り当てられたサ
ウンド・パターンのファイルを選択して(ステップS1
3)、このサウンド・パターンを再生出力する(ステッ
プS14)。既に再生中の音素材がある場合には、これ
に追加して合成出力する。ここで、パターン・キーにト
グル機能がオンされると、対応するサウンド・パターン
を連続して再生する。
【0236】また、発生したイベントがパターン・キー
の押下解除である場合(トグル機能の解除を含む)には
(ステップS15)、再生中の音素材の中から、当該解
除されたパターン・キーに対応するサウンド・パターンを
削除して演奏する(ステップS16)。
【0237】また、発生したイベントがワンショット・
キーの押下操作である場合には(ステップS17)、パ
ック・マネージャを介して当該ワンショット・キーに割り
当てられたワンショットのファイルを選択して(ステッ
プS18)、演奏中の曲に合成する(ステップS1
9)。既に再生中のワンショットがある場合には、これ
を無効化して、新たに入力されたワンショットを再生す
る。
【0238】また、発生したイベントがエフェクト・キ
ーの押下操作である場合には(ステップS20)、パッ
ク・マネージャを介して当該エフェクト・キーに割り当て
られたエフェクトを演奏中の曲に適用する(ステップS
21)。ここで、エフェクト・キーにトグル機能がオン
されると、対応するエフェクトを連続して演奏全体に適
用する。
【0239】また、発生したイベントがエフェクト・キ
ーの押下解除である場合(トグル機能の解除を含む)に
は(ステップS22)、演奏に対するエフェクトの適用
を停止する(ステップS23)。
【0240】[追補]以上、特定の実施例を参照しなが
ら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や
代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示とい
う形態で本発明を開示してきたのであり、本明細書の記
載内容を限定的に解釈するべきではない。本発明の要旨
を判断するためには、冒頭に記載した特許請求の範囲の
欄を参酌すべきである。
【0241】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば、
キーボードとマウスというパーソナル・コンピュータの
標準的なユーザ入力環境下で、即時性が求められる複数
種のアナログ・パラメータをダイナミックに入力するこ
とができる、優れた情報処理装置及び情報処理方法、並
びに記憶媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実現するのに適した計算機システム1
00のハードウェア構成を模式的に示した図である。
【図2】本実施形態に係る音響コンテンツ処理ソフトウ
ェアが起動してから終了するまでの流れを示した機能構
成図である。
【図3】サウンド・オートアジャスタにおいて、1/4
のタイミングが指定されている場合のタイミング補正を
行う様子を説明するための図である。
【図4】エフェクタのために使用されるスイング・ボッ
クスの構成例を示した図である。
【図5】スイング・ボックスを用いたエフェクタが行う
処理手順を示したフローチャートである。
【図6】本実施形態に係る音響コンテンツ処理ソフトウ
ェアを計算機システム100上で起動したときに、ディ
スプレイ111に画面表示されるメイン画面の構成例を
示した図である。
【図7】サウンド・パーツ・ブラウザのウィンドウ画面
の構成例を示した図である。
【図8】チップ情報ウィンドウの画面構成例を示した図
である。
【図9】エフェクト・ファイル・メーカ・ウィンドウの画
面構成例を示した図である。
【図10】フラッシュ・ムービー選択ウィンドウの画面
構成例を示した図である。
【図11】インポート・ウィンドウの画面構成例を示し
た図である。
【図12】オプション・ウィンドウの画面構成例を示し
た図である。
【図13】パック・マネージャ・ウィンドウの画面構成例
を示した図である。
【図14】本実施形態に係る音響コンテンツ処理ソフト
ウェアを実行する計算機システム100上で、キーボー
ド112やマウス113などのユーザ入力装置を介した
ユーザ入力をリアルタイムに取り込んで曲を演奏するた
めの処理手順を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1…フラッシュムービー表示エリア 2…サウンド・パーツ・ブラウザ呼び出しボタン 3…オプション設定ウィンドウ呼び出しボタン 4…レコーディング開始ボタン,5…レコーディング終
了ボタン 6…スコア・エディタ呼び出しボタン 7…パターン・マネージャ呼び出しボタン 8…ワンショット・マネージャ呼び出しボタン 9…エフェクト・マネージャ呼び出しボタン 10…パターン・プレイ・ボタン 11…パターン・トグル・ボタン 12…ワンショット・プレイ・ボタン 13…エフェクト・プレイ・ボタン 14…エフェクト・トグル・ボタン 15…マスター・ボリューム・コントローラ 16…BPM入力ボックス 17…リアルタイム・パック・チェンジャ 18…バージョン情報呼び出しボタン 31…タブ,32…情報表示エリア 33…チップ情報修正ボタン 34…新規チップ作成ボタン 35…インポート・ボタン,36…エクスポート・ボタ
ン 37…WAV変換ボタン 38…チップ/レコード・プレイヤ 41…種類情報表示フィールド,42…名前情報フィー
ルド 43…グループ名情報フィールド,44…コメント情報
フィールド 45…WAVデータ情報フィールド,47…フラッシュ
選択ボタン 48…有線順位フィールド 51…基調エフェクト・フィールド 52…エフェクト・バランス,53…リアルタイム・エ
フェクタ 54…テストBGMフィールド 61…フラッシュ・ムービー・ビューワ 62…フラッシュ・ムービー・リスト 71…フォルダ指定フィールド,72…ファイル情報フ
ィールド 81…サウンド・パック選択フィールド 82…サウンド・パック新規作成ボタン 83…バックグラウンド・ムービー選択フィールド 84…クオンタイズのタイミング指定フィールド 91…パックの選択フィールド 92…パックの新規作成ボタン 93…チップ・リスト表示フィールド 94…アサイン情報フィールド 100…計算機システム 101…CPU,102…メモリ 103…ディスプレイ・コントローラ 104…入力機器インターフェース 105…ネットワーク・インターフェース 107…外部機器インターフェース,108…バス 109…音響機器インターフェース 111…ディスプレイ,112…キーボード,113…
マウス 114…ハード・ディスク装置 115…メディア・ドライブ 116…スピーカ 117…機器増設インターフェース,118…ゲーム用
コントローラ
フロントページの続き (72)発明者 坂田 純一郎 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D378 HA01 HA08 KK14 KK15 KK20 MM42 MM63 MM93 SE35 TT14 TT19 TT23 XX12 5E501 AA13 AC34 BA05 CA02 CB02 CB08 CB09 DA13 EA05 EA06 EA10 EB05 FA23 FA44 FA46 FB03 FB43

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユーザ入力に応じてパラメータ値を変更し
    て所定の処理を実行する情報処理装置であって、 モード切替に割り当てられた第1のユーザ入力装置と、 パラメータ操作に割り当てられた第2のユーザ入力装置
    と、 パラメータを操作するためのパラメータ操作平面と、 前記パラメータ操作平面上の水平軸又は垂直軸にそれぞ
    れパラメータを割り当てるパラメータ割り当て手段と、 前記第1のユーザ入力装置に対するユーザ入力操作に応
    答して、前記第2のユーザ入力装置を前記パラメータ操
    作平面上でパラメータ操作するためのパラメータ操作モ
    ードに遷移させる制御手段とを備え、 前記パラメータ操作モード下では、前記パラメータ操作
    平面上で、前記第2のユーザ入力装置からのユーザ入力
    に従って水平軸又は垂直軸にそれぞれ割り当てられたパ
    ラメータ値を変更する、ことを特徴とする情報処理装
    置。
  2. 【請求項2】ユーザ入力に応じて複数のパラメータ値を
    変更して所定の処理を実行する情報処理装置であって、 モード切替に割り当てられた第1のユーザ入力装置と、 パラメータ操作に割り当てられた第2のユーザ入力装置
    と、 2以上のパラメータを同時に操作するためのパラメータ
    操作平面と、 前記パラメータ操作平面上の水平軸及び垂直軸にそれぞ
    れパラメータを割り当てるパラメータ割り当て手段と、 前記第1のユーザ入力装置に対するユーザ入力操作に応
    答して、前記第2のユーザ入力装置を前記パラメータ操
    作平面上でパラメータ操作するためのパラメータ操作モ
    ードに遷移させる制御手段とを備え、 前記パラメータ操作モード下では、前記パラメータ操作
    平面上で、前記第2のユーザ入力装置からのユーザ入力
    に従って水平軸及び垂直軸にそれぞれ割り当てられたパ
    ラメータ値を変更する、ことを特徴とする情報処理装
    置。
  3. 【請求項3】前記第1のユーザ入力装置は複数のキーを
    有する入力装置であり、 前記第2のユーザ入力装置は操作平面上の入力装置や座
    標を指定する座標指示装置である、ことを特徴とする請
    求項2に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】前記第2のユーザ入力装置はマウス又はト
    ラックパッドなどの座標指示装置であり、 前記パラメータ操作平面を画面表示するパラメータ操作
    平面表示手段をさらに備え、 前記パラメータ操作平面上で現在のパラメータ値に対応
    する位置に指示ポイントを表示するとともに、前記座標
    指示装置における水平及び垂直方向の各変位量に応じて
    該指示ポイントを移動させる、ことを特徴とする請求項
    2に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】前記第2のユーザ入力装置はマウス又はト
    ラックパッドなどの座標指示装置であり、 前記制御手段は、前記パラメータ操作モードに遷移した
    ときに、該座標指示装置における座標指示位置を前記パ
    ラメータ操作平面上での各パラメータ値に対応する位置
    にプリセットする、ことを特徴とする請求項2に記載の
    情報処理装置。
  6. 【請求項6】前記第2のユーザ入力装置はマウス又はト
    ラックパッドなどの座標指示装置であり、 前記制御手段は、前記パラメータ操作平面上での該座標
    指示装置による指示位置の移動方向に対して所定の機能
    を割り当てる、ことを特徴とする請求項2に記載の情報
    処理装置。
  7. 【請求項7】前記第2のユーザ入力装置はマウス又はト
    ラックパッドなどの座標指示装置であり、 前記制御手段は、前記パラメータ操作平面上での該座標
    指示装置による指示位置の移動速度に応じた実行速度で
    処理を行う、ことを特徴とする請求項2に記載の情報処
    理装置。
  8. 【請求項8】前記制御手段は、前記第1のユーザ入力装
    置に対するユーザ入力操作の解除に応答して、前記第2
    のユーザ入力装置を前記パラメータ操作モードから通常
    のユーザ入力モードに復帰させる、ことを特徴とする請
    求項2に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】前記制御手段は、前記第1のユーザ入力装
    置に対するユーザ入力操作の解除に応答して、その時点
    でのパラメータ値をクリアし、再度前記第1のユーザ入
    力装置に対するユーザ入力操作が行われたことに応答し
    て、先に設定されたパラメータ値を有効化する、ことを
    特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】前記制御手段は、前記第2のユーザ入力
    装置を前記パラメータ操作モードから通常のユーザ入力
    モードに復帰させる際に、パラメータ操作モード下で変
    更したパラメータ値を元に戻す、ことを特徴とする請求
    項2に記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】前記制御手段は、前記第2のユーザ入力
    装置を前記パラメータ操作モードから通常のユーザ入力
    モードに復帰させる際に、パラメータ操作モード下で変
    更したパラメータ値を保存する、ことを特徴とする請求
    項2に記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】モード切替に割り当てることができる第
    1のユーザ入力装置と、パラメータ操作に割り当てるこ
    とができる第2のユーザ入力装置とを用いたユーザ入力
    に応じて所定の処理を実行する情報処理方法であって、 パラメータ操作平面上の水平軸又は垂直軸にそれぞれパ
    ラメータを割り当てるパラメータ割り当てステップと、 前記第1のユーザ入力装置に対するユーザ入力操作に応
    答して、前記第2のユーザ入力装置を前記パラメータ操
    作平面上でパラメータ操作するためのパラメータ操作モ
    ードに遷移させる制御ステップとを備え、 前記パラメータ操作モード下では、前記パラメータ操作
    平面上で、前記第2のユーザ入力装置からのユーザ入力
    に従って水平軸又は垂直軸にそれぞれ割り当てられたパ
    ラメータ値を変更する、ことを特徴とする情報処理方
    法。
  13. 【請求項13】モード切替に割り当てることができる第
    1のユーザ入力装置と、パラメータ操作に割り当てるこ
    とができる第2のユーザ入力装置とを用いたユーザ入力
    に応じて所定の処理を実行する情報処理方法であって、 2以上のパラメータを同時に操作するためのパラメータ
    操作平面上の水平軸及び垂直軸にそれぞれパラメータを
    割り当てるパラメータ割り当てステップと、 前記第1のユーザ入力装置に対するユーザ入力操作に応
    答して、前記第2のユーザ入力装置を前記パラメータ操
    作平面上でパラメータ操作するためのパラメータ操作モ
    ードに遷移させる制御ステップとを備え、 前記パラメータ操作モード下では、前記パラメータ操作
    平面上で、前記第2のユーザ入力装置からのユーザ入力
    に従って水平軸及び垂直軸にそれぞれ割り当てられたパ
    ラメータ値を変更する、ことを特徴とする情報処理方
    法。
  14. 【請求項14】前記第1のユーザ入力装置は複数のキー
    を有する入力装置であり、 前記第2のユーザ入力装置は操作平面上の入力装置や座
    標を指定する座標指示装置である、ことを特徴とする請
    求項13に記載の情報処理方法。
  15. 【請求項15】前記第2のユーザ入力装置はマウス又は
    トラックパッドなどの座標指示装置であり、 前記パラメータ操作平面を画面表示するパラメータ操作
    平面表示ステップをさらに備え、 前記パラメータ操作平面上で現在のパラメータ値に対応
    する位置に指示ポイントを表示するとともに、前記座標
    指示装置における水平及び垂直方向の各変位量に応じて
    該指示ポイントを移動させる、ことを特徴とする請求項
    13に記載の情報処理方法。
  16. 【請求項16】前記第2のユーザ入力装置はマウス又は
    トラックパッドなどの座標指示装置であり、 前記制御ステップでは、前記パラメータ操作モードに遷
    移したときに、該座標指示装置における座標指示位置を
    前記パラメータ操作平面上での各パラメータ値に対応す
    る位置にプリセットする、ことを特徴とする請求項13
    に記載の情報処理方法。
  17. 【請求項17】前記第2のユーザ入力装置はマウス又は
    トラックパッドなどの座標指示装置であり、 前記制御ステップでは、前記パラメータ操作平面上での
    該座標指示装置による指示位置の移動方向に対して所定
    の機能を割り当てる、ことを特徴とする請求項13に記
    載の情報処理方法。
  18. 【請求項18】前記第2のユーザ入力装置はマウス又は
    トラックパッドなどの座標指示装置であり、 前記制御ステップでは、前記パラメータ操作平面上での
    該座標指示装置による指示位置の移動速度に応じた実行
    速度で処理を行う、ことを特徴とする請求項13に記載
    の情報処理方法。
  19. 【請求項19】前記制御ステップでは、前記第1のユー
    ザ入力装置に対するユーザ入力操作の解除に応答して、
    前記第2のユーザ入力装置を前記パラメータ操作モード
    から通常のユーザ入力モードに復帰させる、ことを特徴
    とする請求項13に記載の情報処理方法。
  20. 【請求項20】前記制御ステップでは、前記第1のユー
    ザ入力装置に対するユーザ入力操作の解除に応答して、
    その時点でのパラメータ値をクリアし、再度前記第1の
    ユーザ入力装置に対するユーザ入力操作が行われたこと
    に応答して、先に設定されたパラメータ値を有効化す
    る、ことを特徴とする請求項13に記載の情報処理方
    法。
  21. 【請求項21】前記制御ステップでは、前記第2のユー
    ザ入力装置を前記パラメータ操作モードから通常のユー
    ザ入力モードに復帰させる際に、パラメータ操作モード
    下で変更したパラメータ値を元に戻す、ことを特徴とす
    る請求項13に記載の情報処理方法。
  22. 【請求項22】前記制御ステップでは、前記第2のユー
    ザ入力装置を前記パラメータ操作モードから通常のユー
    ザ入力モードに復帰させる際に、パラメータ操作モード
    下で変更したパラメータ値を保存する、ことを特徴とす
    る請求項13に記載の情報処理方法。
  23. 【請求項23】モード切替に割り当てることができる第
    1のユーザ入力装置と、パラメータ操作に割り当てるこ
    とができる第2のユーザ入力装置とを用いたユーザ入力
    に応じた所定の処理をコンピュータ・システム上で実行
    するように記述されたコンピュータ・ソフトウェアをコ
    ンピュータ可読形式で物理的に格納した記憶媒体であっ
    て、前記コンピュータ・ソフトウェアは、 パラメータ操作平面上の水平軸又は垂直軸にそれぞれパ
    ラメータを割り当てるパラメータ割り当てステップと、 前記第1のユーザ入力装置に対するユーザ入力操作に応
    答して、前記第2のユーザ入力装置を前記パラメータ操
    作平面上でパラメータ操作するためのパラメータ操作モ
    ードに遷移させる制御ステップとを備え、 前記パラメータ操作モード下では、前記パラメータ操作
    平面上で、前記第2のユーザ入力装置からのユーザ入力
    に従って水平軸又は垂直軸にそれぞれ割り当てられたパ
    ラメータ値を変更する、ことを特徴とする記憶媒体。
  24. 【請求項24】モード切替に割り当てることができる第
    1のユーザ入力装置と、パラメータ操作に割り当てるこ
    とができる第2のユーザ入力装置とを用いたユーザ入力
    に応じた所定の処理をコンピュータ・システム上で実行
    するように記述されたコンピュータ・ソフトウェアをコ
    ンピュータ可読形式で物理的に格納した記憶媒体であっ
    て、前記コンピュータ・ソフトウェアは、 2以上のパラメータを同時に操作するためのパラメータ
    操作平面上の水平軸及び垂直軸にそれぞれパラメータを
    割り当てるパラメータ割り当てステップと、 前記第1のユーザ入力装置に対するユーザ入力操作に応
    答して、前記第2のユーザ入力装置を前記パラメータ操
    作平面上でパラメータ操作するためのパラメータ操作モ
    ードに遷移させる制御ステップとを備え、 前記パラメータ操作モード下では、前記パラメータ操作
    平面上で、前記第2のユーザ入力装置からのユーザ入力
    に従って水平軸及び垂直軸にそれぞれ割り当てられたパ
    ラメータ値を変更する、ことを特徴とする記憶媒体。
  25. 【請求項25】モード切替に割り当てることができる第
    1のユーザ入力装置と、パラメータ操作に割り当てるこ
    とができる第2のユーザ入力装置とを用いたユーザ入力
    に応じた所定の処理をコンピュータ・システム上で実行
    するように記述されたコンピュータ・プログラムであっ
    て、 パラメータ操作平面上の水平軸又は垂直軸にそれぞれパ
    ラメータを割り当てるパラメータ割り当てステップと、 前記第1のユーザ入力装置に対するユーザ入力操作に応
    答して、前記第2のユーザ入力装置を前記パラメータ操
    作平面上でパラメータ操作するためのパラメータ操作モ
    ードに遷移させる制御ステップとを備え、 前記パラメータ操作モード下では、前記パラメータ操作
    平面上で、前記第2のユーザ入力装置からのユーザ入力
    に従って水平軸又は垂直軸にそれぞれ割り当てられたパ
    ラメータ値を変更する、ことを特徴とするコンピュータ
    ・プログラム。
  26. 【請求項26】モード切替に割り当てることができる第
    1のユーザ入力装置と、パラメータ操作に割り当てるこ
    とができる第2のユーザ入力装置とを用いたユーザ入力
    に応じた所定の処理をコンピュータ・システム上で実行
    するように記述されたコンピュータ・プログラムであっ
    て、 2以上のパラメータを同時に操作するためのパラメータ
    操作平面上の水平軸及び垂直軸にそれぞれパラメータを
    割り当てるパラメータ割り当てステップと、 前記第1のユーザ入力装置に対するユーザ入力操作に応
    答して、前記第2のユーザ入力装置を前記パラメータ操
    作平面上でパラメータ操作するためのパラメータ操作モ
    ードに遷移させる制御ステップとを備え、 前記パラメータ操作モード下では、前記パラメータ操作
    平面上で、前記第2のユーザ入力装置からのユーザ入力
    に従って水平軸及び垂直軸にそれぞれ割り当てられたパ
    ラメータ値を変更する、ことを特徴とするコンピュータ
    ・プログラム。
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