JP2006081630A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】多彩な予告変動演出を可能にし、遊技演出の種類が多く楽しめる遊技性を備え、遊技者のオーバーフローを危惧した止め打ちや単発打ちを抑制して、遊技台の稼働率の低下を防止すること。
【解決手段】 演出表示手段1が複数の演出表示領域11〜14を有するとともに、前記演出表示領域の作動状態を判定する演出表示状態判定手段4を設け、始動条件の成立時における該演出表示状態判定手段4における前記演出表示領域11〜14の判定結果および作動状態の判定結果に基づき演出抽選手段2によって図柄の変動態様を含めた様々な演出を抽選することにより、前記抽選結果に従って図柄変動制御手段3が前記演出領域それぞれの図柄変動を制御するとともに、前記演出抽選手段2における図柄の変動を含めた様々な演出の抽選確率が変更可能なように構成されているパチンコ遊技機である。
【選択図】図1

Description

本発明は、始動条件の成立により変動を開始する図柄群を表示可能で図柄変動を含めた様々な演出を表示可能な複数の表示領域を有する演出表示手段と、始動条件の成立ごとに対応する演出を抽選にて決定する演出抽選手段と、該演出抽選手段の抽選結果に従い前記演出表示手段にて図柄群の変動態様を制御する図柄変動制御手段を有し、前記図柄群の変動態様が最終的に特定の停止態様にて停止した場合に大当たり状態となり遊技者に有利となる特典が付与されるように構成されたパチンコ遊技機に関するものである。
従来の第1の遊技機では、図柄変動表示装置が作動中にさらに始動条件が成立した場合、2個目以降の図柄変動の権利を保留記憶という形で記憶し図柄変動の権利を保留するといった方法をとってきた。
また従来の第2の遊技機は、複数の変動表示領域に表示図柄をスクロール表示させ、先に変動表示を開始した変動表示領域の変動表示結果が導出表示された後に、次に変動表示を開始した変動表示領域の変動表示結果が導出表示されるとともに、リーチ表示態様となる変動表示領域に目印を付したり、拡大表示したり、リーチ表示態様となる変動表示領域が複数ある場合、後にリーチ表示態様となった変動表示領域に表示されるリーチ演出表示を一旦停止し、先にリーチ表示態様となった変動表示領域に表示されるリーチ演出表示が終了した後に、停止されたリーチ演出表示を再開するものであった。
特開2002−210133号公報
また従来の第3の遊技機は、単一の変動表示ゲームを同時に実行可能な通常の変動表示領域および複数の変動表示ゲームを同時に実行可能な複数の特別変動表示領域を備え、所定の変動表示条件が成立した数を所定の上限数まで累積的に記憶し、所定の遊技条件に基づいて、通常の変動表示領域および特別変動表示領域の一方を選択して変動表示ゲームを実行する変動表示ゲーム制御手段を備えているものであった。
特開2002−306749号公報
また従来の第4の遊技機は、始動入賞の個数を記憶し、この記憶された始動入賞の個数に対応する分割数に、可変表示器の表示画面を分割表示制御し、分割表示された画面それぞれにおいて抽選結果に対応する演出を独立して行うものであった。
特開2003−71006号公報
また従来の第5の遊技機は、図柄の変動中に始動入賞し、この始動入賞に基づいて行われる変動は表示部に分割表示され、始動入賞した順番に図柄の異なる変動時間に応じて図柄の変動が停止して確定し、最初に確定する変動表示を他の変動表示より大きく表示するものであった。
特開2003−325816号公報
しかしながら、上述のような上記従来の第1の遊技機の構成では、保留記憶及びその保留状況の報知は若干の演出機能を設けたものがあるものの、そのほとんどはランプにて点灯する報知にとどまるものであり、遊技性としては興趣に欠けるものになってしまうという問題点があった。
また従来の第2の遊技機は、リーチ表示態様となる変動表示領域に目印を付したり、拡大表示したり、リーチ表示態様となる変動表示領域が複数ある場合、後にリーチ表示態様となった変動表示領域に表示されるリーチ演出表示を一旦停止し、先にリーチ表示態様となった変動表示領域に表示されるリーチ演出表示が終了した後に、停止されたリーチ演出表示を再開するものであるので、リーチ表示領域がが毎回異なるので、遊技者が、全ての変動表示領域に注意を払う必要があるため、煩わしい印象を与え、疲労感が残るという問題があった。
さらに従来の第3の遊技機は、単一の変動表示ゲームを同時に実行可能な通常の変動表示領域および複数の変動表示ゲームを同時に実行可能な複数の特別変動表示領域を備え、所定の変動表示条件が成立した数を所定の上限数まで累積的に記憶し、所定の遊技条件に基づいて、通常の変動表示領域および特別変動表示領域の一方を選択して変動表示ゲームを実行するものであるので、特別変動表示領域が選択された場合は複数の変動表示ゲームを同時に実行するので、遊技者が、全ての表示ゲーム領域に注意を払う必要があるため、煩わしい印象を与え、疲労感が残るという問題があった。
また従来の第4の遊技機は、始動入賞の個数を記憶し、この記憶された始動入賞の個数に対応する分割数に、可変表示器の表示画面を分割表示制御され、分割表示された画面それぞれにおいて抽選結果に対応する演出を独立して行うものであるので、分割表示された画面全体に注意を払う必要があるため、煩わしい印象を与え、疲労感が残るという問題があった。
さらに従来の第5の遊技機は、図柄の変動中に始動入賞し、この始動入賞に基づいて行われる変動は表示部に分割表示され、始動入賞した順番に図柄の変動が停止して確定するが、図柄の変動毎に変動時間が異なり、変動時間の長さに応じて図柄の変動が停止して確定し、最初に確定する変動表示を他の変動表示より大きく表示するものであった。
そこで本発明者は、始動条件の成立により変動を開始する図柄群を表示可能であって、抽選によって決定される図柄変動を含めた様々な演出を表示し、前記図柄群の変動態様が最終的に特定の停止態様にて停止した場合に大当たり状態となり遊技者に有利となる特典が付与されるように構成されたパチンコ遊技機において、複数の演出表示領域を有する演出表示手段が、図柄変動表示中の図柄群が特定の停止態様となると大当たり状態が発生する契機となる第1の演出表示領域と、変動表示中の図柄群が特定の停止態様になっても大当たり状態が発生する契機とはならない第2の演出表示領域とを備え、前記演出表示領域の作動状態の判定結果に基づき、図柄の変動を含めた様々な演出の抽選確率を変更可能にするという技術的思想に着眼し、更に研究開発を重ねた結果、注視する演出表示領域を特定して煩わしい印象を与え疲労感が残るのを回避するとともに、多彩な予告変動演出を可能にし、遊技演出の種類が多く楽しめる遊技性を備え、遊技者のオーバーフローを危惧した止め打ちや単発打ちを抑制して、遊技台の稼働率の低下を防止するという目的を達成する本発明に到達した。
また本発明者は、始動条件の成立により変動を開始する図柄群を表示可能で図柄変動を含めた様々な演出を表示可能な表示領域を有した演出表示手段と、始動条件の成立ごとに対応する演出を抽選にて決定する演出抽選手段と、該演出抽選手段の抽選結果に従い前記演出表示手段にて図柄群の変動態様を制御する図柄変動制御手段を有し、前記図柄群の変動態様が最終的に特定の停止態様にて停止した場合に大当たり状態となり遊技者に有利となる特典が付与されるように構成されたパチンコ遊技機において、保留ランプ・保留表示に代わるものとして複数回分の図柄変動を同時に表示可能な演出表示領域を設けることにより遊技演出を多彩に表現可能にするするという技術的思想に着眼し、更に研究開発を重ねた結果、前記演出表示領域を複数有した演出表示手段と、前記演出表示領域の作動状態を判定する演出表示状態判定手段を設け、始動条件の成立時に該演出表示状態判定手段の判定結果に従い前記演出抽選手段にて図柄の変動態様を含めた様々な演出を抽選するとともに、演出抽選手段の抽選結果に従って図柄変動制御手段が前記演出領域それぞれの図柄変動を制御することを実現するとともに、多彩な予告変動演出を可能にし、遊技演出の種類が多く楽しめる遊技性を備え、遊技者のオーバーフローを危惧した止め打ちや単発打ちを抑制して、遊技台の稼働率の低下を防止するという目的を達成する本発明に到達した。
本発明(請求項1に記載の第1発明)のパチンコ遊技機は、
始動条件の成立により変動を開始する図柄群を表示可能で図柄変動を含めた様々な演出を表示可能な演出表示領域を有した演出表示手段と、始動条件の成立ごとに対応する演出を抽選にて決定する演出抽選手段と、該演出抽選手段の抽選結果に従い前記演出表示手段にて図柄群の変動態様を制御する図柄変動制御手段を有し、前記図柄群の変動態様が最終的に特定の停止態様にて停止した場合に大当たり状態となり遊技者に有利となる特典が付与されるように構成されたパチンコ遊技機において、
前記演出表示手段が前記演出表示領域を複数有するとともに、前記各演出表示領域の作動状態を判定する演出表示状態判定手段を設け、
始動条件の成立時に該演出表示状態判定手段における前記演出表示領域の判定を行い、該演出表示領域の作動状態を判定するとともに、該判定結果に基づき前記演出抽選手段によって図柄の変動態様を含めた様々な演出を抽選し、該抽選結果に従って前記図柄変動制御手段が前記演出領域それぞれの図柄変動を制御するとともに、前記演出抽選手段における図柄の変動を含めた演出の抽選確率が変更可能なように構成されている
ものである。
本発明(請求項2に記載の第2発明)のパチンコ遊技機は、
始動条件の成立により変動を開始する図柄群を表示可能で図柄変動を含めた様々な演出を表示可能な表示領域を有した演出表示手段と、始動条件の成立ごとに対応する演出を抽選にて決定する演出抽選手段と、該演出抽選手段の抽選結果に従い前記演出表示手段にて図柄群の変動態様を制御する図柄変動制御手段を有し、前記図柄群の変動態様が最終的に特定の停止態様にて停止した場合に大当たり状態となり遊技者に有利となる特典が付与されるように構成されたパチンコ遊技機において、
前記演出表示手段が、複数の前記演出表示領域を有し、
前記複数の演出表示領域において表示されている演出パターンの種類を記憶する演出パターン記憶手段と、
前記演出表示領域の作動状態を判定する演出表示状態判定手段を設け、
始動条件の成立時における該演出表示状態判定手段の判定結果及び前記演出パターン記憶手段の演出パターンの種類の記憶に基づき前記演出抽選手段によって図柄の変動態様を含めた様々な演出を抽選するとともに、前記演出抽選手段の抽選結果に従って前記図柄変動制御手段が前記演出領域の少なくとも一つの図柄変動を制御するように構成されている
ものである。
本発明(請求項3に記載の第3発明)のパチンコ遊技機は、
前記第2発明において、
前記複数の演出表示領域における大当たり抽選判定結果を記憶する大当たり抽選判定記憶手段を設け、
始動条件の成立時における該演出表示状態判定手段の判定結果及び前記大当たり抽選判定記憶手段に記憶された大当たり抽選判定結果ならびに前記演出パターン記憶手段の演出パターンの種類の記憶に基づき前記演出抽選手段によって図柄の変動態様を含めた様々な演出を抽選するとともに、前記演出抽選手段の抽選結果に従って前記図柄変動制御手段が前記演出領域の少なくとも一つの図柄変動を制御するように構成されている
ものである。
本発明(請求項4に記載の第4発明)のパチンコ遊技機は、
始動条件の成立により変動を開始する図柄群を表示可能で図柄変動を含めた様々な演出を表示可能な表示領域を有した演出表示手段と、始動条件の成立ごとに対応する演出を抽選にて決定する演出抽選手段と、該演出抽選手段の抽選結果に従い前記演出表示手段にて図柄群の変動態様を制御する図柄変動制御手段を有し、前記図柄群の変動態様が最終的に特定の停止態様にて停止した場合に大当たり状態となり遊技者に有利となる特典が付与されるように構成されたパチンコ遊技機において、
前記演出表示手段が、複数の前記演出表示領域を有し、
前記複数の演出表示領域における大当たり抽選判定結果を記憶する大当たり抽選判定記憶手段と、
前記演出表示領域の作動状態を判定する演出表示状態判定手段を設け、
始動条件の成立時における該演出表示状態判定手段の判定結果及び前記大当たり抽選判定記憶手段に記憶された大当たり抽選判定結果に基づき前記演出抽選手段によって図柄の変動態様を含めた様々な演出を抽選するとともに、前記演出抽選手段の抽選結果に従って前記図柄変動制御手段が前記演出領域の少なくとも一つの図柄変動を制御するように構成されている
ものである。
本発明(請求項5に記載の第5発明)のパチンコ遊技機は、
前記第1発明ないし第4発明のいずれかにおいて、
前記演出表示手段の前記複数の演出表示領域が、図柄変動表示中の図柄群が特定の停止態様となると大当たり状態が発生する契機となる第1の演出表示領域と、変動表示中の図柄群が特定の停止態様になっても大当たり状態が発生する契機とはならない第2の演出表示領域とから成る
ものである。
本発明(請求項6に記載の第6発明)のパチンコ遊技機は、
前記第1発明ないし第5発明のいずれかにおいて、
成立した始動条件に対応する図柄変動及び予告変動を含む演出が前記第1の演出表示領域及び前記第2の演出表示領域にて表示され、該表示中の一連の演出が所定条件の成立により別の異なる演出表示領域へと移動表示可能なように構成されている
ものである。
本発明(請求項7に記載の第7発明)のパチンコ遊技機は、
前記第2発明ないし第6発明のいずれかにおいて、
始動条件の成立時に前記演出表示領域の作動状態を判定する前記演出表示状態判定手段の判定結果に従い、前記演出抽選手段における図柄の変動を含めた様々な演出の抽選確率が変更可能なように構成されている
ものである。
本発明(請求項8に記載の第8発明)のパチンコ遊技機は、
前記第2発明ないし第7発明のいずれかにおいて、
始動条件の成立時に前記演出表示領域の作動状態を判定する前記演出表示状態判定手段の判定結果及び前記大当たり抽選判定記憶手段及び演出パターン記憶手段の記憶に従い前記演出抽選手段における図柄の変動を含めた様々な演出の抽選確率が変更可能なように構成されている
ものである。
本発明(請求項9に記載の第9発明)のパチンコ遊技機は、
前記第5発明ないし第8発明のいずれかにおいて、
前記第1の演出表示領域において、リーチ演出や大当たり演出とともに、変動図柄の確定が行われる
ものである。
本発明(請求項10に記載の第10発明)のパチンコ遊技機は、
前記第2発明ないし第9発明のいずれかにおいて、
前記始動条件の成立後に図柄変動態様抽選を行う図柄変動態様抽選手段を備え、
該図柄変動態様抽選手段が、前記始動条件の成立後に各作動中の表示領域数に対応した抽選テーブルによって、図柄変動態様抽選を行う
ものである。
本発明(請求項11に記載の第11発明)のパチンコ遊技機は、
前記第10発明において、
前記始動条件の成立後に表示を開始する各表示領域における変動演出の選択割合が、作動する表示領域の数毎に予め設定されている
ものである。
本発明(請求項12に記載の第12発明)のパチンコ遊技機は、
始動条件の成立により変動を開始する図柄群を表示可能であって、抽選によって決定される図柄変動を含めた様々な演出を表示し、前記図柄群の変動態様が最終的に特定の停止態様にて停止した場合に大当たり状態となり遊技者に有利となる特典が付与されるように構成されたパチンコ遊技機において、
複数の演出表示領域を有する演出表示手段を備え、
該演出表示手段が、図柄変動表示中の図柄群が特定の停止態様となると大当たり状態が発生する契機となる第1の演出表示専用領域と、変動表示中の図柄群が特定の停止態様になっても大当たり状態が発生する契機とはならない第2の演出表示専用領域とから成る
ものである。
本発明(請求項13に記載の第13発明)のパチンコ遊技機は、
前記第12発明において、
前記演出表示領域の作動状態を判定する前記演出表示状態判定手段を備え、
該演出表示状態判定手段の判定結果に基づき、図柄の変動を含めた様々な演出の抽選確率が変更可能なように構成されている
ものである。
本発明(請求項14に記載の第14発明)のパチンコ遊技機は、
前記第12発明または第13発明において、
成立した始動条件に対応する図柄変動及び予告変動を含む演出が前記第1の演出表示専用領域及び前記第2の演出表示専用領域において表示され、該表示中の一連の演出が所定条件の成立により前記第2の演出表示専用領域内の各領域を順次移動した後前記第1の演出表示専用領域へと移動表示可能なように構成されている
ものである。
上記構成より成る第1発明のパチンコ遊技機は、始動条件の成立時に該演出表示状態判定手段における前記演出表示領域の判定を行い、該演出表示領域の作動状態を判定するとともに、該判定結果に基づき前記演出抽選手段によって図柄の変動態様を含めた様々な演出を抽選し、該抽選結果に従って前記図柄変動制御手段が前記演出領域それぞれの図柄変動を制御するとともに、前記演出抽選手段における図柄の変動を含めた演出の抽選確率が変更されるので、多彩な予告変動演出を可能にし、遊技演出の種類が多く楽しめる遊技性を備え、遊技者のオーバーフローを危惧した止め打ちや単発打ちを抑制して、遊技台の稼働率の低下を防止するという効果を奏する。
上記構成より成る第2発明のパチンコ遊技機は、始動条件の成立時における該演出表示状態判定手段の判定結果及び前記演出パターン記憶手段の演出パターンの種類の記憶に基づき前記演出抽選手段によって図柄の変動態様を含めた様々な演出を抽選するとともに、前記演出抽選手段の抽選結果に従って前記図柄変動制御手段が前記演出領域の少なくとも一つの図柄変動を制御するので、記憶された演出パターンの種類を反映した前記抽選結果に従って前記図柄変動制御手段が前記演出領域それぞれの図柄変動を制御するため、予告変動演出を可能にし、遊技演出の種類が多く楽しめるという効果を奏する。
上記構成より成る第3発明のパチンコ遊技機は、始動条件の成立時における該演出表示状態判定手段の判定結果及び前記大当たり抽選判定記憶手段及び演出パターン記憶手段の記憶に基づき前記演出抽選手段によって図柄の変動態様を含めた様々な演出を抽選するとともに、前記演出抽選手段の抽選結果に従って前記図柄変動制御手段が前記演出領域の少なくとも一つの図柄変動を制御するので、記憶された演出パターンの種類を反映した前記抽選結果および大当たり抽選判定結果に従って前記図柄変動制御手段が前記演出領域それぞれの図柄変動を制御するため、予告変動演出を可能にし、遊技演出の種類が多く楽しめるという効果を奏する。
上記構成より成る第4発明のパチンコ遊技機は、始動条件の成立時における該演出表示状態判定手段の判定結果及び前記大当たり抽選判定記憶手段に記憶された大当たり抽選判定結果に基づき前記演出抽選手段によって図柄の変動態様を含めた様々な演出を抽選するとともに、前記演出抽選手段の抽選結果に従って前記図柄変動制御手段が前記演出領域の少なくとも一つの図柄変動を制御するので、記憶された大当たり抽選判定結果を反映した前記抽選結果に従って前記図柄変動制御手段が前記演出領域それぞれの図柄変動を制御するため、予告変動演出を可能にし、遊技演出の種類が多く楽しめるという効果を奏する。
上記構成より成る第5発明のパチンコ遊技機は、前記第1発明ないし第4発明のいずれかにおいて、前記演出表示手段の前記複数の前記演出表示領域が、図柄変動表示中の図柄群が特定の停止態様となると大当たり状態が発生する契機となる第1の演出表示領域と、変動表示中の図柄群が特定の停止態様になっても大当たり状態が発生する契機とはならない第2の演出表示領域とから成り、前記第1の演出表示領域に対して主として注意を払えばよいので、前記演出表示領域の全体に注意を払う必要がないため、煩わしい印象を与えることがなく、疲労感が残らないようにするという効果を奏する。
上記構成より成る第6発明のパチンコ遊技機は、前記第1発明ないし第5発明のいずれかにおいて、成立した始動条件に対応する図柄変動及び予告変動を含む演出が前記第1の演出表示領域及び前記第2の演出表示領域にて表示され、該表示中の一連の演出が所定条件の成立により別の異なる演出表示領域へと移動可能なように構成されているので、前記第1の演出表示領域に対して主として注意を払えばよいので、前記演出表示領域の全体に注意を払う必要がないため、煩わしい印象を与えることがなく、疲労感が残らないようにするという効果を奏する。
上記構成より成る第7発明のパチンコ遊技機は、前記第2発明ないし第6発明のいずれかにおいて、始動条件の成立時に前記演出表示領域の作動状態を判定する前記演出表示状態判定手段の判定結果に従い、前記演出抽選手段における図柄の変動を含めた様々な演出の抽選確率が変更可能であるので、多彩な予告変動演出を可能にし、遊技演出の種類が多く楽しめる遊技性を備え、遊技者のオーバーフローを危惧した止め打ちや単発打ちを抑制して、遊技台の稼働率の低下を防止するという効果を奏する。
上記構成より成る第8発明のパチンコ遊技機は、前記第2発明ないし第7発明のいずれかにおいて、始動条件の成立時に前記演出表示領域の作動状態を判定する前記演出表示状態判定手段の判定結果及び前記大当たり抽選判定記憶手段及び演出パターン記憶手段の記憶に従い前記演出抽選手段における図柄の変動を含めた様々な演出の抽選確率が変更可能なように構成されているので、多彩な予告変動演出を可能にし、遊技演出の種類が多く楽しめる遊技性を備え、遊技者のオーバーフローを危惧した止め打ちや単発打ちを抑制して、遊技台の稼働率の低下を防止するという効果を奏する。
上記構成より成る第9発明のパチンコ遊技機は、前記第5発明ないし第8発明のいずれかにおいて、前記第1の演出表示領域において、リーチ演出や大当たり演出とともに、変動図柄の確定が行われるので、前記第1の演出表示領域に対して主として注意を払えばよいので、前記演出表示領域の全体に注意を払う必要がないため、煩わしい印象を与えることがなく、疲労感が残らないようにするという効果を奏する。
上記構成より成る第10発明のパチンコ遊技機は、前記第2発明ないし第7発明のいずれかにおいて、前記図柄変動態様抽選手段が、前記始動条件の成立後に図柄変動態様抽選を行うので、予期せぬ変化に富んだ図柄変動態様を可能にするという効果を奏するとともに、前記図柄変動態様抽選手段が、前記始動条件の成立後に各作動中の表示領域数に対応した抽選テーブルによって、図柄変動態様抽選を行うので、各抽選テーブルに従って各表示領域の図柄変動態様抽選を可能にして、多くの様々な演出を楽しむことが出来るため、遊技者の遊技意欲を促進するという効果を奏する。
上記構成より成る第11発明のパチンコ遊技機は、前記第10発明において、前記始動条件の成立時に表示を開始する各表示領域における変動演出の選択割合が、作動する表示領域の数毎に予め設定されているので、選択割合に応じた変動演出を可能にして、多くの様々な演出を楽しむことが出来るため、遊技者の遊技意欲を促進するという効果を奏する。
上記構成より成る第12発明のパチンコ遊技機は、複数の演出表示領域を有する前記演出表示手段が、図柄変動表示中の図柄群が特定の停止態様となると大当たり状態が発生する契機となる第1の演出表示専用領域と、変動表示中の図柄群が特定の停止態様になっても大当たり状態が発生する契機とはならない第2の演出表示専用領域とから成るので、前記第1の演出表示専用領域に対して主として注意を払えばよいので、前記演出表示領域の全体に注意を払う必要がないため、煩わしい印象を与えることがなく、疲労感が残らないようにするという効果を奏する。
上記構成より成る第13発明のパチンコ遊技機は、前記第11発明において、前記演出表示領域の作動状態を判定する前記演出表示状態判定手段の判定結果に基づき従い、図柄の変動を含めた様々な演出の抽選確率が変更可能であるので、多彩な予告変動演出を可能にし、遊技演出の種類が多く楽しめる遊技性を備え、遊技者のオーバーフローを危惧した止め打ちや単発打ちを抑制して、遊技台の稼働率の低下を防止するという効果を奏する。
上記構成より成る第14発明のパチンコ遊技機は、前記第11発明または第12発明において、成立した始動条件に対応する図柄変動及び予告変動を含む演出が前記第1の演出表示領域及び前記第2の演出表示領域において表示され、該表示中の一連の演出が所定条件の成立により前記第2の演出表示専用領域内の各領域を順次移動した後前記第1の演出表示専用領域へと移動可能であるので、前記第1の演出表示領域に対して主として注意を払えばよいので、前記演出表示領域の全体に注意を払う必要がないため、煩わしい印象を与えることがなく、疲労感が残らないようにするという効果を奏する。
以下本発明の最良の実施の形態につき実施例に基づき、図面を用いて説明する。なお以下の演出とは図柄変動及び予告変動を含む様々な演出とする。
本第1実施例のパチンコ遊技機は、図1に示されるように始動条件の成立により変動を開始する図柄群を表示可能で図柄変動を含めた様々な演出を表示可能な表示領域を有した演出表示手段1と、始動条件の成立ごとに対応する演出を抽選にて決定する演出抽選手段2と、該演出抽選手段2の抽選結果に従い前記演出表示手段1にて図柄群の変動態様を制御する図柄変動制御手段3を有し、前記図柄群の変動態様が最終的に特定の停止態様にて停止した場合に大当たり状態となり遊技者に有利となる特典が付与されるように構成されたパチンコ遊技機において、前記演出表示手段1が複数の演出表示領域11〜14を有するとともに、前記演出表示領域の作動状態を判定する演出表示状態判定手段4を設け、始動条件の成立時における該演出表示状態判定手段4における前記演出表示領域11〜14の判定結果および作動状態の判定結果に基づき前記演出抽選手段2によって図柄の変動態様を含めた様々な演出を抽選することにより、前記抽選結果に従って前記図柄変動制御手段3が前記演出領域それぞれの図柄変動を制御するとともに、前記演出抽選手段2における図柄の変動を含めた様々な演出の抽選確率が変更可能なように構成されているものである。
本第1実施例のパチンコ遊技機は、遊技盤100の中央下部に配設された始動口103と、該始動口103の上方に配設された演出表示手段1としての演出表示装置(液晶画面)10と、該演出表示装置内に配置された第1の演出表示領域101、第2の演出表示領域102と、左方下部の平坦部に配設されたチャンスボタン104を備えている。
本第1実施例のパチンコ遊技機においては、前記遊技盤100の中央部に配置された演出表示装置(液晶画面)10は、図1に示されるように予め第1ないし第4の4つの表示領域11〜14に分割され、それぞれ分割表示出来るように構成されている。
また、第1の演出表示領域101としての第1図柄変動表示領域は、演出表示装置(液晶画面)10における分割された第1の演出表示領域によって構成される1番表示領域11である。前記第2の演出表示領域102としての第2図柄変動領域は、残りの2〜4番表示領域によって構成される。
前記第1図柄変動表示領域101は、この表示領域11において、図柄が特定の停止態様にて停止した場合、大当たり遊技状態の発生契機となる専用領域である。
前記第2図柄変動表示領域102は、この表示領域12〜14において、図柄変動・予告演出等の予備変動演出を行うものであるが、前記第1図柄変動表示領域101と違い、表示中の図柄が特定の停止態様にて停止しても大当たり遊技状態発生の契機にはならない専用領域である。
前記表示状態判定手段4は、前記第1図柄変動表示領域101及び、第2図柄変動表示領域102において作動中の表示領域の作動状態(演出)を判定する。基本的に第1図柄変動表示領域101が未作動の場合は第1図柄変動領域を優先して使用し、第2図柄変動表示領域においては2〜4番の表示領域を順次使っていくものとする。
前記演出抽選手段2としての図柄変動態様抽選手段において、作動条件の成立時に取得した乱数値によりどのような図柄変動、リーチ予告などの予備変動演出を行うかを抽選によって決定される。前記表示状態判定手段4の判定結果により、どの図柄変動表示領域を使用しどのような遊技演出を行うかが抽選される。
前記1番の表示領域11においては、主にリーチ演出や大当たり演出などを行うとともに変動図柄の確定が行われる。つまり、一番の表示領域で最終的な停止図柄の確定が行われるため、ここでの停止図柄が特定態様の場合に大当たり遊技状態が発生するよう構成されている。
また2〜4番の表示領域12〜14においては、主にリーチ演出及び図柄変動に至るまでの過程(従来の連続予告のような演出)もしくは、図柄が最終停止するまでの課程としての遊技演出及び図柄変動の仮停止等の予告演出を予備変動演出としてそれぞれの表示領域の中で行うもので、前記1番の表示領域における図柄変動処理が終了すると、前記2番の表示領域における2番の演出が前記1番の表示領域へ移動するとともに、それにともない前記3番の表示領域における3番の演出が前記2番の表示領域へ、前記4番の表示領域における4番の演出が前記3番の表示領域へと順次移動して表示されるよう構成されている。
以下本第1実施例における制御の流れについて、図2のフローチャートを用いて説明する。
ステップ201において、始動条件が成立すると、ステップ202において、始動条件の成立に基づく乱数値を取得する。次にステップ203において、大当たり判定手段(図示せず)において、前記取得した乱数値が大当たりとなる乱数値と一致するかどうかを判定する。
そしてステップ204において、前記表示状態判定手段4により前記演出表示装置の動作状況を判定するとともに、該判定結果に従ってステップ205において、前記第1の演出表示領域101及び前記第2の演出表示領域102内のいずれかの表示領域12〜14において図柄変動を行う。
次にステップ207において、前記第1の演出表示領域101の図柄が特定の停止態様であるかどうかを判別し、大当たりの発生契機となる停止態様の場合はステップ208、209において演出を一時中断し、大当たり演出、大当たり制御を開始する。
またステップ207において、特定の停止態様でない場合は、ステップ210において、大当たりの発生契機とはならない最終的な停止態様(ハズレ出目)を表示する。
そしてステップ211において、当該始動条件に対応する一連の図柄変動演出が終了すると、前記表示状態判定手段でステップ212において第2〜4の表示領域が作動中であるかどうかを判定し、その内の少なくてもひとつの表示領域が作動中である場合には、ステップ213において、各作動中の演出の表示領域を移動し、ステップ205において、図柄の変動を含む演出を再び開始する。
次に本第1実施例における演出表示装置(液晶画面)1の状態の推移に注目した変動態様の流れを以下に示す。
まず遊技が開始され始動条件の成立が成されていない状態においては、図3の(a)に示されるように分割された4つの演出表示領域11〜14は待機中となっている。この待機中表示領域では、一例として遊技者に対して始動条件の成立を奨励するデモや遊技説明またはタイトルロゴを表示する。
ここで遊技球が始動口に入賞して始動条件が成立すると図3の(b)に示されるように1番表示領域11において、図柄変動を含む演出が開始される。またこの1番表示領域11が作動中に始動条件が更に成立すると図3(c)に示されるように2番表示領域12では図柄変動に至るまでのリーチ演出及び予告演出等が開始される。
同様に2番表示領域12が作動中に始動条件が更に成立すると図3(d)に示されるように、3番表示領域13において、図柄変動に至るまでのリーチ演出及び予告演出等が開始され、3番表示領域13が作動中に始動条件が更に成立すると図3(e)に示されるように4番表示領域14では図柄変動に至るまでのリーチ演出及び予告演出等が開始される。
しかし4番表示領域14が作動中に更に始動条件が成立した場合は、オーバーフローとなり該始動条件の成立は無効化される。図3(e)に示される状態からどのように表示領域が移動されてゆくかを図4に示す。
図4の(a)は、図3の(e)に対応して始動条件Aによる図柄変動が終了すると各表示領域の移動が行われ、図4の(b)に示されるように1番表示領域11において始動条件Bの変動が開始される。
同様に、始動条件Bによる図柄変動が終了すると各表示領域の移動が行われ、図4の(c)に示されるように1番表示領域11において始動条件Cの変動が開始される。
始動条件Cによる図柄変動が終了すると各表示領域の移動が行われ、図4の(d)に示されるように1番表示領域において始動条件Dの変動が開始される。
始動条件Dによる図柄変動が終了すると各表示領域の移動が行われ、図4の(e)に示されるようにすべての表示領域は待機中に帰する。
ここで、図4の(d)に示されるように1番表示領域11において始動条件Dの変動が開始された状態から始動条件Dによる図柄変動が終了するより前に新たに始動条件が成立すると図4の(f)に示されるように1番表示領域11において始動条件Dの変動が開始されたまま2番表示領域では始動条件Eによる予告演出が開始される。この流れは図3の(b)から図3の(c)の状態に移行することに対応している。
本第1実施例のパチンコ遊技機は、始動条件の成立時における該演出表示状態判定手段における前記各演出表示領域の判定結果および作動状態の判定結果に基づき前記演出抽選手段2によって図柄の変動態様を含めた様々な演出を抽選することにより、前記抽選結果に従って前記図柄変動制御手段が前記演出領域それぞれの図柄変動を制御するという効果を奏する。
また本第1実施例のパチンコ遊技機は、前記演出抽選手段2における図柄の変動を含めた様々な演出の抽選確率が変更されるので、多彩な予告変動演出を可能にし、遊技演出の種類が多く楽しめる遊技性を備え、遊技者のオーバーフローを危惧した止め打ちや単発打ちを抑制して、遊技台の稼働率の低下を防止するという効果を奏する。前記抽選結果に従って前記図柄変動制御手段が前記演出領域それぞれの図柄変動を制御するものである。
すなわち本第1実施例のパチンコ遊技機は、図柄変動保留の表示を従来の保留ランプを用いる方法で表示するのではなく、複数の図柄変動表示領域を用い、それらの表示領域それぞれに対応する図柄変動保留を表示することにより図柄変動演出を行うまでの過程においても様々な予告変動演出を行うことが可能になるという利点を有する。
例えば、第1表示領域11において、図柄の変動中に始動条件が更に成立した場合、第2表示領域12においてキャラクターを登場させ、次回の第1表示領域11において発生する図柄変動の予告機能をもたせることができる。この場合、第3、第4表示領域13、14とより多くの表示領域を使用できる状態であった方が多彩な予告変動演出を表現できる。
つまり第2図柄変動表示領域102において、保留表示されている始動条件の数が多い状態にある時に、始動条件がさらに成立した場合の方が、いくつかの表示領域にわたる一連の予告演出などの遊技演出を表現可能なように構成されており、従来の一つの表示領域と保留ランプを用いる手法よりも多彩に、前後関係が明確な予告演出などの遊技演出を行うことができる。
そのため本第1実施例のパチンコ遊技機は、始動条件を常に複数回分成立させている状態である方が遊技演出の種類が多く、楽しめる遊技性となっているため、遊技者はオーバーフローを危惧した止め打ち等や単発ち等をすることなく、常に始動条件が満たされるように努めるため遊技台の稼動低下を防止する効果も得られる。
本第2実施例のパチンコ遊技機は、始動条件の成立後、演出表示装置の作動状態を判定するまでは第1実施例と同様であるが、その後に表示する演出を表示領域に対応した抽選テーブルにて抽選するよう構成される点が、上記第1実施例との相違点であり、以下相違点を中心に表1を用いて図5に示すフローチャートに沿って説明する。
Figure 2006081630
また、始動条件の成立時に表示を開始する各表示領域における変動演出の選択割合は、作動する表示領域(図柄変動の保留数)毎に予め設定し、作動する表示領域の数が多い時の方が多彩で頻度の少ない演出が発生し易いように構成するものである。
表示領域毎の演出抽選の振り分けの一例を表1に示す。ここで演出抽選テーブル(1)は、変動保留が1個の時の演出抽選テーブルとし、演出抽選テーブル(2)の時は変動保留が2個の時の演出抽選テーブルとする。同様に演出抽選テーブル(3)及び(4)はそれぞれ変動保留が3個の時と4個の時の演出抽選テーブルとする。
すなわち表1における各変動パターン振り分けにおいて、A・B・Cの演出パターンは、変動中の変動領域の数(第1〜第4表示領域の数)にかかわらず選択される可能性のある通常演出、それに対しE・F・Gの演出パターンは変動中の変動領域の数に対応した特有の演出パターンである。
上述の表1によれば、A・B・Cの演出パターンは各演出抽選テーブルにおいてそれぞれ選択される可能性を有しているが、Eの演出パターンは抽選テーブル(2)〜(4)の時にしか選択されず、Fの演出パターンは(3)および(4)の時に、また、Gの演出パターンは抽選テーブル(4)の時にしか選択されることがない特有の演出パターンをなっている。
ステップ301において、始動条件が成立すると、ステップ302において、該始動条件に基づく乱数値を取得する。次にステップ303においては、表示状態判定手段によって各表示領域が表示を開始して作動中であるかどうかが判定され、ステップ304において、第1(1番)表示領域が作動中であると、ステップ305において、演出抽選テーブル(1)によって図柄変動抽選が行われる。
次にステップ306において、第1表示領域11において図柄変動演出が開始され、ステップ307において、第1表示領域11の図柄が停止したかどうか判定される。
第1表示領域11の図柄が停止すると、ステップ308において、当該始動条件に対応する図柄変動が終了し、ステップ309において、各表示領域の図柄変動演出に移動する。
ステップ310において、第2〜第4表示領域が作動中かどうか判定され、作動中の場合は終了する。第2〜第4表示領域が作動中でない場合は(1)番処理に戻る。すなわち後述するステップ314に移行して、第1表示領域11の図柄変動が停止したかどうか判定され、第1表示領域11の図柄変動が停止した場合は、上述のステップ308に戻る。第1表示領域11の図柄変動が停止していない場合は、ステップ315において、各表示領域における図柄変動演出が継続される。
同様にステップ304において、第1表示領域11が作動中でない場合は、ステップ311において、第2表示領域12が表示を開始して作動中であるかどうか判定され、第2表示領域12が作動中である場合は、ステップ312おいて、抽選テーブル(2)によって図柄変動抽選が行われる。ステップ313において、第2表示領域12において図柄変動演出が開始され
ステップ314において、第1表示領域11の図柄変動が停止したかどうか判定され、第1表示領域11の図柄変動が停止した場合は、上述のステップ308に戻る。第1表示領域11の図柄変動が停止していない場合は、ステップ315において、各表示領域において、図柄変動演出が継続され、ステップ314に戻る。
ステップ311において、第2表示領域12が作動中でない場合は、ステップ316において、第3表示領域13が表示を開始して作動中であるかどうか判定され、作動中の場合はステップ317おいて、抽選テーブル(3)によって図柄変動抽選が行われる。
次にステップ318において、第3表示領域13において図柄変動演出が開始され、上述と同様にステップ314に移行する。
ステップ316において、第3表示領域13が作動中でない場合は、ステップ319において、第4表示領域14が表示を開始して作動中であるかどうか判定され、作動中の場合はステップ320おいて、抽選テーブル(3)によって図柄変動抽選が行われる。
次にステップ321において、第4表示領域14において図柄変動演出が開始され、上述と同様にステップ314に移行する。
ステップ319において、第4表示領域14が表示を開始して作動中でない場合は、ステップ322において、オーバーフローにつき始動条件の無効化処理を行うものである。
本第2実施例のパチンコ遊技機は、新たに図柄変動態様抽選手段を設けたことを特徴とするものであるが、本第2実施例において、始動条件の成立後、表示領域の作動状態を判定するまでは第1実施例と同様の処理を行うが、その後に図柄変動態様抽選を各作動中の表示領域数に対応した演出抽選テーブルによって行うものであり、これにより遊技者は常に多くの変動領域が作動するように維持することとなり止め打ちなどによる遊技台の稼動の低下が防止できるという効果を奏する。
すなわち本第2実施例のパチンコ遊技機は、表1における各変動パターン振り分けにより、始動条件の成立時に表示を開始する各表示領域における変動演出の選択割合を、作動する表示領域の数(図柄変動の保留数)毎に予め設定し、作動する表示領域の数が多い時の方が多彩な演出が発生し易いという利点を有する。
上述の表1によれば、演出パターンA・B・Cは、各演出抽選テーブル(1)〜(4)においてそれぞれ選択される可能性を有しているが、演出パターンEは演出抽選テーブル(2)〜(4)の時にしか選択されず、演出パターンFは抽選テーブル(3)および(4)の時に、また、演出パターンGは演出抽選テーブル(4)の時にしか選択されることがない特有の演出パターンをなっているので、変動表示する領域の数が多ければ多いほど演出パターンが多彩になり遊技者を楽しませることができる。
そのため遊技者は、変動中の表示領域が常に多い状態となるよう維持するように努めるので、止め打ちなどを行うことが少なくなり遊技台の稼動を維持することが可能となる。
本第3実施例のパチンコ遊技機は、上述の第2実施例と同様に始動条件の成立後、演出表示装置の作動状態を判定するまでは第1実施例と同様であるが、その後に表示する演出を表示領域に対応した抽選テーブルにて抽選するよう構成される点が、上記第1実施例との相違点であり、上述の第2実施例とはフローチャートが相違するものであり、以下相違点を中心に図6に示すフローチャートに沿って説明する。
ステップ401において、始動条件が成立すると、ステップ402において該始動条件に基づく乱数値を取得する。次にステップ403において表示状態判定手段によって各表示領域が作動中かどうかを判定する。
ステップ404において、1番表示領域11が作動中かどうかが判定され、1番表示領域11が作動中の場合はステップ405において、2番表示領域が作動中であるかどうかを判定する。
同様に2番表示領域が作動中であると、ステップ406において3番表示領域が作動中であるかどうかを判定する。同様に3番表示領域が作動中であると、ステップ407において4番表示領域が作動中であるかどうかを判定する。ステップ407において4番表示領域が作動中であるとステップ408において該始動条件の成立を無効化する。
またステップ404において、1番表示領域11が待機中である場合にはステップ409において、表1の演出抽選テーブル(1)を参照した演出の抽選を行い、ステップ410においてその抽選結果に基づいた演出を1番表示領域11において表示する。
同様にステップ405において、2番表示領域12が待機中である場合にはステップ411において、表1の演出抽選テーブル(2)を参照した演出の抽選を行い、ステップ412においてその抽選結果に基づいた演出を2番表示領域12にて表示する。
同様にステップ406において、3番表示領域13が待機中である場合にはステップ413において表1の演出抽選テーブル(3)を参照した演出の抽選を行い、ステップ414においてその抽選結果に基づいた演出を3番表示領域にて表示する。
同様にステップ407において、4番表示領域が待機中である場合にはステップ415において演出抽選テーブル(4)を参照した演出の抽選を行い、ステップ416においてその抽選結果に基づいた演出を4番表示領域14にて表示する。
ステップ410、412、414、416において、演出が開始されるとステップ417に移行し1番表示領域11の図柄が停止したかどうかを判定し、図柄の変動が停止していない場合にステップ418において、各表示領域における演出を継続する。
また1番表示領域11の図柄が停止した場合はステップ419において、図柄変動の最終停止制御及び当該始動条件に対応する図柄変動処理を終了する。続いてステップ420において、2〜4番表示領域12〜14の作動中が確認されるとステップ421において各作動中の図柄変動演出の表示領域を移動させステップ417へと戻る。
上記本第3実施例のパチンコ遊技機は、変動表示する領域の数が多ければ多いほど演出パターンが多彩になり遊技者を楽しませることができるため遊技者は変動中の表示領域が常に多い状態となるよう維持するように努めるので、止め打ちなどを行うことが少なくなり遊技台の稼動を促進することが出来るという効果を奏する。
本第4実施例のパチンコ遊技機は、各演出表示領域における大当たり抽選判定記憶手段及び演出パターン記憶手段を備え、始動条件の成立時に演出表示状態判定手段の判定結果及び前記大当たり抽選判定記憶手段及び前記演出パターン記憶手段の記憶に従い演出抽選手段にて図柄の変動態様を含めた様々な演出を抽選するとともに、演出抽選手段の抽選結果に従って図柄変動制御手段が前記演出領域それぞれの図柄変動を制御するよう構成されている点が、上記第1ないし第3実施例との相違点であり、以下相違点を中心に説明する。
すなわち上述の第2および第3実施例においては、演出抽選テーブルが、演出表示領域と同数の4つであったが、本第4実施例では演出抽選テーブルを複数有し、通常遊技状態または確率変動遊技状態、4つの保留始動条件の中に大当たりとなる保留記憶が在る場合または無い場合などのあらゆる遊技状態において多彩な演出をすることを可能にするものである。
以下の説明では一例としてトランプゲームのブラックジャックを題材にしたパチンコ遊技機を用いる。説明上、本第4実施例のパチンコ遊技機は、一例として予告演出であるブラックジャックとしてのトランプの数字の合計を表示し、その後図柄の変動が行われる構成とする。
まず通常遊技状態において、保留記憶の中に大当たり記憶が含まれていない場合は原則として、第3実施例と同様に始動条件の成立時に表示を開始する各表示領域における変動演出の選択割合は作動する表示領域(図柄変動の保留数)毎に予め設定してあり、作動する表示領域の数が多い時の方が多彩で頻度の少ない演出が発生し易いように構成する。
表示領域毎の演出抽選の振り分けの一例は、表2に示される。ここで、トランプ合計の数字が○で囲まれているものは該数字が予告演出として表示された後、遊技者の如何により、チャンスボタンを用いて更に一枚のトランプを追加するかどうか選択できる演出であり、比較的期待度の高い演出として構成する。
Figure 2006081630
また表2の演出抽選テーブル(1)は、変動保留が1個の時の演出抽選テーブルとし、演出抽選テーブル(2)は変動保留が2個の時の演出抽選テーブルとする。同様に演出抽選テーブル(3)及び(4)はそれぞれ変動保留が3個の時と4個の時の演出抽選テーブルとする。
さらに始動条件の成立時に取得した乱数値が大当たりとなる始動条件により始まる予告変動は表2の演出抽選テーブル(6)を参照する。また、1番表示領域において演出抽選テーブル(1)で抽選を行い、該1番表示領域での予告演出及び図柄変動が終了する前に、始動条件がさらに新たに3つ成立し3つ中の初めに成立した始動条件が大当たりとなるものである場合は、上述したように2番表示領域では演出抽選テーブル(6)を参照した抽選が行われ、さらに3番表示領域、4番表示領域では演出抽選テーブル(5)を参照する。
上記構成より成る本第4実施例のパチンコ遊技機では、大当たりに繋がる表2の演出抽選テーブル(6)や大当たりを予兆させる演出抽選テーブル(5)において選択し易い演出が、大当たり抽選に漏れた場合の保留権利の多い時に参照される演出抽選テーブル(3)および(4)と相関関係を有した構成となっているため、遊技者が変動中の表示領域が常に多い状態となるよう維持するように努めるので、止め打ちなどを行うことが少なくなり遊技台の稼動を促進することが出来るという効果を奏する。
また本第4実施例のパチンコ遊技機は、チャンスボタンを用いて遊技性に関与することができるので、遊技者に遊技への参加感を与えることを可能にするという効果を奏する。
上述の実施例は、説明のために例示したもので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記載から当業者が認識することができる本発明の技術的思想に反しない限り、変更および付加が可能である。
上述の実施例においては、始動条件が成立すると、各成立始動条件に対応した図柄変動及び予告変動を含む一連の演出が第1表示領域から第4表示領域まで順番に使用されていく。
また、始動条件が同時期に4つ成立せず、待機中の表示領域がある場合は、その表示領域を用いて遊技者に対して始動条件が更に追加されるように奨励したり、タイトルロゴや演技の説明などの表示をしても良い。
始動条件の成立により変動を開始する図柄群を表示可能で図柄変動を含めた様々な演出を表示可能な表示領域を有した演出表示手段と、始動条件の成立ごとに対応する演出を抽選にて決定する演出抽選手段と、該演出抽選手段の抽選結果に従い前記演出表示手段にて図柄群の変動態様を制御する図柄変動制御手段を有し、前記図柄群の変動態様が最終的に特定の停止態様にて停止した場合に大当たり状態となり遊技者に有利となる特典が付与されるように構成されたパチンコ遊技機において、前記演出表示手段が前記演出表示領域1を複数有するとともに、前記各演出表示領域の作動状態を判定する演出表示状態判定手段を設け、始動条件の成立時における該演出表示状態判定手段における前記演出表示領域の判定結果および作動状態の判定結果に基づき前記演出抽選手段によって図柄の変動態様を含めた様々な演出を抽選することにより、前記抽選結果に従って前記図柄変動制御手段が前記演出領域それぞれの図柄変動を制御するとともに、前記演出抽選手段における図柄の変動を含めた演出の抽選確率が変更可能なように構成され、多彩な予告変動演出を可能にし、遊技演出の種類が多く楽しめる遊技性を備え、遊技者のオーバーフローを危惧した止め打ちや単発打ちを抑制して、遊技台の稼働率の低下を防止する用途にも適用できる。
本発明の第1実施例のパチンコ遊技機の正面図である。 本第1実施例の制御フローを示すチャート図である。 本第1実施例における演出表示手段の演出表示領域の変動態様を説明するための説明図である。 本第1実施例における演出表示手段の演出表示領域のその他の変動態様を説明するための説明図である。 本発明の第2実施例のパチンコ遊技機の制御フローを示すチャート図である。 本発明の第3実施例のパチンコ遊技機の制御フローを示すチャート図である。
符号の説明
1 演出表示手段
2 演出抽選手段
3 図柄変動制御手段
11〜14 演出表示領域

Claims (14)

  1. 始動条件の成立により変動を開始する図柄群を表示可能で図柄変動を含めた様々な演出を表示可能な演出表示領域を有した演出表示手段と、始動条件の成立ごとに対応する演出を抽選にて決定する演出抽選手段と、該演出抽選手段の抽選結果に従い前記演出表示手段にて図柄群の変動態様を制御する図柄変動制御手段を有し、前記図柄群の変動態様が最終的に特定の停止態様にて停止した場合に大当たり状態となり遊技者に有利となる特典が付与されるように構成されたパチンコ遊技機において、
    前記演出表示手段が前記演出表示領域を複数有するとともに、前記各演出表示領域の作動状態を判定する演出表示状態判定手段を設け、
    始動条件の成立時に該演出表示状態判定手段における前記演出表示領域の判定を行い、該演出表示領域の作動状態を判定するとともに、該判定結果に基づき前記演出抽選手段によって図柄の変動態様を含めた様々な演出を抽選し、該抽選結果に従って前記図柄変動制御手段が前記演出領域それぞれの図柄変動を制御するとともに、前記演出抽選手段における図柄の変動を含めた演出の抽選確率が変更可能なように構成されている
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 始動条件の成立により変動を開始する図柄群を表示可能で図柄変動を含めた様々な演出を表示可能な表示領域を有した演出表示手段と、始動条件の成立ごとに対応する演出を抽選にて決定する演出抽選手段と、該演出抽選手段の抽選結果に従い前記演出表示手段にて図柄群の変動態様を制御する図柄変動制御手段を有し、前記図柄群の変動態様が最終的に特定の停止態様にて停止した場合に大当たり状態となり遊技者に有利となる特典が付与されるように構成されたパチンコ遊技機において、
    前記演出表示手段が、複数の前記演出表示領域を有し、
    前記複数の演出表示領域において表示されている演出パターンの種類を記憶する演出パターン記憶手段と、
    前記演出表示領域の作動状態を判定する演出表示状態判定手段を設け、
    始動条件の成立時における該演出表示状態判定手段の判定結果及び前記演出パターン記憶手段の演出パターンの種類の記憶に基づき前記演出抽選手段によって図柄の変動態様を含めた様々な演出を抽選するとともに、前記演出抽選手段の抽選結果に従って前記図柄変動制御手段が前記演出領域の少なくとも一つの図柄変動を制御するように構成されている
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  3. 請求項2において、
    前記複数の演出表示領域における大当たり抽選判定結果を記憶する大当たり抽選判定記憶手段を設け、
    始動条件の成立時における該演出表示状態判定手段の判定結果及び前記大当たり抽選判定記憶手段に記憶された大当たり抽選判定結果ならびに前記演出パターン記憶手段の演出パターンの種類の記憶に基づき前記演出抽選手段によって図柄の変動態様を含めた様々な演出を抽選するとともに、前記演出抽選手段の抽選結果に従って前記図柄変動制御手段が前記演出領域の少なくとも一つの図柄変動を制御するように構成されている
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  4. 始動条件の成立により変動を開始する図柄群を表示可能で図柄変動を含めた様々な演出を表示可能な表示領域を有した演出表示手段と、始動条件の成立ごとに対応する演出を抽選にて決定する演出抽選手段と、該演出抽選手段の抽選結果に従い前記演出表示手段にて図柄群の変動態様を制御する図柄変動制御手段を有し、前記図柄群の変動態様が最終的に特定の停止態様にて停止した場合に大当たり状態となり遊技者に有利となる特典が付与されるように構成されたパチンコ遊技機において、
    前記演出表示手段が、複数の前記演出表示領域を有し、
    前記複数の演出表示領域における大当たり抽選判定結果を記憶する大当たり抽選判定記憶手段と、
    前記演出表示領域の作動状態を判定する演出表示状態判定手段を設け、
    始動条件の成立時における該演出表示状態判定手段の判定結果及び前記大当たり抽選判定記憶手段に記憶された大当たり抽選判定結果に基づき前記演出抽選手段によって図柄の変動態様を含めた様々な演出を抽選するとともに、前記演出抽選手段の抽選結果に従って前記図柄変動制御手段が前記演出領域の少なくとも一つの図柄変動を制御するように構成されている
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかにおいて、
    前記演出表示手段の前記複数の演出表示領域が、図柄変動表示中の図柄群が特定の停止態様となると大当たり状態が発生する契機となる第1の演出表示領域と、変動表示中の図柄群が特定の停止態様になっても大当たり状態が発生する契機とはならない第2の演出表示領域とから成る
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかにおいて、
    成立した始動条件に対応する図柄変動及び予告変動を含む演出が前記第1の演出表示領域及び前記第2の演出表示領域にて表示され、該表示中の一連の演出が所定条件の成立により別の異なる演出表示領域へと移動表示可能なように構成されている
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  7. 請求項2ないし請求項6のいずれかにおいて、
    始動条件の成立時に前記演出表示領域の作動状態を判定する前記演出表示状態判定手段の判定結果に従い、前記演出抽選手段における図柄の変動を含めた様々な演出の抽選確率が変更可能なように構成されている
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  8. 請求項2ないし請求項7のいずれかにおいて、
    始動条件の成立時に前記演出表示領域の作動状態を判定する前記演出表示状態判定手段の判定結果及び前記大当たり抽選判定記憶手段及び演出パターン記憶手段の記憶に従い前記演出抽選手段における図柄の変動を含めた様々な演出の抽選確率が変更可能なように構成されている
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  9. 請求項5ないし請求項8のいずれかにおいて、
    前記第1の演出表示領域において、リーチ演出や大当たり演出とともに、変動図柄の確定が行われる
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  10. 請求項2ないし請求項9のいずれかにおいて、
    前記始動条件の成立後に図柄変動態様抽選を行う図柄変動態様抽選手段を備え、
    該図柄変動態様抽選手段が、前記始動条件の成立後に各作動中の表示領域数に対応した抽選テーブルによって、図柄変動態様抽選を行う
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  11. 請求項10において、
    前記始動条件の成立後に表示を開始する各表示領域における変動演出の選択割合が、作動する表示領域の数毎に予め設定されている
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  12. 始動条件の成立により変動を開始する図柄群を表示可能であって、抽選によって決定される図柄変動を含めた様々な演出を表示し、前記図柄群の変動態様が最終的に特定の停止態様にて停止した場合に大当たり状態となり遊技者に有利となる特典が付与されるように構成されたパチンコ遊技機において、
    複数の演出表示領域を有する演出表示手段を備え、
    該演出表示手段が、図柄変動表示中の図柄群が特定の停止態様となると大当たり状態が発生する契機となる第1の演出表示専用領域と、変動表示中の図柄群が特定の停止態様になっても大当たり状態が発生する契機とはならない第2の演出表示専用領域とから成る
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  13. 請求項12において、
    前記演出表示領域の作動状態を判定する前記演出表示状態判定手段を備え、
    該演出表示状態判定手段の判定結果に基づき、図柄の変動を含めた様々な演出の抽選確率が変更可能なように構成されている
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  14. 請求項12または13において、
    成立した始動条件に対応する図柄変動及び予告変動を含む演出が前記第1の演出表示専用領域及び前記第2の演出表示専用領域において表示され、該表示中の一連の演出が所定条件の成立により前記第2の演出表示専用領域内の各領域を順次移動した後前記第1の演出表示専用領域へと移動表示可能なように構成されている
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
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