JP2006079707A - 記録装置、記録再生装置およびデータ管理方法 - Google Patents

記録装置、記録再生装置およびデータ管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】大容量録画装置などの記録再生装置において、複数のユーザが共用する場合であっても、重複録画による記憶媒体の無駄遣いを回避する。
【解決手段】記憶媒体に録画された番組ごとに、当該番組の所有権を示すユーザ識別用ヘッダH1を対応させる。各ユーザが録画しようとする番組に重複があるか否かをユーザ識別用ヘッダH1に基づいて判定し、重複した番組については記憶媒体に1回だけ録画する。録画済み番組を消去する際には、ユーザが消去しようとする番組の所有権が当該ユーザのみであるか否かをユーザ識別用ヘッダH1に基づいて判定する。ユーザが消去しようとする番組の所有権が当該ユーザのみでない場合に、当該番組のユーザ識別用ヘッダH1について当該ユーザのフラグを下げる。これにより、コピーワンスの番組を各ユーザが他のユーザに無断で消去することができ、番組消去時の利便性が向上する。
【選択図】図6

Description

本発明は、デジタル放送時代に適した大容量録画装置などの記録装置、記録再生装置およびデータ管理方法に関するものである。
近年、地上デジタル放送やBSデジタル放送が普及する中で、EPG(電子番組ガイド)を利用して番組録画を行うことが多くなってきている(例えば、特許文献1参照)。そして、番組の著作権を保護すべく、コピーワンス(1回だけ複製可能)の番組が増える傾向にある(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−166220号公報 特開2003−169279号公報(段落〔0005〕の欄)
しかし、これでは、複数のユーザが記録装置または記録再生装置を共用する場合に、複数のユーザで同じ番組を重複して録画してしまう恐れがある。この場合、HDDなどの記憶媒体の記憶領域が無駄に使われてしまい、非経済的であるという不都合があった。
本発明は、このような不都合を解消することが可能な、記録装置、記録再生装置およびデータ管理方法を提供することを目的とする。
まず、請求項1に係る発明は、記憶媒体にコンテンツを記録する記録装置であって、前記コンテンツごとに、当該コンテンツの所有権を示すユーザ識別用ヘッダを対応させる第1のヘッダ付与手段が設けられていることを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、前記コンテンツを構成するフレームごとに、当該フレームの所有権を示すユーザ識別用ヘッダを対応させる第2のヘッダ付与手段が設けられていることを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の記録装置を用いて複数人のユーザがコンテンツを記録する際に適用されるデータ管理方法であって、前記各ユーザが記録しようとするコンテンツに重複があるか否かを当該コンテンツのユーザ識別用ヘッダに基づいて判定する重複判定工程と、重複したコンテンツについては前記記憶媒体に1回だけ記録するコンテンツ記録工程とを含むことを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、請求項1又は2に記載の記録装置を用いて記録されたコンテンツをユーザが消去する際に適用されるデータ管理方法であって、前記ユーザが消去しようとするコンテンツの所有権が当該ユーザのみであるか否かを当該コンテンツのユーザ識別用ヘッダに基づいて判定するユーザ識別工程と、前記ユーザが消去しようとするコンテンツの所有権が当該ユーザのみでない場合に、当該コンテンツのユーザ識別用ヘッダについて当該ユーザのフラグを下げるフラグ操作工程とを含むことを特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、請求項2に記載の記録装置を用いて記録されたコンテンツをユーザが編集する際に適用されるデータ管理方法であって、前記ユーザが編集しようとするコンテンツの所有権が当該ユーザのみであるか否かを当該コンテンツのユーザ識別用ヘッダに基づいて判定するユーザ識別工程と、前記ユーザが編集しようとするコンテンツの所有権が当該ユーザのみでない場合に、当該コンテンツを構成する各フレームのユーザ識別用ヘッダについて当該ユーザのフラグを下げるフラグ操作工程とを含むことを特徴とする。
また、請求項6に係る発明は、記憶媒体にコンテンツを記録するとともに、前記記憶媒体に記録されたコンテンツを再生する記録再生装置であって、前記コンテンツごとに、当該コンテンツの所有権を示すユーザ識別用ヘッダを対応させる第1のヘッダ付与手段が設けられていることを特徴とする。
また、請求項7に係る発明は、前記コンテンツを構成するフレームごとに、当該フレームの所有権を示すユーザ識別用ヘッダを対応させる第2のヘッダ付与手段が設けられていることを特徴とする。
また、請求項8に係る発明は、請求項6又は7に記載の記録再生装置を用いて記録されたコンテンツを第1のユーザが消去した後、このコンテンツを第2のユーザが再生する際に適用されるデータ管理方法であって、前記第1のユーザが消去しようとするコンテンツの所有権が当該第1のユーザのみであるか否かを当該コンテンツのユーザ識別用ヘッダに基づいて判定するユーザ識別工程と、前記第1のユーザが消去しようとするコンテンツの所有権が当該第1のユーザのみでない場合に、当該コンテンツのユーザ識別用ヘッダについて当該第1のユーザのフラグを下げるフラグ操作工程と、前記第2のユーザが再生しようとするコンテンツを当該コンテンツのユーザ識別用ヘッダに基づいて再生するコンテンツ再生工程とを含むことを特徴とする。
また、請求項9に係る発明は、請求項7に記載の記録再生装置を用いて記録されたコンテンツを第1のユーザが編集した後、このコンテンツを第2のユーザが再生する際に適用されるデータ管理方法であって、前記第1のユーザが編集しようとするコンテンツの所有権が当該第1のユーザのみであるか否かを当該コンテンツのユーザ識別用ヘッダに基づいて判定するユーザ識別工程と、前記第1のユーザが編集しようとするコンテンツの所有権が当該第1のユーザのみでない場合に、当該コンテンツを構成するフレームのユーザ識別用ヘッダについて当該第1のユーザのフラグを下げるフラグ操作工程と、前記第2のユーザが再生しようとするコンテンツを当該コンテンツのユーザ識別用ヘッダに基づいて再生するコンテンツ再生工程とを含むことを特徴とする。
また、請求項10に係る発明は、請求項7に記載の記録再生装置を用いて記録されたコンテンツを第1のユーザが編集してからリムーバブルメディアにムーブした後、このコンテンツを第2のユーザが再生する際に適用されるデータ管理方法であって、前記第1のユーザが編集しようとするコンテンツの所有権が当該第1のユーザのみであるか否かを当該コンテンツのユーザ識別用ヘッダに基づいて判定するユーザ識別工程と、前記第1のユーザが編集しようとするコンテンツの所有権が当該第1のユーザのみでない場合に、当該コンテンツを構成するフレームのユーザ識別用ヘッダについて当該第1のユーザのフラグを下げるフラグ操作工程と、前記第1のユーザがムーブしようとするコンテンツを構成する各フレームを当該フレームのユーザ識別用ヘッダに基づいて前記リムーバブルメディアと前記記憶媒体のいずれかに格納するフレーム格納工程と、前記第2のユーザが再生しようとするコンテンツを誰がムーブしたかを知らせて前記リムーバブルメディアの装着を促すメディア装着促進工程と、前記第2のユーザが再生しようとするコンテンツを構成する各フレームを当該フレームのユーザ識別用ヘッダに基づいて前記リムーバブルメディアと前記記憶媒体のいずれかから読み出して再生するコンテンツ再生工程とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、複数のユーザが記録装置または記録再生装置を共用する場合であっても、重複記録による記憶媒体の無駄遣いを回避することができ、経済的である。
また、コピーワンスのコンテンツを各ユーザが他のユーザに無断で消去、編集またはムーブすることが可能となるため、コンテンツを取り扱う際の利便性が向上する。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
記録再生装置1は、図1に示すように、中央演算処理装置(CPU)などの主制御部2を有しており、主制御部2にはバス線3を介して入力部5、表示部6、番組選定部7、ユーザ識別部9、ハードディスクドライブ(HDD)10、フレーム番号チェック部11、デコード部12、データ処理部14が接続されている。さらに、フレーム番号チェック部11にはバッファ13を介して光ディスクドライブ15が接続されている。また、ハードディスクドライブ10には、図2に示す番組録画プログラムPR1、図8に示す番組消去プログラムPR2、図11に示す番組編集プログラムPR3、図14に示す番組ムーブプログラムPR4が格納されている。
記録再生装置1は以上のような構成を有するので、この記録再生装置1で2人のユーザU1、U2がコピーワンスの番組(地上デジタル放送やBSデジタル放送の番組など)を録画する際には、各ユーザU1、U2がそれぞれ、入力部5を操作して所望のキーワード(例えば、「海外ニュース」「山登り」など)を入力することにより、番組の録画予約を行う。すると、主制御部2は、図2に示す番組録画プログラムPR1をハードディスクドライブ10から読み出し、この番組録画プログラムPR1に基づいて番組録画動作を実行する。
すなわち、まず、主制御部2は、番組選定部7に対してキーワード番組選定を指令する。これを受けて番組選定部7は、各ユーザU1、U2が入力したキーワードに関連する番組をそれぞれ選定し、図3に示すように、ユーザU1、U2ごとに表示部6に表示させる(番組録画プログラムPR1のステップS11、S12)。図3は、ユーザU1向けに5つの番組「AAA」「BBB」「CCC」「DDD」「EEE」が選定されて表示され、ユーザU2向けに5つの番組「FFF」「GGG」「BBB」「HHH」「JJJ」が選定されて表示された場合を例示したものであり、図4に示すように、番組「BBB」はユーザU1、U2に共通している。
次いで、主制御部2は、これらの番組にそれぞれ8ビットのユーザ識別用ヘッダH1を対応させ、所有権が判るようにフラグを立てる。この8ビットのユーザ識別用ヘッダH1は、第1桁がユーザU1、第2桁がユーザU2、…、第8桁がユーザU8にそれぞれ対応し、8人のユーザU1〜U8まで対応可能となっている。例えば、番組「BBB」については、ユーザU1、U2が共通して録画予約しているので、図5に示すように、その第1桁および第2桁を「1」として両方のユーザU1、U2のフラグを立てる。また、4つの番組「AAA」「CCC」「DDD」「EEE」については、ユーザU1のみが録画予約しているので、図6に示すように、その第1桁を「1」とするとともに、第2桁を「0」とする。さらに、4つの番組「FFF」「GGG」「HHH」「JJJ」については、ユーザU2のみが録画予約しているので、図7に示すように、その第1桁を「0」とするとともに、第2桁を「1」とする。
その後、主制御部2は、ユーザ識別部9に対して番組重複判定を指令する。これを受けてユーザ識別部9は、各ユーザU1、U2が録画予約した番組に重複があるか否かを各番組のユーザ識別用ヘッダH1に基づいて判定する(番組録画プログラムPR1のステップS13)。
その結果、番組の重複が1つでもある場合、主制御部2は、データ処理部14に対して番組の録画を指令する。これを受けてデータ処理部14は、重複した番組と重複しない番組とを各々のユーザ識別用ヘッダH1に基づいてハードディスクドライブ10に別個に録画する(番組録画プログラムPR1のステップS14、S16)。その結果、重複した番組については1回しか録画されないので、重複録画によるハードディスクドライブ10の無駄遣いを回避して経済性を向上させることができる。
他方、番組の重複が1つもない場合、主制御部2は、データ処理部14に対して番組の録画を指令する。これを受けてデータ処理部14は、すべての番組を各々のユーザ識別用ヘッダH1に基づいてハードディスクドライブ10に別個に録画する(番組録画プログラムPR1のステップS15、S17)。
ここで、番組録画動作が終了する。
こうして録画された番組、つまり録画済み番組を再生する際には、ユーザU1、U2が、入力部5を操作することにより、再生したい番組を特定して番組再生を命じる。すると、主制御部2は、データ処理部14に対して番組再生を指令する。これを受けてデータ処理部14は、ハードディスクドライブ10から当該番組を読み出して再生する。
また、あるユーザ(ここでは、ユーザU2)が録画済み番組を消去する際には、このユーザU2が、入力部5を操作することにより、消去したい番組(ここでは、番組「BBB」)を特定して番組消去を命じる。すると、主制御部2は、図8に示す番組消去プログラムPR2をハードディスクドライブ10から読み出し、この番組消去プログラムPR2に基づいて番組消去動作を実行する。
すなわち、まず、主制御部2は、ユーザ識別部9に対して番組所有権確認を指令する。これを受けてユーザ識別部9は、この番組「BBB」のユーザ識別用ヘッダH1に基づき、番組「BBB」の所有権がユーザU2のみであるか否かを判定する(番組消去プログラムPR2のステップS21)。その結果、この番組「BBB」の所有権がユーザU2のみである場合、番組消去によって他のユーザ(ここでは、ユーザU1)に迷惑が掛かる恐れはないので、主制御部2は、データ処理部14に対してこの番組「BBB」の消去を指令する。これを受けてデータ処理部14は、この番組「BBB」をハードディスクドライブ10から消去する(番組消去プログラムPR2のステップS22)。
一方、この番組「BBB」の所有権がユーザU2のみでない場合、番組消去によって他のユーザU1に迷惑が掛かる恐れがあるので、主制御部2は、図9に示すように、番組「BBB」のユーザ識別用ヘッダH1について、第2桁を「1」から「0」に変更してユーザU2のフラグを下げるとともに(番組消去プログラムPR2のステップS23)、第1桁を「1」のまま保ってユーザU1のフラグが立った状態を維持する。このとき、番組「BBB」自体は、消去されることなくハードディスクドライブ10に残る。
ここで、番組消去動作が終了する。
こうしてユーザU2が番組「BBB」を消去した場合、表示部6上のユーザU2用のブラウザには、図10に示すように、4つの番組「FFF」「GGG」「HHH」「JJJ」が表示され、ユーザU2が自ら消去した番組「BBB」は表示されなくなる。
また、表示部6上の他のユーザU1用のブラウザには、図10に示すように、依然として5つの番組「AAA」「BBB」「CCC」「DDD」「EEE」が表示されるので、他のユーザU1は番組「BBB」を引き続き再生することができる。すなわち、他のユーザU1が番組「BBB」の再生を命じると、主制御部2は、データ処理部14に対して番組再生を指令する。これを受けてデータ処理部14は、ハードディスクドライブ10から番組「BBB」を読み出して再生する。
したがって、2人のユーザU1、U2が記録再生装置1を共用する場合であっても、コピーワンスの番組を各ユーザU1、U2が他のユーザU2、U1に無断で消去することが可能となり、番組消去時の利便性が向上する。
また、あるユーザ(ここでは、ユーザU2)が録画済み番組を編集する際には、このユーザU2が、入力部5を操作することにより、編集したい番組(ここでは、番組「BBB」)を特定して番組編集を命じる。すると、主制御部2は、図11に示す番組編集プログラムPR3をハードディスクドライブ10から読み出し、この番組編集プログラムPR3に基づいて番組編集動作を実行する。
すなわち、まず、主制御部2は、ユーザ識別部9に対して番組所有権確認を指令する。これを受けてユーザ識別部9は、この番組「BBB」のユーザ識別用ヘッダH1に基づき、番組「BBB」の所有権がユーザU2のみであるか否かを判定する(番組編集プログラムPR3のステップS31)。その結果、この番組「BBB」の所有権がユーザU2のみである場合、番組編集によって他のユーザ(ここでは、ユーザU1)に迷惑が掛かる恐れはないので、主制御部2は、ユーザU2に編集許可を与えるべく、その旨のメッセージを表示部6に表示する。これを見てユーザU2は、この番組「BBB」について、シーンの分割、編集、削除を行う。
一方、この番組「BBB」の所有権がユーザU2のみでない場合、主制御部2は、ユーザU2に編集許可を与えるべく、その旨のメッセージを表示部6に表示する。これを見てユーザU2は、この番組「BBB」について、シーンの分割を行う。すると、主制御部2は、このユーザU2による番組編集によって他のユーザU1に迷惑が掛かる恐れがあるので、まず、図12に示すように、このシーンの分割によって生成した各フレームF1、F2、…、FNにユーザ識別用ヘッダH2を対応させる(番組編集プログラムPR3のステップS32)。この8ビットのユーザ識別用ヘッダH2は、第1桁がユーザU1、第2桁がユーザU2、…、第8桁がユーザU8にそれぞれ対応し、8人のユーザU1〜U8まで対応可能となっている。次いで、主制御部2は、番組「BBB」の編集に伴って削除されるフレーム(ここでは、フレームF2)のユーザ識別用ヘッダH2について、第2桁を「1」から「0」に変更してユーザU2のフラグを下げるとともに(番組編集プログラムPR3のステップS33)、第1桁を「1」のまま保ってユーザU1のフラグが立った状態を維持する。このとき、フレームF2自体は、消去されることなくハードディスクドライブ10に残る。
ここで、番組編集動作が終了する。
こうしてユーザU2が番組「BBB」を編集した場合、表示部6上のユーザU2用のブラウザには、図13に示すように、4つの番組「FFF」「GGG」「HHH」「JJJ」とともに、編集済みの番組「BBB」が表示される。
また、表示部6上の他のユーザU1用のブラウザには、図13に示すように、4つの番組「AAA」「CCC」「DDD」「EEE」とともに、編集前の番組「BBB」が表示されるので、他のユーザU1は、編集前の番組「BBB」を引き続き再生することができる。すなわち、他のユーザU1が番組「BBB」の再生を命じると、主制御部2は、データ処理部14に対して番組再生を指令する。これを受けてデータ処理部14は、ハードディスクドライブ10から番組「BBB」の全フレームF1、F2、…、FNを読み出して再生する。
したがって、2人のユーザU1、U2が記録再生装置1を共用する場合であっても、コピーワンスの番組を各ユーザU1、U2が他のユーザU2、U1に無断で編集することが可能となり、番組編集時の利便性が向上する。
また、あるユーザ(ここでは、ユーザU2)が録画済み番組をDVD−RW(Digital Versatile Disc Rewritable)などの光ディスク16にムーブする際には、このユーザU2が、光ディスクドライブ15に光ディスク16を格納した後、入力部5を操作することにより、ムーブしたい番組(ここでは、番組「BBB」)を特定して番組ムーブを命じる。すると、主制御部2は、図14に示す番組ムーブプログラムPR4をハードディスクドライブ10から読み出し、この番組ムーブプログラムPR4に基づいて番組ムーブ動作を実行する。
すなわち、まず、主制御部2は、ユーザ識別部9に対して番組所有権確認を指令する。これを受けてユーザ識別部9は、この番組「BBB」のユーザ識別用ヘッダH1に基づき、番組「BBB」の所有権がユーザU2のみであるか否かを判定する(番組ムーブプログラムPR4のステップS41)。その結果、この番組「BBB」の所有権がユーザU2のみである場合、番組ムーブによって他のユーザ(ここでは、ユーザU1)に迷惑が掛かる恐れはないので、主制御部2は、データ処理部14に対してこの番組「BBB」のムーブを指令する。これを受けてデータ処理部14は、この番組「BBB」をハードディスクドライブ10から光ディスクドライブ15中の光ディスク16にムーブする(番組ムーブプログラムPR4のステップS42)。
一方、この番組「BBB」の所有権がユーザU2のみでない場合、主制御部2は、この番組「BBB」が編集されているか否かを各フレームF1、F2、…、FNのユーザ識別用ヘッダH2に基づいて判定する(番組ムーブプログラムPR4のステップS43)。その結果、番組「BBB」が編集されている場合、編集済みの番組「BBB」をハードディスクドライブ10から光ディスクドライブ15中の光ディスク16にムーブする(番組ムーブプログラムPR4のステップS44)。このとき、編集によって削除されたフレーム(ここでは、フレームF2)はハードディスクドライブ10に残り、そのユーザ識別用ヘッダH2については、図15に示すように、第1桁が「1」となり、第2桁が「0」となる。他方、フレームF2以外のフレーム(つまり、フレームF1、F3、F4、…、FN)は光ディスク16にムーブされ、それらのユーザ識別用ヘッダH2については、図16に示すように、第1桁および第2桁が「1」となる。また、番組「BBB」が編集されていない場合、元の番組「BBB」をハードディスクドライブ10から光ディスクドライブ15中の光ディスク16にムーブする(番組ムーブプログラムPR4のステップS45)。
ここで、番組ムーブ動作が終了する。
こうして編集済みの番組「BBB」がムーブされた場合、表示部6上のユーザU2用のブラウザには、図17に示すように、4つの番組「FFF」「GGG」「HHH」「JJJ」が表示され、ユーザU2が自らムーブした「BBB」は表示されなくなる。
また、こうして編集済みの番組「BBB」がムーブされた後、他のユーザU1が番組を再生する際には、入力部5を操作することにより、番組再生を命じる。すると、主制御部2は、表示部6に、図18に示すように、4つの番組「AAA」「CCC」「DDD」「EEE」を表示するとともに、番組「BBB」に関して、ユーザU2によってムーブされているため、その光ディスク16を格納するよう促すメッセージを表示する。そこで、他のユーザU1が番組「BBB」を再生するときには、ユーザU2の光ディスク16(編集済みの番組「BBB」をムーブした光ディスク16)を光ディスクドライブ15に格納し、番組「BBB」の再生を命じる。
すると、主制御部2は、図19に示すように、フレーム番号チェック部11に対してフレーム番号チェックを指令する。これを受けてフレーム番号チェック部11は、番組「BBB」のフレームF2をハードディスクドライブ10から読み出すとともに、番組「BBB」のフレームF2以外のフレーム(つまり、フレームF1、F3、F4、F5、…)を光ディスク16からバッファ13経由で読み出し、これらをまとめてデコード部12に出力する。これを受けてデコード部12は、これらのフレームF1、F2、F3、…をデコードしてデータ処理部14に出力する。これを受けてデータ処理部14は、これらのフレームF1、F2、F3、…を再生する。その結果、他のユーザU1は番組「BBB」を無事再生することができる。
したがって、2人のユーザU1、U2が記録再生装置1を共用する場合であっても、編集済みの番組を各ユーザU1、U2が他のユーザU2、U1に無断でムーブすることが可能となり、番組ムーブ時の利便性が向上する。
なお、上述の実施形態においては、ユーザU1、U2が2人である場合について説明したが、ユーザが3人以上である場合でも、ユーザの人数に対応したビット数(例えば、ユーザが4人である場合は4ビット以上、ユーザが6人である場合は6ビット以上)のユーザ識別用ヘッダH1、H2を用意すれば、同様な作用効果を得ることができる。
なお、上述の実施形態においては、記憶媒体としてハードディスクドライブ10を備えた記録再生装置1について説明したが、ハードディスクドライブ10以外の記憶媒体(例えば、大容量半導体メモリなど)を代用することも可能である。また、この記憶媒体は1種類である必要はなく、ハードディスク・DVD・ビデオ一体型レコーダのように、3種類の記憶媒体を備えた記録再生装置1に本発明を適用することもできる。
なお、上述の実施形態においては、リムーバブルメディアとして光ディスク16を用いた場合について説明したが、光ディスク16以外のリムーバブルメディア(例えば、磁気ディスク、光磁気ディスクなど)を代用することも可能である。
なお、上述の実施形態においては、記録再生装置1、すなわち番組の録画機能と再生機能とを兼ね備えた装置について説明したが、番組の録画と再生とを別個の装置(記録装置および再生装置)で行う場合に本発明を適用することもできる。
なお、上述の実施形態においては、番組を録画する場合について説明したが、番組以外のコンテンツ(例えば、ライブ映像、ラジオ放送、VOD(Video On Demand)によるストリーミングなど)を記録する場合に本発明を適用することもできる。
本発明に係る記録再生装置の一実施形態を示す制御ブロック図である。 番組録画プログラムのフローチャートである。 ユーザ用の表示画面の一例を示す模式図である。 番組の重複関係を示す模式図である。 番組のユーザ識別用ヘッダの一例を示す模式図である。 番組のユーザ識別用ヘッダの別の例を示す模式図である。 番組のユーザ識別用ヘッダの別の例を示す模式図である。 番組消去プログラムのフローチャートである。 番組のユーザ識別用ヘッダの別の例を示す模式図である。 ユーザ用の表示画面の別の例を示す模式図である。 番組編集プログラムのフローチャートである。 フレームのユーザ識別用ヘッダの一例を示す模式図である。 ユーザ用の表示画面の別の例を示す模式図である。 番組ムーブプログラムのフローチャートである。 フレームのユーザ識別用ヘッダの別の例を示す模式図である。 フレームのユーザ識別用ヘッダの別の例を示す模式図である。 ユーザ用の表示画面の別の例を示す模式図である。 ユーザ用の表示画面の別の例を示す模式図である。 番組の再生方法を示す制御ブロック図である。
符号の説明
1……記録再生装置
2……主制御部(第1のヘッダ付与手段、第2のヘッダ付与手段)
10……ハードディスクドライブ(記憶媒体)
16……光ディスク(リムーバブルメディア)
H1、H2……ユーザ識別用ヘッダ
F1、F2、…、FN……フレーム

Claims (10)

  1. 記憶媒体にコンテンツを記録する記録装置であって、
    前記コンテンツごとに、当該コンテンツの所有権を示すユーザ識別用ヘッダを対応させる第1のヘッダ付与手段が設けられていることを特徴とする記録装置。
  2. 前記コンテンツを構成するフレームごとに、当該フレームの所有権を示すユーザ識別用ヘッダを対応させる第2のヘッダ付与手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 請求項1又は2に記載の記録装置を用いて複数人のユーザがコンテンツを記録する際に適用されるデータ管理方法であって、
    前記各ユーザが記録しようとするコンテンツに重複があるか否かを当該コンテンツのユーザ識別用ヘッダに基づいて判定する重複判定工程と、
    重複したコンテンツについては前記記憶媒体に1回だけ記録するコンテンツ記録工程と
    を含むことを特徴とするデータ管理方法。
  4. 請求項1又は2に記載の記録装置を用いて記録されたコンテンツをユーザが消去する際に適用されるデータ管理方法であって、
    前記ユーザが消去しようとするコンテンツの所有権が当該ユーザのみであるか否かを当該コンテンツのユーザ識別用ヘッダに基づいて判定するユーザ識別工程と、
    前記ユーザが消去しようとするコンテンツの所有権が当該ユーザのみでない場合に、当該コンテンツのユーザ識別用ヘッダについて当該ユーザのフラグを下げるフラグ操作工程と
    を含むことを特徴とするデータ管理方法。
  5. 請求項2に記載の記録装置を用いて記録されたコンテンツをユーザが編集する際に適用されるデータ管理方法であって、
    前記ユーザが編集しようとするコンテンツの所有権が当該ユーザのみであるか否かを当該コンテンツのユーザ識別用ヘッダに基づいて判定するユーザ識別工程と、
    前記ユーザが編集しようとするコンテンツの所有権が当該ユーザのみでない場合に、当該コンテンツを構成する各フレームのユーザ識別用ヘッダについて当該ユーザのフラグを下げるフラグ操作工程と
    を含むことを特徴とするデータ管理方法。
  6. 記憶媒体にコンテンツを記録するとともに、前記記憶媒体に記録されたコンテンツを再生する記録再生装置であって、
    前記コンテンツごとに、当該コンテンツの所有権を示すユーザ識別用ヘッダを対応させる第1のヘッダ付与手段が設けられていることを特徴とする記録再生装置。
  7. 前記コンテンツを構成するフレームごとに、当該フレームの所有権を示すユーザ識別用ヘッダを対応させる第2のヘッダ付与手段が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の記録再生装置。
  8. 請求項6又は7に記載の記録再生装置を用いて記録されたコンテンツを第1のユーザが消去した後、このコンテンツを第2のユーザが再生する際に適用されるデータ管理方法であって、
    前記第1のユーザが消去しようとするコンテンツの所有権が当該第1のユーザのみであるか否かを当該コンテンツのユーザ識別用ヘッダに基づいて判定するユーザ識別工程と、
    前記第1のユーザが消去しようとするコンテンツの所有権が当該第1のユーザのみでない場合に、当該コンテンツのユーザ識別用ヘッダについて当該第1のユーザのフラグを下げるフラグ操作工程と、
    前記第2のユーザが再生しようとするコンテンツを当該コンテンツのユーザ識別用ヘッダに基づいて再生するコンテンツ再生工程と
    を含むことを特徴とするデータ管理方法。
  9. 請求項7に記載の記録再生装置を用いて記録されたコンテンツを第1のユーザが編集した後、このコンテンツを第2のユーザが再生する際に適用されるデータ管理方法であって、
    前記第1のユーザが編集しようとするコンテンツの所有権が当該第1のユーザのみであるか否かを当該コンテンツのユーザ識別用ヘッダに基づいて判定するユーザ識別工程と、
    前記第1のユーザが編集しようとするコンテンツの所有権が当該第1のユーザのみでない場合に、当該コンテンツを構成するフレームのユーザ識別用ヘッダについて当該第1のユーザのフラグを下げるフラグ操作工程と、
    前記第2のユーザが再生しようとするコンテンツを当該コンテンツのユーザ識別用ヘッダに基づいて再生するコンテンツ再生工程と
    を含むことを特徴とするデータ管理方法。
  10. 請求項7に記載の記録再生装置を用いて記録されたコンテンツを第1のユーザが編集してからリムーバブルメディアにムーブした後、このコンテンツを第2のユーザが再生する際に適用されるデータ管理方法であって、
    前記第1のユーザが編集しようとするコンテンツの所有権が当該第1のユーザのみであるか否かを当該コンテンツのユーザ識別用ヘッダに基づいて判定するユーザ識別工程と、
    前記第1のユーザが編集しようとするコンテンツの所有権が当該第1のユーザのみでない場合に、当該コンテンツを構成するフレームのユーザ識別用ヘッダについて当該第1のユーザのフラグを下げるフラグ操作工程と、
    前記第1のユーザがムーブしようとするコンテンツを構成する各フレームを当該フレームのユーザ識別用ヘッダに基づいて前記リムーバブルメディアと前記記憶媒体のいずれかに格納するフレーム格納工程と、
    前記第2のユーザが再生しようとするコンテンツを誰がムーブしたかを知らせて前記リムーバブルメディアの装着を促すメディア装着促進工程と、
    前記第2のユーザが再生しようとするコンテンツを構成する各フレームを当該フレームのユーザ識別用ヘッダに基づいて前記リムーバブルメディアと前記記憶媒体のいずれかから読み出して再生するコンテンツ再生工程と
    を含むことを特徴とするデータ管理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011172246A (ja) * 2011-03-22 2011-09-01 Hitachi Ltd データアクセス方法、録画再生装置、及び再生方法

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