JP2006079674A - 光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
簡易な構成で、安定した光ピックアップのサーボ動作を行い得る光ディスク装置を実現する。
【解決手段】
RF信号に基づいてサーボエラー信号を生成するサーボエラー信号生成手段24と、記録時において記録データに応じた駆動信号を生成し光ピックアップの発光手段を駆動して当該記録データを光ディスクに記録する駆動手段13と、記録データに基づいて発光手段が光ビームを高出力で照射している期間を示す高出力光量照射期間信号を生成する照射期間信号生成手段9と、RF信号に基づいて光ディスクのディフェクトを検出し、当該ディフェクトの有無を示すディフェクト信号を出力するディフェクト検出手段23と、高出力光量照射期間信号及び上記ディフェクト信号に基づいて、ディフェクトを検出している期間及び発光手段が光ビームを高出力で照射している期間、サーボエラー信号を補正する信号補正手段24とを光ディスク装置に設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は光ディスク装置に関し、記録及び再生を行う光ディスク装置に適用して好適なものである。
光ディスク装置においては、光ピックアップが光ディスクの盤面上のディフェクト(傷、黒点など)を通過する際、当該ディフェクトの影響によって光ピックアップから出力されるサーボ信号の波形に乱れが生じる。そして、このような波形に乱れを有するサーボ信号に基づいて光ピックアップのサーボ制御を行った場合、トラック飛び等の誤った制御を行ってしまうという問題がある。
このため光ディスク装置では、ピックアップから出力されるRF信号の波形を監視し、当該波形に異常が生じた場合、ディフェクトの可能性があるものとしてサーボ信号をホールドする機能が設けられている。
図3は従来の光ディスク装置1の構成を示し、当該光ディスク装置1全体を制御する制御部2に対し、信号処理部3、RFフロントエンド部4及びサーボ制御部5が接続されて構成されている。そして信号処理部3、RFフロントエンド部4及びサーボ制御部5によって、当該光ディスク装置1を制御するための制御装置が構成される。
すなわち制御部2は、サーボ制御部5のディスク回転制御部6を介してスピンドルモータ42を回転させ、ターンテーブル(図示せず)に載置された光ディスク50を回転駆動する。また制御部2は、サーボ制御部5の光ピックアップ制御部7を介してスレッドモータ41を回転させ、光ピックアップ40を光ディスク50の半径方向に移動させる。さらに制御部2は信号処理部3及びRFフロントエンド部4を制御し、光ディスク50に対するデータの読出及び書込を実行させる。
すなわち再生時においてRFフロントエンド部4のレーザ制御部13は、低光量の再生パワーでの発光を指示する駆動信号を生成して光ピックアップ40に供給する。光ピックアップ41のレーザダイオードは駆動信号に応じた低出力の再生パワーで連続発光して光ディスク50に対し光ビームを照射する。そして光ピックアップ40は、ディスク50によって反射された戻り光をPDIC(Photo Detecting IC)で受光して再生RF信号を生成し、RFフロントエンド部4に供給する。RFフロントエンド部4のデータ信号生成部14は、再生RF信号から再生データを生成し、信号処理部3のデータデコード部8に供給する。データデコード部8は再生データをデコードして外部に出力する。
このときRFフロントエンド部4のサーボ信号生成部15は、再生信号からサーボエラー信号を生成して信号処理部3のサーボ信号処理部10に供給する。サーボ信号処理部10はサーボエラー信号に基づいて、光ピックアップの位置制御を行うためのサーボ制御信号を生成しサーボ制御部5に供給する。サーボ制御部5の光ピックアップ制御部7は、サーボ制御信号に応じてスレッドモータ41及び光ピックアップ40の2軸アクチュエータを制御し、フォーカス及びトラッキングの制御を行う。
ここで上述したように、光ピックアップがディフェクトを通過するとサーボエラー信号の波形に乱れが生じ(図4(B))、これにより誤ったサーボ制御を行ってしまう可能性がある。このためRFフロントエンド部4のディフェクト信号生成部16は、再生RF信号(図4(A))を常に監視しており、ディフェクト通過による再生RF信号の波形変化を検出すると、ディフェクトの有無を示すディフェクト信号の信号レベルを、ディフェクトが発生していることを示す「Hi」にする(図4(C))。
信号処理部3のディフェクトホールド部11は、ディフェクト信号の信号レベル「Hi」に応じて、サーボ信号生成部15から供給されているサーボエラー信号を前値ホールド(サンプルホールド)したり、あるいはサーボ制御信号を中点電位で出力する(図4(D))ことにより、サーボエラー信号におけるディフェクト通過の影響を排除し、トラック飛び等を防止するようになされている。実際上このディフェクトホールド部11は、サーボループフィルタ(位相進み遅れ補償)段に設けられている。
一方記録時において、信号処理部3のデータエンコード部9は、外部から入力された記録データをエンコードしてRFフロントエンド部4に供給する。RFフロントエンド部4のレーザ制御部13は、記録データに応じた駆動信号を生成して光ピックアップ40に供給する。光ピックアップ40は記録データに応じて、光ビームを高出力のパワー(マーク形成時)と低出力のパワー(マーク非形成時)を随時切り替えながら照射することにより、光ディスク50にデータを記録していく。この記録時においても光ピックアップ40は、光ディスク50からの戻り光をPDICで受光して再生RF信号を生成し、RFフロントエンド部4に供給する。
RFフロントエンド部4のサーボ信号生成部15は、再生信号からサーボエラー信号を生成して信号処理部3のサーボ信号処理部10に供給する。サーボ信号処理部10はサーボエラー信号に基づいて、光ピックアップの位置制御を行うためのサーボ制御信号を生成しサーボ制御部5に供給する。そしてサーボ制御部5の光ピックアップ制御部7は、サーボ制御信号に応じてスレッドモータ41及び光ピックアップ40の2軸アクチュエータを制御し、フォーカス及びトラッキングを制御する。
ここで、上述したように記録時においては、マークの形成時と非形成時とで光ビームのパワーが変化し(図5(B))、これに応じて光ディスク50からの戻り光光量も変化してしまい、サーボエラー信号の信号レベルも変動して安定したサーボ動作を行い得なくなるという問題がある。
このような戻り光の光量変動の影響を排除するため、マークの形成タイミングに同期してサーボエラー信号をサンプルホールドすることにより、当該サーボエラー信号の信号レベル変動を排除するようにした光ディスク装置がある(例えば、特許文献1参照)。
すなわち図3において、信号処理部3のデータエンコード部9は光ビームが高出力になるマーク形成タイミングに同期したサンプルホールド信号(図5(C))を生成し、これをサーボ信号生成部15に供給する。サーボ信号生成部15は図5(D)に示すように、サンプルホールド信号に応じてサーボエラー信号をサンプルホールドして出力することにより、マーク形成時/非形成時のサーボエラー信号の信号レベル変化を排除し、連続的なサーボエラー信号を出力するようになされている。
特開平4−263122号公報
しかしながら上述した構成の光ディスク装置1では、サーボ動作の安定化機能として、ディフェクトの影響を排除するためのディフェクト信号生成部16及びディフェクトホールド部11がそれぞれRFフロントエンド部4及び信号処理部3に設けられているとともに、マーク形成時の影響を排除するためのサンプルホールド信号生成機能及びサンプルホールド機能がそれぞれデータエンコード部9及びサーボ信号生成部15に設けられており、全体として光ディスク装置1の構成が複雑になっているという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、簡易な構成で安定した光ピックアップのサーボ動作を行い得る光ディスク装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、光ディスクに対してデータの記録及び再生を行う光ディスク装置において、光ディスクに対して光ビームを照射するとともに、当該光ディスクで反射された光ビームを受光する光ピックアップと、光ピックアップの受光手段から出力されるRF信号に基づいてサーボエラー信号を生成するサーボエラー信号生成手段と、サーボエラー信号に基づいて、光ピックアップのフォーカス及びトラッキング制御を行うためのサーボ制御信号を生成するサーボ制御信号生成手段と、記録時において、記録データに応じた駆動信号を生成し光ピックアップの発光手段を駆動することにより、当該記録データを光ディスクに記録する駆動手段と、記録時において、記録データに基づいて発光手段が光ビームを高出力で照射している期間を示す高出力光量照射期間信号を生成する照射期間信号生成手段と、光ピックアップの受光手段から出力されるRF信号に基づいて光ディスクのディフェクトを検出し、当該ディフェクトの有無を示すディフェクト信号を出力するディフェクト検出手段と、高出力光量照射期間信号及び上記ディフェクト信号に基づいて、ディフェクトを検出している期間及び発光手段が光ビームを高出力で照射している期間、サーボエラー信号を補正する信号補正手段とを光ディスク装置に設けた。
信号補正手段がディフェクト信号及び高出力光量照射期間信号の双方に基づいてサーボエラー信号を補正するようにしたことにより、簡易な構成で、ディフェクトの影響及び記録時における光ビームの光量変動の影響を排除し、簡易な構成で安定した光ピックアップのサーボ動作を行うことができる。
本発明によれば、ディフェクト信号及び高出力光量照射期間信号の双方に基づいて、 信号補正手段がサーボエラー信号を補正するようにしたことにより、簡易な構成で、ディフェクトの影響及び記録時における光ビームの光量変動の影響を排除し、簡易な構成で安定した光ピックアップのサーボ動作を行い得る光ディスク装置を実現することができる。
以下、図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)第1の実施の形態
図3との対応部分に同一符号を付して示す図1において、20は全体として本発明の第1の実施の形態の光ディスク装置を示し、信号処理部21及びRFフロントエンド部22の内部構成が異なる以外は光ディスク装置1(図3)と同様の構成を有している。
再生時においてRFフロントエンド部22のレーザ制御部13は、低光量の再生パワーでの発光を指示する駆動信号を生成して光ピックアップ40に供給する。発光手段としての光ピックアップ40のレーザダイオードは、駆動信号に応じた低出力の再生パワーで連続発光して光ディスク50に対し光ビームを照射する。そして光ピックアップ40は、ディスク50によって反射された戻り光を受光手段としてのPDICで受光して再生RF信号を生成し、RFフロントエンド部22に供給する。RFフロントエンド部22のデータ信号生成部14は、再生RF信号から再生データを生成し、信号処理部21のデータデコード部8に供給する。データデコード部8は再生データをデコードして外部に出力する。
このときRFフロントエンド部22のサーボ信号生成部24は、再生信号からサーボエラー信号を生成して信号処理部21のサーボ信号処理部10に供給する。サーボ信号処理部10はサーボエラー信号に基づいて、光ピックアップの位置制御を行うためのサーボ制御信号を生成しサーボ制御部5に供給する。サーボ制御部5の光ピックアップ制御部7は、サーボ制御信号に応じてスレッドモータ41及び光ピックアップ40の2軸アクチュエータを制御し、フォーカス及びトラッキングの制御を行う。
ここでRFフロントエンド部22のディフェクト信号生成部23は、再生RF信号に基づいて光ディスク50のディフェクトを常に監視している。そしてディフェクト検出手段としてのディフェクト信号生成部23が、ディフェクトの有無を示すディフェクト信号を同じRFフロントエンド部22内のサーボエラー信号生成部24に供給している点で、従来の光ディスク装置1(図3)と相違する。
すなわちディフェクト検出手段としてのディフェクト信号生成部23は、ディフェクト通過による再生RF信号の波形変化を検出すると、サーボエラー信号生成部24に供給しているディフェクト信号の信号レベルを、ディフェクトが発生していることを示す「Hi」にする。
信号補正手段としてのサーボエラー信号生成部24は、ディフェクト信号の信号レベル「Hi」に応じてサーボエラー信号をサンプルホールドして出力することにより、サーボエラー信号におけるディフェクト通過の影響を排除してトラック飛び等を防止する。
一方記録時において、信号処理部21のデータエンコード部9は、外部から入力された記録データをエンコードしてRFフロントエンド部22に供給する。駆動手段としてのレーザ制御部13は、記録データに応じた駆動信号を生成して光ピックアップ40に供給する。光ピックアップ40は記録データに応じて、光ビームを高出力の記録パワー(マーク形成時)と低出力の再生パワー(マーク非形成時)を随時切り替えながら照射することにより、光ディスク50にデータを記録していく。この記録時においても光ピックアップ40は、光ディスク50からの戻り光をPDICで受光して再生RF信号を生成し、RFフロントエンド部22に供給する。
RFフロントエンド部22のサーボ信号生成部24は、再生信号からサーボエラー信号を生成して信号処理部21のサーボ信号処理部10に供給する。サーボ信号処理部10はサーボエラー信号に基づいて、光ピックアップの位置制御を行うためのサーボ制御信号を生成しサーボ制御部5に供給する。そしてサーボ制御部5の光ピックアップ制御部7は、サーボ制御信号に応じてスレッドモータ41及び光ピックアップ40の2軸アクチュエータを制御し、当該光ピックアップ40から照射される光ビームのスポットを光ディスク50のトラック上に位置させる。
このとき、信号処理部21に設けられている照射期間信号生成手段としてのデータエンコード部9は、光ビームが高出力になるマーク形成タイミングに同期した、高出力照射期間信号としてのサンプルホールド信号を生成し、これをRFフロントエンド部22のサーボ信号生成部24に供給する。信号補正手段としてのサーボ信号生成部24はサンプルホールド信号に応じてサーボエラー信号をサンプルホールドして出力することにより、マーク形成時/非形成時のサーボエラー信号の信号レベル変化を排除し、連続的なサーボエラー信号を出力する。
かくしてこの光ディスク装置20では、再生時におけるディフェクトの影響や記録時における光ビームの光量変動の影響を排除して、安定したサーボ動作を行うようになされている。
以上の構成において、この光ディスク装置20では、ディフェクトの検出に応じたディフェクト信号と、マーク形成タイミングに応じたサンプルホールド信号の双方に基づいて、サーボ信号生成部24がサーボエラー信号をサンプルホールドして、信号処理部21に出力するようにした。
このため、再生時におけるディフェクトの影響を排除するための機能と、記録時における光ビームの光量変動の影響を排除するための機能とを、RFフロントエンド部22のサーボ信号生成部24が一括して行うことができ、これにより、従来の光ディスク装置1(図3)に設けられていたディフェクトホールド部11を廃して光ディスク装置20の構成を簡素化することができる。
以上の構成によれば、RFフロントエンド部22のサーボ信号生成部24が、ディフェクトの検出に応じたディフェクト信号及びマーク形成タイミングに応じたサンプルホールド信号の双方に基づいてサーボエラー信号をサンプルホールドし、信号処理部21のサーボ信号処理部10に供給するようにしたことにより、簡易な構成で、再生時におけるディフェクトの影響及び記録時における光ビームの光量変動の影響を排除することができる。
(2)第2の実施の形態
図1及び図3との対応部分に同一符号を付して示す図2において、30は全体として本発明の第2の実施の形態の光ディスク装置を示し、信号処理部31及びRFフロントエンド部32の内部構成が異なる以外は光ディスク装置20と同様の構成を有している。
再生時においてRFフロントエンド部32のサーボ信号生成部35は、再生信号からサーボエラー信号を生成して信号処理部31のサーボ信号処理部33に供給する。サーボ信号処理部33はサーボエラー信号に基づいて、光ピックアップの位置制御を行うためのサーボ制御信号を生成しサーボ制御部5に供給する。サーボ制御部5の光ピックアップ制御部7は、サーボ制御信号に応じてスレッドモータ41及び光ピックアップ40の2軸アクチュエータを制御し、フォーカス及びトラッキングの制御を行う。
ここで、RFフロントエンド部32のディフェクト信号生成部36は、再生RF信号に基づいて光ディスク50のディフェクトを常に監視しており、ディフェクトの有無を示すディフェクト信号を信号処理部31のサーボホールド部34に供給している。
すなわちディフェクト検出手段としてのディフェクト信号生成部36は、ディフェクト通過による再生RF信号の波形変化を検出すると、ディフェクト信号の信号レベルをディフェクトが発生していることを示す「Hi」にする。
信号処理部31の信号補正手段としてのサーボホールド部34は、ディフェクト信号の信号レベル「Hi」に応じて、サーボ信号生成部35から供給されているサーボエラー信号をサンプルホールドすることにより、当該サーボエラー信号におけるディフェクト通過の影響を排除し、トラック飛び等を防止する。
一方記録時において、信号処理部31に設けられている照射期間信号生成手段としてのデータエンコード部9は、光ビームが高出力になるマーク形成タイミングに同期した高出力照射期間信号としてのサンプルホールド信号を生成する。そしてデータエンコード部9が、サンプルホールド信号を同じ信号処理部31内のサーボホールド部34に供給している点で、従来の光ディスク装置1(図3)及び第1の実施の形態の光ディスク装置20(図1)と相違する。
信号補正手段としてのサーボホールド部34はサンプルホールド信号に応じて、サーボ信号生成部35から供給されているサーボエラー信号をサンプルホールドすることにより、マーク形成時/非形成時のサーボエラー信号の信号レベル変化を排除する。
かくしてこの光ディスク装置30も、再生時におけるディフェクトの影響や記録時における光ビームの光量変動の影響を排除して、安定したサーボ動作を行うようになされている。
以上の構成において、この光ディスク装置30では、ディフェクトの検出に応じたディフェクト信号と、マーク形成タイミングに応じたサンプルホールド信号の双方に基づいて、信号処理部31のサーボホールド部34がサーボエラー信号をサンプルホールドし、当該サンプルホールド後のサーボエラー信号を用いてサーボ信号処理部33がサーボ制御信号を生成するようにした。
このため、再生時におけるディフェクトの影響を排除するための機能と、記録時における光ビームの光量変動の影響を排除するための機能とを、信号補正手段としてのサーボホールド部34が一括して行うことができ、これにより、従来の光ディスク装置1(図3)のサーボ信号生成部15が有していたサンプルホールド機能を廃して、光ディスク装置30の構成を簡素化することができる。
以上の構成によれば、信号処理部31のサーボホールド部34が、ディフェクトの検出に応じたディフェクト信号及びマーク形成タイミングに応じたサンプルホールド信号の双方に基づいてサーボエラー信号をサンプルホールドし、サーボ信号処理部33に供給するようにしたことにより、簡易な構成で、再生時におけるディフェクトの影響及び記録時における光ビームの光量変動の影響を排除することができる。
(3)他の実施の形態
なお上述の第1及び第2の実施の形態においては、RFフロントエンド部22のサーボ信号生成部24又は信号処理部31のサーボホールド部34が、ディフェクト信号及びサンプルホールド信号に基づいてサーボエラー信号をサンプルホールドすることにより、ディフェクトやマーク形成時におけるサーボエラー信号の信号レベル変化を排除し、安定したサーボ動作を行うようにしたが、本発明はこれに限らず、信号補正手段としてのサーボ信号生成部24又はサーボホールド部34が、ディフェクト信号及びサンプルホールド信号に基づいてサーボエラー信号がローパスフィルタを通過するようにすることにより、当該サーボエラー信号の高周波成分を遮断してディフェクトやマーク形成の影響を排除するようにしてもよい。
本発明の光ディスク装置は、記録及び再生の双方を行う用途に適用することができる。
第1の実施の形態の光ディスク装置の構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態の光ディスク装置の構成を示すブロック図である。 従来の光ディスク装置の構成を示すブロック図である。 ディフェクト通過時の信号波形を示す略線図である。 マーク形成時におけるサンプルホールドの説明に供する略線図である。る。
符号の説明
1、20、30……光ディスク装置、2……制御部、3、21、31……信号処理部、4、22、32……RFフロントエンド部、5……サーボ制御部、8……データデコード部、9……データエンコード部、10、33……サーボ信号処理部、11……ディフェクトホールド部、12……ウォブル信号処理部、13……レーザ制御部、14……データ信号生成部、15、24,35……サーボ信号生成部、16、23、36……ディフェクト信号生成部、17……ウォブル信号生成部。

Claims (5)

  1. 光ディスクに対してデータの記録及び再生を行う光ディスク装置において、
    上記光ディスクに対して光ビームを照射するとともに、当該光ディスクで反射された光ビームを受光する光ピックアップと、
    上記光ピックアップの受光手段から出力されるRF信号に基づいてサーボエラー信号を生成するサーボエラー信号生成手段と、
    上記サーボエラー信号に基づいて、上記光ピックアップのフォーカス及びトラッキング制御を行うためのサーボ制御信号を生成するサーボ制御信号生成手段と、
    記録時において、記録データに応じた駆動信号を生成し上記光ピックアップの発光手段を駆動することにより、当該記録データを上記光ディスクに記録する駆動手段と、
    記録時において、上記記録データに基づいて上記発光手段が上記光ビームを高出力で照射している期間を示す高出力光量照射期間信号を生成する照射期間信号生成手段と、
    上記光ピックアップの受光手段から出力されるRF信号に基づいて上記光ディスクのディフェクトを検出し、当該ディフェクトの有無を示すディフェクト信号を出力するディフェクト検出手段と、
    上記高出力光量照射期間信号及び上記ディフェクト信号に基づいて、上記ディフェクトを検出している期間及び上記発光手段が上記光ビームを高出力で照射している期間、上記サーボエラー信号を補正する信号補正手段と
    を具えることを特徴とする光ディスク装置。
  2. 上記信号補正手段は、上記ディフェクトを検出している期間及び上記発光手段が上記光ビームを高出力で照射している期間、上記サーボエラー信号をサンプルホールドした信号を出力することにより当該サーボエラー信号を補正する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 上記信号補正手段は、上記ディフェクトを検出している期間及び上記発光手段が上記光ビームを高出力で照射している期間、上記サーボエラー信号の高周波成分を遮断することにより当該サーボエラー信号を補正する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
  4. 光ディスクに対してデータの記録及び再生を行う光ディスク装置の制御装置において、
    上記光ディスクに対して光ビームを照射するとともに当該光ディスクで反射された光ビームを受光する光ピックアップの受光手段から出力されるRF信号に基づいて、サーボエラー信号を生成するサーボエラー信号生成手段と、
    上記サーボエラー信号に基づいて、上記光ピックアップのフォーカス及びトラッキング制御を行うためのサーボ制御信号を生成するサーボ制御信号生成手段と、
    記録時において、記録データに応じた駆動信号を生成し上記光ピックアップの発光手段を駆動することにより、当該記録データを上記光ディスクに記録する駆動手段と、
    記録時において、上記記録データに基づいて上記発光手段が上記光ビームを高出力で照射している期間を示す高出力光量照射期間信号を生成する照射期間信号生成手段と、
    上記光ピックアップの受光手段から出力されるRF信号に基づいて上記光ディスクのディフェクトを検出し、当該ディフェクトの有無を示すディフェクト信号を出力するディフェクト検出手段と、
    上記高出力光量照射期間信号及び上記ディフェクト信号に基づいて、上記ディフェクトを検出している期間及び上記発光手段が上記光ビームを高出力で照射している期間、上記サーボエラー信号を補正する信号補正手段と
    を具えることを特徴とする光ディスク装置の制御装置。
  5. 光ディスクに対してデータの記録及び再生を行う光ディスク装置の制御方法において、
    光ピックアップの受光手段から出力されるRF信号に基づいてサーボエラー信号を生成し、
    上記サーボエラー信号に基づいて上記光ピックアップの位置制御を行うためのサーボ制御信号を生成し、
    上記光ピックアップの受光手段から出力されるRF信号に基づいて上記光ディスクのディフェクトを検出し、当該ディフェクトの有無を示すディフェクト信号を生成し、
    記録時において、記録データに基づいて上記光ピックアップの発光手段が光ビームを高出力で照射している期間を示す高出力光量照射期間信号を生成し、
    上記高出力光量照射期間信号及び上記ディフェクト信号に基づいて、上記ディフェクトを検出している期間及び上記発光手段が上記光ビームを高出力で照射している期間、上記サーボエラー信号を補正する
    ことを特徴とする光ディスク装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101504852B (zh) * 2009-03-09 2012-03-21 凌阳科技股份有限公司 光学存取系统以及其译码策略控制方法

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