JP2006079459A - 利用者認証システム - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯電話機を用いながらも、利用方法が簡単な利用者認証システムを提供する。
【解決手段】カードリーダ11によりカードの顧客番号を読み出して入力し、ホストコンピュータ2の利用者データベースから顧客番号に対応する暗証番号と携帯電話番号を検索し、この携帯電話番号の携帯電話機を呼び出して、着信検出部13により携帯電話機の着信音を検出し、この検出された着信に基づいて利用者を認証している。従って、利用者の暗証番号の確認と携帯電話機の着信の確認という二重の確認を行うことになり、利用者以外の他の人による不正を確実に防止することができる。また、利用者は、現在のATM利用方法に加えて、カード挿入後に引き続いて携帯電話機を電話機載置台1bにセットするだけで良く、携帯電話機の入力操作等を行わずに済む。
【選択図】図1

Description

本発明は、キャッシュカード、クレジットカード、プリペイドカード等の利用に際し、利用者の携帯電話機を用いて、該利用者の認証を行う利用者認証システムに関する。
周知の様にキャッシュカード、クレジットカード、プリペイドカード等の各種カードの利用に際しては、利用者により暗証番号が操作入力され、この入力された暗証番号がカードに予め記録されている暗証番号と一致したときに、カードの利用が可能になる。
ところが、近年、カードを盗み、カードの暗証番号を読取って、カードを不正利用するという犯罪が多発している。このため、例えば特許文献1、2では、携帯電話機を用いて、カード等の不正利用を防止するという認証システムもしくは方法が提案されている。
特許文献1では、利用者の識別情報が情報端末に入力されたとき、この入力された識別情報を用いて、予め登録されている利用者の携帯電話番号を記憶装置より検索し、この利用者の携帯電話番号を用いて、この利用者の携帯電話機を呼び出し、この携帯電話機でなされた特定の入力操作を検出して、この利用者を認証している。
また、特許文献2では、IDカードから読取った利用者認識番号と利用者により入力された暗証番号をホストコンピュータに送り、ホストコンピュータにより利用者認識番号に対応する携帯電話機の電話番号を検索し、この利用者の携帯電話番号を用いて、この利用者の携帯電話機を呼び出し、暗証番号を携帯電話機に送って、利用者側で暗証番号を確認させ、了承信号を携帯電話機からホストコンピュータに送って、IDカードを認証している。
特開2002−49591号公報 特開平4−353972号公報
しかしながら、特許文献1、2のいずれにおいても、携帯電話機に対して特定の操作を行う必要があり、既存の各種カードの利用方法と比較すると、その利用方法が複雑であって、利用者の負担が大きく、このために利用方法の簡単化が要求されていた。
そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、携帯電話機を用いながらも、利用方法が簡単な利用者認証システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、利用者の携帯電話機を用いて、該利用者の認証を行う利用者認証システムにおいて、利用者の識別情報と該利用者の携帯電話機の携帯電話番号を対応付けて登録した登録手段と、利用者の識別情報を入力する入力手段と、入力された利用者の識別情報に対応する携帯電話番号を登録手段から検索し、この検索された携帯電話番号を発信して、この携帯電話番号の携帯電話機を呼び出す呼び出し手段と、この呼び出された携帯電話機の着信を検出する着信検出手段と、この検出された携帯電話機の着信に基づいて、利用者を認証する認証手段とを備えている。
また、本発明は、利用者の携帯電話機を用いて、該利用者の認証を行う利用者認証システムにおいて、利用者の識別情報と該利用者の携帯電話機の携帯電話番号を対応付けて登録した登録手段と、利用者の識別情報を入力する入力手段と、入力された利用者の識別情報に対応する携帯電話番号を登録手段から検索し、この検索された携帯電話番号を発信して、この携帯電話番号の携帯電話機を呼び出し、通話状態となった携帯電話機に識別音声信号を送信する呼び出し送信手段と、この通話状態の携帯電話機で受信されて発音された識別音声信号を検出する識別音声検出手段と、この検出された携帯電話機の識別音声信号に基づいて、利用者を認証する認証手段とを備えている。
この様な本発明の利用者認証システムでは、利用者の識別情報を入力手段により入力し、この識別情報に対応する携帯電話番号の携帯電話機を呼び出して、この呼び出された携帯電話機の着信を着信検出手段により検出し、この検出された着信に基づいて、利用者を認証している。従って、利用者の識別情報の確認と携帯電話機の着信の確認という二重の確認を行うことになり、利用者以外の他の人による不正を確実に防止することができる。
識別情報を入力するための入力手段は、カードから識別情報を読取って入力するカードリーダ等である。また、着信検出手段を入力手段と同一場所に設置する。このため、利用者は、入力手段によりカードから識別情報を読取らせ、引き続いて着信検出手段により携帯電話機の着信を検出させれば良く、携帯電話機の入力操作等を行わずに済み、利用方法が簡単であって、利用者の負担が小さい。
更に、携帯電話機で着信に応答しないでの、通話料が課されることはない。
また、他の本発明の利用者認証システムでは、利用者の識別情報を入力手段により入力し、この識別情報に対応する携帯電話番号の携帯電話機を呼び出して、通話状態となった携帯電話機に識別音声信号を送信し、携帯電話機で受信されて発音された識別音声信号を識別音声検出手段により検出し、この検出された識別音声信号に基づいて、利用者を認証している。従って、利用者の識別情報の確認と携帯電話機で発音された識別音声信号の確認という二重の確認を行うことになり、利用者以外の他の人による不正を確実に防止することができる。
識別情報を入力するための入力手段は、カードから識別情報を読取って入力するカードリーダ等である。また、識別音声検出手段を入力手段と同一場所に設置する。このため、利用者は、入力手段によりカードから識別情報を読取らせ、引き続いて識別音声検出手段により携帯電話機で発音された識別音声信号を検出させれば良く、携帯電話機の入力操作等を行わずに済み、利用方法が簡単であって、利用者の負担が小さい。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の利用者認証システムの実施例1を示すブロック図である。また、図2は、本実施例の利用者認証システムを概略的に示す斜視図である。
本実施例のシステムは、現金の受け渡しを行う現金自動預入引出機(以下ATM(Automatic Teller Machineの略)と称す)1と、情報処理センターの役目を果たすホストコンピュータ2とを備えている。
ATM1は、カードリーダ11と、回線制御部12と、着信検出部13と、電話機センサ14と、表示部15と、主制御部16とを備えている。
カードリーダ11は、キャッシュカードやクレジットカード等のカードがATM1本体のカード挿入口1aに挿入されると、このカードから顧客番号を読取る。
回線制御部12は、電話回線3の補足及び開放を制御し、交換機等を含む電話回線網を通じて、相手端末に発信して、相手端末との通信経路を形成する。
着信検出部13は、ATM1本体の電話機載置台1b上にセットされた携帯電話機4の着信を検出するものであり、図3(a)、(b)に示す様にL字型のカバー13aと、カバー13aの壁面に設けられたマイク13bとを備えている。L字型のカバー13aは、ATM1本体の電話機載置台1bに対して枢支されており、通常、図3(a)に示す様に電話機載置台1bに立てられ、また電話機載置台1b上に携帯電話機4が置かれたときに、図3(b)に示す様に該カバー13aの先端13cが電話機載置台1bに接するまで倒されて伏せられ、携帯電話機4に覆い被さる。この状態で、カバー13a壁面のマイク13bが携帯電話機4のスピーカ4aに対向し、スピーカ4aから発音された着信音等の音声がマイク13bに入力される。
尚、着信検出部13は、携帯電話機4のスピーカ4aから発音された着信音等の音声を検出するだけではなく、着信時に発生される携帯電話機4の振動を検出したり、着信音等の音声及び振動を共に検出しても良い。
電話機センサ14は、電話機載置台1b上に携帯電話機4がセットされているか否かを検出するものであって、例えば着信検出部13のL字型のカバー13aが倒されて伏せられているか否かを検出する。
表示部15は、ATM1の操作ガイダンス等を表示して利用者に知らせるものである。
主制御部16は、中央処理装置(CPU)、ROM、RAM、及び各種インターフェース等を含むプロセッサであり、カードリーダ11、回線制御部12、着信検出部13、電話機センサ14、及び表示部15等を制御し、ATM1そのものの制御も行う。
ホストコンピュータ2は、ATM1との間で各種のデータを送受することができる。また、ホストコンピュータ2は、各利用者のカードの顧客番号と対応付けた各暗証番号と該各利用者の携帯電話機の電話番号を登録した利用者データベースを保有している。
さて、この様な構成の利用者認証システムによる利用者の認証処理を、図4のフローチャート及び図5のシーケンスを参照しつつ説明する。
まず、ATM1では、ATM1本体のカード挿入口1aへのカードの挿入を待機しており、利用者のカードがカード挿入口1aに挿入されると(図4のステップS101、図5のステップS201)、カードリーダ11によるカードの顧客番号の読取りが行われる。このとき、カードの顧客番号を読取ることができないまま(図4のステップS101で「NG」)、一定時間が経過すると(図4のステップS102で「Yes」)、主制御部16は、カードリーダ11からカードを排出させ、この認証処理を中断する。
また、一定時間が経過する以前に(図4のステップS102で「No」)、カードリーダ11によるカードの顧客番号の読取りが正常に行われると(図4のステップS101で「OK」)、この顧客番号がカードリーダ11から主制御部16に通知される。主制御部16は、カードの顧客番号を受け取ると、この顧客番号をホストコンピュータ2に通知する(図4のステップS103、図5のステップS202)。
ホストコンピュータ2では、顧客番号を通知されると、先に述べた利用者データベースを検索して(図5のステップS203)、この通知された顧客番号に対応する利用者の暗証番号と携帯電話機の電話番号を利用者データベースから読取り、この暗証番号と携帯電話機の電話番号を通知する(図5のステップS204)。
ATM1では、ホストコンピュータ2からの暗証番号と電話番号の受取りを待機している。このとき、ホストコンピュータ2からの暗証番号と電話番号を受取ることができないまま(図4のステップS104で「NG」)、一定時間が経過すると(図4のステップS105で「Yes」)、主制御部16は、カードリーダ11からカードを排出させ、この認証処理を中断する。
また、一定時間が経過する以前に(図4のステップS105で「No」)、ホストコンピュータ2からの暗証番号と電話番号が主制御部16で受取られると(図4のステップS104で「OK」)、主制御部16は、電話機載置台1bへの携帯電話機のセットを促す旨を表示部15に表示する(図4のステップS106、図5のステップS205)。
このとき、利用者が自分の携帯電話機を電話機載置台1bにセットしなければ、電話機センサ14により携帯電話機のセットが検出されないまま(図4のステップS107で「No」)、一定時間が経過することになり(図4のステップS108で「Yes」)、カードリーダ11からカードが排出され、この認証処理が中断される。
また、利用者が自分の携帯電話機を電話機載置台1bに載置して、着信検出部13のL字型のカバー13aを倒すと(図5のステップS206)、一定時間が経過する以前に(図4のステップS108で「No」)、電話機センサ14により携帯電話機のセットが検出される(図4のステップS107で「Yes」、図5のステップS207)。主制御部16は、電話機センサ14により携帯電話機のセットが検出されると、ホストコンピュータ2からの電話番号を回線制御部12に通知する。これに応答して回線制御部12は、電話回線3を通じて、この電話番号を電話回線網に発信し、この電話番号の携帯電話機を呼び出す(図4のステップS109、図5のステップS208)。
ここで、利用者が不正を行なっており、ホストコンピュータ2の利用者データベースから検索されたカードの顧客番号に対応する電話番号が該利用者の携帯電話機のものでなければ、電話機載置台1bにセットされた該利用者の携帯電話機が呼び出されず、この携帯電話機から着信音が発音されることもない。従って、着信検出部13のマイク13bに携帯電話機の着信音が入力されず、着信検出部13による携帯電話機の着信検出もなされない。
こうして着信検出部13による携帯電話機の着信検出がなされないまま(図4のステップS110で「NG」)、一定時間が経過すると(図4のステップS111で「Yes」)、カードリーダ11からカードが排出され、この認証処理が中断される。
また、利用者が不正を行なっておらず、ホストコンピュータ2の利用者データベースから検索されたカードの顧客番号に対応する電話番号が該利用者の携帯電話機のものであれ、電話機載置台1bにセットされた該利用者の携帯電話機が呼び出され、この携帯電話機から着信音が発音される。
従って、一定時間が経過する以前に(図4のステップS111で「No」)、着信検出部13のマイク13bに携帯電話機から発音された着信音が入力され、着信検出部13による携帯電話機の着信検出がなされる(図4のステップS110で「Yes」、図5のステップS209)。主制御部16は、着信検出部13による携帯電話機の着信検出がなされると、利用者が不正を行なっていないとみなして、利用者を認証し(図4のステップS112)、ATM1による現金の受け渡し処理(暗証番号の入力と確認や、引き落とし金額の入力)に移る(図5のステップS210)。そして、この現金の受け渡し処理が終了すると、カードリーダ11からカードが排出される。
この様に本実施例では、カードリーダ11によりカードの顧客番号を読み出して入力し、ホストコンピュータ2の利用者データベースから顧客番号に対応する暗証番号と携帯電話番号を検索し、この携帯電話番号の携帯電話機を呼び出して、着信検出部13により携帯電話機の着信音を検出し、この検出された着信に基づいて利用者を認証している。従って、従来の利用者の顧客番号及び暗証番号の確認に加えて、携帯電話機の着信の確認をも行うことになり、利用者以外の他の人による不正を確実に防止することができる。
また、利用者は、現在のATM利用方法に加えて、カード挿入後に引き続いて携帯電話機を電話機載置台1bにセットするだけで良く、携帯電話機の入力操作等を行わずに済む。すなわち、利用方法が簡単であって、利用者の負担が小さい。
更に、携帯電話機でオフフック操作せず、着信に応答しないでの、通話料が課されることはない。
また、携帯電話機の通信方式や種類にかかわらず、携帯電話機を利用することができる。
次に、本発明の利用者認証システムの実施例2による利用の認証処理を、図6のフローチャート及び図7のシーケンスを参照しつつ説明する。
尚、本実施例の利用者認証システムは、図1乃至図3に示したシステムと同一の構成及び外観を有している。
まず、ATM1では、利用者のカードがカード挿入口1aされると(図6のステップS301、図7のステップS401)、カードリーダ11によるカードの顧客番号の読取りが行われる。このとき、カードの顧客番号を読取ることができないまま(図6のステップS301で「NG」)、一定時間が経過すると(図6のステップS302で「Yes」)、主制御部16は、カードリーダ11からカードを排出させ、この認証処理を中断する。
また、一定時間が経過する以前に(図6のステップS302で「No」)、カードの顧客番号の読取りが正常に行われると(図6のステップS301で「OK」)、この顧客番号がカードリーダ11から主制御部16に通知される。主制御部16は、この顧客番号をホストコンピュータ2に通知する(図6のステップS303、図7のステップS402)。
ホストコンピュータ2では、顧客番号を通知されると、先に述べた利用者データベースを検索して(図7のステップS403)、この通知された顧客番号に対応する利用者の暗証番号と携帯電話機の電話番号を利用者データベースから読取り、この暗証番号と携帯電話機の電話番号を通知する(図7のステップS404)。
ATM1では、ホストコンピュータ2からの暗証番号と電話番号を受取ることができないまま(図6のステップS304で「NG」)、一定時間が経過すると(図6のステップS305で「Yes」)、主制御部16は、カードリーダ11からカードを排出させ、この認証処理を中断する。
また、一定時間が経過する以前に(図6のステップS305で「No」)、ホストコンピュータ2からの暗証番号と電話番号が主制御部16で受取られると(図6のステップS304で「OK」)、主制御部16は、この携帯電話機の電話番号を回線制御部12に通知する。これに応答して回線制御部12は、電話回線3を通じて、この電話番号を電話回線網に発信し、この電話番号の携帯電話機を呼び出す(図6のステップS306、図7のステップS405)。
そして、この呼び出しに応答して携帯電話機がオフフック操作され、ATM1と携帯電話機間が通話状態になるのを待機する。このとき、ATM1と携帯電話機間が通話状態にならずに(図6のステップS307で「No」)、一定時間が経過すると(図6のステップS308で「Yes」)、主制御部16は、カードリーダ11からカードを排出させ、この認証処理を中断する。
また、一定時間が経過する以前に(図6のステップS308で「No」)、ATM1と携帯電話機間が通話状態になると(図6のステップS307で「Yes」、図7のステップS406)、主制御部16は、電話機載置台1bへの携帯電話機のセットを促す音声案内を回線制御部12を通じて携帯電話機へと送信する(図6のステップS309、図7のステップS407)。この音声案内は、例えば「これはATMからの通話です。携帯電話機を通話状態のままATMにセットして下さい。ATMを使用しない場合は、通話を切断して下さい。」というものである。
この後、電話機載置台1bへの携帯電話機のセットを待機する。そして、携帯電話機が電話機載置台1bにセットされなければ、電話機センサ14により携帯電話機のセットが検出されないまま(図6のステップS310で「No」)、一定時間が経過することになり(図6のステップS311で「Yes」)、カードリーダ11からカードが排出され、この認証処理が中断される。
また、携帯電話機が電話機載置台1bに載置されて、着信検出部13のL字型のカバー13aが倒されると、一定時間が経過する以前に(図6のステップS311で「No」)、電話機センサ14により携帯電話機のセットが検出される(図6のステップS310で「Yes」、図7のステップS408)。主制御部16は、電話機センサ14により携帯電話機のセットが検出されると、予め設定された音声パスワードを回線制御部12を通じて携帯電話機へと送信する(図6のステップS312、図7のステップS409)。この音声パスワードは、例えば複数のプッシュボタン信号を組み合わせることにより生成される。
携帯電話機では、ATM1からの音声パスワードを受信すると、この音声パスワードを発音する。
このとき、着信検出部13のマイク13bは、携帯電話機から発音された音声パスワードを入力し、この音声パスワードを主制御部16に通知する(図7のステップS410)。主制御部16は、この受信した音声パスワードをステップS312で送信した音声パスワードと比較し(図6のステップS313)、両者の音声パスワードが一致しなければ(図6のステップS313で「No」)、何等かの不正があったものとみなして、カードリーダ11からカードを排出させ、この認証処理を中断する。
また、両者の音声パスワードが一致すれば(図6のステップS313で「Yes」)、主制御部16は、不正がないとみなして、利用者を認証し(図6のステップS314)、ATM1による現金の受け渡し処理(暗証番号の入力と確認、や引き落とし金額の入力)に移る(図7のステップS411)。そして、この現金の受け渡し処理が終了すると、カードリーダ11からカードが排出される。
この様に本実施例では、カードリーダ11によりカードの顧客番号を読み出して入力し、ホストコンピュータ2の利用者データベースから顧客番号に対応する暗証番号と携帯電話番号を検索し、この携帯電話番号の携帯電話機を呼び出して、通話状態となった携帯電話機に音声パスワードを送信し、携帯電話機で受信されて発音された音声パスワードと送信した音声パスワードが一致したときに、利用者を認証している。従って、従来の利用者の顧客番号及び暗証番号の確認に加えて、携帯電話機で受信された音声パスワードの確認をも行うことになり、利用者以外の他の人による不正を確実に防止することができる。
また、利用者は、現在のATM利用方法に加えて、カード挿入後に引き続いて携帯電話機を電話機載置台1bにセットするだけで良く、携帯電話機の入力操作等を行わずに済む。すなわち、利用方法が簡単であって、利用者の負担が小さい。
更に、携帯電話機の通信方式や種類にかかわらず、携帯電話機を利用することができる。
尚、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、多様に変形するとができる。例えば、ホストコンピュータ2の利用者データベースをATM1で保有しても良い。また、ホストコンピュータ2側で携帯電話機の呼び出しや音声パスワードの送信を行ない、ATM1で着信検出や音声パスワードの確認を行なっても構わない。更に、ATM1とホストコンピュータ2間のデータ通信を暗号化しても良い。
また、音声パスワードは、1回使用される度に、その内容を変更しても構わない。これにより、外部からの音声パスワードのコピー等による不正を防止することができる。
更に、本発明は、ATMに限らず、キャッシュディスペンサー、クレジットカードのカードリーダ端末、防犯装置等に適用することができる。
本発明の利用者認証システムの実施例1を示すブロック図である。 図1の利用者認証システムを概略的に示す斜視図である。 (a)及び(b)は、図1の利用者認証システムにおける着信検出部への携帯電話機のセット方法を示す斜視図である。 図1の利用者認証システムによる利用者の認証処理を示すフローチャートである。 図1の利用者認証システムによる利用者の認証処理を示すシーケンスである。 本発明の利用者認証システムの実施例2による利用者の認証処理を示すフローチャートである。 実施例2による利用者の認証処理を示すシーケンスである。
符号の説明
1 現金自動預入引出機(ATM)
2 ホストコンピュータ
11 カードリーダ
12 回線制御部
13 着信検出部
14 電話機センサ
15 表示部
16 主制御部


Claims (2)

  1. 利用者の携帯電話機を用いて、該利用者の認証を行う利用者認証システムにおいて、
    利用者の識別情報と該利用者の携帯電話機の携帯電話番号を対応付けて登録した登録手段と、
    利用者の識別情報を入力する入力手段と、
    入力された利用者の識別情報に対応する携帯電話番号を登録手段から検索し、この検索された携帯電話番号を発信して、この携帯電話番号の携帯電話機を呼び出す呼び出し手段と、
    この呼び出された携帯電話機の着信を検出する着信検出手段と、
    この検出された携帯電話機の着信に基づいて、利用者を認証する認証手段と
    を備えることを特徴とする利用者認証システム。
  2. 利用者の携帯電話機を用いて、該利用者の認証を行う利用者認証システムにおいて、
    利用者の識別情報と該利用者の携帯電話機の携帯電話番号を対応付けて登録した登録手段と、
    利用者の識別情報を入力する入力手段と、
    入力された利用者の識別情報に対応する携帯電話番号を登録手段から検索し、この検索された携帯電話番号を発信して、この携帯電話番号の携帯電話機を呼び出し、通話状態となった携帯電話機に識別音声信号を送信する呼び出し送信手段と、
    この通話状態の携帯電話機で受信されて発音された識別音声信号を検出する識別音声検出手段と、
    この検出された携帯電話機の識別音声信号に基づいて、利用者を認証する認証手段と
    を備えることを特徴とする利用者認証システム。


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