JP2006079312A - 携帯型ビューワ - Google Patents

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Abstract

【課題】スクロール、拡大及び縮小の操作を複数回のボタン操作をすることなく、携帯型ビューワを移動させる及びビューワに顔を近づけるなどの一連の操作で行うことが可能とする。
【解決手段】本発明の携帯型ビューワは、携帯型ビューワの制御を行う制御手段と、前記制御手段が用いる記憶手段と、携帯型ビューワにて表示する画像を保持する画像保持手段と、携帯型ビューワの移動情報を検出する移動検出手段と、使用者の視点位置を検出する視点位置検出手段と、前記画像保持手段に保持されている画像を読み出し、前記移動検出手段にて検出された移動情報と前記視点位置検出手段にて検出された視点位置情報を元に画像を切り出し、切り出した画像の解像度を変換する画素変換手段と、前記画素変換手段より出力される画像情報を表示する画像表示手段を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明はスクロール、拡大及び縮小の動作を複数回のボタン操作をすることなく、携帯型ビューワを移動させる及びビューワに顔を近づけるなどの一連の操作で行うことが可能な携帯型ビューワに関するものである。
携帯電話やPDAなどに代表される携帯型ビューワで、ディスプレイの表示可能画素数を超えるデジタルカメラの画像を閲覧する際、従来では複数回のボタン操作により、スクロール、拡大及び縮小を行い画像を閲覧していた。たとえば、VGAの画素数である横640画素、縦480画素を持つディスプレイであっても、近年の400万画素クラスのデジタルカメラの画像全体の13分の1程度の画素しか表示することができない。このことにより、使用者は通常ディスプレイの解像度にダウンサンプリングした画像を閲覧し、注視したい部分を拡大し、スクロールして閲覧するという手法をとってきた。図2は、スクロール、拡大及び縮小操作を行い画像の閲覧をする携帯型ビューワの一例である。201は携帯型ビューワの表示部であり、202はスクロール操作を行うスクロールボタン、203は拡大及び縮小を行う拡大縮小ボタンである。ユーザは表示部201に表示される画像を閲覧する際、拡大縮小ボタン203を操作し画像を所望の拡大率に変更し、そしてスクロールボタン202を用いて所望の画像位置が表示されるように表示位置をずらす。このようにして、スクロールボタン202と拡大縮小ボタン203を複数回押下することにより、使用者が所望する、拡大率及び表示位置で画像を表示できる。
しかし、デジタルカメラの解像度が上がるにつれ、スクロール、拡大及び縮小の操作回数が増え、操作が大変煩雑になってきている。また、携帯電話やPDAなどの機能向上により、従来パソコン画面にて閲覧していた表計算やHTMLコンテンツ等を、比較的小さなディスプレイで閲覧する機会が増えている。このような状況に対応する為、携帯型ビューワにパソコンのマウス等の移動検出デバイスを搭載することにより、スクロール操作を簡便にする手法が考案されている(例えば、特許文献1を参照)。しかし、前述したように表示デバイスの解像度を超える画像やHTMLコンテンツ等を閲覧する際には拡大及び縮小のボタン操作が必要となり、操作が煩雑であるという欠点がある。
特開平7−295937号公報
携帯型ビューワにおいて、表示デバイスの表示可能画素を超える画像またはHTMLコンテンツ等を閲覧する場合、通常表示デバイスの表示可能画素に合わせ、画像を縮小表示するという手法が取られている。しかし、縮小表示している為、画像表示であれば解像度が低くなり、またHTMLコンテンツ等の文字の表示であれば視認性が悪くなる。また、詳細な内容を確認するためには、使用者が表示内容及び確認したい内容に合わせ頻繁にスクロール、拡大及び縮小操作を行う必要があり操作が大変煩雑である。
本発明は上記の問題を解決するために鑑みて為されてものであって、その目的はスクロール、拡大及び縮小の操作を複数回のボタン操作をすることなく、携帯型ビューワを移動させる及びビューワに顔を近づけるなどの一連の操作で行うことが可能な方法を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明にかかわる携帯型ビューワは、携帯型ビューワの制御を行う制御手段と、前記制御手段が用いる記憶手段と、携帯型ビューワにて表示する画像を保持する画像保持手段と、携帯型ビューワの移動情報を検出する移動検出手段と、使用者の視点位置を検出する視点位置検出手段と、前記画像保持手段に保持されている画像を読み出し、前記移動検出手段にて検出された移動情報と前記視点位置検出手段にて検出された視点位置情報を元に画像を切り出し、切り出した画像の解像度を変換する画素変換手段と、前記画素変換手段より出力される画像情報を表示する画像表示手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、スクロール、拡大及び縮小の操作を複数回のボタン操作を行うことなく、携帯型ビューワを移動させる及びビューワに顔を近づけるなどの一連の操作で行うことが可能となる。
本発明は、スクロール、拡大及び縮小の操作を複数回のボタン操作を行うことなく、携帯型ビューワを移動させる及びビューワに顔を近づけるなどの一連の操作で行うために、移動検出手段及び視点位置検出手段を具備することを最も主要な特徴とする。表示手段の解像度を超える画像やHTMLコンテンツ等を表示する場合でも、使用者が簡便に画像やHTMLコンテンツ等のスクロール、拡大及び縮小操作を行い閲覧することを可能とした。
実施例1では携帯型ビューワを例に説明する。携帯型ビューワとは、画像データやHTML文書等のデータを表示できる機器を指し、携帯電話やPDAなども含む。
図1は実施例1による携帯型ビューワの構成例である。101は制御手段で、本実施例の携帯型ビューワ全体の制御を行う。102は記憶手段で、前記制御手段が情報を格納する。103は画像保持手段で、携帯型ビューワにて表示する画像を保持する。本実施例では画像保持手段はフラッシュメモリである。104は移動検出手段で、携帯型ビューワの移動情報を検出する。本実施例では移動検出手段はパソコンのマウスと同様とする。105は視点位置検出手段で、使用者の視点位置を検出する。本実施例ではCCDカメラを用いて携帯型ビューワと使用者の顔までの距離を測定し使用者の視点位置を検出するものとする。106は画素変換手段で、前記画像保持手段103に保持されている画像を読み出し、前記移動検出手段104にて検出された移動情報と前記視点位置検出手段105にて検出された視点位置情報を元に画像を切り出し、切り出した画像の解像度を変換し出力する。107は画像表示手段で、前記画素変換手段106より出力される画像情報を表示する。なお、前記画像保持手段103はHDDやメモリーカード等の記憶媒体でもよい。なお、前記移動検出手段104はジャイロ等の移動検出手段でもよい。なお、前記視点位置検出手段105は赤外線等を用いた距離測定手段でもよい。
次に図3を用いて携帯型ビューワのおもて面の外観の例を説明する。301は携帯型ビューワのおもて面である。使用時は前記携帯型ビューワ301の図に示されている面が使用者に向いているとする。302は前記表示手段107である。303は携帯型ビューワ301に備えられたCCDカメラである。
次に図4を用いて携帯型ビューワの裏面の外観の例を説明する。401は携帯型ビューワの裏面である。使用時は前記携帯型ビューワ401の図に示されている面が机などの平坦な面上に置かれるとする。402はボールであり、携帯型ビューワの移動に伴い回転をする。403はY軸移動検出用ローラであり、携帯型ビューワのY軸方向の移動に伴いボール402が回転し、その回転がY軸検出用ローラに伝わり回転する。404はX軸移動検出用ローラであり、携帯型ビューワのX軸方向の移動に伴いボール402が回転し、その回転がX軸検出用ローラに伝わり回転する。405は回転検出手段であり、Y軸移動検出用ローラ403及びX軸移動検出用ローラ404の回転を検出し移動情報を出力する。406はボール支え用ローラであり、ボール402がY軸移動検出用ローラ403及びX軸移動検出用ローラ404に常に密着するよう支える。
次に図5を用いて前記移動検出手段104の詳細例を説明する。501は移動検出手段であり、前記移動検出手段104と同じである。502はY軸移動検出用ローラであり前記Y軸移動検出用ローラ403と同じである。503はX軸移動検出用ローラであり前記X軸移動検出用ローラ404と同じである。504は回転検出手段であり前記回転検出手段405と同じである。回転検出手段504は前記Y軸移動検出用ローラ502と前記X軸移動検出用ローラ503の回転情報を検出し移動情報を図示されていない前記画素変換手段106に出力する。
次に図6を用いて、前記移動検出手段501の移動検出ルーチンの例を説明する。まず、使用者が携帯型ビューワを平面上で移動させると、ステップ601にて前記Y軸移動検出用ローラ502と、前記X軸移動検出用ローラ503が移動に伴い回転し、前記回転検出手段405が回転を検出する。次に、ステップ602にて、回転検出手段405は各ローラの回転角を移動情報に変換し出力する。
次に図7を用いて前記視点位置検出手段105の詳細例を説明する。
本実施例では、視点位置である携帯型ビューワと使用者の顔までの距離を測定するために、CCDとその前面に取り付けられたレンズを用いる。701は視点位置検出手段であり前記視点位置検出手段105と同じである。702は視点位置検出手段が検出する物体である。実際の使用時は使用者の顔などである。
703はCCDであり、入射した光を画像信号に変換する。704はレンズであり、物体702の像がCCD703上に結ばれるように配置される。705はレンズ固定金具であり、前記レンズ704を固定する。706は回転軸であり、回転することにより接続されているレンズ固定金具が左右に動く。707はレンズ移動用モータであり、回転は回転軸706に伝わる。
708はレンズ移動幅であり、前記レンズ移動用モータの回転が前記回転軸706に伝わり、その回転が前記レンズ固定金具705を左右に移動させる、その結果前記レンズ704が移動する最大移動幅であり、レンズ位置が最も物体702に近い状態をレンズ位置の最大、レンズ位置が最もCCD703に近い状態をレンズ位置の最小とする。また、本実施例では最大移動幅は1.0cmとする。709はコントラスト検出手段であり、前記CCD703より出力される画像信号よりコントラスト値を生成する。710はコントラスト検出手段用保持手段であり、前記コントラスト検出手段709にて生成されるコントラスト値や前記レンズ704の位置情報を保持する。
711はモータ回転制御手段であり、前記コントラスト検出手段709からの要求によりレンズ移動用モータ707の回転を制御する。712は最大コントラスト抽出手段であり、前記コントラスト検出手段用保持手段710より最大コントラスト値を抽出する。713は距離情報演算手段であり、前記最大コントラスト抽出手段712より出力される最大コントラスト値を前記物体702と前記レンズ704間の距離情報に変換し、視点位置情報として出力する。
なお、本実施例でCCDカメラとは前記レンズ704およびCCD703を含むこととする。
次に図8を用いて前記視点位置検出手段105の視点位置検出ルーチンの例を説明する。
視点位置検出ルーチンが開始されると、まずステップ801にて前記コントラスト検出手段709は前記モータ回転制御手段711に制御要求を出し、前期モータ回転制御手段711は前記レンズ移動用モータ707を回転させ、前記レンズ704位置が最大となるようにレンズの移動を行い、移動した前記レンズ704のレンズ位置情報を前記コントラスト検出手段用保持手段710に格納する。
そして、ステップ802にて前記コントラスト検出手段709は前記CCD703より得られる画像信号を元にコントラスト値を抽出しレンズの位置情報と関連付けて、前記コントラスト値保持手段に保持する。そして、ステップ803にてコントラスト検出手段709は前記コントラスト検出手段用保持手段710より前記レンズ位置情報を読み出しレンズ位置が最小であるかを判定する。
ステップ803にて焦点距離が最小となる位置にレンズがないと判定した場合は、ステップ804にて前記コントラスト検出手段709は前記モータ回転制御手段711に制御要求を出し、レンズ位置を一定距離短くする。本実施例では、ステップ803にてレンズ位置が移動する距離は0.1cmとする。そして、ステップ802に戻る。
ステップ803にて焦点距離が最小となる位置にレンズがあると判定した場合、ステップ805にて前記最大コントラスト抽出手段712は前記コントラスト検出手段用保持手段710よりコントラスト値が最大となるレンズ位置情報を抽出し、前記距離情報演算手段713に出力する。そして、ステップ806にて、前記距離情報演算手段713はレンズ位置情報より視点位置情報を演算する。そして、ステップ807にて、視点位置情報を前記画素変換手段106に出力する。
次に図9を用いて前記距離情報演算手段713が焦点距離の演算に用いる対応表例の説明をする。901はレンズ位置リストで、レンズがCCD703に一番近い状態を基点とした場合のレンズ位置である。902は焦点距離リストで、前記レンズ位置リスト901に対応している。前記距離情報演算手段713は、前記最大コントラスト抽出手段712より出力されるレンズ位置情報を前記レンズ位置901より検索し、検索結果に対応した焦点距離902を抽出し視点位置情報として前記画素変換手段106に出力する。
次に図10を用いて前記画素変換手段106が拡大率の演算に用いる対応表例の説明をする。1001は視点位置情報リストで、前記視点位置検出手段105内の前記距離情報演算手段713が出力する視点位置情報と比較する。1002は拡大率リストであり、前記視点位置情報リスト1001と対応している。例えば、視点位置が20cmと検出された場合は、前記画素変換手段106が使用する拡大率は0.64倍である。
なお、本実施例では視点位置により拡大率が変化するという観点に伴い、まずレンズ位置情報から焦点位置情報へ変換し、その焦点位置情報を視点位置情報として用い、視点位置情報から拡大率情報に変換しているが、直接レンズ位置情報から拡大率情報へ変換しても同様の効果が得られる。
次に図11を用いて画像表示手段107の説明を行う。
本実施例では、画像表示手段は液晶ディスプレイとし、さらに解像度をY軸画素数640画素、X軸画素数480画素とする。また、画像表示手段のY軸方向幅は6.4cm、X軸方向高さは4.8cmとする。なお、表示デバイスの種類、解像度及びサイズが異なる場合でも同様である。
本実施例の画像表示手段を用いる場合、Y軸画素数640画素、X軸画素数480画素以上の画像ファイルはそのままでは表示できないため、画像の一部のみを表示、もしくは画像全体をY軸画素数640画素、X軸画素数480画素内に収まるように縮小し表示する。しかし、画像の一部のみを表示する場合は、画像全体が把握できなく、また縮小処理を行うと画像の詳細情報が失われてしまうという欠点があるため、使用者は頻繁にスクロール、拡大及び縮小操作を必要とする。
例えば、200万画素クラスのデジタルカメラ画像はY軸画素数1600画素、X軸画素数1200画素を持つ。この画像を本実施例の画像表示手段107に表示する場合、画像の一部のみを表示させると、全体の画像の面積比で約1/6しか表示できず、画像全体を把握することが難しい。また縮小表示にて画像全体を表示する場合は、解像度を1/6に落として表示することになる為、詳細な情報が失われてしまう。
次に図12を用いて前記画素変換手段106による切り出し画素数の演算と切り出し開始位置の演算例の説明を行う。切り出し画素数の演算は、画像表示手段107の解像度に拡大率を除算したものである。たとえば、視点位置が20cmと検出され、拡大率が0.64倍と演算された場合、Y軸方向の切り出しサイズは640画素から0.64を除算し1000画素、X軸方向の切り出しサイズは480画素から0.64を除算し750画素となる。切り出し開始位置の演算は、図12の公式を用いる。
例えば、表示する画像サイズのY軸画像解像度が1600画素、X軸画像解像度が1200画素、前記移動検出手段501にて検出した移動情報がY軸移動距離1.6cm、X軸移動距離−1.2cm、表示部のY軸サイズが6.4cm、X軸サイズが4.8cm、表示部のY軸解像度が640画素、X軸解像度が480画素、拡大率が0.64とすると、Y軸切り出し開始位置は550画素目から、X軸切り出し開始位置は38画素目からとなる。
図12の公式によると切り出し開始位置が0以下となってしまう場合や、画像サイズを超えてしまう場合がある。その場合には使用者に画像の端に到達したことを通知する為に図13のように画像の端に達した面の表示部の端を着色するなどして使用者に通知することが可能である。
1301は前記画像表示手段107である。1302は前記画像表示手段1301の着色部である。図13の通知例の場合、表示画像が画像の右端に達したことを示す。また、文字表示やグラフィック表示で画像の端に達したことを使用者に通知しても同様の効果が得られる。また、画像に背景色や特定のパターンを付け足し表示を行っても同様の効果が得られる。
次に図14を用いて、前記画素変換手段106の詳細な説明を行う。前記画素変換手段106は、画像切り出し開始位置演算手段、拡大率演算手段、画像切り出し画素数演算手段、画像読み込み手段と解像度変換手段により構成される。1401は画素変換手段であり、前記画素変換手段106と同じである。1402は拡大率演算手段であり、前記視点位置情報検出手段105より出力される視点位置情報を元に拡大率を演算する。
1403は画像切り出し画素数演算手段であり、前記拡大率演算手段1402より出力される拡大率情報と画像表示手段107の解像度情報を元に切り出す画像の画素数を演算する。1404は画像切り出し開始位置演算手段であり、前記移動検出手段104より出力される移動情報と前記画像切り出し画素数演算手段1403より出力される画像切り出し画素数情報を元に、画像切り出し開始位置を演算する。
1405は画像読み込み手段であり、前記画像切り出し開始位置演算手段1404より出力される画像切り出し開始位置情報及び前記画像切り出し画素数演算手段1403より出力される画像切り出し画素数情報で指定された画素を前記画像保持手段より読み出す。1406は解像度変換手段であり、前記画像読み込み手段1405より出力される画像を前記画像表示手段107の解像度に変換し出力する。
次に図15を用いて、前記画素変換手段106の画素変換ルーチン例の説明を行う。まずステップ1501にて前記画素変換手段106は、前記視点位置検出手段105より視点位置情報を、前記移動検出手段104より移動情報を受信する。そしてステップ1502にて、前記画素変換手段106は前記移動検出手段104より受信した移動情報を元に拡大率を演算する。
そしてステップ1503にて、前記画素変換手段106は画像切り出し画素数を演算する。そしてステップ1504にて、前記画素変換手段106は画像切り出し開始位置を演算する。そしてステップ1505にて、前記画素変換手段106は画像保持手段に格納されている画像のステップ1504にて演算した画像切り出し開始位置よりステップ1503にて演算した画像切り出し画素数分読み出す。
そしてステップ1506にて、前記画素変換手段106はステップ1505にて切り出した画像を前記画像表示手段107の解像度に変換する。そしてステップ1507にて、前記画素変換手段106はステップ1506にて変換した画像を前記画像表示手段107に出力する。
以上の通り、図1の実施例は、マウス等の移動検出手段とCCDカメラ等の視点位置検出手段を備えるため、使用者はスクロール動作を携帯型ビューワを移動させることにより可能であり、さらに同時に携帯型ビューワに顔を近づける、遠ざけるといった一般的な動作で拡大及び縮小操作を行える。また、画面上のスクロール距離と実際の携帯型ビューワの実移動距離を同一にすることにより、あたかも携帯型ビューワにより開かれた小窓より画像を閲覧するといった操作感が生まれる。
以上説明したように、本発明の携帯型ビューワは、スクロール、拡大及び縮小の操作を複数回のボタン操作を行うことなく、携帯型ビューワを移動させる及びビューワに顔を近づけるなどの一連の操作で行うことが可能である。
本発明の実施例1によれば、携帯型ビューワ全体の制御を行う制御手段と、前記制御手段が情報を格納する記憶手段と、携帯型ビューワにて表示する画像を保持する画像保持手段と、携帯型ビューワの移動情報を検出する移動検出手段と、使用者の視点位置を検出する視点位置検出手段と、前記画像保持手段に保持されている画像を読み出し、前記移動検出手段にて検出された移動情報と前記視点位置検出手段にて検出された視点位置情報を元に画像を切り出し、切り出した画像の解像度を変換し出力する画素変換手段と、前記画素変換手段106より出力される画像情報を表示する画像表示手段により構成される携帯型ビューワのシステムにおいて、スクロール、拡大及び縮小の操作を複数回のボタン操作を行うことなく、携帯型ビューワを移動させる及びビューワに顔を近づけるなどの一連の操作で行うことが可能となる。
実施例2では、実施例1同様に携帯型ビューワを例に説明する。携帯型ビューワとは、画像データやHTML文書等のデータを表示できる機器を指し、携帯電話やPDAなども含む。
実施例2による携帯型ビューワの裏面の外観の例、移動検出手段の詳細例、移動検出手段の移動検出ルーチンの例、視点位置検出手段の詳細例、視点位置検出手段の視点位置検出ルーチンの例、距離情報演算手段が焦点距離の演算に用いる対応表例、画素変換手段が拡大率の演算に用いる対応表例、画像表示手段107の説明、画素変換手段106による切り出し画素数の演算と切り出し開始位置の演算例は実施例1の図4、図5、図6、図7、図8、図9、図10、図11、図12及び図13と同様のため、説明は省略する。
図16は実施例2による携帯型ビューワの構成例である。1601は制御手段で、本実施例の携帯型ビューワ全体の制御を行う。1602は記憶手段で、前記制御手段が情報を格納する。1603は画像保持手段で、携帯型ビューワにて表示する画像を保持する。本実施例では画像保持手段はフラッシュメモリである。1604は移動検出手段で、携帯型ビューワの移動情報を検出する。
本実施例では移動検出手段はパソコンのマウスと同様とする。1605は視点位置検出手段で、使用者の視点位置を検出する。本実施例ではCCDカメラを用いて携帯型ビューワと使用者の顔までの距離を測定し使用者の視点位置を検出するものとする。1606は画素変換手段で、前記画像保持手段1603に保持されている画像を読み出し、前記移動検出手段104にて検出された移動情報と前記視点位置検出手段1605にて検出された視点位置情報を元に画像を切り出し、切り出した画像の解像度を変換し出力する。
1607は画像表示手段で、前記画素変換手段1606より出力される画像情報を表示する。1608は表示画像保持操作手段であり、使用者が押下可能なボタン等である。
前記表示画像保持操作手段は押下することにより前記画素変換手段1606に移動情報の更新を停止する要求を出す。
なお、前記画像保持手段1603はHDDやメモリーカード等の記憶媒体でもよい。なお、前記移動検出手段1604はジャイロ等の移動検出手段でもよい。なお、前記視点位置検出手段1605は赤外線等を用いた距離測定手段でもよい。
次に図17を用いて携帯型ビューワのおもて面の外観の例を説明する。1701は携帯型ビューワのおもて面である。使用時は前記携帯型ビューワ1701の図に示されている面が使用者に向いているとする。
1702は前記表示手段1607である。1703は携帯型ビューワ1701に備えられたCCDカメラである。1704は前記表示画像保持操作手段1608である。
次に図18を用いて、前記画素変換手段1606の詳細な説明を行う。
前記画素変換手段1606は、移動情報保持手段、画像切り出し開始位置演算手段、拡大率演算手段、画像切り出し画素数演算手段、画像読み込み手段と解像度変換手段により構成される。1801は画素変換手段であり、前記画素変換手段1606と同じである。1802は拡大率演算手段であり、前記視点位置情報検出手段1605より出力される視点位置情報を元に拡大率を演算する。
1803は画像切り出し画素数演算手段であり、前記拡大率演算手段1802より出力される拡大率情報と画像表示手段1607の解像度情報を元に切り出す画像の画素数を演算する。1804は移動情報保持手段であり、前記移動検出手段1604より受信する移動情報を保持する。
新しい移動情報を受信した場合に前記表示画像保持操作手段1608が押下されていなければ、保持する移動情報の内容を更新する。新しい移動情報を受信した場合に前記表示画像保持操作手段1608が押下されていれば、保持する移動情報の内容を更新しない。
そして、保持した移動情報を出力する。1805は画像切り出し開始位置演算手段であり、前記移動情報保持手段1804より出力される移動情報と前記画像切り出し画素数演算手段1803より出力される画像切り出し画素数情報を元に、画像切り出し開始位置を演算する。1806は画像読み込み手段であり、前記画像切り出し開始位置演算手段1805より出力される画像切り出し開始位置情報及び前記画像切り出し画素数演算手段1803より出力される画像切り出し画素数情報で指定された画素を前記画像保持手段1603より読み出す。
1807は解像度変換手段であり、前記画像読み込み手段1806より出力される画像を前記画像表示手段1607の解像度に変換し出力する。
次に図19を用いて、前記画素変換手段1801の画素変換ルーチンの説明を行う。まずステップ1901にて前記移動情報保持手段1804は前記移動検出手段1604より移動情報を、前記拡大率演算手段1802は前記視点位置検出手段1605より視点位置情報を受信する。そしてステップ1902にて、前記移動情報保持手段1804は前記表示画像保持操作手段1608が押下されているかを判定する。
ステップ1902にて、前記表示画像保持操作手段1608が押下されていないと判定した場合、ステップ1903にて移動情報保持手段1804は移動情報を保持する。すでに移動情報が保持されている場合は、移動情報を更新する。そしてステップ1904にて、前記拡大率演算手段1802は前記移動検出手段1604より受信した移動情報を元に拡大率を演算する。ステップ1902にて、前記表示画像保持操作手段1608が押下されていないと判定した場合ステップ1904に進む。
そしてステップ1905にて、前記画像切り出し画素数演算手段1803は前記拡大率演算手段1802より出力される拡大率情報を用い画像切り出し画素数を演算する。そしてステップ1906にて、前記画像切り出し開始位置演算手段1805は、画像切り出し開始位置を演算する。
そしてステップ1907にて、前記画像読み込み手段1806は前記画像保持手段1603に格納されている画像のステップ1906にて演算した画像切り出し開始位置よりステップ1905にて演算した画像切り出し画素数分読み出す。そしてステップ1908にて、前記解像度変換手段1807はステップ1907にて切り出した画像を前記画像表示手段107の解像度に変換する。そしてステップ1909にて、前記解像度変換手段1807はステップ1908にて変換した画像を前記画像表示手段1607に出力する。
このルーチンにより、前記表示画像保持操作手段1608が押下されていない場合は、受信する移動情報および視点位置情報を元に画素変換を行うが、前記表示画像保持操作手段1608が押下されている場合は、前回このルーチンの処理を行った際に使用した移動情報および受信した視点位置情報を元に画素変換を行う。
そして、使用者は前記表示画像保持操作手段1608を押下することにより、移動情報の更新を停止し、その時に表示している表示位置を変更することなく、使用者に使いやすい位置に携帯型ビューワを移動させることが可能となる。
以上のように、本発明の実施例2によれば、携帯型ビューワ全体の制御を行う制御手段と、前記制御手段が情報を格納する記憶手段と、携帯型ビューワにて表示する画像を保持する画像保持手段と、携帯型ビューワの移動情報を検出する移動検出手段と、使用者の視点位置を検出する視点位置検出手段と、前記画像保持手段に保持されている画像を読み出し、前記移動検出手段にて検出された移動情報と前記視点位置検出手段にて検出された視点位置情報を元に画像を切り出し、切り出した画像の解像度を変換し出力する画素変換手段と、前記画素変換手段106より出力される画像情報を表示する画像表示手段と、使用者が押下可能なボタン等である表示画像保持操作手段により構成される携帯型ビューワのシステムにおいて、スクロール、拡大及び縮小の操作を複数回のボタン操作を行うことなく、携帯型ビューワを移動させる及びビューワに顔を近づけるなどの一連の操作で行うことが可能となり、さらに移動検出を停止する手段を持つことにより、その時に表示している表示位置を変更することなく、使用者に使いやすい位置に携帯型ビューワを移動させることが可能となる。
実施例3では、実施例1、2同様に携帯型ビューワを例に説明する。
携帯型ビューワとは、画像データやHTML文書等のデータを表示できる機器を指し、携帯電話やPDAなども含む。
実施例2による携帯型ビューワの裏面の外観の例、移動検出手段の詳細例、移動検出手段の移動検出ルーチンの例、視点位置検出手段の詳細例、視点位置検出手段の視点位置検出ルーチンの例、距離情報演算手段が焦点距離の演算に用いる対応表例、画像表示手段107の説明、画素変換手段106による切り出し画素数の演算と切り出し開始位置の演算例は実施例1の図4、図5、図6、図7、図8、図9、図11、図12及び図13と同様のため、説明は省略する。
図20は実施例2による携帯型ビューワの構成例である。2001は制御手段で、本実施例の携帯型ビューワ全体の制御を行う。
2002は記憶手段で、前記制御手段が情報を格納する。2003は画像保持手段で、携帯型ビューワにて表示する画像を保持する。本実施例では画像保持手段はフラッシュメモリである。2004は移動検出手段で、携帯型ビューワの移動情報を検出する。本実施例では移動検出手段はパソコンのマウスと同様とする。2005は視点位置検出手段で、使用者の視点位置を検出する。本実施例ではCCDカメラを用いて携帯型ビューワと使用者の顔までの距離を測定し使用者の視点位置を検出するものとする。
2006は画素変換手段で、前記画像保持手段2003に保持されている画像を読み出し、前記移動検出手段104にて検出された移動情報と前記視点位置検出手段2005にて検出された視点位置情報を元に画像を切り出し、切り出した画像の解像度を変換し出力する。2007は画像表示手段で、前記画素変換手段2006より出力される画像情報を表示する。2008は視点検出開始操作手段であり、使用者が押下可能なボタン等である。
前記視点検出開始操作手段は押下することにより前記視点位置検出手段2005は基準となる視点位置情報を検出する。
なお、前記画像保持手段2003はHDDやメモリーカード等の記憶媒体でもよい。なお、前記移動検出手段2004はジャイロ等の移動検出手段でもよい。なお、前記視点位置検出手段2005は赤外線等を用いた距離測定手段でもよい。
次に図21を用いて携帯型ビューワのおもて面の外観の例を説明する。
2101は携帯型ビューワのおもて面である。使用時は前記携帯型ビューワ2101の図に示されている面が使用者に向いているとする。2102は前記表示手段2007である。2103は携帯型ビューワ2101に備えられたCCDカメラである。2104は前記視点検出開始操作手段2008である。
次に図22を用いて、前記画素変換手段2006の詳細な説明を行う。
前記画素変換手段2006は、視点位置情報保持手段、画像切り出し開始位置演算手段、拡大率演算手段、画像切り出し画素数演算手段、画像読み込み手段と解像度変換手段により構成される。2201は画素変換手段であり、前記画素変換手段2006と同じである。2202は基準視点位置情報保持手段であり、前記視点位置手段2005より受信する視点位置情報を、前記視点検出開始操作手段が押下された場合に保持する。
そして、保持した移動情報を出力する。2203は拡大率演算手段であり、前記視点位置情報検出手段2005より出力される視点位置情報と前記基準視点位置情報保持手段より出力される基準視点位置情報を元に拡大率を演算する。2204は画像切り出し画素数演算手段であり、前記拡大率演算手段2202より出力される拡大率情報と画像表示手段2007の解像度情報を元に切り出す画像の画素数を演算する。
2205は画像切り出し開始位置演算手段であり、前記移動情報保持手段2204より出力される移動情報と前記画像切り出し画素数演算手段2203より出力される画像切り出し画素数情報を元に、画像切り出し開始位置を演算する。2206は画像読み込み手段であり、前記画像切り出し開始位置演算手段2205より出力される画像切り出し開始位置情報及び前記画像切り出し画素数演算手段2203より出力される画像切り出し画素数情報で指定された画素を前記画像保持手段2003より読み出す。2207は解像度変換手段であり、前記画像読み込み手段2206より出力される画像を前記画像表示手段2007の解像度に変換し出力する。
次に図23を用いて、前記拡大率演算手段1402が拡大率の演算に用いる対応表例の説明をする。
2301は視点位置差分情報リストで、前記視点位置検出手段2005内の前記距離情報演算手段713が出力する視点位置情報から前記基準視点位置情報保持手段2202に格納されている基準視点位置情報を差し引いた値と比較する。2302は拡大率リストであり、前記視点位置情報2301と対応している。
例えば、視点位置が10cmと検出され、前記基準視点位置情報保持手段2202に保持されている基準視点位置が15cmである場合、視点位置から基準視点位置を差し引くと−5になり、視点位置差分2301から−5を検索する。視点差分2301の値が−5である場合、拡大率2302の値は0.64であるため、拡大率は0.64倍と決定する。
次に図24を用いて、前記画素変換手段2006が行う基準視点位置情報保持ルーチン例の説明をする。
基準視点位置情報保持ルーチンは、視点検出開始操作手段2008が押下されると開始する。視点検出開始操作手段2008が押下されると、ステップ2401にて基準視点位置情報保持手段2202は、受信する視点位置情報を基準視点位置情報として保持する。既に基準視点位置情報が保持されている場合は基準視点位置情報を更新する。
次に図25を用いて、前記画素変換手段2201の画素変換ルーチンの説明を行う。
まずステップ2501にて前記拡大率演算手段2203及び前記基準視点位置情報保持手段2202視点位置情報を、前記画像切り出し開始位置演算手段2205は移動情報を受信する。そしてステップ2502にて、前記拡大率演算手段2203は受信した視点位置情報より前記基準視点位置情報保持手段2202より出力される基準視点位置情報を差し引いた値より拡大率を演算する。そしてステップ2503にて、前記画像切り出し画素数演算手段2204は画像切り出し画素数を演算する。
そしてステップ2504にて、前記画像切り出し開始位置演算手段2205は受信した移動情報及び画像切り出し画素数演算手段2204より出力される画像切り出し画素数情報を用いて画像切り出し開始位置を演算する。そしてステップ2505にて、前記画像読み込み手段2206は前記画像切り出し開始位置演算手段2205より出力される画像切り出し開始位置より前記画像保持手段2203に格納されている画像を前記画像切り出し画素数演算手段2204より出力される画像切り出し画素数分読み出す。
そしてステップ2506にて、前記画素変換手段2207はステップ2505にて切り出した画像を前記画像表示手段2007の解像度に変換する。そしてステップ2507にて、前記画素変換手段2207はステップ2506にて変換した画像を前記画像表示手段2207に出力する。
以上のように、本発明の実施例3によれば、携帯型ビューワ全体の制御を行う制御手段と、前記制御手段が情報を格納する記憶手段と、携帯型ビューワにて表示する画像を保持する画像保持手段と、携帯型ビューワの移動情報を検出する移動検出手段と、使用者の視点位置を検出する視点位置検出手段と、前記画像保持手段に保持されている画像を読み出し、前記移動検出手段にて検出された移動情報と前記視点位置検出手段にて検出された視点位置情報を元に画像を切り出し、切り出した画像の解像度を変換し出力する画素変換手段と、前記画素変換手段より出力される画像情報を表示する画像表示手段と、使用者が押下可能なボタン等である視点検出開始操作手段により構成される携帯型ビューワのシステムにおいて、スクロール、拡大及び縮小の操作を複数回のボタン操作を行うことなく、携帯型ビューワを移動させる及びビューワに顔を近づけるなどの一連の操作で行うことが可能となり、さらに拡大率の基準となる基準視点位置を使用者の所望の位置に変更することが可能となる。
本発明の携帯型ビューワはスクロール、拡大及び縮小の操作を複数回のボタン操作を行うことなく、携帯型ビューワを移動させる及びビューワに顔を近づけるなどの一連の操作で行うことが可能で、携帯電話、PDA等として有用である。
実施例1による携帯型ビューワの構成を示した図 本発明をしようしないスクロール、拡大及び縮小操作を行い画像の閲覧をする携帯型ビューワを示した図 実施例1による携帯型ビューワのおもて面の外観を示した図 実施例1、実施例2、実施例3による携帯型ビューワの裏面の外観を示した図 実施例1、実施例2、実施例3による移動検出手段の詳細を示した図 実施例1による移動検出手段の移動検出ルーチンを示した図 実施例1による視点位置検出手段の詳細を示した図 実施例1による視点位置検出手段の視点位置検出ルーチンを示した図 実施例1、実施例2、実施例3による距離情報演算手段が焦点距離の演算に用いる対応を示した図 実施例1、実施例2による画素変換手段が拡大率の演算に用いる対応を示した図 実施例1、実施例2、実施例3による画像表示手段を示した図 実施例1、実施例2、実施例3による画素変換手段による切り出し開始位置の演算例を示した図 実施例1、実施例2、実施例3による使用者に画像の端に到達したことを通知する表示例を示した図 実施例1による画素変換手段の詳細を示した図 実施例1による画素変換手段の画素変換ルーチンを示した図 実施例2による携帯型ビューワの構成を示した図 実施例2による携帯型ビューワのおもて面の外観を示した図 実施例2による画素変換手段の詳細を示した図 実施例2による画素変換手段の画素変換ルーチンを示した図 実施例3による携帯型ビューワの構成を示した図 実施例3による携帯型ビューワのおもて面の外観を示した図 実施例3による画素変換手段の詳細を示した図 実施例3による画素変換手段が拡大率の演算に用いる対応を示した図 実施例3による画素変換手段が行う基準視点位置情報保持ルーチンを示した図 実施例3による画素変換手段の画素変換ルーチンを示した図
符号の説明
101 制御手段
102 記憶手段
103 画像保持手段
104 移動検出手段
105 視点位置検出手段
106 画素変換手段
107 画像表示手段
201 従来の携帯型ビューワの表示部
202 従来の携帯型ビューワのスクロールボタン
203 従来の携帯型ビューワの拡大縮小ボタン
301 携帯型ビューワのおもて面
302 表示手段
303 CCDカメラ
401 携帯型ビューワの裏面
402 ボール
403 Y軸移動検出用ローラ
404 X軸移動検出用ローラ
405 回転検出手段
406 ボール支え用ローラ
501 移動検出手段
502 Y軸移動検出用ローラ
503 X軸移動検出用ローラ
701 視点位置検出手段
702 視点位置検出手段が検出する物体
703 CCD
704 レンズ
705 レンズ固定金具
706 回転軸
707 レンズ移動用モータ
708 レンズ移動幅
709 コントラスト検出手段
710 コントラスト検出手段用保持手段
711 モータ回転制御手段
712 最大コントラスト抽出手段
713 距離情報演算手段
901 レンズ位置リスト
902 焦点距離リスト
1001 視点位置情報リスト
1002 拡大率リスト
1301 画像表示手段
1302 画像表示手段の着色部
1401 画素変換手段
1402 拡大率演算手段
1403 画像切り出し画素数演算手段
1404 画像切り出し開始位置演算手段
1405 画像読み込み手段
1406 解像度変換手段
1601 制御手段
1602 記憶手段
1603 画像保持手段
1604 移動検出手段
1605 視点位置検出手段
1606 画素変換手段
1607 画像表示手段
1608 表示画像保持操作手段
1701 携帯型ビューワのおもて面
1702 表示手段
1703 CCDカメラ
1704 表示画像保持操作手段
1801 画素変換手段
1802 拡大率演算手段
1803 画像切り出し画素数演算手段
1804 移動情報保持手段
1805 画像切り出し開始位置演算手段
1806 画像読み込み手段
1807 実施例2による解像度変換手段
2001 制御手段
2002 記憶手段
2003 画像保持手段
2004 移動検出手段
2005 視点位置検出手段
2006 画素変換手段
2007 画像表示手段
2008 視点検出開始操作手段
2101 携帯型ビューワのおもて面
2102 表示手段
2103 CCDカメラ
2104 視点検出開始操作手段
2201 実施例3による画素変換手段
2202 基準視点位置情報保持手段
2203 拡大率演算手段
2204 画像切り出し画素数演算手段
2205 画像切り出し開始位置演算手段
2206 画像読み込み手段
2207 解像度変換手段
2301 視点位置差分情報リスト
2302 拡大率リスト

Claims (8)

  1. 携帯型ビューワの制御を行う制御手段と、前記制御手段が用いる記憶手段と、携帯型ビューワにて表示する画像を保持する画像保持手段と、携帯型ビューワの移動情報を検出する移動検出手段と、使用者の視点位置を検出する視点位置検出手段と、前記画像保持手段に保持されている画像を読み出し、前記移動検出手段にて検出された移動情報と前記視点位置検出手段にて検出された視点位置情報を元に画像を切り出し、切り出した画像の解像度を変換する画素変換手段と、前記画素変換手段より出力される画像情報を表示する画像表示手段を有することを特徴とする、携帯型ビューワ。
  2. 前記視点位置検出手段は使用者側に向けられたカメラを含むことを特徴とする請求項1記載の携帯型ビューワ。
  3. 前記視点位置検出手段は赤外線を使用した距離測定装置を含むことを特徴とする請求項1記載の携帯型ビューワ。
  4. 携帯型ビューワの制御を行う制御手段と、前記制御手段が用いる記憶手段と、携帯型ビューワにて表示する画像を保持する画像保持手段と、携帯型ビューワの移動情報を検出する移動検出手段と、使用者の視点位置を検出する視点位置検出手段と、前記画像保持手段に保持されている画像を読み出し、前記移動検出手段にて検出された移動情報と前記視点位置検出手段にて検出された視点位置情報を元に画像を切り出し、切り出した画像の解像度を変換する画素変換手段と、前記画素変換手段より出力される画像情報を表示する画像表示手段と、表示画像保持操作手段を有することを特徴とする、携帯型ビューワ。
  5. 携帯型ビューワの制御を行う制御手段と、前記制御手段が用いる記憶手段と、携帯型ビューワにて表示する画像を保持する画像保持手段と、携帯型ビューワの移動情報を検出する移動検出手段と、使用者の視点位置を検出する視点位置検出手段と、前記画像保持手段に保持されている画像を読み出し、前記移動検出手段にて検出された移動情報と前記視点位置検出手段にて検出された視点位置情報を元に画像を切り出し、解像度を変換する画素変換手段と、前記画素変換手段より出力される画像情報を表示する画像表示手段と、視点位置検出開始手段を有することを特徴とする、携帯型ビューワ。
  6. 前記視点位置検出開始開始操作手段の操作に連動し、視点の基準位置情報を測定し、前記記憶手段に格納することを特徴とする請求項5記載の携帯型ビューワ。
  7. 前記画素変換手段は、前記記憶手段に格納された前記基準位置情報と、前記移動検出手段にて検出される前記移動情報により割り出される現在位置情報との差により、切り出しサイズを決定することを特徴とする請求項5記載の携帯型ビューワ。
  8. 携帯型ビューワの制御を行う制御手段と、前記制御手段が用いる記憶手段と、携帯型ビューワにて表示する画像を保持する画像保持手段と、携帯型ビューワの移動情報を検出する移動検出手段と、使用者の視点位置を検出する視点位置検出手段と、前記画像保持手段に保持されている画像を読み出し、前記移動検出手段にて検出された移動情報と前記視点位置検出手段にて検出された視点位置情報を元に画像を切り出し、切り出した画像の解像度を変換する画素変換手段と、前記画素変換手段より出力される画像情報を表示する画像表示手段と、視点検出停止手段を有することを特徴とする、携帯型ビューワ。
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