JP2006077557A - 波板押さえ具 - Google Patents

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Abstract

【課題】建築物等のリフォームや解体といった作業における波板を骨組となる部材から取外す場合に、容易に取外しが出来て無駄な時間や労力を省くことができ、取外しの反動などがなく、壊れた波板の破片なども発生せず、作業者が怪我をすることのないような波板押さえ具を提供する。
【解決手段】柱部の下端に、斜め上方に折り曲げたフック部を設け、柱部の上端に、前記柱部の周縁より鍔状に張出した鍔部とこの鍔部の上面側より上方に隆起した突起部を設けてなる頭部を設けた波板押さえ具において、前記頭部と柱部との連接部に脆弱部を設けた波板押さえ具である。
【選択図】図3

Description

この発明は、例えば、波板等に使用する波板押さえ具に関するものである。
技術背景
従来より、波板押さえ具は、山部と谷部で形成された波板の山部を、胴縁や桟木等の建築物等の骨組となる部材に取付ける場合などに使用する方法が一般的であり、波板の山部に取付孔を開けて、この取付孔に波板押さえ具の柱部を挿入の後、フック部を骨組となる部材にかけるようにして波板を取付ける。
このような波板押さえ具の例として、例えば下記のような物が知られている。(特許文献1参照)
更に、このような波板押さえ具の中には、波板と骨組となる部材とがより離れにくくなるように、例えば波板押さえ具本体の柱部をボルト形状とし、ナットを螺合することにより強度を強くするといったような工夫を施した物が知られている。(特許文献2参照)
しかしながら、このような波板押さえ具は、一般に壊れにくくする為に、例えば、建築物等のリフォームや解体といった作業における波板を骨組となる部材から取り外す場合には、容易に取外しが出来ずに無駄な時間や労力を要するといった問題点や、取外しの際に余計な力を加えた反動から、波板が壊れてしまいその破片などによって作業者が怪我をするという問題点があった。
また、波板押さえ具本体の柱部をボルト形状とし、ナットを螺合することにより強度を強くするといったような工夫を施した物は、その強度はより強固なものとなるが、建築物等のリフォームや解体といった作業における波板を骨組となる部材から取り外す場合には、更に取外しが出来にくくなり例えば、螺合したボルトとナットとを1つ1つ取外していかねばならず、ますます無駄な時間や労力を要してしまうという問題点があった。
実開昭55−004210号公報 実開昭60−040721号公報
そこで、本発明が解決しようとする課題は、例えば、建築物等のリフォームや解体といった作業における波板を骨組となる部材から取外す場合に、容易に取外しが出来て無駄な時間や労力を省くことができ、取外しの反動などがなく、壊れた波板の破片なども発生せず、作業者が怪我をすることのないような波板押さえ具を提供することである。
上記のような課題を解決するため、請求項1の発明は柱部の下端に、斜め上方に折り曲げたフック部を設け、柱部の上端に、前記柱部の周縁より鍔状に張出した鍔部とこの鍔部の上面側より上方に隆起した突起部を設けてなる頭部を設けた波板押さえ具において、前記頭部と柱部との連接部に脆弱部を設けた構成を採用したものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の波板押さえ具において、前記脆弱部を柱部の軸径よりも細い径となる細径部とした構成を採用したものである。
請求項3の発明は、請求項1に記載の波板押さえ具において、前記脆弱部の内部に空洞部を設けた構成を採用したものである。
この発明によると、例えば、建築物等のリフォームや解体といった作業における波板を骨組などの部材から取外す場合などに、容易に取外しが出来て無駄な時間や労力を省くことができる。また、取外しの反動などがなく、壊れた波板の破片なども発生せず、作業者が怪我をすることもない。
柱部の下端に、斜め上方に折り曲げたフック部を設け、柱部の上端に、前記柱部の周縁より鍔状に張出した鍔部とこの鍔部の上面側より上方に隆起した突起部を設けてなる頭部を設けた波板押さえ具において、前記頭部と柱部との連接部に脆弱部を設け、前記脆弱部の内部に空洞部を設けた波板押さえ具である。
以下、この発明の実施例を図示に基づいて説明する。図1に本発明の波板押さえ具の正面図を図示する。
図1では、柱部1の下端に、斜め上方に折り曲げたフック部2を設け、柱部1の上端に、前記柱部1の周縁より鍔状に張出した鍔部3とこの鍔部3の上面側より上方に隆起した突起部4を設けてなる頭部5を設けた波板押さえ具において、前記頭部5と柱部1との連接部6に脆弱部7を設け、前記脆弱部7を柱部1の軸径よりも細い径となる細径形状としている。
この波板押さえ具を用いて、山部と谷部で形成された波板の山部を、胴縁や桟木等の建築物等の骨組となる部材に取付ける場合には、波板の山部にドリルや孔開け工具などの道具を用いて取付孔を開ける。そして、この取付孔に波板押さえ具の柱部1を挿入の後、フック部2を骨組となる部材にかけるようにして波板を取付ける。
波板押さえ具を穴に挿入する時や骨組となる部材にかける時には、柱部1の軸線方向つまり図1においての上下方向に力が働くので、脆弱部が設けられていても波板押さえ具の強度には殆ど影響せずに折れたり壊れたりすることがないのである。
また、建築物等の施工の終了後、波板が骨組となる部材から外れてしまう原因となる事象については、例えば台風や地震などの天災などがあげられる。
しかしながら、台風などの風による風圧力では、例えば屋根について考えた場合、一般的には屋根平面の鉛直方向に引上力が働くことが知られている。また、地震などの振動による振動力では、一般的には瓦などの重量物の屋根材には水平力が働くが、波板などの軽量物の屋根材には水平力が殆ど働かず、そのまま屋根平面の鉛直方向に振動力が働くことが知られている。
従って、例えば屋根について考えた場合、台風や地震などにおいても波押さえ具には、柱部1の軸線方向つまり図1においての上下方向に力が働くので、脆弱部が設けられていても波板押さえ具の強度には殆ど影響せずに折れたり壊れたりすることがないのである。
そして、建築物等をリフォームしたり解体したりする場合には、人間が手や道具などを用いて波板を骨組となる部材から取外していったり、機械や重機などを用いて波板を取外したりする。
人間が波板を取外す時に、例えば屋根について考えた場合、波板を屋根の上方向に取外す方法や、屋根面に水平な方向へ取外す方法などが考えられる。波板を上方向に取外す場合は、人間が屋根に上がって一つ一つ取外していく。この時、波板が骨組となる部材にしっかり取付けられているので、余計な力を加えなくては外れないという欠点がある。この為、余計な力を加えすぎて波板が壊れてしまい、波板を再利用しようと考えていても再利用することが出来ないという欠点や、波板を取外した反動で屋根から落ちそうになったり、落ちたりするといった危険を伴うことや、壊れた波板の切り口などに誤って触れたりすることで、怪我をしてしまうといった欠点がある。
この為、一般的には、屋根に対して脚立やはしごをかけたり、屋根の近くに足場などを設けて、波板を屋根面に水平な方向へ取外す方法がとられる。この時、波板押さえ具の強度が、屋根面に水平な方向つまり波板押さえ具の水平方向に対しても強すぎる場合には、余計な力を加えなくては波板が外れないという欠点がある。この為、余計な力を加えすぎて波板が壊れてしまい、波板を再利用しようと考えていても再利用することが出来ないという欠点や、波板を取外した反動で屋根から落ちそうになったり、落ちたりするといった危険を伴うことや、壊れた波板の切り口などに誤って触れたりすることで、怪我をしてしまうといった欠点がある。
しかしながら、波板押さえ具の水平方向に対して適度な強度で壊れるように、連接部7に脆弱部8を設けた場合には、波板を屋根面に水平な方向に取外す時に適度な力を加えていくと、当然のことながら力は弱い部分にかかっていくので、自然に脆弱部7に集中していく。ある程度脆弱部7に力が集中すると、脆弱部7から柱部1と頭部5とに分断破壊される。つまり脆弱部7を設けていない場合よりも小さな力で柱部1と頭部5とに分断破壊される。従って、余計な力を加えなくても波板が簡単に取外し出来るのである。この為、余計な力を加える必要がなく、波板押さえ具のフック部2などによって波板に大きな孔が開いたり、無理な力を加えることによって発生する波板の割れや、壊れなどもなく、波板を再利用することが出来て、資源を再利用できることから、結果的には環境に易しいという利点や、波板を取外した反動で屋根から落ちそうになったり、落ちたりするといった危険を伴うこともなく、壊れた波板の切り口などに誤って触れたりすることで、怪我をする心配もなく作業が安全に行えるという利点などがある。
図1では、例えば脆弱部7は、柱部1と比較してその直径が細く設けられている構成を図示したが、例えば図2に示すような連接部6の内部に脆弱部7を設けてもよい。図3には、脆弱部7を空洞部17とした第二実施例のA−A′断面図を示す。この他にも脆弱部7は例えばリング状の切り込み形状であったりV字状の溝形状であったり適度な強度を柱部1の横方向から加えて分断破壊する構造になっていれば、どのような形状をしていてもかまわない。そして、このような空洞部17は複数個設けられていてもかまわない。また、空洞部17の形状は球状であるが、例えば卵型のような空洞であったり、多面体形状の空洞であったり、適度な強度を柱部1の横方向から加えて分断破壊する構造になっていればどのような形状をしていてもかまわない。
図1、図2、図3では、例えば脆弱部7を連接部6に設ける構成を図示したが、この脆弱部7は例えば図4に示すように連接部6よりも鍔部3寄りに設けたり、図5に示すように連接部6よりも柱部1寄りに設けたりしてもよい。この他にも脆弱部7は例えばリング状の切り込み形状であったりV字状の溝形状であったり適度な強度を柱部1の横方向から加えて分断破壊する構造になっていれば、どのような形状をしていてもかまわない。そしてこのような脆弱部7は複数個に分けて設けられていてもかまわない。また、空洞部17の形状は球状であるが、例えば卵型のような空洞であったり、多面体形状の空洞であったり、適度な強度を柱部1の横方向から加えて分断破壊する構造になっていればどのような形状をしていてもかまわない。
以上、申し述べてきたとおり、例えば、建築物等のリフォームや解体といった作業における波板を骨組などの部材から取外す場合などに、この波板押さえ具の脆弱部7を適度な強度で壊れるようにしておくことにより、容易に取外すことが出来て無駄な時間や労力を省くことができる。また、余計な力を加える必要がないので波板が壊れてしまうこともなく、波板を再利用することが出来て、資源を再利用できることから、結果的には環境に易しい取組みが出来、また波板を取外した反動で屋根から落ちそうになったり、落ちたりするといった危険を伴うこともなく、壊れた波板の切り口などに誤って触れたりすることで、怪我をする心配もなく作業が安全に行うことが出来るものである。
第一実施例を示す正面図である。 第二実施例を示す正面図である。 第二実施例を右側面側より見た時のA−A′面で切断した断面図である。 第三実施例を右側面側より見た時のA−A′面で切断した断面図である。 第四実施例を右側面側より見た時のA−A′面で切断した断面図である。
符号の説明
1. 柱部
2. フック部
3. 鍔部
4. 突起部
5. 頭部
6. 連接部
7. 脆弱部
17. 空洞部

Claims (3)

  1. 柱部の下端に、斜め上方に折り曲げたフック部を設け、柱部の上端に、前記柱部の周縁より鍔状に張出した鍔部とこの鍔部の上面側より上方に隆起した突起部を設けてなる頭部を設けた波板押さえ具において、前記頭部と柱部との連接部に脆弱部を設けたことを特徴とする波板押さえ具。
  2. 請求項1に記載の波板押さえ具において、前記脆弱部を柱部の軸径よりも細い径となる細径部としたことを特徴とする波板押さえ具。
  3. 請求項1に記載の波板押さえ具において、前記脆弱部の内部に空洞部を設けたことを特徴とする波板押さえ具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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