JP2006077519A - 舗装路 - Google Patents
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Abstract
【課題】 固化不良によって崩れたり欠損したりすることがなく、しかも透水性や通気性に優れた舗装路、および舗装方法を提供することを課題とする。
【解決手段】
上記課題を解決するために、本発明では以下の手段を採用している。(1)すなわち、本発明の舗装路は、含水量が50%超100%未満のウッドチップ材を主成分とし、これにバインダー樹脂を配合してなることを特徴とする。(2)或いは、本発明の前記舗装路は、含水量が50%超100%未満のウッドチップ材のみからなり、これにバインダー樹脂を配合して固化することを特徴とする。(3)更に、本発明の前記いずれかの舗装路は、ウッドチップ材が、ディスク刃による自動引込み式のチッパーナイフによりチップ化された木材であることが望ましい。
【選択図】図5
【解決手段】
上記課題を解決するために、本発明では以下の手段を採用している。(1)すなわち、本発明の舗装路は、含水量が50%超100%未満のウッドチップ材を主成分とし、これにバインダー樹脂を配合してなることを特徴とする。(2)或いは、本発明の前記舗装路は、含水量が50%超100%未満のウッドチップ材のみからなり、これにバインダー樹脂を配合して固化することを特徴とする。(3)更に、本発明の前記いずれかの舗装路は、ウッドチップ材が、ディスク刃による自動引込み式のチッパーナイフによりチップ化された木材であることが望ましい。
【選択図】図5
Description
この発明は、路盤や路面を舗装する舗装路及びその舗装方法に関する。
従来の舗装材として、砂材とウッドチップ材の混合材を主成分とし、これにバインダー樹脂を所定量配合して接着固化するものがあった(例えば、特許文献1参照)。ウッドチップ材とは、間伐材、剪定枝、その他天然木材をチップ状に切断したもので、これを主成分とすることで、従来は産業廃棄物として廃棄或いは焼却処理していた間伐材、剪定枝等が再利用される。さらに舗装用の骨材としても有機的な美観や質感、風合いを有し、体裁に優れたものが得られる。
上記舗装材の舗装工程においては、このようなウッドチップ材を路盤に敷き詰めて固化させるところ、ウッドチップ材自体が固化剤であるバインダー樹脂を多く吸収してしまうと、ウッドチップ材同士の間のバインダー樹脂が不足するため、接着性が低下して固化不良をもたらす。また、ウッドチップ材の表面質感や硬度、耐候性等の劣化をもたらす。このため、ウッドチップ材を主成分とする舗装材の舗装工程においては、ウッドチップ材を予め含水させた上で、バインダー樹脂による接着を行うことが必要である。(なお、上記従来の舗装材では、含水率を15パーセント以下としている。)
しかしながら、上記従来の舗装材による舗装路は、個化不良を防ぐための“ツナギ材”として、砂利などの粒材を添加しており、この粒材が、ウッドチップ材自体及びウッドチップ材間の透水や通気を遮ることとなる。このため、透水性や通気性に優れる舗装路とは言えず、舗装路下にある土材の水分蒸発や放熱を妨げるものであった。
特開2003−301404号公報
しかしながら、上記従来の舗装材による舗装路は、個化不良を防ぐための“ツナギ材”として、砂利などの粒材を添加しており、この粒材が、ウッドチップ材自体及びウッドチップ材間の透水や通気を遮ることとなる。このため、透水性や通気性に優れる舗装路とは言えず、舗装路下にある土材の水分蒸発や放熱を妨げるものであった。
固化不良によって崩れたり欠損したりすることがなく、しかも透水性や通気性に優れた舗装路、および舗装方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明では以下(1)ないし(5)の手段を採用している。
(1)すなわち、本発明の舗装路は、含水量が50%超100%未満のウッドチップ材を主成分とし、これにバインダー樹脂を配合してなることを特徴とする。
このようなものであれば、50%を超える含水によって、主成分のウッドチップ材がバインダー樹脂を吸収しすぎることはない。このため、舗装路としての固化不良が生じず、ウッドチップ材の表面質感、硬度等の劣化が抑えられ、ウッドチップ材自体の水分透過性や通気性が確保される。一方、100%未満の含水であるから、混水によるバインダー樹脂の成分変化が抑えられ、水分過多による固化不良も生じにくいものとなる。
さらに、個化不良を防ぐための前記“ツナギ材”などの多くの添加物を必要とせず、ひいては、透水性や通気性に優れた舗装路となる。
なお、本発明に言うウッドチップ材とは、木材および竹材をチップ状にした裁断したものをいい、竹材を除くものではない。
(2)或いは、本発明の前記舗装路は、含水量が50%超100%未満のウッドチップ材のみからなり、これにバインダー樹脂を配合して固化してなることを特徴とする。
このようなものであれば、ウッドチップ材のみを骨材として構成され、前記“ツナギ材”などの添加物を始めとする不純物が存在しない。このため、ウッドチップ材による風合い(色や表面質感)による体裁が非常に優れたものとなる。また、多くの材料種を用意して混入する必要がなく、材質種に偏りのない均一な舗装路が容易に得られる。
(3)更に、本発明の前記いずれかの舗装路は、ウッドチップ材が、ディスク刃による自動引込み式のチッパーナイフによりチップ化された木材であると、ウッドチップ材周縁のささくれが発生しにくく、路面の平坦化のために望ましい。
このようなものであれば、ウッドチップ材のささくれ部が路面に突出することによる危険性がなく、路面処理を行うことなく施工後の安全度を容易に確保することができる。
(4)また更に、本発明の前記いずれかの舗装路は、バインダー樹脂が繊維化樹脂であることが望ましい。
このようなバインダー樹脂は繊維形状で固化するため、固化後の透水性、通気性に優れたものとなる。
(5)更に、本発明の前記いずれかの舗装路は、ウッドチップ材の半数片以上の代表長さが標準偏差±30mmの範囲内に含まれることが望ましい。
このようなものは大きさの偏りが少なく、透水性や通気性に極めて優れたものとなる。更に、施工が容易であり、偏りのない安定した景観を得ることができる。
本発明の舗装路は、固化不良によって崩れたり欠損したりすることがなく、しかも透水性や通気性に優れたものとなる。よって、路面に水溜りが発生することもなく路面の温度上昇を抑制するため、安全で快適な路面を確保でき、また雨水を舗装路下に潅水したり、舗装路下の通気を確保するため、路床を傷めにくい舗装ができる。
以下、この発明の構成を、実施例として示した図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明のウッドチップ材(左)と従来のウッドチップ材(右)との比較写真である。図2ないし図4は、本発明の製造工程における写真であり、それぞれ加水工程の状態、混合工程後のウッドチップ材の状態、転圧工程の状態を示す。特に図3は含水率80%の最適なウッドチップ材の状態を示し、図5は転圧工程後のウッドチップ材(含水率90%と40%)の比較写真を示す。
図6ないし図10は、施工箇所のジョイント部処理比較試験における比較処理例を示す写真及び説明図であり、それぞれ図6は処理a(境界線と交わるように複数枚の細長短板状の竹片を列設する処理)、図7は処理b(辺に沿って板を敷設しプライマーを塗った処理)、図8は処理c(段部を鉤状に覆う舗装)、そして図9は処理e(周縁傾斜処理)、図10は処理f(周縁水平モルタル処理)の状態である。
本発明の舗装路は、含水量が50%超100%未満、好ましくは70%超のウッドチップ材を主成分とし、これにバインダー樹脂を配合してなることを特徴とする。
(ウッドチップ材)
本発明に言うウッドチップ材は、木材および竹材をチップ状にした裁断したものをいい、竹材を除くものではない。
本発明に言うウッドチップ材は、木材および竹材をチップ状にした裁断したものをいい、竹材を除くものではない。
本発明の舗装路は、ウッドチップ材のみを骨材として構成され、前記“ツナギ材”などの添加物を始めとする不純物が存在しない。このため、ウッドチップ材による風合い(色や表面質感)による体裁が非常に優れたものとなる。また、多くの材料種を用意して混入する必要がなく、材質種に偏りのない均一な舗装路が容易に得られる。中でも、単一種類のウッドチップ材のみを骨材とすることが望ましい。
ウッドチップ材はまた、ディスク刃による自動引込み式のチッパーナイフによりチップ化された木材であると、ウッドチップ材周縁のささくれが発生しにくく、路面の平坦化のために望ましい。
本発明の舗装路の骨材であるウッドチップ材は、半数片以上の代表長さが標準偏差±3mmの範囲内に含まれることが望ましい。
このようなものは大きさの偏りが少なく、透水性や通気性に極めて優れたものとなる。更に、施工が容易であり、偏りのない安定した景観を得ることができる。
(含水量)
ウッドチップ材の含水量は50%超100%未満である。なかでも施工後の剥離が起こりにくいものとするためには、70%超であることが望ましい。
ウッドチップ材の含水量は50%超100%未満である。なかでも施工後の剥離が起こりにくいものとするためには、70%超であることが望ましい。
(バインダー樹脂)
バインダー樹脂は、前記骨材に配合して固化させる凝固材である。特に、繊維形状で固化する繊維化樹脂(ガラス繊維)であることが望ましい。このようなバインダー樹脂であれば、固化後の液ダレが無く透水性、通気性はもとより耐久性は特に優れたものとなる。
バインダー樹脂は、前記骨材に配合して固化させる凝固材である。特に、繊維形状で固化する繊維化樹脂(ガラス繊維)であることが望ましい。このようなバインダー樹脂であれば、固化後の液ダレが無く透水性、通気性はもとより耐久性は特に優れたものとなる。
(ウッドチップ材の製造方法)
本発明のウッドチップ材は、以下の自動引込み式のチッパーナイフによるチップ化工程によって製造される。
本発明のウッドチップ材は、以下の自動引込み式のチッパーナイフによるチップ化工程によって製造される。
先ず、従来よりも高馬力の高速回転ディスク刃による自動引込み式のチッパーナイフにて、切断刃の出刃設定を2mm〜8mmの範囲内に設定して、木材や竹を破砕し、チップ化する(チップ化工程)。
次に必要に応じて、ウッドチップ材の大きさの偏差がより少なくなるように、2mm〜8mmの任意の大きさのふるい目にてふるいにかける(ふるい工程)。なお、前記チップ化工程において十分な馬力のディスク刃による自動引込み式チッパーナイフを用いれば、代表長さが比較的均一のウッドチップを得られるため、このふるい工程はなくても良い。
チップ化工程において、実施例のチッパーナイフは、最大出力65馬力であり、直径20cmの木や竹を、負担なくチップ化させることができる。この高馬力の自動引込み式によることで、従来の一軸剪断、二軸剪断、ハンマーナイフ、或いは低馬力の自動引込み式チッパーナイフの破砕機と比して、形状及び大きさ(代表長さ)が、高割合で一定の偏差内にあるものとなる。
実施例におけるチッパーナイフは、木材や竹の強制送り機構を有さない自動引込み単独方式であるため、木材や竹を安定的にディスク刃へと引き込むことができる。これにより得られるウッドチップ材は、形状が均一化され安定した舗装密度や固化具合の施工を行いうる。
すなわち、従来の一軸剪断によるウッドチップ材は、一方向のみの切断によって非切断方向に長い形状となり、無理な力がかかることで、ササクレが生じる。また、従来の二軸剪断によるウッドチップ材を含め、自動送り式によるチッパーナイフは、木材の量に応じてチップ刃への進入速度を調整することに限界があるため、所望よりも大きい形状のものができることが多く、代表長さに偏りがある。或いは各ウッドチップ材の角部は尖っていたり、粉状材が大量に現出したりしていた。
これらと比較して、本発明の前記チップ化工程によるウッドチップ材は、高馬力の自動引込み式による無理のない切断によって、切断量に応じた切断がされることから、大きさの偏りが少なく(すなわち代表長さの所定偏差内に含まれる割合が高く)、各チップの形状も、尖部がほとんど見られず、均一に近い形状である。例えばエンジン馬力65psの場合、自動引込み単独方式による安定的なチップ化のために、ディスク刃の調整は、2mmないし8mmの範囲で行うことが望ましい。
このウッドチップ材の大きさ及び形状によって、珪砂等の砂材の混合が不要となる。このような混合が不要であることを含めて、場所によって偏りのない均一な施工が容易となる。品質の精度が上がることで、景観が安定し、体裁の良い舗装路となる。また、尖部がほとんどないため、舗装表面に尖部が露出することがなく、歩行者、使用者にも安全な舗装路となる。
チップ化される木材は、伐木、剪定枝、山地残木、間伐材、製材残材、背板等であり、従来は廃棄されていたこれら木材の有効利用ができる。
図1は、このようにして得られた本発明のウッドチップ材(左側)と、二軸剪断により得られた従来のウッドチップ材(右側)との比較写真である。本発明のウッドチップ材(左側)は、檜材について、ディスク刃の出刃設定を2mmにして回転速度2500rpmの条件で、エンジン馬力65psの回転ディスク刃による自動引き込み方式によって得られたウッドチップ材である。従来のウッドチップ材(右側)は、檜材よりも軟質でササクレの生じにくい杉材について、強制送り方式の二軸剪断刃により得られたウッドチップ材である。両者を比較すれば明らかなように、本発明ではチップの代表長さに偏りが少なく、太さ3mm以上のササクレが全く見られない。また、ウッドチップ材の半数片以上の代表長さが標準偏差±30mmの範囲内、更には出刃設定量の6ないし7割増である±5mmの範囲内、更には出刃設定量と同じ±3mmの範囲内に含まれる。
(舗装路の施工方法)
本発明の舗装路は、以下のようなウッドチップ材を加水して含水率の確認を行う加水工程と、加水工程を経たウッドチップ材のみをバインダー樹脂と混合する混合工程と、混合工程を経た舗装材を施工箇所へ敷き均す敷き均し工程と、敷き均し工程を経た敷き均しの表面から転圧し養生する転圧工程と、そして、表面をトップコートするトップコート工程とによって得られる。ただし、敷き均し工程の前に、施工箇所の周縁に傾斜面を設ける周縁傾斜処理を施すことが望ましい。また、複数区画に分けて舗装する場合には、区画の境界にネットを介在させるネット介在処理を、敷き均し工程の間或いは直後に施すことが望ましい。
本発明の舗装路は、以下のようなウッドチップ材を加水して含水率の確認を行う加水工程と、加水工程を経たウッドチップ材のみをバインダー樹脂と混合する混合工程と、混合工程を経た舗装材を施工箇所へ敷き均す敷き均し工程と、敷き均し工程を経た敷き均しの表面から転圧し養生する転圧工程と、そして、表面をトップコートするトップコート工程とによって得られる。ただし、敷き均し工程の前に、施工箇所の周縁に傾斜面を設ける周縁傾斜処理を施すことが望ましい。また、複数区画に分けて舗装する場合には、区画の境界にネットを介在させるネット介在処理を、敷き均し工程の間或いは直後に施すことが望ましい。
(加水工程)
先ず、上記ウッドチップ材を、舗装(バインダー樹脂の混合及び転圧)の15〜30時間前に加水する加水工程を行う。この加水工程は、予めウッドチップ材に大量の水を加えて、ほぼ全ての表面に水を付着させ、その状態で適切な時間だけ養生させることで、含水率を適切な範囲にする工程である。具体的には、一次加水処理と、含水率調整処理とからなる。場合によっては、一次加水処理の前に予備乾燥処理を行ってもよい。
先ず、上記ウッドチップ材を、舗装(バインダー樹脂の混合及び転圧)の15〜30時間前に加水する加水工程を行う。この加水工程は、予めウッドチップ材に大量の水を加えて、ほぼ全ての表面に水を付着させ、その状態で適切な時間だけ養生させることで、含水率を適切な範囲にする工程である。具体的には、一次加水処理と、含水率調整処理とからなる。場合によっては、一次加水処理の前に予備乾燥処理を行ってもよい。
図2は、本工程の一次加水処理において、加水(水槽水への浸漬)を行っている例を示す施工写真である。
本工程は次述の混合工程のときにおける含水率を決定するものであり、この意味で重要な工程である。このため、混合工程の直前などの必要時に、ウッドチップ材の状態を目視したり、計量を行って含水率を再確認する含水率確認処理を行うことが望ましい。
一次加水処理は、具体的には、土嚢袋等の透水性のある袋へウッドチップ材を入れ、これによるウッドチップ材収納袋に加水した後に、余分な水を切ったままの状態で数時間ないし数日間養生する。水を切ったまま養生することで、チップ内へ確実に水を浸透させると共に、加水過多を防ぎ、チップ間の加水率の偏りを浸透によって均一化させるものである。
ウッドチップ材収納袋への加水および養生は、例えば、ホースでチップ全体に及ぶように散水した後、図2のように水を張った水槽(図ではポリバケツ)に浸漬しておくことで行う。水槽への浸漬は、ウッドチップ材の種類や養生を行う温室度等の環境によって適宜選択して行う。養生時間や養生方法も同様に、ウッドチップ材の種類や天候、養生環境等によって適宜、所望の含水率となるように選択する。
例えば檜等のような、水を吸い込みにくい、或いは表面に天然油分を含む種類のチップでは、チップの表面のみが濡れて内部へ水が浸透せず、必要な含水率が確保できないという状態を防ぐことができる。逆に杉のような比較的水を吸い込みやすい材質であれば、例えば湿度の比較的高い雨期には、数分間浸した後に水を切った状態で養生しておくことが好ましい。
含水率調整処理は、混合工程の前に加水率の再確認および調整を行う処理であり、必ず加水率確認処理を含むものである。具体的には、先ず混合工程を行う数時間前に、前日から水に浸しておいたウッドチップ材の計量を行い、加水前の重量に対する加水量の%割合を計算して、含水率を求める。また、ある程度含水したウッドチップ材の色や硬さ、パサツキを目視や払い落としによって適宜確認する。
例えば含水率100%超或いは表面に水分が浮き出ている状態では加水過多であり、逆に含水率50%未満、さらには70%未満、あるいは表面濡れによる変色のない箇所があったり、表面がパサつく箇所がある状態では加水不足であると判断する。
そして、最適な含水率の範囲に無い場合は、混合工程の前に加水あるいは除水を行って微調整するものである。加水の微調整は、例えば、ホースなどの散水や水槽水への浸漬の後、加水量に応じた数分間ないし数時間の養生によって行う。除水の微調整は例えば、ウッドチップ材を天日干しにして数時間(状態により2時間ないし4時間)乾かしたり、攪拌したりすることで、余分な水分を切って行う。
(混合工程)
次に、加水工程の15〜30時間後に、バインダー樹脂をウッドチップ材に混合する混合工程を行う。混合するバインダー樹脂は、例えば、主材と硬化剤とを規定の割合で混合し、ハンドミキサー等で1分ほど撹拌して得られるものである。
次に、加水工程の15〜30時間後に、バインダー樹脂をウッドチップ材に混合する混合工程を行う。混合するバインダー樹脂は、例えば、主材と硬化剤とを規定の割合で混合し、ハンドミキサー等で1分ほど撹拌して得られるものである。
バインダー樹脂の混合量は、固化不良を抑止するため、含水後のウッドチップ材の重量の少なくとも25%重量以上であることが好ましい。混合量が少ないと、含水後のウッドチップ材の各表面およびチップ間に十分にバインダー樹脂が行き渡らなくなり、固化不良が発生する。
一方、混合量が多すぎると、白化による体裁の悪化や、ウッドチップ材の透水率の悪化や、また余分な混合工程による煩雑化や製造コストの上昇を及ぼす。
混合量はまた、ウッドチップ材の含水率に応じて調節することが好ましい。すなわち、ウッドチップ材の含水率が所定量よりも不足していると、バインダー樹脂がウッドチップ材へ必要以上に含浸してしまうため、含水率が十分な場合に比べて多くの混合量が必要である。
図3に、混合工程によって得られたウッドチップ材とバインダー樹脂との混合材の写真を示す。具体的には、檜材に加水して2日間養生したもので、含水率90%の含水ウッドチップ材に、重量比25%のバインダー樹脂を混合したものである。
図3では表面にバインダー樹脂が必要量だけ行き渡ることで、ウッドチップ材の表面がほぼ均一に光沢を呈しており、チップ間のバインダー樹脂の欠乏や不足が見られず十分な混合がなされている。一方、バインダー樹脂の塊や余分な積層による白化が見られず、混合量の過多や混合のし過ぎには至っていない。このような状態であれば、適量の加水と、適量のバインダー樹脂の混合と、均一な混合とが行われているといえる。
(敷き均し工程)
そして次に、混合工程によって得られたウッドチップ材とバインダー樹脂との混合材を、予め不陸修正を行って路盤工され、仕上がり圧の型枠が設置された舗装部へと敷き均す敷き均し工程を行う。敷き均し工程においては、レーキ、コテ等を用いて、偏りのないように表面を平らにして敷き均す。敷き均し量は、後の転圧工程により体積が約7割に圧縮されることを見込んで3割ほど余分なものとする。
そして次に、混合工程によって得られたウッドチップ材とバインダー樹脂との混合材を、予め不陸修正を行って路盤工され、仕上がり圧の型枠が設置された舗装部へと敷き均す敷き均し工程を行う。敷き均し工程においては、レーキ、コテ等を用いて、偏りのないように表面を平らにして敷き均す。敷き均し量は、後の転圧工程により体積が約7割に圧縮されることを見込んで3割ほど余分なものとする。
(転圧工程)
次に敷き鳴らし工程によって敷き均された舗装材を転圧する転圧工程を行う。転圧工程は、コテ等により高さを均一にする初期転圧を行った後に、例えば図4に示すようなハンドガイドローラー等により二次転圧を行うことが望ましい。
次に敷き鳴らし工程によって敷き均された舗装材を転圧する転圧工程を行う。転圧工程は、コテ等により高さを均一にする初期転圧を行った後に、例えば図4に示すようなハンドガイドローラー等により二次転圧を行うことが望ましい。
図4は、含水率の比較試験におけるサンプルの二次転圧の状態を示す工程説明写真である。図4ではローラーへわずかにウッドチップが転付着している。このような状態でも施工上大きな問題は無いものの、強いて言えば付着しない程度の温度(気温により調整)での施工が望ましい。
(トップコート工程)
最後に、トップコート材を散布し養生するトップコート工程を行うことで舗装路が得られる。
最後に、トップコート材を散布し養生するトップコート工程を行うことで舗装路が得られる。
このようにして得られた舗装路は、砂などの固化用の補助添加剤の混入がないため、色及び質感に優れており、また尖部が少なく比較的均一大のチップ材による精度の高い舗装となるため、体裁および美観のよいものとなる。
〔ウッドチップ材の種類による最適な含水率について〕
・杉材の場合
施工面積0.2m2、混合時間1分20秒
ウッドチップ材10l(屋外で2日間自然乾燥させた加水前の重量2.15kg)、バインダー樹脂量625g、気温30度、湿度40ないし50%の環境下で、加水量すなわち含水率(重量%)のみを変えて舗装の比較試験を行った。
・杉材の場合
施工面積0.2m2、混合時間1分20秒
ウッドチップ材10l(屋外で2日間自然乾燥させた加水前の重量2.15kg)、バインダー樹脂量625g、気温30度、湿度40ないし50%の環境下で、加水量すなわち含水率(重量%)のみを変えて舗装の比較試験を行った。
比較サンプルはそれぞれ、下記のとおりである。
・サンプルA:含水率110%超(加水量2.365kg以上。混合の30分前まで多量の水槽水に浸し、水分が滴り落ちる状態のもの)
・サンプルB1:含水率100%(加水量2.15kg。但し、加水前に予備乾燥処理を行ったウッドチップ材を水槽水へ3時間浸漬して含水後4.30kgとしたもの)
・サンプルB2:含水率100%(加水量2.15kg。但し、予備乾燥処理を行わず浅皿上でコテにより攪拌しながら徐々に加水して含水後4.30kgとしたもの)
・サンプルC、D、E、F:それぞれ含水率90%(加水量1.95kg)、80%(加水量1.75kg)、70%(加水量1.50kg)、60%(加水量1.30kg)
試験の結果を表1に示す。
・サンプルA:含水率110%超(加水量2.365kg以上。混合の30分前まで多量の水槽水に浸し、水分が滴り落ちる状態のもの)
・サンプルB1:含水率100%(加水量2.15kg。但し、加水前に予備乾燥処理を行ったウッドチップ材を水槽水へ3時間浸漬して含水後4.30kgとしたもの)
・サンプルB2:含水率100%(加水量2.15kg。但し、予備乾燥処理を行わず浅皿上でコテにより攪拌しながら徐々に加水して含水後4.30kgとしたもの)
・サンプルC、D、E、F:それぞれ含水率90%(加水量1.95kg)、80%(加水量1.75kg)、70%(加水量1.50kg)、60%(加水量1.30kg)
試験の結果を表1に示す。
(檜の場合)
・施工面積0.2m2、混合時間平均1分20秒
・ウッドチップ材10l(屋外で2日間自然乾燥させた加水前の重量2.25kg)、バインダー樹脂量625g、気温30℃〜32℃、湿度45ないし50%の環境下で含水率(重量%)のみを変えて舗装の比較試験を行った。
比較サンプルはそれぞれ、下記のとおりである。
・サンプルG1:含水率100%(但し、加水前に予備乾燥処理を行ったもの)
・サンプルG2:含水率100%(但し、予備乾燥処理を行わないもの)
・サンプルH、I、J、K、L、M、N:それぞれ含水率90%、80%、70%、60%、50%、40%、30%
試験の結果を表2に示す。
・サンプルG1:含水率100%(但し、加水前に予備乾燥処理を行ったもの)
・サンプルG2:含水率100%(但し、予備乾燥処理を行わないもの)
・サンプルH、I、J、K、L、M、N:それぞれ含水率90%、80%、70%、60%、50%、40%、30%
試験の結果を表2に示す。
〔ジョイント部分や周縁部分の反り、隙間について〕
50%以上の比較的高い含水率のウッドチップ材を使用すると、舗装区画のジョイント部分や舗装路周縁において、舗装路表面の隙間や反りが発生しやすいものとなる。これは、施工後のウッドチップ材の乾燥や熱膨縮によって内部応力や偏向応力が発生することによる。また膨張によって、亀裂や浮き沈みによる表面凹凸が発生する場合もある。
50%以上の比較的高い含水率のウッドチップ材を使用すると、舗装区画のジョイント部分や舗装路周縁において、舗装路表面の隙間や反りが発生しやすいものとなる。これは、施工後のウッドチップ材の乾燥や熱膨縮によって内部応力や偏向応力が発生することによる。また膨張によって、亀裂や浮き沈みによる表面凹凸が発生する場合もある。
上記隙間、反りや亀裂、表面凹凸を防止するための適切なジョイント部(或いは境界部)処理を、下記試験により鋭意検討した。その結果、ジョイント部分では舗装区画の隣接境界へネットを介在させるネット介在処理が好ましく、施工枠の周縁部では周縁へ向かって舗装厚が浅くなるように設けたコンクリート製の傾斜面へ接着させる周縁傾斜処理が好ましいことが判った。
(ジョイント部(或いは境界部)処理試験)
コンクリートブロックで囲った路盤内を複数の区画で区切り、各区画の境界部及びコンクリートブロックによる周縁部に下記aないしfの処理を行った上で、隣り合う区画で舗装作業に時間差を設けるべく、2回に分けて舗装を行った。
コンクリートブロックで囲った路盤内を複数の区画で区切り、各区画の境界部及びコンクリートブロックによる周縁部に下記aないしfの処理を行った上で、隣り合う区画で舗装作業に時間差を設けるべく、2回に分けて舗装を行った。
具体的には、ひとつ置きの区画を1日目、残りの区画を2日目として、本発明の杉チップ(ディスク刃設定4mm)の厚さ30mmの舗装を行った。舗装材として、80%含水後のウッドチップ材10リットルに対して1kgの樹脂を混合したものを使用した。
(処理a):ジョイント部の区画境界線と交わるように複数枚の細長短板状の竹片を(300m置きに)列設して各区画を舗装した(図6)。
処理aの場合には、細長竹板部分の舗装の強度が低下して、施工後の時間経過と共にジョイント部で表面凹凸が現れるため、不適当であった。細長短板状の竹片の変わりに竹串を列設した場合も同様であった。
(処理b):周縁部及びジョイント部の区画境界線上に一枚の長い細長板(幅100及び150mmの2種類、板厚はいずれも舗装厚の半分である15mm)を敷設し、表面にプライマーを塗布した上で舗装した(図7)。
処理bの場合、ジョイント部の舗装圧が段上に薄くなるため、境界部が固化不良となり、不適当であった。
(処理c):先に施工する区画のジョイント境界部分を一段下げて凹溝付きの段部を形成し、これと隣接する区画の後の施工において、この段部上方を鉤状に覆うように舗装した(図8)。
処理cの場合には、段部の十分な転圧ができずに境界部が固化不良となり、また区画同士が接合されず、施工後の時間経過と共にジョイント境界部分を境に各区画間に隙間が生じるため、不適当であった。
これらに対して、下記処理d及び処理eは区画境界部や周縁部の長時間経過後の変形抑止処理に適していることが判明した。
(処理d(ネット介在処理)):境界部に沿ってネット(合成樹脂製或いは繊維性)を敷設して介在させ、その上から各区画を順に舗装した(図示せず)。
処理dの場合には、施工後に境界部で反りや表面凹凸が現れることは無いものとなった。これは、集積した境界部のウッドチップ材に網目が絡まって、ウッドチップ材とネットとが強固に固着されるものとなることによる。境界部をネットが平面状に広がって固着されるため、境界部における各区画の変形しようとする力が、隣接する区画内の意ネットに引っ張られて打ち消しあうためである。なお、合成樹脂製のネットよりも天然繊維性を主体とするネットのほうが強固に固着され、環境への悪影響を及ぼさないため好ましい。
また、上記処理d(ネット介在処理)では、施工後時間の経過と共に区画境界間に隙間の生じるものとなった。これは、施工後のウッドチップ材の変形による内部応力を逃がすく手段として適切であり、連続舗装する一部の舗装区画の境界に適用することで、表面凹凸や亀裂を防ぐことができる。
(処理e(周縁傾斜処理)):周縁辺が徐々に浅くなるようモルタルを塗布して傾斜面(塗布幅は100mmと30mmの2種類、周縁最大高さは共に施工深さの三分の二である20mm)を形成し、モルタル硬化後に傾斜面にプライマー或いは接着剤を塗り、その上に路盤と共にウッドチップ繊維化樹脂材の舗装(厚さ30mm)を行った(図9)。
処理eの場合には、時間が経過しても、周縁(境界)部分における反り、及びブロック構造体(境界部)との大きな隙間のいずれも発生しなかった。これは、平面内の周縁(境界)部分に行くに従って舗装厚さが徐々に薄くなることとなるため、変形量及びこれによる内部応力が比例的に減少することによるものと考えられる。
上記処理e(周縁傾斜処理)では、施工前に舗装箇所の境界の路盤へ傾斜面を形成する必要があるため、特に、周縁部など、予め舗装境界が明確な部分の処理として適している。なお、区画に分けて舗装を行う場合の区画境界として処理eを適用する場合には、境界部を緩やかな山形に形成することとなる。
なお傾斜面の傾斜角度θは、tan値が0.5を超える(傾斜底辺100mm、tanθ=0.67)ものと、0.5に満たない(傾斜底辺30mm、tanθ=0.20)ものとの2種類としたが、tan値が0.5を超える(0.67)場合のほうが、固化性が長期間保持されて表面凹凸が生じにくい。また接着剤は、バインダー樹脂と同様の木材舗装用繊維化樹脂を用いると、密度及び強度の高いモルタル製傾斜面と良好に固着する。
また周縁部まで均一な密度及び固化の舗装を得るためには、周縁部の最小舗装厚さは10mm以上であることが好ましい。
(処理f(周縁水平モルタル処理)):また、周縁部以外の舗装厚さが20mm以下の場合は、処理f(周縁水平モルタル処理)として、路盤の周縁辺に徐々に深くなる断面略三角形の周縁溝を形成し、この周縁溝へモルタルを塗布し、そして、モルタル硬化後に傾斜面にプライマー或いは接着剤を塗り、その上に路盤と共にウッドチップ材の等厚舗装を行うことが好ましいことが判明した(図10)。
処理fの場合、モルタル厚は、周縁辺に近くなるに従って徐々に厚くなり、表面が略水平となるように形成する。これによりウッドチップ材の繊維化樹脂舗装材の舗装厚が薄くても、必要な舗装密度を確保でき、かつ良好な固化具合を維持することができる。また、舗装厚が全体的に薄いため、周縁部の変形量や内部応力が小さく、大きな反りは見られない。
その他、上記したウッドチップ材の材質、製造方法、舗装路の施工工程等について、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
本発明の舗装路は、歩道、街路、園路、散策路、広場、競技場、及び建築物外構等、種々の場所に用いられる。
Claims (5)
- 含水量が50%超100%未満のウッドチップ材を主成分とし、これにバインダー樹脂を配合してなることを特徴とする舗装路。
- 含水量が50%超100%未満のウッドチップ材のみからなり、これにバインダー樹脂を配合して固化してなることを特徴とする請求項1記載の舗装路。
- ウッドチップ材が、ディスク刃による自動引込み式のチッパーナイフによりチップ化された木材である請求項1または2記載の舗装路。
- バインダー樹脂が繊維化樹脂である請求項1、2または3記載の舗装路。
- ウッドチップ材の半数片以上の代表長さが標準偏差±30mmの範囲内に含まれる請求項1、2、3または4のいずれか記載の舗装路。
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JP2008092917A (ja) * | 2006-10-16 | 2008-04-24 | Sawadaya:Kk | マルチング工法及びマルチング構造 |
JP2012026149A (ja) * | 2010-07-22 | 2012-02-09 | Fukuoka Univ | 舗装材料の製造方法 |
JP2014181483A (ja) * | 2013-03-19 | 2014-09-29 | Akamatu Sangyo Co Ltd | ウッドチップの製造方法及びウッドチップ及びウッドチップを用いた舗装材 |
JP2019166033A (ja) * | 2018-03-23 | 2019-10-03 | 株式会社三共 | 遊技機 |
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2004
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