JP2006077198A - バッチ式断続的炭焼装置とバッチ式断続的炭焼方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】炭焼窯1は、前面壁3と後面壁4を有する筒形状の長尺な炉体内に1乃至複数の炭化室形成用区分体を摺動自在なるように内装して炉体内が複数の室に区分し得るようになし、当該炉体の前面壁3と後面壁4を開閉自在にするとともに、当該前面壁3には開口5を介して外側に焚口部6を配設し、当該後面壁4には排煙部7を設けてなり、前記炉体内には、前方から原料木材を完全に炭化処理をする仕上げ炭化室と、原料木材を不十分な状態に炭化処理をする中間炭化室と、必要に応じて主に原料木材を乾燥処理する予備処理室とが形成できるようにした。
【選択図】 図1
Description
図1は、本発明に係るバッチ式断続的炭焼装置を示す斜視図であり、図2の(イ)は、炭焼き窯の炉体の前面壁を開成し、焚口部の近傍には熱風を炉内上方に誘導する障壁体を着脱自在に配設した状態を示す正面図で、(ロ)は、炉体内を区分し得る形状で下方に連通口を有する炭化室形成用区分体を摺動自在なるように内装した状態を示す正面図であり、図3は、本発明に係るバッチ式断続的炭焼装置の組み立て構成した状態を示す縦断側面図であり、図4は、本発明に係る焼き窯の炉体の前面壁と後面壁を開成した状態を示す縦断側面図である。
本発明は、用意したバッチ式断続的炭焼装置を用いて、断続的に効率よく炭を生産するのである。
2:基台
3:前面壁
4:後面壁
5:開口
6:焚口部
6a:焚口基台
6b:焚口カバー
7:排煙部
7a:排煙口
7b:煙突部
8:障壁体
9:炭化室形成用区分体
9a:連通口
10:仕上げ炭化室
11:中間炭化室
12:予備処理室
13:ワイヤー
A:原料木材
B:作業車
Claims (7)
- 炭焼窯は、前面壁と後面壁を有する筒形状の長尺な炉体内に1乃至複数の炭化室形成用区分体を摺動自在なるように内装して炉体内が複数の室に区分し得るようになし、
当該炉体の前面壁と後面壁を開閉自在にするとともに、
当該前面壁には開口を介して外側に焚口部を配設し、当該後面壁には排煙部を設けてなり、
前記炉体内には、前方から原料木材を完全に炭化処理をする仕上げ炭化室と、原料木材を不十分な状態に炭化処理をする中間炭化室と、必要に応じて主に原料木材を乾燥処理する予備処理室とが形成できるようにしたことを特徴とするバッチ式断続的炭焼装置。 - 炭焼窯は、筒形状の炉体をバッチ式炭焼窯として設計上必要とされる長さの複数倍の長さを有する長尺なものとなし、
当該炉体の前面壁と後面壁を開閉自在にするとともに、
当該前面壁には開口を介して外側に焚口部を配設し、当該後面壁には排煙部を設けてなり、
前記炉体内には、前方から前記焚口部からの熱風を炉内上方に誘導する障壁体と、熱風を誘導するための連通口を有する1乃至複数の炭化室形成用区分体とを、前記炉体内に摺動自在なるように配設し、
原料木材を完全に炭化処理をする仕上げ炭化室と、原料木材を不十分な状態に炭化処理をする中間炭化室と、必要に応じて主に原料木材を乾燥処理する予備処理室とが形成できるようにしたことを特徴とするバッチ式断続的炭焼装置。 - 炭焼窯として基台上に設置した前面壁と後面壁を有する筒形状の炉体は、バッチ式炭焼窯として設計上必要とされる長さの複数倍の長さを有する長尺なものとなし、
前記炉体の前面壁と後面壁とを開閉自在にするとともに、
当該前面壁に穿設された開口部を介して外側に焚口部を配設し、当該後面壁には排煙口と当該排煙口から延出した煙突部とからなる排煙部を設けてなり、
前記炉体内には、前記焚口部の近傍には熱風を炉内上方に誘導する障壁体を着脱自在に配設し、
その後方に所定の間隔を置いて炉体内を区分し得る形状で下方に連通口を有する炭化室形成用区分体を摺動自在なるように内装して原料木材を完全に炭化処理する仕上げ炭化室を形成し、
当該炭化室形成用区分体の後方に所定の間隔を置いて炉体内を区分し得る形状で下方に連通口を有する別の炭化室形成用区分体を摺動自在なるように内装して原料木材を不十分な状態に炭化処理する中間炭化室を形成し、
必要に応じて更に炭化室形成用区分体を摺動自在なるように内装して原料木材を不十分な状態に炭化処理する複数の中間炭化室を形成し、
更にその後方には、当該内装した炭化室形成用区分体と前記炉体の後面壁との間に原料木材を主に乾燥処理する予備処理室が形成できるようにしたことを特徴とするバッチ式断続的炭焼装置。 - 炭焼窯として基台上に設置した前面壁と後面壁を有する筒形状の炉体は、バッチ式炭焼窯として設計上必要とされる長さの複数倍の長さを有する長尺なものとなし、
前記炉体の前面壁と後面壁とを開閉自在にするとともに、
当該前面壁に穿設された開口部を介して外側に焚口部を配設し、当該後面壁には排煙口と当該排煙口から延出した煙突部とからなる排煙部を設けてなり、
前記炉体内には、前記焚口部の近傍には熱風を炉体内上方に誘導する障壁体を着脱自在に配設し、
その後方に所定の間隔を置いて炉体内を区分し得る形状で下方に連通口を有する炭化室形成用区分体を摺動自在なるように内装して原料木材を完全に炭化処理する仕上げ炭化室を形成し、
当該炭化室形成用区分体の後方に所定の間隔を置いて前記炉体の後面壁となるように構成し、当該内装した炭化室形成用区分体と前記炉体の後面壁との間に原料木材を乾燥・中間炭化処理する中間処理室とが形成できるようにしたことを特徴とするバッチ式断続的炭焼装置。 - 炭焼窯の炉体が円筒形状、半円筒形状、多角形筒形状など筒形状であることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4に記載するバッチ式断続的炭焼装置。
- 炭焼窯は、前面壁と後面壁を有する筒形状の長尺な炉体内に1乃至複数の室形成用区分体を摺動自在なるように内装して炉体内が複数の室に区分し得るようになし、前記炉体内に、前方から原料木材を仕上げ炭化処理をする仕上げ炭化室、原料木材を中間炭化処理をする中間炭化室、必要に応じて原料木材を乾燥・炭化処理する予備処理室が形成できるようにし
当該炉体の前面壁と後面壁を開閉自在にするとともに、当該前面壁には穿設された開口部を介して外側に焚口部を配設し、当該後面壁には排煙部を設けてなるバッチ式断続的炭焼装置を用意し、
前記仕上げ炭化室と中間炭化室と予備処理室の核処理室内に炭材原料を充填したうえ、炭焼窯の前記焚口部から火入れをして、炭焼窯の炉体内を高温加熱して原料木材の炭化を開始・進行させ、手前にある仕上げ炭化室に充填した原料木材の炭化処理が完了すると、
炭焼窯の前面壁と後面壁を開成して、前方から完全炭化した炭材を取り出し、後方から処理途中の原料木材を前方に押し出して中間炭化室を仕上げ炭化室に、予備処理室を中間炭化室に順送り変換し、後方に出来た空間を予備処理室としてこの室内に新たに炭材原料を充填したうえ後面壁と前面壁を閉成したうえ、前方の前記焚口部と後方の前記排煙部を復元し、
その後、当該焚口部から再び火入れを行って炭焼窯の炉体内を高温加熱して炭化処理をおこない、このような作業を繰り返すことにより断続的に原料木材を炭化処理して効率的に炭材を生産するようにしたことを特徴とするバッチ式断続的炭焼方法。 - 基台上に設置した前面壁と後面壁を有する筒形状の炉体は、バッチ式炭焼窯として設計上必要とされる長さの複数倍の長さを有する長尺なものとなし、
前記炉体の前面壁と後面壁とを開閉自在にするとともに、
当該前面壁に穿設された開口部を介して外側に焚口部を配設し、当該後面壁には排煙口と当該排煙口から延出した煙突部とからなる排煙部を設けてなり、
前記炉体内には、前記焚口部の近傍には熱風を炉内上方に誘導する障壁体を着脱自在に配設し、
その後方に所定の間隔を置いて炉体内を区分し得る形状で下方に連通口を有する炭化室形成用区分体を摺動自在なるように内装して原料木材を完全に炭化処理する仕上げ炭化室を形成し、
当該炭化室形成用区分体の後方に所定の間隔を置いて炉体内を区分し得る形状で下方に連通口を有する別の炭化室形成用区分体を摺動自在なるように内装して原料木材を不十分に炭化処理する中間炭化室を形成し、
必要に応じて更に別の炭化室形成用区分体を摺動自在なるように内装して原料木材を中間炭化処理する複数の中間炭化室を形成し、
更にその後方には、前記内装した炭化室形成用区分体と前記炉体の後面壁との間に原料木材を主に乾燥処理する予備処理室とが形成できるようにしたバッチ式断続的炭焼装置を用意し、
当該炭焼窯の炉体内に形成された仕上げ炭化室と中間炭化室と予備処理室内に原料木材を充填したうえ、前記焚口部から火入れをして、炭焼窯の炉体内を高温加熱すると、最も手前にある仕上げ炭化室に充填した原料木材の炭化処理が最も速く進み、次の中間炭化室に充填した原料木材の炭化処理が進み、次第に不十分な状態の炭化処理となり、最後の予備処理室に充填した炭材原料は主に乾燥処理する状態となるが、
やがて仕上げ炭化室内の原料木材の炭化処理が完了すると、炭焼窯の前面壁と後面壁を開成して、前方から炭化処理が完了した炭材を取り出し、後方から処理途中の原料木材を前方に押し出して中間炭化室を仕上げ炭化室に、予備処理室を中間炭化室に順送りして変換し、後方に出来た空間を予備処理室となし、この室内に新たに炭材原料を充填したうえ後面壁を閉成し後方の前記排煙部を復元し、炭焼窯の前方には前記焚口部からの熱風を炉内上方に誘導することができるように障壁体を復元配設し、更に前面壁を閉成して、その外側に焚口部を復元形成し、
その後当該焚口部から再び火入れを行い、炭焼窯の炉体内を高温加熱して炭化処理をおこない、仕上げ炭化室内の原料木材の炭化処理が完了すると、炭焼窯の前面壁と後面壁を開成して、前方から炭化処理が完了した炭材を取り出し、後方から処理途中の原料木材を前方に押し出して予備処理室を造くる、
この操作を繰り返すことにより断続的に原料木材を炭化処理して効率的に炭材を生産するようにしたことを特徴とするバッチ式断続的炭焼方法。
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JP2008024903A (ja) * | 2006-07-25 | 2008-02-07 | Takedagumi:Kk | 製炭窯装置 |
US8857074B2 (en) * | 2004-05-13 | 2014-10-14 | Holcop | Bio-thermal method and system for stabilizing timber |
Citations (2)
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JP2001107056A (ja) * | 1999-10-04 | 2001-04-17 | Kashiwabara Seisakusho:Kk | 炭化炉 |
JP2001181646A (ja) * | 1999-12-24 | 2001-07-03 | Haruo Sakamoto | 木炭高収製造方法とその方法を実施するための高収炭焼窯 |
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2004
- 2004-09-13 JP JP2004265211A patent/JP4670093B2/ja not_active Expired - Fee Related
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