JP2006076759A - 不良紙処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
スタンド1上に、軸回りに回転可能に支持された3個の不良ロール紙Aから引き出された幅広の不良紙を1対の収束ロール21,22を有する収束ガイド20を通し、その1対の収束ロール21,22の間を通すことによって不良紙を幅方向に絞り込んで幅狭の状態にし、1対のロール31,32を具えたプルロール30で引っ張り、シュート40を通してパルパの落し穴Bへと導き製紙原料を再生する。
スタンド1に支持された不良ロール紙Aは、プルロール30に掛け渡されたベルト10で回転駆動する構成としてあって、プルロール30の回転による引き出し速度に同期した周速度で不良紙が送り出される。
【選択図】 図2
Description
不良紙を切断するには、不良ロール紙を切断装置にセットし切断用カッターを降下させてせん断によって切断し、切断された不良紙は人手によってパルパへ落とし込む作業を行っていた。製紙機械では不良紙の発生が避けられないため、不良紙を再利用するためのパルパが設置される。
また、切断装置で切断した後の不良紙は人手でパルパへ落とし込む作業を行う必要があるので重労働作業となっている。
更にまた、本発明による不良紙処理装置における前記収束ガイドにおける1対のロールは、互いの間隔が不良紙の幅方向に変更できるよう互いに接近・離間可能に構成されたものとするのが好ましい。
各リールスタンド2の上部には、不良ロール紙Aのシャフト5を受け入れて支持するためのV字状の溝3が形成されており、各V字状の溝3には、それぞれ2個ずつの外輪回転支持型のシャフト支持体(カムフォロア)4が配設されていて、リールスタンド2に支持された不良ロール紙Aが円滑に回転できる構造となっている。
図1において、7は不良ロール紙Aの軸心を通る紙コアで、この紙コア7をシャフト5が貫通している。8はテーパコーンで、紙コア7を貫通するシャフト5が紙コア7の軸心に位置するよう紙コア7の両端部に配置されている。
このベルト10は、片もち式のフレーム(図示していない)に取り付けられて、上方に跳ね上げ式に変位、又は横方向に回転、又は横に平行移動させて不良ロール紙Aとの係合から開放して、スタンド1を移動させるときに障害とならないよう変位させられる構造としておく。
収束ロール21,22は、互いの間隔が不良紙の幅方向に変更できるように、図3に示した実線位置と破線位置の間で、互いに接近・離間可能に構成されており、最初に不良ロール紙Aから幅広の不良紙を収束ロール21,22の間に通すときに、作業がやり易いようにお互いが離間された破線位置にし、紙通しが済んだら元の実線位置に戻し、通紙されて送られて行く不良紙を幅方向に絞る。
こうして、収束ガイド20を通って送られる不良紙はガイドロール23,24によって上下方向に広がることを防止されつつ、収束ロール21,22によって幅方向に絞られて下流のプルロール30へ至る。
ロール31,32は、表面に溝を付けたり、滑り難い表面を形成するよう処理するなどによって、不良紙を挟んで引っ張るときに滑りが生じないようにするのが好ましい。
また、上方のロール31には、スタンド1の所で説明したベルト10が掛け渡されており、上方のロール31の回転をベルト10に伝え、このベルト10の走行によって不良ロール紙Aを回転させ、ロール31の周速と等速で不良紙を送り出す構成となっている。
こうして収束ガイド20を通って横方向に幅狭とされた後、プルロール30によって引き出されることによって縦方向に押しつぶされた不良紙はシュート40を通して、不良紙を再生のために溶かす装置(パルパ)の落し穴Bに導かれる。シュート40からパルパへの不良紙の移動は重力で行わせてもよいが、シュート40内にエアブローを与えるなどによって不良紙を送るように構成してもよい。
引き出された不良紙は、収束ガイド20の間を通過することによって幅方向に絞られて幅狭とされた後、プルロール30のニップを通過することによって押しつぶされ帯状となってパルパの落し穴Bへと導かれ、パルパにおいて製紙用の原料に再生される。
更に、図示した実施例による装置のスタンド1はキャスタ6付きとなっているが、この不良紙処理装置が固定的に設置される場合は、キャスタを付ける必要がない。
2 リールスタンド
3 溝
4 シャフト支持体
5 シャフト
6 キャスタ
7 紙コア
8 テーパコーン
10 ベルト
11 ロール
12 変位可能なロール
20 収束ガイド
21 収束ロール
22 収束ロール
23 ガイドロール
24 ガイドロール
30 プルロール
31 上方のロール
32 下方のロール
40 シュート
A 不良ロール紙
B パルパの落し穴
Claims (4)
- 少なくとも1個の不良ロール紙をその軸回りに回転可能に支持するスタンド、同スタンドに支持された不良ロール紙から引き出された幅広の不良紙を幅方向に絞り込んで幅狭の状態にして送り出す1対のロールを具えた収束ガイド、及び同収束ガイドで幅狭とされた不良紙を挟んで引っ張って排出する1対のロールを具えたプルロールを有することを特徴とする不良紙処理装置。
- 前記スタンドが並列された複数個の不良ロール紙をその軸回りに回転可能に支持し、その不良ロール紙の1個又は2個以上から幅広の不良紙を引き出して前記収束ガイドへ送給するよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載の不良紙処理装置。
- 前記プルロールによる引き出し速度に同期させた周速度で前記不良ロール紙を回転駆動するよう構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の不良紙処理装置。
- 前記収束ガイドの1対のロールが、不良紙の幅方向に接近・離間可能に構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の不良紙処理装置。
Priority Applications (1)
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JP2004265052A JP3943101B2 (ja) | 2004-09-13 | 2004-09-13 | 不良紙処理装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2006076759A true JP2006076759A (ja) | 2006-03-23 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100979958B1 (ko) | 2008-10-15 | 2010-09-03 | 장태호 | 휴지롤의 분리 배출장치 |
AT508829A3 (de) * | 2009-09-25 | 2013-08-15 | Metso Paper Inc | Anordnung im zusammenhang mit einem aufwickler für eine faserbahn |
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- 2004-09-13 JP JP2004265052A patent/JP3943101B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR100979958B1 (ko) | 2008-10-15 | 2010-09-03 | 장태호 | 휴지롤의 분리 배출장치 |
AT508829A3 (de) * | 2009-09-25 | 2013-08-15 | Metso Paper Inc | Anordnung im zusammenhang mit einem aufwickler für eine faserbahn |
AT508829B1 (de) * | 2009-09-25 | 2014-02-15 | Metso Paper Inc | Anordnung im zusammenhang mit einem aufwickler für eine faserbahn |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3943101B2 (ja) | 2007-07-11 |
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