JP2006074666A - 無線伝送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 無線通信路が確立されない原因の特定が容易な無線伝送システムを提供する。
【解決手段】 無線伝送受信装置100と無線伝送受信装置2000から成り、電波を用いた無線通信によりソース信号を伝送する無線伝送システムであって、無線伝送送信装置100と無線伝送受信装置200との間で前記ソース信号を無線伝送する前に予め設定されている電波チャンネル全てについて順次受信を行う送受信回路2と、送受信回路2の受信結果に基づいて各電波チャンネルの使用状況に関するデータ(使用状況データ)を生成する演算装置4と、演算装置4により生成された使用状況データを外部に通知する外部インターフェイス6とを備える無線伝送システム。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線伝送送信装置と無線伝送受信装置を有し、無線伝送送信装置に供給されたAV信号等のソース信号を電波を用いた無線通信により無線伝送送信装置から無線伝送受信装置に伝送し無線伝送受信装置に接続される外部機器に出力する無線伝送システムに関する。
電波を用いた無線通信によりAV信号等のソース信号を伝送する無線伝送システムが従来から種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
従来の無線伝送システムの一例として、無線伝送送信装置と無線伝送受信装置を有する無線伝送システムであって、DVD再生機等の映像ソース機器から出力されるAV信号を離れた場所に設置したTV等の映像表示装置に無線伝送する無線伝送システムが挙げられる。
かかる無線伝送システムでは、無線伝送送信装置と無線伝送受信装置との間でまず最初に無線通信路の確立を行うプロセス(以下、無線通信路確立プロセスという)が必要である。この無線通信路確立プロセスは以下のステップ(i)〜(iv)から成る。
(i)一方の無線伝送装置(例えば無線伝送送信装置)が、それの有する電波受信機能により、これからデータを送信しようとする電波チャンネルが他の無線機器や電波発生源(例えば電子レンジ等)により使われていないかどうかを確認する。
(ii) これからデータを送信しようとする電波チャンネルが他の無線機器や電波発生源(例えば電子レンジ等)により使われていない場合、一方の無線伝送装置(この場合は無線伝送送信装置)はその電波チャンネルを使って無線通信路確立のための規定のデータを送信する。このとき、他方の無線伝送装置(この場合は無線伝送受信装置)は、通信の可能性のある電波チャンネル全てを時分割で定期的に確認し、相手局無線伝送装置から自局宛に上記規定のデータが送信されているかどうかを確認する。
(iii) 他方の無線伝送装置(この場合は無線伝送受信装置)は、自局宛のデータを受信したら、これに応じる規定の返信データ(例えば確認応答データ)を相手局宛に送信する。一方の無線伝送装置(この場合は無線伝送送信装置)は、相手局無線伝送装置からの規定の返信データを受け取ることで通信路の確立が成立したと判断し、以降上位層のデータ(AVデータ等)を無線通信する。
(iv) 上記(i)において電波チャンネルが他の無線機器や電波発生源によりすでに使われている場合、一方の無線伝送装置(この場合は無線伝送送信装置)は同様にして他の電波チャンネルの使用状況を確認する。
特開2003−309594号公報
上記無線通信路確立プロセスによって無線通信路が確立されない場合、使用者は所望の性能である無線伝送機能を使用することができないことになるが、無線通信路が確立されない原因は下記の(A)〜(C)のように複数あるため特定できない。したがって、無線通信路が確立されない原因への対応策もとれない状態となるという問題があった。
(A)上記一方の無線伝送装置が空きチャンネル(他の無線機器や電波発生源により使用されていない電波チャンネル)を調べた結果、上記(i)において使用できる電波チャンネルのすべてが他の無線機器や電波発生源により使用されており空きチャンネルがなく、上記一方の無線伝送装置は無線通信路確立のための規定のデータを送信することができない。また、この規定のデータが自局宛に送信されているかどうかについて通信の可能性のある電波チャンネル全てを時分割で定期的に確認している相手局無線伝送装置は、継続してこの処理を繰り返す。
(B)上記一方の無線伝送装置が空きチャンネルを調べた結果、空きチャンネルがあり、上記一方の無線伝送装置は無線通信路確立のための規定のデータを上記空きチャンネルを使用して送信したが、上記一方の無線伝送装置と上記他方の無線伝送装置間の物理的な距離や遮蔽物などの要因により、上記規定のデータを載せた電波が相手局無線伝送装置に届かない。
(C)上記一方の無線伝送装置が空きチャンネルを調べた結果、空きチャンネルがあり、上記一方の無線伝送装置は無線通信路確立のための規定のデータを上記空きチャンネルを使用して送信したが、相手局無線伝送装置の周辺に上記空きチャンネルと同一周波数の電波チャンネルを使用する他の無線機器や電波発生源が存在し、この影響により電波干渉が発生するため、上記規定のデータが相手局無線伝送装置に届かない。
また、上記無線通信路確立プロセスを行う従来の無線伝送システムでは、一旦無線通信路の確立が成立しソース信号のデータ通信が始まると、その後に他の無線機器や電波発生源等により電波干渉が発生して通信品質が劣化したとしても、この時点で電波チャンネルの切り替えを行うことはなく、完全にデータ通信が破綻して無線通信路の確立が途絶えた後、再度無線通信路確立プロセスにより別の電波チャンネルを選択するという処理を行っていた。このため、電波干渉が起こって通信品質が劣化している段階において、仮に他に全く電波干渉を受けないクリアな電波チャンネルがあったとしても選択されなかった。したがって、一定の通信品質を確保できない可能性が高いという問題があった。
本発明は、上記の問題点に鑑み、無線通信路が確立されない原因の特定が容易な無線伝送システムを提供することを目的とする。また、本発明は、上記の問題点に鑑み、無線通信路が確立されない原因の特定が容易であり且つ一定の通信品質を確保できない可能性を低減することができる無線伝送システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明に係る無線伝送システムは、入力したソース信号を電波に変換して送信する無線伝送送信装置と、前記無線伝送送信装置から出力される電波を受信して元のソース信号に変換して外部出力信号をする無線伝送受信装置とを有する無線伝送システムであって、前記無線伝送送信装置と前記無線伝送受信装置との間で前記ソース信号を無線伝送する前に予め設定されている電波チャンネル全てについて順次受信を行う受信手段と、前記受信手段の受信結果に基づいて各電波チャンネルの使用状況に関するデータを生成するデータ生成手段と、前記データ生成手段により生成されたデータを外部に通知する通知手段とを備える構成(以下、第1の構成という)とする。
このような構成によると、各電波チャンネルの使用状況に関するデータが外部に通知されるので、使用者が各電波チャンネルの使用状況を把握することができる。これにより、無線通信路が確立されない原因の特定が容易になる。
また、上記第1の構成の無線伝送システムにおいて、前記データ生成手段により生成されたデータに応じて、前記無線伝送送信装置と前記無線伝送受信装置との間で前記ソース信号を無線伝送する際に用いる電波チャンネルを選択する選択手段を備えるようにしてもよい。
このような構成によると、前記無線伝送送信装置と前記無線伝送受信装置との間で前記ソース信号を無線伝送する際に用いる電波チャンネルが自動的に選択されるので、使用者はチャンネル選択の煩わしさを感じないという利点を有する。なお、前記選択手段が、前記データ生成手段により生成されたデータに応じて、最も隣接チャンネルの妨害を受け難い電波チャンネルを前記無線伝送送信装置と前記無線伝送受信装置との間で前記ソース信号を無線伝送する際に用いる電波チャンネルとして選択することが望ましい。
また、上記第1の構成の無線伝送システムにおいて、前記無線伝送送信装置と前記無線伝送受信装置との間で前記ソース信号を無線伝送する際に用いる電波チャンネルに関する情報を入力する入力手段と、前記入力手段によって入力された情報に基づいて、前記無線伝送送信装置と前記無線伝送受信装置との間で前記ソース信号を無線伝送する際に用いる電波チャンネルを選択する選択手段とを備えるようにしてもよい。
このような構成によると、使用者が前記入力手段を操作することにより、所望の電波チャンネルが前記無線伝送送信装置と前記無線伝送受信装置との間で前記ソース信号を無線伝送する際に用いる電波チャンネルとして選択される。したがって、例えば、すべての電波チャンネルが空いていないことを使用状況データの内容が示していた場合でも、同一周波数を使用している電波発生源(例えば電子レンジ等)が存在しており最も電波強度の小さい電波チャンネルを強制的に使用して無線通路の確立を成立させることができる可能性が生ずる。
また、上記いずれかの構成の無線伝送システムにおいて、前記無線伝送送信装置と前記無線伝送受信装置との間で前記ソース信号を無線伝送している期間中常時或いは定期的に、予め設定されている電波チャンネル全てについて順次受信を行う監視手段と、前記監視手段の受信結果に基づいて各電波チャンネルの使用状況に関するデータを生成し、その生成したデータに基づいて各電波チャンネルの電波干渉レベルを認定する認定手段と、前記認定手段の認定結果を入力し、前記無線伝送送信装置と前記無線伝送受信装置との間で前記ソース信号の無線伝送が開始された後に、現在使用している電波チャンネルの電波干渉レベルが所定値を越えると、現在使用している電波チャンネルよりも電波干渉レベルが低い電波チャンネルを選択し、前記無線伝送送信装置と前記無線伝送受信装置との間で前記ソース信号を無線伝送する際に用いる電波チャンネルを現在使用している電波チャンネルから前記選択した電波チャンネルに切り替える切替手段とを備えるようにしてもよい。
このような構成によると、前記ソース信号の無線伝送が開始された後に、当該無線伝送システムが現在使用している電波チャンネルと同一周波数の電波チャンネルを他の無線機器が使用し始めたり、電波発生源が作動して当該無線伝送システムが現在使用している電波チャンネルと同一周波数を電波発生源が使用し始めたりすることによって、現在使用している電波チャンネルの電波干渉レベルが所定値を越えた場合に、前記無線伝送送信装置と前記無線伝送受信装置との間で前記ソース信号を無線伝送する際に用いる電波チャンネルを、現在使用している電波チャンネルから現在使用している電波チャンネルよりも電波干渉レベルが低い電波チャンネルに切り替えることができるので、一定の通信品質を確保できない可能性を低減することができる。
本発明によると、無線通信路が確立されない原因の特定が容易な無線伝送システムを実現することができる。また、本発明によると、無線通信路が確立されない原因の特定が容易であり且つ一定の通信品質を確保できない可能性を低減することができる無線伝送システムを実現することができる。
本発明の一実施形態について図面を参照して以下に説明する。本発明に係る無線伝送システムの一構成例を図1に示す。図1に示す本発明に係る無線伝送システムは無線伝送送信装置100と無線伝送受信装置200を有する。
無線伝送送信装置100は、入力端子1と、送受信回路2と、制御回路3と、演算装置4と、メモリ5と、外部インターフェイス6と、アンテナ7とを備えている。また、無線伝送受信装置200は、アンテナ8と、送受信回路9と、制御回路10と、演算装置11と、メモリ12と、出力端子13とを備えている。
無線伝送送信装置100の入力端子1はDVD再生機等の映像ソース機器300の外部出力端子に接続されており、映像ソース機器300から出力されるAV信号を入力する。入力端子1に入力されたAV信号は、送受信回路2に送られ、送受信回路2によって高周波信号(例えば、2.4GHz帯の高周波信号)に変調されたのちアンテナ7から電波として送信される。
無線伝送送信装置100から送信された高周波信号は、無線伝送受信装置200のアンテナ8によって受信され、送受信回路9によって復調され元のAV信号となって出力端子13に送られる。無線伝送受信装置200の出力端子13はTV等の映像表示装置400の外部入力端子に接続されており、映像表示装置400は無線伝送受信装置200の出力端子13から出力されるAV信号を入力してそのAV信号を再生する。
無線伝送送信装置100において、演算装置4はメモリ5に予め格納されているプログラムに従って無線伝送送信装置100全体を制御し、制御回路3は演算装置4からの指令に従って送受信回路2を制御する。また、無線伝送受信装置200において、演算装置11はメモリ12に予め格納されているプログラムに従って無線伝送受信装置200全体を制御し、制御回路10は演算装置11からの指令に従って送受信回路9を制御する。
図1に示す本発明に係る無線伝送システムでは、無線伝送送信装置100と無線伝送受信装置200との間でAV信号を無線伝送する前にまず無線通信路の確立が必要となる。以下、無線通信路の確立に関する動作について説明する。
無線伝送送信装置100の送受信回路2は、設定されている電波チャンネル全てについて順次受信を行い、その受信結果を制御回路3を介して演算装置4に出力する。演算装置4は、前記受信結果に基づいて各電波チャンネルの使用状況に関するデータ(以下、使用状況データという)を生成し、使用状況データを外部インターフェイス6に出力する。したがって、外部インターフェイス6により使用状況データを外部に通知することができる。そして、この使用状況データの外部通知により、無線通信路が確立されない原因の特定が容易になる。
ここで、使用状況データの内容の一例を図2に示す。図2では、電波チャンネルが14チャンネルあり、CH1、CH8〜CH10が空き状態(未使用)であり、CH2〜CH7、CH11〜CH14が使用状態にあることを示している。また、使用状態にあるCHの数値は100を上限とした電波の強さを示している。この場合、CH4、CH13が上限の強さを示している。また、数値の横に示すEDとED/SQは電波の種類を示している。例えばEDのみの場合は同一周波数を使用している電波発生源(例えば電子レンジ等)が存在していることを示しており、ED/SQは同一周波数の電波を出力している他の無線機器が存在していることを示している。
演算装置4は、前記受信結果に基づいて使用状況データを生成し、使用状況データを外部インターフェイス6に出力するだけでなく、生成した使用状況データに応じて無線通信に最適な電波チャンネルを選択する。例えば、生成した使用状況データの内容が図2に示すものであれば、通信可能な空きチャンネルはCH1、CH8〜CH10の4チャンネルであり、このうち最も隣接チャンネルの妨害を受け難い電波チャンネルはCH9であるので、演算装置4は、無線通信に最適な電波チャンネルとしてCH9を選択する。
制御回路3の制御により、送受信回路2は、演算装置4によって選択された電波チャンネルを使って無線通路確立のための規定のデータを送信する。
このとき、無線伝送受信装置200では、制御回路10の制御により、送受信回路9が、通信の可能性のある電波チャンネル全てについて時分割で定期的に受信を行い、その受信結果を制御回路10を介して演算装置11に出力する。演算装置11は、前記受信結果に基づいて無線伝送送信装置100から自局宛に上記規定のデータが送信されているかどうかを確認する。演算装置11は、無線伝送送信装置100から自局宛に上記規定のデータが送信されていることを確認したら、これに応じる規定の返信データ(例えば確認応答データ)を送受信回路9が送信するように制御回路10を介して送受信回路9を制御するともに、以降上位層のデータ(AV信号)を無線受信できるように無線伝送受信装置200全体を制御する。
無線伝送送信装置100では、送受信回路2が無線伝送受信装置200からの規定の返信データを受信すると、規定の返信データを受信した旨の信号を制御回路3を介して演算装置4に出力する。演算装置4は、前記規定の返信データを受信した旨の信号を入力すると、以降上位層のデータ(AV信号)を無線送信するように無線伝送送信装置100全体を制御する。
次に、本発明に係る無線伝送システムの他の構成例を図3に示す。なお、図3において図1と同一の部分には同一の符号を付し詳細な説明を省略する。図3に示す本発明に係る無線伝送システムは無線伝送送信装置101と無線伝送受信装置200を有する。無線伝送送信装置101は、図1に示す無線伝送送信装置100に新たにキー入力装置14を設けた構成であり、無線伝送送信装置100と比較して演算装置4による制御方法を若干変更している。以下、図3に示す本発明に係る無線伝送システムにおける無線通信路の確立に関する動作について説明する。
無線伝送送信装置101の送受信回路2は、設定されている電波チャンネル全てについて順次受信を行い、その受信結果を制御回路3を介して演算装置4に出力する。演算装置4は、前記受信結果に基づいて使用状況データを生成し、使用状況データを外部インターフェイス6に出力する。したがって、外部インターフェイス6により使用状況データを外部に通知することができる。そして、この使用状況データの外部通知により、無線通信路が確立されない原因の特定が容易になる。
ここで、使用者が、外部インターフェイス6から出力される使用状況データの内容を確認し、その使用状況データの内容を参酌して所望の電波チャンネルを決定する。そして、ユーザ操作により、キー入力装置14が前記所望の電波チャンネルを使用する電波チャンネルとする旨の情報を入力する。
演算装置4は、前記受信結果に基づいて使用状況データ)を生成し、使用状況データを外部インターフェイス6に出力するだけでなく、キー入力装置14に入力された情報に基づいて前記所望の電波チャンネルを選択する。
制御回路3の制御により、送受信回路2は、演算装置4によって選択された電波チャンネルを使って無線通路確立のための規定のデータを送信する。
このとき、無線伝送受信装置200では、制御回路10の制御により、送受信回路9が、通信の可能性のある電波チャンネル全てについて時分割で定期的に受信を行い、その受信結果を制御回路10を介して演算装置11に出力する。演算装置11は、前記受信結果に基づいて無線伝送送信装置101から自局宛に上記規定のデータが送信されているかどうかを確認する。演算装置11は、無線伝送送信装置101から自局宛に上記規定のデータが送信されていることを確認したら、これに応じる規定の返信データ(例えば確認応答データ)を送受信回路9が送信するように制御回路10を介して送受信回路9を制御するともに、以降上位層のデータ(AV信号)を無線受信できるように無線伝送受信装置200全体を制御する。
無線伝送送信装置101では、送受信回路2が無線伝送受信装置200からの規定の返信データを受信すると、規定の返信データを受信した旨の信号を制御回路3を介して演算装置4に出力する。演算装置4は、前記規定の返信データを受信した旨の信号を入力すると、以降上位層のデータ(AV信号)を無線送信するように無線伝送送信装置101全体を制御する。
図3に示す本発明に係る無線伝送システムにおいては、例えば、すべての電波チャンネルが空いていないことを使用状況データの内容が示していた場合、使用者が、EDのみで最も電波強度の小さい電波チャンネルを所望の電波チャンネルとして決定する。そして、使用者の操作により、キー入力装置14がEDのみで最も電波強度の小さい電波チャンネルを使用する電波チャンネルとする旨の情報を入力するようにすればよい。このように、使用者の操作により、キー入力装置14がEDのみで最も電波強度の小さい電波チャンネルを使用する電波チャンネルとする旨の情報を入力することで、EDのみで最も電波強度の小さい電波チャンネルを強制的に使用して無線通路の確立を成立させることができる可能性が生ずる。
次に、本発明に係る無線伝送システムの更に他の構成例を図4に示す。なお、図4において図1と同一の部分には同一の符号を付し詳細な説明を省略する。図4に示す本発明に係る無線伝送システムは無線伝送送信装置102と無線伝送受信装置200を有する。無線伝送送信装置102は、図1に示す無線伝送送信装置100に新たに受信回路15及びアンテナ16を設けた構成であり、無線伝送送信装置100と比較して演算装置4による制御方法を若干変更しており、制御回路3が送受信回路2だけでなく受信回路15も制御するようにしている。
図4に示す本発明に係る無線伝送システムにおける無線通信路の確立に関する動作は、図1に示す本発明に係る無線伝送システムと同様であるので説明を省略する。
図4に示す本発明に係る無線伝送システムでは、無線伝送送信装置102と無線伝送受信装置200との間でAV信号を無線伝送している期間中常時或いは定期的に、受信回路15が、設定されている電波チャンネル全てについて順次受信を行い、その受信結果を制御回路3を介して演算装置4に出力する。演算装置4は、前記受信結果に基づいて使用状況データを生成するとともに、使用状況データに基づいて各電波チャンネルの電波干渉レベルを認定する。例えば、各電波チャンネル自身の電界強度のみに基づいて各電波チャンネルの電波干渉レベルを認定してもよく、隣接チャンネル妨害も考慮する観点から、各電波チャンネル自身の電界強度と各電波チャンネルの隣接チャネルの電界強度とに基づいて各電波チャンネルの電波干渉レベルを認定してもよい。
そして、無線通信路の確立が成立しAV信号の無線伝送が開始された後に、図4に示す本発明に係る無線伝送システムが現在使用している電波チャンネルと同一周波数の電波チャンネルを他の無線機器が使用し始めたり、電波発生源が作動して図4に示す本発明に係る無線伝送システムが現在使用している電波チャンネルと同一周波数を電波発生源が使用し始めたりすることで、図4に示す本発明に係る無線伝送システムが現在使用している電波チャンネルの電波干渉レベルが所定値を越えると、演算装置4は現在使用している電波チャンネルよりも電波干渉レベルが低い電波チャンネル(例えば電波干渉レベルが最も低い電波チャンネル)を選択し、その選択した電波チャンネルを使用して再度無線通路の確立を図る。これにより、一定の通信品質を確保できない可能性を低減することができる。
また、図3に示す本発明に係る無線伝送システムにおいても、図1に示す本発明に係る無線伝送システムから図4に示す本発明に係る無線伝送システムへの変更と同様の変更を施すことができる。かかる変形を施すことにより、一定の通信品質を確保できない可能性を低減することができる。
また、上述した本発明に係る無線伝送システムの構成例においては、外部インターフェイス6により使用状況データを外部に通知するようにしていたが、これに代えて或いはこれに加えて表示手段により使用状況データを外部に通知するようにしてもよい。例えば、図1に示す本発明に係る無線伝送システムにおいて、外部インターフェイス6に代えて表示手段により使用状況データを外部に通知するようにした場合、図5に示すような構成になる。なお、図5において図1と同一の部分には同一の符号を付し詳細な説明を省略する。
図5に示す本発明に係る無線伝送システムは、図1に示す本発明に係る無線伝送システムの外部インターフェイス6に代えて駆動回路17及び表示装置18を設けた構成であり、無線伝送送信装置100と比較して演算装置4による制御方法を若干変更している。図5に示す本発明に係る無線伝送システムでは、演算装置4が使用状況データを駆動回路17に出力し、駆動回路17が入力した使用状況データに応じて表示装置18を駆動する。これにより、使用状況データの内容が表示装置18の表示画面に表示され、使用状況データが外部に通知される。
なお、本発明に係る無線伝送システムにおいて、無線伝送路確立における無線伝送送信装置と無線伝送受信装置の役割を上述した説明の場合とは逆にしてもよい。この場合、無線伝送受信装置が使用状況データの外部通知を行うことになるので、無線伝送送信装置側ではなく無線伝送受信装置側に外部インターフェイスや表示手段等を設けるようにする。さらに、図4に示す本発明に係る無線伝送システムのようにAV信号の伝送中に各電波チャンネルの電波干渉レベルを認定し、現在使用している電波チャンネルの電波干渉レベルが所定値を越えると、現在使用している電波チャンネルよりも電波干渉レベルが低い電波チャンネル(例えば電波干渉レベルが最も低い電波チャンネル)を選択し、その選択した電波チャンネルを使用して再度無線通路の確立を図る無線伝送システムにおいて、上述した説明とは逆に無線伝送受信装置側で各電波チャンネルの電波干渉レベルを認定し、現在使用している電波チャンネルの電波干渉レベルが所定値を越えると、現在使用している電波チャンネルよりも電波干渉レベルが低い電波チャンネル(例えば電波干渉レベルが最も低い電波チャンネル)を選択するようにしてもよい。この場合、無線伝送送信装置側ではなく無線伝送受信装置側に受信回路15及びアンテナ16を設けるようにする。
また、本発明に係る無線伝送システムにおいて、無線伝送送信装置と無線伝送受信装置それぞれにおいて、使用状況データを生成し、この使用状況データの外部通知するようにしてもよい。この場合、無線伝送受信装置と無線伝送受信装置それぞれが使用状況データの外部通知を行うことになるので、無線伝送送信装置側と無線伝送受信装置側それぞれに外部インターフェイスや表示手段等を設けるようにする。このような構成によると、無線伝送送信装置が外部通知する使用状況データと無線伝送受信装置が外部通知する使用状況データが得られるので、無線通信路が確立されない原因が上記(B)であるか上記(C)であるかの特定が容易になる。すなわち、使用する電波チャンネルが、無線伝送送信装置が外部通知する使用状況データと無線伝送受信装置が外部通知する使用状況データ双方で空きチャンネルであれば、無線通信路が確立されない原因が上記(B)であると特定され、使用する電波チャンネルが、無線伝送送信装置が外部通知する使用状況データと無線伝送受信装置が外部通知する使用状況データのいずれか一方のみで空きチャンネルであれば、無線通信路が確立されない原因が上記(C)であると特定される。
また、無線伝送装置の入力信号及び無線伝送受信装置の出力信号はAV信号に限らず、例えば映像信号のみや音声信号のみであっても構わない。
は、本発明に係る無線伝送システムの一構成例を示す図である。 は、使用状況データの内容の一例を示す図である。 は、本発明に係る無線伝送システムの他の構成例を示す図である。 は、本発明に係る無線伝送システムの更に他の構成例を示す図である。 は、本発明に係る無線伝送システムの更に他の構成例を示す図である。
符号の説明
1 入力端子
2、9 送受信回路
3、10 制御回路
4、11 演算装置
5、12 メモリ
6 外部インターフェイス
7、8、16 アンテナ
13 出力端子
14 キー入力装置
15 受信回路
17 駆動回路
18 表示装置
100、101 無線伝送送信装置
200 無線伝送受信装置
300 映像ソース機器
400 映像表示装置

Claims (4)

  1. 入力したソース信号を電波に変換して送信する無線伝送送信装置と、前記無線伝送送信装置から出力される電波を受信して元のソース信号に変換して外部出力信号とする無線伝送受信装置とを有する無線伝送システムにおいて、
    前記無線伝送送信装置と前記無線伝送受信装置との間で前記ソース信号を無線伝送する前に予め設定されている電波チャンネル全てについて順次受信を行う受信手段と、
    前記受信手段の受信結果に基づいて各電波チャンネルの使用状況に関するデータを生成するデータ生成手段と、
    前記データ生成手段により生成されたデータを外部に通知する通知手段とを備えることを特徴とする無線伝送システム。
  2. 前記データ生成手段により生成されたデータに応じて、前記無線伝送送信装置と前記無線伝送受信装置との間で前記ソース信号を無線伝送する際に用いる電波チャンネルを選択する選択手段を備える請求項1に記載の無線伝送システム。
  3. 前記無線伝送送信装置と前記無線伝送受信装置との間で前記ソース信号を無線伝送する際に用いる電波チャンネルに関する情報を入力する入力手段と、
    前記入力手段によって入力された情報に基づいて、前記無線伝送送信装置と前記無線伝送受信装置との間で前記ソース信号を無線伝送する際に用いる電波チャンネルを選択する選択手段とを備える請求項1に記載の無線伝送システム。
  4. 前記無線伝送送信装置と前記無線伝送受信装置との間で前記ソース信号を無線伝送している期間中常時或いは定期的に、予め設定されている電波チャンネル全てについて順次受信を行う監視手段と、
    前記監視手段の受信結果に基づいて各電波チャンネルの使用状況に関するデータを生成し、その生成したデータに基づいて各電波チャンネルの電波干渉レベルを認定する認定手段と、
    前記認定手段の認定結果を入力し、前記無線伝送送信装置と前記無線伝送受信装置との間で前記ソース信号の無線伝送が開始された後に、現在使用している電波チャンネルの電波干渉レベルが所定値を越えると、現在使用している電波チャンネルよりも電波干渉レベルが低い電波チャンネルを選択し、前記無線伝送送信装置と前記無線伝送受信装置との間で前記ソース信号を無線伝送する際に用いる電波チャンネルを現在使用している電波チャンネルから前記選択した電波チャンネルに切り替える切替手段とを備える請求項1〜3のいずれかに記載の無線伝送システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017030078A (ja) * 2015-07-30 2017-02-09 株式会社ダイヘン 可搬式操作装置及びプログラム

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JP2017030078A (ja) * 2015-07-30 2017-02-09 株式会社ダイヘン 可搬式操作装置及びプログラム

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