JP2006072395A - ローラユニット及び画像形成装置 - Google Patents
ローラユニット及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006072395A JP2006072395A JP2005344866A JP2005344866A JP2006072395A JP 2006072395 A JP2006072395 A JP 2006072395A JP 2005344866 A JP2005344866 A JP 2005344866A JP 2005344866 A JP2005344866 A JP 2005344866A JP 2006072395 A JP2006072395 A JP 2006072395A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- bearing
- shaft
- roller unit
- transfer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
【解決手段】ローラユニット10Aは、転写ローラ10と、転写ローラ10のシャフト55を回転自在に軸支する摺動面を備えシャフト55に一体的に取り付けられた軸受け52とを有する。軸受け52はプリンタ本体の軸受け保持用フック53に着脱自在にする。軸受け52の摺動面が円筒状なので軸受け52の摺動面への異物の流入を防御できる。また、軸受け52がシャフト55に一体的に取り付けられ、且つ軸受け保持用フック53に着脱自在なので、定期メンテナンス時の転写ローラ10の交換で軸受け52も交換される。よつて、転写ローラ10のみを交換した場合よりもシャフト55の安定した摺動性を維持できる。
【選択図】図2
Description
このような要望に応える構成のローラユニットとしては、例えば、特開平2−150505号公報の「軸受け機構」や、特開平5―333721号公報の「転写ローラ」などが知られている。
また、特開平5―333721号公報の「転写ローラ」は、転写ローラの両端保持部について、本体フレームと軸受保持部とを一体化することで、部品点数を減らすとともに組立て精度を向上し、さらにはこれによって複写精度の向上も期待することを目的としている。
なお、特開平2−150505号公報の「軸受け機構」では、ローラのシャフトが接する軸受けの摺動面に設けた溝により、該摺動面に入り込んだ現像剤を掻き集めるようにしているが、該摺動面に一定量以上のトナーが流入した場合には、該溝により掻き集めることが難しく、また、該軸受けの摺動面の面積も少なくなる構成であるため、異物の流入によって該摺動面の摩耗が加速度的に悪化する虞が高く、該摺動面とシャフトとの回転摩擦力のアップによるローラユニットのトルクアップや回転ムラが発生して、画像にジッターが発生する可能性がある。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、ローラのシャフトを回転自在に軸支する軸受けの摺動面への異物の流入を積極的に防御でき、且つ、該ローラの交換により安定した回転性能を維持させることができるローラユニット及び画像形成装置を提供することである。
転写ローラ10は、図2に示すように、芯金としてのシャフト55にゴム等からなるローラ部を設けて構成されている。
ローラユニット10Aは、転写ローラ10と、軸受け52と、ギャップコロ51とで、プリンタ本体に対して脱着可能な1つのユニットとなっている。
上記ギャップコロ51は、転写ローラ10に対向配置される回転体としての感光体1に当接して、該感光体1の回転軸1aと転写ローラ10のシャフト55との離間距離(図1参照)を所定の寸法に規制するための規制手段として機能するものであって、該シャフト55の軸受け52よりも外方の両側部に配設されている。
図3は、該軸受け保持用フック53に対して軸受け52が装着されるときの状態を示す断面図で、転写ローラ10に取り付けられる軸受け52の中央部には、該軸受け保持用フック53に対して該軸受け52を挿入しやすくするための周状の切り込み52aが設けられている。この周状の切り込み52aの四つの角部には、C面カット状の面取りがなされている。
これにより、該軸受け保持用フック53に対して軸受け52を矢印方向に容易に挿入できるようになる。また、この軸受け52の周状の切り込み52aが軸受け保持用フック53に係合することで、該軸受け保持用フック53によって軸受け52のスラスト方向の盲動が規制され、該ローラユニット10Aがプリンタ本体側の軸受け装着部に対して確実に保持される。また、軸受け52には、上記転写加圧スプリング54をガイドするためのボス52bが形成されている。
従って、このローラユニット10Aにおいては、該メンテナンス時に該転写ローラ10のみを交換した場合に比べて、該軸受け52に対する転写ローラ10のシャフト55の安定した摺動性を長期にわたって維持させることができる。
このローラユニット10Bにおいては、シャフト55を伝わって流入しようとする異物が、上記周状の溝55a及びフランジ状の座55bで堰き止められて、軸受け52の摺動面とシャフト55の間への異物の流入をより確実に防止できるようになる。
ここで、該規制手段が図2に示したギャップコロ51のような独立した部品であると、ローラユニットとしての部品点数が増加し、ローラユニットのコストが高くなる。また、該ギャップコロ51で規制手段構成した場合には、該ギャップコロ51と軸受け52とのシャフト55に対する配設位置が、該シャフト55の軸方向の異なった位置となる。このため、ギャップコロ51と感光体1との当接により発生するモーメントによって、軸受け52に対するシャフト55の摺動抵抗が増大される。
これに対し、このローラユニット10Cにおいては、該規制手段としてのギャップ規制部52cが軸受け52に設けられているので、ユニットの部品点数が低減される。また、該ギャップ規制部52cと軸受け52とのシャフト55に対する配設位置がほぼ同一の位置となるので、該シャフト55の摺動抵抗を増大させるようなモーメントの発生が回避される。
そこで、本実施形態のプリンタにおいては、図6に示すように、上記軸受け52に把手52dを設けた構成とする。これにより、オペレータは、この軸受け52に設けた把手52dを持って、転写ローラ10に触れることなく、ローラユニットの着脱操作を行うことができるようになる。また、軸受け52に把手52dが設けられることで、該把手52dを独立した部品として設ける必要がなくなり、該把手52dを設けたことに因る部品点数の増加を回避できる。
2 帯電ローラ
3 現像ユニット
4 クリーニングユニット
6 潜像買い込みユニット
9 給紙ローラ
10 転写ローラ
10A,10B,10C ローラユニット
11 レジストローラ
16 定着装置
51 ギャップコロ
52 軸受け
52a 軸受けの切り込み
52b 軸受けのボス
52c 軸受けのギャップ規制部
52d 軸受けの把手
53 軸受け保持用フック
54 転写加圧スプリング
55 シャフト
55a シャフトの周状の溝
55b シャフトのフランジ状の座
100 プロセスカートリッジ
Claims (6)
- 画像形成を行う画像形成装置に搭載されるローラユニットであって、
該ローラユニットは、少なくとも、画像形成に関与するローラと、該ローラのシャフトを回転自在に軸支する円筒状の摺動面を備えた該シャフトに対して一体的に取り付けられた軸受けとを有し、且つ、該軸受けが画像形成装置本体に設けられた軸受け装着部に対して着脱自在に構成されていることを特徴とするローラユニット。 - 請求項1のローラユニットにおいて、
上記ローラは、転写ローラであることを特徴とするローラユニット。 - 請求項1又は2のローラユニットにおいて、
上記シャフトの上記軸受けが取り付けられる部位の両側部に、周状の溝もしくはフランジ状の座を設けたことを特徴とするローラユニット。 - 請求項1、2又は3のローラユニットにおいて、
上記ローラに対向配置される回転体に当接して、該回転体の回転軸と該ローラのシャフトとの離間距離を所定の寸法に規制するための規制手段を、上記軸受けに設けたことを特徴とするローラユニット。 - 請求項1、2、3又は4の画像形成装置において、
上記軸受けに把手を設けたことを特徴とするローラユニット。 - 画像形成を行う画像形成装置において、
請求項1、2、3、4又は5のローラユニットを有していることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005344866A JP2006072395A (ja) | 2005-11-30 | 2005-11-30 | ローラユニット及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005344866A JP2006072395A (ja) | 2005-11-30 | 2005-11-30 | ローラユニット及び画像形成装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30316199A Division JP2001125394A (ja) | 1999-10-25 | 1999-10-25 | ローラユニット及び画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006072395A true JP2006072395A (ja) | 2006-03-16 |
JP2006072395A5 JP2006072395A5 (ja) | 2006-12-21 |
Family
ID=36153008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005344866A Pending JP2006072395A (ja) | 2005-11-30 | 2005-11-30 | ローラユニット及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006072395A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020134603A (ja) * | 2019-02-15 | 2020-08-31 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP7443045B2 (ja) | 2019-12-16 | 2024-03-05 | キヤノン株式会社 | シート搬送装置及び画像形成装置 |
-
2005
- 2005-11-30 JP JP2005344866A patent/JP2006072395A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020134603A (ja) * | 2019-02-15 | 2020-08-31 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP7215203B2 (ja) | 2019-02-15 | 2023-01-31 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP7443045B2 (ja) | 2019-12-16 | 2024-03-05 | キヤノン株式会社 | シート搬送装置及び画像形成装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5574546B2 (ja) | 画像形成装置及びそれに搭載される着脱可能な現像剤収容容器 | |
US20040123919A1 (en) | Developer supply container | |
US9436126B1 (en) | Toner inlet port alignment features for a developer unit of an electrophotographic image forming device | |
US7676183B2 (en) | Toner supply device and developing unit using the same for use in an image forming apparatus for performing image formation with toner | |
JP4687642B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5961575B2 (ja) | トナー搬送機構及び画像形成装置 | |
KR101985572B1 (ko) | 반송 장치, 프로세스 카트리지, 및 화상 형성 장치 | |
JP2006072395A (ja) | ローラユニット及び画像形成装置 | |
JP5581636B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP3578012B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US9285712B2 (en) | Developing device and process cartridge for suppressing toner leakage | |
JP2001125394A (ja) | ローラユニット及び画像形成装置 | |
JP2007051744A (ja) | 軸受、現像装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置 | |
JP2006276530A (ja) | 回転体支持構造及びこれを用いた粉体処理装置 | |
JP7215203B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2016110134A (ja) | プロセスカートリッジ、画像形成装置および離間部材 | |
JP5887815B2 (ja) | 着脱ユニットおよび画像形成装置 | |
JP4028953B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2000242063A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5901997B2 (ja) | プロセスユニットおよびこれを備えた画像形成装置 | |
JP4200020B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2021152629A (ja) | 現像装置およびこれを備えた画像形成装置 | |
US10156827B2 (en) | Cartridge and image forming apparatus | |
JP2005298217A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5743359B2 (ja) | 画像形成装置及びそれに搭載される着脱可能な現像剤収容容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061025 |
|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20061025 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20061222 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070202 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20070403 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070608 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070824 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071005 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071221 |