JP2006070519A - 自動ドアの開閉制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】電気錠仕様と手動錠仕様の何れの自動ドアにも自動ドアの開閉制御方法を提供する。
【解決手段】ステップS60で電気錠仕様フラグがセットされているか否かを判定する。肯定判定であればステップS65で、玄関ドア2を閉端位置において、電気錠が確実に施錠されるように、閉方向へ4秒間押し付ける処理を開始する。この処理は、ステップS70で上記押し付け処理開始から4秒経過したと判定されるまで行なわれる。4秒経過が判定されるとステップS10へ戻る。ステップS60で電気錠仕様フラグがセットされていないと判定されると、ステップS75で玄関ドア2を閉端位置において、閉方向へ1秒押し付ける処理を開始する。この処理は、ステップS80で上記押し付け処理開始から1秒経過したと判定されるまで行なわれる。1秒経過が判定されるとステップS10へ戻る。
【選択図】図4
【解決手段】ステップS60で電気錠仕様フラグがセットされているか否かを判定する。肯定判定であればステップS65で、玄関ドア2を閉端位置において、電気錠が確実に施錠されるように、閉方向へ4秒間押し付ける処理を開始する。この処理は、ステップS70で上記押し付け処理開始から4秒経過したと判定されるまで行なわれる。4秒経過が判定されるとステップS10へ戻る。ステップS60で電気錠仕様フラグがセットされていないと判定されると、ステップS75で玄関ドア2を閉端位置において、閉方向へ1秒押し付ける処理を開始する。この処理は、ステップS80で上記押し付け処理開始から1秒経過したと判定されるまで行なわれる。1秒経過が判定されるとステップS10へ戻る。
【選択図】図4
Description
本発明は、自動ドアの開閉制御方法に関するものである。
住宅玄関向け自動ドアには、電気錠仕様と手動錠仕様がある。電気錠仕様には、ドア本体に電気錠ユニットを組み込んだものがある。この場合は、閉端位置で電気錠ユニットに給電して施・解錠する必要がある。このため、戸当たりとドアの戸先部分にジャンクションスイッチの端子を配設して、ドアが閉端位置に到達したとき電気的接続が確保されるようになっている。そして、ジャンクションスイッチの各端子には、当接する際の衝撃を吸収するための緩衝バネが付装されている。緩衝バネがドア閉塞時に衝撃を吸収して収縮する。電気錠の施・解錠完了には、2〜3秒の時間がかかるため、その間に収縮した緩衝バネの反作用としてドアを開方向へ跳ね返すことがある。このため、電気錠の施・解錠時及び閉動作完了後には、所定時間(通常4秒)閉方向へドアを押し付けて施・解錠の確実性を期している。
一方、手動錠仕様の場合は、ドアを閉めた直後すぐに開けたいという場合があり、閉動作完了後に閉方向へドアを押し付ける時間を電気錠の場合よりも短い時間(通常1秒)としている。このため、電気錠仕様用と手動錠仕様用の2種類のドア開閉コントローラが必要であった。しかしながら、このように2種類のドア開閉コントローラを用意することは経済的ではない。
無し
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、電気錠仕様と手動錠仕様の何れの自動ドアにも対応できる自動ドアの開閉制御方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の自動ドアの開閉制御方法は、ドア開閉コントローラによりリニアモータを駆動してドアを開閉する自動ドアであって、ドアが閉端位置において待機中に、前記ドア開閉コントローラに入力される起動信号が電気錠信号である場合は、該ドアを電気錠仕様として閉動作完了後、所定時間ドアを閉方向に押し付ける閉方向押し付け処理を行ない、前記ドア開閉コントローラに入力される起動信号が、手動でドアを開方向へ所定距離移動させることによるアシスト起動信号である場合は、該ドアを手動錠仕様として閉動作完了後、前記電気錠仕様における閉方向押し付け処理よりも短時間の閉方向押し付け処理を行なうことを特徴とする。
上記自動ドアの開閉制御方法によれば、ドアが閉端位置において待機中に、ドア開閉コントローラに入力される起動信号が電気錠信号である場合と、手動でドアを開方向へ所定距離移動させることによるアシスト起動信号である場合とにより、閉動作完了後、ドアを閉方向に押し付ける閉方向押し付け動作の時間を切り替え、手動錠仕様の場合は電気錠仕様における閉方向押し付け動作時間よりも短時間とする。従って、電気錠仕様と手動錠仕様の2種類のドア開閉コントローラを必要としないから経済的である。また、オプションにより手動錠仕様から電気錠仕様に変更した場合でも、ドア開閉コントローラの仕様を変更する必要がない等の効果がある。
電気錠仕様と手動錠仕様の何れの自動ドアにも対応できる自動ドアの開閉制御方法を提供するという目的を、ドアが閉端位置において待機中に、ドア開閉コントローラに入力される起動信号が電気錠信号である場合と、手動でドアを開方向へ所定距離移動させることによるアシスト起動信号である場合とにより、閉動作完了後、ドアを閉方向に押し付ける閉方向押し付け動作の時間を切り替えて、手動錠仕様の場合は電気錠仕様における閉方向押し付け処理動作よりも短時間とすることにより実現した。
本発明の実施例について添付図面を参照して説明する。図1は、電気錠仕様の自動玄関ドア装置1の概略の構成図である。玄関ドア2は、リニアモータ3によって開閉される。玄関ドア2は、上端を図示しないレールに移動自在に吊持されるとともに、リニアモータ3の可動子32と連結されている。リニアモータ3は、固定子31と該固定子31に対して相対移動自在な可動子32とからなり、ドア開閉コントローラ5により所定の開閉プログラムに基づいて駆動制御される。玄関ドア2のドア本体2a内には、電気錠ユニット6が配設されている。
電気錠ユニット6は、電気錠コントローラ7から出力される電気錠信号(施・解錠信号)に基づいて作動する。電気錠コントローラ7への施・解錠キー(図示せず)からの施・解錠指令信号の送信は、無線通信により行なう。また、電気錠信号はドア開閉コントローラ5に入力される。これにより、ドア開閉コントローラ5は、後述する電気錠仕様の開閉制御を実行する。電気錠ユニット6に対する電源供給及び電気錠ユニット6と電気錠コントローラ7間の接続は、ジャンクションスイッチ8を介して行なわれる。
図2に示すようにジャンクションスイッチ8は、玄関ドア2の戸先9に配設した電源接続用可動端子10a,10b及び信号入出力用可動端子10cと、これに対向させて玄関の戸当たり11に配設した固定端子12a,12b及び信号入出力用固定端子12cとから構成される。電源接続用可動端子10a,10b及び信号入出力用可動端子10cは、電気錠ユニット6に接続されている。また、固定端子12a,12bは、AC100Vの電源に接続されている。信号入出力用固定端子12cは、電気錠コントローラ7に接続されている。各可動端子10a,10b,10cは戸先9から突出させ、玄関ドア2が閉端位置で戸当たり11に当接したとき、固定端子12a,12b,12cに当接して所定ストローク後退する。この場合の衝撃を緩和するため、各可動端子10a,10b,10cには緩衝バネ13a,13b,13cが巻装されている。
図3は、手動錠仕様の自動玄関ドア装置21の概略の全体図である。上記電気錠仕様の場合と同様、玄関ドア2は、リニアモータ3によって開閉される。図示しないレールに移動自在に吊持された玄関ドア2は、リニアモータ3の可動子32と連結されている。手動錠仕様の玄関ドア2のドア本体2a内には、手動錠ユニット26が配設されている。手動錠仕様の自動玄関ドア装置21は、玄関ドア2を手動で開方向へ所定距離(2cm程度)移動させることによるアシスト起動によりドア開閉コントローラ25が起動され、後述する手動錠仕様の開閉制御を実行する。
上記電気錠仕様の自動玄関ドア装置1と手動錠仕様の自動玄関ドア装置21の開閉制御に於いては、閉端位置で待機中の玄関ドアの起動方法と閉動作完了後の押し付け動作時間とが異なる。従って、起動方法により閉動作完了後の押し付け処理を切り替える開閉制御ソフトをドア開閉コントローラ5及びドア開閉コントローラ25に組み込めば、両者を共通化して1機種とすることができる。
図4は、ドア開閉コントローラ5とドア開閉コントローラ25を共通化できる開閉制御処理の概略を示したフローチャートである。玄関ドア2が閉端位置において待機中の状態で処理が開始される。ステップS10で電気錠コントローラ7からの電気錠ユニット6に対する解錠信号を受信したか否かを判定する。否定判定であれば、ステップS15でアシスト起動の有無を判定する。否定判定であれば、ステップS10へ戻る。肯定判定であれば手動錠仕様の自動玄関ドア装置21としてステップS40へ進む。
上記ステップS10で肯定判定であれば、電気錠仕様の自動玄関ドア装置1として、ステップS20で電気錠仕様フラグをセットする。そして、ステップS25で玄関ドア2を閉端位置において、電気錠が確実に解錠されるように、閉方向へ4秒間押し付ける処理を開始する。ステップS30で上記押し付け処理開始から4秒経過したか否かを判定する。否定判定ならばステップS35で、電気錠コントローラ7が電気錠ユニット6からの解錠完了信号を受信したか否かを判定する。否定判定ならばステップS30の判定処理に戻る。ステップS30若しくはステップS35の何れかで肯定判定ならば、ステップS40へ進む。
ステップS40では所定の開制御処理を行なう。開制御処理はステップS45で玄関ドア2が開端位置に到達したと判定されるまで行なう。開端位置に到達した玄関ドア2に対しては、ステップS50で所定の閉制御処理が行なわれる。閉制御処理はステップS55で玄関ドア2が閉端位置に到達したと判定されるまで行なう。ステップS55で肯定判定ならば、ステップS60で電気錠仕様フラグがセットされているか否かを判定する。肯定判定であればステップS65で、玄関ドア2を閉端位置において、電気錠が確実に施錠されるように、閉方向へ4秒間押し付ける処理を開始する。この処理は、ステップS70で上記押し付け処理開始から4秒経過したと判定されるまで行なわれる。4秒経過が判定されるとステップS10へ戻る。
上記ステップS60で電気錠仕様フラグがセットされていないと判定されると、ステップS75で玄関ドア2を閉端位置において、閉方向へ1秒押し付ける処理を開始する。この処理は、ステップS80で上記押し付け処理開始から1秒経過したと判定されるまで行なわれる。1秒経過が判定されるとステップS10へ戻る。
上記したように本発明の自動玄関ドアの開閉制御方法によれば、玄関ドア2が閉端位置において待機中に、ドア開閉コントローラに入力される起動信号が電気錠信号である場合と、手動でドアを開方向へ所定距離移動させることによるアシスト起動信号である場合とにより、閉動作完了後、ドアを閉方向に押し付ける閉方向押し付け処理の時間を切り替えて、手動錠仕様の場合は電気錠仕様における閉方向押し付け処理時間である4秒よりも短い1秒とする。
従って、電気錠仕様用と手動錠仕様用の2種類のドア開閉コントローラを必要としないから経済的である。また、オプションにより手動錠仕様から電気錠仕様に変更した場合でも、ドア開閉コントローラの仕様を変更する必要がない等の利点がある。
1 電気錠仕様の自動玄関ドア装置
2 玄関ドア
3 リニアモータ
5,25 ドア開閉コントローラ
6 電気錠ユニット
7 電気錠コントローラ
21 手動錠仕様の自動玄関ドア装置
26 手動錠ユニット
2 玄関ドア
3 リニアモータ
5,25 ドア開閉コントローラ
6 電気錠ユニット
7 電気錠コントローラ
21 手動錠仕様の自動玄関ドア装置
26 手動錠ユニット
Claims (1)
- ドア開閉コントローラによりリニアモータを駆動してドアを開閉する自動ドアであって、
ドアが閉端位置において待機中に、前記ドア開閉コントローラに入力される起動信号が電気錠信号である場合は、該ドアを電気錠仕様として閉動作完了後、所定時間ドアを閉方向に押し付ける閉方向押し付け処理を行ない、
前記ドア開閉コントローラに入力される起動信号が、手動でドアを開方向へ所定距離移動させることによるアシスト起動信号である場合は、該ドアを手動錠仕様として閉動作完了後、前記電気錠仕様における閉方向押し付け処理よりも短時間の閉方向押し付け処理を行なうことを特徴とする自動ドアの開閉制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004253772A JP2006070519A (ja) | 2004-09-01 | 2004-09-01 | 自動ドアの開閉制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004253772A JP2006070519A (ja) | 2004-09-01 | 2004-09-01 | 自動ドアの開閉制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006070519A true JP2006070519A (ja) | 2006-03-16 |
Family
ID=36151427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004253772A Withdrawn JP2006070519A (ja) | 2004-09-01 | 2004-09-01 | 自動ドアの開閉制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006070519A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2026293A2 (en) | 2006-03-15 | 2009-02-18 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Image reading device |
-
2004
- 2004-09-01 JP JP2004253772A patent/JP2006070519A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
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EP2026293A2 (en) | 2006-03-15 | 2009-02-18 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Image reading device |
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Legal Events
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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