JP2006070403A - プリント生地 - Google Patents

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寿一 杉谷
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    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N59/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing elements or inorganic compounds
    • A01N59/16Heavy metals; Compounds thereof

Abstract

【課題】 抗菌防臭効果及び脱臭効果に優れたプリント生地の提供。
【解決手段】 プリント生地1は、金属ナノ粒子21が付着した生地2上にプリント層3等が形成されている。金属ナノ粒子21を形成する金属としては、金、銀、白金、銅、パラジウム及びタングステンよりなる群から選ばれた少なくとも一種が好ましい。本発明のプリント生地1によれば、金属ナノ粒子21が生地2に付着しているので、優れた抗菌防臭効果及び脱臭効果を示す。
【選択図】 図1

Description

本発明は、金属ナノ粒子を利用したプリント生地に関する。
従来から、肩こりや腰痛等の疼痛の改善を目的としたプリント生地としては、例えば、接触電位差を生じるゲルマニウム、シリコン等の物質を微粉末化し、該微粉末化した物質を熱転写接着剤に混入し、この熱転写接着剤を生地上に接着させたプリント生地が開示されている(特許文献1参照)。
特開平9−39407号公報
ところで、この種のプリント生地は、肌に密着させた状態で長時間使用することが多い。このため、プリント生地の使用中に菌の増殖を防止したり、臭いの発生を防止することが望まれている。しかしながら、従来のプリント生地には、かかる機能を有するものはほとんどないのが実情である。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、抗菌防臭効果及び脱臭効果に優れたプリント生地を提供することを主たる目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意検討した結果、プリント生地を構成する生地に金属ナノ粒子を付着させることにより、上記課題が解決できることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、請求項1の発明は、金属ナノ粒子が付着した生地上にプリント層が形成されていることを特徴とするプリント生地に関する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のプリント生地において、前記金属ナノ粒子を形成する金属が、金、銀、白金、銅、パラジウム及びタングステンよりなる群から選ばれた少なくとも一種であることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載のプリント生地において、前記プリント層として、半導体または金属から選ばれたナノ粒子と、金属または半導体から選ばれ、前記ナノ粒子と接触することで界面電位差を生じるミクロ粒子とを含有する第1プリント層が形成されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3に記載のプリント生地において、前記ナノ粒子としてゲルマニウム若しくはシリコンから選ばれた半導体または金、銀、白金、銅、パラジウム及びタングステンよりなる群から選ばれた金属と、前記ミクロ粒子として金、銀、鉄及びアルミニウムよりなる群から選ばれた金属又はゲルマニウム若しくはシリコンから選ばれた半導体を含有することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項2に記載のプリント生地において、前記プリント層として、半導体または金属から選ばれたナノ粒子と、自発分極を有するミクロ粒子とを含有する第2プリント層が形成されていることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5に記載のプリント生地において、前記ナノ粒子としてゲルマニウム若しくはシリコンから選ばれた半導体または金、銀、白金、銅、パラジウム及びタングステンよりなる群から選ばれた金属と、前記ミクロ粒子としてトルマリンを含有することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項3に記載の第1プリント層及び請求項5に記載の第2プリント層と混在して、遠赤外線を放射する無機物粉体と、放射線を放射する鉱石粉体とを含有する第3プリント層が形成されていることを特徴とするプリント生地に関する。
請求項8の発明は、請求項7に記載のプリント生地において、前記プリント層が平面視で水玉模様を形成していることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1〜8のいずれかに記載のプリント生地を使用したマット類に関する。
本発明のプリント生地によれば、金属ナノ粒子が生地に付着しているので、優れた抗菌防臭効果及び脱臭効果を示す。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の一例を示すプリント生地の概略断面図である。
プリント生地1は、金属ナノ粒子21が付着した生地2、この生地2上に形成されたプリント層3等を備えている。このプリント生地1は、例えば、金属ナノ粒子21を付着させた生地2を原料として、前記プリント層3等を形成するための印刷インクを前記生地2上にスクリーン印刷することにより製造される。このようにして得られるプリント生地1は、金属ナノ粒子21が生地2に付着しているので、優れた抗菌防臭効果及び脱臭効果を発揮するとともに、後述するようにプリント層3を特定の構成とすることで、従来に比べて短時間で疼痛の緩和を促進するという優れた効果を発揮する。
生地2は、スクリーン印刷に適用可能な素材から形成されたものであれば特に限定されず、例えば、天然繊維、再生繊維、半合成繊維または合成繊維を素材とする織布、編布または不織布などが用いられる。
金属ナノ粒子21とは、ナノサイズの粒径を有する金属をいう。金属ナノ粒子21の粒径は、通常、900nm以下であれば特に限定されないが、プリント生地1の抗菌防臭効果及び脱臭効果の観点から、例えば、1〜800nmが好ましく、1〜500nmが更に好ましく、1〜100nmが特に好ましい。ここで、金属ナノ粒子21の粒径は、操作型電子顕微鏡(SEM)を使用して金属ナノ粒子21のナノレベルオーダーの粒度分布を調べることにより行う。そして、粒度分布がほぼ単分散の場合は、当該分布の中で最も度数の大きい粒径を金属ナノ粒子21の粒径とする。一方、粒度分布が多分散の場合は、その平均値を金属ナノ粒子21の粒径とする。なお、実施態様によっては、金属ナノ粒子21の粒径を測定したときに、1μm以上の粒子が含まれる場合もあるが、かかる場合でも本発明における金属ナノ粒子21の粒径は、ナノレベルオーダー(1〜999nm)の粒度分布を基準にして算出される。
生地2に対する金属ナノ粒子21の付着量は、粒径が上記範囲であれば微量であっても抗菌防臭効果及び脱臭効果が発揮されるので特に限定されず、例えば、生地2の重さに対する金属ナノ粒子21の付着量で表せば、0.1〜3ppm程度で十分である。
金属ナノ粒子21を形成する金属の種類は特に限定されず、例えば、金、銀、白金、銅、パラジウム及びタングステン等が挙げられ、これらのうち、少なくとも1種が生地2に付着されていればよい。
また、生地2に金属ナノ粒子21を単独で付着させてもよいが、プリント生地1の使用態様によっては、バインダー樹脂とともに付着させてもよい。例えば、プリント生地1を洗濯して繰り返し使用する用途に供する場合には、プリント生地1を洗濯したときの金属ナノ粒子21の脱落を防止するため、例えば、ポリウレタン樹脂、アクリル樹脂等のバインダー樹脂とともに付着させることができる。
金属ナノ粒子21が付着した生地2は、例えば、生地2を金属ナノ粒子21の分散液に浸漬する浸漬工程、該分散液に浸漬された生地2を圧搾する圧搾工程、次いで圧搾された生地2を乾燥する乾燥工程を経て製造される。図4は、金属ナノ粒子21を生地2に付着させる製造工程の一例を示すものであり、上流から下流(図中左から右)に沿って、送りローラ71,金属ナノ粒子分散液81、絞りローラ73、ガイドローラ76,76、テンションローラ74、乾燥機82及び送りローラ75,75,75が配設されている。
まず、生地2は、送りローラ71により下方にある金属ナノ粒子分散液81まで案内される。分散液81の中には浸漬ローラ72が配設されており、生地2は浸漬ローラ72の下を通過して上方に引き上げられる(浸漬工程)。次いで、生地2は絞りローラ73で圧搾され(圧搾工程)、続いて、ガイドローラ76、テンションローラ74,ガイドローラ76を通過した後に乾燥機82の中を通過する(乾燥工程)。最後に、乾燥工程を経た生地2は送りローラ75,75,75を通過して仕上がり生地とされる。
金属ナノ粒子分散液81における金属ナノ粒子21の濃度は、生地2に対する金属ナノ粒子21の目標付着量に応じて適宜設定すればよく特に限定されないが、通常は1〜100ppmである。また、絞りローラ73による絞り圧力は、生地2の素材、厚み等に応じて適宜変更可能であるが、通常は50〜200%が好ましい。さらに、乾燥機82の乾燥方式としては、例えば、ローラ乾燥、熱風乾燥等が挙げられる。熱風乾燥を行う場合には、生地2に対する金属ナノ粒子21の付着状態を維持するために、風速を50cm/秒以下に設定することが好ましい。また、乾燥温度は通常100℃前後であるが、金属ナノ粒子分散液中に前記バインダー樹脂が含有されている場合には、該バインダー樹脂の乾燥を促進するため120〜150℃で乾燥することが好ましい。
金属ナノ粒子の分散液は、公知の方法、例えば、気相中に高温で蒸発させた金属の蒸気を供給し、ガス分子との衝突により急冷させて微粒子を形成する気相法、金属イオンを溶解した溶液に還元剤を添加して金属イオンの還元を行う溶液法(液相法)、水中アーク放電による溶融法などにより合成できる。また、上記の方法により製造された金属ナノ粒子の分散液には、通常副生成物である塩や分解生成物などが溶解しているが、本発明では、かかる副生成物を、例えば限外ろ過法、電気透析法等の公知の方法により除去して、純水中に金属ナノ粒子のみが実質的に分散している分散液を使用することが好ましい。
第1プリント層3は、半導体または金属から選ばれたナノ粒子と、金属または半導体から選ばれ、前記ナノ粒子と接触することで界面電位差を生じるミクロ粒子とがインク樹脂中に分散した状態で生地2上に固着されている。第1プリント層3をかかる構成とすることにより、従来に比べて短時間で疼痛の緩和を促進するという優れた効果を発揮する。
ナノ粒子とは、ナノサイズの粒径を有する半導体または金属をいう。ナノ粒子の粒径は、通常、900nm以下であれば特に限定されないが、疼痛の緩和促進の観点から、例えば、1〜800nmが好ましく、1〜500nmが更に好ましく、1〜100nmが特に好ましい。なお、ナノ粒子の粒径は、上記金属ナノ粒子21と同様の方法により算出される。
ナノ粒子として用いられる半導体としては、例えば、ゲルマニウム、シリコン等の真性半導体、n型半導体、p型半導体等の不純物半導体が挙げられる。また、ナノ粒子として用いられる金属としては、例えば、金、銀、白金、銅、パラジウム及びタングステン等が挙げられる。本発明では、前記ナノ粒子のうち、少なくとも1種を用いればよい。また、前記半導体と金属の中では、鈍痛の緩和促進の観点から、半導体を用いることが好ましい。
ナノ粒子の配合割合は、疼痛の緩和促進及び経済性の観点から、インク樹脂100重量部に対して、好ましくは0.0001〜1重量部である。
ミクロ粒子とは、ミクロンサイズの粒径を有する金属または半導体をいう。このようなミクロ粒子は、前記金属または半導体をミクロンサイズまで細粒化して得られるものである。ミクロ粒子の大きさは、プリント生地1の疼痛緩和を促進する観点から、1.0〜10μmが好ましく、1.0〜5.0μmが更に好ましい。
ミクロ粒子として用いられる金属としては、前記ナノ粒子と接触することで界面電位差を生じる金属のうち、金、銀、鉄及びアルミニウム等が挙げられる。また、ミクロ粒子として用いられる半導体としては、前記ナノ粒子と接触することで界面電位差を生じる半導体のうち、ゲルマニウム、シリコン等の真性半導体、n型半導体、p型半導体等の不純物半導体が挙げられる。本発明では、前記ミクロ粒子のうち、少なくとも1種を用いればよい。
ミクロ粒子の配合割合としては、疼痛の緩和効果、堅牢性及び経済性を確保する観点から、インク樹脂100重量部に対して1〜30重量部が好ましく、5〜20重量部が更に好ましく、5〜15重量部が特に好ましい。
インク樹脂としては、印刷用に用いられる公知のインク樹脂であれば特に限定されず、例えば、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂、アルキド樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられ、これらは単独で又は2種以上を混合して用いることができる。
また、第1プリント層3には、疼痛の緩和効果を高めるために、上記成分の他に、放射線を放射する鉱石粉体を含有させてもよい。かかる鉱石としては、例えば、モナズ石、天照石、デービド鉱、ブランネル石、センウラン鉱、ニンギョウ石、リンカイウラン石、カルノー石、チャムン石、メタチャムン石、フランセビル石、トール石、コフィン石、サマルスキー石、トリウム石、トロゴム石等が挙げられる。これらの中ではモナズ石と天照石が好ましく用いられる。前記鉱石の粒径は特に限定されず、通常0.1〜10μm程度に細粒化したものを用いればよい。また、前記鉱石粉体の配合割合は、インク樹脂100重量部に対して1〜30重量部が好ましく、5〜20重量部が更に好ましく、5〜15重量部が特に好ましい。
なお、第1プリント層3には、本発明の効果を損なわない範囲で、例えば、前記ナノ粒子またはミクロ粒子がインク樹脂中で凝集するのを防止するために分散剤を含有させたり、第1プリント層3の厚みを増すために発泡剤を含有させることができる。また、第1プリント層3には、公知の印刷インク中に含まれる添加剤、例えば、色剤としての顔料、消泡剤、酸化防止剤、及び光安定剤等の各種の添加剤を適宜含有させることができる。前記添加成分は、後述する第2プリント層4と第3プリント層5についても同様に含有させることができる。
第1プリント層3の形態は特に限定されないが、肌との接触面積を広げつつ生地としての風合いを維持する観点から、ドット(点)を生地2上に多数散在させた水玉模様とすることが好ましい。ドットの形状は特に限定されず、例えば、三角形、四角形、多角形、半円形、円形、楕円形等が挙げられる。また、ドットの大きさについても特に限定されず、通常は1〜10mmの範囲で適宜選択することができる。また、第1プリント層3の印刷量としては、疼痛の緩和を促進する観点から、少なくとも10g/m以上が好ましい。
生地2上に第1プリント層3が印刷されたプリント生地1によれば、ゲルマニウム粉体などを生地上に印刷した従来のプリント生地に比べて短時間で疼痛を緩和することができる。たとえば、慢性関節リウマチを呈する人が疼痛のある膝に従来のプリント生地を巻き回し、その上からサポーターを装着して膝に前記プリント生地を密着させた場合には、数日経過しても疼痛の状態はほとんど変わらないのに対して、本発明のプリント生地1を上記と同じ方法で使用した場合には、平均して3〜4時間後には疼痛が緩和することが実感でき、以後プリント生地1を取り外すまで疼痛が和らいだ状態が継続する。すなわち、本発明のプリント生地1は、疼痛の緩和作用について従来にはない即効性を有する。
プリント生地1による疼痛の緩和促進作用の原理は現段階では明らかではないが、本発明者らは次のように推測している。まず、公知の事実として、半導体と金属、または異種の金属同士が接触した場合、その接触界面を通じて電子の移動が起こり、これにより界面電位差が生じる。そして、通常、かかる電子の移動は持続的なものではない。しかしながら、本発明では、ナノ粒子がミクロ粒子と接触するので、ナノ粒子特有の作用により、粉体同士の接触界面に絶えず電子移動が生じる。そして、かかる持続的な電子移動が体の汗(水分)を介して疼痛部分(電子の流れが滞っている部分)に作用することで、疼痛緩和が継続して起こるのではないかと推測している。
さらに他の効果として、不眠症患者が、敷き布団の上にプリント生地1を敷いたり、あるいはプリント生地1を上半身又は下半身に被せて就寝すると、普段よりも気持ちが落ち着く、ぐっすりと眠ることができる等不眠症の改善を実感することができる。
続いて、第2プリント層4について説明する。第2プリント層4は、自発分極を有するミクロ粒子に基づく種々の効果を期待する場合に必要に応じて設けられるものであり、半導体または金属から選ばれたナノ粒子と、自発分極を有するミクロ粒子とがインク樹脂中に分散した状態で生地2上に固着されている。
ナノ粒子とは、ナノサイズの粒径を有する半導体または金属をいう。ナノ粒子の粒径は、通常、900nm以下であれば特に限定されないが、好ましくは1〜800nm、更に好ましくは1〜500nm、特に好ましくは1〜100nmである。なお、ナノ粒子の粒径は、上記金属ナノ粒子21と同様の方法により算出される。
ナノ粒子として用いられる半導体としては、例えば、ゲルマニウム、シリコン等の真性半導体、n型半導体、p型半導体等の不純物半導体が挙げられる。また、ナノ粒子として用いられる金属としては、例えば、金、銀、白金、銅、パラジウム及びタングステン等が挙げられる。本発明では、前記ナノ粒子のうち、少なくとも1種を用いればよい。
ナノ粒子の配合割合は特に限定されず、通常は、インク樹脂100重量部に対して、好ましくは0.001〜1重量部である。
自発分極を有するミクロ粒子とは、ミクロンサイズの粒径を有する自発分極粒子をいう。自発分極粒子としては、例えば、トルマリン、BaTiO、PbTiO、PbZrO、Pb(Zr,Ti)O、KNbO、KTaO、K(Ta,Nb)O、LiNbO、ロッシェル塩、硫酸グリシン、リン酸カリウム、プロピオン酸カルシウムストロンチウム等が挙げられ、これらは単独で又は2種以上を混合して用いることができる。これらの中では、自発分極が最も大きい点でトルマリンが特に好ましい。
ミクロ粒子の粒径は特に限定されず、通常0.1〜10μmであり、1.0〜5.0μmが好ましい。前記ミクロ粒子の配合割合としては、インク樹脂100重量部に対して1〜30重量部が好ましく、10〜25重量部が更に好ましく、15〜25重量部が更に好ましい。
インク樹脂としては、印刷用に用いられる公知のインク樹脂であれば特に限定されず、例えば、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂、アルキド樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられ、これらは単独で又は2種以上を混合して用いることができる。
また、第2プリント層4には、上記成分の他に、放射線を放射する鉱石粉体を含有させてもよい。かかる鉱石としては、例えば、モナズ石、天照石、デービド鉱、ブランネル石、センウラン鉱、ニンギョウ石、リンカイウラン石、カルノー石、チャムン石、メタチャムン石、フランセビル石、トール石、コフィン石、サマルスキー石、トリウム石、トロゴム石等が挙げられる。これらの中ではモナズ石と天照石が好ましく用いられる。前記鉱石の粒径は特に限定されず、通常0.1〜10μm程度に細粒化したものを用いればよい。
また、前記鉱石粉体の配合割合は、インク樹脂100重量部に対して1〜30重量部が好ましく、5〜20重量部が更に好ましく、5〜15重量部が特に好ましい。
第2プリント層4の形態は特に限定されないが、肌との接触面積を広げつつ生地としての風合いを維持する観点から、第1プリント層3と重ならないようにして、ドット(点)を生地2上に多数散在させた水玉模様とすることが好ましい。ドットの形状は特に限定されず、例えば、三角形、四角形、多角形、半円形、円形、楕円形などが挙げられる。また、ドットの大きさについても特に限定されないが、通常は1〜10mmの範囲で適宜選択することができる。また、第2プリント層4の印刷量としては、少なくとも10g/m以上が好ましい。
生地2上に第2プリント層4が印刷されたプリント生地1によれば、例えば、血液(体液)を弱アルカリ性に保つ、自律神経を調整して内蔵の働きを正常化する、細胞を活性化して新陳代謝を促進する等の効果を期待することができる。
第3プリント層5は、遠赤外線に基づく種々の効果を期待する場合に必要に応じて設けられるものであり、遠赤外線を放射する無機物粉体と放射線を放射する鉱石粉体がインク樹脂中に分散した状態で生地2上に固着されている。
遠赤外線を放射する無機物粉体とは、遠赤外線を放射する無機物を細粒化したものである。かかる無機物としては公知のものを用いることができ、例えば、Al、TiO、BaO、BaTiOなどの無機物の焼結体が挙げられ、これらは単独で又は2種以上を混合して用いることができる。前記無機物粉体の粒径は特に限定されず、通常0.1〜10μmであり、1.0〜5.0μmが好ましい。無機物粉体の配合割合は特に限定されないが、通常、インク樹脂100重量部に対して1〜20重量部であり、5〜15重量部が好ましい。
放射線を放射する鉱石粉体とは、γ線等の放射線を放射する鉱石を細粒化したものである。鉱石粉体を形成する鉱石としては、例えば、モナズ石、天照石、デービド鉱、ブランネル石、センウラン鉱、ニンギョウ石、リンカイウラン石、カルノー石、チャムン石、メタチャムン石、フランセビル石、トール石、コフィン石、サマルスキー石、トリウム石、トロゴム石等が挙げられる。これらの中ではモナズ石と天照石が好ましく用いられる。鉱石粉体の粒径は特に限定されず、通常0.1〜10μmであり、1.0〜5.0μmが好ましい。鉱石粉体の配合割合としては、前記無機物による遠赤外線の放射量を増加させる観点から、インク樹脂100重量部に対して1〜20重量部が好ましく、5〜15重量部が更に好ましく、7〜12重量部が更に好ましい。
インク樹脂としては、印刷用に用いられる公知のインク樹脂であれば特に限定されず、例えば、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂、アルキド樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられ、これらは単独で又は2種以上を混合して用いることができる。
第3プリント層5の形態は特に限定されないが、肌との接触面積を広げつつ生地としての風合いを維持する観点から、第1プリント層3、さらに第2プリント層4を設ける場合には第2プリント層4と重ならないようにして、ドット(点)を生地2上に多数散在させた水玉模様とすることが好ましい。ドットの形状は特に限定されず、例えば、三角形、四角形、多角形、半円形、円形、楕円形などが挙げられる。また、ドットの大きさについても特に限定されないが、通常は1〜10mmの範囲で適宜選択することができる。また、第3プリント層5の印刷量としては、少なくとも10g/m以上が好ましい。
生地2上に第3プリント層5が印刷されたプリント生地1によれば、体温上昇による保温効果、抗菌・消臭・殺菌効果等のいわゆる遠赤外線効果を期待することができる。
図2は、図1のプリント生地1を上方から見た平面図であり、第1プリント層3、第2プリント層4及び第3プリント層5は、それぞれが3〜5mmの円形ドットを構成単位として、8〜10mmの間隔を開けて生地2上に多数散在した状態で分別して印刷されることにより、全体として水玉模様が形成されている。このように前記3種類のプリント層3,4,5がそれぞれ重ならないように印刷することにより、それぞれのプリント層の効果が効果的に発揮される。
本発明のプリント生地は、図2に示したような生地そのものの形態で供してもよいし、例えば、図3に示すように、図2のプリント生地1を表地に備えたマット類6として供することができる。かかるマット類6は、人の体にプリント生地1が直接接触するような使用態様であれば、その用途は特に限定されず、例えば敷き布団、掛け布団、まくら、シーツ等の寝具用、あるいは座布団、じゅうたん、ひざ掛け等の敷物用として用いることができる。
以上説明したプリント生地1は、それぞれのプリント層に対応する印刷インクを生地上にスクリーン印刷することにより製造される。具体的には、第1プリント層3に対応する印刷インクとしては、前記第1プリント層3の構成成分に加えてスクリーン印刷に用いられる公知の溶剤を配合したものを第1印刷インクとし、第2プリント層4に対応する印刷インクとしては、前記第2プリント層4の構成成分に加えてスクリーン印刷に用いられる公知の溶剤を配合したものを第2印刷インクとし、さらに第3プリント層5に対応する印刷インクとしては、前記第3プリント層5の構成成分に加えてスクリーン印刷に用いられる公知の溶剤を配合したものを第3印刷インクとして準備する。なお、第1プリント層または第2プリント層の構成成分として半導体ナノ粒子を用いる場合には、前記金属ナノ粒子21を生地2に付着させたときと同様に、半導体ナノ粒子の水分散液を配合原料として第1印刷インクまたは第2印刷インクを調製する。また、半導体ナノ粒子の水分散液は金属ナノ粒子の水分散液と同様の方法で製造することができる。
なお、前記印刷インクに配合する溶剤としては、例えば、ミネラルスピリット、灯油等の脂肪族炭化水素、キシレン、高沸点溶剤(#100,#150,#180)等の芳香族炭化水素、メチルイソブチルケトン(MIBK)、ジアセトンアルコール、シクロヘキサノン、イソホロン等のケトン、プロピレングリコールモノメチルエーテル(PGM)、セロソロブ、、ブチルソロソロブ、エチルカルビトール、ブチルカルビトール等のグリコールエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、セロソルブアセテート、ブチルセロソルブアセテート、カルビトールアセテート等のグリコールエステル等が挙げられる。
そして、前記3種類の印刷インクに対応して所定形状のパターンが形成された3種類のスクリーンを適宜の間隔を開けてベルトコンベヤーの上方に配置するとともに、前記ベルトコンベヤー上に載置した生地2を製造ラインの下流側へ連続的に移送しつつ、好ましくは第2印刷インク、第3印刷インク、第1印刷インクの順に連続的にスクリーン印刷を行い、次いで各印刷インクに配合した溶剤を蒸発させることにより、残りの成分が生地2と密着した皮膜を形成させる。これにより、各印刷インクに対応したプリント層3,4,5が生地2上に形成されたプリント生地1が製造される。
このように同一ライン上で複数の印刷インクを生地上に連続してスクリーン印刷を行う場合、一の印刷インクを印刷して直ぐに他の印刷インクを生地上に印刷することになる。このため、他の印刷インクを印刷するまでに一の印刷インクが十分に乾燥していないと、他の印刷インクに対応したスクリーンの印刷面に一の印刷インクが付着する結果、一の印刷インクに他の印刷インクが一部重複して生地上に印刷され、これにより印刷柄が乱れるおそれがある。したがって、かかる製造上の不都合を回避して仕上がり良く印刷するために、印刷インクの速乾性を高める必要がある。印刷インクの速乾性を高めるためには、例えば、それぞれの印刷インク中にアクリル樹脂を含有させたり、製造ラインの上流から下流へ向かってそれぞれの印刷インクの印刷量を順次多くすることが好ましい。また、前記第1印刷インクに対応する第1プリント層3は生地2に対する定着性が比較的低いので、かかる定着性を向上させるために、第1印刷インク中にアクリル樹脂に加えてポリウレタン樹脂を含有させることが好ましい。
以下に実施例を示して本発明を具体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるものではない。
(白金ナノ粒子が付着した生地の製造例1)
目付160g/mの綿サテン及び粒径60nm、濃度30ppmの白金ナノ粒子水分散液(商品名:ナノメタル水溶液、(株)セラテック)1Lに、ポリウレタン樹脂を1g投入し、次いで攪拌して得られた白金ナノ粒子分散液を原料として、図4に示す製造装置を用いて、絞りローラによる絞り圧力150%、乾燥温度130℃の条件で白金ナノ粒子が付着した生地を製造した。得られた生地をICP発光分析装置で分析したところ、生地(綿サテン)の重量に対する白金ナノ粒子の付着量は0.3ppmだった。
(白金付着生地の抗菌防臭性)
上記製造例1で得られた生地(以下、「白金付着生地」という)を試料Aとして、JIS L 1902の菌液吸収法にしたがい、供試菌として黄色ぶどう球菌を用いて、静菌活性値と殺菌活性値を測定した。また、試料Aを洗濯機に3回かけたものを試料Bとして上記と同様の方法により静菌活性値と殺菌活性値を測定した。結果を表1に示す。
Figure 2006070403
試料Aの静菌活性値は4.3以上であり、基準となる2.2を上回った。また、試料Aの殺菌活性値は1.5以上であり、基準となる0を上回った。これらの結果により、試料Aは抗菌防臭効果を有することが確認された。また、試料Bの静菌活性値は4.2以上、殺菌活性値は1.4以上であり、試料Aとほぼ同様の値を示した。このことから、綿サテンに対する白金ナノ粒子の堅牢性が高いことが確認された。
(白金付着生地のアンモニア脱臭試験)
上記製造例1で得られた白金付着生地を10cm×10cm角にカットしたものを試料として、(社)繊維評価技術協議会 消臭加工繊維製品認証基準の消臭性能試験方法にしたがって、前記試料のアンモニアに対する脱臭試験を行った。具体的には、1mのプラスチック製密閉容器に前記試料を入れて密閉し、気体導入管を通じて該密閉容器にアンモニアが濃度15ppmになるように導入した。そして、アンモニア測定用検知管を用いて、1時間後における前記密閉容器のアンモニア濃度を測定した。また、比較例として、白金ナノ粒子を付着させる前の前記綿サテンを試料として上記と同様の試験を行った。測定の結果、アンモニア濃度の減少率は、白金付着生地(実施例)が71.1%、綿サテン(比較例)が64.9%だった。
(白金付着生地のホルムアルデヒド脱臭試験)
上記製造例1で得られた白金付着生地を10cm×10cm角にカットしたものを試料として(社)繊維評価技術協議会 消臭加工繊維製品認証基準の消臭性能試験方法に準じて、前記試料のホルムアルデヒドに対する脱臭試験を行った。具体的には、1mのプラスチック製密閉容器に前記試料を入れて密閉し、気体導入管を通じて該密閉容器にホルムアルデヒドが濃度15ppmになるように導入した。そして、ホルムアルデヒド測定用検知管を用いて、1時間後における前記密閉容器のホルムアルデヒド濃度を測定した。また、比較例として、白金ナノ粒子を付着させる前の前記綿サテンを試料として上記と同様の試験を行った。測定の結果、ホルムアルデヒド濃度の減少率は、白金付着生地(実施例)が85.0%、綿サテン(比較例)が78.9%だった。
上記いずれの試験についても、臭い成分の濃度減少率は、白金付着生地(実施例)が高い値を示した。したがって、白金付着生地は脱臭効果を有することが確認された。
(白金付着生地のホルムアルデヒド分解効果確認試験)
上記製造例1で得られた白金付着生地を10cm×10cm角にカットしたものを試料として、上記「白金付着生地のホルムアルデヒド脱臭試験」にしたがい、密閉容器中のホルムアルデヒドの初期濃度を15ppmとして、ホルムアルデヒドの濃度減少率が81.8%になるまでホルムアルデヒドを吸着させた。また、白金ナノ粒子を付着させる前の前記綿サテンを10cm×10cm角にカットしたものを比較試料として、上記と同様の条件で、ホルムアルデヒドの濃度減少率が81.8%になるまでホルムアルデヒドを吸着させた。続いて、脱臭試験後の試料と比較試料を取り出して、それぞれを100mLの純水中に浸漬して、吸着したホルムアルデヒドを抽出するとともに、この抽出したホルムアルデヒド濃度を測定することにより、試料及び比較試料のそれぞれについて、生地1g当たりのホルムアルデヒドの吸着量を算出した。
ホルムアルデヒドの吸着量は、試料が50μg/g、比較試料が55μg/gと算出された。すなわち、ホルムアルデヒドの脱臭試験により、ホルムアルデヒドの濃度減少率の点では、試料と比較試料は同量のホルムアルデヒドを吸着したといえるにもかかわらず、実際の吸着量は比較試料の方が試料よりも多い結果を示した。このことから、前記試料は、一端ホルムアルデヒドを吸着した後に、該吸着したホルムアルデヒドを一部分解しているものと推測された。
(プリント生地の製造例1)
表2に示す各種の原料(粒径:3μm)を表1に示す配合割合にしたがって配合して第1印刷インク、第2印刷インク及び第3印刷インクを調製した。なお、第1印刷インク及び第2印刷インクのゲルマニウム(Ge)ナノ粒子水分散液(粒径50nm,濃度3,200ppm)は、(株)セラテック製のナノメタル水溶液(商品名)を用いた。次に、前記印刷インクを、第2印刷インク、第3印刷インク、第1印刷インクの順に上記白金付着生地上に連続的にスクリーン印刷を行い、次いで熱風を伴なう乾燥機の中を通過させることにより、図2に示したのと同様の水玉模様が白金付着生地上に形成されたプリント生地を製造した。プリント生地におけるそれぞれのプリント層の印刷量は、第1プリント層が40g/m、第2プリント層が30g/m、第3プリント層が20g/mだった。
(プリント生地の製造例2)
第1印刷インク及び第2印刷インクに上記Geナノ粒子水分散液を配合しないこと以外は上記製造例1と同様の条件でプリント生地を製造した。
(プリント生地の製造例3)
製造例1で作製したプリント生地を表地、綿100%の生地を裏地とし、ポリエステル固綿を中芯としてウールを0.8kg詰めることによりシングルサイズ(100cm×200cm)の敷きパッドを製造した。
(プリント生地の製造例4)
製造例2で作製したプリント生地を表地、綿100%の生地を裏地とし、ポリエステル固綿を中芯としてウールを0.8kg詰めることによりシングルサイズ(100cm×200cm)の敷きパッドを製造した。
Figure 2006070403
〔疼痛の緩和効果〕
(実施例1)
慢性関節リウマチを呈する女性(49歳)を被検者とし、疼痛を感じる膝関節に製造例1のプリント生地(縦20cm,横60cm)を巻き回し、その上からサポーターを装着して膝にプリント生地を密着させたところ、1時間を経過した時点においては疼痛を感じていたが、3時間を経過した時点で疼痛を感じなくなった。以後、プリント生地を取り外すまでかかる状態が継続した。
(比較例1)
実施例1と同じ女性を被検者として、疼痛を感じる膝関節に製造例2のプリント生地(縦20cm,横60cm)を巻き回し、その上からサポーターを装着して膝にプリント生地を密着させたところ、24時間を経過した時点でも疼痛が継続し、疼痛の緩和効果を実感することができなかった。
〔不眠症の改善効果〕
(実施例2)
浅眠・中途覚醒を呈する不眠症の男性(61歳)を被検者として、製造例3の敷きパッドを敷き布団の上に敷いて、シーツと布団カバーを体に掛けて就寝させたところ、翌朝まで目が覚めることなく、また朝起きたときには普段に比べて眠りが深かったことを自覚することができた。
(比較例2)
実施例2と同じ男性を被検者として、製造例4の敷きパッドを敷き布団の上に敷いて、シーツと布団カバーを体に掛けて就寝させたところ、翌朝までにたびたび目が覚め、また朝起きたときには眠りの深さは普段と同じように浅かったと自覚した。
本発明の一例を示すプリント生地1の概略断面図である。 プリント生地1の平面図である。 表地にプリント生地1を用いて作成したマット類を示す外観斜視図である。 金属ナノ粒子を生地に付着させる工程の一例を示す製造工程図である。
符号の説明
1 プリント生地
2 生地
21 金属ナノ粒子
3 第1プリント層
4 第2プリント層
5 第3プリント層
6 マット類

Claims (9)

  1. 金属ナノ粒子が付着した生地上にプリント層が形成されていることを特徴とするプリント生地。
  2. 前記金属ナノ粒子を形成する金属が、金、銀、白金、銅、パラジウム及びタングステンよりなる群から選ばれた少なくとも一種であることを特徴とする請求項1に記載のプリント生地。
  3. 前記プリント層として、半導体または金属から選ばれたナノ粒子と、金属または半導体から選ばれ、前記ナノ粒子と接触することで界面電位差を生じるミクロ粒子とを含有する第1プリント層が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のプリント生地。
  4. 前記ナノ粒子としてゲルマニウム若しくはシリコンから選ばれた半導体または金、銀、白金、銅、パラジウム及びタングステンよりなる群から選ばれた金属と、
    前記ミクロ粒子として金、銀、鉄及びアルミニウムよりなる群から選ばれた金属又はゲルマニウム若しくはシリコンから選ばれた半導体を含有することを特徴とする請求項3に記載のプリント生地。
  5. 前記プリント層として、半導体または金属から選ばれたナノ粒子と、自発分極を有するミクロ粒子とを含有する第2プリント層が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のプリント生地。
  6. 前記ナノ粒子としてゲルマニウム若しくはシリコンから選ばれた半導体または金、銀、白金、銅、パラジウム及びタングステンよりなる群から選ばれた金属と、
    前記ミクロ粒子としてトルマリンを含有することを特徴とする請求項5に記載のプリント生地。
  7. 請求項3に記載の第1プリント層及び請求項5に記載の第2プリント層と混在して、遠赤外線を放射する無機物粉体と、放射線を放射する鉱石粉体とを含有する第3プリント層が形成されていることを特徴とするプリント生地。
  8. 前記プリント層が平面視で水玉模様を形成していることを特徴とする請求項7に記載のプリント生地。
  9. 請求項1〜7のいずれかに記載のプリント生地を使用したマット類。
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