JP2006069948A - 老化防止組成物およびそれを含有する化粧料ならびに飲食品 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、老化防止機能を有する組成物およびそれを含有する化粧品および飲食品を提供するものである。
【解決手段】 (1)大豆抽出物とイグサ抽出物およびオキアミ抽出物を必須成分とし、(2)さらに、クスノハガシワの抽出物を加え、(3)好ましくは、さらに、アロエベラ、ラカンカ、トチュウ、マカ、エンバク、エルカンブリ、カルカデ、ディル、トウキンセンカ、リュウガンニク、フェンネル、チャ、ペニーロイヤルミント、ネトル、ビンロウジ、ダッタンソバ、アセンヤク、シクンシ科植物ターミナリアアルジュナより選ばれる植物のからの抽出物加えたものからなる組成物を得、(4)そして、さらに望ましくは、それら抽出液を納豆菌で発酵させた発酵液から抽出物を得、これを組成物とすることを特徴とする、老化防止剤およびそれを含有する化粧品及飲食品。
【選択図】 なし

Description

本発明は、老化防止機能を有する組成物およびそれを含有する化粧品および飲食品に関するものである。
老化防止については、一般論として、1.紫外線(最重要) 対策が重要である。UVAは皮膚の真皮(コラーゲンが作られる場所)にまで達して、深いシワを作るからである。2.乾燥(乾燥肌)を防ぐ。皮膚の水分を奪い、かさつき、シワのもとになるからである。3.ストレスをできるだけ少なくする。自立神経の働きに悪影響を与え、代謝を悪くするからである。4.睡眠不足を避ける。皮膚細胞の再生。修復がスムーズに行われないからである。5.ホルモン異常を解消する。黄体ホルモンの分泌が活発になるとシミが出来やすくなるからである。6.偏った食生活をしない。栄養のバランスの悪い食事、とくにビタミン不足は良くないからである。かように、老化防止は、基本的には、複雑な要因を解消していく必要があり、一技術をもって、この問題は完全には解決できない。本発明者らは、1.については、すでに、特願2004-220376 、特願2004-220442 において、技術的解決手段の提案を行った。また、3.については、特願2004-227392において、技術的解決手段の提案を行った。4.については、特願2004-219374
、特願2004-219377、特願2004-219382 において、技術的解決手段の提案を行った。5.については、課題がきわめて医学的であり、本発明者らは、まだ技術的解決手段を見出すに至っていない。6.については、各人の日常の研究と努力により、遂行されるべきものと考える。したがって、本発明者は、本願では、特に2.について、論ずるものである。
皮膚は、一番外側の表皮、血管や神経がある真皮、主に脂肪でできている皮下組織の3つに分けられる。このうちの真皮は、肌のハリと深く関わっている。真皮の中には、コラーゲンとエラスチンという繊維状のタンパク質が網の目のようにからみあっている。
この2種類の物質が肌にハリを与えるバネの役割を果たしている。しかしながら、紫外線にあたったり、ストレスや睡眠不足、または喫煙や激しい運動や食生活のアンバランスを原因として、活性酸素が発生する。この活性酸素は本来、細菌や毒素などの人体に悪影響を及ぼす物質を殺菌・消毒する働きをもっているものですが、上記のような要因により過剰な活性酸素が発生すると、肌細胞を傷つけ老化の原因となる。また、この活性酸素はがんや糖尿病、痴呆等を引き起こす要因ともなる。
また、25歳を超えると細胞に存在するスカベンジャー(「抗酸化物質」という化学物質:活性酸素を還元し、正常な細胞を保護する物質)が少しずつ減少し、40歳ではピーク時の半分の量になってしまう。
このようにして発生した活性酸素がコラーゲンとエラスチンの構造を徐々に崩していく。
このため、年齢を重ねると肌のハリや弾力性が失われていく。
老化を完全に阻止することは不可能であるが、老化の要因について、
対策を打つことによって老化のスピードを遅らせことは可能である。例えば、老化のメカニズムにおいて最も大きな要因は、肌のハリや弾力性を維持するコラーゲンとエラスチンの構造が崩れることにある。
そしてこの崩れる原因には、紫外線やストレスから生まれる活性酸素が 悪さをしていることにある。従って、既に老化が始まってしまった肌には、1.コラーゲンとエラスチンの補充
、2.抗酸化物質の補充 等で、 ダメージを回復するとともに、老化予防として、 老化を促進する活性酸素を発生させないように、3.紫外線予防対策 、4.十分な睡眠
、5.ストレス解消 等の対策が有効である。
ダメージ回復策のうち、コラーゲンやエラスチンは肉や魚の皮、すじ、軟骨等の食べ物から多く摂取することが可能である。また、これらが含まれたサプリメント等も多く市販されている。外側に塗布することによる老化予防への効果は完全ではない。一方で、肌の活性酸素を封じ込める化学物質である抗酸化物質は、化粧品として肌の外に塗ったり、
食事やサプリメント等の錠剤で摂取する2つの方法から補給することができる。例えば、化粧品として塗布したりサプリメントとして錠剤にも使われる成分に、 植物性物質のOPC(オリゴメリックプロアンソシアニジン)
という物質がある。この物質はビタミンCの20倍の抗酸化作用があることがわかっている。その他、食物から摂取できる抗酸化物質には、以下のようなものがある。(かっこ内はそれらの抗酸化物質を含む食物)
1.ビタミンC(トマト、イチゴ、ブロッコリーなど)
2.ビタミンE(豆類、胡麻、かぼちゃ、鯖、いわしなど)
3.ベータカロチン(人参、キャベツ、ほうれん草など)
4.セレニウム(ニンニク、タマネギ、卵、かつおなど)
5.ポリフェノール(ワイン、リンゴ、ココア、バナナなど)
6. リコピン(トマト、スイカ、グレープフルーツなど)
しかしながら、これらの食品を毎日意識して食べるのは、特にいそがしい中年の女性大変である。 このような場合は、サプリメントを活用して摂取するのも大変有効であり、有効な化粧料を使用するのも、それなりに有効である。
いつまでもきれいな肌でいたいというのは多くの女性の永遠の願いである。

最近の知見としては、1.βカロチンを多く含むお茶は肌の老化を防ぐ効能があること。2.日本酒の持つ美容効果の研究が進むにつれ、日本酒の中には、細胞の老化を防ぐと考えられる成分が含まれていることが明らかになってきたこと。米麹に含まれる「コウジ酸」と呼ばれる成分は、細胞の老化を防ぎ且つ、活性化する作用をもつ物質であること。3.
「アスタキサンチン」は、β-カロチンなどと同じカロテノイドの仲間で、サケ・エビ・カニや海藻などの魚介類に多く含まれる赤い色素であり、抗酸化力は「ビタミンEの500〜1000倍」といわれ、血中脂質の活性酸素を抑え、血管を若々しく保ったり、免疫細胞を活性酸素から守ることで免疫力を高めること。また、シミやシワの原因といわれる活性酸素を抑制することで肌の老化を防ぐことが明らかとなった。
さらに、メシマコブは食品として認定されるほど安全なもので、免疫効果、抗癌作用があり、栽培にかなり時間がかかることでお値段も高いが、無刺激の栄養成分なので、にきび・しみ・そばかすなどの改善、肌荒れ防止・血液循環と新陳代謝を促して肌の保湿と美白効果を導くこと。その上 肌の老化を防止すること。
コンドロイチンは、ムコ多糖類の一種。女性ホルモン(エストロゲン)と機能が似ていて、類似エストロゲンと言われており、コラーゲンとともに結合組織を構成して老化防止、美白効果をもち、体細胞が正常に存在できるように組織に保水性や弾力を与えること。
ニンジン根エキスは、新陳代謝を高め、イキイキとした肌を作ること。
シクロメチコンは、揮発性のある油性成分で、サッパリとした軽い使用感で、ベタつきを
抑える働きがあり、ヘアケア製品をはじめ、スキンケア、メーキャップ製品全般に使
われている。
高麗人参エキスは、高麗人参の中で一番効果があるものは6年産であるが、その根のエキスは、古くから漢方薬や民間薬として疲労回復などに使われてきた。肌には、血行促進、活性酸素消去、抗酸化効果があり、肌のシワ、たるみなどを予防することが報告されている。
カミツレエキスは、アズレンを多く含み、消炎作用・鎮痛作用もある。また、抹消血管の血行促進、頭皮の新陳代謝促進作用。坑アレルギー、鎮静作用があるので、アトピーや敏感肌、乾燥肌に効果がある。また疲れをとる芳香作用もある。
老化を防ぐもう一つのポイントの一つは、成長ホルモンである。正式にはヒト成長ホルモンといいますが、脳下垂体でつくられ分泌される、人間の生命活動の中でも最も重要なホルモンです。成長ホルモンの分泌は新生児で高く、20歳ぐらいから減少する。その減りか方が少ない人ほど若々しく、肌もハリや潤いがある。逆に減り方が多い人ほど老化が進み、肌にもシワやシミが多く現れる。したがって、老化が進んでいる人は成長ホルモンが減っている可能性がある。成長ホルモンを補充する治療法もあるが、アメリカなどでは最近様々な弊害が報告されており、費用が高額である。しかしながら、アルギニンを多く含むマカを飲用すれば、こうした人為的治療に頼らずとも成長ホルモンを自力で増やすことができますので一時的な外部的なホルモン注入と違い、マカは長期飲用によって持続的に、しかもあなたの体内で自力で成長ホルモンの分泌を促すことができ、老化を防ぎ若返りを促進するという報告もある。アルギニンは成長ホルモンの生成に不可欠な必須アミノ酸ですが、アメリカン植物治療センターの調べによると、アルギニンの含有量(100g当たり)は大豆で2600mg、鶏ムネ肉1500mgに対して、マカは9940mgもあります。つまり、大豆の約3・8倍、鶏ムネ肉の約6・6倍ものアルギニンが含まれていることになる。
特許文献について、みると以下のようなものが挙げられる。
特開2004−131431号公報(特許文献1)には、大豆由来のサポニンを含むことを特徴とする紫外線傷害予防又は改善用組成物。ケール及び/又はその抽出物を含むことを特徴とする紫外線傷害予防又は改善用組成物。プロテアソーム活性促進作用を有する成分を含むことを特徴とする紫外線傷害予防又は改善用組成物。プロテアソーム活性促進作用を有する成分を含むことを特徴とする紫外線による皮膚老化防止用組成物が開示されている。
特開2004−129663号公報(特許文献2)には、ブレンドが、
(i)天然物質から得られるキシメニン酸またはそのアルキルエステルまたはグリセロールエステルまたはワックスエステルまたは食品的に認容性の塩 0.1〜99.9質量%、好ましくは1〜99質量%、最も好ましくは2〜98質量%、および
(ii)他の脂肪酸またはグリセリド、特にトリグリセリド 0.1〜99.9質量%、好ましくは1〜99質量%、最も好ましくは2〜98質量%、この場合、これらはキシメニン酸の天然物質中において存在するものとは非類似であるを含む、キシメニン酸、そのアルキルエステルまたはグリセロールエステルまたはワックスエステルまたはその食品的に認容性の塩、およびグリセリドを含有するブレンド。
ブレンドの成分(i)が、ネルボン酸を含有し、かつ、その際、ブレンド中のキシメニン酸とネルボン酸との質量比が0.5〜5.0、好ましくは0.75〜4.0、最も好ましくは1.2〜3.5である、ブレンド。
少なくとも15質量%のキシメニン酸またはそのアルキルエステルまたはグリセロールエステルまたはワックスエステルまたは塩、好ましくは少なくとも20質量%のキシメニン酸と、少なくとも0.5質量%のネルボン酸またはそのアルキルエステルまたはグリセロールエステルまたはワックスエステルまたはその塩、好ましくは少なくとも5%のネルボン酸またはその誘導体とを有する、グリセリド中のキシメニン酸またはそのアルキルエステルまたはグリセロールエステルまたはワックスエステルまたはその塩のコンセントレート。
他のグリセリドまたはその誘導体が、ヤシ油、ココアバター、ココナッツ油、ヤシ殻油、CLA−グリセリド、大豆油、オリーブ油、ヒマワリ油、ナタネ油、ベニバナ油、コーン油、綿実油、ココアバター等価物またはココアバター代替物、魚油、ルリジザ油、松果油、コリアンダー油、菌油、またはこれらの高オレイン変異体またはこれらの画分、またはこれらの硬化変異体または硬化変異体の画分、またはこれらの油および脂肪の一つまたはそれ以上の混合物、またはこれらの遊離脂肪酸または遊離CLA酸から成る群から選択される、他のグリセリドを含有する、ブレンド。
ブレンドが、示された温度で、非安定化ブレンド上でNMRによって測定された、N=5〜80、好ましくは10〜70、およびN35=20未満、好ましくは1〜5の固体脂肪含量を示す、ブレンド。
食品組成物、好ましくは脂肪をベースとした組成物が、マーガリン、脂肪相または水相または二相スプレッド、低脂肪スプレッド、菓子、たとえばチョコレートまたはチョコレートコーティングまたはチョコレート充填物またはパンの具、アイスクリーム、アイスクリームコーティング、アイスクリーム封入物、ドレッシング、マヨネーズ、チーズ、クリーム代替物、乾燥スープ、飲料、シリアルバー、ソースおよびスナックバーから成る群から選択される、食品。
少なくとも一つの以下の健康的効果:
i)体重の減少または調節
ii)インスリン耐性またはこれに関連する疾病、たとえば糖尿病の予防または治療
iii)アルツハイマー病の発症に関連する症状の開始の遅延
iv)記憶機能の改善
v)血液脂質レベルの低下
vi)抗ガン作用
vii)皮膚の老化防止作用
を有する食品組成物または食品補助剤を製造するための、キシメニン酸、またはそのアルキルエステルまたはグリセロールエステルまたはワックスエステルまたはその食品的に許容可能な塩を活性成分として含有する組成物の使用が開示されている。
特開2004−91397号公報(特許文献3)には、シリマリン、フラボノール系化合物、スチルベン系化合物およびビタミンP類から選ばれる1種または2種以上を含む皮膚老化防止用組成物。シリマリン、フラボノール系化合物、スチルベン系化合物またはビタミンP類を含む植物または植物抽出物から選ばれる1種または2種以上を含む皮膚老化防止用組成物が開示されている。
特開2004−83416号公報(特許文献4)には、コラーゲン産生促進作用および/またはヒアルロン酸産生促進作用を有する物質を有効成分として含有することを特徴とする抗老化剤。コラーゲン産生促進作用および/またはヒアルロン酸産生促進作用を有する物質が、コブミカンCitrus hystrix A. DCからの抽出物であることを特徴とする抗老化剤。抗老化剤を含有していることを特徴とする皮膚外用剤。抗老化剤を含有していることを特徴とする飲食品。コラーゲン産生促進作用および/またはヒアルロン酸産生促進作用を有する物質を摂取することを特徴とする老化防止方法が開示されている。
特開2004−10559号公報(特許文献5)には、カウレルパ ラセモサ(Caulerpa racemosa)藻類抽出物を有効成分とする細胞賦活剤。カウレルパ ラセモサ(Caulerpa racemosa)藻類抽出物を有効成分とする抗酸化剤。
カウレルパ ラセモサ(Caulerpa racemosa)藻類抽出物を含有する老化及び肌荒れ改善用の皮膚外用剤。カウレルパ ラセモサ(Caulerpa racemosa)藻類抽出物を含有する老化及び肌荒れ改善用の食品が開示されている。
特開2003−342179号公報(特許文献6)には、ケール、ブロッコリー、カリフラワー又はその抽出物からなる群から選ばれる1種又は2種以上を含む、マトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤。マトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤を含む、老化防止剤。マトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤を含む、食品組成物が開示されている。
特開2003−306446号公報(特許文献7)には、抗酸化成分を含有する外用剤と、抗酸化成分を含有する内服剤とを含むことを特徴とする皮膚老化防止剤及び/又はニキビ改善剤キット。抗酸化成分が、パセリ、茶、酵母、小麦胚芽及びこれらの抽出物から成る群より選ばれた少なくとも1種であることを特徴とする、皮膚老化防止剤及び/又はニキビ改善剤キット。
抗酸化成分が、ビタミンE及び/又はその誘導体であることを特徴とする、皮膚老化防止剤及び/又はニキビ改善剤キット。外用剤に含まれる抗酸化成分がパセリ抽出物及び/又は茶抽出物であり、内服剤に含まれる抗酸化成分がトコトリエノールであることを特徴とする、皮膚老化防止剤及び/又はニキビ改善剤キット。カロチノイド、ビタミンC又はその誘導体、トコトリエノール及びセンテラアジアチカ又はそのエキスを含有することを特徴とする食品組成物が開示されている。
特開2003−300893号公報(特許文献8)には、スターフルーツ(Averrhoa carambola L.)の果実からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とする保湿剤。
スターフルーツ(Averrhoa
carambola L.)の果実からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とする抗酸化剤。前記抽出物が活性酸素消去作用及び/又はラジカル消去作用を有することを特徴とする抗酸化剤。スターフルーツ(Averrhoa carambola L.)の果実からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とする抗老化剤。
前記抽出物がヒアルロン酸産生促進作用、エラスターゼ阻害作用及びコラゲナーゼ阻害作用からなる群より選ばれる1種又は2種以上の作用を有することを特徴とする、抗老化剤が開示されている。
特開2003−252778号公報(特許文献9)には、穀類由来の有機溶剤抽出物のアセトン不溶性成分を有効成分とするヒアルロニダーゼ阻害剤。穀類が、豆類、米類、麦類、トウモロコシ又は菜種類であるヒアルロニダーゼ阻害剤。アセトン不溶性成分が、不ケン化性のものであるヒアルロニダーゼ阻害剤。アセトン不溶性成分が、穀類由来の有機溶剤抽出物のケン化処理物から分取したものであるヒアルロニダーゼ阻害剤。皮膚老化防止作用、抗炎症作用又は抗アレルギー作用を有するヒアルロニダーゼ阻害剤。ヒアルロニダーゼ阻害剤を含有する化粧品、飲食品又は医薬品が開示されている。
特開2003−252777号公報(特許文献10)には、穀類由来の有機溶剤抽出物であって、不ケン化性のアルコール可溶性成分を有効成分とするエラスターゼ阻害剤。不ケン化性のアルコール可溶性成分が、薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム:メタノール:水=40:10:1(V/V/V))のRf値が、0.4〜0.9であるエラスターゼ阻害剤。不ケン化性のアルコール可溶性成分が、穀類由来の有機溶剤抽出物のケン化処理物からアルコール抽出物を分取したものであるエラスターゼ阻害剤。皮膚老化防止性及び/又は抗炎症性を有するエラスターゼ阻害剤。エラスターゼ阻害剤を含有する化粧品、飲食品又は医薬品が開示されている。
特開2003−238432号公報(特許文献11)には、アロエベラ、ラカンカ、トチュウ、マカ、エンバク、エルカンブリ、カルカデ、ディル、トウキンセンカ、リュウガンニク、フェンネル、チャ、ペニーロイヤルミント、ネトル、ビンロウジ、ダッタンソバ、アセンヤク、シクンシ科植物ターミナリア
アルジュナ(Terminalia
arjuna)から成る群より選ばれる少なくとも1種を含有するヒアルロン酸蓄積促進剤。ヒアルロン酸蓄積促進剤を含む皮膚しわ改善用、皮膚保湿用及び/又は皮膚老化予防用組成物が開示されている。
特開2003−183173号公報(特許文献12)には、ニクタンテス・アルボートリスティス(Nyctanthes albortristis)、パイパー・チャバ(Piper chaba)、アントセファランス・インディカス(Anthocephalus indicus)及びクロタラリア・サイチソイデス(Crotalariacytisoides)からなる群より選ばれる1種又は2種以上の植物からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とするコラーゲン産生促進剤。ニクタンテス・アルボートリスティス(Nyctanthes albortristis)、パイパー・チャバ(Piper chaba)、アントセファランス・インディカス(Anthocephalus indicus)及びクロタラリア・サイチソイデス(Crotalariacytisoides)からなる群より選ばれる1種又は2種以上の植物からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とするヒアルロン酸産生促進剤。ニクタンテス・アルボートリスティス(Nyctanthes albortristis)、パイパー・チャバ(Piper chaba)、アントセファランス・インディカス(Anthocephalus indicus)及びクロタラリア・サイチソイデス(Crotalariacytisoides)からなる群より選ばれる1種又は2種以上の植物からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とするコラゲナーゼ阻害剤。ニクタンテス・アルボートリスティス(Nyctanthes albortristis)、パイパー・チャバ(Piper chaba)、アントセファランス・インディカス(Anthocephalus indicus)及びクロタラリア・サイチソイデス(Crotalariacytisoides)からなる群より選ばれる1種又は2種以上の植物からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とする抗老化剤。前記抽出物が、コラーゲン産生促進作用、ヒアルロン酸産生促進作用及びコラゲナーゼ阻害作用からなる群より選ばれる1種又は2種以上の作用を有することを特徴とする、抗老化剤。ニクタンテス・アルボートリスティス(Nyctanthes albortristis)、パイパー・チャバ(Piper chaba)、アントセファランス・インディカス(Anthocephalus indicus)及びクロタラリア・サイチソイデス(Crotalariacytisoides)からなる群より選ばれる1種又は2種以上の植物からの抽出物を配合したことを特徴とする飲食品が開示されている。
特開2003−176232号公報(特許文献13)には、ヒマラヤザクラ(Prunus cerasoides)からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とするコラゲナーゼ阻害剤。ヒマラヤザクラ(Prunus cerasoides)からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とする抗老化剤。前記抽出物が、コラゲナーゼ阻害作用を有することを特徴とする、抗老化剤。ヒマラヤザクラ(Prunus cerasoides)からの抽出物を配合したことを特徴とする飲食品が開示されている。
特開2003−171307号公報(特許文献14)には、マンネンタケの溶媒抽出物を含有することを特徴とするマトリックスメタロプロテアーゼ阻害剤。黒霊芝の溶媒抽出物を含有することを特徴とするマトリックスメタロプロテアーゼ阻害剤。抽出溶媒が水、低級アルコール、液状多価アルコールから一種または二種以上選ばれる溶媒による抽出物であることを特徴とする、マトリックスメタロプロテアーゼ阻害剤。マンネンタケの溶媒抽出物を含有することを特徴とし、ガンの転移、潰瘍形成、慢性関節リュウマチ、骨粗鬆症、歯周炎及び皮膚の老化に関わるマトリックスメタロプロテアーゼ亢進性疾患に対する予防、抑制または症状の改善を目的とする医薬品、医薬部外品、化粧品または食品が開示されている。
特開2003−146838号公報(特許文献15)には、マチルス・オドラチシーマ(Machilus odoratissima)及び/又はポテンチラ・フルゲンス(Potentilla fulgens)からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とするコラゲナーゼ阻害剤。マチルス・オドラチシーマ(Machilus odoratissima)及び/又はポテンチラ・フルゲンス(Potentilla fulgens)からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とするヒアルロン酸産生促進剤。マチルス・オドラチシーマ(Machilus odoratissima)及び/又はポテンチラ・フルゲンス(Potentilla fulgens)からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とするエラスターゼ阻害剤。マチルス・オドラチシーマ(Machilus odoratissima)及び/又はポテンチラ・フルゲンス(Potentilla fulgens)からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とする抗老化剤。前記抽出物が、コラゲナーゼ阻害作用、ヒアルロン酸産生促進作用及びエラスターゼ阻害作用からなる群より選ばれる1種又は2種以上の作用を有することを特徴とする、抗老化剤。マチルス・オドラチシーマ(Machilus odoratissima)及び/又はポテンチラ・フルゲンス(Potentilla fulgens)からの抽出物を配合したことを特徴とする美容用飲食品が開示されている。
特開2003−146837号公報(特許文献16)には、クスノハガシワ抽出物を有効成分として含有することを特徴とするコラーゲン産生促進剤。クスノハガシワ抽出物を有効成分として含有することを特徴とするコラゲナーゼ阻害剤。クスノハガシワ抽出物を有効成分として含有することを特徴とする線維芽細胞増殖作用剤。クスノハガシワ抽出物を有効成分として含有することを特徴とするヒアルロン酸産生促進剤。クスノハガシワ抽出物を有効成分として含有することを特徴とするエラスターゼ阻害剤。クスノハガシワ抽出物を有効成分として含有することを特徴とする抗老化剤。クスノハガシワ抽出物を配合したことを特徴とする美容用飲食品が開示されている。
特開2003−137807号公報(特許文献17)には、アミノ酸配列が、(Gly-Ala-X1)、X1はAla 、Arg 、Asp 、Hyp 、Lys 、Ser もしくはVal 、(Gly-Asp-X2)、X2はAla もしくはThr 、(Gly-Gln- X3)、X3は Glu、 HypもしくはSer 、(Gly-Pro-X4)、X4はAla 、Arg 、Hyp 、Hyl 、Gln 、Met 、Ile 、Lys 、Pro 、Ser 、Thr もしくはVal 、(Gly-Ser- X5)、X5は Ala、Glu もしくはHyp 、(Gly-Lys-X6)、X6はAsp 、Pro もしくはSer 、(Gly-Leu-Hyp )、または(Gly-Val- X7)、X7は HypもしくはArg の一般式で示されるトリペプチドの1種または2種以上の混合物を有効成分とすることを特徴とするコラーゲン産生促進剤。アミノ酸配列が、(Gly-Ala-Arg )、(Gly-Ala-Hyp )、(Gly-Ala-Lys )、(Gly-Pro-Ala )、(Gly-Pro-Arg )、(Gly-Pro-Hyp )および(Gly-Pro-Ser)の一般式で示されるトリペプチドの混合物を有効成分とすることを特徴とするコラーゲン産生促進剤。アミノ酸配列が、(Gly-Ala-X1)、X1はAla 、Arg 、Asp 、Hyp 、Lys 、Ser もしくはVal 、(Gly-Asp-X2)、X2はAla もしくはThr 、(Gly-Gln- X3)、X3は Glu、 HypもしくはSer 、(Gly-Pro-X4)、X4はAla 、Arg 、Hyp 、Hyl 、Gln 、Met 、Ile 、Lys 、Pro 、Ser 、Thr もしくはVal 、(Gly-Ser- X5)、X5は Ala、Glu もしくはHyp 、(Gly-Lys-X6)、X6はAsp 、Pro もしくはSer 、(Gly-Leu-Hyp )、または(Gly-Val- X7)、X7は HypもしくはArg の一般式で示されるトリペプチドの1種または2種以上の混合物を有効成分とすることを特徴とする抗老化またはシワ抑制剤が開示されている。
特開2003−128569号公報(特許文献18)には、Sauropus属に属する植物からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とする抗酸化剤。前記抽出物が活性酸素消去作用および/またはラジカル消去作用を有することを特徴とする抗酸化剤。Sauropus属に属する植物からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とする抗老化剤。前記抽出物がコラーゲン産生促進作用、ヒアルロン酸産生促進作用およびエストロゲン様作用からなる群より選ばれる1種または2種以上の作用を有することを特徴とする、抗老化剤。
Sauropus属に属する植物からの抽出物を配合したことを特徴とする飲食品が開示されている。
特開2003−128562号公報(特許文献19)には、Microcos属に属する植物からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とする抗酸化剤。前記抽出物が活性酸素消去作用および/またはラジカル消去作用を有することを特徴とする、抗酸化剤。Microcos属に属する植物からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とする抗老化剤。前記抽出物がコラーゲン産生促進作用、ヒアルロン酸産生促進作用およびエストロゲン様作用からなる群より選ばれる1種または2種以上の作用を有することを特徴とする、抗老化剤。
Microcos属に属する植物からの抽出物を配合したことを特徴とする飲食品が開示されている。
特開2004−2237号公報(特許文献20)には、(フェニルプロパノイド系、モノテルペノイド系、セスキテルペノイド系、トリテルペノイド系、クマリン系、イソクマリン系、クロマン系、クロメン系、タロキン系、タンニン系およびリグナン系からなる群から選択される一種または二種以上のハーブ成分を含むハーブまたは/およびその処理物を含有することを特徴とするヒトまたは動物用の老化防止食品または医薬。ハーブ成分がアネトール、オイゲノール、カンフェン、ゲラニオール、シネオールおよびチモールからなる群から選択される一種または二種以上であることを特徴とする請求項1に記載のヒトまたは動物用の老化防止食品または医薬。ハーブ成分がイソオイゲノール、エストラゴール、カルバクロール、カルボン、カンファー、クマリン、グリチルリチン、グリチルリチン酸、クルクミン、サピネン、サリチルアルデヒド、シトロネール、シナミックアルデヒド、シメン、ジンギベレン、ツヨシ、テルピネオール、ネロール、バニリン、フェランドレン、ボルネオール、メチルシャビコール、メントール、メントン、リナロールおよびリモネンからなる群から選択される一種または二種以上であることを特徴とするヒトまたは動物用の老化防止食品または医薬。食品または医薬中のハーブまたは/およびその処理物の濃度が0.001〜5.0重量%であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のヒトまたは動物用の老化防止食品または医薬。ハーブがイネ目、キキョウ目、シソ目、ショウガ目、セリ目、フトモモ目、マメ目、ミカン目、モクレン目およびユリ目からなる群から選択される一種または二種以上であることを特徴とするヒトまたは動物用の老化防止食品または医薬。ハーブがアサ科、イネ科、キク科、クスノキ科、シソ科、ショウガ科、セリ科、ニクズク科、フトモモ科、マメ科、ミカン科、モクレン科、ユリ科およびラン科からなる群から選択される一種または二種以上であることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のヒトまたは動物用の老化防止食品または医薬。
ハーブがあさの実、アニス、アジョワン、オールスパイス、オレガノ、カシア、カモマイル、ガーリック、カルダモン、カンゾウ、キャットニップ、キャラウェイ、クミン、クローブ、けしの実、コショウ、ゴマ、コリアンダー、サフラン、サボリー、サンショウ、シソ、シナモン、ジンジャー、スターアニス、スペアミント、セージ、セロリ、タイム、ディル、ターメリック、タラゴン、チリペッパー、ちんぴ、ナツメグ、バニラ、バジル、パセリ、フェヌグリーク、フェンネル、ペパーミント、ホースラディッシュ、ホップ、マジョラム、マスタード、メース、ユーカリ、ラベンダー、りょうきょう、レモンバーム、ローズマリー、ローレルおよびわさびからなる群から選択される一種または二種以上であることを特徴とするヒトまたは動物用の老化防止食品または医薬が開示されている。
特開2003−119493号公報(特許文献21)には、置換された有機酸、又はそれの誘導体及びグリセリドを含むブレンドであって、当該ブレンドが、(i)0.1乃至99.9重量%、好ましくは2乃至95重量%、のコンボナット油中に存在するヒドロキノン置換された多不飽和脂肪酸、特に、サルガヒドロキノン酸(=SHQA)又は、当該脂肪酸と1乃至32個の炭素原子を有するアルコールとのエステル、又は食品として許容可能なそれらの塩のような、それらの誘導体、(ii)0乃至99.8重量%、好ましくは4乃至97重量%、のコンボバターグリセリド、及び(iii)0.1乃至99.9重量%、好ましくは1乃至94重量%、のその他のトリグリセリド、を含む、ブレンド。健康上の効果を有する食品組成物又は食品栄養補完物の調製のための有効成分としてのヒドロキノン置換された多不飽和脂肪酸又はそれの誘導体を含む組成物の使用であって、コンボナット油又はそれの抽出物中に存在するヒドロキノン置換された多不飽和脂肪酸又はそれの誘導体が、以下の効果:(i)リパーゼ阻害剤としての作用、特に膵臓リパーゼに対する阻害剤としての作用、(ii)ペルオキシソーム増殖剤活性化レセプター亜類型アルファ又はガンマに対する配位子としての作用、(iii)老化、特に皮膚の老化又は皮膚の光による損傷、の軽減又は予防の補助、(iv)皮膚中のデコリンの形成の促進(v)にきびの減少及び/又は予防の補助、(vi)セリュライトの減少及び/又は予防の補助、(vii)体又は口の爽快さの増強、(viii)ラジカルの形成の防止すること及び/又は油脂の酸化を遅らせること及び/又はラジカルの存在に関連する哺乳類の病気の発生を防止するか又は遅らせること、の少なくとも1つを有する食品組成物又は食品栄養補完物の調製のために使用される、使用が開示されている。
特開2003−95970号公報(特許文献22)には、五指毛桃(Ficus simplicissima Lour.)からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とする抗炎症剤。前記抽出物が、サイクリックAMPホスホジエステラーゼ阻害作用を有することを特徴とする抗炎症剤。
五指毛桃(Ficus
simplicissima Lour.)からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とする抗酸化剤。前記抽出物が、活性酸素消去作用および/またはラジカル消去作用を有することを特徴とする抗酸化剤。五指毛桃(Ficus simplicissima Lour.)からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とする抗老化剤が開示されている。
特開2003−95913号公報(特許文献23)には、絹蛋白質、ケラチン蛋白質、コラーゲン蛋白質から選ばれる1種以上の蛋白質分解物を含有することを特徴とする、保湿剤。絹蛋白質、ケラチン蛋白質、コラーゲン蛋白質から選ばれる1種以上の蛋白質分解物を含有することを特徴とする、皮膚老化防止剤。必須成分として、次の(1)及び(2)を含有することを特徴とする皮膚老化防止剤。(1)絹蛋白質、ケラチン蛋白質、コラーゲン蛋白質から選ばれる1種以上の蛋白質分解物。(2)エンメイソウ、オトギリソウ、サルビア、ボダイジュ、ラカンカから選ばれる1種以上の植物抽出物。が開示されている。
特開2003−55245号公報(特許文献24)には、Choerospondias属に属する植物からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とする抗炎症剤。前記抽出物がヒアルロニダーゼ阻害作用、サイクリックAMPホスホジエステラーゼ阻害作用およびヒスタミン遊離阻害作用からなる群より選ばれる1種または2種以上の作用を有することを特徴とする抗炎症剤。Choerospondias属に属する植物からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とする抗酸化剤。
前記抽出物が活性酸素消去作用および/またはラジカル消去作用を有することを特徴とする抗酸化剤。Choerospondias属に属する植物からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とする抗老化剤。
前記抽出物がコラーゲン産生促進作用、エストロゲン様作用、コラゲナーゼ阻害作用およびエラスターゼ阻害作用からなる群より選ばれる1種または2種以上の作用を有することを特徴とする抗老化剤。 Choerospondias属に属する植物からの抽出物を配合したことを特徴とする飲食品が開示されている。
特開2003−55242号公報(特許文献25)には、オスベッキア(Osbeckia)属に属する植物からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とする抗炎症剤。
前記抽出物がヒアルロニダーゼ阻害作用、サイクリックAMPホスホジエステラーゼ阻害作用およびヒスタミン遊離阻害作用からなる群より選ばれる1種または2種以上の作用を有することを特徴とする抗炎症剤。オスベッキア(Osbeckia)属に属する植物からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とする抗酸化剤。前記抽出物が活性酸素消去作用および/またはラジカル消去作用を有することを特徴とする抗酸化剤。オスベッキア(Osbeckia)属に属する植物からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とする抗老化剤。前記抽出物がコラーゲン産生促進作用、コラゲナーゼ阻害作用およびエラスターゼ阻害作用からなる群より選ばれる1種または2種以上の作用を有することを特徴とする抗老化剤。オスベッキア(Osbeckia)属に属する植物からの抽出物を配合したことを特徴とする飲食品が開示されている。
特開2003−12538号公報(特許文献26)には、バカスを基材とする固体培地上に、椎茸菌を接種し、次いで菌糸体を増殖して得られる菌糸体を含む固体培地を解束し、この解束された固体培地に、水およびセルラーゼ、グルコシダーゼまたはプロテアーゼから選ばれる酵素の1種またはそれ以上を、前記固体培地を30〜50℃に保ちながら添加し、そして前記固体培地を酵素の存在下に粉砕および擂潰して椎茸菌糸体抽出物を抽出し、次いで95℃までの温度に加熱することにより酵素を失活させ、かつ滅菌してなる椎茸菌糸体抽出物を含む抗酸化作用剤。前記椎茸菌糸体抽出物および任意成分として薬剤的に許容できる担体を含む、活性酸素種や過酸化脂質による酸化的細胞傷害が関与する疾患の治療用および/または予防用である抗酸化作用剤。前記疾患が、薬物や有害物質による肝障害、循環器系疾患、胃潰瘍および胃粘膜障害などの消化器官系疾患、呼吸器系疾患、糖尿病の合併症、皮膚疾患、癌、老化からなる群より選択される請求項2に記載の抗酸化作用剤が開示されている。
特開2002−255784号公報(特許文献27)には、米糠の極性溶媒による抽出物を含有することを特徴とする美肌用組成物。
米糠の極性溶媒による抽出物であって、分子量30,000〜40,000程度の高分子画分からなる抽出物を含有してなる、皮膚老化防止作用を有する美肌用組成物。米糠の極性溶媒による抽出物であって、分子量5,000以下の高分子画分からなる抽出物を含有してなる、美白・老化防止作用を有する組成物が開示されている。
特開2002−253288号公報(特許文献28)には、一般式(I):
R−O−PO(OH)−O−R(式中、Rはジアシルグリセロール残基、Rはアルコール残基である。)で示されるホスファチドを製造するにあたり、一般式(II):
R−O−PO(OH)−O−R(式中、Rは上記の通りであり、RはCH−CH−NHまたはCH−CH−N(CHである。)で示されるホスファチドを、ストレプトバーテイシリウム・ハチジョーエンス(Streptoverticillium hachijoense)ATCC 19769 株由来のホスファチジル基転移活性を有するホスホリパーゼDの存在下、単一水性相において、第1級叉は第2級アルコールと反応させることを特徴とする方法。アルコール残基が、C2叉はC3鎖を有しており、当該鎖はアルコール性ヒドロキシル基に結合し、かつ、任意に1以上の極性基を有し得るものであり、当該鎖のいずれかの炭素原子と当該極性基のいずれかの原子との間で付加的な炭素原子が介在するか叉は介在することなく環状基が形成されていることもある、方法。大豆レシチン叉は卵レシチンのものと同じ脂肪酸組成を有し、過酸化物価が5以下である、ホスファチジル−L−セリン生成物。老化に関連する精神物理的ストレス、注意力、集中力叉は記憶力の欠如を処置するために使用する、医薬品。式(I)のホスファチドを含む化粧品が開示されている。
特開2004−131431号公報 特開2004−129663号公報 特開2004−91397号公報 特開2004−83416号公報 特開2004−10559号公報 特開2003−342179号公報 特開2003−306446号公報 特開2003−300893号公報 特開2003−252778号公報 特開2003−252777号公報 特開2003−238432号公報 特開2003−183173号公報 特開2003−176232号公報 特開2003−171307号公報 特開2003−146838号公報 特開2003−146837号公報 特開2002−322077号公報 特開2003−128569号公報 特開2003−128562号公報 特開2004−2237号公報 特開2003−119493号公報 特開2003−95970号公報 特開2003−95913号公報 特開2003−55245号公報 特開2003−55242号公報 特開2003−12538号公報 特開2002−255784号 特開2002−253288号公報以上のように、老化防止、特にお肌の老化防止については、かなり研究が進んでおり、いろいろな効果のある組成物が提案されている。しかしながら、老化防止は、前述のように、種々の要因が関係しており、決め手となる解決手段を見出すのは困難である。本発明者は、活性酸素除去機能、コラーゲン産生促進機能、ヒアルロン酸産生促進機能の相乗的効果に着目した。
本発明は、老化防止、特にお肌の老化防止機能を有する組成物およびそれを含有する機能を有する組成物を提供しようとするものであり、その組成物を化粧品用、飲食品用の用途に供することを課題とする。
活性酸素除去機能を有する組成物ついて検討する。
イグサ(Juncus 属)は約220種が世界に分布している。比較的湿度の高い地域で育ちやすいことから,日本,中国,東南アジアにおいて主に栽培されている。栽培されたJuncus 属は,敷物やモップとして世界中で利用されている。日本ではJuncus 属の植物を「イグサ」と呼んでおり,柔道のマットや室内のカーペットとして,約60年以上も前より使われてきた。
イグサは毒性がなく,古来より利尿薬,消炎薬などの薬草として用いられてきた歴史がある。漢薬の臨床と応用では,利尿薬として,あるいは水腫の治療として,一回1.5〜3 g服用すると良いと書かれている。さらに新訂和漢薬では,切り傷,出血,打撲にイグサを噛み潰したものを塗布すると症状が改善されると書かれている。イグサには腸管出血性大腸菌O157に対して抗菌作用を有していることが明らかとなっている。その他にも腸管出血性大腸菌O26、O111、食中毒件数で最も多いサルモネラ菌、牛乳汚染で問題になった黄色ブドウ球菌、さらには腐敗細菌である枯草菌やミクロコッカス菌に対しても抗菌作用があった。また抗菌成分は酸や熱に強いことも明らかになっている。このためイグサを食べた場合、酸度が強い胃を通過しても抗菌性が失われない状態で速やかに腸に達することから、イグサの食中毒未然防止を目的とした活用法研究されている。
しかし近年「活性酸素」の研究が進むにつれて、酸素の「毒性」が明らかになってきた。酸素というものは文字通り何でも物を酸化してしまうという働きがある。鉄が錆びたり、切ったリンゴが黒くなるのも酸素が影響している。活性酸素は酸素の約1500倍の酸化力を有しており、少量では免疫効果を発揮するものの、体内に多量に蓄積した場合、ガンや動脈硬化、糖尿病、老化、アトピー性皮膚炎、アレルギー疾患など様々な病気を引き起こすことで知られている。疾患の約90%は活性酸素が原因とさえ言われている。活性酸素は酒やタバコを飲んだり、ストレスが溜まったり、空気が汚れた環境で生活したり、食品添加物を多く含む食品を食べることで、体内に蓄積される。しかしこれらは現代生活において避けては通れないものばかりで、活性酸素を消去する食品を日常的に食べることが必要であると考えている。
イグサは活性酸素の消去に優れた植物であり、イグサ1gあたりで4200単位もの活性酸素を消去することが明らかとなった。この値は、同じく活性酸素を消去することで有名な青汁の原料であるケールの約5倍もの高さである。イグサは食物繊維が100gあたり63gもの量を占めている。これは様々な農作物の中でもかなり高い値であり、レタスの約40倍、サツマイモの約9倍、ほうれん草の約2倍にあたる。食物繊維はコレステロール抑制効果、血糖値上昇抑制効果、大腸ガンの発生抑制効果など多くの効能を有していることが既に明らかになっている。
ところで、稲藁から枯草菌をスクリ−ニングすると、30〜35程の菌が分離される事は昔から判明している。これらの菌は、納豆菌の類縁性の菌(枯草菌)であるとされている。昔から日本には、微生物を利用した伝統的発酵食品が多く存在しているが、糸引納豆もその内の一品であり、安全しかも薬効に勝れた栄養素の豊富なことは他に類のない無塩発酵食品である。安全制と薬効、栄養素が保たれたのは、自然界で生存している納豆菌(枯草菌の一種)と大自然の大地から収穫された有機栽培の大豆と千年の長期間改良することなく自然に発酵さす技術によって造られてきたからである。古来より糸引納豆も医食同源として、古書「本朝食鑑」に記述されており、伝染病の予防によく食べられていたようであり特に、赤痢・チフス・風邪に民間療法として使われ、皮膚病のシラクモ、ハタケに糸引納豆の糸(粘り)を軟豪としてもちいられていたし、胃腸薬としても市販されている近年は、高血圧・脳血せん・心筋こうそくの予防に効果があるとの発見もあり、糸引納豆の糸(粘り)が骨粗しょう症に薬効があることが研究の結果判明された。
糸(粘り)に含まれているビタミンKが体内のカルシウムを増す大きな役目を果たしている。精神の安定にも寄与されることも判り、納豆ご飯をまる呑みしても、糸(粘り)には、セルラーゼと言う酵素が含まれているので、消化を助ける力があり、そのうえ坑がん性免疫性を始め、0-157の食中毒に糸引納豆の粘り(糸)が病原性大腸菌に抗菌効果がある事が研究発表され話題となった。これらの薬効のある糸引納豆はすべて良品質のものでなくてはならない。
自らが善玉菌となって悪玉菌をやっつける納豆菌と同時に、ビフィズス菌など他の善玉菌を増やしてやる。そんな力が納豆菌にある。摂取する納豆菌は胞子状になっていますからとても安定しているし、胃酸に出会っても簡単には死ぬことはない。その菌が胃を通り、あるものは途中で分裂繁殖し、あるものは胞子の形のまま腸に達する。その数も何億、という単位だとされている。腸の中には、善玉菌から悪玉菌に至るまでさまざまな腸内細菌があり、それらが相互に作用しながら、各種の酵素を製造したり腸の中の清掃を行なったりしている。納豆菌はそれらの善玉菌と共同して、特殊な酵素を作り出し、その酵素の力で便秘や下痢などで発生した腐敗菌を殺し、善玉菌を増やしている。これが現在推定されている納豆菌の整腸作用のしくみである。
酵素と言えば、納豆菌の酵素作用は、すでに医学で実用化されており、消化剤が精製されている。最近、「食品の機能性」とか「機能性食品」という言葉がずいぶんいわれるようになったが、私たちが食べている食品を、生きていくうえで必要な栄養素である一次機能、食べたらおいしそうだなと感覚に訴える二次機能、さらにもう一つ、「生体調節機能」があるとして、三次機能と名づけられている。この第三の機能は、免疫力を高め、病気の予防や回復、老化の予防などのように私たちの身体の働きをコントロールし、健康なからだを維持する働きである。発酵食品である納豆には、栄養たっぷりの大豆と食欲をそそる納豆のおいしさに加え、三次機能の性質がことのほか高いように思われる。生のまま食べると下痢をするような豆のたんぱく質を微生物の力を借りて食べられる形へとつくりかえた発酵食品の納豆はまさに古代人の生活の知恵といえる。健康と寿命を延ばす要因にはいろいろなものがあるが、個人の注意により確実に健康を維持できる要因は食生活にある。納豆は、栄養豊富なうえに整腸作用に優れた発酵食品で、当時とても貴重な薬餌であった。
次のような実験もある。「両足の付け根にガン細胞を移植したハツカネズミの片方の足にだけ、納豆菌を注入してその後のガンの発達を観察したところ、納豆菌を注入しなかった足にはガンが発生していたが、注入したほうにはガンはなく、あったとしても半分以下の確率だった。」このことが新聞に発表されて大きな話題となったが、納豆菌がどんなメカニズムでガンを抑えるかについては不明な部分がある。
そのほか納豆菌の胞子にはどのような医学的な効果があるのか、それを実験するために高血圧になりやすい血統にあるラットを選出し、そのラットに高血圧の元とも言うべき塩分を与えて高血圧の素地を作りながら、これらのラットを二つのグループに分けて行った実験がある。そして一方には納豆を与え、一方には何も与えない実験をした。その結果は、納豆を与えたラットは高血圧になりにくく、長命であったのに対して、納豆を与えなかったラットは高血圧になり短命であった。その結果を踏まえて、納豆の何に効果があったかを調べたところ、納豆菌の胞子に強い血圧上昇防止力があるということが分かっている。
同じくネズミによる実験であるが、納豆菌に含まれる成分を慢性すい炎を起こしていたネズミに与えたところ、改善したという実験報告がある。納豆菌の隠れた力に、最近、大きな注目を集めているのが血栓溶解酵素「ナットウキナーゼ」の発見である。これこそ納豆菌と大豆の出会いによって生まれた究極の成分と言える。というのも、このナットウキナーゼは大豆と納豆菌が出会うことでしか生まれないからである。大豆が納豆菌の作用によって発酵した結果生まれた、あの納豆独特の粘りに含まれている。
ちなみにあの納豆のネバネバ成分のほとんどは、γ-グルタミン酸というアミノ酸の一種で旨味成分の一つである。このナットウキナーゼには、血栓ができるのを予防し血栓を溶かす働きがある。岡山県立短期大学の須見洋行氏は、納豆の成分効果を研究しようと、人工的に作った血栓(血の固まり)の上に納豆を乗せ、体温と同じ37℃に保って変化を見たところ、見事に血栓が溶解しているのが発見した。その原因成分を探ってみたところ、納豆のネバネバに含まれる一つの酵素に行き着き、それを納豆の名前にちなんで「ナットウキナーゼ」と呼ぶことにしたのです、納豆の中の一成分が、死亡原因において高い比率を占める心筋こうそくや脳血栓、脳卒中などの原因となる血栓を予防したり、血栓を溶解する働きがある。今大きな社会問題にもなっているこれらの病気の後遺症、ボケをも防いてくれる可能性がある。
血栓を予防するために人間の身体の中に分泌される成分にプラスミンという酵素があり、このプラスミンという酵素の合成には、血管壁の内側の細胞から血液中に放出されるある物質が必要であり、その物質が不足するから血栓症になると言われる。ナットウキナーゼはその物質と大きな関わりがあるらしいのですが、でも分かっているのはそこまで。おそらくナットウキナーゼは、その物質の分泌を促進する働きがあると推定されていますが、定かではない。ともあれ、このナットウキナーゼの働きが解明されれば、成人病予防、死亡率の低下、ボケの防止などに大きな力を発揮すると思われる。
もちろん納豆を食べていれば、このナットウキナーゼは自然に摂取できる。動物実験によって、このナットウキナ一ゼは胃や腸に入っても活動を続けていると言われる、この点が納豆菌とよく似ていると思われる。血栓というのは、血管の中にゴミのような塊ができて、それが文字通り血管に栓をしたり、血液の流れを妨害したりするもので、そうなるとそこから先に血液が送られず細胞も死んでしまう。それが心臓に起これば「心筋梗塞」で、脳血管で起これば「脳梗塞」などになる。こうした急に激しい苦しみを伴うものに対して、微小血管の流れがしだいに悪くなり無自覚のうちに、その流域の脳細胞が弱ってくるのが脳血管性のボケである。血液中に常に大過剰量含まれているフィブリノーゲンという蛋白が、血小板という細胞、および血液凝固系と呼ばれる凝固を起こす複数の酵素の働きによって、固まってできたものがフィブリンである。
ナットウキナーゼは血液中のプラスミンに似た強力な酵素で、納豆菌によって合成されるもので、大豆そのものや豆腐などの製品には含まれていません。動物実験でナットウキナーゼは胃(酸性)を通過し、腸(アルカリ性)でも活性は失われないし、経口で与えた場合でも、血管内の血栓の溶けることが既に確かめられています。それらを考え合わすと、納豆を日頃から食べていれば、血液中の血栓の溶解活性を高める効果が十分に期待できるといわれている。実はこうした血栓というのは、常に我々の体の中でできているのです。というのは、血管はいつもいろいろの原因で傷つき出血を起こす危険にさらされているわけで、それを防ぐために血栓は必要なのです。つまり、血栓とは、決して一方的に悪いものではなく、血栓ができている間に生体は血管を修復し、それが終わった後に、今度はすみやかに用済みとなった血栓を溶かすというわけである。そしてこの線維素(血栓のこと)を溶かすのが、線溶系と呼ばれる酵素群であり、この活性が先ほどの凝固系の活性とバランスがとれていればよいのだが、それが崩れた場合にいろいろな問題が起こってくる。
さて、プランクトン、そのうちの動物プランクトン、とりわけ、オキアミ類の持つ栄養
成分に注目した。植物プランクトンには1ミクロン(1ミリの千分の1)に満たない原始的な藻類から、1ミリを越える大型の珪藻までさまざまなものがいる。一方、動物プランクトンにもさまざまな形や大きさのものがいて、それぞれの生活に合ったやり方で植物プランクトンを食べる。甲殻類のオキアミ類(数センチ)やカイアシ類(数ミリ)は口のまわりの脚を使って大型の藻類(数十〜数百ミクロン)をこしたり捉えたりして食べる。 原生生物のように非常に小さい動物プランクトン(数十〜数百ミクロン)は、さらに小さい藻類やバクテリアを餌にする。また、オタマボヤのように餌をこし分けるための特別なフルイを使って小さなプランクトンだけを食べるものもいる。
オキアミ類は現在世界中で85種類が分類される。オキアミの「オキ」は「沖」を意味し、海洋の沿岸から沖合水域に広く分布し、基本的には終生浮遊生活を送る。オキアミ類は分類学上は甲殻類上綱、軟甲綱、真軟甲亜綱、ホンエビ上目、オキアミ目に属し、外観はアミ類やエビ類と類似していますが、分類学上は全く異なる動物群である。オキアミ類は他の甲殻類と同様に、脱皮変態して形が異なる発育段階を経て、成体となる。まず、卵が産み落とされて、それが孵化してノープリウス幼生となる。
このノープリウス幼生は1、2期があり、その次にメタノープリウス幼生となる。メタノープリウス幼生が脱皮して、エビ型のカリプトピス幼生となる。カリプトピス幼生期は3期からなり、この期で体は基本的に二つに分かれ、口器が完成し餌が取れるようになる。続くファーシリア幼生は6期あり、この期間で腹脚や胸脚が発達し、鰓も出現し、発光器、尾節、複眼の発達もみられる。ジュベニルになると全ての脚が完成し、尾節も明確になり、体形は成体型となる。ただし、生殖腺が未発達で、第2次性徴はみられず、雌雄の判別は因難である。ナンキョクオキアミの場合、表層で産み落とされた卵は沈んでいく過程で、孵化までのステージが進んでいき、水深数千メートル付近で孵化する。孵化後ノープリウス幼生、メタノープリウス幼生と発育段階が進むに連れ、徐々に上層に上がっていき、餌の摂食が可能となるカリプトピス幼生、ファーシリア幼生のころには、餌となる植物プランクトン等がいる表層付近にたどり着くようになる。卵が沈降途中、水深500メートルくらいの大陸棚等に着いた場合はその場で卵の発育が進行し、幼生も大陸棚の海底付近で発育段階が進み、水深数千メートル付近で孵化したものと同様に、摂食できるころに表層付近に上昇することになる。
一般的にオキアミ類は幼生期には植物プランクトンを餌としている。ジュベニルや成体のものは種類や生息環境によって、多少の違いがあるが、胸脚を用いた摂食が基本となる。最も多く見られる摂食方法はろ過摂食である。これは胸脚を広げて、海水中の植物プランクトンや小型の動物プランクトンをろ過する方法である。また、胸脚を使って、中型の動物プランクトン等を捕まえて食べる方法もある。氷の下についた植物プランクトンを胸脚を使って、掻き取ったり、泥中の生物を捕まえたり、海中のデトライタスを摂食したりと様々な摂食パターンがある。
このようにオキアミ類は植物プランクトン等を食べ、そのオキアミを魚類等が餌とし、生体内部には豊富な栄養分がある。すなわち、EPA(やDHA)を含む植物プランクトンを動物プランクトンが食べ、それをいわしなどの小型魚がエサにし、さらにまぐろなどの大型回遊魚がいわしなどを食べる”、という食物連鎖の結果、これらの魚の体内に蓄積されていると考えられている。EPAの主な作用は、血液の凝固を防ぎ、血流をよくする(血液サラサラ効果)悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす。その結果、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、高脂血症、高血圧、肥満といった生活習慣病の予防・改善に効果を発揮する。また
・アレルギー症状の予防・改善・抗がん作用 があることも知られている。血液の凝固を防ぎ、血流をよくする(血液サラサラ効果) ・悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす、でも酸化を防ぐ成分と一緒に摂らないとすぐに酸化してパワーを発揮できない。 “血液サラサラ効果”をはじめ、数々の優れた作用をもつEPA、DHAであるが、実は弱点もある。それは“体内で酸化されやすい”という性質。酸化されたEPA、DHAは体内の活性酸素を増やしてしまうので、からだにとってはかえってマイナスに働いてしまう。そこで、強力な抗酸化物質であるビタミンEやビタミンCとの併用が望まれる。
次に、コラーゲン産生促進機能を有する組成物について検討する。
クスノハガシワの抽出物に注目した。有効成分。抽出原料として用いる植物は、クスノハガシワ(学名:Mallotus philippinensis Mueller-Argoviensis,中国名:呂宋楸毛(ルソンシュウモウ))は、トウダイグサ科に属する常緑小高木であって、広東、広西、湖南、雲南、四川、浙江、福建、江西、台湾などに分布しており、これらの地域から容易に入手可能である。抽出原料として用いる植物の構成部位は特に限定されるものではなく、例えば、葉部、花部、根部、樹皮、枝部等の構成部位を抽出原料として用いることができる。これらのうち特に樹皮を抽出原料として用いることが好ましい。
植物の抽出に一般に用いられている抽出方法によって、クスノハガシワからこれらの作用を有する抽出物を得ることができる。例えば、抽出原料を乾燥した後、そのまま、又は粗砕機を用いて粉砕し、抽出溶媒による抽出に供することにより得ることができる。この際、抽出原料の乾燥は天日で行ってもよいし、通常使用される乾燥機を用いて行ってもよい。また、クスノハガシワは、ヘキサン、ベンゼン等の非極性溶媒によって脱脂等の前処理を施してから抽出原料として使用してもよい。脱脂等の前処理を行うことにより、極性溶媒による抽出処理を効率よく行うことができる。抽出溶媒としては、水若しくは親水性有機溶媒又はこれらの混合液を室温又は溶媒の沸点以下の温度で用いることが好ましい。抽出溶媒として使用し得る水としては、純水、水道水、井戸水、鉱泉水、鉱水、温泉水、湧水、淡水等の他、これらに各種処理を施したものが含まれる。水に施す処理としては、例えば、精製、加熱、殺菌、ろ過、イオン交換、浸透圧の調整、緩衝化等が含まれる。従って、本発明において抽出溶媒として使用し得る水には、精製水、熱水、イオン交換水、生理食塩水、リン酸緩衝液、リン酸緩衝生理食塩水等も含まれる。抽出溶媒として使用し得る親水性有機溶媒としては、例えば、メタノール、エタノール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール等の炭素数1〜5の低級アルコール;アセトン、メチルエチルケトン等の低級脂肪族ケトン;1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等の炭素数2〜5の多価アルコールなどが挙げられる。2種以上の極性溶媒の混合液を抽出溶媒として使用する場合、その混合比は適宜調整することができる。例えば、水と低級脂肪族アルコールとの混合液を使用する場合には、水と低級脂肪族アルコールとの混合比を7:3〜2:8(重量比)とすることができる。
抽出処理は、クスノハガシワに含有される可溶性成分を抽出溶媒に溶出させ得る限り特に限定されるものではなく、常法に従って行うことができる。抽出処理の際には特殊な抽出方法を採用する必要はなく、室温又は還流加熱下において任意の装置を用いることができる。具体的には、抽出溶媒を満たした処理槽に抽出原料を投入し、必要に応じて時々攪拌しながら、通常1〜3時間静置して可溶性成分を溶出した後、ろ過して固形物を除去し、得られた抽出液から抽出溶媒を留去し、乾燥することにより抽出物が得られる。抽出溶媒量は抽出原料の通常5〜15倍量(重量比)であり、抽出温度は、通常、常温〜95℃である。得られた抽出液は、該抽出液の希釈液若しくは濃縮液、該抽出液の乾燥物、又はこれらの粗精製物若しくは精製物を得るために、常法に従って希釈、濃縮、乾燥、精製等の処理を施してもよい。得られた抽出液はそのままでもとして使用することができるが、濃縮液又は乾燥物としたものの方が利用しやすい。
クスノハガシワからの抽出物の製剤化は常法に従って行うことができる。製剤化する場合、保存や取扱いを容易にするために、デキストリン、シクロデキストリン等の薬学的に許容され得るキャリアーその他任意の助剤を添加することができ、クスノハガシワからの抽出物を粉末状、果粒状、錠剤状等、任意の剤形に製剤化することができる。クスノハガシワ抽出物は特有の匂いを有しているため、その生理活性の低下を招かない範囲で脱色、脱臭等を目的とする精製を行うことも可能であるが、皮膚化粧料や美容用飲食品などに添加する場合には大量に使用するものではないから、未精製のままでも実用上支障はない。精製は具体的には、活性炭処理、吸着樹脂処理、イオン交換樹脂処理等によって行うことができる。この剤は、コラーゲン産生促進剤は、線維芽細胞によるコラーゲンの産生を活発化して真皮層に十分なコラーゲンを補給することによって、皮膚の老化を防止及び/又は改善することができる。
次に、ヒアルロン酸蓄積促進機能を有する組成物について、検討する。
アロエベラ(Aloe vera)、ラカンカ(Momordicagrosvenorii)、トチュウ(Eucommia ulmoides)、マカ(Lepidiummee yenii)、エンバク(Avena sativa)、エルカンブリ(Gentianella alborocea)、カルカデ(Hibiscus sabdariffa)、ディル(Anethum graveolens)、トウキンセンカ(Calendula officinalis)、リュウガンニク(Euphoria longana)、フェンネル(Foeniculum vulgare)、チャ(Thea sinensis)、ペニーロイヤルミント(Mentha pulegium)、ネトル(Urtrica thunbergiana)、ビンロウジ(Areca catechu)、ダッタンソバ(Fagopyrumtartaricum)、アセンヤク(Uncaria gambir)、シクンシ科植物ターミナリアアルジュナ(Terminalia arjuna)より選ばれる植物のからの抽出物に注目した。
上記植物は、葉、茎、芽、花、木質部、木皮部(樹皮)などの地上部および根、塊茎などの地下部、種子、果実、樹脂など全ての部位が使用可能である。また、植物は、植物自身を乾燥させた乾燥物、その粉砕物、それら自身を圧搾抽出することにより得られる搾汁、水あるいはアルコール、エーテル、アセトンなどの有機溶媒による粗抽出物、および粗抽出物を液液分配、カラムクロマトグラフィーなどで段階的に精製して得られた抽出物画分など、全てを含む。これらは単独で用いても良く、また2種以上混合して用いても良い。
例えば、リュウガンニクの植物体乾燥物1Kgにエタノール3Lを加え、室温で一晩浸漬することにより得た抽出液を、そのままヒアルロン酸蓄積促進作用を有する皮膚しわ改善用組成物、皮膚保湿用組成物、皮膚老化予防用組成物、血栓形成阻害用組成物、関節炎治療用組成物、リウマチ治療用組成物、ドライアイ予防用組成物、血管柔軟化用組成物、動脈硬化治療用組成物として使用しても良いし、液液分配、各種クロマトグラフィーを組み合わせて、精製したものを使用しても良い。
ヒアルロン酸は、極めて高い保水能力や粘弾性を示す生体成分として知られている。ヒアルロン酸は生体中では単独で存在することはほとんどないといってよく、様々なヒアルロン酸結合活性を有するプロテインなどのヒアルロン酸結合分子が結合して特異なマトリックスを構築している。このヒアルロン酸リッチマトリクスは、活発な代謝変化、細胞増殖がみられる部位にはほとんどにおいて見出されるものである。
ヒアルロン酸は、その優れた保水能力によって、皮膚の乾燥を防ぎ、みずみずしい肌を保つために使用できる。皮膚はヒアルロン酸を豊富に有する組織であるが、ヒアルロン酸は、加齢とともに低分子化されて、その保水能力が低下していく。そこで、皮膚のヒアルロン酸を豊富に保持することによって、皮膚の老化を防止することができる。ヒアルロン酸の産生量を促進することによって、ヒアルロン酸の産生量の減少により生じる血管、関節、眼球などの組織で発生する障害や病態を改善することができる。また、血栓形成阻害作用を有しているヒアルロン酸の産生を促進することにより、血栓形成を阻害することができ
有効成分たる植物の有効投与量は、患者の年齢、体重、症状、患者の程度、投与経路、投与スケジュール、製剤形態、素材の阻害活性の強さなどにより、適宜選択・決定されるが、例えば、経口投与の場合、一般に1日当たり0.001〜1000mg/kg程度、アロエベラのエタノール抽出物の場合、1日当たり10〜200mg/kg程度とされ、1日に数回に分けて投与してもよい。
また、本発明の剤を含有せしめて、ヒアルロン酸蓄積促進剤含有化粧料または化粧料素材として使用する場合、例えば、エンバクの乾燥物あるいは抽出物を小麦胚芽油あるいはオリーブ油に添加して化粧料素材として使用することができる。
また、前記のヒアルロン酸蓄積促進剤を直接、化粧品成分として使用した化粧品を製造することができる。本発明の方法で得られるヒアルロン酸蓄積促進剤を含有せしめた化粧品としては特に限定されるものではないが、機能面からは、例えば乳液、化粧液、フェイスクリーム、ハンドクリーム、ローション、エッセンス、シャンプー、リンスなどが好ましい。このような化粧品は、常法に従って製造することができる。化粧品における有効成分である植物の乾燥物または抽出物の添加量は、特に限定されるものではないが、一例としてあげると、化粧料全重量の0.01重量%以上20重量%以下程度が適当である。この有効成分である植物は、天然物であるためその毒性は低く、例えばフェンネルのエタノール抽出物を毎日1000mg/kg、100日間という長期間に亘ってラットに経口投与しても、死亡例は認められず、体重変化も観察されていない。
本発明者は、下記の構成を要件とした老化防止用組成物、およびそれを含有する化粧品及飲食品を提供する。すなわち、
(1)大豆抽出物とイグサ抽出物およびオキアミ抽出物を必須成分とし、
(2)さらに、クスノハガシワの抽出物を加え、
(3)好ましくは、さらに、アロエベラ(Aloe vera)、ラカンカ(Momordicagrosvenorii)、トチュウ(Eucommia ulmoides)、マカ(Lepidiummee yenii)、エンバク(Avena sativa)、エルカンブリ(Gentianella alborocea)、カルカデ(Hibiscus sabdariffa)、ディル(Anethum graveolens)、トウキンセンカ(Calendula officinalis)、リュウガンニク(Euphoria longana)、フェンネル(Foeniculum vulgare)、チャ(Thea sinensis)、ペニーロイヤルミント(Mentha pulegium)、ネトル(Urtrica thunbergiana)、ビンロウジ(Areca catechu)、ダッタンソバ(Fagopyrumtartaricum)、アセンヤク(Uncaria gambir)、シクンシ科植物ターミナリアアルジュナ(Terminalia arjuna)より選ばれる植物のからの抽出物加えたものからなる組成物を得、
(4)そして、さらに望ましくは、それら抽出液を納豆菌で発酵させた発酵液を含有することを特徴とする、老化防止剤およびそれを含有する化粧品及飲食品を提供する。
本発明によれば、老化防止について、お肌の面から、および体内の面から、老化を防止する組成物およびそれを含有する化粧品及飲食品品を提供できる。
(1)大豆抽出物とイグサ抽出物およびオキアミ抽出物を必須成分とし、(2)さらに、クスノハガシワの抽出物を加え、(3)好ましくは、さらに、アロエベラ(Aloe vera)、ラカンカ(Momordicagrosvenorii)、トチュウ(Eucommia ulmoides)、マカ(Lepidiummee yenii)、エンバク(Avena sativa)、エルカンブリ(Gentianella alborocea)、カルカデ(Hibiscus sabdariffa)、ディル(Anethum graveolens)、トウキンセンカ(Calendula officinalis)、リュウガンニク(Euphoria longana)、フェンネル(Foeniculum vulgare)、チャ(Thea sinensis)、ペニーロイヤルミント(Mentha pulegium)、ネトル(Urtrica thunbergiana)、ビンロウジ(Areca catechu)、ダッタンソバ(Fagopyrumtartaricum)、アセンヤク(Uncaria gambir)、シクンシ科植物ターミナリアアルジュナ(Terminalia arjuna)より選ばれる植物のからの抽出物加えたものからなる組成物を得、(4)そして、さらに望ましくは、それら抽出液を納豆菌で発酵させた発酵液から抽出物を得、これを組成物とすることを特徴とする、老化防止剤およびそれを含有する化粧品及飲食品。
以下に本発明を実施例によってさらに具体的に説明するが、本発明は実施例に限定されるみのではない。
[イグサの抽出液の調製]
乾燥粉砕した原料100gを10倍量の60℃の熱水中に入れ、1昼夜抽出した後、遠
心分離後に抽出液と残さにわけ、残さを再度約5倍量の100℃の熱水を加えて1昼夜抽出を行い、遠心した後、60℃で抽出した抽出液と100℃で抽出した抽出液を混合したものをイグサ抽出液とし、この抽出液を約50℃でろ過を行った後、再度15℃まで冷めた後でろ過を行い、その後減圧下で濃縮し、さらに凍結乾燥を行い、その後、10mlの蒸留水に溶解したものを抽出液として調整した。
[大豆の抽出液の調製]
乾燥粉砕した原料100gを10倍量の60℃の熱水中に入れ、1昼夜抽出した後、遠
心分離後に抽出液と残さにわけ、残さを再度約5倍量の100℃の熱水を加えて1昼夜抽出を行い、遠心した後、60℃で抽出した抽出液と100℃で抽出した抽出液を混合したものを大豆抽出液とし、この抽出液を約50℃でろ過を行った後、再度15℃まで冷めた後でろ過を行い、その後減圧下で濃縮し、さらに凍結乾燥を行い、その後、10mlの蒸留水に溶解したものを抽出液として調整した。
[オキアミの抽出液の調製]
乾燥粉砕した原料100gを10倍量の60℃の熱水中に入れ、1昼夜抽出した後、遠心分離後に抽出液と残さにわけ、残さを再度約5倍量の100℃の熱水を加えて1昼夜抽出を行い、遠心した後、60℃で抽出した抽出液と100℃で抽出した抽出液を混合したものをオキアミ抽出液とし、この抽出液を約50℃でろ過を行った後、再度15℃まで冷めた後でろ過を行い、その後減圧下で濃縮し、さらに凍結乾燥を行い、その後、10mlの抽出液として調製した。
[クスノハガシワの抽出液の調製]
乾燥粉砕した原料100gを10倍量の60℃の熱水中に入れ、1昼夜抽出した後、遠心分離後に抽出液と残さにわけ、残さを再度約5倍量の100℃の熱水を加えて1昼夜抽出を行い、遠心した後、60℃で抽出した抽出液と100℃で抽出した抽出液を混合したものをクスノハガシワ抽出液とし、この抽出液を約50℃でろ過を行った後、再度15℃まで冷めた後でろ過を行い、その後減圧下で濃縮し、さらに凍結乾燥を行い、その後、10mlの抽出液として調製した。
[植物、アロエベラ等の抽出液の調製]
アロエベラ、ラカンカ、トチュウ、マカ、エンバク、エルカンブリ、カルカデ、ディル、トウキンセンカ、リュウガンニク、フェンネル、チャ、ペニーロイヤルミント、ネトル、ビンロウジ、ダッタンソバ、アセンヤク、シクンシ科植物 Terminalia arjuna、各100gに10倍量の60℃の熱水中に入れ、1昼夜抽出した後、遠心分離後に抽出液と残さにわけ、残さを再度約5倍量の100℃の熱水を加えて1昼夜抽出を行い、遠心した後、60℃で抽出した抽出液と100℃で抽出した抽出液を混合したもの上記それぞれの、植物抽出液とし、この抽出液を約50℃でろ過を行った後、再度15℃まで冷めた後でろ過を行い、その後減圧下で濃縮し、さらに凍結乾燥を行い、その後、10mlの抽出液として調製した。なお、本実施例では、マカの抽出液を用いた。
[納豆菌による発酵液の調製]
(a)大豆の抽出液10ml、イグサの抽出液10ml、オキアミの抽出液10ml、クスノハガシワの抽出液10ml、マカの抽出10mlを混合し水で1Lに希釈調製してから、納豆菌を接種して、好気的条件下で、40℃で24時間発酵させ、さらに10℃の冷蔵庫で24時間熟成させたものを、再度10℃でろ過し、その後減圧下で、50mlまで濃縮し、納豆菌発酵液とした。なお、(b)それぞれ大豆抽出液とのマカの抽出液あるいはクスノハガシワの抽出液の場合は、25ml:25mlを水1Lに希釈してから、(c)大豆の抽出液、イグサの抽出液、オキアミの混合抽出液は25ml:12.5ml:12.5mlを水1Lに希釈してから、同様にして発酵させたのち、上述のようにして抽出液を得た。
化粧料の調製。下記のような化粧料を調製した。
化粧水は、全体100重量部のうち、以下を共通成分として、老化防止の機能成分とともに、80℃に保ちながら、加熱溶解し、40℃まで撹拌しながら冷却する。その後、攪拌し均一に溶解することにより、調製した。
a)グリセリン 5.0
b)ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート(20E.O.) 1.0
c)エタノール 6.0
d)香料 適量
e)ビタミンC 0.05
f)精製水 残余
老化防止の機能成分の配合。
化粧水A
1.大豆・オキアミ・イグサの混合抽出液 6.0
2.クスノハガシワの抽出液 0
3.マカの抽出液 0
4.1の納豆菌による醗酵液(c) 0
5.2の納豆菌による醗酵液(b) 0
6.3の納豆菌による醗酵液(b) 0
7.1+2+3の納豆菌による醗酵液(a) 0
化粧水B
1.大豆・オキアミ・イグサの混合抽出液 0
2.クスノハガシワの抽出液 6.0
3.マカの抽出液 0
4.1の納豆菌による醗酵液(c) 0
5.2の納豆菌による醗酵液(b) 0
6.3の納豆菌による醗酵液(b) 0
7.1+2+3の納豆菌による醗酵液(a) 0
化粧水C
1.大豆・オキアミ・イグサの混合抽出液 0
2.クスノハガシワの抽出液 0
3.マカの抽出液 6.0
4.1の納豆菌による醗酵液(c) 0
5.2の納豆菌による醗酵液(b) 0
6.3の納豆菌による醗酵液(b) 0
7.1+2+3の納豆菌による醗酵液(a) 0
化粧水D
1.大豆・オキアミ・イグサの混合抽出液 0
2.クスノハガシワの抽出液 0
3.マカの抽出液 0
4.1の納豆菌による醗酵液(c) 6.0
5.2の納豆菌による醗酵液(b) 0
6.3の納豆菌による醗酵液(b) 0
7.1+2+3の納豆菌による醗酵液(a) 0
化粧水E
1.大豆・オキアミ・イグサの混合抽出液 0
2.クスノハガシワの抽出液 0
3.マカの抽出液 0
4.1の納豆菌による醗酵液(c) 0
5.2の納豆菌による醗酵液(b) 6.0
6.3の納豆菌による醗酵液(b) 0
7.1+2+3の納豆菌による醗酵液(a) 0
化粧水F
1.大豆・オキアミ・イグサの混合抽出液 0
2.クスノハガシワの抽出液 0
3.マカの抽出液 0
4.1の納豆菌による醗酵液(c) 0
5.2の納豆菌による醗酵液(b) 0
6.3の納豆菌による醗酵液(b) 6.0
7.1+2+3の納豆菌による醗酵液(a) 0
化粧水G
1.大豆・オキアミ・イグサの混合抽出液 0
2.クスノハガシワの抽出液 0
3.マカの抽出液 0
4.1の納豆菌による醗酵液(c) 0
5.2の納豆菌による醗酵液(b) 0
6.3の納豆菌による醗酵液(b) 0
7.1+2+3の納豆菌による醗酵液(a) 6.0
化粧水H
1.大豆・オキアミ・イグサの混合抽出液 0
2.クスノハガシワの抽出液 0
3.マカの抽出液 0
4.1の納豆菌による醗酵液(c) 3.0
5.2の納豆菌による醗酵液(b) 3.0
6.3の納豆菌による醗酵液(b) 0
7.1+2+3の納豆菌による醗酵液(a) 0
化粧水I
1.大豆・オキアミ・イグサの混合抽出液 0
2.クスノハガシワの抽出液 0
3.マカの抽出液 0
4.1の納豆菌による醗酵液(c) 3.0
5.2の納豆菌による醗酵液(b) 0
6.3の納豆菌による醗酵液(b) 3.0
7.1+2+3の納豆菌による醗酵液(a) 0
化粧水J
1.大豆・オキアミ・イグサの混合抽出液 0
2.クスノハガシワの抽出液 0
3.マカの抽出液 0
4.1の納豆菌による抽出液(c) 0
5.2の納豆菌による抽出液(b) 0
6.3の納豆菌による抽出液(b) 0
7.1+2+3の納豆菌による抽出液(a) 0
上記処方にて調製した化粧料について実使用でお肌のシワやシミの減少等に対する効果を検討した。お肌のシワやシミ気になってきたという症状を感じている10名の女性(年齢40才〜50才)に1日2回(毎朝、毎夜)3mlずつ3ヶ月にわたってお顔に擦り込んでもらい、各自の申告評価により、表1の結果を得た。表1から明らかなように、この老化防止用の化粧料は、お肌の老化の防止に対しても優れた効果を示した。また何らの好ましくない症状も発生しなかった。
これらの結果は、判定方法の結果判定に基づく。老化防止効果テストの判定基準において、×とは使用にもかかわらず何らの改善もみられないもの。
○とはシワやシミの進行が小さくなったもの。
◎とはシワやシミの進行が止まったもの。
表1
パネル a b c d e f g h i j
化粧水A ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎
化粧水B ◎ ○ ◎ ◎ ○ ◎ ○ ○ ◎ ○
化粧水C ◎ ○ ○ ◎ ○ ◎ ○ ○ ○ ○

化粧水D ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ◎
化粧水E ○ ○ ◎ ○ ○ ◎ ○ ◎ ○ ○
化粧水F ◎ ○ ○ ◎ ○ ◎ ○ ○ ○ ○

化粧水G ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
化粧水H ◎ ○ ◎ ○ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ○
化粧水I ◎ ◎ ○ ◎ ○ ○ ◎ ◎ ○ ◎
化粧水J × × × × × × × × × ×
表1より、(1)大豆抽出物とイグサ抽出物およびオキアミ抽出物を必須成分とし、(2)さらに、クスノハガシワの抽出物を加え、(3)さらにマカ(Lepidiummee yenii)の抽出物加えたものからなる組成物を得て、(4)そして、それら抽出液を納豆菌で発酵させた発酵液から抽出物から調製した化粧料に著しい老化防止効果が認められた。
老化防止の飲料を以下のように調製した。
飲料は、全体100重量部のうち、以下を共通成分として、老化防止の機能成分とともに、調製した。
A.レモン果汁 3.0
B.ビタミンC 0.02
C.精製水 残余
老化防止の機能成分の配合。
飲料A
1.大豆・オキアミ・イグサの混合抽出液 6.0
2.クスノハガシワの抽出液 0
3.マカの抽出液 0
4.1の納豆菌による醗酵液(c) 0
5.2の納豆菌による醗酵液(b) 0
6.3の納豆菌による醗酵液(b) 0
7.1+2+3の納豆菌による醗酵液(a) 0
飲料B
1.大豆・オキアミ・イグサの混合抽出液 0
2.クスノハガシワの抽出液 6.0
3.マカの抽出液 0
4.1の納豆菌による醗酵液(c) 0
5.2の納豆菌による醗酵液(b) 0
6.3の納豆菌による醗酵液(b) 0
7.1+2+3の納豆菌による醗酵液(a) 0
飲料C
1.大豆・オキアミ・イグサの混合抽出液 0
2.クスノハガシワの抽出液 0
3.マカの抽出液 6.0
4.1の納豆菌による醗酵液(c) 0
5.2の納豆菌による醗酵液(b) 0
6.3の納豆菌による醗酵液(b) 0
7.1+2+3の納豆菌による醗酵液(a) 0
飲料D
1.大豆・オキアミ・イグサの混合抽出液 0
2.クスノハガシワの抽出液 0
3.マカの抽出液 0
4.1の納豆菌による醗酵液(c) 6.0
5.2の納豆菌による醗酵液(b) 0
6.3の納豆菌による醗酵液(b) 0
7.1+2+3の納豆菌による醗酵液(a) 0
飲料E
1.大豆・オキアミ・イグサの混合抽出液 0
2.クスノハガシワの抽出液 0
3.マカの抽出液 0
4.1の納豆菌による醗酵液(c) 0
5.2の納豆菌による醗酵液(b) 6.0
6.3の納豆菌による醗酵液(b) 0
7.1+2+3の納豆菌による醗酵液(a) 0
飲料F
1.大豆・オキアミ・イグサの混合抽出液 0
2.クスノハガシワの抽出液 0
3.マカの抽出液 0
4.1の納豆菌による醗酵液(c) 0
5.2の納豆菌による醗酵液(b) 0
6.3の納豆菌による醗酵液(b) 6.0
7.1+2+3の納豆菌による醗酵液(a) 0
飲料G
1.大豆・オキアミ・イグサの混合抽出液 0
2.クスノハガシワの抽出液 0
3.マカの抽出液 0
4.1の納豆菌による醗酵液(c) 0
5.2の納豆菌による醗酵液(b) 0
6.3の納豆菌による醗酵液(b) 0
7.1+2+3の納豆菌による醗酵液(a) 6.0
飲料H
1.大豆・オキアミ・イグサの混合抽出液 0
2.クスノハガシワの抽出液 0
3.マカの抽出液 0
4.1の納豆菌による醗酵液(c) 3.0
5.2の納豆菌による醗酵液(b) 3.0
6.3の納豆菌による醗酵液(b) 0
7.1+2+3の納豆菌による醗酵液(a) 0
飲料I
1.大豆・オキアミ・イグサの混合抽出液 0
2.クスノハガシワの抽出液 0
3.マカの抽出液 0
4.1の納豆菌による醗酵液(c) 3.0
5.2の納豆菌による醗酵液(b) 0
6.3の納豆菌による醗酵液(b) 3.0
7.1+2+3の納豆菌による醗酵液(a) 0
飲料J
1.大豆・オキアミ・イグサの混合抽出液 0
2.クスノハガシワの抽出液 0
3.マカの抽出液 0
4.1の納豆菌による醗酵液(c) 0
5.2の納豆菌による醗酵液(b) 0
6.3の納豆菌による醗酵液(b) 0
7.1+2+3の納豆菌による醗酵液(a) 0
上記処方にて調製したについて実使用で体調の良さについての効果を検討した。最近、年のせいか、ややストレスがたまりいらいらするという症状を感じている10名の女性(年齢40才〜50才)に1日2回(毎朝、毎夜)5mlずつ1ヶ月にわたって飲んでもらい、各自の申告評価により、表2の結果を得た。表ふから明らかなように、この老化防止用の化粧料は、体調の維持改善に対しても優れた効果を示した。また何らの好ましくない症状も発生しなかった。
これらの結果は、判定方法の結果判定に基づく。老化防止効果テストの判定基準において、×とは飲用にもかかわらず何らの改善もみられないもの。
○とは体調がかなり良くなったと感じたもの。
◎とは体調がすこぶる良くなったと感じたもの。
表2
パネル a b c d e f g h i j
飲料A ○ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎
飲料B ○ ◎ ◎ ○ ○ ◎ ◎ ○ ◎ ○
飲料C ○ ○ ◎ ◎ ○ ○ ○ ◎ ○ ○

飲料D ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ○ ◎
飲料E ○ ◎ ○ ○ ○ ◎ ○ ◎ ○ ○
飲料F ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ○ ○ ○

飲料G ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
飲料H ○ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ○ ◎ ○ ◎
飲料I ○ ◎ ○ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ○ ◎
飲料J × × × × × × × × × ×
表2より、(1)大豆抽出物とイグサ抽出物およびオキアミ抽出物を必須成分とし、(2)さらに、クスノハガシワの抽出物を加え、(3)さらにマカ(Lepidiummee yenii)の抽出物加えたものからなる組成物を得て、(4)そして、それら抽出液を納豆菌で発酵させた発酵液から抽出物から調製した飲料の摂取により、に著しい体調改善効果が認められ、老化の防止効果が示唆された。






Claims (5)

  1. 大豆抽出物とイグサ抽出物およびオキアミ抽出物を必須成分とすることを特徴とする、老化防止用組成物。
  2. 大豆抽出物とイグサ抽出物およびオキアミ抽出物に、さらに、クスノハガシワの抽出物を加えたものを必須成分とすることを特徴とする、老化防止用組成物。
  3. 大豆抽出物とイグサ抽出物、オキアミ抽出物、クスノハガシワの抽出物に、さらに、アロエベラ(Aloe vera)、ラカンカ(Momordicagrosvenorii)、トチュウ(Eucommia ulmoides)、マカ(Lepidiummee yenii)、エンバク(Avena sativa)、エルカンブリ(Gentianella alborocea)、カルカデ(Hibiscus sabdariffa)、ディル(Anethum graveolens)、トウキンセンカ(Calendula officinalis)、リュウガンニク(Euphoria longana)、フェンネル(Foeniculum vulgare)、チャ(Thea sinensis)、ペニーロイヤルミント(Mentha pulegium)、ネトル(Urtrica thunbergiana)、ビンロウジ(Areca catechu)、ダッタンソバ(Fagopyrumtartaricum)、アセンヤク(Uncaria gambir)、シクンシ科植物ターミナリアアルジュナ(Terminalia arjuna)より選ばれる植物のからの抽出物を加えたものからなることを特徴とする、老化防止用組成物。
  4. 請求項1から請求項3に記載の抽出液を納豆菌で発酵させた発酵液を含有することを特徴とする、老化防止用組成物。
  5. 請求項1から請求項4に記載の老化防止用組成物を含有することを特徴とする、化粧品または飲食品。

























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