JP2006067718A - ハイブリッド車両のモータ制御装置 - Google Patents

ハイブリッド車両のモータ制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 車両の走行状態に応じて適切なトルク制御を行う。
【解決手段】 電流指令算出部22は、トルク指令算出部21から入力されるトルク指令や運転者の始動操作に係る始動要求の有無やハイブリッド車両1の運転状態等に基づき、予め電流位相マップ記憶部23に格納されている複数の電流位相マップから適宜の電流位相マップを選択し、選択した電流位相マップに対するトルク指令に基づくマップ検索により、パワードライブユニット14からモータ12に供給する各相電流Iu,Iv,Iwを指定するための電流指令を算出しており、この電流指令は、回転する直交座標上でのId指令及びIq指令として減算器22,23へ出力される。
【選択図】 図1

Description

この発明は、内燃機関及びモータ駆動によるハイブリッド車両のモータ制御装置に関する。
従来、例えば界磁に永久磁石を利用したブラシレスDCモータを車両走行用の動力源として搭載したハイブリッド車両が知られている。
そして、このようなブラシレスDCモータの制御装置として、例えば、磁性体からなる回転子の外周部に周方向に所定の間隔を置いて複数の永久磁石を配置し、さらに、各永久磁石を周方向の両側から挟み込むような磁性体からなる突極を設けた突極型永久磁石モータの制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この突極型永久磁石モータは、固定子に巻回された巻線に通電電流として交番電流を通電することで固定子側に回転磁界を発生させ、この回転磁界と永久磁石との間に発生する吸引/反発力に起因する磁石トルクに加えて、回転磁界と突極との間に発生する吸引力に起因する回転トルク、つまりリラクタンストルクを併用して回転子を回転させるようになっており、この制御装置は、通電電流の位相を磁石トルクとリラクタンストルクとを加算して得たトルクが最大となるような値に設定する最大トルク制御を実行するようになっている。
特許第2943657号公報
ところで、上記従来技術に係るハイブリッド車両として、例えば内燃機関および変速機によってモータを両側から挟み込むようにして、内燃機関とモータと変速機とを直列に直結した構造のパワープラントを搭載した車両においては、パワープラントの軸方向の寸法を薄型化して車両への搭載性を向上させるために、モータの軸方向の寸法を薄型化することが望まれている。そして、このような薄型化されたモータでは、例えば車両の始動時等の高負荷状態において、モータの磁気飽和が増大するような相対的に高いトルク領域でモータを駆動させる必要が生じる場合がある。
ここで、モータの磁気飽和が増大すると、通電電流の位相に応じたトルクリップルの波形が変化することから、例えば最大トルク制御において、通電電流の位相に応じて変化するトルクの平均値(平均トルク)が最大となる位相と、通電電流の位相に応じて変化するトルクの最小値(ボトムトルク)が最大となる位相との差異が増大し、例えば、通電電流の大きさに対応した適切なトルクを出力させるために平均トルクにより最大トルク制御を行うと、車両の始動時等の相対的に高いトルク領域においてボトムトルクが最大とはならずに、所望の駆動力を確保できなくなったり、所望の駆動力を確保するために通電量を増大させる必要が生じるという問題が生じる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、車両の走行状態に応じて適切なトルク制御を行うことが可能なハイブリッド車両のモータ制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決して係る目的を達成するために、請求項1に記載の本発明のハイブリッド車両のモータ制御装置は、車両の動力源としての内燃機関およびモータを備え、少なくとも前記内燃機関または前記モータの何れか一方の駆動力を駆動輪に伝達して走行可能なハイブリッド車両のモータ制御装置であって、前記モータのロータを回転させる回転磁界を発生するステータのステータ巻線への通電を制御して前記モータを回転駆動させる通電制御手段(例えば、実施の形態でのECU16)と、車両状態量を取得する車両状態量取得手段(例えば、実施の形態でのステップS01,ステップS02,ステップS04,ステップS06,ステップS11)と、前記モータの所定トルク状態に対応した前記ステータ巻線への通電電流の振幅および位相からなる複数の異なる電流位相マップを記憶する記憶手段(例えば、実施の形態での電流位相マップ記憶部23)とを備え、前記通電制御手段は、前記車両状態量取得手段にて取得した車両状態量に応じて、前記記憶手段に記憶された前記複数の異なる電流位相マップの何れかひとつを選択し、選択した電流位相マップに応じた通電を行うことを特徴とする。
上記構成のハイブリッド車両のモータ制御装置によれば、モータの出力により所望の走行状態を確保する際の通電電流の振幅および位相を、取得した車両状態量に応じて最適化することができる。
さらに、請求項2に記載の本発明のハイブリッド車両のモータ制御装置では、前記複数の異なる電流位相マップは、少なくとも、通電電流の所定の複数の振幅毎に位相に応じて変化するトルクの最小値が最大となる位相のマップ(例えば、実施の形態でのボトムトルク最大位相マップ)と、通電電流の所定の複数の振幅毎に位相に応じて変化するトルクの平均値が最大となる位相のマップ(例えば、実施の形態での平均トルク最適位相マップ)または所定の複数のトルク毎に通電電流の振幅および位相に応じて変化する電気エネルギーが最小となる位相のマップ(例えば、実施の形態での効率最適位相マップ)とを備えることを特徴とする。
上記構成のハイブリッド車両のモータ制御装置によれば、通電電流の位相に応じて変化するトルクの最小値が最大となる位相のマップによれば、このトルクの最小値を内燃機関の始動に要するトルク以上の値に設定することで、過剰な電力消費を防止しつつ、適切に内燃機関を始動させることができる。また、通電電流の位相に応じて変化するトルクの平均値が最大となる位相のマップまたは所定の複数のトルク毎に通電電流の振幅および位相に応じて変化する電気エネルギーが最小となる位相のマップとによれば、所望の走行状態を確保する際のエネルギー効率を向上させることができる。
さらに、請求項3に記載の本発明のハイブリッド車両のモータ制御装置では、前記通電制御手段は、前記車両状態量取得手段にて取得した車両状態量に基づき車両が停止状態であるか否かを判定し、停止状態であると判定した場合には、通電電流の所定の複数の振幅毎に位相に応じて変化するトルクの最小値が最大となる位相のマップ(例えば、実施の形態でのボトムトルク最大位相マップ)を選択することを特徴とする。
上記構成のハイブリッド車両のモータ制御装置によれば、過剰な電力消費を防止しつつ、適切に内燃機関を始動させることができる。
さらに、請求項4に記載の本発明のハイブリッド車両のモータ制御装置では、前記車両状態量は前記内燃機関および前記モータの温度に係る温度状態量であって、前記通電制御手段は、前記車両状態量取得手段にて取得した温度状態量に応じて、選択した電流位相マップを補正することを特徴とする。
上記構成のハイブリッド車両のモータ制御装置によれば、例えば内燃機関の作動摩擦が温度に応じて変化したり、モータのトルクが温度に応じて変化する場合であっても、モータから過剰なトルクを出力させる必要なしに、適切に内燃機関を駆動させることができる。
請求項1に記載の本発明のハイブリッド車両のモータ制御装置によれば、モータの出力により所望の走行状態を確保する際の通電電流の振幅および位相を、取得した車両状態量に応じて最適化することができる。
さらに、請求項2に記載の本発明のハイブリッド車両のモータ制御装置によれば、通電電流の位相に応じて変化するトルクの最小値が最大となる位相のマップによれば、このトルクの最小値を内燃機関の始動に要するトルク以上の値に設定することで、過剰な電力消費を防止しつつ、適切に内燃機関を始動させることができる。また、通電電流の位相に応じて変化するトルクの平均値が最大となる位相のマップまたは所定の複数のトルク毎に通電電流の振幅および位相に応じて変化する電気エネルギーが最小となる位相のマップとによれば、所望の走行状態を確保する際のエネルギー効率を向上させることができる。
さらに、請求項3に記載の本発明のハイブリッド車両のモータ制御装置によれば、過剰な電力消費を防止しつつ、適切に内燃機関を始動させることができる。
さらに、請求項4に記載の本発明のハイブリッド車両のモータ制御装置によれば、例えば内燃機関の作動摩擦が温度に応じて変化したり、モータのトルクが温度に応じて変化する場合であっても、モータから過剰なトルクを出力させる必要なしに、適切に内燃機関を駆動させることができる。
以下、本発明のハイブリッド車両のモータ制御装置の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
この実施形態に係るハイブリッド車両のモータ制御装置10は、例えば図1に示すように、ハイブリッド車両1に内燃機関11と共に駆動源として搭載されるブラシレスDCモータ12(以下、単に、モータ12と呼ぶ)を駆動制御するものであって、このモータ12は、内燃機関11およびトランスミッション(T/M)13と直列に直結され、界磁に利用する永久磁石を有するロータ(図示略)と、このロータを回転させる回転磁界を発生するステータ(図示略)とを備えて構成されている。
このハイブリッド車両1において、内燃機関11およびモータ12の両方の駆動力は、例えばオートマチックトランスミッション(AT)あるいはマニュアルトランスミッション(MT)等のトランスミッション13から左右の駆動輪(前輪あるいは後輪)W,W間で駆動力を配分するディファレンシャル(図示略)を介して車両の駆動輪W,Wに伝達される。また、ハイブリッド車両1の減速時に駆動輪W側からモータ12側に駆動力が伝達されると、モータ12は発電機として機能していわゆる回生制動力を発生し、車体の運動エネルギーを電気エネルギーとして回収する。さらに、ハイブリッド車両1の運転状態に応じて、モータ12は内燃機関11の出力によって発電機として駆動され、発電エネルギーを発生するようになっている。
例えば3相(U相、V相、W相)のDCブラシレスモータ等からなるモータ12は、パワードライブユニット(PDU)14に接続されている。パワードライブユニット14は、トランジスタのスイッチング素子を複数用いてブリッジ接続してなるブリッジ回路を具備するパルス幅変調(PWM)によるPWMインバータを備えて構成されている。
パワードライブユニット14にはモータ12と電力(例えば、モータ12の駆動またはアシスト動作時にモータ12に供給される供給電力や回生動作時にモータ12から出力される回生電力)の授受を行う高圧系のニッケル−水素バッテリ(高圧バッテリ)15が接続されている。
そして、パワードライブユニット14は、ECU16からの制御指令を受けてモータ12の駆動及び回生作動を制御する。例えばモータ12の駆動時に、ECU16から出力される指令値(U相交流電圧指令値Vu,V相交流電圧指令値Vv,W相交流電圧指令値Vw)に基づき、高圧バッテリ15から供給される直流電力を3相交流電力に変換し、3相のモータ12のステータ巻線への通電を順次転流させることで各電圧指令値Vu,Vv,Vwに応じたU相電流Iu及びV相電流Iv及びW相電流Iwをモータ12の各相へと出力する。一方、モータ12の回生動作時には、モータ12から出力される3相交流電力を直流電力に変換して高圧バッテリ15を充電する。
このパワードライブユニット14の電力変換動作を制御する各電圧指令値Vu,Vv,Vwは、例えばECU16からPWMインバータの各スイッチング素子に入力され、パルス幅変調(PWM)により各スイッチング素子をオン/オフ駆動させるパルスであって、各パルスのデューティは予めECU16に記憶されている。
また、各種補機類からなる電気負荷を駆動するための12Vバッテリ18は、例えばDC−DCコンバータを具備するダウンバータ(D/V)17を介して、パワードライブユニット14および高圧バッテリ15に対して並列に接続されている。
ECU16により電力変換動作が制御されるダウンバータ17は、例えば双方向のDC−DCコンバータを備え、高圧バッテリ15の端子電圧(蓄電電圧)あるいはモータ12を回生作動または昇圧駆動した際のパワードライブユニット14の端子電圧を所定の電圧値まで降圧して12Vバッテリ18を充電すると共に、高圧バッテリ15の残容量(SOC:State Of Charge)が低下している場合には、12Vバッテリ18の端子電圧を昇圧して高圧バッテリ15を充電可能である。
そして、モータ制御装置10は、パワードライブユニット14と、高圧バッテリ15と、ECU16とを備えて構成されている。
ECU16は、回転直交座標をなすdq座標上で電流のフィードバック制御を行うものであり、Id指令及びIq指令に基づいて各電圧指令値Vu,Vv,Vwを算出し、パワードライブユニット14へパルス幅変調信号を入力すると共に、実際にパワードライブユニット14からモータ12に供給される各相電流Iu,Iv,Iwをdq座標上に変換して得たd軸電流Id及びq軸電流Iqと、Id指令及びIq指令との各偏差がゼロとなるように制御を行う。
このECU16は、例えば、トルク指令算出部21と、電流指令入力部22と、電流位相マップ記憶部23と、減算器24,25と、電流フィードバック制御部26と、dq−3相変換部27と、3相−dq変換部28とを備えて構成されている。
トルク指令算出部21は、例えば、運転者の始動操作に係る始動要求や運転者によるアクセルペダルの踏み込み操作に係るアクセル操作量(ACC)やモータ12の回転数(NM)等に応じて必要とされるトルク値をモータ12に発生させるためのトルク指令を算出し、電流指令算出部22へ出力する。
電流指令算出部22は、トルク指令算出部21から入力されるトルク指令や運転者の始動操作に係る始動要求の有無やハイブリッド車両1の運転状態等に基づき、予め電流位相マップ記憶部23に格納されている複数の電流位相マップから適宜の電流位相マップを選択し、選択した電流位相マップに対するトルク指令に基づくマップ検索により、パワードライブユニット14からモータ12に供給する各相電流Iu,Iv,Iwを指定するための電流指令を算出しており、この電流指令は、回転する直交座標上でのId指令及びIq指令として減算器22,23へ出力されている。
この回転直交座標をなすdq座標は、例えばロータの永久磁石による界磁極の磁束方向をd軸(界磁軸)とし、このd軸と直交する方向をq軸(トルク軸)としており、モータ12のロータ(図示略)と共に同期して電気角速度ω(以下、単に、回転角速度ωと呼ぶ)で回転している。これにより、パワードライブユニット14からモータ12の各相に供給される交流信号に対する電流指令として、直流的な信号であるId指令及びIq指令を与えるようになっている。
電流位相マップ記憶部23は、少なくとも、通電電流の所定の複数の振幅毎に位相に応じて変化するトルクの最小値が最大となる位相のマップ(ボトムトルク最大位相マップ)と、通電電流の所定の複数の振幅毎に位相に応じて変化するトルクの平均値が最大となる位相のマップ(平均トルク最大位相マップ)または所定の複数のトルク毎に通電電流の振幅および位相に応じて変化する電気エネルギーが最小となる位相のマップ(効率最大位相マップ)と、所定の複数のトルク毎に通電電流の振幅および位相に応じて変化するトルクリップルが最小となる位相のマップ(トルクリップル最小位相マップ)とを備えている。
例えばモータ12のトルク(モータ軸トルク)が増大することに伴い、モータ12の磁気飽和が増大すると、通電電流の位相に応じたトルクリップルの波形が変化することから、図2に示すように、モータ軸トルクの増大に伴い、平均トルク最適位相マップにおいて通電電流の位相に応じて変化するトルクの平均値(平均トルク)が最大となる位相(最適位相)と、ボトムトルク最適位相マップにおいて通電電流の位相に応じて変化するトルクの最小値(ボトムトルク)が最大となる位相(最適位相)との差異が増大するようになっている。
減算器24はId指令とd軸電流Idとの偏差ΔIdを算出し、減算器25はIq指令とq軸電流Iqとの偏差ΔIqを算出する。各減算器24,25から出力された偏差ΔId及び偏差ΔIqは、電流フィードバック制御部26に入力されている。
電流フィードバック制御部26は、例えばPI(比例積分)動作により、偏差ΔIdを制御増幅してd軸電圧指令値Vdを算出し、偏差ΔIqを制御増幅してq軸電圧指令値Vqを算出する。電流フィードバック制御部26から出力されるd軸電圧指令値Vd及びq軸電圧指令値Vqはdq−3相変換部27に入力されている。
dq−3相変換部27は、例えば回転子11の回転角度つまり回転子11の磁極位置を検出する位置検出センサや回転子11の回転角度を推定する推定部等から入力される回転子11の回転角度を用いて、dq座標上でのd軸電圧指令値Vd及びq軸電圧指令値Vqを、静止座標である3相交流座標上でのU相交流電圧指令値Vu及びV相交流電圧指令値Vv及びW相交流電圧指令値Vwに変換する。
dq−3相変換部27から出力される各電圧指令値Vu,Vv,Vwは、パワードライブユニット14のスイッチング素子をオン/オフさせるためのスイッチング指令(例えば、パルス幅変調信号)としてパワードライブユニット14に入力されている。
3相−dq変換部28は、例えば回転子11の回転角度つまり回転子11の磁極位置を検出する位置検出センサや回転子11の回転角度を推定する推定部等から入力される回転子11の回転角度を用いて、静止座標上における電流である各相電流Iu,Iv,Iwを、モータ12の回転位相による回転座標すなわちdq座標上でのd軸電流Id及びq軸電流Iqに変換する。このため、3相−dq変換部28には、モータ12の各相のステータ巻線に供給される各相電流Iu,Iv,Iwを検出する少なくとも2つの相電流検出器29,29から出力される検出値(例えば、U相電流Iu,W相電流Iw)が入力されている。そして、3相−dq変換部26から出力されるd軸電流Id及びq軸電流Iqは減算器24,25に出力されている。
本実施形態によるハイブリッド車両のモータ制御装置10は上記構成を備えており、次に、ハイブリッド車両のモータ制御装置10の動作、特に、予め電流位相マップ記憶部23に格納されている複数の電流位相マップから適宜の電流位相マップを選択して、電流指令を出力する動作について説明する。
先ず、例えば図3に示すステップS01においては、運転者の始動操作に係る始動要求や運転者によるアクセルペダルの踏み込み操作に係るアクセル操作量(ACC)やモータ12の回転数(NM)等に応じて設定されたトルク指令を取得する。
次に、ステップS02においては、取得したトルク指令が所定の磁束飽和許容上限トルク#TL以上であるか否かを判定する。
この判定結果が「YES」の場合には、後述するステップS04に進む。
一方、この判定結果が「NO」の場合には、ステップS03に進む。
なお、この所定の磁束飽和許容上限トルク#TLは、例えば、磁束飽和に起因する通電電流の位相に応じて変化する平均トルクが最大となる最適位相と通電電流の位相に応じて変化するボトムトルクが最大となる最適位相との乖離が許容できるトルクの上限値であって、この磁束飽和許容上限トルク#TL以上のトルク領域では磁束飽和が過剰に増大し、平均トルクの最適位相とボトムトルクの最適位相との差異が許容範囲を超えて増大する。
そして、ステップS03においては、例えば図4および図5に示すように、平均トルク最適位相マップまたは効率最適位相マップの何れか一方を、例えばハイブリッド車両1の走行状態や高圧バッテリ15の残容量(SOC)等に応じて選択する。例えば残容量が所定値以上であってモータ12の力行を指示するトルク指令が相対的に高い値である場合等においては平均トルク最適位相マップを選択し、例えば残容量が所定値未満である場合等においては効率最適位相マップを選択する。
また、ステップS04においては、内燃機関11の始動を指示する始動要求が出力されているか否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、後述するステップS06に進む。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS05に進む。
そして、ステップS05においては、ボトムトルク最大位相マップを選択する。
また、ステップS06においては、モータ12の出力のみによってハイブリッド車両1を走行駆動させるEV走行モードであるか否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、上述したステップS05に進む。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS07に進む。
そして、ステップS07においては、トルクリップル最小位相マップを選択する。
そして、ステップS08においては、選択した電流位相マップに対するトルク指令に基づくマップ検索により、パワードライブユニット14からモータ12に供給する各相電流Iu,Iv,Iwを指定するための電流指令(つまり、Id指令及びIq指令)を算出して出力し、一連の処理を終了する。
これにより、例えば図4に示すように、トルク指令が所定の磁束飽和許容上限トルク#TL以上であって、かつ、内燃機関11の始動要求が出力される際の相対的に低回転数領域あるいは内燃機関11の始動要求が出力されていない状態でEV走行モード以外のモータ作動状態では、ボトムトルク最大位相マップが選択される。
また、相対的に低回転数領域の高負荷領域でのEV走行モードにおいては、トルクリップル最小位相マップを選択することで、ドライバビリティが低下してしまうことを抑制することができる。
上述した実施形態によるハイブリッド車両のモータ制御装置10によれば、モータ12の出力により所望の走行状態を確保する際の通電電流の振幅および位相を、取得した車両状態量、例えばトルク指令、始動要求、走行モードを指定する指令値、モータ12の回転数等に応じて最適化することができる。
なお、上述した実施形態においては、トルク指令が所定の磁束飽和許容上限トルク#TL以上であって、かつ、内燃機関11の始動要求が出力されていない状態でEV走行モードでは、トルクリップル最小位相マップを選択するとしたが、これに限定されず、例えばトルク指令が所定の磁束飽和許容上限トルク#TL以上である場合には、単に、ボトムトルク最大位相マップを選択してもよい。
また、上述した実施形態においては、電流位相マップ記憶部23に格納されている複数の電流位相マップから適宜の電流位相マップを選択して電流指令を算出するとしたが、これに限定されず、例えば図6に示す上述した実施形態の変形例のように、選択した電流位相マップを内燃機関11およびモータ12の温度に応じて補正し、補正した電流位相マップに対するトルク指令に基づくマップ検索により電流指令(つまり、Id指令及びIq指令)を算出してもよい。
つまり、この変形例においては、上述したステップS03またはステップS05またはステップS07の実行後にステップS11に進む
そして、ステップS11においては、例えば内燃機関11およびモータ12を冷却する冷却回路内を流通する冷媒の温度や、例えば内燃機関11の各部に供給される潤滑油の温度や、例えばモータ12のステータ巻線の温度等の内燃機関11およびモータ12の温度に係る検出値や推定値等を取得する。
次に、ステップS12においては、取得した内燃機関11およびモータ12の温度に基づき、選択した電流位相マップを補正する。
そして、ステップS08においては、補正した電流位相マップに対するトルク指令に基づくマップ検索により電流指令(つまり、Id指令及びIq指令)を算出して出力し、一連の処理を終了する。
例えば図7に示すように、予め電流位相マップ記憶部23に記憶されている電流位相マップには、所定のマップ作成代表温度(例えば、図7に示す温度T0)でのトルクが格納されており、このマップ作成代表温度でのトルクと、予め記憶されているトルクの温度依存性の情報とに基づき、モータ12の温度変化に応じたトルクの変化が算出されるようになっている。
そして、例えばボトムトルク最適位相マップに記憶されているマップ作成代表温度でのボトムトルク(例えば、図7に示す全域保証トルクTrA)に基づき算出されるボトムトルクの温度変化(例えば、図7に示す破線A)は、少なくとも所定の始動保証温度範囲(例えば、図7に示す温度T1〜温度T2の範囲)において、内燃機関11の温度に応じて変化する内燃機関11の始動に要するトルク(例えば、図7に示す破線B)よりも大きい値となるように設定されている。
ここで、例えば内燃機関11およびモータ12に対して同等の温度(例えば、図7に示す温度Tα)を取得した場合には、この温度での内燃機関11の始動に要するトルクと、この温度でのモータ12のボトムトルクとが同等となるようにして、ボトムトルクの温度変化(例えば、図7に示す破線A)を補正(例えば、全温度領域に亘ってボトムトルクから所定トルクΔTrを減算)して、補正後のボトルトルクの温度変化(例えば、図7に示す一点破線C)を算出する。そして、この補正後のボトルトルクの温度変化(例えば、図7に示す一点破線C)に対して、マップ作成代表温度でのボトムトルク(例えば、図7に示すTα必要トルクTrα)を電流位相マップ記憶部23に記憶する。
この変形例によれば、例えば内燃機関11の作動摩擦が温度に応じて変化すると共に、モータ12のトルクが温度に応じて変化する場合であっても、モータ12から過剰なトルクを出力させる必要なしに、適切に内燃機関11を始動させることができる。
本発明の一実施形態に係るハイブリッド車両の構成図である。 モータ軸トルクの増大に伴う、平均トルクの最適位相とボトムトルクの最適位相との差異の増大の一例を示すグラフ図である。 本発明の一実施形態に係るハイブリッド車両のモータ制御装置の動作を示すフローチャートである。 モータ軸トルクとモータ軸回転数とに応じて選択する電流位相マップの一例を示す図である。 各電流位相マップでのモータ軸トルクに応じた通電電流の位相(モータ電流位相)の変化の一例を示す図である。 本実施形態の変形例に係るハイブリッド車両のモータ制御装置の動作を示すフローチャートである。 電流位相マップの温度依存性の一例を示すグラフ図である。
符号の説明
11 内燃機関
12 モータ
16 ECU(通電制御手段)
23 電流位相マップ記憶部(記憶手段)
ステップS01,ステップS02,ステップS04,ステップS06,
ステップS11 車両状態量取得手段

Claims (4)

  1. 車両の動力源としての内燃機関およびモータを備え、少なくとも前記内燃機関または前記モータの何れか一方の駆動力を駆動輪に伝達して走行可能なハイブリッド車両のモータ制御装置であって、
    前記モータのロータを回転させる回転磁界を発生するステータのステータ巻線への通電を制御して前記モータを回転駆動させる通電制御手段と、
    車両状態量を取得する車両状態量取得手段と、
    前記モータの所定トルク状態に対応した前記ステータ巻線への通電電流の振幅および位相からなる複数の異なる電流位相マップを記憶する記憶手段とを備え、
    前記通電制御手段は、前記車両状態量取得手段にて取得した車両状態量に応じて、前記記憶手段に記憶された前記複数の異なる電流位相マップの何れかひとつを選択し、選択した電流位相マップに応じた通電を行うことを特徴とするハイブリッド車両のモータ制御装置。
  2. 前記複数の異なる電流位相マップは、少なくとも、通電電流の所定の複数の振幅毎に位相に応じて変化するトルクの最小値が最大となる位相のマップと、通電電流の所定の複数の振幅毎に位相に応じて変化するトルクの平均値が最大となる位相のマップまたは所定の複数のトルク毎に通電電流の振幅および位相に応じて変化する電気エネルギーが最小となる位相のマップとを備えることを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両のモータ制御装置。
  3. 前記通電制御手段は、前記車両状態量取得手段にて取得した車両状態量に基づき車両が停止状態であるか否かを判定し、停止状態であると判定した場合には、通電電流の所定の複数の振幅毎に位相に応じて変化するトルクの最小値が最大となる位相のマップを選択することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のハイブリッド車両のモータ制御装置。
  4. 前記車両状態量は前記内燃機関および前記モータの温度に係る温度状態量であって、
    前記通電制御手段は、前記車両状態量取得手段にて取得した温度状態量に応じて、選択した電流位相マップを補正することを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1つに記載のハイブリッド車両のモータ制御装置。

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