JP2006067468A - ヘッドホン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の目的は、電波の到来する方向と同じ方向に音像を定位させることができるヘッドホン装置を提供することである。
【解決手段】 第1のスピーカ(260a)と、第2のスピーカ(260b)と、 前記第1のスピーカに設けられた第1のアンテナ(210a)と、前記第2のスピーカに設けられた第2のアンテナ(210c)と、前記第1及び第2のアンテナで受信した電波から、音声情報を生成する手段(220,230,240)と、前記第1及び第2のアンテナで受信した電波から、前記電波の到来する方位情報を求める手段(220)と、前記方位情報に基づいて、前記音声情報の音像を前記電波の到来する方向と同じ方向に定位する音像定位手段(250)と、前記定位された音声情報を前記第1及び第2のスピーカに出力する手段とを備えるヘッドホン装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報処理装置に関し、特に、無線通信により受信した音声データを再生するヘッドホン装置に関する。
ワイヤレスヘッドホン装置では受聴者が動いても再生音像は常に頭の中に定位し、スピーカ再生に比べて不自然な音場再生になるという欠点があった。
このため、従来のワイヤレスヘッドホン装置では、2つの赤外線受光部を有している。そして、おのおのの赤外線受光レベルを比較することによって、頭部の回転角度を算出する。この回転角度に応じて、出力音声信号を変化させる。したがって、ヘッドホンの動き特に回転運動に応じて、再生音に自然な音像定位を与えることができる(例えば特許文献1参照)。
特開2004−96772号公報(第4頁、図1,2)
しかし、赤外線を利用しているため、光の反射の影響を受けやすい。例えば、室内で利用した場合、壁からの反射により、意図しない方向からの反射光の影響を受ける。また、受光レベルを利用しているため、検出精度が悪くなりやすい。
本発明の目的は、電波の到来する方向と同じ方向に音像を定位させることができるヘッドホン装置を提供することである。
第1の発明は、第1のスピーカと、第2のスピーカと、前記第1のスピーカに設けられた第1のアンテナと、前記第2のスピーカに設けられた第2のアンテナと、前記第1及び第2のアンテナで受信した電波から、音声情報を生成する手段と、前記第1及び第2のアンテナで受信した電波から、前記電波の到来する方位情報を求める手段と、前記方位情報に基づいて、前記音声情報の音像を前記電波の到来する方向と同じ方向に定位する音像定位手段と、前記定位された音声情報を前記第1及び第2のスピーカに出力する手段とを備えるヘッドホン装置である。
第2の発明は、第1のスピーカと、第2のスピーカと、前記第1及び第2のスピーカを支持する支持体と、前記第1のスピーカに設けられた第1のアンテナと、
前記第2のスピーカに設けられた第2のアンテナと、前記支持体に設けられた第3のアンテナと、前記第1、第2及び第3のアンテナで受信した電波から、音声情報を生成する手段と、前記第1、第2及び第3のアンテナで受信した電波から、前記電波の到来する方位情報を求める手段と、前記方位情報に基づいて、前記音声情報の音像を前記電波の到来する方向と同じ方向に定位する音像定位手段と、
前記定位された音声情報を前記第1及び第2のスピーカに出力する手段とを備えるヘッドホン装置である。
第3の発明は、前記音像定位手段は、前記第1及び第2のスピーカから出力される音の位相差を調節することを特徴とする第1又は第2の発明に記載のヘッドホン装置である。
第4の発明は、前記音像定位手段は、前記第1及び第2のスピーカから出力される音の位相差及び音量を調節することを特徴とする第1又は第2の発明に記載のヘッドホン装置である。
第5の発明は、バッテリをさらに備えることを特徴とする第1又は第2の発明に記載のヘッドホン装置である。
本発明によれば、電波の到来する方向と同じ方向に音像を定位させることができるヘッドホン装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る無線通信システムの概略構成図である。本システムは無線オーディオデータ送信装置100と無線オーディオデータ受信装置200によって構成されている。ここで、無線オーディオデータ送信装置100は、無線通信機能(例えばBluetooth(登録商標、以下同様))を備えたパーソナルコンピュータであり、特に、AV機能に優れた、いわゆるAV−PCである。また、無線オーディオデータ受信装置200は、無線通信機能(例えばBluetooth)を備えたヘッドホン装置である。
無線オーディオデータ送信装置100では、メモリなどのオーディオデータソース部110からのオーディオ信号をエンコード部120でコーデックデータに符号化し、無線通信プロトコル処理部(送信側)130で通信プロトコルに沿ったベースバンド信号を生成し、RF(Radio Frequency)増幅器140でRF信号にアップコーンバートし、送信アンテナ150から出力される。
一方、無線オーディオデータ受信装置200では、複数の受信アンテナ210a,b,cからのRF信号を、後述するスマートアンテナ処理部220でベースバンド信号と電波到来の方位情報に変換する。ベースバンド信号は無線通信プロトコル処理部(受信側)230でコーデックデータに変換し、デコード部240でオーディオ信号に復号化される。そして、音像定位部250では、左右のスピーカ260a,bから出力される音の位相差を調節する。すなわち、オーディオ信号はスマートアンテナ処理部220からの方位情報に応じて電波の到来する方向と同じ方向に音像を定位される。なお、位相差に加えて、左右のスピーカ260a,bから出力される音の音量を調節してもよい。
次に、スマートアンテナ処理部220での処理について説明する。スマートアンテナ処理部220は、複数の受信アンテナ210a,b,cによりアレイアンテナを構成し、ビームフォーミング行うものである。すなわち、アレイを構成する各アンテナ素子からの信号をA/D変換し、デジタル信号処理を用いて信号の位相を制御することにより、電波の受信に指向性を持たせることが可能である。
スマートアンテナ処理部220は定期的に方位スキャンを行う。すなわち、定期的に受信ビームの方位を回転させ、どの方位に対して接続相手に対する受信感度が最大となるかを検出する。これにより通信相手からの電波の到来する方位を得る。
図2は、本実施形態に係る無線オーディオデータ受信装置(ヘッドホン装置)200の概略構成図である。このヘッドホン装置200は、一般的なヘッドホンの形状にならい、左耳側筐体270aと右耳側筐体270bをヘッドバンド部280で支持した形状となっている。
左耳側筐体270aには、第1のチップアンテナ210a、回路基板300、左スピーカユニット260aが内蔵されている。また、右耳側筐体270bには、第2のチップアンテナ210b、バッテリ290、右スピーカユニット260bが内蔵されている。さらに、ヘッドバンド部280の中央には、第3のチップアンテナ210cが内蔵されている。
図3は、本実施形態に係る回路基板300の概略構成図である。電源コネクタ390は、バッテリ290と接続されており、電源回路400は回路基板300全体に電源を供給している。アンテナコネクタ310a,b,cはそれぞれアンテナ210a,b,cに接続している。各々のアンテナ210からの信号はこのコネクタ310を通して、アンテナアレイトランシーバ部320へと入力される。このアンテナアレイトランシーバ部320がスマートアンテナ処理部220に相当する。アンテナアレイトランシーバ部320は、3つのアンテナからのRF信号を合成してベースバンド信号としてベースバンド処理部330に出力するとともに、3つのRF信号の位相差から電波の到来する方位を算出し、方位情報をDSP(Digital Signal Processor)360に出力する。ベースバンド処理部330は無線ベースバンド信号をベースバンドプロトコルに従い処理し、CPU340に出力する。CPU340はメモリ350と連動してオーディオ通信プロトコル処理を行い、通信のペイロード部分に搭載されているオーディオデータ(MPEG Audio又はSBC)をDSP360に出力する。DSP360は、CPU340から入力されたオーディオデータをデコードし、またそのデコード結果に対し、アンテナアレイトランシーバ部320から入力された方位情報をもとに音像定位演算を行い、電波の到来する方向と同じ方向に音像を定位させる。DSP360による演算結果(2チャンネルステレオPCMオーディオデータ)はD/Aコンバータ370によりアナログオーディオ信号に変換され、オーディオアンプ380により増幅され、スピーカコネクタ390からスピーカ260に出力される。
本実施形態に係るヘッドホン装置200を利用するユーザは、電波の到来する方向と同一の方向から音が聞こえるように知覚することができる。これにより、例えばテレビ・ビデオの音声を無線ヘッドホンで聴く際、常に映像ディスプレイの方向から音が聞こえるように知覚することができ、通常のヘッドホンの場合のように映像と音の方位の違和感が無くなる。
上述した実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば、適宜組合わせ及び変更することができることはいうまでもない。例えば、スマートアンテナ用のチップアンテナをヘッドホン装置のヘッドバンド部と、両スピーカの計3箇所に設置している。しかし、アンテナをヘッドバンド部に設けずに、両スピーカにだけ設けてもよい。また、無線通信方式としては、Bluetoothのみならず、IEEE802.11に対応してもよい。
本発明の実施形態に係る無線通信システムの概略構成図。 本実施形態に係る無線オーディオデータ受信装置(ヘッドホン装置)200の概略構成図。 本実施形態に係る回路基板300の概略構成図。
符号の説明
100 無線オーディオデータ送信装置(AV−PC)
110 オーディオデータソース部
120 エンコード部
130 無線通信プロトコル処理部(送信側)
140 RF増幅器
150 送信アンテナ
200 無線オーディオデータ受信装置(ヘッドホン装置)
210 受信アンテナ
220 スマートアンテナ処理部
230 無線通信プロトコル処理部(受信側)
240 デコード部
250 音像定位部
260 スピーカ
270a,b 左耳側、右耳側筐体
280 ヘッドバンド部
290 バッテリ
300 回路基板
310 アンテナコネクタ
320 アンテナアレイトランシーバ部
330 ベースバンド処理部
340 CPU
350 メモリ
360 DSP
370 D/Aコンバータ
380 オーディオアンプ
390 スピーカコネクタ
400 電源コネクタ
410 電源回路

Claims (5)

  1. 第1のスピーカと、
    第2のスピーカと、
    前記第1のスピーカに設けられた第1のアンテナと、
    前記第2のスピーカに設けられた第2のアンテナと、
    前記第1及び第2のアンテナで受信した電波から、音声情報を生成する手段と、
    前記第1及び第2のアンテナで受信した電波から、前記電波の到来する方位情報を求める手段と、
    前記方位情報に基づいて、前記音声情報の音像を前記電波の到来する方向と同じ方向に定位する音像定位手段と、
    前記定位された音声情報を前記第1及び第2のスピーカに出力する手段と
    を備えるヘッドホン装置。
  2. 第1のスピーカと、
    第2のスピーカと、
    前記第1及び第2のスピーカを支持する支持体と、
    前記第1のスピーカに設けられた第1のアンテナと、
    前記第2のスピーカに設けられた第2のアンテナと、
    前記支持体に設けられた第3のアンテナと、
    前記第1、第2及び第3のアンテナで受信した電波から、音声情報を生成する手段と、
    前記第1、第2及び第3のアンテナで受信した電波から、前記電波の到来する方位情報を求める手段と、
    前記方位情報に基づいて、前記音声情報の音像を前記電波の到来する方向と同じ方向に定位する音像定位手段と、
    前記定位された音声情報を前記第1及び第2のスピーカに出力する手段と
    を備えるヘッドホン装置。
  3. 前記音像定位手段は、前記第1及び第2のスピーカから出力される音の位相差を調節することを特徴とする請求項1又は2に記載のヘッドホン装置。
  4. 前記音像定位手段は、前記第1及び第2のスピーカから出力される音の位相差及び音量を調節することを特徴とする請求項1又は2に記載のヘッドホン装置。
  5. バッテリをさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のヘッドホン装置。
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