JP7350698B2 - 音響装置及び音響装置のボリューム制御方法 - Google Patents

音響装置及び音響装置のボリューム制御方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、音響装置及び音響装置のボリューム制御方法に関する。
従来、Bluetooth(登録商標)を用いてスマートフォン等の音楽再生アプリから無線でオーディオをストリーミングしてスピーカやヘッドフォンで音楽を再生することが実現されている。
近年、従来のBluetooth(登録商標)よりも、より低消費電力化を実現できるBluetooth Low Energy(以下、BLEと略す)の規格が策定されている。さらに、従来のBluetooth(登録商標)によるオーディオをストリーミング再生する機能をBLEによって実現する規格(Bluetooth LE Audio)が策定中である。この規格には、1つの送信デバイスから複数の受信デバイスに対して音声を送信するブロードキャスト・オーディオ機能が存在する。
しかしながら、例えばヘッドフォン等の受信デバイスは、左右のスピーカに対して均等なボリュームレベルでオーディオを再生するため、臨場感のあるオーディオ再生を行うことができなかった。
特開2020-5024号公報 特開2007-13407号公報 特開2006-67468号公報
実施形態は、臨場感のあるオーディオ再生を行うことができる音響装置及び音響装置のボリューム制御方法を提供することを目的とする。
実施形態の音響装置は、受信部と、演算部と、制御部と、第1スピーカと、第2スピーカとを有する。受信部は、音声データ及び方位推定用の信号が付加されたパケットを受信する。演算部は、方位推定用の信号を用いてパケットの信号角度を演算する。制御部は、信号角度に応じて音声データの音像に関する情報を制御する。第1スピーカ及び第2スピーカは、音声データをもとに音声を出力する。制御部は、信号角度に応じて第1スピーカ及び第2スピーカのボリューム値を制御し、所定の時間以上、所定範囲の信号角度からパケットを受信した場合に第1スピーカ及び第2スピーカのボリューム値を制御する。
第1の実施形態の通信システムの構成を示す図である。 送信パケットの構成の一例を示す図である。 オーディオ送信機器が送信パケットをオーディオ受信機器に送信するときの流れの一例を示す図である。 オーディオ送信機器の構成を示すブロック図である。 オーディオ受信機器の構成を示すブロック図である。 オーディオ送信機器とオーディオ受信機器との位置関係を示す図である。 送信角度と左右のスピーカのボリューム値との関係を示す図である。 オーディオ送信機器における送信パケットの送信処理の一例を示すフローチャートである。 オーディオ受信機器におけるボリューム制御処理の一例を示すフローチャートである。 オーディオ受信機器におけるボリューム制御処理の他の例を示すフローチャートである。 オーディオ受信機器におけるボリューム制御処理の他の例を示すフローチャートである。 粒度を細かくした場合の送信角度と左右のスピーカのボリューム値との関係を示す図である。 講演者の声の大きさが第1の閾値以上の場合の送信角度と左右のスピーカのボリューム値との関係を示す図である。 第2の実施形態の通信システムの構成を示す図である。
以下、図面を参照して実施形態について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の通信システムの構成を示す図である。
図1に示すように、通信システム1は、オーディオ送信機器10と、オーディオ受信機器20とを有して構成されており、オーディオ送信機器10とオーディオ受信機器20との間で無線通信を行う。なお、本実施形態の無線通信方式としてはBluetooth 5.1を用いるものとする。
オーディオ送信機器10は、複数のアンテナ11a、11b、11c及び11dを備える。一方、オーディオ受信機器20は、1つのアンテナ21を備える。なお、図1の例では、オーディオ送信機器10は、一直線上に等間隔で並んだ4つのアンテナ11a~11dを備えているが、この構成に限定されることなく、少なくとも2つ以上のアンテナを備えていればよい。
オーディオ送信機器10は、オーディオストリーミングデータ(音声データ)と、方位推定用の信号が付加されたCTE(Constant Tone Extension)とを含む送信パケットPを複数のアンテナ11a~11dを切り替えながらオーディオ受信機器20に送信する。
音響装置としてのオーディオ受信機器20は、オーディオ送信機器10から送信されたCTEを含む送信パケットPを受信し、オーディオストリーミングデータに基づいた音声を再生する。このとき、オーディオ受信機器20は、CTEに付加された方位推定用の信号に基づいて、オーディオ送信機器10から送信された送信パケットPの信号角度算出し、信号角度に応じて音像に関する情報を制御する。信号角度とは、オーディオ送信機器10に対するオーディオ受信機器20が位置する方向である送信角度θ及び、及びオーディオ受信機器20に対するオーディオ送信機器10が位置する方向である受信角度を指す。第1の実施形態では、信号角度として送信角度を使用する。
第1の実施形態のオーディオ受信機器20は、オーディオ送信機器10の複数のアンテナ11a~11dを切り替えながら送信された送信パケットPを、1つのアンテナ21を用いて受信して方位推定を行うAoD(Angle of Departure)方式で送信角度θを算出する。なお、詳細については後述するが、オーディオ受信機器20は例えばヘッドフォンに組み込まれており、オーディオ受信機器20は、送信角度θに応じて左右のスピーカ(第1及び第2スピーカ)のボリューム値を制御する。
図2は、送信パケットの構成の一例を示す図である。
送信パケットPは、Preamble31、Access-Address32、PDU(Protocol Data Unit)33、CRC(Cyclic Redundancy Code)34、及び、CTE(Constant Tone Extension)35により構成されている。
Preamble31は、パケットの先頭を判定するためのデータが格納されるフィールドである。Access-Address32は、受信機器が自身宛のパケットかを判定するためのデータが格納されるフィールドである。PDU33は、オーディオストリーミングデータ等の送信データが格納されるフィールドである。CRC34は、誤り訂正符号が格納されるフィールドである。CTE35は、方位推定用の信号が格納されるフィールドである。
オーディオ送信機器10は、オーディオストリーミングデータをPDU33に載せるとともに、方位推定用の信号をCTE35に載せてオーディオ受信機器20に送信する。より具体的には、オーディオ送信機器10は、IQ(In-Phase and Quadrature)サンプリングを用いて各アンテナ11a~11dを切り替えて送信を行う際の電波の位相を計測し、その計測した値をCTE35に載せてオーディオ受信機器20に送信する。
図3は、オーディオ送信機器が送信パケットをオーディオ受信機器に送信するときの流れの一例を示す図である。
オーディオ送信機器10は、複数のアンテナ11a~11dを順次切り替えて送信パケットPをオーディオ受信機器20に送信する。より具体的には、図3に示すように、アンテナ11a~11dがアンテナ11a、11b、11c、11d、11a、・・・、の順番に切り替えられ、送信パケットPがオーディオ受信機器20に送信される。
オーディオ受信機器20は、オーディオ送信機器10のアンテナ11a~11dから順次送信された送信パケットPをアンテナ21を介して受信する。なお、図3の例では、アンテナ11a、11b、11c、11d、11a、・・・、の順番で送信パケットPが送信されているが、送信パケットPが送信される順番は、アンテナ11a、11b、11c、11d、11a、・・・、の順番に限定されることなく、他の順番であってもよい。
図4は、オーディオ送信機器の構成を示すブロック図である。
図4に示すように、オーディオ送信機器10は、上述した複数のアンテナ11a~11dに加え、集音部12と、AD変換部13と、制御部14と、プログラム格納部15と、通信部16とを有して構成されている。
制御部14は、AD変換部13、プログラム格納部15、通信部16を制御するマイクロコントロールユニット(以下、MCUと呼ぶ)である。制御部14は、プログラム格納部15に格納されたプログラムを実行することで通信部16を介して通信相手となるオーディオ受信機器20との通信を行うとともに、オーディオ送信機器10の全体の制御を行う。
集音部12は、オーディオ送信機器10の周囲の音、例えば、講演者の声などを集音する。集音部12により集音された音声データは、AD変換部13に入力される。AD変換部13は、入力された音声データをアナログ信号からデジタル信号に変換して制御部14に出力する。
制御部14は、AD変換部13から入力されたデジタル信号の音声データからオーディオストリーミングデータを生成する。また、制御部14は、各アンテナ11a~11dを切り替えて送信を行う際の電波の位相を計測する。そして、制御部14は、オーディオストリーミングデータをPDU33に載せ、方位推定用の信号である計測した値をCTE35に載せた送信パケットPを生成し、通信部16に出力する。
通信部16は、制御部14の制御に基づき、アンテナ11a~11dを切り替えながら送信パケットPを送信する。
図5は、オーディオ受信機器の構成を示すブロック図である。
図5に示すように、オーディオ受信機器20は、上述したアンテナ21に加え、通信部22と、制御部23と、プログラム格納部24と、DA変換部25と、左側スピーカ26aと、右側スピーカ26bとを有して構成されている。
制御部23は、通信部22、プログラム格納部24、DA変換部25を制御するMCUである。制御部23は、プログラム格納部24に格納されているプログラムを実行することで通信部22を介して通信相手となるオーディオ送信機器10との通信を行うとともに、オーディオ受信機器20の全体の制御を行う。
受信部を構成する通信部22は、オーディオ送信機器10から送信された送信パケットPをアンテナ21を介して受信し、制御部23に出力する。
制御部23は、送信パケットPのPDU33のオーディオストリーミングデータをDA変換部25に出力する。また、演算部を構成する制御部23は、送信パケットPのCTE35の方位推定用信号から送信パケットPが送信された送信角度θを演算する。制御部23は、演算した送信角度θに応じて左側スピーカ26aと右側スピーカ26bのボリューム値を制御する。
DA変換部25は、オーディオストリーミングデータをデジタル信号からアナログ信号に変換し、左側スピーカ26aと右側スピーカ26bに出力する。また、DA変換部25は、制御部23からの制御により、左側スピーカ26aと右側スピーカ26bのボリューム値をそれぞれ個別に変更することができる。
図6は、オーディオ送信機器とオーディオ受信機器との位置関係を示す図である。図7は、送信角度と左右のスピーカのボリューム値との関係を示す図である。図6に示す図では、例えば、ステージ壇上にいる講演者の音声がマイク40を介して取り込まれ、聴講者が使用するヘッドフォンから出力される。講演者は、図6垂直下方向を向いて発話し、ステージ壇上の位置A1~A3まで図6に向かって水平方向に移動することができる。聴講者は、図6垂直上方向を向いており、講演者がステージ中央の位置A2にいるときに正面で向かい合う。
図6に示すように、オーディオ送信機器10は、例えば、講演者が使用するマイク40に組み込まれ、オーディオストリーミングデータ及び方位推定用の信号などを含む送信パケットPを送信する。
一方、オーディオ受信機器20は、例えば、聴講者などのユーザが使用するヘッドフォン50に組み込まれ、方位推定用の信号から送信パケットPの送信角度θを判定し、判定した送信角度θに応じて左側スピーカ26aと右側スピーカ26bのボリューム値を制御してオーディオストリーミングデータを再生する。
マイク40を持った講演者が位置A1にいる場合、マイク40とヘッドフォン50の間の送信角度θは、θ1で表される。また、マイク40を持った講演者が位置A2にいる場合、マイク40とヘッドフォン50の間の送信角度θは、θ2で表される。また、マイク40を持った講演者が位置A3にいる場合、マイク40とヘッドフォン50の間の送信角度θは、θ3で表される。なお、送信パケットPの送信角度θは、図6に向かって水平右方向を0度の基準とし、角度は時計回り方向を正としている。
ここで、送信角度θ1が30度であるする場合、送信角度θ1は0度以上60度未満の範囲となる。制御部23は、図7の関係に基づき、左側スピーカ26aのボリューム値を100%、右側スピーカ26bのボリューム値を50%に設定する。左側スピーカ26aのボリューム値が右側スピーカ26bのボリューム値よりも高く設定されることにより、講演者が左側から喋っているようにユーザのヘッドフォン50に聞こえるようになる。
また、送信角度θ2が90度であるとする場合、送信角度θ2は60度以上120度未満の範囲となる。制御部23は、図7の関係に基づき、左側スピーカ26a及び右側スピーカ26bのボリューム値を100%に設定する。左側スピーカ26a及び右側スピーカ26bのボリューム値が同じに設定されることにより、講演者が中央から喋っているようにユーザのヘッドフォン50に聞こえるようになる。
また、送信角度θ3が150度であるとする場合、送信角度θ3は120度以上180度以下の範囲となる。制御部23は、図7の関係に基づき、左側スピーカ26aのボリューム値を50%、右側スピーカ26bのボリューム値を100%に設定する。右側スピーカ26bのボリューム値が左側スピーカ26aのボリューム値よりも高く設定されることにより、講演者が右側から喋っているようにユーザのヘッドフォン50に聞こえるようになる。
図8は、オーディオ送信機器における送信パケットの送信処理の一例を示すフローチャートである。なお、図8の送信処理は、オーディオ送信機器10の制御部14によって実行される。
まず、制御部14は、送信角度演算に必要な方位推定用の信号を生成する(S1)。次に、制御部14は、オーディオストリーミングデータを生成する(S2)。次に、制御部14は、方位推定用の信号とオーディオストリーミングデータとを含む送信パケットPを生成し、アンテナ11a~11dを切り替えながら送信パケットPを送信する(S3)。
制御部14は、通信が終了したか否かを判定する(S4)。制御部14は、通信が終了していないと判定した場合(S4:NO)、S1の処理に戻り、同様の処理を繰り返す。一方、制御部14は、通信が終了したと判定した場合(S4:YES)、処理を終了する。
図9は、オーディオ受信機器におけるボリューム制御処理の一例を示すフローチャートである。なお、図9のボリューム制御処理は、オーディオ受信機器20の制御部23によって実行される。
制御部23は、アンテナ11a~11dから送信された送信パケットPをアンテナ21を介して受信する(S11)。制御部23は、アンテナ11a~11dから送信された送信パケットPの位相情報をもとに送信角度θの演算処理を行う(S12)。制御部23は、送信角度θは何度かを判定する(S13)。
制御部23は、送信角度θが0度以上60度未満と判定した場合、左側スピーカ26aの出力を100%、右側スピーカ26bの出力を50%に設定し、音声を出力させる(S14)。
制御部23は、送信角度θが60度以上120度未満と判定した場合、左側スピーカ26aの出力を100%、右側スピーカ26bの出力を100の%に設定し、音声を出力させる(S15)。
制御部23は、送信角度θが120度以上180度以下と判定した場合、左側スピーカ26aの出力を50%、右側スピーカ26bの出力を100%に設定し、音声を出力させる(S16)。
制御部23は、S14、S15、又は、S16の処理を実行すると、通信が終了したか否かを判定する(S17)。制御部23は、通信が終了していないと判定した場合、S11の処理に戻り、同様の処理を繰り返す。一方、制御部23は、通信が終了したと判定した場合、処理を終了する。
以上の処理によれば、オーディオ受信機器20は、送信パケットPの送信角度θに応じて左側スピーカ26a及び右側スピーカ26bのボリューム値を制御することができる。
従来では、例えば、講演者が壇上を左右に移動しているような場合でも、ユーザが耳につけているヘッドフォンは、左右のスピーカに対して均等なボリューム値でオーディオ再生を行っていた。そのため、従来のオーディオ受信機器は、講演者が壇上の右側に移動したら右側から音が聞こえ、壇上の左側に移動したら左側から音が聞こえてくるような、生の声を直接聞いているような臨場感のあるオーディオ再生を行うことができなかった。
これに対し、本実施形態のオーディオ受信機器20は、例えば、講演者が壇上の右側に移動したら右側スピーカ26aのボリューム値が左側スピーカ26aのボリューム値よりも大きく設定され、壇上の左側に移動したら左側スピーカ26bのボリューム値が右側スピーカ26bのボリューム値よりも大きく設定される。この結果、オーディオ受信機器20は、ヘッドフォン50を使用しているユーザに対して、生の声を直接聞いているようなオーディオ再生を行うことができる。よって、本実施形態の音響装置を構成するオーディオ受信機器20によれば、臨場感のあるオーディオ再生を行うことができる。
上述した実施形態には、図10~図13に示すような様々な変形を加えることができる。上述した実施形態では、送信角度θが0度以上60度未満、60度以上120度未満、または、120度以上180度以下の場合で左側スピーカ26a及び右側スピーカ26bのボリューム値を制御している。すなわち、ヘッドフォン50を使用しているユーザの前方から送信パケットPが送信されることを前提としているが、ユーザの後方すなわち送信角度θが0度から-180度までの間から送信パケットPが送信されることも考えられる。
そこで、制御部23は、送信角度θが0度未満-60度以上、-60未満-120度以上、または、-120度未満-180以上の場合で左側スピーカ26a及び右側スピーカ26bのボリューム値を制御してもよい。
図10は、オーディオ受信機器におけるボリューム制御処理の他の例を示すフローチャートである。なお、図10において、図9と同様の処理は同一の符号を付して説明を省略する。
制御部23は、S12の処理において、送信角度θの演算処理を行うと、送信角度θは何度かを判定する(S21)。
制御部23は、送信角度θが0度未満-60度以上と判定した場合、S14の処理に進み、左側スピーカ26aの出力を100%、右側スピーカ26bの出力を50%に設定し、音声を出力させる。
制御部23は、送信角度θが-60未満-120度以上と判定した場合、S15の処理に進み、左側スピーカ26aの出力を100%、右側スピーカ26bの出力を100の%に設定し、音声を出力させる。
制御部23は、送信角度θが-120度未満-180以上と判定した場合、S16の処理に進み、左側スピーカ26aの出力を50%、右側スピーカ26bの出力を100%に設定し、音声を出力させる。その他の処理は、図9と同様である。
また、上述した実施形態では、例えば、講演者が60度の付近を頻度に往来すると、ヘッドフォン50の左側スピーカ26aのボリューム値が50%と100%で頻度に切り替わることになり、ヘッドフォン50を使用しているユーザは音声を聞きづらくなってしまう。
そこで、制御部23は、所定の時間以上、同じ角度範囲から送信パケットPが送信された場合に左側スピーカ26a及び右側スピーカ26bのボリューム値を制御する。言い換えると、制御部23は、送信角度θがある角度範囲(0度~60度、60度~120度、120度~180度)に含まれる時間を例えば制御部23の内部クロックによりカウントする。制御部23は、カウントされた時間が所定時間を越したと判定したときに、左側スピーカ26a及び右側スピーカ26bのボリューム値を変更する。これにより、左側スピーカ26a及び右側スピーカ26bの少なくとも一方のボリューム値が頻度に切り替わることを防ぐことができる。
図11は、オーディオ受信機器におけるボリューム制御処理の他の例を示すフローチャートである。なお、図11において、図9と同様の処理は同一の符号を付して説明を省略する。
制御部23は、S12の処理において、送信角度θの演算処理を行うと、送信角度θは何度かを判定し、かつ、所定時間同じ角度範囲かを判定する(S31)。
制御部23は、送信角度θが0度以上60度未満、かつ、所定時間同じ角度範囲と判定した場合、S14の処理に進み、左側スピーカ26aの出力を100%、右側スピーカ26bの出力を50%に設定し、音声を出力させる。
制御部23は、送信角度θが60度以上120度未満、かつ、所定時間同じ角度範囲と判定した場合、S15の処理に進み、左側スピーカ26aの出力を100%、右側スピーカ26bの出力を100の%に設定し、音声を出力させる。
制御部23は、送信角度θが120度以上180度以下、かつ、所定時間同じ角度範囲と判定した場合、S16の処理に進み、左側スピーカ26aの出力を50%、右側スピーカ26bの出力を100%に設定し、音声を出力させる。
制御部23は、送信角度θが所定時間同じ角度範囲でないと判定した場合、図示を省略しているが、S11の処理に戻り、同様の処理を繰り返す。
また、上述した実施形態では、制御部23は、送信角度θが60度毎に左側スピーカ26a及び右側スピーカ26bのボリューム値を変更していたが、例えば、粒度を細かくして、送信角度θが10度毎、あるいは、20度毎に左側スピーカ26a及び右側スピーカ26bのボリューム値を変更するようにしてもよい。
図12は、粒度を細かくした場合の送信角度と左右のスピーカのボリューム値との関係を示す図である。送信角度θが0度以上20度未満の場合、制御部23は、図12の関係に基づき、左側スピーカ26aのボリューム値を100%、右側スピーカ26bのボリューム値を60%に設定する。
送信角度θが20度以上40度未満の場合、制御部23は、図12の関係に基づき、左側スピーカ26aのボリューム値を100%、右側スピーカ26bのボリューム値を70%に設定する。
送信角度θが40度以上60度未満の場合、制御部23は、図12の関係に基づき、左側スピーカ26aのボリューム値を100%、右側スピーカ26bのボリューム値を80%に設定する。
送信角度θが60度以上80度未満の場合、制御部23は、図12の関係に基づき、左側スピーカ26aのボリューム値を100%、右側スピーカ26bのボリューム値を90%に設定する。
送信角度θが80度以上100度未満の場合、制御部23は、図12の関係に基づき、左側スピーカ26aのボリューム値を100%、右側スピーカ26bのボリューム値を100%に設定する。
送信角度θが100度以上120度未満の場合、制御部23は、図12の関係に基づき、左側スピーカ26aのボリューム値を90%、右側スピーカ26bのボリューム値を100%に設定する。
送信角度θが120度以上140度未満の場合、制御部23は、図12の関係に基づき、左側スピーカ26aのボリューム値を80%、右側スピーカ26bのボリューム値を100%に設定する。
送信角度θが140度以上160度未満の場合、制御部23は、図12の関係に基づき、左側スピーカ26aのボリューム値を70%、右側スピーカ26bのボリューム値を100%に設定する。
送信角度θが160度以上180度未満の場合、制御部23は、図12の関係に基づき、左側スピーカ26aのボリューム値を60%、右側スピーカ26bのボリューム値を100%に設定する。
さらに、制御部23は、会場の大きさによって粒度を変更するようにしてもよい。会場の大きさは、例えば、制御部23が信号強度に基づいて距離近似値を割り出し、基準距離との大小を比較することで判定される。制御部23は、例えば、会場の大きさが大きい場合、粒度を細かくし、会場の大きさが小さい場合、粒度を粗くする。会場が大きいときの粒度を細かくすることで、遠くのステージ上で講演者が移動しても送信角度の変化が小さく、左右のスピーカのボリューム値が変更されにくい問題を解決することができる。あるいは、例えば、会場の大きさが大きい場合、粒度を粗くし、場の大きさが小さい場合、粒度を細かくすることができる。会場が小さいと、聴講者とステージとの距離が近く、講演者が図6水平方向に移動すると送信角度の変化が大きく変化しやすい。会場が小さいときの粒度を細かくすることで、講演者の位置(送信角度)の変化を左右のスピーカのボリューム値としてより詳細に反映できる。
ステージ中央付近にオーディオ送信器がある時、すなわち送信角度が90度付近である時、講演者の移動距離に対する送信角度の変化が大きくなる。送信角度の粒度は、送信角度が90度に近いほど細かく、送信角度が0度または180度に近づくほど荒くすることができる。
さらにまた、制御部23は、講演者の声の大きさ、すなわち、オーディオストリーミングデータに基づいた音声の大きさに応じて左側スピーカ26a及び右側スピーカ26bのボリューム値を変更するようにしてもよい。この場合、例えば第1の閾値を設け、制御部23は、講演者の声の大きさが第1の閾値未満の場合、図7に示す表に基づいてボリューム値を変更し、第1の閾値以上の場合、図7に示す表によりもボリューム値が小さい図13に基づいてボリューム値を変更する。図13は、講演者の声の大きさが第1の閾値以上の場合の送信角度と左右のスピーカのボリューム値との関係を示す図である。
オーディオ送信機器10が3つ以上のアンテナを有する場合、アンテナが2方向に等間隔に、あるいは等間隔で円形に2次元に並んだ構成とすることができる。この場合、2軸の信号角度(アジマス角および仰角)も基づいて音像を調整することができるので、例えば講演者(送信側)が高いステージ上から話す場合でもより臨場感のあるオーディオ再生をすることができる。 オーディオ受信機20が調整する音像の要素として、左側スピーカ26a及び右側スピーカ26bのボリューム値を例に説明したがこれに限定されない。送信角度θに基づいて、オーディオ送信機器10に近いスピーカの音声出力を他方のスピーカの音声出力よりも、音圧を大きくする、音声出力タイミングを早くする、位相を調整する、音声スペクトルを調整するなどによって音像を調整することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
図10は、第2の実施形態の通信システムの構成を示す図である。
図10に示すように、通信システム1Aは、オーディオ送信機器10Aと、オーディオ受信機器20Aとを備える。オーディオ送信機器10Aは、1つのアンテナ11を備える。一方、オーディオ受信機器20Aは、複数のアンテナ21a、21b、21c及び21dを備える。なお、図10の例では、オーディオ受信機器20Aは、4つのアンテナ21a~21dを備えているが、この構成に限定されることなく、少なくとも2つ以上のアンテナを備えていればよい。
オーディオ送信機器10Aは、オーディオストリーミングデータを含む送信パケットPをオーディオ受信機器20Aに送信する。
オーディオ受信機器20Aは、オーディオ送信機器10Aから送信された送信パケットPをアンテナ21a~21dを順次切り替えて受信し、オーディオストリーミングデータに基づいた音声を再生する。このとき、オーディオ受信機器20Aは、受信時の経路の違いから送信パケットPの受信角度θAを算出し、受信角度θAに応じて音像に関する情報を制御する。
このように、第2の実施形態のオーディオ受信機器20Aは、オーディオ送信機器10Aの1つのアンテナ11から送信された送信パケットPを、複数のアンテナ21a~21dを切り替えながら受信して方位推定を行うAoA(Angle of Arrival)方式である。
オーディオ送信機器10A及びオーディオ受信機器20Aの内部の構成は、オーディオ受信機器20Aの制御部23Aが、複数のアンテナを切り替えて送信パケットPを受信し、受信角度θAを算出する点で第1の実施形態と異なる。なお、図6に示すように、講演者と聴講者とが図6垂直方向を向いているとき、送信角度と受信角度は同じ値となる。第2の実施形態では、第1の実施形態の送信角度θを受信角度θAに置き換えて信号角度を判定し、左側スピーカ26a及び右側スピーカ26bのボリューム値を制御することができる。
なお、本明細書におけるフローチャート中の各ステップは、その性質に反しない限り、実行順序を変更し、複数同時に実行し、あるいは実行毎に異なった順序で実行してもよい。
発明のいくつかの実施の形態を説明したが、これらの実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施の形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1,1A…通信システム、10,10A…オーディオ送信機器、11,11a~11d…アンテナ、12…集音部、13…AD変換部、14…制御部、15…プログラム格納部、16…通信部、20,20A…オーディオ受信機器、21,21a~21d…アンテナ、22…通信部、23…制御部、24…プログラム格納部、25…DA変換部、26a…左側スピーカ、26b…右側スピーカ、31…Preamble、32…Access-Address、33…PDU、34…CRC、35…CTE、40…マイク、50…ヘッドフォン。

Claims (9)

  1. 音声データ及び方位推定用の信号が付加されたパケットを受信する受信部と、
    前記方位推定用の信号を用いて前記パケットの信号角度を演算する演算部と、
    前記信号角度に応じて前記音声データの音像に関する情報を制御する制御部と、
    前記音声データをもとに音声を出力する第1スピーカと、第2スピーカと、
    を有し、
    前記制御部は、前記信号角度に応じて前記第1スピーカ及び前記第2スピーカのボリューム値を制御し、所定の時間以上、所定範囲の前記信号角度から前記パケットを受信した場合に前記第1スピーカ及び前記第2スピーカのボリューム値を制御する音響装置。
  2. 前記制御部は、前記信号角度に応じて前記第1スピーカ及び前記第2スピーカの音声出力タイミング、位相、及び/又は、音声スペクトルを制御する請求項1に記載の音響装置。
  3. 前記演算部は、前記パケットの位相情報をもとに前記信号角度を演算する請求項に記載の音響装置。
  4. 前記制御部は、前記音声データに基づいた音声の大きさに応じて前記第1スピーカ及び前記第2スピーカのボリューム値を制御する請求項に記載の音響装置。
  5. 1つのアンテナを有し、
    複数のアンテナを切り替えながら送信された前記パケットを前記1つのアンテナで受信する請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の音響装置。
  6. 複数のアンテナを有し、
    1つのアンテナから送信された前記パケットを前記複数のアンテナを切り替えながら受信する請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の音響装置。
  7. 音声データ及び方位推定用の信号が付加されたパケットを受信し、
    前記方位推定用の信号を用いて前記パケットの信号角度を演算し、
    前記信号角度に応じて前記音声データの音像に関する情報を制御し、
    前記音声データをもとに第1スピーカ及び第2スピーカから音声を出力し、
    前記信号角度に応じて前記第1スピーカ及び前記第2スピーカのボリューム値を制御し、
    所定の時間以上、所定範囲の前記信号角度から前記パケットを受信した場合に前記第1スピーカ及び前記第2スピーカのボリューム値を制御する、
    音響装置のボリューム制御方法。
  8. 前記音声データに基づいた音声の大きさに応じて前記第1スピーカ及び前記第2スピーカのボリューム値を制御する請求項7に記載の音響装置のボリューム制御方法。
  9. 前記信号角度に応じて前記第1スピーカ及び前記第2スピーカの音声出力タイミング、位相、及び/又は、音声スペクトルを制御する請求項7に記載の音響装置のボリューム制御方法。
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