JP2006067393A - 鑑賞システム - Google Patents

鑑賞システム Download PDF

Info

Publication number
JP2006067393A
JP2006067393A JP2004249267A JP2004249267A JP2006067393A JP 2006067393 A JP2006067393 A JP 2006067393A JP 2004249267 A JP2004249267 A JP 2004249267A JP 2004249267 A JP2004249267 A JP 2004249267A JP 2006067393 A JP2006067393 A JP 2006067393A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
robot
unit
image
venue
camera
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004249267A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Takamoto
陽一 高本
Yasuaki Hiyama
康明 檜山
Rie Sudo
理恵 須藤
Daisaku Sudo
大策 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tmsuk Co Ltd
Original Assignee
Tmsuk Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tmsuk Co Ltd filed Critical Tmsuk Co Ltd
Priority to JP2004249267A priority Critical patent/JP2006067393A/ja
Publication of JP2006067393A publication Critical patent/JP2006067393A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 外出先の屋外等のどのような場所であってもアクセス可能で、且つ、鑑賞に際してロボット装置の周囲の状況に注意を払う必要がなく簡単にサービスを受けることができ、実際に会場に行き見て回っているかのような高い臨場感を得ることができる鑑賞システムを提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明の展示物鑑賞システム1は、会場X内を移動可能なロボット装置3と、ロボット装置3と通信可能に接続された携帯端末装置2と、を備え、ロボット装置3は、カメラ部3aと撮像された画像を携帯端末装置2へ送信する移動体通信部とを有する画像処理部と、ロボット装置3を予め設定された移動経路に沿って移動させる移動制御部と、を備え、携帯端末装置2は送信された画像を受信する移動体通信部と、受信した画像を表示する表示部2aと、を備えた構成を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、美術館や博物館、博覧会、商品の展示会場、演劇や演奏等の公演会場、テーマパーク等に実際に足を運ぶことなく展示物や公演、イベント、遊戯施設等を鑑賞することができる鑑賞システムに関するものである。
近年、インターネットに接続された家庭のコンピュータ装置等の端末装置を利用して、サービス提供者のホームページにアクセスすることにより、実際に美術館や博物館、博覧会、商品の展示会場等に足を運ぶことなく、展示物を鑑賞することができるサービスを提供するシステムが開発されている。
このようなシステムにおいてサービスの提供者は、予め実際の展示物をデジタルカメラ等により撮像しておき、撮像した静止画像をホームページ上に掲載する。サービスの利用者は、このホームページにアクセスすることで掲載された展示物の静止画像を見ることができ、展示会場にどのような商品が展示されているのかを事前に知ることができ、或いは、遠方まで足を運ぶことなく美術館等の展示物を鑑賞することができる。
しかしながら、このようなシステムにおいては、サービスの利用者が見るのは予め撮像された展示物の静止画像であるため、種々の角度や距離から展示物を見ることや会場内の様子を知ることはできず、利用者が実際にその会場に行き、見て回っているかのような臨場感を得ることができなかった。
この問題点を解決するために、特許文献1には「視覚カメラ及び聴覚センサを備え施設内を移動可能なロボットと、前記施設を選択する選択手段、並びに、選択した施設内を移動するロボットが取得した視覚情報及び聴覚情報を再生する再生手段を備え、前記ロボットと通信可能に接続された利用者端末とを有することを特徴とする遠隔操縦型鑑賞システム」が開示されている。
特開2004−70624号公報
しかしながら、上記従来の鑑賞システムでは以下のような課題を有していた。
(1)特許文献1の遠隔操縦型鑑賞システムでは、利用者自身がロボットを遠隔操縦しながら展示物を鑑賞するので、施設内のロボットの周囲に人や障害物がないかといったことに常に注意を払う必要あり、落ち着いて展示物を鑑賞することができないという課題を有していた。
(2)利用者端末として利用者の自宅等のコンピュータ装置を用いているので、利用者は自宅からでなければサービスを受けることができず、利用できる場所が制限され利便性に欠けるという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、外出先の屋外等のどのような場所であってもアクセス可能で、且つ、鑑賞に際してロボット装置の周囲の状況に注意を払う必要がなく簡単にサービスを受けることができ、実際に会場に行き見て回っているかのような高い臨場感を得ることができる鑑賞システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の鑑賞システムは、以下の構成を有している。
本発明の請求項1に記載の鑑賞システムは、会場内を移動可能なロボット装置と、前記ロボット装置と通信可能に接続された携帯端末装置と、を備え、前記ロボット装置は、カメラ部と前記カメラ部で撮像された画像を前記携帯端末装置へ送信する移動体通信部とを有する画像処理部と、前記ロボット装置を前記会場内の予め設定された移動経路に沿って移動させる移動制御部と、を備え、前記携帯端末装置は、ロボット装置から送信された画像を受信する移動体通信部と、受信した画像を表示する表示部と、を備えた構成を有している。
この構成により、以下のような作用を有する。
(1)美術館や博物館、博覧会、商品の展示会場、演劇や演奏等の公演会場、テーマパーク等(以下、会場という)を移動するロボット装置のカメラ部で撮像された展示物や演劇や演奏等の公演、イベント、遊戯施設等(以下、展示物等という)の画像を携帯端末装置の表示部に表示することができるので、利用者は実際にその会場に行き見て回っているかのような臨場感を得ることができる。
(2)携帯可能な携帯端末装置からロボット装置にアクセスするだけで展示物等の画像を表示部に表示することができるので、自宅等に限らず外出先の屋外等のどのような場所であっても簡単に展示物等を鑑賞することができる。
(3)ロボット装置が画像処理部と移動制御部とを備えているので、移動制御部でロボット装置を自律移動させながら画像処理部で画像を携帯端末装置に送信でき、利用者はロボット装置の周囲の状況に注意を払ったり煩雑な操作を行ったりすることなく展示物等を鑑賞することができる。
(4)ロボット装置が移動制御部を備えているので、ロボット装置は会場内の種々の場所に移動可能で、種々の角度や位置から展示物等を撮像することができる。特に、演劇や演奏等の公演会場においては、例えばステージの袖等の通常観客が立ち入ることができない場所にロボット装置を配置することで、利用者は実際の観客が観ることができない角度から公演を鑑賞することができる。
ここで、携帯端末装置とロボット装置の各移動体通信部間の通信手段としては、公衆回線網を用いたテレビジョン電話システムによる通信、インターネットによる通信、LAN等のネットワークによる通信等が用いられる。特にテレビジョン電話システムを用いた場合は、携帯端末装置としての携帯型テレビジョン電話装置からロボット装置に対応する電話番号に電話をかけるだけで通信可能となるので、極めて簡易にサービスを利用できる。また、複数の利用者が1台のロボット装置に同時にアクセスすることができる。
携帯端末装置としては、携帯電話機やPHS、PDA(Personal Digital Assistannts)等が用いられる。
ロボット装置の移動手段としては、モータ等により駆動する車輪やクローラ、2足や4足等の多足歩行可能な脚部等が用いられる。
カメラ部としては、動画像或いは静止画像が撮像できるCCDカメラ等が用いられる。
なお、ロボット装置にマイクロホンを設け、会場内の音声を画像と共に携帯端末装置に送信しスピーカから出力することもできる。これにより、さらに高い臨場感を得ることができると共に、会場内での展示物の解説や案内等の放送を聞くことができる。
本発明の請求項2に記載の鑑賞システムは、会場内を移動可能なロボット装置と、前記会場内に配設され前記ロボット装置と無線通信可能に接続された会場内サーバと、前記会場内サーバから画像を受信して閲覧可能にする画像サーバと、前記画像サーバに接続可能な携帯端末装置と、を備え、前記ロボット装置は、カメラ部と前記カメラ部で撮像された画像を前記会場内サーバへ送信する無線通信部とを有する画像処理部と、前記ロボット装置を前記会場内の予め設定された移動経路に沿って移動させる移動制御部と、を備え、前記会場内サーバは、前記ロボット装置から送信された画像を受信する無線通信部と、受信した画像をインターネットを介して前記画像サーバへ送信する通信部と、を備えた構成を有している。
この構成により、以下のような作用を有する。
(1)会場内を移動するロボット装置のカメラ部で撮像された展示物や会場内の様子等の画像を会場内サーバを介して画像サーバに送信し、携帯端末装置から画像サーバにアクセスすることで撮像した画像を表示部に表示することができるので、利用者は実際にその会場に行き見て回っているかのような臨場感を得ることができる。
(2)カメラ部で撮像された画像を画像サーバに送信して閲覧可能にするので、複数の利用者が同時にアクセスして鑑賞することができる。
(3)携帯可能な携帯端末装置から画像サーバにアクセスするだけで展示物等の画像を表示部に表示することができるので、自宅等に限らず外出先の屋外等のどのような場所であっても簡単に展示物等を鑑賞することができる。
(4)ロボット装置が画像処理部と移動制御部とを備えているので、移動制御部でロボット装置を自律移動させながら画像処理部で画像を会場内サーバを介して画像サーバに送信でき、利用者はロボット装置の周囲の状況に注意を払ったり煩雑な操作を行ったりすることなく展示物を鑑賞することができる。
(5)ロボット装置が移動制御部を備えているので、ロボット装置は会場内の種々の場所に移動可能で、種々の角度や位置から展示物等を撮像することができる。特に、演劇や演奏等の公演会場においては、例えばステージの脇等の観客が立ち入ることができない場所にロボット装置を配置することで、利用者は実際の観客が観ることができない角度から公演を鑑賞することができる。
ここで、携帯端末装置やロボット装置の移動手段及びカメラ部としては、請求項1と同様のものが用いられる。
無線通信部による無線通信手段としては、無線LAN等を用いることができる。この場合、無線通信部としては、無線LANカード等が用いられる。また、カメラ部を備えた画像処理部としては、カメラ部で撮像した画像を無線LANを介して会場内サーバに自動で送信する、いわゆるネットワークカメラを用いることができる。
また、携帯端末装置と画像サーバ間の通信手段としては、インターネットによる通信、或いは公衆回線網を用いたテレビジョン電話システムによる通信が用いられる。
なお、展示物等の画像と共に該展示物の説明や案内等その他の展示物や会場に関する情報を会場内サーバから画像サーバへ送信して閲覧可能にすることができる。これにより、利用者は展示物等が画像だけでなくそれに関する種々の情報を得ることができ、多面的なサービスが可能となり付加価値を高めることができる。
本発明の請求項3に記載の鑑賞システムは、会場内を移動可能なロボット装置と、前記ロボット装置から画像を受信して閲覧可能にする画像サーバと、前記画像サーバに接続可能な携帯端末装置と、を備え、前記ロボット装置は、カメラ部と前記カメラ部で撮像された画像をインターネットを介して前記画像サーバへ送信する移動体通信部とを有する画像処理部と、前記ロボット装置を前記会場内の予め設定された移動経路に沿って移動させる移動制御部と、を備えた構成を有している。
この構成により、請求項2の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)会場内を移動するロボット装置のカメラ部で撮像された展示物や会場内の様子等の画像を基地局及びインターネットを介して直接画像サーバに送信することができるので、会場内サーバを必要とせず、会場内へのシステムの導入が容易であると共に、ロボット装置は会場のいずれの場所でもインターネットに接続可能であるので、移動可能範囲に制限がなく、屋外等の広い会場であっても用いることができる。
本発明の請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の内いずれか1項に記載の鑑賞システムであって、前記ロボット装置は、前記カメラ部を有する頭部と、前記頭部を左右に回動及び/又は上下に傾動させる頭部制御部と、を備えた構成を有している。
この構成により、請求項1乃至3の内いずれか1項の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)頭部制御部を備えているので、ロボット装置を移動経路に沿って移動させながら頭部を左右に回動させ或いは上下に傾動させ、頭部のカメラ部により展示物等を種々の角度から撮像することができ、また、ロボット装置の周囲の状況や会場内の様子等を撮像することができ、利用者は高い臨場感を得ることができる。
本発明の請求項5に記載の鑑賞システムは、会場内を移動可能なロボット装置と、前記ロボット装置と通信可能に接続された遠隔制御装置と、を備え、前記ロボット装置は、カメラ部を有するロボット機構部と、前記ロボット機構部を制御するロボットコントロール部と、前記カメラ部で撮像された画像を前記遠隔制御装置へ送信する画像処理部と、を備え、前記遠隔制御装置は、前記ロボット装置を制御するロボット遠隔制御部と、受信した画像を画像モニタに表示する画像遠隔制御部と、を備え、前記ロボット遠隔制御部は、前記ロボット装置の制御データを発生する第1のコンピュータ装置と、前記制御データを公衆回線網に接続された基地局へ送信する第1の移動体通信装置と、を備え、前記ロボットコントロール部は、公衆回線網に接続された基地局から送信されてくる前記制御データを受信する第2の移動体通信装置と、前記制御データを処理して前記ロボット機構部を制御する第2のコンピュータ装置と、を備えた構成を有している。
この構成により、以下のような作用を有する。
(1)遠隔制御装置のロボット遠隔制御部からロボット装置のロボットコントロール部へ制御データを送信してロボット機構部を制御することでロボット装置を会場内において移動させながら、ロボット装置のカメラ部で撮像された展示物等や会場内の様子等の画像を画像処理部から遠隔制御装置の画像遠隔制御部に送信し画像モニタに表示することができるので、利用者は自宅等に居ながら実際にその会場に行き見て回っているかのような臨場感を得ることができる。
本発明の請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の鑑賞システムであって、前記ロボット機構部は、複数の前記カメラ部と、前記制御データに基づいて前記複数のカメラ部からの画像を選択して前記画像処理部へ出力する画像選択部と、を備えた構成を有している。
この構成により、請求項5の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)画像選択部を備えているので、利用者は複数のカメラ部で撮像された画像から見たい画像を選択して画像モニタに表示させることができ、異なる視点から展示物を鑑賞したり会場内の様子を見たりすることができ、高い臨場感を得ることができる。
ここで、複数のカメラ部としては、例えばロボット機構部の頭部に設けられた頭部カメラや手部に設けられた手部カメラ等が用いられる。頭部カメラでは高い視点から遠くの展示物やロボット装置の周囲の状況等を好適に見ることができ、手部カメラでは手部を展示物に近接させて展示物の細かい模様な装飾等を好適に見ることができる。
以上説明したように本発明の鑑賞システムによれば、以下のような有利な効果が得られる。
請求項1に記載の発明によれば、
(1)会場内を移動するロボット装置のカメラ部で撮像された展示物や会場内の様子等の画像を携帯端末装置の表示部に表示することができるので、利用者は実際にその会場に行き見て回っているかのような臨場感を得ることができる鑑賞システムを提供することができる。
(2)携帯可能な携帯端末装置を使用するので、自宅等に限らず外出先の屋外等のどのような場所であっても簡単に展示物等を鑑賞することができる利便性に優れた鑑賞システムを提供することができる。
(3)画像処理部と移動制御部とを備えているので、利用者はロボット装置の周囲の状況に注意を払ったり煩雑な操作を行ったりすることなく展示物を鑑賞することができる簡易性に優れた鑑賞システムを提供することができる。
(4)移動制御部を備えているので、ロボット装置は会場内の種々の場所に移動可能で、種々の角度や位置から展示物等を撮像することができ、演劇や演奏等の公演会場においては、利用者は実際の観客が観ることができない角度から公演を鑑賞することができ、実際の観客でも得られないような臨場感を得ることができる鑑賞システムを提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、
(1)会場内を移動するロボット装置のカメラ部で撮像された展示物や会場内の様子等の画像を画像サーバに送信し、携帯端末装置から画像サーバにアクセスすることで撮像した画像を表示部に表示することができるので、利用者は実際にその会場に行き見て回っているかのような臨場感を得ることができる鑑賞システムを提供することができる。
(2)カメラ部で撮像された画像を画像サーバに送信し閲覧可能にするので、複数の利用者が同時にアクセスして鑑賞することができる鑑賞システムを提供することができる。
(3)携帯可能な携帯端末装置を使用するので、自宅等に限らず外出先の屋外等のどのような場所であっても簡単に展示物等を鑑賞することができる利便性に優れた鑑賞システムを提供することができる。
(4)画像処理部と移動制御部とを備えているので、利用者はロボット装置の周囲の状況に注意を払ったり煩雑な操作を行ったりすることなく展示物を鑑賞することができる簡易性に優れた鑑賞システムを提供することができる。
(5)移動制御部を備えているので、ロボット装置は会場内の種々の場所に移動可能で、種々の角度や位置から展示物等を撮像することができ、演劇や演奏等の公演会場においては、利用者は実際の観客が観ることができない角度から公演を鑑賞することができ、実際の観客でも得られないような臨場感を得ることができる鑑賞システムを提供することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2の効果に加え、
(1)画像を基地局及びインターネットを介して直接画像サーバに送信することができるので、会場内サーバを必要とせず、会場内へのシステムの導入が容易である鑑賞システムを提供することができる。
(2)ロボット装置が移動体通信部を備えているので、ロボット装置は会場のいずれの場所でもインターネットに接続可能であり、移動可能範囲に制限がなく、屋外等の広い会場であっても用いることができる鑑賞システムを提供することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1乃至3の内いずれか1項の効果に加え、
(1)頭部制御部を備えているので、頭部のカメラ部により展示物等を種々の角度から撮像することができ、また、ロボット装置の周囲の状況や会場内の様子等を撮像することができ、利用者は高い臨場感を得ることができる鑑賞システムを提供することができる。
請求項5に記載の発明によれば、
(1)遠隔制御装置のロボット遠隔制御部からロボット装置のロボットコントロール部へ制御データを送信してロボット機構部を制御することでロボット装置を会場内において移動させながら、ロボット装置のカメラ部で撮像された展示物や会場内の様子等の画像を画像処理部から遠隔制御装置の画像遠隔制御部に送信し画像モニタに表示することができるので、利用者は自宅等に居ながら実際にその会場に行き見て回っているかのような臨場感を得ることができる鑑賞システムを提供することができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項5の効果に加え、
(1)画像選択部を備えているので、異なる視点から展示物等を鑑賞したり会場内の様子を見たりすることができ、高い臨場感を得ることができる鑑賞システムを提供することができる。
以下、本発明の一実施の形態について、図1乃至図8を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本実施の形態1における鑑賞システムを示すブロック図である。
図中、1は本実施の形態1における鑑賞システム、2は携帯端末装置、2aは携帯端末装置2の表示部、3はロボット装置、3aはロボット装置3に搭載されたカメラ部、3bはロボット装置3を移動可能とするための車輪等の移動部、4,5はアンテナ、6,7は基地局、8は公衆回線網、Xは美術館や博物館、博覧会、商品の展示会場、演劇や演奏等の公演会場、テーマパーク等の会場、Yは会場Xに展示された展示物である。
以上のように構成された鑑賞システム1について、以下その動作を説明する。
ロボット装置3は車輪等の移動部3bにより会場X内を移動し、カメラ部3aで展示物Yや会場X内の様子等を撮像する。撮像された画像はロボット装置3からアンテナ5、基地局7、公衆回線網8、基地局6、アンテナ4を介して携帯端末装置2に送信される。携帯端末装置2で受信された展示物Yの画像は表示部2aに表示される。
図2は携帯端末装置2のブロック図であり、図3(a)はロボット装置3のブロック図であり、図3(b)はロボット装置3の概略構成図である。
図2において、10は携帯端末装置2のCPU、11は公衆回線網8及び基地局6,7を介してロボット装置3と通信を行う移動体通信部、12は電話番号やパスワード等を入力するための入力部、13はメモリである。
図3において、15は画像処理部、16は画像処理部15のCPU、17は携帯端末装置2の移動体通信部11と通信を行う移動体通信部、18はアナログ画像データをデジタル画像データに変換する画像変換部、19はメモリ、20は頭部の制御と移動部の制御を行う頭部・移動制御部、21は頭部・移動制御部20のCPU、22はD/Aコンバータ、23はモータドライバ、23aは頭部用モータドライバ、23bは移動部用モータドライバ、24aは頭部30を左右に回動させる頭部用モータ、24bは車輪等の移動部3bを駆動する移動部用モータ、25はパルスカウンタ、26は移動部3bの回転角を検出するエンコーダ、27はA/Dコンバータ、28はロボット装置3の周囲の人や障害物を検出したり壁面までの距離を計測したりするためのフォトセンサや赤外線センサ等のセンサ部、29はメモリ、30はロボット装置3の頭部、31はロボット装置3の胴部、32はキャスタである。
以上のように構成された鑑賞システム1について、画像処理部15のCPU16の動作を図4を用いて説明する。
図4は画像処理部15のCPU16の動作を示すフローチャートである。
まず、利用者は携帯端末装置2の入力部12から所定の電話番号を入力し、ロボット装置3へ電話をかける。この電話番号はサービス提供者のホームページ上等に掲載され、予め利用者へ通知されたものである。
画像処理部15のCPU16は、アンテナ5及び移動体通信部17を介して着信有りか否かを判定し(S1)、着信有りと判定した場合は発信元の携帯端末装置2と回線を接続し(S2)、利用者にパスワードの入力を促すためのパスワード要求信号を送信する(S3)。利用者の携帯端末装置2はパスワード要求信号を受信すると表示部2aにパスワード入力画面を表示し、入力部12からパスワードが入力されるとそれをロボット装置3へ送信する。このパスワードは電話番号と同様に利用者に予め通知されている。なお、パスワードを特定の者にのみ通知することで利用できる者を制限することができる。
CPU16は、携帯端末装置2からパスワードを受信したか否かを判定し(S4)、受信したパスワードがメモリ19等に記憶されたものと一致するか否かを判定することにより入力されたパスワードが正しいか否かを判定する(S5)。なお、パスワードを受信しない場合やパスワードが正しくないと判定した場合は、回線を切断し(S8)、処理を終了する。
パスワードが正しい場合は、カメラ部3aで撮像され画像変換部18でデジタル画像データに変換された画像データを移動体通信部17から携帯端末装置2へ送信し(S6)、終了か否かを判定し(S7)、終了でないと判定された場合はステップS6へ戻り、終了と判定した場合は、回線を切断し(S8)、処理を終了する。終了か否かの判定は、例えば回線接続から予め設定された所定時間が経過した場合等に終了と判定する。
次に、頭部・移動制御部20について図3及び図5を用いて説明する。
図5はロボット装置3の移動経路を示す会場内の模式平面図である。
図5において、Y1〜Y6は展示物、Zはロボット装置3の移動経路、Pは移動経路Zに沿って移動するロボット装置3の一時停止ポイントである。
図3に示すように、ロボット装置3は、メモリ29に記憶された移動経路Zの情報に基づいて、D/Aコンバータ22を介して移動用モータドライバ23bに移動制御指令データを出力し、移動用モータドライバ23bはモータ24bを駆動して車輪等の移動部3bを回転させる。これにより、ロボット装置3は移動部3bとキャスタ32により会場X内を移動経路Zに沿って走行する。このとき、エンコーダ26により検出された移動部3bの回転角はパルスとしてパルスカウンタ25に入力され、パルスカウンタ25は入力されたパルスをカウントしてCPU21に出力する。このパルス数によりロボット装置3の移動距離が算出される。また、センサ部28で検出された検出値はA/Dコンバータを介してCPU21に入力される。この検出値によりロボット装置3から壁面までの距離や、人や障害物の接近等が検出される。この移動距離や壁面までの距離に基づく現在位置情報、及び人や障害物の接近等の情報に基づいて、ロボット装置3は移動経路Zに沿って自律移動し、障害物等があれば回避することができる。
ロボット装置3は、移動経路Z上の一時停止ポイントPに到達すると、ロボット装置3は停止し、ロボット装置3は一時停止ポイントP上で回動して展示物Y1〜Y6の方向に頭部30のカメラ部3aが向けられ展示物Y1〜Y6が撮像される。ここで、ロボット装置3全体を回動させずに、頭部30のみを回動させてもよい。この場合、CPU21はD/Aコンバータ22を介して頭部用モータドライバ23aに頭部回動制御指令データを出力し、頭部用モータドライバ23aはモータ24aを駆動して頭部30を回動させる。
ロボット装置3は、一時停止ポイントPで停止して所定時間が経過すると、回動して進行方向を向き再び移動を開始する。このようにして、各一時停止ポイントPにおいて一時停止して展示物Y1〜Y6を撮像しながら移動経路Zに沿って移動する。なお、移動経路Zに沿って移動する際に頭部30を左右に回動させることで、カメラ部3aによりロボット装置3の周囲状況や会場Xの様子等を撮像する。
なお、本実施の形態1においては、美術館や博物館、博覧会、商品の展示会場等の展示物の鑑賞システムについて説明しているが、これに限られるものではなく、ロボット装置3を演劇や演奏等の公演会場やテーマパーク、イベント会場等に配置すれば、公演や遊戯施設、イベント等を鑑賞することができる。
以上のように本実施の形態1における鑑賞システムは構成されているので、以下のような作用を有する。
(1)ロボット装置3は、車輪等の移動部3bにより会場内を自律移動しながらカメラ部3aで撮像された展示物Yや会場X内の様子等の画像データを画像変換部18でデジタル画像データに変換し、移動体通信部17、アンテナ5、基地局7、公衆回線網8、基地局6を介して携帯端末装置2の移動体通信部11に送信し、携帯端末装置2は受信した画像データを表示部2aに表示することができる。これにより、利用者は携帯端末装置2の表示部2aに表示される展示物Yや会場X内の画像を鑑賞することができ、実際に会場Xに行き見て回っているかのような臨場感を得ることができる。
(2)携帯可能な携帯端末装置2からロボット装置3に電話をかけるだけで回線が接続されるので、自宅等に限らず外出先の屋外等のどのような場所であっても簡単に展示物Y等を鑑賞することができる。
(3)頭部・移動制御部20を備えているので、メモリ29に予め記憶された移動経路Z、及びエンコーダ26やセンサ部28の検出値から算出される現在位置情報に基づいて移動用モータドライバ23bを介してモータ24bを制御し、ロボット装置3を自律移動させることができる。これにより、ロボット装置3を自律移動させながらカメラ部3aで撮像された画像を携帯端末装置2に送信することができるので、利用者はロボット装置2の周囲の状況に注意を払ったり煩雑な操作を行ったりすることなく展示物を鑑賞することができる。
(4)頭部・移動制御部20を備えているので、ロボット装置3を移動経路Zに沿って移動させながら頭部用モータドライバ23aを介してモータ24aを制御することにより頭部30を左右に回動させ、カメラ部3aにより展示物Yを種々の角度から撮像することができ、また、ロボット装置3の周囲の状況や会場X内の様子等を撮像することができ、利用者は高い臨場感を得ることができる。
(実施の形態2)
図6は本実施の形態2における鑑賞システムを示すブロック図である。
図中、41は本実施の形態2における鑑賞システム、42は携帯端末装置、42aは携帯端末装置42の表示部、43はロボット装置、43aはロボット装置3に搭載されたカメラ部、43bはロボット装置43を移動可能とするための車輪等の移動部、44,45,46はアンテナ、47は基地局、48はインターネット網、49はインターネット網に接続されると共にロボット装置43と無線通信可能に接続された会場内サーバ、50はインターネット網に接続された画像サーバ、Xは会場である。
以上のように構成された鑑賞システム41について、以下その動作を説明する。
ロボット装置43は車輪等の移動部43bにより会場X内を移動し、カメラ部43aで展示物や会場X内の様子等を撮像する。撮像された画像はロボット装置43からアンテナ46、アンテナ45を介して会場内サーバ49に送信される。会場内サーバ49は受信した画像をインターネット網48を介して画像サーバ50に送信する。画像サーバ50は受信した画像をホームページ上に掲載するか、或いは携帯端末装置44からのアクセスにより配信可能な状態にする。携帯端末装置44は基地局47及びインターネット網48、或いは公衆回線網(図示せず)を介して画像サーバ50にアクセスすることで、表示部42aにロボット装置43が撮像した画像が表示される。
図7(a)はロボット装置43の画像処理部のブロック図であり、図7(b)は会場内サーバ49のブロック図である。なお、ロボット装置43の画像処理部以外の構成及び動作は実施の形態1において説明したものと同様であるので説明を省略する。
図7(a)において、51は画像処理部、52は画像処理部51のCPU、53は会場内サーバ49と通信を行う無線通信部、54はアナログ画像データをデジタル画像データに変換する画像変換部、55はメモリである。
図7(b)において、56は会場内サーバ49のCPU、57はインターネット網48に接続する通信部、58は画像処理部51の無線通信部53と通信を行う無線通信部、59はメモリである。
以上のように構成された鑑賞システム1について、会場内サーバ49のCPU56の動作、及び画像処理部51のCPU52の動作を図8を用いて説明する。
図8(a)は会場内サーバ49のCPU56の動作を示すフローチャートであり、図8(b)は画像処理部51のCPU52の動作を示すフローチャートである。
CPU56は、無線通信部58及びアンテナ45を介してロボット装置43の画像処理部51に画像送信指示信号を送信し(S11)、ロボット装置43からの画像をアンテナ45及び無線通信部58を介して受信する(S12)と、通信部57及びインターネット網48を介して画像を画像サーバ50へ送信する(S13)。
CPU52は、会場内サーバ49から画像送信指示信号を受信したか否かを判定し(S14)、受信したと判定した場合は、カメラ部43aで撮像され画像変換部54でデジタル画像データに変換された画像データを無線通信部53から会場内サーバ49へ送信する(S15)。画像送信指示がなかった場合はそのまま処理を終了する。
なお、本実施の形態2においては、ロボット装置43から会場内サーバ49に画像を送信し、会場内サーバ49からインターネット網48を介して画像サーバ50へ画像を送信しているが、ロボット装置43から直接画像サーバ50へ画像を送信するようにしてもよい。この場合、ロボット装置43の画像処理部51は、無線通信部53に替えて移動体通信部を有することで、カメラ部43aで撮像した画像を移動体通信部から基地局(図示せず)、インターネット網48を介して直接画像サーバ50へ送信することができる。
以上のように本実施の形態2における鑑賞システム41は構成されているので、実施の形態1の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)ロボット装置43は、車輪等の移動部43bにより会場X内を自律移動しながらカメラ部43aで撮像された展示物や会場X内の様子等の画像データを画像変換部54でデジタル画像データに変換し、無線通信部53、アンテナ46、アンテナ45を介して会場内サーバ49の無線通信部53に送信し、会場内サーバ49は、受信した画像データを通信部57、インターネット網48を介して画像サーバ50に送信し、画像サーバ50は受信した画像をホームページ上に掲載するか、或いは携帯端末装置42からのアクセスにより配信可能な状態とする。携帯端末装置42は、基地局47、インターネット網48或いは公衆回線網を介して画像サーバにアクセスし、カメラ部43aで撮像した画像を表示部42aに表示することができる。これにより、利用者は携帯端末装置42の表示部42aに表示される展示物等や会場X内の画像を鑑賞することができ、実際に会場Xに行き見て回っているかのような臨場感を得ることができる。
(2)カメラ部43aで撮像された画像を画像サーバ50に送信して閲覧可能にするので、複数の利用者が同時にアクセスして鑑賞することができる。
(実施の形態3)
図9は、本発明の実施の形態3における鑑賞システムを示すブロック図である。
図9において、60は鑑賞システム、61はロボット装置62を制御すると共にロボット装置62から送信された画像を表示する遠隔制御装置、62は美術館や博物館、博覧会、商品の展示会場等の会場(図示せず)内を移動可能なロボット装置、63はロボット遠隔制御部、64はロボット機構部64aを制御するロボットコントロール部、64aは頭部や胴部、カメラ部64b、移動のための車輪等の移動部及びその駆動機構(図示せず)等を有するロボット機構部、65は画像遠隔制御部、66は画像処理部、67,68,69,70はアンテナである。また、6,7は基地局(例えばPHS基地局)、8は公衆回線網であり、これらは実施の形態1において説明したものと同様のものである。
以上のように構成された鑑賞システム60について、以下その動作を説明する。
ロボット遠隔制御部63から出力された制御データ(動作コード及び/又は制御コード)を含む電波信号はアンテナ67、基地局6、公衆回線網8、基地局7、アンテナ68を介してロボットコントロール部64に送信され、ロボットコントロール部64で電波信号を動作コードや制御コードに変換し、さらに動作コードを制御対象リレーを示すリレー信号に変換する。そして、リレー信号に応じてロボット機構部64aが動作し、例えば車輪等の移動部43bを駆動させることで、ロボット装置62は会場内を移動する。
また、制御コードに応じてロボット機構部64aのカメラ部64bを選択し、選択されたカメラ部64bで撮像された画像データは画像処理部66に入力され、画像処理部66から画像データを含む電波信号としてアンテナ70、基地局7、公衆回線網8、基地局6、アンテナ69を介して画像遠隔制御部65に送信され、画像遠隔制御部65において受信された電波信号は画像データに変換され、画像モニタ65aに画像が表示される。
利用者が遠隔制御装置61の動作指示キースイッチや制御キースイッチ(後述)を操作することで、遠隔制御装置61から動作指示や制御の指示が動作コードや制御コードとしてロボット装置62に与えられる。これにより、利用者はロボット装置62を会場内において自由に移動させながら、カメラ部64bで撮像された展示物の画像を画像モニタ65aを通して鑑賞することができる。
次に、ロボット遠隔制御部63、ロボットコントロール部64、画像遠隔制御部65、ロボット機構部64a、及び画像処理部66について、その構成及び動作を詳細に説明する。
図10はロボット遠隔制御部63とロボットコントロール部64を示すブロック図であり、図11は画像遠隔制御部65とロボット機構部64a及び画像処理部66を示すブロック図である。
図10において、71は入力装置72からの動作指示を動作コードに変換するCPU(中央処理装置)、72は動作を指示する動作指示キースイッチ及び制御内容に対応する制御キースイッチを有する入力装置、73は動作指示や動作コードを表示する表示装置、74はデータをプリンタ等へ出力する出力装置、75はデータを記憶するRAM、76はプログラムやデータを記憶するROM、77は動作コードを外部へ出力するためのインタフェース部であり、これらは第1のコンピュータ装置71aを構成する。
78は第1のコンピュータ装置71aから出力される動作コードを無線伝送データに変換する第1のデータ通信カード、79は第1のデータ通信カード78からの無線伝送データをアンテナ67を介して電波信号(第1の電波信号)として送信する第1の移動体通信装置、80は第1の移動体通信装置79から出力された電波信号をアンテナ68を介して受信して無線伝送データを出力する第2の移動体通信装置、81は第2の移動体通信装置からの無線伝送データを動作コードに変換する第2のデータ通信カード、83aは第2のデータ通信カード81からの動作コードをインタフェース部82を介して入力する第2のコンピュータ装置である。第2のコンピュータ装置83aは、データの授受のインタフェースを司るインタフェース部82、89と、データを処理するCPU83と、指令等を入力するための入力装置84と、データを表示する表示装置85と、データをプリンタ等へ出力する出力装置86と、データを記憶するRAM87と、プログラム、データを記憶するROM88とを有する。90は第2のコンピュータ装置83aから出力された動作コードに基づいて、前進、後退、左右回転等を行うロボット機構部64aに動きを与えるロボットシーケンサ制御部である。
図11において、91aは第3のコンピュータ装置であり、第3のコンピュータ装置91aは、データの授受のインタフェースを司るインタフェース部97、101と、データを処理するCPU91と、動作指示等を入力するための入力装置92と、データを表示する表示装置93と、データをプリンタ等へ出力する出力装置94と、データを記憶するRAM95と、プログラム、データを記憶するROM96とを有する。98はデジタル音声信号とアナログ音声信号との相互変換を行うと共にデジタル画像信号をアナログ画像信号に変換して画像モニタ65aへ出力する画像音声変換部、100は入力音声をアナログ音声信号として出力すると共に入力アナログ音声信号を音声として出力するイヤホンマイクロフォン、102は第3のコンピュータ装置91aから出力されるデジタル音声信号を第2の無線伝送データに変換する第3のデータ通信カード、103は第2の無線伝送データをアンテナ69を介して第2の電波信号として送信する第3の移動体通信装置であり、これらはいずれも画像遠隔制御部65に内蔵されている。104は第2の電波信号をアンテナ10を介して受信して第2の無線伝送データを出力する第4の移動体通信装置、105は第2の無線伝送データをデジタル音声信号に変換すると共に後述の第4のコンピュータ装置107aから出力されるデジタル画像信号を第3の無線伝送データに変換する第4のデータ通信カード、107aはデジタル音声信号が第4のデータ通信カード105から入力されると共に後述の画像音声変換部114を介する後述のカメラ部64bからのデジタル画像信号、及び後述の画像音声変換部114を介する後述のイヤホンマイクロフォン116からのデジタル音声信号を第4のデータ通信カード105へ出力する第4のコンピュータ装置である。
第4のコンピュータ装置107aは、データの授受のインタフェースを司るインタフェース部106、113と、データを処理するCPU107と、動作指示等を入力するための入力装置108と、データを表示する表示装置109と、データをプリンタ等へ出力する出力装置110と、データを記憶するRAM111と、プログラム、データを記憶するROM112とを有する。114はデジタル音声信号とアナログ音声信号との相互変換を行うと共にデジタル画像信号をアナログ画像信号に変換して画像モニタ65bへ出力する画像音声変換部であり、第4のコンピュータ装置107aと画像処理部66に内蔵されている。115a,115b,115cはロボット機構部64aの各々頭部、足部、手部に配置され、被写体を撮像してアナログのカラー画像信号として出力する白黒やカラーのCCDカメラ(カメラ部)、116はロボット機構部64aの頭部に配置され、入力音声をアナログ音声信号として出力すると共に入力アナログ音声信号を音声として出力するイヤホンマイクロフォン、117は頭部のCCDカメラ(頭部カメラ)115a、足部のCCDカメラ(足部カメラ)115b、手部のCCDカメラ(手部カメラ)115cのうちのいずれかをロボットコントロール部64からの制御コードに基づいて選択する画像選択部である。
以上のように構成された本実施の形態3における鑑賞システムについて、以下その動作を図12乃至図16を用いてPHSを例に説明する。
図12はロボット遠隔制御部における動作を示すフローチャートであり、図13はロボットコントロール部における動作を示すフローチャートであり、図14はロボットコントロール部のロボットシーケンサ制御部における動作を示すフローチャートであり、図15はロボットシーケンサ制御部におけるリレー変換回路120を示す回路図であり、図16はロボット機構部におけるリレー回路を示す回路図である。
まず図12において、移動体通信装置としてのPHS79からダイヤル接続を行い、PHSダイヤル接続完了信号がデータ通信カード78、インタフェース部77を介してCPU71へ通知されると、CPU71は動作指示可能と判定し、動作指示可能であることを表示装置73に表示する(S21)。表示装置73から動作指示可能であることを通知された操作者は、入力装置72の動作指示キースイッチの内、動作指示内容に対応する動作指示キースイッチをオンし、オンとなった動作指示キースイッチは動作指示信号を出力する。CPU71は上記動作指示信号が入力されたか否かを判定し(S22)、動作指示信号が入力されたと判定したときは、動作コード検索手段(図示せず)により、動作コードテーブルを検索し(S23)、上記動作指示信号に対応する動作コードを動作コードテーブルから読み出す(S24)。動作指示キースイッチに対応する動作コードの例を(表1)に示す。
Figure 2006067393
(表1)は、例えば前進を指示する動作指示キースイッチをオンすることにより発生する動作指示信号はF8(8ビット)の動作コードに変換されることを表わす。CPU71で読み出された動作コードはインタフェース部77を介してデータ通信カード78へ出力される(S25)。ステップ22でCPU71が動作指示信号は入力されなかったと判定したときは、CPU71は動作指示無しを示す「0」コードを出力し、ステップ25へ移行する(S26)。
次に、操作者は、制御内容に対応する制御キースイッチをオンし、オンとなった制御キースイッチは制御信号を出力する。CPU71は上記制御信号が入力されたか否かを判定し(S27)、制御信号が入力されたと判定したときは、制御コード検索手段(図示せず)により、制御コードテーブルを検索し(S28)、上記制御信号に対応する制御コードを制御コードテーブルから読み出す(S29)。CPU71で読み出された制御コードはインタフェース部77を介してデータ通信カード78へ出力される(S30)。制御キースイッチに対応する制御コードの例を(表2)に示す。
Figure 2006067393
(表2)は、例えば頭部カメラの制御に対応する制御キースイッチをオンすることにより発生する制御信号(頭部に配置されたCCDカメラ115aからの出力信号を選択するための制御信号)はA1(8ビット)の制御コードに変換されることを表わす。
ステップ21〜30がCPU71における動作、つまり第1のコンピュータ装置71aの動作である。データ通信カード78は第2のコンピュータ装置71aからの動作コードを無線伝送データ(第1の無線伝送データ)へ変換して移動体通信装置(PHS)79に出力し、移動体通信装置79は無線伝送データを電波信号(第1の電波信号)としてアンテナ67から送信する。第2の移動体通信装置80は、アンテナ67からの電波信号をPHS基地局6、公衆回線網8、PHS基地局7、アンテナ68を介して受信して無線伝送データを第2のデータ通信カード81に出力する。第2のデータ通信カード81は、無線伝送データを動作コードと制御コードに変換してインタフェース部82を介してCPU83へ出力する。CPU83における動作を図13に示す。
図13において、まずCPU83は、動作コード又は制御コードを受信したか否かを判定し(S31)、受信したと判定したときは動作コード又は制御コードをインタフェース部89を介してロボットシーケンサ制御部90へ出力する(S32)。図14に、ロボットシーケンサ制御部90の動作を示す。図14において、ロボットシーケンサ制御部90はまず動作コードが入力されたか否かを判定し(S41)、入力されたと判定したときは、ロボットシーケンサ制御部90の動作指示検索手段(図示せず)は、動作指示テーブルを検索し(S42)、動作コードに対応するリレーパターン信号(動作指示信号)を読み出す(S43)。リレーパターン信号は図15に示すようにビットパターンデータであり、例えばリレーパターン信号がリレーK1を示す場合は、リレー変換回路はリレーK1を動作させる。(表3)に動作指示テーブルの一例を示す。
Figure 2006067393
(表3)は、動作コードがF8の場合、リレーパターン信号が「11001001」のビットパターンデータであることを示し、またこのパターンはリレーK1をオンとするオン指示信号であることを示す。このようにしてロボットシーケンサ制御部90はリレーK1のオン信号を図16のリレー接点K1aのオン信号としてロボット機構部64aに出力する。ロボットシーケンサ制御部90は、制御コードが入力されたときはそのままロボット機構部64aへ出力する。
図16はロボット機構部64aにおけるリレー回路であり、リレー接点K1aがオンであることにより、図16に示すように、条件1と条件2とが成立すればリレーBがオンとなることを示す。しかし、図16では、条件1は成立しているが条件2は成立しておらず、リレーOK1はオン、リレーOK2はオフとなっている。ここで、条件2も成立してリレーOK2がオンとなると、リレーBがオンとなり、そのオン接点Baを介してモータリレーMAがオンとなり、前後進用モータ(図示せず)が正回転してロボットコントロール部64およびロボット機構部64aを内蔵したロボット装置62は前進する。なお、前後進用モータは逆回転することにより後退することもできる。
上記前進、後退動作は通常動作の一部であるが、ロボット遠隔制御部63からは通常動作の他、非常停止等の非常動作や、サーボフリー等の保守動作の動作コードも発生される。さらに、ロボット機構部64aの状態を示す状態コードを伝送する動作もある。ロボットシーケンサ制御部90は、ロボット機構部64aからの状態信号(状態を示す信号)に基づいて状態テーブル(図示せず)を検索し、状態コードを読み出す。この状態コードのロボット遠隔制御部63への伝送は、上述した伝送と同様で、ただ方向がロボットコントロール部64からロボット遠隔制御部63への方向である点が異なるのみである。
次に、画像遠隔制御部65及び画像処理部66の動作を図11を用いて説明する。
画像遠隔制御部65の第3のコンピュータ装置91aの入力装置92から入力された画像送信指示信号はCPU91から画像送信指示データとしてインタフェース部101を介して第3のデータ通信カード102に入力される。第3のデータ通信カード102は入力された画像送信指示データを第2の無線伝送データに変換して第3の移動体通信装置103へ出力し、第3の移動体通信装置103は第3のデータ通信カード102からの無線伝送データをアンテナ69を介して第2の電波信号として送信する。
アンテナ69、PHS基地局6、公衆回線網8、PHS基地局7、アンテナ70を介して第2の電波信号を受信した第4の移動体通信装置104は、第2の電波信号を第2の無線伝送データへ変換し、第4のデータ通信カード105へ入力する。第4のデータ通信カード105は第2の無線伝送データを画像送信指示データへ変換する。第4のデータ通信カード105からインタフェース部106を介して画像送信指示データが入力されたCPU107は、ロボット機構部64aの画像選択部117で選択されたCCDカメラからの画像信号を今までとは逆方向にアンテナ70、69を介して画像遠隔制御部65へ送信する。画像選択部117を介するCCDカメラからのアナログの画像信号は画像音声変換部114でデジタル画像信号へ変換され、第4のコンピュータ装置107aを介して第4のデータ通信カード105に入力され、第4のデータ通信カード105は第4のコンピュータ装置107aからのデジタル画像信号を第3の無線伝送データへ変換し、第4の移動体通信装置104は第4のデータ通信カード105からの第3の無線伝送データを第3の電波信号へ変換してアンテナ70から送信する。アンテナ70からの第3の電波信号はPHS基地局7、公衆回線網8、PHS基地局6、アンテナ69を介して画像遠隔制御部65の第3の移動体通信装置103に受信され、第3の移動体通信装置103から第3の無線伝送データとして第3のデータ通信カードを介してデジタル画像信号として第3のコンピュータ装置91aに入力される。
第3のコンピュータ装置91aのCPU91は、入力したデジタル画像信号をインタフェース部97を介して画像音声変換部98へ出力し、画像音声変換部98は、デジタル画像信号をアナログの画像信号に変換して画像モニタ65bに出力し、画像を表示する。音声信号に関しても画像信号と同様である。
なお、本実施の形態では移動体通信装置の例としてPHS装置について記載したが、本発明はこれに限らず、携帯電話機等についても同様に適用可能である。
以上のように、本実施の形態3における鑑賞システムは構成されているので、以下のような作用を有する。
(1)利用者が動作指示キースイッチや制御キースイッチを操作することでロボット遠隔制御部63から出力された動作コードや制御コードは、電波信号としてアンテナ67、基地局6、公衆回線網8、基地局7、アンテナ68を介してロボットコントロール部64に送信され、動作コードは制御対象リレーを示すリレー信号に変換され、リレー信号に応じてロボット機構部64aが動作し、例えば車輪等の移動部43bを駆動させることで、ロボット装置62は会場内を移動する。また、ロボットコントロール部64は受信した制御コードに応じてロボット機構部64aのカメラ部64bの頭部カメラ115a、手部カメラ115b、足部カメラ115cのいずれかを選択し、選択されたカメラ部64bで撮像された画像データは画像選択部117から画像処理部66に入力され、画像処理部66から電波信号としてアンテナ70、基地局7、公衆回線網8、基地局6、アンテナ69を介して画像遠隔制御部65に送信され、画像モニタ65aに表示される。これにより、利用者はロボット装置62を会場内において自由に移動させながら、カメラ部64bで撮像された展示物の画像を画像モニタ65aを通して鑑賞することができ、自宅等に居ながら実際にその会場に行き見て回っているかのような臨場感を得ることができる。
(2)複数のカメラ部115a,115b,115cで撮像された画像から見たい画像を選択して画像モニタに表示させることができるので、異なる視点から展示物を鑑賞したり会場内の様子を見たりすることができ、さらに高い臨場感を得ることができる。
(3)利用者は、動作指示キースイッチや制御キースイッチを操作するだけでロボット装置62に自由に移動させることができ、また、画像モニタ65aに表示される画像を選択して切り換えることができるので、簡単に且つ自由に会場内の展示物を鑑賞することができる。
以上説明したように、美術館や博物館、博覧会、商品の展示会場、演劇や演奏等の公演会場、テーマパーク等に実際に足を運ぶことなく展示物や公演、イベント、遊戯施設等を鑑賞することができる鑑賞システムに関し、特に本発明によれば、外出先の屋外等のどのような場所であってもアクセス可能で、且つ、鑑賞に際してロボット装置の周囲の状況に注意を払う必要がなく簡単にサービスを受けることができ、実際に会場に行き見て回っているかのような高い臨場感を得ることができる鑑賞システムを提供することができる。
実施の形態1における鑑賞システムを示すブロック図 携帯端末装置のブロック図 (a)ロボット装置のブロック図(b)ロボット装置の概略構成図 画像処理部のCPUの動作を示すフローチャート ロボット装置の移動経路を示す会場内の模式平面図 実施の形態2における鑑賞システムを示すブロック図 (a)ロボット装置の画像処理部のブロック図(b)会場内サーバのブロック図 (a)会場内サーバのCPUの動作を示すフローチャート(b)画像処理部のCPUの動作を示すフローチャート 実施の形態3における鑑賞システムを示すブロック図 ロボット遠隔制御部とロボットコントロール部を示すブロック図 画像遠隔制御部とロボット機構部及び画像処理部を示すブロック図 ロボット遠隔制御部における動作を示すフローチャート ロボットコントロール部における動作を示すフローチャート ロボットコントロール部のロボットシーケンサ制御部における動作を示すフローチャート ロボットシーケンサ制御部におけるリレー変換回路を示す回路図 ロボット機構部におけるリレー回路を示す回路図
符号の説明
1,41,60 鑑賞システム
2,42 携帯端末装置
2a,42a 表示部
3,43 ロボット装置
3a,43a カメラ部
3b,43b 移動部
4,5,44,45,46 アンテナ
6,7,46,47 基地局
8 公衆回線網
10,16,21,52,56 CPU
11,17 移動体通信部
12 入力部
13,19,29,55,59 メモリ
15,51 画像処理部
18,54 画像変換部
20 頭部・移動制御部
22 D/Aコンバータ
23 モータドライバ
23a 頭部用モータドライバ
23b 移動部用モータドライバ
24a 頭部用モータ
24b 移動部用モータ
25 パルスカウンタ
26 エンコーダ
27 A/Dコンバータ
28 センサ部
30 頭部
31 胴部
32 キャスタ
48 インターネット網
49 会場内サーバ
50 画像サーバ
53,58 無線通信部
57 通信部
61 遠隔制御装置
62 ロボット装置
63 ロボット遠隔制御部
64 ロボットコントロール部
64a ロボット機構部
64b カメラ部
65 画像遠隔制御部
65a 画像モニタ
66 画像処理部
67,68,69,70 アンテナ
71,83,91,107 CPU
71a 第1のコンピュータ装置
72,84,92,108 入力装置
73,85,93,109 表示装置
74,86,94,110 出力装置
75,87,95,111 RAM
76,88,96,112 ROM
77,82,97,101,106,113 インタフェース部
78 第1のデータ通信カード
79 第1の移動体通信装置
80 第2の移動体通信装置
81 第2のデータ通信カード
90 ロボットシーケンサ制御部
91a 第3のコンピュータ装置
98,114 画像音声変換部
100 イヤホンマイクロフォン
102 第3のデータ通信カード
103 第3の移動体通信装置
104 第4の移動体通信装置
105 第4のデータ通信カード
107a 第4のコンピュータ装置
115a,115b,115c カメラ部
116 イヤホンマイクロフォン
117 画像選択部
120 リレー変換回路
X 会場
Y,Y1〜Y6 展示物
Z 移動経路
P 一時停止ポイント

Claims (6)

  1. 会場内を移動可能なロボット装置と、前記ロボット装置と通信可能に接続された携帯端末装置と、を備え、
    前記ロボット装置は、カメラ部と前記カメラ部で撮像された画像を前記携帯端末装置へ送信する移動体通信部とを有する画像処理部と、前記ロボット装置を前記会場内の予め設定された移動経路に沿って移動させる移動制御部と、を備え、
    前記携帯端末装置は、ロボット装置から送信された画像を受信する移動体通信部と、受信した画像を表示する表示部と、を備えていることを特徴とする鑑賞システム。
  2. 会場内を移動可能なロボット装置と、前記会場内に配設され前記ロボット装置と無線通信可能に接続された会場内サーバと、前記会場内サーバから画像を受信して閲覧可能にする画像サーバと、前記画像サーバに接続可能な携帯端末装置と、を備え、
    前記ロボット装置は、カメラ部と前記カメラ部で撮像された画像を前記会場内サーバへ送信する無線通信部とを有する画像処理部と、前記ロボット装置を前記会場内の予め設定された移動経路に沿って移動させる移動制御部と、を備え、
    前記会場内サーバは、前記ロボット装置から送信された画像を受信する無線通信部と、受信した画像をインターネットを介して前記画像サーバへ送信する通信部と、を備えていることを特徴とする鑑賞システム。
  3. 会場内を移動可能なロボット装置と、前記ロボット装置から画像を受信して閲覧可能にする画像サーバと、前記画像サーバに接続可能な携帯端末装置と、を備え、
    前記ロボット装置は、カメラ部と前記カメラ部で撮像された画像をインターネットを介して前記画像サーバへ送信する移動体通信部とを有する画像処理部と、前記ロボット装置を前記会場内の予め設定された移動経路に沿って移動させる移動制御部と、を備えていることを特徴とする鑑賞システム。
  4. 前記ロボット装置は、前記カメラ部を有する頭部と、前記頭部を左右に回動及び/又は上下に傾動させる頭部制御部と、を備えていることを特徴とする請求項1乃至3の内いずれか1項に記載の鑑賞システム。
  5. 会場内を移動可能なロボット装置と、前記ロボット装置と通信可能に接続された遠隔制御装置と、を備え、
    前記ロボット装置は、カメラ部を有するロボット機構部と、前記ロボット機構部を制御するロボットコントロール部と、前記カメラ部で撮像された画像を前記遠隔制御装置へ送信する画像処理部と、を備え、
    前記遠隔制御装置は、前記ロボット装置を制御するロボット遠隔制御部と、受信した画像を画像モニタに表示する画像遠隔制御部と、を備え、
    前記ロボット遠隔制御部は、前記ロボット装置の制御データを発生する第1のコンピュータ装置と、前記制御データを公衆回線網に接続された基地局へ送信する第1の移動体通信装置と、を備え、
    前記ロボットコントロール部は、公衆回線網に接続された基地局から送信されてくる前記制御データを受信する第2の移動体通信装置と、前記制御データを処理して前記ロボット機構部を制御する第2のコンピュータ装置と、を備えていることを特徴とする鑑賞システム。
  6. 前記ロボット機構部は、複数の前記カメラ部と、前記制御データに基づいて前記複数のカメラ部からの画像を選択して前記画像処理部へ出力する画像選択部と、を備えていることを特徴とする請求項5に記載の鑑賞システム。
JP2004249267A 2004-08-27 2004-08-27 鑑賞システム Withdrawn JP2006067393A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004249267A JP2006067393A (ja) 2004-08-27 2004-08-27 鑑賞システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004249267A JP2006067393A (ja) 2004-08-27 2004-08-27 鑑賞システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006067393A true JP2006067393A (ja) 2006-03-09

Family

ID=36113442

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004249267A Withdrawn JP2006067393A (ja) 2004-08-27 2004-08-27 鑑賞システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006067393A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014196483A1 (ja) * 2013-06-07 2014-12-11 株式会社Dapリアライズ ライブ映像配信システム
JP2016072686A (ja) * 2014-09-26 2016-05-09 Kddi株式会社 領域リクエストに基づいたデータ低減処理を行う画像送受信システム及び方法
JP2017205284A (ja) * 2016-05-18 2017-11-24 ダイコク電機株式会社 遊技場用システム
JP2021176024A (ja) * 2020-05-01 2021-11-04 株式会社Zmp 自動運転車両を用いた遠隔撮像システム及び自動運転車両の遠隔走行システム
WO2022254518A1 (ja) * 2021-05-31 2022-12-08 日本電信電話株式会社 遠隔操作装置、遠隔操作プログラム及び非一時的記録媒体

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014196483A1 (ja) * 2013-06-07 2014-12-11 株式会社Dapリアライズ ライブ映像配信システム
JPWO2014196483A1 (ja) * 2013-06-07 2017-02-23 株式会社Dapリアライズ ライブ映像配信システム
US10616642B2 (en) 2013-06-07 2020-04-07 Dap Realize Inc. Live video distribution system
US11259078B2 (en) 2013-06-07 2022-02-22 Dap Realize Inc. Live video distribution system
US11778265B2 (en) 2013-06-07 2023-10-03 Dap Realize Inc. Live video distribution system
JP2016072686A (ja) * 2014-09-26 2016-05-09 Kddi株式会社 領域リクエストに基づいたデータ低減処理を行う画像送受信システム及び方法
JP2017205284A (ja) * 2016-05-18 2017-11-24 ダイコク電機株式会社 遊技場用システム
JP2021176024A (ja) * 2020-05-01 2021-11-04 株式会社Zmp 自動運転車両を用いた遠隔撮像システム及び自動運転車両の遠隔走行システム
JP7165950B2 (ja) 2020-05-01 2022-11-07 株式会社Zmp 自動運転車両を用いた遠隔撮像システム及び自動運転車両の遠隔走行システム
WO2022254518A1 (ja) * 2021-05-31 2022-12-08 日本電信電話株式会社 遠隔操作装置、遠隔操作プログラム及び非一時的記録媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105659170B (zh) 用于向远程用户传送视频的方法及视频通信装置
CN105814500B (zh) 用于协助远程用户提供指令的方法及数据演示装置
JP2001198868A (ja) サイバー漫才用ロボットおよび支援装置
CN101049017A (zh) 公司环境中的远程机器人视频会议
WO2012140655A2 (en) Robotic system controlled by multi participants, considering administrator's criteria
JP2004104788A (ja) 通信装置、通信システム、無線通信ネットワーク形成方法
JP7346830B2 (ja) 通信端末、プログラム、表示方法、記録媒体、システム
JP2006174195A (ja) 映像サービスシステム
JP2007213190A (ja) コミュニケーションロボット改良システム
CN107329268A (zh) 一种利用ar眼镜实现景点共享的方法
US20220078344A1 (en) Communication terminal, display method, and non-transitory computer-readable medium
TWI433568B (zh) 人境互動系統與應用其之可攜式裝置
JP2006067393A (ja) 鑑賞システム
JP2020005147A (ja) 情報処理装置、移動体、遠隔制御システム、情報処理方法およびプログラム
US20220152836A1 (en) Robot
JP4281542B2 (ja) 通信システムおよび通信装置
US11486712B2 (en) Providing video of space to calibrate user location relative to desired destination
KR20190123604A (ko) 상황별 변신이 가능한 홍보용 로봇
JP2001128149A (ja) 視覚障害者歩行支援方法及び支援システム
JP2001309457A (ja) 家庭内ネットワークシステム及び家庭内ネットワークに使用するリモートコントロール装置
JP2005278147A (ja) 映像通信システム
US20230308705A1 (en) Communication terminal, communication management system, remote operation method, processing method, and communication management method
JP2005130307A (ja) ホームネットワーク端末及びルームゲートウエイ
JP2019117460A (ja) 情報処理装置、車載装置および情報処理方法
JP2023014867A (ja) コミュニケーションシステムおよび情報処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20071106