JP2006067142A - 復号装置 - Google Patents

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Kenichi Okamura
謙一 岡村
Junichi Yokota
淳一 横田
Hiroyuki Suzuki
浩之 鈴木
Manabu Ukai
学 鵜飼
Hiroyuki Kihara
洋幸 木原
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Abstract

【課題】 GOPを単位とする動画データを再生表示する際、必要なデータに効率良くアクセスする。
【解決手段】 符号化装置120において、符号化部121による動画データ140の記録の際に、各GOPがクローズドGOPであるかもしくはオープンGOPであるかの情報を含む管理情報130が符号化判定部122により生成される。復号装置110において、復号判定部111によって管理情報130が参照され、動画データ140のうち所望のGOPの再生表示に必要とされるデータがデータ取得部112によって取得されて復号部113により復号される。これにより、再生表示しようとするGOPがオープンGOPであっても画像の乱れなどを生じることなく表示部114に表示される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、復号装置に関し、特に動画データの所望の位置に速やかにアクセスするための復号装置、および、これらにおける処理方法ならびに当該方法をコンピュータに実行させるプログラムに関する。
動画や音声などをデジタル情報として記録する際、動画データを圧縮する方式として、MPEG(Moving Picture Experts Group)方式が広く知られている。このMPEG方式で記録されたデジタル情報は、ファイルやストリームデータ等として転送され、もしくは再生される。
このMPEG方式では、複数の要素画像をまとめたGOP(Group Of Pictures)と呼ばれる画像群を単位として処理が行われる。このGOPは、所要時間にして約0.5秒分であり、通常、約12〜15フレーム分の画像データから構成される。動画データは再生時にGOP単位でデータの過不足なく復号装置に供給される必要がある。
MPEG方式による動画データに対してGOP単位でアクセスするために、実データの他にその実データにアクセスするための情報を格納しておいて、その情報を利用して実データの格納場所をGOP毎に管理する装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−094933号公報(図2、図6)
上述の従来技術では、MPEG方式による動画データにアクセスするための情報を別途格納しておくことにより、動画データに対してGOP単位でアクセスすることを可能としている。しかし、そのGOPの種類がクローズドGOPであれば単独で再生表示できるが、オープンGOPの場合には他のGOPに含まれるフレーム画像を参照する必要があるため、あえてそのGOPのみを再生しようとすると画像が乱れる等の問題を生じるおそれがある。
一方、MPEG方式の規格に定められているブロークンリンクフラグを用いることで、復号できないフレームが存在することを復号器に伝え、復号できないフレームを飛ばして復号再生を行うことは可能であるが、本来再生すべきフレームが再生できないという問題は依然として残る。
このような画像の乱れや再生されるフレームの欠落を回避するためには、再生したいGOPを記録媒体から読み出してそのGOPヘッダを解析し、もしクローズドGOPでない場合にはそのGOPの一つ前のGOPを読み出すという処理を行う必要がある。この場合、改めて記録媒体へのアクセスを行ってデータを再度読み出すことになる。このような動作は非効率的であり、所要時間も増大することになり、結果として画像の復号処理が間に合わなくなるおそれがある。
そこで、本発明は、GOPを単位とする動画データへのアクセスに際して、必要なデータに効率良くアクセスすることを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その第1の側面は、動画信号を符号化して動画データとして記録する符号化手段と、上記動画データの符号化単位についてその符号化単位の再生のために他の符号化単位の参照を要するか否かを示す状態情報を上記動画データとは別個の管理情報として記録する符号化判定手段とを具備することを特徴とする符号化装置である。これにより、符号化単位の再生のために他の符号化単位の参照を要するか否かを、実際に動画データの内容を解釈することなく判断することを可能とする。
この本発明の第1の側面において、上記符号化単位は複数の圧縮画像データを備えるものであり、上記状態情報は上記複数の圧縮画像データを伸張するために他の符号化単位に属する圧縮画像データの参照を要するか否かを示すものとすることができる。このような圧縮画像データの参照関係に起因して、上記符号化判定手段における状態情報の記録が行われる。この符号化単位としては、特に、MPEG方式におけるGOPを想定することができる。
また、本発明の第2の側面は、動画データの所望の再生単位についてその再生単位の再生のために他の再生単位の参照を要するか否かを示す状態情報を上記動画データとは別個の管理情報から読み出す復号判定手段と、上記状態情報に基づいて上記所望の再生単位の再生のために必要なデータを上記動画データから一括して取得するデータ取得手段と、上記所望の再生単位を再生するために上記取得された動画データを復号する復号手段とを具備することを特徴とする復号装置である。これにより、動画データとは別個の管理情報における状態情報に基づいて上記所望の再生単位の再生のために必要なデータを上記動画データから一括して取得することで効率の良い再生が行われる。そして、その再生表示のために、上記復号された動画データに基づいて上記所望の再生単位を表示する表示手段をさらに具備するものと想定することができる。
この本発明の第2の側面において、上記再生単位は複数の圧縮画像データを備えるものであり、上記状態情報は上記複数の圧縮画像データを伸張するために他の再生単位に属する圧縮画像データの参照を要するか否かを示すものとすることができる。このような圧縮画像データの参照関係に起因して、上記状態情報が利用される。この再生単位としては、特に、MPEG方式におけるGOPを想定することができる。
ここで、動画データは、光ディスクやハードディスク等の記録媒体に記録されたものでもよく、また、トランスポートストリーム等のデジタル放送信号として配信されたものであってもよい。
また、この本発明の第2の側面において、再生すべき再生単位を時間毎に定めた再生計画を決定する再生計画決定手段をさらに具備し、上記復号判定手段が上記再生計画に定められた再生単位の再生のために必要なデータを上記動画データから一括して取得するようにしてもよい。これにより、いわゆるランダム再生が行われる。この場合、上記再生計画決定手段は、プレイリストファイルに保持されたプレイリストに基づいて上記再生計画を決定するようにしてもよく、また、上記動画データに含まれる再生単位の中からランダムに選択して上記再生計画を決定するようにしてもよい。さらに、上記再生計画決定手段により、決定された再生計画の内容をプレイリストとしてプレイリストファイルに保持させるようにしてもよい。
また、本発明の第3の側面は、動画信号を符号化して動画データとして記録する符号化手段と、上記動画データの符号化単位についてその符号化単位の再生のために他の符号化単位の参照を要するか否かを示す状態情報を上記動画データとは別個の管理情報として記録する符号化判定手段と、上記状態情報を上記管理情報から読み出す復号判定手段と、上記管理情報から読み出された上記状態情報に基づいて所望の符号化単位の再生のために必要なデータを上記動画データから一括して取得するデータ取得手段と、上記所望の符号化単位を再生するために上記取得された動画データを復号する復号手段とを具備することを特徴とする符号化復号システムである。これにより、符号化単位の再生のために他の符号化単位の参照を要するか否かを、実際に動画データの内容を解釈することなく判断させ、所望の符号化単位の再生のために必要なデータを上記動画データから一括して取得することで効率の良い再生が行われる。
また、本発明の第4の側面は、動画信号を符号化して動画データとして記録する手順と、上記動画データの符号化単位についてその符号化単位の再生のために他の符号化単位の参照を要するか否かを示す状態情報を上記動画データとは別個の管理情報として記録する手順とを具備することを特徴とする符号化方法である。これにより、符号化単位の再生のために他の符号化単位の参照を要するか否かを、実際に動画データの内容を解釈することなく判断することを可能とする。
また、本発明の第5の側面は、動画データの所望の再生単位についてその再生単位の再生のために他の再生単位の参照を要するか否かを示す状態情報を上記動画データとは別個の管理情報から読み出す手順と、上記状態情報に基づいて上記所望の再生単位の再生のために上記他の再生単位の参照を要しない場合には上記所望の再生単位を上記動画データから取得する手順と、上記状態情報に基づいて上記所望の再生単位の再生のために上記他の再生単位の参照を要する場合には上記所望の再生単位およびその直前の再生単位を上記動画データから一括して取得する手順と、上記所望の再生単位を再生するために上記取得された再生単位を復号する手順とを具備することを特徴とする復号方法である。これにより、動画データとは別個の管理情報における状態情報に基づいて上記所望の再生単位の再生のために必要なデータを上記動画データから一括して取得することで効率の良い再生が行われる。
また、本発明の第6の側面は、動画信号を符号化して動画データとして記録する手順と、上記動画データの符号化単位についてその符号化単位の再生のために他の符号化単位の参照を要するか否かを示す状態情報を上記動画データとは別個の管理情報として記録する手順とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムである。このプログラムは、符号化単位の再生のために他の符号化単位の参照を要するか否かを、実際に動画データの内容を解釈することなく判断することを可能とするものである。
また、本発明の第7の側面は、動画データの所望の再生単位についてその再生単位の再生のために他の再生単位の参照を要するか否かを示す状態情報を上記動画データとは別個の管理情報から読み出す手順と、上記状態情報に基づいて上記所望の再生単位の再生のために上記他の再生単位の参照を要しない場合には上記所望の再生単位を上記動画データから取得する手順と、上記状態情報に基づいて上記所望の再生単位の再生のために上記他の再生単位の参照を要する場合には上記所望の再生単位およびその直前の再生単位を上記動画データから一括して取得する手順と、上記所望の再生単位を再生するために上記取得された再生単位を復号する手順とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムである。このプログラム、動画データとは別個の管理情報における状態情報に基づいて上記所望の再生単位の再生のために必要なデータを上記動画データから一括して取得することで効率の良い再生を行うものである。
本発明によれば、GOPを単位とする動画データへのアクセスに際して、必要なデータに効率良くアクセスすることができるという優れた効果を奏し得る。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態における復号装置110および符号化装置120の機能構成の一例を示す図である。符号化装置120は、動画ソースを符号化して動画データ140を生成する符号化部121と、符号化部121における符号化の結果として各GOPの管理情報130を生成する符号化判定部122とを備える。復号装置110は、このようにして生成された管理情報130に基づいて動画データ140の復号処理を行う。
復号装置110は、復号判定部111と、データ取得部112と、復号部113と、表示部114とを備えている。復号判定部111は、管理情報130から所望のGOPに関する情報を取得して、その情報をデータ取得部112に供給する。データ取得部112は、管理情報130から供給された情報に基づいて動画データ140にアクセスして所望のGOPに相当する動画データを取得する。復号部113は、データ取得部112によって取得された動画データを復号する。表示部114は、復号部113によって復号された動画データを動画信号として表示する。これにより、動画データ140の所望のGOPについて再生表示が行われる。すなわち、このGOPは符号化単位であるとともに、再生単位でもある。
ここで、所望のGOPを再生表示する際、GOPの種類によっては単独では再生表示できず、他のGOPに含まれるフレーム画像の参照を要する場合がある。他のGOPに含まれるフレーム画像の参照を要しないGOPはクローズド(closed)GOPと呼ばれ、他のGOPに含まれるフレーム画像の参照を要するGOPはオープン(open)GOPと呼ばれる。
図2は、GOPの種類としてクローズドGOPおよびオープンGOPの例を示す図である。MPEG方式により圧縮された動画ファイル内の動画データは、動画データの単位画像である画像フレームの情報の相関を利用した予測符号化およびDCT(離散コサイン変換)を用いたデータ圧縮が行われる。その際、GOPに含まれる各フレームの画像は動画データの要素画像として、Iピクチャ(Intra-Picture)、Pピクチャ(Predictive-Picture)、および、Bピクチャ(Bidirectionally Predictive-Picture)の3種類の何れかに分類される。
Iピクチャは画面内符号化によって得られる画面であり、他のPピクチャやBピクチャとは独立して符号化される完結画像である。一方、Pピクチャは画面間順方向予測符号化によって得られる画面であり、時間的に先行するIピクチャまたはPピクチャとの差分を利用して符号化される。また、Bピクチャは双方向予測符号化によって得られる画面であり、時間的に前後両方向のIピクチャまたはPピクチャとの差分を利用して符号化される。
図2(a)の例では、GOPの先頭(左から5番目)にIピクチャが配置されており、このIピクチャを復号するに際して他のピクチャを参照する必要はない。それに続く2つのBピクチャは、先行するIピクチャおよび後続のPピクチャを参照する。その後続のPピクチャは先行するIピクチャのみを参照する。
従って、図2(a)の例のようにIピクチャが先頭に配置されているGOPにおいては、GOP境界を跨った参照が行われることがなく、そのGOPを単独で再生表示できることになる。このGOPが符号化された際には、クローズドGOPであることが判明し、その旨の属性がGOPヘッダに記録される。
図2(b)の例では、GOPの先頭に2つ(左から5および6番目)のBピクチャが配置されている。これらBピクチャは、先行するPピクチャおよび後続のIピクチャを参照する。先行するPピクチャは、それらBピクチャと同一のGOP内に存在しないため、GOP境界を跨った参照が必要になる。
従って、図2(b)の例のようにBピクチャが先頭に配置されているGOPにおいては、GOP境界を跨った参照が行われる場合があり、その場合にはGOPを単独で再生表示することはできなくなる。このGOPが符号化された際には、オープンGOPであることが判明し、その旨の属性がGOPヘッダに記録される。
図2(c)の例では図2(b)の例と同様に、GOPの先頭に2つ(左から5および6番目)のBピクチャが配置されている。ところが、これらBピクチャは、先行するPピクチャを参照せず、後続のIピクチャのみを参照している。後続のIピクチャはそれらBピクチャと同一のGOP内に存在するため、GOP境界を跨った参照は必要ない。
従って、図2(c)の例のようにBピクチャが先頭に配置されているGOPであっても、GOP境界を跨った参照が行われない場合があり、その場合にはGOPを単独で再生表示することができる。このGOPが符号化された際には、クローズドGOPであることが判明し、その旨の属性がGOPヘッダに記録される。
図3は、GOPヘッダの構成を示す図である。GOPヘッダ510は、グループ開始コード511と、時間コード512と、クローズドGOPフラグ513と、ブロークンリンク(Broken Link)フラグ514とを含んで構成される。
グループ開始コード511は、GOPの開始を示す32ビットの識別コードであり、実際には'000001B8'(16進数表記)を保持する。時間コード512は、そのGOPに含まれる最初のピクチャに相当する時間カウントを示す25ビットのフィールドである。
クローズドGOPフラグ513は、そのGOPがクローズドGOPであるか否かを示す1ビットのフラグである。このクローズドGOPフラグ513が'1'を示していればそのGOPはクローズドGOPであり、'0'を示していればそのGOPはオープンGOPであることになる。このクローズドGOPフラグ513は、符号化の際に判明した内容に応じて設定される。
ブロークンリンクフラグ514は、そのGOPがブロークンリンクを含むか否かを示す1ビットのフラグである。このブロークンリンクフラグ514が'1'を示していれば、既に削除されたピクチャを参照するBピクチャがそのGOP内に存在する(ブロークンリンク)ことになる。このブロークンリンクフラグ514は、直前のGOPが編集により削除された際に設定される。
図4は、本発明の実施の形態における管理情報130と動画データ140との関係を示す図である。図1における管理情報130と動画データ140との関係は以下のように示される。動画データ140は、MPEG方式により符号化された動画データであり、例えば記録媒体上に記録されたファイルであってもよく、また、通信回線を通じて供給されるストリームであってもよい。また、記録媒体において必ずしもファイル形式で存在する必要はなく、所定の規則により配列されたデータ群であってもよい。
動画データ140は、複数のGOPにより構成され、それぞれ所定の規則により識別される。例えば、記録媒体上のファイルAがm個(mは1以上の整数)のGOPにより構成される場合、ファイルAにおける第i番目のGOPはD[A,i]として表される。
管理情報130は、動画データ140の各GOPに関する属性を保持する。例えば、上述のように記録媒体上のファイルAがm個(mは1以上の整数)のGOPにより構成される場合、ファイルAにおける第i番目のGOPに関する属性132はR[A,i]として表される。また、管理情報130は、属性132の数、すなわち対応するGOPの数をデータ数131として保持する。
属性132のそれぞれは、対応するGOPについて、データ位置133と、データサイズ134と、GOP状態135とを保持する。データ位置133は、動画データ140の先頭からの、対応するGOPの位置を示す。データサイズ134は、対応するGOPのサイズを示す。これらデータ位置133およびデータサイズ134のそれぞれは、例えば、バイト単位で表示することができる。
GOP状態135は、対応するGOPの状態として、クローズドGOPであるかもしくはオープンGOPであるかを示す。例えば、このGOP状態135が'0'であればクローズドGOPであることを示し、'1'であればオープンGOPであることを示すものと定義することができる。
このGOP状態135は、GOPヘッダ510におけるクローズドGOPフラグ513と実質的に同様のものであるが、動画データ140とは独立して管理情報130として保持しておくことにより、実際にGOPを読み出してGOPヘッダ510を解釈することなく、再生表示しようとするGOPの状態を把握することを可能とする。また、このGOP状態135は、GOPヘッダ510におけるクローズドGOPフラグ513の生成時に併せて設定することができるため、符号化装置120に対して過剰な負荷を与えるものではない。
図5は、動画データ140における所望のGOPを再生表示する際のアクセスパターンを示す図である。ここで、再生表示しようとするGOPがD[A,i]であるとすると、管理情報130におけるGOP状態135が予め判断されない場合、図5(a)のようにまずD[A,i]が読み出される。そして、そのGOPヘッダ510の内容からそのGOPがクローズドGOPであるか否かが判断される。これにより、そのGOPがクローズドGOPであると判断されれば、そのGOPが単独で再生表示される。
しかし、そのGOPがオープンGOPであると判断された場合には、さらにその直前のGOPとしてD[A,i−1]が読み出される。そして、このD[A,i−1]に含まれるピクチャが参照されながら、D[A,i]の再生表示が行われる。すなわち、GOP状態135の判断が予め行われずに動画データ140からオープンGOPが読み出された場合には、動画データ140から再度その直前のGOPが読み出されることにより、動画データ140に対して2回のアクセスが行われることになる。
そこで、本発明の実施の形態では、D[A,i]が読み出されるのに先立って、管理情報130におけるGOP状態135が予め参照され、もしオープンGOPであれば図5(b)のように、D[A,i−1]およびD[A,i]を一括して読み出すように制御される。これにより、動画データ140に対するアクセスは1回で済むことになる。
次に、ここまでに説明した本発明の実施の形態について具体例を挙げて説明する。
図6は、本発明の実施の形態における第1の具体例としての記録再生装置200の構成例を示す図である。この記録再生装置200は、制御部210と、RAM(Random Access Memory)221と、ROM(Read Only Memory)222と、操作入力部230と、入出力切替部240と、カメラ241と、マイク242と、ディスプレイ243と、スピーカ244と、ライン入力245および246と、ライン出力247および248と、マルチプレクサ250と、動画エンコーダ251と、音声エンコーダ252と、デマルチプレクサ260と、動画デコーダ261と、音声デコーダ262と、バッファメモリ270と、媒体インターフェース(I/F)280とを備えている。
制御部210は、記録再生装置200全体の処理を司るものであり、作業領域としてRAM221を使用する。ファイルシステムにアクセスする際に必要となる演算処理もこの制御部210によって行なわれる。ROM222には、動画信号や音声信号の記録制御および再生制御などを実行するためのプログラム等が書き込まれている。操作入力部230は、ユーザからの操作入力を受け付けるものであり、例えば、所定のキーやボタンなどが該当する。
カメラ241は、動画を撮像するものであり、例えばCCD(Charge Coupled Device)などの撮像素子により受像光を光電変換した後にガンマ補正やAGC(Auto Gain Control)などの処理を行ない、その動画信号をデジタル信号としての画像信号に変換して出力する。マイク242は、音声を取り込むものであり、取り込んだ音声をデジタル信号としての音声信号に変換して出力する。ディスプレイ243は、動画を表示するものであり、例えばLCD(Liquid Crystal Display)等により実現される。スピーカ244は音声を出力するものである。
ライン入力245および246は、外部からの動画や音声などの入力を受けるポートである。また、ライン出力247および248は、動画や音声などを外部に対して出力するポートである。
入出力切替部240は、これらカメラ241およびマイク242、ディスプレイ243およびスピーカ244、ライン入力245および246またはライン出力247および248を適宜切り換えて、エンコーダ251および252またはデコーダ261および262との間で接続を行う。
動画エンコーダ251は、入出力切替部240からの動画信号を圧縮して動画データとして符号化する。また、音声エンコーダ252は、入出力切替部240からの音声信号を圧縮して音声データとして符号化する。マルチプレクサ250は、動画エンコーダ251および音声エンコーダ252により符号化された動画データおよび音声データを多重化して一体化したデータとしてバッファメモリ270に出力する。
デマルチプレクサ260は、バッファメモリ270からのデータを動画データおよび音声データに分配する。動画デコーダ261は、分配された動画データを復号する。音声デコーダ262は、分配された音声データを復号する。
バッファメモリ270は、マルチプレクサ250およびデマルチプレクサ260と媒体インターフェース280との間でデータを一時的に蓄える緩衝領域である。媒体インターフェース280は、記録媒体290に接続し、記録媒体290へのアクセス、すなわちデータの書込みまたは読出しを行う。
記録媒体290に対するデータの記録を行う際、入出力切替部240は、カメラ241およびマイク242またはライン入力245および246からの動画信号および音声信号を動画エンコーダ251および音声エンコーダ252に供給する。これら動画エンコーダ251および音声エンコーダ252で符号化された動画データおよび音声データは、マルチプレクサ250によって多重化された後でバッファメモリ270に一旦保持される。
制御部210は、ファイルシステムで定められている記録媒体上のファイル管理データを取得する。この時、制御部210は、媒体インターフェース280と接続し、入手したファイル管理データから記録媒体290における空きクラスタ位置を把握する。そして、制御部210は、バッファメモリ270に保持されているデータを、媒体インターフェース280を介して記録媒体290上のクラスタ位置に書き込む。記録終了後、制御部210は、媒体インターフェース280を介して記録媒体290上のファイル管理データを更新する。
一方、記録媒体290からのデータの再生を行う際、制御部210は、ファイルシステムで定められている記録媒体上のファイル管理データを取得する。この時、制御部210は、媒体インターフェース280と接続し、取得したファイル管理データから再生すべきファイルの記録媒体上の位置を把握する。
記録媒体290上から読み出されたデータは媒体インターフェース280を介してバッファメモリ270に読み出される。このバッファメモリ270で時間軸補正がなされ、動画データと音声データとが分配された後に、動画および音声の復号が行われ、入出力切替部240を介してディスプレイ243およびスピーカ244またはライン出力247および248に出力される。
この図6の記録再生装置200において、図1の符号化部121は、動画エンコーダ251として実現される。図1の符号化判定部122は、制御部210により実現される。また、図1の動画データ140は、記録媒体290に保持される。そして、図1の管理情報130は、記録媒体290またはRAM221に保持される。また、図1の復号判定部111およびデータ取得部112は、制御部210により実現される。図1の復号部113は、動画デコーダ261として実現される。図1の表示部114は、ディスプレイ243として実現される。なお、動画デコーダ261の処理速度としては、ディスプレイ243における表示速度に対して2倍以上の速度で各GOPをデコードできる能力を有することが望ましい。
図7は、MPEG方式による記録媒体290上のデータ構造のイメージを示す図である。MPEG方式では、ひとかたまりの動画データをビデオオブジェクトセット(VOBS)と呼ばれるデータ構造により管理する。このVOBS600は、1個以上のビデオオブジェクト(VOB)610の集合である。このVOB610にはVOB_ID番号が付され、識別のために用いられる。このVOB610は、1個以上のセル(Cell)620により構成される。このセル620は、リアルタイム再生単位であり、VOB610と同様にセルID番号が付される。多くの場合、1つのVOB610に1個のセル620が対応する。
セル620は、1個以上のビデオオブジェクトユニット(VOBU)630を含む。このVOBU630は、0.4から1.2秒の動画単位であり、ナビゲーションパック(NV_PCK)641を先頭とするパック640の列から構成される。ここで、パック640とは、2048バイト(2キロバイト)の固定データであり、先頭のNV_PCK641の他、動画データを保持する動画パックや、音声データを保持する音声パックなどを必要に応じて備える。このパック640は、パックヘッダ648とペイロード649とから構成される。
MPEG方式における符号化処理または復号処理の単位として用いられるのが上述のGOP650である。1つのVOBU630にはL個(Lは1以上の整数)のGOP650が含まれ得るが、多くの場合、1つのVOBU630に1つのGOP650が対応する。MPEG方式では、一定の決められたビットレート内で動画を扱うCBR(Constant Bit Rate)と可変ビットレートで一定の画質レベルを保ちながら動画を扱うVBR(Variable Bit Rate)とがあるため、特にVBRでは1GOP当たりのデータサイズは固定ではなく、ある範囲内で可変となる。
なお、音声データについては、AC−3(Audio Code number 3; Dolby Digital)方式の場合、AAU(Audio Access Unit)と呼ばれる処理単位により符号化された音声データ660が記録される。
このようにして記録媒体290上に記録された動画データは、所望のGOPを単位として再生表示され得る。制御部210は、記録媒体290またはRAM221に保持された管理情報130を参照して、所望のGOPがクローズドGOPであるか否かを判断する。クローズドGOPであれば記録媒体290からそのGOPを読み出し、オープンGOPであれば記録媒体290からそのGOPおよびその直前のGOPを読み出す。
これにより、第1の具体例としての記録再生装置200によれば、オープンGOPについて記録媒体290におけるアクセス時間を極力短くしながら所望のGOPの再生表示を行うことができる。
図8は、本発明の実施の形態における第2の具体例としての受信装置300の構成例を示す図である。この受信装置300は、MPEG方式により符号化されたトランスポートストリームを受信し、動画信号および音声信号を復号する。この受信装置300において、(図示しない)アンテナに接続する入力信号線301の信号は、フロントエンド部310に供給される。フロントエンド部310は、チューナ311と、QAM復調器312と、誤り訂正回路313とを備える。入力信号線301からの信号は、フロントエンド部310のチューナ311に供給され、チューナ311により、所望の周波数の信号が選択される。このチューナ311の出力がQAM復調器312に供給される。QAM復調器312により、QAMの復調処理が行われる。QAM復調器312の出力が誤り訂正回路313に供給される。誤り訂正回路313は、ECCデコーダとして機能し、リード・ソロモン符号によるエラー訂正処理を行う。
誤り訂正回路313の出力がデスクランブラ321に供給される。デスクランブラ321には、カードインターフェース333に装着されているICカードに記憶されているデスクランブル用の鍵データが制御部390を介して供給される。デスクランブラ321は、このICカードの鍵データを用いて、MPEGトランスポートストリームのデスクランブルを行なう。デスクランブルされたMPEG2のトランスポートストリームは、デマルチプレクサ322に送られる。
デマルチプレクサ322は、制御部390からの制御に基づき、データバッファ323を用いて、デスクランブラ321からのストリームの中から所望のパケットを分離する。伝送パケットには、ヘッダ部にパケット識別子(PID)が記述されている。デマルチプレクサ322では、このPIDに基づいて、所望のプログラム(番組)の動画パケット及び音声パケットならびにプログラムに関する情報が抽出される。この所望のプログラムの動画パケットは、動画デコーダ325に送られ、音声パケットは、音声デコーダ324に送られる。プログラム仕様情報は、制御部390に送られる。
動画デコーダ325は、デマルチプレクサ322からの動画信号のパケットを受け取り、MPEG2方式のデコード処理を行なって、ビデオ信号を形成する。このビデオ信号は、加算回路327に供給される。加算回路327には、重ね合せ(OSD:On Screen Display)回路326から、オンスクリーン表示信号が供給される。このオンスクリーン表示信号は、制御部390からの信号に基づいて発生される。加算回路327の出力が動画出力信号線392から出力され、ディスプレイ382上に動画が表示される。
音声デコーダ324は、デマルチプレクサ322からの音声パケットを受け取り、MPEG方式の音声デコード処理を行なって、オーディオ信号を形成する。音声デコーダ324の出力は、音声出力信号線391から出力され、スピーカ381により音声出力が行われる。
受信装置300を操作するための入力は、操作入力部334により行われる。操作入力部334は、例えば、キーボード等であり、その出力は制御部390に供給される。また、制御部390には、ROM(Read Only Memory)341およびRAM(Random Access Memory)342が接続される。ROM341には、制御部390で実行されるプログラム等が保持される。RAM342は制御部390における処理に必要な作業領域が確保される。
この図8の受信装置300において、図1の動画データ140は、入力信号線301から供給される。また、図1の管理情報130は、RAM342に保持される。また、図1の復号判定部111およびデータ取得部112は、制御部390により実現される。図1の復号部113は、動画デコーダ325として実現される。図1の表示部114は、ディスプレイ382として実現される。なお、動画デコーダ325の処理速度としては、ディスプレイ382における表示速度に対して2倍以上の速度で各GOPをデコードできる能力を有することが望ましい。
図9は、MPEG方式のトランスポートストリーム700におけるデータ構造を示す図である。トランスポートストリームで配送される信号には、動画データ771や音声データ772の他に、それらとプログラム(番組)との関係を規定する制御用のテーブルが含まれる。この制御用のテーブルは、プログラム仕様情報(PSI:Program Specific Information)と呼ばれる。プログラム仕様情報(PSI)には、プログラム結合テーブル(PAT:Program Association Table)710、プログラムマップテーブル(PMT:Program Map Table)720、および、ネットワーク情報テーブル(NIT:Network Information Table)730等がある。
プログラム結合テーブル(PAT)710は、トランスポートストリーム700毎に設けられ、そのトランスポートストリーム700内にどのようなプログラムが含まれているかを示すテーブルである。プログラムマップテーブル(PMT)720は、プログラム毎に設けられ、そのプログラムに含まれる動画データ771および音声データ772を識別するためのパケット識別子(PID)やその復号方法を指定するテーブルである。このプログラムマップテーブル(PMT)720のパケット識別子(PID)は、プログラム結合テーブル(PAT)710により指定される。ネットワーク情報テーブル(NIT)730は、受信しているトランスポートストリーム700を含むネットワークおよびそれ以外のネットワークにおいてどのようなサービスがあるかを示すテーブルである。なお、MPEG方式のトランスポートストリーム700において、プログラム(番組)およびサービスは同義として扱われる。
図10は、プログラム結合テーブル(PAT)710およびプログラムマップテーブル(PMT)720の構成を示す図である。図10(a)に示されるように、プログラム結合テーブル(PAT)710の場合、テーブル識別子711は「0x00」を示す。セクション長712は、その直後からプログラム結合テーブル(PAT)710の最後までのバイト長を表す。TS識別子713は、トランスポートストリームを識別するものであり、衛星の場合にはトランスポンダに相当する。
繰り返し部のプログラム番号714とPID715の対は、TS識別子713により識別されるトランスポートストリームに含まれるプログラムを示すものである。プログラム番号714は、プログラム(番組、サービス)を識別するための番号である。PID715は、プログラム番号714に対応するプログラムマップテーブル(PMT)720のパケット識別子(PID)を示す。但し、プログラム番号714が「0x0000」の場合には、このPID715は、ネットワーク情報テーブル(NIT)730のパケット識別子(PID)を示す。また、CRC(Cyclic Redundancy Check)719は、誤り検出コードであり、セクション(この場合はPAT710)全体を処理した後に出力がゼロになるようなCRC値が選ばれる。
また、図10(b)に示されるように、プログラムマップテーブル(PMT)720の場合、テーブル識別子721は「0x02」を示す。セクション長722は、セクション長712と同様に、その直後からプログラムマップテーブル(PMT)720の最後までのバイト長を表す。プログラム番号723は、プログラム番号714と同様に、プログラム(番組、サービス)を識別するための番号である。
繰り返し部は、プログラム番号723により識別されるプログラムの内容を記述するものである。ストリームタイプ724は、動画および音声等の伝送される信号の種類を示すものである。エレメンタリPID725は、エレメンタリストリームのパケット識別子(PID)を示すものである。ES情報長726は、その直後の記述子(ディスクリプタ)727の長さを示すものである。記述子(ディスクリプタ)727は、そのエレメンタリストリームの情報を記述するものである。また、繰り返し部に続くCRC729は、CRC719と同様に、誤り検出コードを保持するものである。
このように、プログラム結合テーブル(PAT)710によりプログラムマップテーブル(PMT)720を指定し、プログラムマップテーブル(PMT)720により動画データ771および音声データ772を指定するという、二重間接指定方式が採られている。
このようにしてトランスポートストリーム700により送信された動画データは、所望のGOPを単位として再生表示され得る。制御部390は、RAM342に保持された管理情報130を参照して、所望のGOPがクローズドGOPであるか否かを判断する。クローズドGOPであればトランスポートストリーム700からそのGOPを読み出し、オープンGOPであればトランスポートストリーム700からそのGOPおよびその直前のGOPを読み出す。
これにより、第2の具体例としての受信装置300によれば、オープンGOPについてその直前のGOPが再送されるのを待つことなく、所望のGOPの受信再生を行うことができる。とりわけ、第1の具体例としての記録再生装置200の場合に比べて、トランスポートストリーム700を送信する回線の速度が遅いため、GOPを2回に亘り受信することはより多くの無駄な時間を要することになる。従って、本発明を適用することによって、より効率の良いGOPの再生表示が可能となる。
次に、本発明の実施の形態における符号化装置120および復号装置110の動作について図面を参照して説明する。
図11は、本発明の実施の形態における符号化装置120による動画データ140の記録の際の処理手順の一例を示す図である。まず、動画データ140の記録に先立って、動画データの総容量を示す変数Total_Sizeを'0'に、GOPのカウント変数jを'1'にそれぞれ初期化しておく(ステップS911)。そして、動画データ140に対する各GOPの記録が行われる。この動画データ140は、ファイルやデータ群として記録媒体に記録されるものを想定することができる。
符号化部121において1GOP分の符号化および多重化が完了すると(ステップS912)、そのGOPのサイズGop_Size[j]が取得される(ステップS913)。そして、そのGOPに対応する属性R[A,j]132において、データ位置133に動画データの総容量を示す変数Total_Sizeの値が設定され、データサイズ134にGOPのサイズGop_Size[j]の値が設定される(ステップS914)。また、そのGOPのサイズGop_Size[j]は、変数Total_Sizeに加算される(ステップS915)。
また、符号化部121における符号化の結果として、そのGOPがクローズドGOPであるかもしくはオープンGOPであるかの状態が、そのGOPに対応する属性R[A,j]132におけるGOP状態135に設定される(ステップS916、S917、S918)。
このようにして、最終GOPに到達するまでは(ステップS919)、GOPのカウント変数jが一つずつ増加されて(ステップS921)、ステップS912以降の処理を繰り返す。そして、記録すべき最終GOPに到達した場合には(ステップS919)、管理情報130のデータ数131にGOPのカウント変数jの示す値が設定される(ステップS922)。この管理情報130は、ファイル形式により記録媒体に記録されるものを想定することができる。
図12は、本発明の実施の形態における復号装置110による動画データ140の再生の際の処理手順の一例を示す図である。ここで、動画データ140における所望のGOPとしてD[A,i]を再生表示することを想定すると、まず、そのGOPに対応する属性R[A,i]の解釈が行われる(ステップS931)。その結果、属性R[A,i]のGOP状態135がクローズドGOPである旨を示している場合には(ステップS932)、属性R[A,i]のデータ位置133およびデータサイズ134に基づいて、所望のGOPとしてD[A,i]が読み出される(ステップS935)。
一方、D[A,i]がクローズドGOPである場合には(ステップS932)、さらに属性R[A,i−1]が解釈され(ステップS933)、属性R[A,i]および属性R[A,i−1]のデータ位置133およびデータサイズ134に基づいて、D[A,i]およびD[A,i−1]が読み出される(ステップS934)。
そして、このようにしてステップS934またはS935において読み出されたGOPが復号部113において復号され(ステップS936)、所望のGOPとしてD[A,i]が画面更新周期に従って表示部114に表示される(ステップS937)。
このように、所望のGOPであるD[A,i]に対応する属性R[A,i]のGOP状態135を判断することにより、D[A,i]がクローズドGOPであるか否かを事前に知ることができ、D[A,i]の再生表示に必要となるGOPを併せて読み出すことにより、再生表示を効率良く行うことができる。これは、ランダム再生を行う際に特に有用である。そこで、次にランダム再生への応用例について言及する。
図13は、本発明の実施の形態におけるランダム再生の態様例を示す図である。ここでは、動画と、バックグランド音楽と、グラフィックとを適宜混ぜながらそれぞれをランダムに供給することを想定する。動画データのファイルフォーマットとしては、上述のようにMPEG形式などを想定することができる。バックグランド音楽データのファイルフォーマットとしては、上述のようにAC−3形式などを想定することができる。また、グラフィックデータのファイルフォーマットとしては、例えばGIF(Graphic Interchange Format)形式やPNG(Portable Network Graphics)形式などを想定することができる。
図13(a)の例では、動画データが9つあり、その中からランダムに6つの動画データが選択される。そして、これら6つの動画データにおいてランダムに例えば0.5秒から2.0秒の長さの部分データが抽出されてランダムな順番で繰り返し再生が行われる。また、バックグランド音楽データは3つあり、その中からランダムに2つのバックグランド音楽データが選択される。そして、任意のタイミングでバックグランド音楽データの切替が行われる。さらに、グラフィックデータは2つあり、その中からランダムに一方のグラフィックデータが選択される。そして、ランダムなパターンでグラフィックデータがオーバレイにより表示される。
図13(b)は具体的な切替パターン例を示すものであり、動画データの部分データが順次表示されるとともに、バックグランド音楽が出力される。また、選択されたハート型のグラフィックが表示パターンを変えながらオーバレイにより表示されている。
なお、ここでは、バックグランド音楽の音声を出力することとしたが、元々の動画データと一緒に記録されている音声データと同時に再生するようにしてもよい。また、動画データの切替時に、フェードインやフェードアウトなどのエフェクト処理を施すようにしてもよい。
このようなランダム再生は、所定のボタンが押下された際に稼動させることができる。そして、そのボタンを押下する度に異なった再生パターンが出現することにより、ユーザを飽きさせないようにすることができる。一方、ユーザにとって気に入った再生パターンが出現した際にはその再生パターンをプレイリストファイルとして保存できるようにしてもよい。
図14は、本発明の実施の形態における記録再生装置のランダム再生時の機能構成を示す図である。ここでは、符号化された動画データ140と、管理情報130と、再生パターンをプレイリストとして保持するプレイリストファイル160とを備えていることを想定している。そして、ランダム再生は、再生計画決定部151と、アクセス位置決定部152と、計時部153と、データ取得部112と、復号部113と、表示部114とにより実現される。
再生計画決定部151は、ユーザからの操作入力に基づいてランダム再生の再生計画を決定する。例えば、図13における動画データやバックグランド音楽データの選択などの入力が行われ、これに基づいて再生計画決定部151はランダムに各データを組み合わせてどのタイミングでどのデータを再生すべきかを規定する再生計画を作成する。この再生計画は、例えば90秒の再生時間を満たすために各データをランダムに組み合わせて作成される。
また、もし過去に保存されたプレイリストによる再生をユーザが望む場合には、再生計画決定部151はプレイリストファイル160から読み出したプレイリストに従って再生計画を決定する。
アクセス位置決定部152は、再生計画決定部151により決定された再生計画に基づいて記録媒体上のアクセスすべき位置を決定する。このとき、データを切り替えるタイミングを生成するための計時部153が使用される。また、動画データについて再生すべきGOPの位置を特定するために、管理情報130が参照される。
データ取得部112は、管理情報130から供給されたGOPの位置に基づいて動画データ140から所望のGOPを取得する。その際、その所望のGOPがオープンGOPであれば、その直前のGOPを併せて取得する。復号部113は、取得されたGOPから所望のGOPの復号を行う。表示部114は、復号されたGOPを表示する。
このようにして再生された再生パターンについてユーザが気に入った場合には、プレイリストファイルの保存が指示される。この場合、再生計画決定部151は、そのときの再生計画の内容をプレイリストファイル160として保存する。このプレイリストファイル160には、例えば、再生すべきファイルのファイル名および該当するGOPに関する情報が記録される。
図15は、本発明の実施の形態における記録再生装置のランダム再生時の処理手順を示す図である。まず、ユーザからの操作入力により、プレイリストを利用するか否かが判断される(ステップS950)。プレイリストを利用する場合には、プレイリストファイル160からプレイリストが読み出される(ステップS951)。
プレイリストを利用しない場合には、記録済みの動画ファイル、バックグランド音楽ファイルおよびグラフィックファイルの数などのパラメータが取得される(ステップS952)。そして、これら動画ファイル、バックグランド音楽ファイルおよびグラフィックファイルがランダムに選択されて(ステップS953)、再生計画が作成される(ステップS954)。
ステップS954で作成された再生計画に従って、目的とするGOPの管理情報130が取得される(ステップS955)。そして、その管理情報130のデータ位置133およびデータサイズ134に基づいて動画データ140がアクセスされ、復号されて、他のバックグランド音楽などとともに再生される(ステップS956)。その際、目的とするGOPのGOP状態135がオープンGOPである場合には、目的とするGOPの直前のGOPが併せてアクセスされ、目的とするGOPの復号に用いられる。
再生計画における終了時間に到達するか、ユーザからの再生終了指示があるまで、ステップS955およびS956の処理が繰り返される(ステップS957)。そして、ランダム再生の終了後、ユーザからプレイリスト保存の指示があった場合には(ステップS958)、その再生計画における再生パターンがプレイリストファイル160に記録される(ステップS959)。
このように、本発明の実施の形態によれば、符号化装置120において、符号化部121による動画データ140の記録の際に、符号化判定部122においてGOP状態135を含む管理情報130が生成される。そして、復号装置110において、管理情報130を参照することにより、所望のGOPの再生表示に必要なデータをデータ取得部112が動画データ140から取得する。これにより、再生表示しようとするGOPがオープンGOPであっても画像の乱れなどを生じることなく表示することができる。さらに、これに伴い、消費電力の低減が期待できる。
なお、本発明の実施の形態は本発明を具現化するための一例を示したものであり、以下に示すように特許請求の範囲における発明特定事項とそれぞれ対応関係を有するが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形を施すことができる。
すなわち、請求項1において、符号化手段は例えば符号化部121に対応する。また、符号化判定手段は例えば符号化判定部122に対応する。
また、請求項4において、復号判定手段は例えば復号判定部111に対応する。また、データ取得手段は例えばデータ取得部112に対応する。また、復号手段は例えば復号部113に対応する。
また、請求項7において、表示手段は例えば表示部114に対応する。
また、請求項8において、記録媒体は例えば記録媒体290に対応する。
また、請求項9において、受信手段は例えばフロントエンド部310に対応する。
また、請求項10において、再生計画決定手段は例えば再生計画決定部151に対応する。また、復号判定手段は例えばアクセス位置決定部152の機能を含む。
また、請求項14において、符号化手段は例えば符号化部121に対応する。また、符号化判定手段は例えば符号化判定部122に対応する。復号判定手段は例えば復号判定部111に対応する。また、データ取得手段は例えばデータ取得部112に対応する。また、復号手段は例えば復号部113に対応する。
また、請求項15または17において、動画信号を符号化して動画データとして記録する手順は例えばステップS912に対応する。また、動画データの符号化単位についてその符号化単位の再生のために他の符号化単位の参照を要するか否かを示す状態情報を動画データとは別個の管理情報として記録する手順は例えばステップS916からS918に対応する。
また、請求項16または18において、動画データの所望の再生単位についてその再生単位の再生のために他の再生単位の参照を要するか否かを示す状態情報を動画データとは別個の管理情報から読み出す手順は例えばステップS931に対応する。また、状態情報に基づいて所望の再生単位の再生のために他の再生単位の参照を要しない場合には所望の再生単位を動画データから取得する手順は例えばステップS935に対応する。また、状態情報に基づいて所望の再生単位の再生のために他の再生単位の参照を要する場合には所望の再生単位およびその直前の再生単位を動画データから一括して取得する手順は例えばステップS934に対応する。また、所望の再生単位を再生するために取得された再生単位を復号する手順は例えばステップS936に対応する。
なお、本発明の実施の形態において説明した処理手順は、これら一連の手順を有する方法として捉えてもよく、また、これら一連の手順をコンピュータに実行させるためのプログラム乃至そのプログラムを記憶する記録媒体として捉えてもよい。
本発明の活用例として、例えば光ディスクやハードディスクなどの記録媒体に記録されているMPEG方式の動画ファイルを再生表示する場合や、トランスポートストリームにより送信されたMPEG方式の動画データを受信再生する場合に本発明を適用することができる。
本発明の実施の形態における復号装置110および符号化装置120の機能構成の一例を示す図である。 GOPの種類としてクローズドGOPおよびオープンGOPの例を示す図である。 GOPヘッダの構成を示す図である。 本発明の実施の形態における管理情報130と動画データ140との関係を示す図である。 動画データ140における所望のGOPを再生表示する際のアクセスパターンを示す図である。 本発明の実施の形態における第1の具体例としての記録再生装置200の構成例を示す図である。 MPEG方式による記録媒体290上のデータ構造のイメージを示す図である。 本発明の実施の形態における第2の具体例としての受信装置300の構成例を示す図である。 MPEG方式のトランスポートストリーム700におけるデータ構造を示す図である。 プログラム結合テーブル(PAT)710およびプログラムマップテーブル(PMT)720の構成を示す図である。 本発明の実施の形態における符号化装置120による動画データ140の記録の際の処理手順の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における復号装置110による動画データ140の再生の際の処理手順の一例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるランダム再生の態様例を示す図である。 本発明の実施の形態における記録再生装置のランダム再生時の機能構成を示す図である。 本発明の実施の形態における記録再生装置のランダム再生時の処理手順を示す図である。
符号の説明
110 復号装置
111 復号判定部
112 データ取得部
113 復号部
114 表示部
120 符号化装置
121 符号化部
122 符号化判定部
130 管理情報
131 データ数
132 属性
133 データ位置
134 データサイズ
135 GOP状態
140 動画データ
151 再生計画決定部
152 アクセス位置決定部
153 計時部
160 プレイリストファイル
200 記録再生装置
210、390 制御部
251 動画エンコーダ
261、325 動画デコーダ
290 記録媒体
300 受信装置
310 フロントエンド部

Claims (18)

  1. 動画信号を符号化して動画データとして記録する符号化手段と、
    前記動画データの符号化単位についてその符号化単位の再生のために他の符号化単位の参照を要するか否かを示す状態情報を前記動画データとは別個の管理情報として記録する符号化判定手段と
    を具備することを特徴とする符号化装置。
  2. 前記符号化単位は複数の圧縮画像データを備え、
    前記状態情報は前記複数の圧縮画像データを伸張するために他の符号化単位に属する圧縮画像データの参照を要するか否かを示す
    ことを特徴とする請求項1記載の符号化装置。
  3. 前記符号化単位はMPEG方式におけるGOPであり、
    前記状態情報は前記GOPの再生のために他のGOPに属する圧縮画像データの参照を要するか否かを示す
    ことを特徴とする請求項2記載の符号化装置。
  4. 動画データの所望の再生単位についてその再生単位の再生のために他の再生単位の参照を要するか否かを示す状態情報を前記動画データとは別個の管理情報から読み出す復号判定手段と、
    前記状態情報に基づいて前記所望の再生単位の再生のために必要なデータを前記動画データから一括して取得するデータ取得手段と、
    前記所望の再生単位を再生するために前記取得された動画データを復号する復号手段と
    を具備することを特徴とする復号装置。
  5. 前記再生単位は複数の圧縮画像データを備え、
    前記状態情報は前記複数の圧縮画像データを伸張するために他の再生単位に属する圧縮画像データの参照を要するか否かを示す
    ことを特徴とする請求項4記載の復号装置。
  6. 前記再生単位はMPEG方式におけるGOPであり、
    前記状態情報は前記GOPの再生のために他のGOPに属する圧縮画像データの参照を要するか否かを示す
    ことを特徴とする請求項5記載の復号装置。
  7. 前記復号された動画データに基づいて前記所望の再生単位を表示する表示手段
    をさらに具備することを特徴とする請求項4記載の復号装置。
  8. 前記動画データは記録媒体に記録され、
    前記データ取得手段は前記記録媒体から前記所望の再生単位の再生のために必要なデータを一括して読み出す
    ことを特徴とする請求項4記載の復号装置。
  9. 前記動画データをストリームデータとして受信する受信手段をさらに具備し、
    前記データ取得手段は前記ストリームデータから前記所望の再生単位の再生のために必要なデータを一括して取得する
    ことを特徴とする請求項4記載の復号装置。
  10. 再生すべき再生単位を時間毎に定めた再生計画を決定する再生計画決定手段をさらに具備し、
    前記復号判定手段は、前記再生計画に定められた再生単位の再生のために必要なデータを前記動画データから一括して取得する
    ことを特徴とする請求項4記載の復号装置。
  11. 前記再生計画決定手段は、プレイリストファイルに保持されたプレイリストに基づいて前記再生計画を決定する
    ことを特徴とする請求項10記載の復号装置。
  12. 前記再生計画決定手段は、前記動画データに含まれる再生単位の中からランダムに選択して前記再生計画を決定する
    ことを特徴とする請求項10記載の復号装置。
  13. 前記再生計画決定手段は、前記決定された再生計画の内容をプレイリストとしてプレイリストファイルに保持させる
    ことを特徴とする請求項12記載の復号装置。
  14. 動画信号を符号化して動画データとして記録する符号化手段と、
    前記動画データの符号化単位についてその符号化単位の再生のために他の符号化単位の参照を要するか否かを示す状態情報を前記動画データとは別個の管理情報として記録する符号化判定手段と、
    前記状態情報を前記管理情報から読み出す復号判定手段と、
    前記管理情報から読み出された前記状態情報に基づいて所望の符号化単位の再生のために必要なデータを前記動画データから一括して取得するデータ取得手段と、
    前記所望の符号化単位を再生するために前記取得された動画データを復号する復号手段と
    を具備することを特徴とする符号化復号システム。
  15. 動画信号を符号化して動画データとして記録する手順と、
    前記動画データの符号化単位についてその符号化単位の再生のために他の符号化単位の参照を要するか否かを示す状態情報を前記動画データとは別個の管理情報として記録する手順と
    を具備することを特徴とする符号化方法。
  16. 動画データの所望の再生単位についてその再生単位の再生のために他の再生単位の参照を要するか否かを示す状態情報を前記動画データとは別個の管理情報から読み出す手順と、
    前記状態情報に基づいて前記所望の再生単位の再生のために前記他の再生単位の参照を要しない場合には前記所望の再生単位を前記動画データから取得する手順と、
    前記状態情報に基づいて前記所望の再生単位の再生のために前記他の再生単位の参照を要する場合には前記所望の再生単位およびその直前の再生単位を前記動画データから一括して取得する手順と、
    前記所望の再生単位を再生するために前記取得された再生単位を復号する手順と
    を具備することを特徴とする復号方法。
  17. 動画信号を符号化して動画データとして記録する手順と、
    前記動画データの符号化単位についてその符号化単位の再生のために他の符号化単位の参照を要するか否かを示す状態情報を前記動画データとは別個の管理情報として記録する手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  18. 動画データの所望の再生単位についてその再生単位の再生のために他の再生単位の参照を要するか否かを示す状態情報を前記動画データとは別個の管理情報から読み出す手順と、
    前記状態情報に基づいて前記所望の再生単位の再生のために前記他の再生単位の参照を要しない場合には前記所望の再生単位を前記動画データから取得する手順と、
    前記状態情報に基づいて前記所望の再生単位の再生のために前記他の再生単位の参照を要する場合には前記所望の再生単位およびその直前の再生単位を前記動画データから一括して取得する手順と、
    前記所望の再生単位を再生するために前記取得された再生単位を復号する手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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WO2008018345A1 (fr) * 2006-08-10 2008-02-14 Sony Corporation Dispositif de traitement d'informations, procédé de traitement d'informations et programme informatique associé

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