JP2006066943A - 情報処理装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置および方法、並びにプログラム Download PDF

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宣広 酒井
Katsuya Kondo
克哉 近藤
Yasumichi Koketsu
康道 纐纈
Tatsuya Kubota
達也 窪田
Manabu Inoue
学 井上
Takuji Moriya
卓司 守屋
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Abstract

【課題】ユーザが、複数の画像データを所望の編集結果として管理することができるようにし、大量かつ複雑な関係の画像データの管理を容易に行うことができるようにする。
【解決手段】 編集装置1のクリップデータ検出部11は、外部より供給される画像データや音声データ等よりなるクリップデータを検出すると、そのメタデータ等を抽出してサブクリップ処理部12に供給する。サブクリップ処理部12のサブクリップ情報生成部21は、そのメタデータ等の情報に基づいてサブクリップ情報を生成し、それをサブクリップ情報登録部22に供給する。サブクリップ情報登録部22は、サブクリップ情報生成部21において生成されたサブクリップ情報を、エディットリスト保持部13に保持されているエディットリストに登録する。本発明は、例えば、編集装置に適用できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、大量かつ複雑な関係の画像データの管理を容易に行うことができるようにした情報処理装置および方法、並びにプログラムに関する。
従来、デジタルカメラ等の撮像装置においては、撮影により得られた画像データは、記録媒体の所定のフォルダ等に記録されて管理される。近年においては、記録媒体の容量も増大し、大量の画像データを記録することができるようになってきており、そのため、ユーザによる画像データの管理が困難になる恐れがあった。
そこで、例えば、撮影により得られた画像データを記録するフォルダを変更したり、付加情報を付加して記録したりして、画像データを自動的にグループ分けして記録するようにする方法が考えられた(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−191010号公報
しかしながら、例えば、テレビジョン番組の制作等のような大規模なコンテンツ制作システムにおける撮影の場合、取り扱う画像データが、データサイズの大きな動画像データであり、通常、その数も個人の撮影の場合よりも多くなる。さらに、それだけでなく、撮影作業の規模も個人の場合と比較して大規模である場合が多く、撮影により得られる画像データ(動画像データ)の管理はさらに複雑になる。
このようなシステムにおいて撮影作業は、通常、シナリオ等の計画表に基づいて行われるが、シナリオの順番通りに行われるわけではなく、撮影状況や被写体の都合等に合わせて適宜行われる。従って、互いに異なるシーンのカットを交互に撮影するなど、複数のシーンの撮影作業を同時に進行させる場合も多い。また、シナリオにおける同じカットを複数回撮影する場合もあるし、複数のカットを1回の撮影で行う(1つのクリップデータから複数のカットを作成する)場合もある。さらに、このような撮影は、通常、事前にスケジュールが立てられるが、その撮影スケジュールが撮影現場の状況等に応じて撮影直前に変更されることも多い。
このように複雑な撮影方法で大量に画像データ(クリップデータ)が記録されるテレビジョン番組の制作等においては、データの管理が個人による撮影の場合と比較して非常に複雑であり、上述したような、単に画像データをグループ分けする従来の方法では、データ管理が困難である場合があるという課題があった。
例えば、従来のように単にグループ分けする方法においては、記録された画像データがどのシーンのどのカットに対応するデータであるのかを容易に特定させることが困難であった。また、撮影者が、得られたクリップデータの全映像の内、どの部分の映像を採用したくて撮影したのかを特定することはできなかった。さらに、撮影者が撮影を何度も行った場合複数の画像データが記録されるが、それらの画像データを従来の方法で単にグループ分けするだけでは、各画像データの前後関係を特定することが困難であった。また、それらの画像データを連続して再生する場合、従来の方法では撮影順(またはグループに登録した順)でしか再生することができなかった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、撮影により得られた画像データをその記録時に、さらに非破壊編集することにより、ユーザが、複数の画像データを所望の編集結果として管理することができるようにし、大量かつ複雑な関係の画像データの管理を容易に行うことができるようにするものである。
本発明の第1の情報処理装置は、コンテンツデータに関する情報を生成するコンテンツデータ情報生成手段と、コンテンツデータ情報生成手段により生成されたコンテンツデータに関する情報を、コンテンツデータの編集結果であるエディットリストに追加登録するコンテンツデータ情報登録手段とを備えることを特徴とする。
前記エディットリストを保持するエディットリスト保持手段をさらに備え、コンテンツデータ情報登録手段は、エディットリスト保持手段により保持されるエディットリストにコンテンツデータに関する情報を追加登録するようにすることができる。
前記コンテンツデータ情報生成手段は、コンテンツデータを識別するコンテンツデータ識別情報を生成するコンテンツデータ識別情報生成手段と、コンテンツデータに割り当てられる、エディットリスト用タイムコードの値を示すタイムコード情報を生成するタイムコード情報生成手段と、コンテンツデータのフレーム画像に付加されたメタデータ情報であるエッセンスマークを示す情報を生成するエッセンスマーク情報生成手段とを備え、コンテンツデータ情報登録手段は、コンテンツデータ識別情報生成手段により生成されたコンテンツデータ識別情報、タイムコード情報生成手段により生成されたタイムコード情報、および、エッセンスマーク情報生成手段により生成されたエッセンスマーク情報を含むコンテンツデータ情報をエディットリストに追加登録するようにすることができる。
前記エッセンスマークの入力を受け付けるエッセンスマーク入力受付手段をさらに備え、エッセンスマーク情報生成手段は、エッセンスマーク入力受付手段により受け付けられたエッセンスマークを示す情報を生成するようにすることができる。
情報を記録媒体に記録する記録手段をさらに備え、記録手段は、コンテンツデータ情報登録手段によりコンテンツデータに関する情報がエディットリストに登録されたコンテンツデータを記録媒体に記録するようにすることができる。
前記記録手段は、コンテンツデータに関する情報が登録されたエディットリストをさらに記録媒体に記録するようにすることができる。
被写体を撮影する撮影手段をさらに備え、コンテンツデータ情報生成手段は、撮影手段による撮影により得られたコンテンツデータに関する情報を生成するようにすることができる。
外部からの前記コンテンツデータの入力を受け付けるデータ入力受付手段をさらに備え、コンテンツデータ情報生成手段は、データ入力受付手段により受け付けられたコンテンツデータに関する情報を生成するようにすることができる。
本発明の第1の情報処理方法は、コンテンツデータに関する情報を生成するコンテンツデータ情報生成ステップと、コンテンツデータ情報生成ステップの処理により生成されたコンテンツデータに関する情報を、コンテンツデータの編集結果であるエディットリストに追加登録するコンテンツデータ情報登録ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第1のプログラムは、コンテンツデータに関する情報を生成するコンテンツデータ情報生成ステップと、コンテンツデータ情報生成ステップの処理により生成されたコンテンツデータに関する情報を、コンテンツデータの編集結果であるエディットリストに追加登録するコンテンツデータ情報登録ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第2の情報処理装置は、コンテンツデータの編集結果を示すエディットリストに基づいて、エディットリストが示す編集結果に含まれるコンテンツデータをグループ化するグルーピングリストを編集するグルーピングリスト編集手段を備えることを特徴とする。
記録媒体に記録されるエディットリストを読み出すエディットリスト読み出し手段をさらに備え、グルーピングリスト編集手段は、読み出し手段により記録媒体から読み出されたエディットリストに基づいて、グルーピングリストを編集するようにすることができる。
複数のエディットリストの中から、グルーピングリスト編集手段によるグルーピングリストの編集に用いるエディットリストを指定する指定入力を受け付けるエディットリスト指定入力受付手段をさらに備えるようにすることができる。
前記グルーピングリストに含まれる複数のグループの中から、エディットリストが示す編集結果に含まれるコンテンツデータを登録するグループを指定する指定入力を受け付けるグループ指定入力受付手段をさらに備えるようにすることができる。
前記グルーピングリスト編集手段は、グループ指定入力受付手段により受け付けられた指定入力により既存のグループが指定された場合、既存のグループにコンテンツデータを追加登録するようにすることができる。
前記グルーピングリスト編集手段は、グループ指定入力受付手段により受け付けられた指定入力により新規グループが指定された場合、新規グループを生成し、生成した新規グループにコンテンツデータを登録するようにすることができる。
前記グルーピングリスト編集手段により編集されたグルーピングリストを記録媒体に記録するグルーピングリスト記録手段をさらに備えるようにすることができる。
前記グルーピングリスト編集手段により編集されたグルーピングリストを外部に出力するグルーピングリスト出力手段をさらに備えるようにすることができる。
本発明の第2の情報処理方法は、コンテンツデータの編集結果を示すエディットリストに基づいて、エディットリストが示す編集結果に含まれるコンテンツデータをグループ化するグルーピングリストを編集するグルーピングリスト編集ステップを含むことを特徴とする。
本発明の第2のプログラムは、コンテンツデータの編集結果を示すエディットリストに基づいて、エディットリストが示す編集結果に含まれるコンテンツデータをグループ化するグルーピングリストを編集するグルーピングリスト編集ステップを含むことを特徴とする。
本発明の第1の情報処理装置および方法、並びに第1のプログラムにおいては、コンテンツデータに関する情報が生成され、その生成されたコンテンツデータに関する情報が、コンテンツデータの編集結果であるエディットリストに追加登録される。
本発明の第2の情報処理装置および方法、並びに第2のプログラムにおいては、コンテンツデータの編集結果を示すエディットリストに基づいて、エディットリストが示す編集結果に含まれるコンテンツデータをグループ化するグルーピングリストが編集される。
本発明によれば、例えば、ユーザが大量かつ複雑な関係の画像データの管理を容易に行うことができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、請求項に記載の構成要件と、発明の実施の形態における具体例との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、請求項に記載されている発明をサポートする具体例が、発明の実施の形態に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の実施の形態中には記載されているが、構成要件に対応するものとして、ここには記載されていない具体例があったとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、具体例が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、発明の実施の形態に記載されている具体例に対応する発明が、請求項に全て記載されていることを意味するものではない。換言すれば、この記載は、発明の実施の形態に記載されている具体例に対応する発明であって、この出願の請求項には記載されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により追加される発明の存在を否定したりするものではない。
本発明においては、コンテンツデータ(例えば、図1のクリップデータ)を処理する第1の情報処理装置(例えば、図1の編集装置)が提供される。この第1の情報処理装置は、コンテンツデータに関する情報を生成するコンテンツデータ情報生成手段(例えば、図1のサブクリップ情報生成部)と、コンテンツデータ情報生成手段により生成されたコンテンツデータに関する情報を、コンテンツデータの編集結果であるエディットリスト(例えば、図2のエディットリスト)に追加登録するコンテンツデータ情報登録手段(例えば、図1のサブクリップ情報登録部)とを備える。
前記エディットリストを保持するエディットリスト保持手段(例えば、図1のエディットリスト保持部)をさらに備え、コンテンツデータ情報登録手段は、エディットリスト保持手段により保持されるエディットリストにコンテンツデータに関する情報を追加登録するようにすることができる。
前記コンテンツデータ情報生成手段は、コンテンツデータを識別するコンテンツデータ識別情報(例えば、UMID)を生成するコンテンツデータ識別情報生成手段(例えば、図1のUMID情報生成部)と、コンテンツデータに割り当てられる、エディットリスト用タイムコード(例えば、図2のエディットリスト用タイムコード)の値を示すタイムコード情報を生成するタイムコード情報生成手段(例えば、図1のエディットリスト用タイムコード生成部)と、コンテンツデータのフレーム画像に付加されたメタデータ情報であるエッセンスマーク(例えば、図2のAINまたはAOUT)を示す情報を生成するエッセンスマーク情報生成手段(例えば、図1のエッセンスマーク情報生成部)とを備え、コンテンツデータ情報登録手段は、コンテンツデータ識別情報生成手段により生成されたコンテンツデータ識別情報、タイムコード情報生成手段により生成されたタイムコード情報、および、エッセンスマーク情報生成手段により生成されたエッセンスマーク情報を含むコンテンツデータ情報をエディットリストに追加登録するようにすることができる。
前記エッセンスマークの入力を受け付けるエッセンスマーク入力受付手段(例えば、図8の入力部)をさらに備え、エッセンスマーク情報生成手段は、エッセンスマーク入力受付手段により受け付けられたエッセンスマークを示す情報を生成するようにすることができる。
情報を記録媒体(例えば、図7の光ディスク)に記録する記録手段(例えば、図8のクリップ記録部、または、図13のエディットリスト書き込み部)をさらに備え、記録手段は、コンテンツデータ情報登録手段によりコンテンツデータに関する情報がエディットリストに登録されたコンテンツデータを記録媒体に記録するようにすることができる。
前記記録手段は、コンテンツデータに関する情報が登録されたエディットリスト(例えば、図13のカレントエディットリスト)をさらに記録媒体に記録するようにすることができる。
被写体を撮影する撮影手段(例えば、図8の撮影部)をさらに備え、コンテンツデータ情報生成手段は、撮影手段による撮影により得られたコンテンツデータに関する情報を生成するようにすることができる。
外部からの前記コンテンツデータの入力を受け付けるデータ入力受付手段(例えば、図19のクリップデータ入力部)をさらに備え、コンテンツデータ情報生成手段は、データ入力受付手段により受け付けられたコンテンツデータに関する情報を生成するようにすることができる。
本発明においては、コンテンツデータ(例えば、図1のクリップデータ)を処理する第1の情報処理装置(例えば、図1の編集装置)の第1の情報処理方法が提供される。この第1の情報処理方法は、コンテンツデータに関する情報を生成するコンテンツデータ情報生成ステップ(例えば、図5のステップS3)と、コンテンツデータ情報生成ステップの処理により生成されたコンテンツデータに関する情報を、コンテンツデータの編集結果であるエディットリスト(例えば、図2のエディットリスト)に追加登録するコンテンツデータ情報登録ステップ(例えば、図5のステップS4)とを含む。
本発明においては、コンテンツデータ(例えば、図1のクリップデータ)に関する処理をコンピュータ(例えば、図1の編集装置)に行わせる第1のプログラムが提供される。この第1のプログラムは、コンテンツデータに関する情報を生成するコンテンツデータ情報生成ステップ(例えば、図5のステップS3)と、コンテンツデータ情報生成ステップの処理により生成されたコンテンツデータに関する情報を、コンテンツデータの編集結果であるエディットリスト(例えば、図2のエディットリスト)に追加登録するコンテンツデータ情報登録ステップ(例えば、図5のステップS4)とを含む。
本発明においては、コンテンツデータ(例えば、図1のクリップデータ)を処理する第2の情報処理装置(例えば、図7の編集装置)が提供される。この第2の情報処理装置は、コンテンツデータの編集結果を示すエディットリスト(例えば、図2のエディットリスト)に基づいて、エディットリストが示す編集結果に含まれるコンテンツデータをグループ化するグルーピングリスト(例えば、図21のグルーピングリスト)を編集するグルーピングリスト編集手段(例えば、図20のグルーピングリスト編集部)を備える。
記録媒体(例えば、図7の光ディスク)に記録されるエディットリストを読み出すエディットリスト読み出し手段(例えば、図20の読み出し部)をさらに備え、グルーピングリスト編集手段は、読み出し手段により記録媒体から読み出されたエディットリストに基づいて、グルーピングリストを編集するようにすることができる。
複数のエディットリストの中から、グルーピングリスト編集手段によるグルーピングリストの編集に用いるエディットリストを指定する指定入力を受け付けるエディットリスト指定入力受付手段(例えば、図28のステップS161の処理を実行する図20の入力部)をさらに備えるようにすることができる。
前記グルーピングリストに含まれる複数のグループ(例えば、図21のマテリアルグループ)の中から、エディットリストが示す編集結果に含まれるコンテンツデータを登録するグループを指定する指定入力を受け付けるグループ指定入力受付手段(例えば、図28のステップS162の処理を実行する図20の入力部)をさらに備えるようにすることができる。
前記グルーピングリスト編集手段は、グループ指定入力受付手段により受け付けられた指定入力により既存のグループが指定された場合、既存のグループにコンテンツデータを追加登録する(例えば、図28のステップS170)ようにすることができる。
前記グルーピングリスト編集手段は、グループ指定入力受付手段により受け付けられた指定入力により新規グループが指定された場合、新規グループを生成し(例えば、図28のステップS166)、生成した新規グループにコンテンツデータを登録する(例えば、図28のステップS167)ようにすることができる。
前記グルーピングリスト編集手段により編集されたグルーピングリストを記録媒体に記録するグルーピングリスト記録手段(例えば、図20の書き込み部)をさらに備えるようにすることができる。
前記グルーピングリスト編集手段により編集されたグルーピングリストを外部に出力するグルーピングリスト出力手段(例えば、図20のデータ出力部)をさらに備えるようにすることができる。
本発明においては、コンテンツデータ(例えば、図1のクリップデータ)を処理する第2の情報処理装置(例えば、図7の編集装置)に第2の情報処理方法が提供される。この第2の情報処理方法は、コンテンツデータの編集結果を示すエディットリスト(例えば、図2のエディットリスト)に基づいて、エディットリストが示す編集結果に含まれるコンテンツデータをグループ化するグルーピングリスト(例えば、図21のグルーピングリスト)を編集するグルーピングリスト編集ステップ(例えば、図28のグルーピングリスト編集処理)を含む。
本発明においては、コンテンツデータ(例えば、図1のクリップデータ)に関する処理をコンピュータ(例えば、図7の編集装置)に行わせる第2のプログラムが提供される。この第2のプログラムは、コンテンツデータの編集結果を示すエディットリスト(例えば、図2のエディットリスト)に基づいて、エディットリストが示す編集結果に含まれるコンテンツデータをグループ化するグルーピングリスト(例えば、図21のグルーピングリスト)を編集するグルーピングリスト編集ステップ(例えば、図28のグルーピングリスト編集処理)を含むことを特徴とする。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明を適用した編集装置の一実施の形態の構成例を示している。
この編集装置1は、外部より供給される画像データや音声データ等のコンテンツデータを含むクリップデータを検出し、出力するとともに、そのクリップデータを用いて非破壊編集を行う装置である。編集装置1は、クリップデータ検出部11、サブクリップ処理部12、およびエディットリスト保持部13を有している。
クリップデータ検出部11は、外部より供給されるクリップデータ14を受け付け、そのクリップデータ14を検出し、そのクリップデータ14のメタデータ等を抽出し、それをサブクリップ処理部12に供給するとともに、クリップデータ14を編集装置1の外部に出力する。
サブクリップ処理部12は、クリップデータ検出部11が検出したクリップデータ14をエディットリストにサブクリップとして登録するための処理を行う処理部である。サブクリップ処理部12は、サブクリップ情報生成部21およびサブクリップ情報登録部22を有している。
なお、クリップ、サブクリップ、およびエディットリスト等の詳細については後述するが、クリップは、画像データ、音声データ、およびメタデータ等のコンテンツデータの集合を示し、クリップデータはそのクリップのデータのことを示す。エディットリストは、クリップの編集内容を示すテキスト情報であり、クリップデータの非破壊編集結果と等価の情報を含んでいる。サブクリップは、そのエディットリストに属するクリップ(編集されたクリップ)のことを示す。
サブクリップ情報生成部21は、クリップデータ検出部11より供給されるメタデータ等の情報に基づいて、サブクリップとしての情報であるサブクリップ情報を生成し、それをサブクリップ情報登録部22に供給する。サブクリップ情報生成部21は、UMID情報生成部31、エディットリスト用タイムコード生成部32、およびエッセンスマーク情報生成部33を有している。
UMID情報生成部31は、クリップデータ14をグローバルユニークに識別する識別情報であるUMID(Unique Material IDentifier)情報を生成する処理部である。UMID情報生成部31は、クリップデータ検出部11より供給された情報に含まれるUMIDを用いてUMID情報を生成する。
エディットリスト用タイムコード生成部32は、クリップデータ14に割り当てられる、エディットリスト全体に対するタイムコード情報であるエディットリスト用タイムコードの値を生成する。エディットリスト用タイムコード生成部32は、例えば、このエディットリスト用タイムコードの、クリップデータ14の開始フレームに割り当てられるタイムコード値を示す情報を生成する。クリップデータ14は、このエディットリスト用タイムコードにより、エディットリストにおける時間的位置関係が管理される。
エッセンスマーク情報生成部33は、サブクリップに付加されるエッセンスマークに関する情報であるエッセンスマーク情報を生成する。エッセンスマークとは、サブクリップ(クリップデータ14)のフレームに対して付加されるメタデータであり、付加されたフレームの特徴を示す情報である。エッセンスマークには、例えば、クリップデータ14の全映像の内、採用部分の開始位置(フレーム)を示すIN点や、終了位置(フレーム)を示すOUT点等がある。
サブクリップ情報生成部21は、これらのUMID情報生成部31、エディットリスト用タイムコード生成部32、およびエッセンスマーク情報生成部33を用いて各情報を生成し、それらをサブクリップ情報としてサブクリップ情報登録部22に供給する。
サブクリップ情報登録部22は、サブクリップ情報生成部21において生成されたサブクリップ情報を、エディットリスト保持部13に保持されているエディットリストに登録し、クリップデータ検出部11において検出されたクリップデータ14をエディットリストに追加登録する。
エディットリスト保持部13は、例えばSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等の記憶素子により構成され、クリップデータ14を登録するエディットリストを保持している。
ここでエディットリストについて説明する。エディットリストは、上述したようにクリップデータの非破壊編集結果を示すテキスト情報である。つまり、図2に示されるように、コンテンツの素材となる素材データ(クリップデータ)41の編集結果として、エディットリスト42が生成され、そのエディットリスト42に基づいて、コンテンツデータとして完成されたカンパケデータ43が生成される。
従って、図2に示されるように、エディットリスト42は、単に複数の素材データ41を繋げただけでなく、IN点やOUT点等の編集情報を含み、さらに、専用のタイムコードも有している。
例えば、図2に示されるように、素材データ41として、4つのクリップデータ(クリップA、クリップB、クリップC、およびクリップD)があり、これらからエディットリスト42が生成されるとする。
また、クリップA、クリップB、クリップC、およびクリップDには、それぞれIN点とOUT点が設定されている。具体的には、クリップAにはIN点であるAINとOUT点であるAOUTが設定されている。このAINとAOUTに挟まれるフレーム画像がクリップAの採用フレームであり、それ以外の、斜線で示されるAINとAOUTに挟まれていない部分は、不採用のフレームであり、編集により削除される。同様に、クリップBには、IN点としてBINが設定され、OUT点としてBOUTが設定されている。また、クリップCには、IN点としてCINが設定され、OUT点としてCOUTが設定されており、クリップDには、IN点としてDINが設定され、OUT点としてDOUTが設定されている。
エディットリスト42は、これらの素材データ41をエディットリスト用タイムコード44上に配置する編集の結果を示す情報である。エディットリスト42においては、各クリップの採用フレームが、クリップA、クリップB、クリップD、クリップCの順番で繋ぎ合わせられている。つまり、AOUTとBINでクリップAとクリップBが繋ぎ合わせられ、BOUTとDINでクリップBとクリップDが繋ぎ合わせられ、DOUTとCINでクリップDとクリップCが繋ぎ合わせられている。そして、それらのクリップのAINからCOUTまでがエディットリスト用タイムコード上に配置されている。
カンパケ43は、このエディットリスト42に基づいて素材データを編集して生成されたコンテンツデータである。従って、カンパケ43は、クリップA乃至クリップDにそれぞれ対応するカット1乃至カット4により構成される。またカンパケ43には、エディットリスト用タイムコード44に対応するタイムコード45が付加される。
このようにエディットリスト42は、素材データ41の任意の部分を任意のタイムコードに配置する等、素材データ41を単に繋ぎ合わせる以上の高度な編集を行うことができる。
このエディットリスト42は、例えば、XML(eXtensible Markup Language)等の所定の言語により記述される。図3は、そのエディットリスト42の記述例を示す図である。なお、図3において、各行頭の数字は、説明の便宜上付加したものであり、XML記述の一部ではない。
エディットリスト42は、クリップの非破壊編集の編集情報を含むファイルであり、その編集結果の再生方法についても記述されている。
図3に示されるように、エディットリスト42のXML記述は、大きく分けて、ヘッダタグ(<head> </head>)で囲まれるヘッダ部と、ボディタグ(<body> </body>)で囲まれるボディ部により構成される。図3の場合、ヘッダ部は、図3の3行目から10行目までに記述されており、ボディ部は、11行目から24行目に記述されている。
ヘッダ部には、同じエディットリストディレクトリに存在するエディットリストメタデータファイルの情報が記述されており、ボディ部には、編集結果の情報が再生方法とともに記述されている。図3の場合、第1のクリップ(Clip1)と第2のクリップ(Clip2)の2つのクリップをつなぐように合体する編集が行われていることが、ボディ部に記述されている。
すなわち、図3においては、12行目および23行目に記述されている、囲んだクリップを順に再生することを示すパラレルタグ(<par> </par>)の間において、14行目乃至17行目に第1のクリップに関するサブクリップ情報が記述されており、19行目乃至22行目に第2のクリップに関するサブクリップ情報が記述されており、これらの2つのクリップが連続して再生されるように編集されていることが示されている。
このサブクリップ情報には、上述したように、UMID情報、エディットリスト用タイムコード、およびエッセンスマーク情報が含まれる。例えば、14行目乃至17行目に記述されるサブクリップ情報の場合、15行目に第1のクリップのUMIDを示すUMID情報が「src=盃rn:smpte:umid:060A2B340101010501010D1213000000FEDCBA9876543210FEDCBA9876543210煤vと記述されている。また、16行目には、IN点を示すエッセンスマーク情報が「clipBegin=粘mpte-30=00:00:00:00煤vと記述されており、16行目および17行目には、OUT点を示すエッセンスマーク情報が「clipEnd=敗mpte-30=00:10:00:00煤vと記述されている。
なお、このようなエディットリスト42に対して、素材データをグループ分けする情報であるグルーピングリストは、図4に示されるように、各クリップを分類するだけである。図4において、グルーピングリスト46は、素材データ41の6つのクリップ(クリップA乃至クリップF)を2つのグループ(グループAとグループB)に分類する情報である。
このようなグルーピングリスト46を用いてカンパケ48を生成する場合、各グループより採用するクリップを特定する編集作業47が必要である。すなわち、カンパケ48は、2つのグループ(グループAとグループB)のそれぞれより選択された2つのクリップ(クリップAとクリップE)からなる2つのカットにより構成される。
なお、グルーピングリスト46は、再生順序を指定するプレイリストとして考えることもできる。つまり、図4において、グループAの再生が指示されると、グループAに属するクリップA、クリップB、およびクリップCがこの登録順で順次再生される。
以上のように、エディットリストとグルーピングリスト(またはプレイリスト)は、目的も構成される情報も異なる情報である。
次に、図1の編集装置1により実行される具体的な処理の流れについて説明する。
編集装置1は、エディットリスト編集処理を実行し、供給されるクリップデータを検出し、それをエディットリストに登録する処理を行う。図5のフローチャートを参照してエディットリスト編集処理を説明する。
エディットリスト編集処理が開始されると、図1のクリップデータ検出部11は、ステップS1において、供給されるクリップ(クリップデータ)を検出する。クリップを検出すると、クリップデータ検出部11は、そのクリップのメタデータ等の情報をサブクリップ処理部12のサブクリップ情報生成部21に供給する。ステップS2において、サブクリップ情報生成部21は、クリップデータ検出部11より、新たなクリップが供給されたか否かを判定し、供給されたと判定した場合、ステップS3に処理を進め、サブクリップ情報生成処理を行う。サブクリップ情報生成処理の詳細については、図6のフローチャートを参照して後述する。
ステップS3の処理を終了すると、サブクリップ情報生成部21は、生成したサブクリップ情報をサブクリップ情報登録部22に供給する。ステップS4において、サブクリップ情報登録部22は、供給されたサブクリップ情報をエディットリスト保持部13に保持されているエディットリストに登録する。
サブクリップ情報をエディットリストに登録すると、サブクリップ処理部12は、エディットリスト編集処理を終了するか否かを判定し、終了すると判定しないと判定した場合、ステップS1に処理を戻し、それ以降の処理を繰り返す。また、ステップS5において、エディットリスト編集処理を終了すると判定した場合、サブクリップ処理部12は、ステップS6に処理を進め、クリップデータ14の取得を停止する等の終了処理を行い、エディットリスト編集処理を終了する。
次に、図6のフローチャートを参照して、図5のステップS3において実行されるサブクリップ情報生成処理の詳細について説明する。
サブクリップ情報生成処理が開始されると、サブクリップ情報生成部21のUMID情報生成部31は、ステップS21において、クリップデータ14のUMIDを用いてUMID情報を生成する。続いて、ステップS22において、エディットリスト用タイムコード生成部32は、クリップに対するエディットリスト用タイムコードを生成する。つまり、エディットリスト用タイムコード生成部32は、このクリップがエディットリストにおいて時間的にどの位置に配置されるかを指定する情報を生成する。
続いて、ステップS23において、エッセンスマーク情報生成部33は、クリップデータ14のエッセンスマークを用いてエッセンスマーク情報を生成する。以上のように各種の情報が生成されると、サブクリップ情報生成部21は、それらを用いて、生成した各情報を含むサブクリップ情報を生成し、処理を図5のステップS3に戻し、それ以降の処理を行う。
以上のようにエディットリスト編集処理およびサブクリップ情報生成処理を実行することにより、編集装置1は、外部より供給されるクリップデータ14の情報をエディットリストに追加することができる。これにより、編集装置1は、次々と供給される複数のクリップデータ14を、任意の方法で編集し、1つのエディットリストとしての管理情報を生成することができる。また、クリップデータ14を取り扱うユーザは、このエディットリストを利用することにより、大量かつ複雑な関係のクリップデータ14を容易に管理することができる。
図7は、本発明を適用した番組制作支援システムの構成例を示すシステム図である。
図7において、番組制作支援システム61は、カムコーダ71、レコーダ72、および編集装置73の3種類の装置により構成される。番組制作支援システム61の各装置は、記録媒体である光ディスク81を介してコンテンツデータ等を授受する。
カムコーダ71は、撮像(集音)機能と録画機能を有するデバイスであり、ユーザに操作されて被写体91の撮像や集音を行い、得られた動画像の画像データや音声データ等よりなるクリップを、光ディスク81に記録(録画)する。また、その際、カムコーダ71は、後述するように、そのクリップを所定のエディットリストにサブクリップとして追加登録する。
レコーダ72は、カムコーダ71の撮像(集音)機能の代わりに外部入力機能を有しており、例えば、他の再生装置92よりネットワーク93等を介して供給されたクリップ(画像データや音声データ等)や、所定の記録媒体94から再生されたクリップを取得し、所定の信号処理を施した後、そのクリップを光ディスク81に記録(録画)する。また、その際、レコーダ72は、後述するように、そのクリップを所定のエディットリストにサブクリップとして追加登録する。
編集装置73は、例えば、カムコーダ71やレコーダ72によって光ディスク81に記録されたエディットリストを用いて、同様に光ディスク81に記録されているクリップを実際に編集し、その編集結果の素材データをカンパケデータとして出力する。
光ディスク81は、例えば、DVD-R(Digital Versatile Disc - Recordable)、DVD-RW(Digital Versatile Disc - ReWritable)、DVD+R(Digital Versatile Disc + Recordable)、DVD+RW(Digital Versatile Disc + ReWritable)、DVD-RAM(Digital Versatile Disc - Random Access Memory)、Blu-rayDisc、またはProfessional Disc for DATA(いずれも登録商標)等のような書き込み可能な大容量の記録媒体であり、画像データや音声データ等を含むクリップデータを記録する。
なお、この番組制作支援システム61において記録媒体として光ディスク81が用いられるように説明したが、クリップデータを記録可能な大容量の記録媒体であればどのような記録媒体であってもよい。
図8は、図7のカムコーダ71の内部の構成例を示すブロック図である。
図8において、カムコーダ71は、入力部101、撮影部102、モード設定部103、サブクリップ処理部104、クリップ処理部105、設定情報管理部106、エディットリスト管理部107、クリップ記録部108、およびドライブ109を備えている。
入力部101は、各種のボタンやスイッチ等により構成され、ユーザによる操作入力を受け付ける。撮影部102は、撮影に関する処理を行う処理部であり、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)デバイスを用いた光電変換素子、レンズ部、マイクロホン等の集音部、およびそれらを動作させる駆動部等のカメラとして構成される部材の他に、画像処理や音声信号処理を行う信号処理部等も有している。
モード設定部103は、カムコーダ71の録画に関するモード設定を制御する処理部である。詳細については後述するが、カムコーダ71の録画に関するモードには、単にクリップを記録する通常モードと、記録するクリップをサブクリップとしてエディットリストに追加登録するサブクリップモードとがある。モード設定部103は、このモードをユーザの指示等に基づいて選択し、その選択されたモードで記録処理が行われるように各部を制御する。
サブクリップ処理部104は、記録するクリップよりサブクリップ情報を生成し、エディットリストに登録する処理を行う。構成や処理の詳細については後述する。
クリップ処理部105は、撮影部102より供給される画像データや音声データ等よりなるクリップデータにメタデータを付加する等して、クリップデータを光ディスク81に記録する際のフォーマットに変換する。設定情報管理部106は、カムコーダ71の動作に関する設定を保存する設定情報を管理する。エディットリスト管理部107は、光ディスク81に記録されるエディットリストの更新等を管理する。これらの処理部の構成や処理の詳細については後述する。クリップ記録部108は、クリップ処理部105より供給されるクリップデータを、ドライブ109に供給し、ドライブ109に装着された光ディスク81に記録させる。ドライブ109は、クリップ記録部108より供給されたクリップを書き換え可能な記録媒体である光ディスク81に記録する。
図9は、図8のモード設定部103の詳細な構成例を示すブロック図である。
図9において、モード設定部103は、モード指示受付部111、設定情報確認部112、モード選択部113、設定情報更新部114、およびカレントエディットリスト選択部115により構成される。
モード指示受付部111は、入力部101を介して入力されたモード設定に関するユーザ指示を受け付け、その指示をモード選択部113や設定情報更新部114に供給する。設定情報確認部112は、設定情報管理部106が管理する設定情報の内容を必要に応じて確認し、その確認結果をモード選択部113に供給する。
モード選択部113は、モード指示受付部111より供給されるモード指示や設定情報確認部112より供給される設定情報の内容(予め設定された設定内容)等に基づいて、カムコーダ71の動作モードを通常モード121かサブクリップモード122のいずれかより選択する。そして、サブクリップ処理部104やクリップ処理部105にその選択結果を供給し、それらのモードを設定する。また、モード選択部113は、サブクリップモード122を選択した場合、さらに、カレントエディットリスト選択部115を制御し、クリップを登録するエディットリストであるカレントエディットリストを選択させる。
設定情報更新部114は、設定情報管理部106が管理する設定情報を、モード指示受付部111より供給されるユーザ指示に基づいて更新する。例えば、ユーザが動作モードを変更する指示を入力部101より入力した場合、その指示はモード指示受付部111を介して設定情報更新部114に供給される。設定情報更新部114は、その指示に基づいて、設定情報管理部106が管理する設定情報に記録されている動作モードの情報を更新する。
カレントエディットリスト選択部115は、モード選択部113がサブクリップモード122を選択した場合、入力部101を介して入力されるユーザ指示に基づいて、サブクリップを登録するカレントエディットリストを選択し、その情報をエディットリスト管理部107に供給する。
図10は、サブクリップ処理部104の詳細な構成例を示すブロック図である。
図10において、サブクリップ処理部104は、基本的に図1のサブクリップ処理部12と同様の構成を有しており、サブクリップ情報生成部131およびサブクリップ情報登録部132を備える。サブクリップ処理部104は、モード設定部103がサブクリップモード122を選択した場合、入力部101や設定情報管理部106より供給される情報、並びに、クリップ処理部105より供給されるメタデータ等の情報に基づいて、光ディスク81に記録されるクリップをサブクリップとしてエディットリストに追加する処理を行う。
サブクリップ情報生成部131は、基本的に図1のサブクリップ情報生成部21と同様の構成を有しており、UMID情報生成部141、エディットリスト用タイムコード生成部142、およびエッセンスマーク情報生成部143を備える。サブクリップ情報生成部131は、これらの処理部により生成される各種の情報を用いて、エディットリストに登録するサブクリップ情報を生成し、それをサブクリップ情報登録部132に供給する。
UMID情報生成部141は、基本的に図1のUMID情報生成部31と同様の構成を有しており、クリップ処理部105より供給されるメタデータ等の情報や、入力部101より供給されるユーザ指示等に基づいて、クリップ処理部105が処理するクリップ(光ディスク81に記録されるクリップ)のUMID情報を生成する。
エディットリスト用タイムコード生成部142は、基本的に図1のエディットリスト用タイムコード生成部32と同様の構成を有しており、クリップ処理部105より供給されるメタデータ等の情報、入力部101より供給されるユーザ指示、または、設定情報管理部106より供給される設定情報等に基づいて、クリップ処理部105が処理するクリップ(光ディスク81に記録されるクリップ)に対応するエディットリスト用タイムコードを生成する。
エッセンスマーク情報生成部143は、基本的に図1のエッセンスマーク情報生成部33と同様の構成を有しており、クリップ処理部105より供給されるメタデータ等の情報、入力部101より供給されるユーザ指示、または、設定情報管理部106より供給される設定情報等に基づいて、クリップ処理部105が処理するクリップ(光ディスク81に記録されるクリップ)のエッセンスマーク情報を生成する。
サブクリップ情報登録部132は、基本的に図1のサブクリップ情報登録部22と同様の構成を有しており、以上のように生成されたサブクリップ情報をエディットリスト管理部107が管理するカレントエディットリストに登録する。
図11は、クリップ処理部105の詳細な構成例を示すブロック図である。クリップ処理部105は、モード設定部103により供給されるモード設定に従って、撮影部102より供給されるクリップデータに対する処理を行う。クリップ処理部105は、クリップ検出部151、メタデータ生成部152、ローレゾデータ生成部153、および表示部154を有している。
クリップ検出部151は、撮影部102より供給されるクリップデータを検出する処理部であり、クリップデータを検出した場合、そのクリップデータをメタデータ生成部152に供給するとともに、検出結果をサブクリップ処理部104に供給する。また、クリップ検出部151は、検出したクリップデータを表示部154に供給する。
メタデータ生成部152は、クリップ検出部151より供給されるクリップデータにメタデータが含まれていない場合や、そのクリップデータのメタデータを更新する場合、クリップデータや入力部101を介して入力されるユーザ入力等に基づいてクリップデータに対するメタデータを生成し(更新し)、それをクリップデータに付加し、それをローレゾデータ生成部153に供給する。また、メタデータ生成部152は、生成した(更新した)メタデータをサブクリップ処理部104に供給する。
ローレゾデータ生成部153は、供給されたクリップデータより低解像度のローレゾデータを生成し、それをクリップデータに付加し、クリップ記録部108に供給する。
図12は、図8の設定情報管理部106の詳細な構成例を示すブロック図である。図12において、設定情報管理部106は、カムコーダ71の現在の動作モード等の情報を設定情報として管理する処理部である。設定情報管理部106は、設定情報保持部161、設定情報読み出し部162、および設定情報書き込み部163により構成される。
設定情報保持部161は、設定情報読み出し部162が、ドライブ109に装着された光ディスク81より読み出した設定情報164を取得する。この設定情報保持部161に保持される設定情報164は、モード設定部103やサブクリップ処理部104等により必要に応じて読み出され、更新される。設定情報164が更新されると、設定情報書き込み部163は、その設定情報164を取得し、それをドライブ109に装着された光ディスク81に書き込む。
図13は、図8のエディットリスト管理部107の詳細な構成例を示すブロック図である。図13において、エディットリスト管理部107は、クリップを登録するエディットリストを管理する処理部である。エディットリスト管理部107は、エディットリスト保持部171、エディットリスト読み出し部172、およびエディットリスト書き込み部173により構成される。
エディットリスト保持部171は、エディットリスト読み出し部172が、ドライブ109に装着された光ディスク81より読み出したエディットリストを取得し、それをカレントエディットリスト174として保持する。このエディットリスト保持部171に保持されるカレントエディットリスト171は、モード設定部103やサブクリップ処理部104等により必要に応じて読み出され、更新される。エディットリスト保持部171が更新されると、エディットリスト書き込み部173は、そのカレントエディットリスト174を取得し、それをドライブ109に装着された光ディスク81に書き込む。
光ディスク81には、図14乃至図16に示されるような情報が記録されている。
光ディスク81に記録されたデータは、例えばUDF(Universal Disk Format)等のファイルシステムにより管理される。なお、ファイルシステムは、UDFに限らず、例えば、ISO9660(International Organization for Standardization 9660)等、カムコーダ71が対応できるファイルシステムであればどのようなものであってもよい。また、例えば、光ディスク71の代わりにハードディスク等の磁気ディスクを用いた場合、ファイルシステムとして、FAT(File Allocation Tables)、NTFS(New Technology File System)、HFS(Hierarchical File System)、またはUFS(Unix(登録商標)System)等を用いてもよい。また、専用のファイルシステムを用いるようにしてもよい。
図14において、ルートディレクトリ(ROOT)181には、PROAVディレクトリ182が設けられる。PROAVディレクトリ182には、光ディスク81に記録されている全ての素材データ(画像データや音声データ等のコンテンツデータ)に対するタイトルやコメント、さらに、光ディスク81に記録されている全ての画像データの代表となるフレームである代表画に対応する画像データのパス等の情報を含むファイルであるディスクメタファイル(DISCMETA.XML)183、光ディスク81に記録されている全てのクリップデータおよびエディットリストを管理するための管理情報等を含むインデックスファイル(INDEX.XML)184、およびインデックスファイル(INDEX.BUP)185が設けられている。なお、インデックスファイル185は、インデックスファイル184を複製したものであり、2つのファイルを用意することにより、信頼性の向上が図られている。
PROAVディレクトリ182には、さらに、光ディスク81に記録されているデータ全体に対するメタデータであり、例えば、再生履歴等の情報を含むファイルであるディスクインフォメーションファイル(DISCINFO.XML)186およびディスクインフォメーションファイル(DISKINFO.BUP)187が設けられている。なお、ディスクインフォメーションファイル187は、ディスクインフォメーションファイル186を複製したものであり、2つのファイルを用意することにより、信頼性の向上が図られている。
また、PROAVディレクトリ182には、上述したファイル以外にも、クリップデータが下位のディレクトリに設けられるクリップルートディレクトリ(CLPR)188、および、エディットリストのデータが下位のディレクトリに設けられるエディットリストルートディレクトリ(EDTR)189が設けられる。
クリップルートディレクトリ188には、光ディスク81に記録されているクリップデータが、クリップ毎に異なるディレクトリに分けて管理されており、例えば、図14の場合、3つのクリップのデータが、クリップディレクトリ(C0001)191、クリップディレクトリ(C0002)192、および、クリップディレクトリ(C0003)193の3つのディレクトリに分けられて管理されている。すなわち、光ディスク81に記録された最初のクリップの各データは、クリップディレクトリ191の下位のディレクトリのファイルとして管理され、2番目に光ディスク81に記録されたクリップの各データは、クリップディレクトリ182の下位のディレクトリのファイルとして管理され、3番目に光ディスク81に記録されたクリップの各データは、クリップディレクトリ193の下位のディレクトリのファイルとして管理される。
また、エディットリストルートディレクトリ189には、光ディスク81に記録されているエディットリストが、その編集処理毎に異なるディレクトリに分けて管理されており、例えば、図14の場合、4つのエディットリストが、エディットリストディレクトリ(E0001)194、エディットリストディレクトリ(E0002)195、エディットリストディレクトリ(E0003)196、およびエディットリストディレクトリ(E0004)197の4つのディレクトリに分けて管理されている。すなわち、光ディスク81に記録されたクリップの1回目の編集結果を示すエディットリストは、エディットリストディレクトリ194の下位のディレクトリのファイルとして管理され、2回目の編集結果を示すエディットリストは、エディットリストディレクトリ195の下位のディレクトリのファイルとして管理され、3回目の編集結果を示すエディットリストは、エディットリストディレクトリ196の下位のディレクトリのファイルとして管理され、4回目の編集結果を示すエディットリストは、エディットリストディレクトリ197の下位のディレクトリのファイルとして管理される。
上述したクリップルートディレクトリ188に設けられるクリップディレクトリ191の下位のディレクトリには、最初に光ディスク81に記録されたクリップの各データが、図15に示されるようなファイルとして設けられ、管理される。
図15の場合、クリップディレクトリ191には、このクリップを管理するファイルであるクリップインフォメーションファイル(C0001C01.SMI)201、このクリップの画像データを含むファイルである画像データファイル(C0001V01.MXF)202、それぞれ、このクリップの各チャンネルの音声データを含む8つのファイルである音声データファイル(C0001A01.MXF乃至C0001A08.MXF)203乃至210、このクリップのサブストリームデータ(低解像度のデータ)を含むファイルであるローレゾデータファイル(C0001S01.MXF)211、このクリップの素材データに対応する、リアルタイム性を要求されないノンリアルタイムメタデータであるクリップメタデータを含むファイルであるクリップメタデータファイル(C0001M01.XML)212、このクリップの素材データに対応する、リアルタイム性を要求されるリアルタイムメタデータであるフレームメタデータを含むファイルであるフレームメタデータファイル(C0001R01.BIM)213、並びに、画像データファイル222のフレーム構造(例えば、MPEG等におけるピクチャ毎の圧縮形式に関する情報や、ファイルの先頭からのオフセットアドレス等の情報)が記述されたファイルであるピクチャポインタファイル(C0001I01.PPF)214等のファイルが設けられる。
ローレゾデータファイル211は、画像データファイル202、並びに、音声データファイル203乃至210の低解像度のデータにより構成されており、コンテンツの内容としてはそれらと同じ内容のデータを含む。例えば、画像データファイル202の画像データがMPEG2(Moving Picture Experts Group phase 2)方式で圧縮されているのに対して、ローレゾデータファイル211に含まれる画像データは、MPEG4(Moving Picture Experts Group phase 4)方式によりそれよりも低いビットレートで圧縮されている。また、例えば、画像データファイル202の画像データの画像サイズがVGA(Video Graphics Array)サイズ(640ドット×480ドット)であるのに対して、ローレゾデータファイル211に含まれる画像データの画像サイズは、その約4分の1のCIF(Common Intermediate Format)サイズ(352ドット×288ドット)に縮小されている。
このローレゾデータファイル211のデータは、画像データファイル202、並びに、音声データファイル203乃至210のような本線データではデータ量が大きすぎる場合に、それらの代わりに利用されるデータである。例えば、番組の製作において、撮影現場の装置から編集スタジオの装置に、インターネット等の通信網を介して画像データや音声データ等の素材データを転送する場合、本線データではデータ量が多すぎるので、このローレゾデータファイル211のデータが転送される。このように、先にローレゾデータがインターネット等を介して編集装置に供給され、後から記録媒体を介して本線データが編集装置に供給されるようにすることにより、編集装置は、先に供給されたローレゾデータを用いて編集を行って、エディットリストを作成することができる。従って、編集装置は、記録媒体を介して本線データが供給される前に編集作業を行うことができるので、本線データが供給された後は、そのエディットリストを用いて本線データから編集結果であるカンパケデータを生成するだけでよく、編集作業を迅速に行うことができる。
図15の場合、再生時にリアルタイム性を要求されるデータである、画像データ、ローレゾデータ、およびフレームメタデータは、それぞれ1つのファイルとして管理され、読み出し時間が増加しないようになされている。
また、音声データも、再生時にリアルタイム性を要求されるが、7.1チャンネル等のような音声の多チャンネル化に対応するために、8チャンネル用意され、それぞれ、異なるファイルとして管理されている。すなわち、音声データは8つのファイルとして管理されるように説明したが、これに限らず、音声データに対応するファイルは、7つ以下であってもよいし、9つ以上であってもよい。
同様に、画像データ、ローレゾデータ、およびフレームメタデータも、場合によって、それぞれ、2つ以上のファイルとして管理されるようにしてもよい。
また、図6において、リアルタイム性を要求されないクリップメタデータは、リアルタイム性を要求されるフレームメタデータと異なるファイルとして管理される。これは、画像データ等の通常の再生中に必要の無いメタデータを読み出さないようにするためであり、このようにすることにより、再生処理の処理時間や、処理に必要な負荷を軽減することができる。
なお、クリップメタデータファイル212は、汎用性を持たせるためにXML(eXtensible Markup Language)形式で記述されているが、フレームメタデータファイル213は、再生処理の処理時間や処理に必要な負荷を軽減させるために、XML形式のファイルをコンパイルしたBIM(BInary format for MPEG-7 data)形式のファイルである。
図15に示されるクリップディレクトリ191のファイルの構成例は、光ディスク81に記録されている各クリップに対応する全てのクリップディレクトリにおいて適用することができる。すなわち、図14に示される、その他のクリップディレクトリ192および193においても、図14に示されるファイルの構成例を適用することができるので、その説明を省略する。
以上において、1つのクリップに対応するクリップディレクトリに含まれる各ファイルについて説明したが、ファイルの構成は上述した例に限らず、各クリップディレクトリの下位のディレクトリに、そのクリップに対応するクリップメタデータファイルが存在すれば、どのような構成であってもよい。
次に、図16のエディットリストルートディレクトリ189の下位のディレクトリにおけるファイルの構成例について説明する。上述したエディットリストルートディレクトリ189に設けられるエディットリストディレクトリ195の下位のディレクトリには、光ディスク81に記録されたクリップの各データの2回目の編集結果に関する情報であるエディットリストのデータが、図16に示されるようなファイルとして設けられ、管理される。
図16の場合、エディットリストディレクトリ195には、この編集結果(エディットリスト)を管理するファイルであるエディットリストファイル(E0002E01.SMI)221、この編集後の素材データ(編集に用いられた全クリップの素材データの内、編集後のデータとして抽出された部分)に対応するクリップメタデータ、または、そのクリップメタデータに基づいて新たに生成されたクリップメタデータを含むファイルであるエディットリスト用クリップメタデータファイル(E0002M01.XML)222が設けられる。
エディットリスト用クリップメタデータファイル222は、編集結果に基づいて、編集に使用されたクリップのクリップメタデータ(クリップルートディレクトリ188の下位のディレクトリに存在するクリップメタデータファイル)に基づいて生成された新たなクリップメタデータを含むファイルである。例えば、編集が行われると、図15のクリップメタデータファイル212に含まれるクリップメタデータから、編集後のエッセンスデータに対応する部分が抽出され、それらを用いて、編集後の素材データを1クリップとする新たなクリップメタデータが再構成され、エディットリスト用クリップメタデータファイル222として管理される。すなわち、編集後の素材データには、編集後のエッセンスデータを1クリップとする新たなクリップメタデータが付加され、そのクリップメタデータが1つのエディットリスト用クリップメタデータファイル222として管理される。従って、このエディットリスト用クリップメタデータファイル222は、編集毎に生成される。
なお、このエディットリスト用クリップメタデータファイル222は、汎用性を持たせるために、XML形式で記述される。
図16に示されるエディットリストディレクトリ195のファイルの構成例は、全てのエディットリスト(編集結果)において適用することができる。すなわち、図14に示される、その他のエディットリストディレクトリ194、196、または197においても、図16に示されるファイルの構成例を適用することができるので、その説明を省略する。
以上において、エディットリストディレクトリに含まれる各ファイルについて説明したが、ファイルの構成は上述した例に限らず、各エディットリストディレクトリの下位のディレクトリに、その編集に対応するエディットリスト用クリップメタデータファイルが存在すれば、どのような構成であってもよい。
次に設定情報164について説明する。設定情報164は、例えば再生履歴等のように、カムコーダ71の動作履歴を管理する情報であり、そこには、動作モードの設定、または、処理対象のデータの識別情報やフレーム番号等の情報が含まれる。設定情報164は、ディスクインフォメーションファイル186として、光ディスク81に記録される。
このように設定情報164をカムコーダ71の内部において管理せずに、光ディスク81に記録することにより、カムコーダ71は、例えば、カムコーダ71の電源が一度切断されたり、光ディスク81がドライブ109より一度取り出されたりした場合であっても、その設定情報164を参照することにより、設定情報164を更新した時点のカムコーダ71の状態を復元することができる。設定情報164は、例えばXML等の所定の言語で記述される。
図17は、その設定情報164(ディスクインフォメーションファイル186)の記述例を示す図である。なお、図17において、各行頭の数字は、説明の便宜上付加したものであり、XML記述の一部ではない。
上述したようにディスクインフォメーションファイル186は、ディスク32内に記録されたクリップやエディットリスト等の再生履歴や編集履歴を管理するファイルである。このような履歴は、図17の2行目の開始タグから8行目の終了タグまでの間に記述されている。
例えば、図17の4行目には、「editlist」と記述されている。これは、カムコーダ71が、サブクリップモードで動作していたことを示している。また、この4行目には、「id="E0001"」と記述されている。これは、カムコーダ71のエディットリスト保持部171に、光ディスク81より読みだされたエディットリスト番号「E0004」のエディットリストがカレントエディットリストとして保持されていたことを示している。さらに、この4行目には、「ftc="smpte-30-drop=00:00:00:15"」と記載されており、このエディットリスト番号「E0004」のエディットリストに次に追加されるサブクリップがエディットリスト用タイムコードにおける「00:00:00:15」の位置に追加されるように設定されていたことが示されている。
また、例えば、図17の5行目には、「tape」と記述されている。これは、カムコーダ71が、通常モードで動作していたことを示している。また、この5行目には、「id="C0003"」と記述されている。これは通常モードで光ディスク81にクリップ番号「C0003」のクリップが(この時点において最後に)記録されたことを示している。さらに、この5行目には、「ftc="smpte-30-drop=00:02:23:12"」と記載されており、このクリップ番号「C0003」のクリップの長さが「00:02:23:12」であることが示されている。
このように、設定情報164(ディスクインフォメーションファイル186)には、光ディスク81に記録されているクリップやエディットリスト等に関する履歴が、3件分記録されている。なお、この設定情報164(ディスクインフォメーションファイル186)が記録する履歴の件数は何件であってもよい。
なお、この履歴は下の行から古い順に整列されている。すなわち、6行目の履歴が最も古く、4行目の履歴が最も新しく、新たな履歴が登録される際は、最も古い履歴が削除される。
なお、ここでは、設定情報164がディスクインフォメーションファイル186として光ディスク81に記録されるように説明したが、この設定情報164を含むファイルのファイル名は何でもよい。また、設定情報164は、他の情報と共通のファイルに格納されるようにしてももちろんよいし、他のファイルとは異なるディレクトリにおいて管理されるようにしてもよい。
このような設定情報164を参照することにより、カムコーダ71は、過去の作業状態(動作モード)を復元することができる。例えば、カムコーダ71は、この設定情報164を参照することにより、電源起動時に、電源切断時の動作モードを自動的に復元することができる。
図18は、処理の進行と動作モードの遷移の関係について説明する図である。
例えば、ユーザによりカムコーダ71の電源が投入されると、処理の状態が電源ON231に移行する。この状態において、例えばユーザにより光ディスク81がドライブ109に装着されると、処理の状態が光ディスクインジェクト232に移行する。ここで、この装着された光ディスク71に設定情報164が存在しない場合、処理の状態がモード選択233に移行し、動作モードの選択が行われる。そして、サブクリップモードが選択されると、動作モードがサブクリップモード251に遷移し、処理の状態がカレントエディットリスト選択235に移行する。ここで、カレントエディットリスト174が選択されると、処理の状態は、サブクリップモード待機236に移行し、待機状態となる。
なお、処理の状態が光ディスクインジェクト232である場合に、装着された光ディスク81に設定情報164が記録されている場合、処理の状態は、設定情報ロード234に移行する。そして、その設定情報164によりサブクリップモードが選択されると、動作モードがサブクリップモード251に遷移し、処理の状態は、サブクリップモード待機236に移行し、待機状態となる。
このサブクリップモード待機236から撮影が行われると、処理の状態は、撮影開始237、撮影停止238と移行する。サブクリップモードの場合、その撮影により得られたクリップデータがサブクリップとしてカレントエディットリスト174に登録されるので、処理の状態は、撮影停止238からエディットリスト更新239に移行する。エディットリストが更新されると、さらに設定情報が更新され、処理の状態が設定情報更新240に移行する。設定情報の更新が完了すると、処理の状態は、設定情報更新240から、サブクリップモード待機236に移行する。
つまり、撮影が行われる度にこの状態の移行が繰り返される。この状態の移行においては、動作モードはサブクリップモード251のままであり、遷移しない。
サブクリップモード待機236からカレントエディットリスト174の変更が指示されると、処理の状態は、カレントエディットリスト変更241に移行した後、カレントエディットリスト選択235に移行する。そしてカレントエディットリスト174が選択されると、処理の状態は、また、サブクリップモード待機236に移行する。
つまり、カレントエディットリスト174の変更が指示される度にこの状態の移行が繰り返される。この状態の移行においても、動作モードはサブクリップモード251のままであり、遷移しない。
サブクリップモード待機236において、電源の切断が指示されると、処理の状態は、電源OFF242に移行し、動作が停止してサブクリップモード251が終了する。そして再度電源が投入されると、処理の状態は電源ON243に移行する。この光ディスク81には設定情報164が記録されているため、電源ON243の後、処理の状態は設定情報ロード234に移行する。このとき動作モードは、サブクリップモード251より一旦抜け出しているが、設定情報164がロードされることにより、電源切断前のサブクリップモード251に自動的に再度遷移する。そして、処理の状態は、上述したようにサブクリップモード待機236に移行する。
つまり、サブクリップモード中に電源を切断しても、設定情報164により、この状態の移行が繰り返されるので、動作モードはサブクリップモード251に再び遷移する。
また、サブクリップモード待機236において、光ディスク81のイジェクトが指示されると、処理の状態は、光ディスクイジェクト244に移行し、光ディスク81に対する処理が停止してサブクリップモード251が終了する。しかしながら、この状態から、再度光ディスクをインジェクトすると、処理の状態は光ディスクインジェクト232に移行する。この光ディスク81には設定情報164が記録されているため、光ディスクインジェクト232の後、処理の状態は設定情報ロード234に移行する。このとき動作モードは、サブクリップモード251より一旦抜け出しているが、設定情報164がロードされることにより、光ディスクイジェクト前のサブクリップモード251に自動的に再度遷移する。そして、処理の状態は、上述したようにサブクリップモード待機236に移行する。
つまり、サブクリップモード中に光ディスクをドライブ109より出し入れしても、設定情報164により、この状態の移行が繰り返されるので、動作モードはサブクリップモード251に再び遷移する。
サブクリップモード251を終了するためには、サブクリップモード待機236において、モード終了を行い、サブクリップモード251から抜け出す必要がある。例えば、図18に示されるように、サブクリップモード待機236において、モード終了が指示されると、処理の状態は、モード終了245に移行し、サブクリップモード251が終了する。
サブクリップモード251が終了されると、処理の状態は、モード終了245からモード選択233に移行する。この場合、動作モードはサブクリップモード251ではないので、この状態で電源を切断すれば、再度電源が投入されても、参照された設定情報164によってサブクリップモード251に動作モードが自動的に遷移することはない。
このように、電源の切断や光ディスク81の取り外しなどを行っても、設定情報によりサブクリップモード251が再現されるので、ユーザは、毎回動作モードの設定を行う必要がなく、容易に、大量かつ複雑な関係の画像データを管理することができる。
以上が、図7のカムコーダ71の構成に関する説明である。次に、図7のレコーダ72について説明する。
レコーダ72は、図7の番組制作支援システム61において、基本的にカムコーダ71と同様の装置として構成され、クリップを光ディスク81に記録するとともに、そのクリップをサブクリップとしてエディットリストに追加する。ただし、レコーダ72は、上述したように、カムコーダ71と異なり、外部入力を介して外部より供給されたクリップを処理する。
図19は、そのようなレコーダ72の内部の構成例を示すブロック図である。図19に示されるように、レコーダ72は、撮影部102の代わりにクリップデータ入力部261を備えること以外は、図8のカムコーダ71の場合と基本的に同様の構成を備える。図19において、図8のカムコーダ71と同様の構成の部分については図8と同じ符号を付しており、その部分についての説明を省略する。
図19において、クリップデータ入力部261は、レコーダ72の外部よりクリップデータを入力するための処理部である。クリップデータ入力部261は、通信部261および入力インタフェース部263を有しており、入力部101を介して入力されたユーザ指示等に基づいてクリップデータの入力に関する処理を行い、得られたクリップデータをクリップ処理部105に供給する。
通信部262は、例えば、ネットワーク93を介してレコーダ72と接続された再生装置92のように、外部機器と通信を行うための処理部である。入力インタフェース部263は、外部機器等をレコーダ72に接続するためのインタフェースであり、例えば、ネットワーク93とレコーダ72を接続するケーブルが接続されたり、記録媒体94等が装着可能なドライブ等が接続されたりする。通信部262は、この入力インタフェース263に接続された外部機器と通信を行う。
次に、図7の編集装置73について説明する。編集装置73は、光ディスク81に記録されているクリップを用いて、同じく光ディスク81に記録されているエディットリストに対応する内容のカンパケを生成し、それを出力する。また、編集装置73は、そのエディットリストから、クリップをグループ分けするためのグルーピングリストを生成し、それを出力する。図20は、編集装置73の内部の構成例を示すブロック図である。
図20において、編集装置73は、ドライブ271、入力部272、書き込み部273、読み出し部274、カンパケ生成部275、グルーピングリスト編集部276、再生部277、データ出力部278、表示部279、および音声出力部280により構成される。
ドライブ271は、光ディスク81を装着するためのドライブデバイスであり、書き込み部273より供給される情報を光ディスク81に書き込んだり、光ディスク81に記録されている情報を読み出してそれを読み出し部274に供給したりする。
入力部272は、各種のスイッチやボタン等により構成され、ユーザからの指示入力を受け付け、その指示をカンパケ生成部275、グルーピングリスト編集部276、再生部277、およびデータ出力部278等に供給する。書き込み部273は、ドライブ271を制御し、カンパケ生成部275やグルーピングリスト編集部276より供給される情報をドライブ271に供給し、光ディスク81に書き込ませる。読み出し部274は、ドライブ271を制御して光ディスク81より情報を読み出させ、その情報をグルーピングリスト編集部276、再生部277、またはデータ出力部278に供給する。
カンパケ生成部275は、読み出し部274より、エディットリストを取得すると、そのエディットリストに対応する内容のカンパケデータを生成する。カンパケデータを生成すると、カンパケ生成部275は、それを再生部277やデータ出力部278に供給する。また、カンパケ生成部275は、生成したカンパケデータを書き込み部273に供給し、光ディスク81に記録させることもできる。
グルーピングリスト編集部276は、読み出し部274を介してエディットリストを取得すると、そのエディットリストに基づいてグルーピングリストを生成または編集し、それを再生部277やデータ出力部278に供給する。また、グルーピングリスト編集部276は、そのグルーピングリストを書き込み部273に供給し、光ディスク81に記録させることもできる。
再生部277は、カンパケ生成部275より供給されたカンパケデータを再生し、その映像を表示部279のディスプレイに表示させたり、その音声を音声出力部280のスピーカ等より出力させたりする。また、再生部277は、グルーピングリスト編集部276より供給されたグルーピングリストに基づいてクリップを読み出し部274より取得して再生し、その映像を表示部279のディスプレイに表示させたり、その音声を音声出力部280のスピーカ等より出力させたりする。さらに、再生部277は、再生したデータをデータ出力部278に供給し、編集装置73の外部に出力することもできる。
データ出力部278は、カンパケ生成部275より供給されたカンパケデータ、グルーピングリスト編集部276より供給されたグルーピングリストに基づいて読み出し部274より取得したクリップデータ、または、再生部277より供給された再生データを編集装置73の外部に出力する。
次に、この編集装置73により編集されるグルーピングリストについて説明する。図21は、グルーピングリストの構成例を示す模式図である。図21において、グルーピングリスト291は、階層構造をなしており、マテリアルフォルダ292により構成される。マテリアルフォルダ292は、1つのプロパティ情報293と、1つ以上のマテリアルグループ294をまとめるためのフォルダ情報である。図21においてマテリアルフォルダ292には、1つのプロパティ情報293と、マテリアルグループ294−1乃至マテリアルグループ294−NのN個のマテリアルグループ294が属している。
プロパティ情報293は、マテリアルフォルダ292全体に関する様々な属性情報が記述されるファイルである。マテリアルグループ294は、1つのプロパティ情報295と、1つ以上のマテリアルデータ296をまとめるためのフォルダ情報である。図21において、マテリアルグループ294−1には、1つのプロパティ情報295とマテリアルデータ296−1乃至マテリアルデータ296−MのM個のマテリアルデータ296が属している。
プロパティ情報295は、そのマテリアルグループ294内全体に関する様々な属性情報が記述される。マテリアルデータ296は、画像データや音声データ等の、グルーピング対象となる素材データである。
すなわち、グルーピングリスト291は、マテリアルデータを、マテリアルフォルダ292のどのマテリアルグループ294の下階層に配置されるかによって、そのマテリアルデータがグループ分けされる。
次に、このような番組制作支援システム61の各装置において実行される処理の流れについて説明する。
最初に、カムコーダ71が実行する処理について説明する。まず、カムコーダ71がその動作モードを設定する設定処理を図22のフローチャートを参照して説明する。
設定処理が開始されると、ステップS41において、設定情報管理部106は、ドライブ109に装着されている光ディスク81より設定情報164を検索する。ステップS42において、設定情報管理部106は、設定情報164が存在するか否かを判定し、存在すると判定した場合、処理をステップS43に進め、設定情報ロード処理を実行する。設定情報ロード処理の詳細については、図23のフローチャートを参照して説明する。
図22のステップS43において設定情報ロード処理を実行した設定情報管理部106は、設定処理を終了する。また、ステップS42において、設定情報が存在しないと判定した場合、設定情報管理部106は、処理をステップS44に進め、モード選択処理を実行する。モード選択処理の詳細については、図24のフローチャートを参照して説明する。図22のステップS44においてモード選択処理を実行した設定情報管理部106は、設定処理を終了する。
このようにすることにより、カムコーダ71は、光ディスク81に記録されている設定情報164に従って動作モードを設定することができる。また、カムコーダ71は、光ディスク81に設定情報が記録されていない場合、ユーザに動作モードを選択的に決定させることができる。
次に、図22のステップS43において実行される設定情報ロード処理について説明する。
図22のステップS61において、設定情報管理部106の設定情報読み出し部162は、ドライブ109に装着されている光ディスク81より設定情報164を読み出し、それを設定情報保持部161に供給する。設定情報164を供給された設定情報保持部161は、ステップS62において、その供給された設定情報164を保持する。
ステップS63において、モード設定部103の設定情報確認部112は、設定情報保持部161に保持されている設定情報164により設定される動作モードがサブクリップモードであるいか否かを判定する。動作モードがサブクリップモードであると判定した場合、モード選択部113は、処理をステップS64に進め、設定情報確認部112により確認された設定情報164に基づいて、サブクリップモード122を選択し、その情報をサブクリップ処理部104、クリップ処理部105、およびカレントエディットリスト選択部115に供給する。そして、カレントエディットリスト選択部115は、ステップS65において設定情報164に基づいて、エディットリストを選択し、その選択情報をエディットリスト管理部107に供給する。
そして、図13のエディットリスト読み出し部172は、ステップS66において、エディットリストを読み出し、それをエディットリスト保持部171に供給する。ステップS67において、エディットリスト保持部171は、その供給されたエディットリストをカレントエディットリスト174として保持し、設定情報ロード処理を終了する。
また、ステップS63において、サブクリップモード122ではないと判定した場合、モード設定部103のモード選択部113は、設定情報164に基づいて通常モード121を選択し、その選択情報をサブクリップ処理部104とクリップ処理部105に供給し、設定情報ロード処理を終了する。
以上のように、設定情報ロード処理を実行することにより、カムコーダ71は、設定情報に基づいて動作モードを選択したり、エディットリストを読み出したりすることができる。
次に、図22のステップS44において実行されるモード選択処理の詳細を図24のフローチャートを参照して説明する。
モード選択処理が開始されると、モード設定部103のモード指示受付部111は、ステップS81において、入力部101を介して入力されるモード選択指示を受け付ける。モード選択指示を受け付けるとモード指示受付部111は、その指示をモード選択部113に供給する。
ステップS82において、モード選択部113は、そのモード選択指示により指示された動作モードがサブクリップモードであるか否かを判定する。サブクリップモードであると判定した場合、モード選択部113は、処理をステップS83に進め、サブクリップモード122を選択する。サブクリップモード122を選択したモード選択部113は、その選択をサブクリップ処理部104、クリップ処理部105、およびカレントエディットリスト選択部115に通知した後、処理をステップS84に進める。
ステップS84において、カレントエディットリスト選択部115は、入力部101を介して入力されるエディットリスト選択指示を受け付ける。ステップS85において、モード指示受付部111は、入力部101を介して入力されたユーザ指示により、サブクリップモード122がキャンセルされたか否かを判定し、キャンセルされていないと判定した場合、処理をステップS86に進める。
ステップS86において、カレントエディットリスト選択部115は、入力部101を介してエディットリスト選択指示が入力されたか否かを判定し、エディットリスト選択指示が入力されたと判定するまで処理をステップS84に戻し、それ以降の処理を実行させながら待機する。
また、ステップS86において、エディットリスト選択指示が入力されたと判定した場合、カレントエディットリスト選択部115は、その指示をエディットリスト管理部107に供給し、処理をステップS87に進める。ステップS87において、エディットリスト管理部107のエディットリスト読み出し部172は、光ディスク81より選択されたエディットリストを読み出し、それをエディットリスト保持部171に供給する。エディットリストを供給されたエディットリスト保持部171は、ステップS88においてそのエディットリストをカレントエディットリスト174として保持する。カレントエディットリスト174が保持されると、モード選択処理が終了される。
さらに、ステップS82において、モード選択指示により指示されたモードがサブクリップモードではないと判定した場合、モード選択部113は、処理をステップS89に進める。また、ステップS85において、サブクリップモード122がキャンセルされたと判定した場合、モード指示受付部111は、処理をステップS89に進める。ステップS89において、モード選択部113は、通常モードを選択し、モード選択処理を終了する。
以上のようにしてモード選択処理を実行することにより、カムコーダ71は、設定情報146が光ディスク81に記録されていなくても動作モードを設定することができる。
以上のような設定処理により動作モードがサブクリップモード122に設定されると、カムコーダ71の各部は、上述したように、記録するクリップをサブクリップとしてエディットリストに追加するように制御する。サブクリップモード122において実行されるサブクリップモード制御処理を図25および図26のフローチャートを参照して説明する。
ステップS101において、クリップ処理部105のクリップ検出部151は、撮影部102より供給されるクリップを検出する。ステップS102において、クリップ検出部151は、その検出結果に基づいて、撮影が開始されたか否かを判定する。クリップを検出し、撮影が開始されたと判定した場合、クリップ検出部151は、表示部154にその検出したクリップの画像データを供給して画像を表示させ、処理をステップS103に進める。
入力部101は、ステップS103においてエッセンスマークの入力を受け付ける。ユーザは、表示部154に表示された動画像を参照し、その動画像に対してIN点やOUT点等のエッセンスマークの指定を入力部101より入力する。入力部101は、そのエッセンスマークの入力を受け付ける。これにより、ユーザは、クリップの記録中に、そのクリップに対してエッセンスマークを容易に挿入することができる。入力部101は、その受け付けた入力情報をメタデータ生成部152に供給する。
メタデータ生成部152は、クリップ検出部151より供給されるクリップデータと、入力部101より供給される入力情報に基づいて、ステップS104においてクリップのメタデータを生成し、クリップデータに付加する。なお、クリップ検出部151より供給されるクリップデータにメタデータが既に存在する場合、メタデータ生成部152は、生成したメタデータを用いて、そのメタデータを更新するか、若しくは、生成したメタデータを新たなファイルとして付加する。メタデータ生成部152は、そのメタデータ(若しくはクリップデータ全部)をサブクリップ処理部104に供給するとともに、ローレゾデータ生成部153に供給する。
ローレゾデータ生成部153は、ステップS105において、供給されたクリップデータのローレゾデータを生成し、それをクリップデータに付加してクリップ記録部108に供給する。
クリップデータを取得したクリップ記録部108は、ステップS106において、ドライブ109にそのクリップデータを供給し、それをドライブ109に装着されている光ディスク81に記録させる。
ステップS107において、クリップ検出部151は、供給されるクリップデータの検出結果に基づいて、撮影が終了したか否かを判定する。クリップデータの供給が継続しており、撮影が終了していないと判定した場合、クリップ検出部151は、処理をステップS103に戻し、それ以降の処理を繰り返す。また、ステップS107において、クリップデータの供給が停止し、撮影が終了したと判定した場合、クリップ検出部151は、処理をステップS108に進める。
ステップS108において、サブクリップ処理部104のサブクリップ情報生成部131は、図6のフローチャートを参照して説明したようにサブクリップ情報生成処理を実行し、サブクリップ情報を生成する。サブクリップ情報生成部131は、生成したサブクリップ情報をサブクリップ情報登録部132に供給する。
サブクリップ情報を供給されたサブクリップ情報登録部132は、ステップS109において、エディットリスト管理部107のエディットリスト保持部171に保持されているカレントエディットリスト174に、その供給されたサブクリップ情報を登録する。
カレントエディットリスト174が更新されると、エディットリスト書き込み部173は、その更新されたカレントエディットリスト174をドライブ109に供給し、それを光ディスク81に記録させる。
カレントエディットリストを更新したサブクリップ処理部104は、ステップS111において、設定情報管理部106の設定情報保持部161に保持されている設定情報164を更新する。設定情報164が更新されると、設定情報書き込み部163は、ステップS112において、その更新された設定情報164をドライブ109に供給し、それを光ディスク81に記録させ、処理を図26のステップS121に進める。
なお、図25のステップS102において撮影が開始されていないと判定した場合、クリップ検出部151は、処理を図26のステップS121に進める。
ステップS121において、入力部101は、クリップを登録するカレントエディットリスト174の変更指示を受け付けたか否かを判定し、ユーザが入力部101を操作し、カレントエディットリスト174の変更指示を入力し、それを受け付けたと判定した場合、入力部101は、その情報をエディットリスト管理部107に供給し、処理をステップS122に進める。
ステップS122において、エディットリスト読み出し部172は、指定されたエディットリストを、ドライブ109に装着された光ディスク81より読み出し、それをエディットリスト保持部171に供給する。エディットリスト保持部171は、ステップS123においてその読み出されたエディットリストをカレントエディットリスト174として保持する。新たなエディットリストを保持したエディットリスト保持部171は、処理をステップS124に進める。
また、ステップS121において、カレントエディットリストの変更指示を受け付けていないと判定した場合、入力部101は、ステップS122およびステップS123の処理を省略し、ステップS124に処理を進める。
ステップS124において、モード設定部103のモード選択部113は、サブクリップモード122を終了するか否かを判定し、サブクリップモード122を終了しないと判定した場合、図25のステップS101に処理を戻し、それ以降の処理を繰り返す。
また、図26のステップS124において、例えば、モード指示受付部111が入力部101を介してユーザよりサブクリップモードを終了させる指示を受け付けるなどして、サブクリップモード122を終了すると判定した場合、モード選択部113は、処理をステップS125に進め、サブクリップモードの終了を各部に通知する等の終了処理を行い、サブクリップモード制御処理を終了する。
以上のようにサブクリップモード制御処理を行うことにより、カムコーダ71は、撮影により得られたクリップを光ディスク81に単に記録するだけでなく、そのクリップを用いて非破壊編集処理を行い、1つの編集結果(エディットリスト)を生成し、そのエディットリストをクリップとともに光ディスク81に記録することができる。これにより、この光ディスク81を利用する装置は、エディットリストを利用することにより、簡易的に行われた編集結果と各クリップとの関係を容易に把握することができるので、各クリップがどのシーンのどのカットに対応するデータであるのかを容易に特定することができる。また、エディットリストを利用することにより、IN点やOUT点の情報も参照することができるので、この装置は、各クリップの全映像の内、撮影者がどの部分の映像を採用したかったのかを容易に特定することができる。さらに、エディットリストを利用することにより、各クリップの再生順が記録順と異なるような場合であっても、各クリップの正しい前後関係を容易に特定し、正しい順序で再生することができる。
このように、本発明を適用したカムコーダ71は、上述したように撮影により得られたクリップをその記録時に、さらに非破壊編集することにより、ユーザが、複数の画像データを所望の編集結果として管理することができるようにし、大量かつ複雑な関係の画像データの管理を容易に行うことができる。
なお、図7の番組制作支援システム61のレコーダ72が実行する処理も、上述したようにクリップデータの入力方法が異なる以外はカムコーダ71の場合と基本的に同様であり、上述した各フローチャートを適用することができる。これにより、レコーダ72は、カムコーダ71と同様の効果を得ることができる。ただし、レコーダ72は、図25のフローチャートのステップS102の処理において、撮影開始の代わりに外部入力の開始を判定し、ステップS107の処理において、撮影終了の代わりに外部入力の終了を判定する。
次に、以上のようにクリップが記録された光ディスク81を利用する編集装置73の処理について説明する。
編集装置73は、ドライブ271に装着された光ディスク81に記録されているエディットリストを利用して、光ディスク81のクリップからエディットリストに対応するカンパケデータを生成する。その際に実行されるカンパケ生成処理を図27のフローチャートを参照して説明する。
カンパケ生成処理が開始されると、編集装置73の読み出し部274は、ステップS141において、光ディスク81に記録されているエディットリストを読み出す。光ディスク81に複数のエディットリストが記録されている場合、読み出し部274は、例えば、ユーザに選択されたエディットリスト、光ディスク81に記録されている設定情報164により指定されるエディットリスト、または最後に生成されたエディットリスト等、予め定められた所定の方法で選択したエディットリストを読み出す。
エディットリストを読み出すと、読み出し部274は、そのエディットリストをカンパケ生成部275に供給する。また、読み出し部274は、ステップS142において、読み出したエディットリストに基づいて、そのエディットリストにサブクリップとして登録されるクリップのクリップデータを光ディスク81より読み出し、それをカンパケ生成部275に供給する。エディットリストおよびクリップデータを供給されたカンパケ生成部275は、ステップS143においてそのエディットリストに基づいて、クリップデータの素材データ(画像データや音声データ)を合成し、つなぎ合わせるなどの編集処理を行う。
そして、カンパケ生成部275は、ステップS144において、その合成された素材データに対して、エディットリストに基づいて、例えばタイムコード等のメタデータを付加する。カンパケ生成部275は、ステップS145において、その合成され、メタデータを付加された素材データをカンパケデータとして書き込み部273に供給し、それを光ディスク81に記録させる。書き込み部273は、その供給されたカンパケデータをドライブ271に供給し、光ディスク81に記録し、カンパケ生成処理を終了する。
なお、カンパケ生成部275は、このステップS145において、生成したカンパケデータを、再生部277に供給して再生させてもよいし、データ出力部278に供給して編集装置73の外部に出力するようにしてもよい。
以上のようにカンパケ生成処理を行うことにより、編集装置73は、光ディスク81に記録されているエディットリストを利用して、光ディスク81に記録されているクリップの1つの編集結果としてのカンパケデータを容易に生成することができる。これにより、ユーザは、容易に各クリップの関係を把握し、大量かつ複雑な関係のクリップの管理を容易に行うことができる。
編集装置73は、また、ドライブ271に装着された光ディスク81に記録されているエディットリストから、光ディスク81のクリップをグループ分けするグルーピングリストを生成(編集)する。その際に実行されるグルーピングリスト編集処理を図28のフローチャートを参照して説明する。
グルーピングリスト編集処理が開始されると、編集装置73の入力部272は、ステップS161において、グルーピングリストに反映させるエディットリストの指定を受け付ける。ユーザによりエディットリストが指定されると入力部272は、その指定をグルーピングリスト編集部276に供給する。
ステップS162において、入力部272は、編集するグループの指定を受け付ける。グループが指定されると、入力部272は、その情報をグルーピングリスト編集部276に供給する。
ステップS163において、読み出し部274は、グルーピングリスト編集部276に制御され、指定されたエディットリストを読み出し、それをグルーピングリスト編集部276に供給する。エディットリストを供給されたグルーピングリスト編集部276は、ステップS164に処理を進め、エディットリストより素材情報(サブクリップに関する情報)を抽出する。
ステップS165において、グルーピングリスト編集部276は、指定されたグループが新規グループであるか否かを判定する。新規グループが指定されたと判定した場合、グルーピングリスト編集部276は、処理をステップS166に進め、新規マテリアルグループ294を生成する。そして、グルーピングリスト編集部276は、ステップS167において、エディットリストより抽出した素材情報を、その新規マテリアルグループ294に登録し、書き込み部273に供給する。書き込み部273は、ステップS168において、その供給された新規マテリアルグループ294をドライブ271に供給し、光ディスク81に記録する。新規マテリアルグループ294を記録した書き込み部273は、グルーピングリスト編集処理を終了する。
また、ステップS165において、指定されたグループが既存のグループであると判定した場合、グルーピングリスト編集部276は、処理をステップS169に進める。ステップS169において、読み出し部274は、グルーピングリスト編集部276に制御されて、ドライブ271に装着された光ディスク81より、その指定されたグループのマテリアルグループ294(マテリアルグループ294以下の情報)を読み出し、それをグルーピングリスト編集部276に供給する。グルーピングリスト編集部276は、ステップS170において、そのマテリアルグループ294に、エディットリストより抽出した素材情報を追加登録し、それを書き込み部273に供給する。書き込み部273は、ステップS171において、その更新したマテリアルグループ294をドライブ271に供給し、光ディスク81に記録する。更新したマテリアルグループ294を記録した書き込み部273は、グルーピングリスト編集処理を終了する。
以上のようにグルーピングリスト編集処理を行うので、編集装置73は、編集結果であるエディットリストから、各クリップをグループ分けするグルーピングリストを生成することができる。ユーザはこのグルーピングリストを利用して複数のクリップよりカンパケとして採用するクリップを選択するような編集作業を容易に行うことができる。例えば、ユーザは、シナリオの同じカットに対して撮影が繰り返されて生成された複数のテイクの中からカンパケとして採用する採用テイクを選択する編集作業を容易に行うことができる。
以上のように、クリップをその記録時に、さらに非破壊編集することにより、本発明を適用したカムコーダ71やレコーダ72は、ユーザが複数の画像データを所望の編集結果として管理することができるようにする。また、本発明を適用した編集装置73は、その編集結果からカンパケデータを生成したり、グルーピングリストを生成したりすることにより、ユーザが容易に編集作業を行うことができるようにする。
なお、上述したカムコーダ71、レコーダ72、および編集装置73の各装置は、それぞれ一部の機能を別体として(複数の装置として)構成されるようにしてもよい。また、これらの各装置の一部または全部が一体化して(1つの装置として)構成されるようにしてもよい。さらに、各装置が上述した以外の機能を備えるようにしてもよい。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウエアにより実行させることもできる。この場合、例えば、図1の編集装置1または図7のカムコーダ71、レコーダ72、および編集装置73は、図29に示されるようなパーソナルコンピュータとして構成されるようにしてもよい。
図29において、パーソナルコンピュータ300のCPU(Central Processing Unit)301は、ROM(Read Only Memory)302に記憶されているプログラム、または記憶部313からRAM(Random Access Memory)303にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM303にはまた、CPU301が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU301、ROM302、およびRAM303は、バス304を介して相互に接続されている。このバス304にはまた、入出力インタフェース310も接続されている。
入出力インタフェース310には、キーボード、マウスなどよりなる入力部311、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)などよりなるディスプレイ、並びにスピーカなどよりなる出力部312、ハードディスクなどより構成される記憶部313、モデムなどより構成される通信部314が接続されている。通信部314は、インターネットを含むネットワークを介しての通信処理を行う。
入出力インタフェース310にはまた、必要に応じてドライブ315が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア321が適宜装着され、それらから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部313にインストールされる。
上述した一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
この記録媒体は、例えば、図29に示されるように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを配信するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini-Disk)(登録商標)を含む)、もしくは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア321により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに配信される、プログラムが記録されているROM302や、記憶部313に含まれるハードディスクなどで構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
本発明を適用した編集装置の構成例を示すブロック図である。 エディットリストについて説明する図である。 エディットリストの記述例を説明する図である。 グルーピングリストについて説明する図である。 エディットリスト編集処理を説明するフローチャートである。 サブクリップ情報生成処理を説明するフローチャートである。 本発明を適用した番組制作支援システムを示す図である。 図7のカムコーダの内部の構成例を説明するブロック図である。 図8のモード設定部の詳細な構成例を示すブロック図である。 図8のサブクリップ処理部の詳細な構成例を示すブロック図である。 図8のクリップ処理部の詳細な構成例を示すブロック図である。 図8の設定情報管理部の詳細な構成例を示すブロック図である。 図8のエディットリスト管理部の詳細な構成例を示すブロック図である。 図7の光ディスク内のディレクトリ構造の例を示す図である。 図14に示されるディレクトリ構造のさらに詳細な構成例を示す図である。 図14に示されるディレクトリ構造のさらに詳細な構成例を示す図である。 図14のディスクインフォメーションファイルの記述例を説明する図である。 処理の進行と動作モードの遷移の関係について説明する図である。 図7のレコーダの内部の構成例を示すブロック図である。 図7の編集装置の内部の構成例を示すブロック図である。 グルーピングリストのディレクトリ構造の例を示す図である。 設定処理の例を説明するフローチャートである。 設定情報ロード処理の例を説明するフローチャートである。 モード選択処理の例を説明するフローチャートである。 サブクリップモード制御処理の例を説明するフローチャートである。 サブクリップモード制御処理の例を説明する、図25に続くフローチャートである。 カンパケ生成処理の例を説明するフローチャートである。 グルーピングリスト編集処理の例を説明するフローチャートである。 本発明を適用したパーソナルコンピュータの構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 編集装置, 11 クリップデータ検出部, 12 サブクリップ処理部, 13 エディットリスト保持部, 14 クリップデータ, 21 サブクリップ情報生成部, 22 サブクリップ情報登録部, 31 UMID情報生成部, 32 エディットリスト用タイムコード生成部, 33 エッセンスマーク情報生成部, 41 素材データ, 42 エディットリスト, 46 グルーピングリスト, 61 番組制作支援システム, 71 カムコーダ, 72 レコーダ, 73 編集装置, 81 光ディスク, 101 入力部, 102 撮影部, 103 モード設定部, 104 サブクリップ処理部, 105 クリップ処理部, 106 設定情報管理部, 107 エディットリスト管理部, 108 クリップ記録部, 109 ドライブ, 111 モード指示受付部, 112 設定情報確認部, 113 モード選択部, 114 設定情報更新部, 115 カレントエディットリスト選択部, 122 サブクリップモード, 131 サブクリップ情報生成部, 132 サブクリップ情報登録部, 141 UMID情報生成部, 142 エディットリスト用タイムコード生成部, 143 エッセンスマーク情報生成部, 151 クリップ検出部, 152 メタデータ生成部, 161 設定情報生成部, 162 設定情報読み出し部, 163 設定情報書き込み部, 164 設定情報, 171 エディットリスト保持部, 172 エディットリスト読み出し部, 173 エディットリスト書き込み部, 174 カレントエディットリスト, 251 サブクリップモード, 261 クリップデータ入力部, 271 ドライブ, 272 入力部, 273 書き込み部, 274 読み出し部, 275 カンパケ生成部, 276 グルーピングリスト編集部, 277 再生部, 278 データ出力部, 291 グルーピングリスト, 300 パーソナルコンピュータ

Claims (20)

  1. コンテンツデータを処理する情報処理装置において、
    コンテンツデータに関する情報を生成するコンテンツデータ情報生成手段と、
    前記コンテンツデータ情報生成手段により生成された前記コンテンツデータに関する情報を、前記コンテンツデータの編集結果であるエディットリストに追加登録するコンテンツデータ情報登録手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記エディットリストを保持するエディットリスト保持手段をさらに備え、
    前記コンテンツデータ情報登録手段は、前記エディットリスト保持手段により保持される前記エディットリストに前記コンテンツデータに関する情報を追加登録する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記コンテンツデータ情報生成手段は、
    前記コンテンツデータを識別するコンテンツデータ識別情報を生成するコンテンツデータ識別情報生成手段と、
    前記コンテンツデータに割り当てられる、前記エディットリスト用タイムコードの値を示すタイムコード情報を生成するタイムコード情報生成手段と、
    前記コンテンツデータのフレーム画像に付加されたメタデータ情報であるエッセンスマークを示す情報を生成するエッセンスマーク情報生成手段と
    を備え、
    前記コンテンツデータ情報登録手段は、前記コンテンツデータ識別情報生成手段により生成された前記コンテンツデータ識別情報、前記タイムコード情報生成手段により生成された前記タイムコード情報、および、前記エッセンスマーク情報生成手段により生成された前記エッセンスマーク情報を含む前記コンテンツデータ情報を前記エディットリストに追加登録する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記エッセンスマークの入力を受け付けるエッセンスマーク入力受付手段をさらに備え、
    前記エッセンスマーク情報生成手段は、前記エッセンスマーク入力受付手段により受け付けられた前記エッセンスマークを示す情報を生成する
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 情報を記録媒体に記録する記録手段をさらに備え、
    前記記録手段は、前記コンテンツデータ情報登録手段により前記コンテンツデータに関する情報が前記エディットリストに登録されたコンテンツデータを前記記録媒体に記録する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記記録手段は、前記コンテンツデータに関する情報が登録された前記エディットリストをさらに前記記録媒体に記録する
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 被写体を撮影する撮影手段をさらに備え、
    前記コンテンツデータ情報生成手段は、前記撮影手段による撮影により得られたコンテンツデータに関する情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 外部からの前記コンテンツデータの入力を受け付けるデータ入力受付手段をさらに備え、
    前記コンテンツデータ情報生成手段は、前記データ入力受付手段により受け付けられた前記コンテンツデータに関する情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  9. コンテンツデータを処理する情報処理装置の情報処理方法であって、
    コンテンツデータに関する情報を生成するコンテンツデータ情報生成ステップと、
    前記コンテンツデータ情報生成ステップの処理により生成された前記コンテンツデータに関する情報を、前記コンテンツデータの編集結果であるエディットリストに追加登録するコンテンツデータ情報登録ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  10. コンテンツデータに関する処理をコンピュータに行わせるプログラムにおいて、
    コンテンツデータに関する情報を生成するコンテンツデータ情報生成ステップと、
    前記コンテンツデータ情報生成ステップの処理により生成された前記コンテンツデータに関する情報を、前記コンテンツデータの編集結果であるエディットリストに追加登録するコンテンツデータ情報登録ステップと
    を含むことを特徴とするプログラム。
  11. コンテンツデータを処理する情報処理装置において、
    前記コンテンツデータの編集結果を示すエディットリストに基づいて、前記エディットリストが示す前記編集結果に含まれる前記コンテンツデータをグループ化するグルーピングリストを編集するグルーピングリスト編集手段を備える
    ことを特徴とする情報処理装置。
  12. 記録媒体に記録される前記エディットリストを読み出すエディットリスト読み出し手段をさらに備え、
    前記グルーピングリスト編集手段は、前記読み出し手段により前記記録媒体から読み出された前記エディットリストに基づいて、前記グルーピングリストを編集する
    ことを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 複数のエディットリストの中から、前記グルーピングリスト編集手段による前記グルーピングリストの編集に用いるエディットリストを指定する指定入力を受け付けるエディットリスト指定入力受付手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  14. 前記グルーピングリストに含まれる複数のグループの中から、前記エディットリストが示す前記編集結果に含まれる前記コンテンツデータを登録するグループを指定する指定入力を受け付けるグループ指定入力受付手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  15. 前記グルーピングリスト編集手段は、前記グループ指定入力受付手段により受け付けられた前記指定入力により既存のグループが指定された場合、前記既存のグループに前記コンテンツデータを追加登録する
    ことを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
  16. 前記グルーピングリスト編集手段は、前記グループ指定入力受付手段により受け付けられた前記指定入力により新規グループが指定された場合、前記新規グループを生成し、生成した前記新規グループに前記コンテンツデータを登録する
    ことを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
  17. 前記グルーピングリスト編集手段により編集された前記グルーピングリストを記録媒体に記録するグルーピングリスト記録手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  18. 前記グルーピングリスト編集手段により編集された前記グルーピングリストを外部に出力するグルーピングリスト出力手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  19. コンテンツデータを処理する情報処理装置の情報処理方法であって、
    前記コンテンツデータの編集結果を示すエディットリストに基づいて、前記エディットリストが示す前記編集結果に含まれる前記コンテンツデータをグループ化するグルーピングリストを編集するグルーピングリスト編集ステップを含む
    ことを特徴とする情報処理方法。
  20. コンテンツデータに関する処理をコンピュータに行わせるプログラムにおいて、
    前記コンテンツデータの編集結果を示すエディットリストに基づいて、前記エディットリストが示す前記編集結果に含まれる前記コンテンツデータをグループ化するグルーピングリストを編集するグルーピングリスト編集ステップを含む
    ことを特徴とするプログラム。
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