JP2006065921A - 処理シーケンス編集プログラムおよび処理シーケンス編集装置 - Google Patents

処理シーケンス編集プログラムおよび処理シーケンス編集装置 Download PDF

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Abstract


【課題】簡単な操作により適切に画像を処理する処理シーケンスを作成することができる処理シーケンス編集プログラムおよび処理シーケンス編集装置を提供する。
【解決手段】A−46の処理がまず設定され、次にA−8の処理が設定された場合に、A−46の処理では、第1の画像Aには、素材パレットの1番目の画像であるG−1が選択され、第2の画像Bには、G−1の次に素材パレットに表示されているG−2が、第3の画像にはG−2の次に素材パレット23に表示されているG−3がそれぞれ選択されて割り当てられる。次に、A−8の処理がA−46の処理の後の時刻に設定されると、A−8の処理は、第1の画像Aには、A−46の処理でMのマークが付された画像であるG−1が割り当てられ、第2の画像Bは、それまでに使用されていない画像のうち最も順が早い画像であるG−4が、選択されて割り当てられる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、処理を示すアイコンを時間軸上に配置することにより画像の処理シーケンスデータを作成する処理シーケンス編集プログラムおよび処理シーケンス編集装置に関する。
表示画面に表示された時間軸上に、最初に表示する画像を設定し、次にその画像の次に表示する画像を設定し、次にこれらの二つの画像を切り替えるなどの効果処理の種類を示す処理アイコンを配置することにより、画像を編集するシーケンスを作成し、そのシーケンスに従って画像を編集する処理シーケンス編集プログラムが知られている。
特許第3390979号公報(特許文献1)には、コンピュータ画面において、素材とする画像と、その画像を処理する効果の種類を示すアイコンとをそれぞれのトラックに表示し、その表示された画面を設定、または修正することにより画像を編集する画像編集装置および画像編集方法が開示されている。
特許第3390979号公報
上記特許文献1に開示された処理シーケンス編集装置では、まず、編集を行う素材とする第1および第2の画像を指定し、次にその2つの指定した画像間の処理(効果)の種類を指定する必要があり、これらの指定は、面倒なものであった。また、従来は、一つの画面に表示される複数の画像のうちのいずれかを指定して、次に設定される処理においても引き続き処理されるという設定を行うことはできなかった。また、一度作成したシーケンスに設定された複数の画像を変更するには、一つ一つの画像を変更しなければならず手間がかかるものであった。また、画像には、例えば主役的な役割をもつ主画像と、脇役的な役割をもつ従画像などがあり、それぞれの役割に応じて画像を配置するなど設定を行うことはできないという問題点もあった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、簡単な操作により適切に画像を処理する処理シーケンスデータを作成することができる処理シーケンス編集プログラムおよび処理シーケンス編集装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1記載の処理シーケンス編集プログラムは、複数の画像を記憶する画像記憶手段と、画像を表示する表示手段とを備え、前記画像記憶手段に記憶されている画像を順次処理して前記表示手段に表示する処理シーケンスデータを作成する処理シーケンス編集装置において実行されるものであって、前記画像記憶手段に記憶されている複数の画像を所定の順序で前記表示手段に表示する素材表示ステップと、画像処理の種類に対応する複数の処理アイコンを前記表示手段に表示する処理表示ステップと、その処理表示ステップによりに表示された複数の処理アイコンの中から所望の処理アイコンを選択することにより画像処理の種類を選択する処理選択ステップと、その処理選択ステップにより処理アイコンが選択されることに応じて、前記素材表示ステップにより表示されている順序に基づいて前記素材表示ステップにより表示されている画像を選択する素材選択ステップと、前記処理選択ステップにより選択された画像処理では、前記素材選択ステップにより選択された画像と、前記処理選択ステップにより選択された画像処理の直前に設定された画像処理において処理される複数の画像のうちの指定された画像とを処理する画像処理ステップとを備えている。
請求項2記載の処理シーケンス編集プログラムは、複数の画像を記憶する画像記憶手段と、画像を表示する表示手段とを備え、前記画像記憶手段に記憶されている画像を順次処理して前記表示手段に表示する処理シーケンスデータを作成する処理シーケンス編集装置において実行されるものであって、画像処理の種類に対応する複数の処理アイコンを前記表示手段に表示する処理表示ステップと、その処理表示ステップにより表示された複数の処理アイコンの中から所望の処理アイコンを選択することにより画像処理の種類を選択する処理選択ステップと、前記画像記憶手段に記憶されている複数の画像を第1の組と第2の組とに分け、それぞれの組において複数の画像を所定の順序で前記表示手段に表示する素材表示ステップと、その素材表示ステップにより表示されている第1の組から前記素材表示ステップにより表示されている順序に基づいて第1の画像を選択し、前記素材表示ステップにより表示されている第2の組から前記素材表示ステップにより表示されている順序に基づいて第2の画像を選択する素材選択ステップと、前記処理選択ステップにより選択された画像処理によって一つの画面に表示される主画像と従画像それぞれに、前記素材選択ステップにより選択された第1の画像と第2の画像とをそれぞれ割り当てる割り当てステップとを備えている。
請求項3記載の処理シーケンス編集プログラムは、複数の画像を記憶する画像記憶手段と、画像を表示する表示手段とを備え、前記画像記憶手段に記憶されている画像を順次処理して前記表示手段に表示する処理シーケンスデータを作成する処理シーケンス編集装置において実行されるものであって、画像処理の種類に対応する複数の処理アイコンを前記表示手段に表示する処理表示ステップと、その処理表示ステップによりに表示された複数の処理アイコンの中から所望の処理アイコンを選択することにより画像処理の種類を選択する処理選択ステップと、前記画像記憶手段に記憶されている画像のうち、複数の第1の画像と、その複数の第1の画像のいずれかに対応する第2の画像と、その第2の画像が複数の第1の画像のいずれに対応しているかとを前記表示手段に表示する素材表示ステップと、その素材表示ステップにより表示されている複数の第1の画像の中から画像を選択する主画像選択ステップと、その主画像選択ステップにより第1の画像が選択されることに応じて、その第1の画像に対応する第2の画像を選択する従画像選択ステップと、前記処理選択ステップにより選択された画像処理によって一つの画面に表示される主画像と従画像に、前記主画像選択ステップにより選択された主画像と前記従画像選択ステップにより選択された従画像とをそれぞれ割り当てる割り当てステップとを備えている。
請求項4記載の処理シーケンス編集プログラムは、請求項3記載の処理シーケンス編集プログラムにおいて、前記素材表示ステップは、前記画像記憶手段に記憶されている画像のうち、複数の第1の画像と、その複数の第1の画像のいずれかに対応する複数の第2の画像と、その複数の第2の画像がそれぞれ第1の画像のいずれに対応しているかとを前記表示手段に表示するとともに、第1の画像に対応する複数の第2の画像を所定の順序で表示するものであって、前記従画像選択ステップは、前記主画像選択ステップにより第1の画像が選択されることに応じて、その第1の画像に対応する第2の画像を前記素材表示ステップにより表示されている順序に基づいて選択するものである。
請求項5記載の処理シーケンス編集プログラムは、複数の画像を記憶する画像記憶手段と、画像を表示する表示手段とを備えた処理シーケンス編集装置において実行され、画像処理の種類に対応する複数の処理アイコンを表示する処理表示ステップと、その処理表示ステップにより表示された複数の処理アイコンの中から所望の処理アイコンを選択する処理選択ステップと、前記画像記憶手段に記憶されている複数の画像に対応する素材アイコンを所定の順序で前記表示手段に表示する素材表示ステップと、前記処理選択ステップにより選択された処理アイコンに対応する画像処理において処理される画像を前記素材表示ステップにより表示されている複数の素材アイコンの中から選択する素材選択ステップとを備え、前記処理選択ステップにより選択された処理アイコンと前記素材選択ステップにより選択された素材アイコンとを時間軸上に配置することにより処理シーケンスデータを作成するものであって、前記素材表示ステップにより表示されている画像の表示順に対応し、前記画像記憶手段に記憶されている画像の記憶位置を記憶する画像アドレス記憶ステップと、前記画像記憶手段に記憶されている任意の画像を前記素材表示ステップにより表示されるように設定する素材画像設定ステップと、その素材画像設定ステップにより前記画像記憶手段に記憶されている画像を前記素材表示ステップにより表示されるように設定されることに応じて、前記画像アドレス記憶ステップにより記憶された前記画像記憶手段に記憶されている画像の記憶位置を変更する画像アドレス変更ステップと、処理シーケンスデータとして前記素材選択ステップにより選択された画像の前記素材表示ステップにより表示されている表示順を記憶する表示順記憶ステップとを備えている。
請求項6記載の処理シーケンス編集プログラムは、請求項5記載の処理シーケンス編集プログラムにおいて、前記処理選択ステップにより選択された処理アイコンと前記素材選択ステップにより選択された画像に対応する素材アイコンとを前記表示手段により表示された時間軸に並べて表示するトラック表示ステップと、前記素材画像設定ステップにより、前記画像記憶手段に記憶されている画像を前記素材表示ステップにより表示されるように設定されることに応じて前記トラック表示ステップにより表示されている素材アイコンを前記画像アドレス変更ステップにより変更された画像であり、その画像の前記画像記憶手段に記憶されている記憶位置の画像に対応する素材アイコンに変更するトラック表示変更ステップとを備えている。
請求項7記載の処理シーケンス編集プログラムは、請求項5または6記載の処理シーケンス編集プログラムにおいて、前記素材画像設定ステップは、前記画像記憶手段に記憶されている複数の画像を一回の操作に応じ前記素材表示ステップにより表示されるように設定するものである。
請求項8記載の処理シーケンス編集装置は、複数の画像を記憶する画像記憶手段と、画像を表示する表示手段とを備え、前記画像記憶手段に記憶されている画像を順次処理して前記表示手段に表示する処理シーケンスデータを作成するものであって、前記画像記憶手段に記憶されている複数の画像を所定の順序で前記表示手段に表示する素材表示手段と、画像処理の種類に対応する複数の処理アイコンを前記表示手段に表示する処理表示手段と、その処理表示手段によりに表示された複数の処理アイコンの中から所望の処理アイコンを選択することにより画像処理の種類を選択する処理選択手段と、その処理選択手段により処理アイコンが選択されることに応じて、前記素材表示手段により表示されている順序に基づいて前記素材表示手段により表示されている画像を選択する素材選択手段と、前記処理選択手段により選択された画像処理では、前記素材選択手段により選択された画像と、前記処理選択手段により選択された画像処理の直前に設定された画像処理において処理される複数の画像のうちの指定された画像とを処理する画像処理手段とを備えている。
請求項9記載の処理シーケンス編集装置は、複数の画像を記憶する画像記憶手段と、画像を表示する表示手段とを備え、前記画像記憶手段に記憶されている画像を順次処理して前記表示手段に表示する処理シーケンスデータを作成するものであって、画像処理の種類に対応する複数の処理アイコンを前記表示手段に表示する処理表示手段と、その処理表示手段により表示された複数の処理アイコンの中から所望の処理アイコンを選択することにより画像処理の種類を選択する処理選択手段と、前記画像記憶手段に記憶されている複数の画像を第1の組と第2の組に分け、それぞれの組において複数の画像を所定の順序で前記表示手段に表示する素材表示手段と、その素材表示手段により表示されている第1の組から前記素材表示手段により表示されている順序に基づいて第1の画像を選択し、前記素材表示ステップにより表示されている第2の組から前記素材表示手段により表示されている順序に基づいて第2の画像を選択する素材選択手段と、前記処理選択手段により選択された画像処理によって一つの画面に表示される主画像と従画像それぞれに、前記素材選択手段により選択された第1の画像と第2の画像とをそれぞれ割り当てる割り当て手段とを備えている。
請求項10記載の処理シーケンス編集装置は、複数の画像を記憶する画像記憶手段と、画像を表示する表示手段とを備え、前記画像記憶手段に記憶されている画像を順次処理して前記表示手段に表示する処理シーケンスデータを作成するものであって、画像処理の種類に対応する複数の処理アイコンを前記表示手段に表示する処理表示手段と、その処理表示手段により表示された複数の処理アイコンの中から所望の処理アイコンを選択することにより画像処理の種類を選択する処理選択手段と、前記画像記憶手段に記憶されている画像のうち、複数の第1の画像と、その複数の第1の画像のいずれかに対応する第2の画像と、その第2の画像が複数の第1の画像のいずれに対応しているかとを前記表示手段に表示する素材表示手段と、その素材表示手段により表示されている複数の第1の画像の中から画像を選択する主画像選択手段と、その主画像選択手段により第1の画像が選択されることに応じて、その第1の画像に対応する第2の画像を選択する従画像選択手段と、前記処理選択手段により選択された画像処理によって一つの画面に表示される主画像と従画像に、前記主画像選択手段により選択された主画像と前記従画像選択手段により選択された従画像とをそれぞれ割り当てる割り当て手段とを備えている。
請求項11記載の処理シーケンス編集装置は、請求項10記載の処理シーケンス編集装置において、前記素材表示手段は、前記画像記憶手段に記憶されている画像のうち、複数の第1の画像と、その複数の第1の画像のいずれかに対応する複数の第2の画像と、その複数の第2の画像がそれぞれ第1の画像のいずれに対応しているかとを前記表示手段に表示するとともに、第1の画像に対応する複数の第2の画像を所定の順序で表示するものであって、前記従画像選択手段は、前記主画像選択手段により第1の画像が選択されることに応じて、その第1の画像に対応する第2の画像を前記素材表示手段により表示されている順序に基づいて選択するものである。
請求項12記載の処理シーケンス編集装置は、複数の画像を記憶する画像記憶手段と、画像を表示する表示手段と、画像処理の種類に対応する複数の処理アイコンを表示する処理表示手段と、その処理表示手段により表示された複数の処理アイコンの中から所望の処理アイコンを選択する処理選択手段と、前記画像記憶手段に記憶されている複数の画像に対応する素材アイコンを所定の順序で前記表示手段に表示する素材表示手段と、前記処理選択手段により選択された処理アイコンに対応する画像処理において処理される画像を前記素材表示手段により表示されている複数の素材アイコンの中から選択する素材選択手段とを備え、前記処理選択手段により選択された処理アイコンと前記素材選択手段により選択された素材アイコンとを時間軸上に配置することにより処理シーケンスデータを作成するものであって、前記素材表示手段により表示されている画像の表示順に対応し、前記画像記憶手段に記憶されている画像の記憶位置を記憶する画像アドレス記憶手段と、前記画像記憶手段に記憶されている任意の画像を前記素材表示手段により表示されるように設定する素材画像設定手段と、その素材画像設定手段により前記画像記憶手段に記憶されている画像を前記素材表示手段により表示されるように設定されることに応じて、前記画像アドレス記憶手段により記憶された前記画像記憶手段に記憶されている画像の記憶位置を変更する画像アドレス変更手段と、処理シーケンスデータとして前記素材選択手段により選択された画像の前記素材表示手段により表示されている表示順を記憶する表示順記憶手段とを備えている。
請求項13記載の処理シーケンス編集装置は、請求項12記載の処理シーケンス編集装置において、前記処理選択手段により選択された処理アイコンと前記素材選択手段により選択された画像に対応する素材アイコンとを前記表示手段により表示された時間軸に並べて表示するトラック表示手段と、前記素材画像設定手段により、前記画像記憶手段に記憶されている画像を前記素材表示手段により表示されるように設定されることに応じて前記トラック表示手段により表示されている素材アイコンを前記画像アドレス変更手段により変更された画像であり、その画像の前記画像記憶手段に記憶されている記憶位置の画像に対応する素材アイコンに変更するトラック表示変更手段とを備えている。
請求項14記載の処理シーケンス編集装置は、請求項12または13記載の処理シーケンス編集装置において、前記素材画像設定手段は、前記画像記憶手段に記憶されている複数の画像を同時に前記素材表示手段により表示されるように設定するものである。
請求項1記載の処理シーケンス編集プログラムまたは請求項8記載の処理シーケンス編集装置によれば、処理選択ステップまたは処理選択手段により複数の画像処理の中から所望の画像処理が選択され、その選択された画像処理において、直前に設定された画像処理により処理される複数の画像の内の指定された画像と、素材選択ステップまたは素材選択手段により所定の順序で表示されている複数の画像の中から表示されている順序に基づいて選択された画像とが処理されるので、処理選択ステップまたは処理選択手段により選択された画像処理において、その直前の画像処理において最後に処理される画像を処理する場合に比べ、直前の画像処理において、より主要な画像を今回の画像処理でも処理することができる。よって、直前の画像処理との繋がりがより良く維持された画像処理を行うことができ、処理を選択するという簡単な操作により適切な画像が選択される処理シーケンスデータを作成することができるという効果がある。
請求項2記載の処理シーケンス編集プログラムまたは請求項9記載の処理シーケンス編集装置によれば、表示手段に、複数の画像を第1の組と第2の組に分け、それぞれの組において複数の画像は所定の順序で表示される。素材選択ステップまたは素材選択手段により第1の組から表示されている順序に基づいて第1の画像と、第2の組から表示されている順序に基づいて第2の画像が選択される。画像処理ステップまたは画像処理手段により、一つの画面に主画像と従画像が表示され、割り当てステップまたは割り当て手段により、主画像と従画像とに、素材選択ステップまたは素材選択手段により選択された第1の画像と第2の画像とがそれぞれ割り当てられる。よって、画像処理される主画像および従画像に適切な画像を割り当てることができ、簡単な操作で適切に画像処理を行う処理シーケンスデータを作成することができるという効果がある。
請求項3記載の処理シーケンス編集プログラムまたは請求項10記載の処理シーケンス編集装置によれば、表示手段に複数の第1の画像とその第1の画像に対応する第2の画像とが表示され、主画像選択ステップまたは主画像選択手段により第1の画像が選択されると従画像選択ステップまたは従画像選択手段により、第1の画像に対応する第2の画像が選択される。これらの選択された第1の画像と第2の画像は、割り当てステップまたは割り当て手段により、画像処理によって一つの画面に表示される主画像と従画像にそれぞれ割り当てられる。よって、主画像にとする第1の画像に対応して従画像とする第2の画像を設定しておくことにより、主画像に対応する適切な従画像が選択される。よって、簡単な操作で適切な処理シーケンスデータを作成することができるという効果がある。
請求項4記載の処理シーケンス編集プログラムまたは請求項11記載の処理シーケンス編集装置によれば、請求項3に記載の処理シーケンス編集プログラムまたは、請求項10に記載の処理シーケンス編集装置の奏する効果に加え、表示手段により複数の第2の画像は、それぞれ第1の画像のいずれに対応するかが表示されるとともに、第1の画像に対応する複数の第2の画像は、所定の順序で表示され、従画像選択ステップまたは従画像選択手段により第1の画像が選択されることに応じて、その第1の画像に対応する第2の画像が表示されている順序に基づいて選択される。よって、第2の画像を所望の順序で表示手段に表示しておくだけで、第1の画像に対応する第2の画像が順に選択され、簡単な操作で処理シーケンスデータを作成することができるという効果がある。
請求項5記載の処理シーケンス編集プログラムまたは請求項12記載の処理シーケンス編集装置によれば、画像アドレス記憶ステップまたは画像アドレス記憶手段により、素材表示ステップにより表示されている画像の表示順に対応し、画像記憶手段に記憶されている画像の記憶位置が記憶され、素材画像設定ステップまたは素材画像設定手段により任意の画像を素材表示ステップまたは素材表示手段により表示されるように設定すると、画像アドレス記憶ステップまたは画像アドレス記憶手段により記憶されている画像の表示順に対応する画像の記憶位置が画像アドレス変更ステップまたは画像アドレス変更手段により変更され、処理シーケンスデータとしては、表示順記憶ステップまたは表示順記憶手段により素材表示手段により表示されている表示順が記憶されている。よって、処理シーケンスデータとして複数の処理において同一の画像を処理するものと設定され、その画像を変更する際には、素材表示ステップにより表示されている画像を変更するだけで、処理シーケンスデータに設定されている複数の画像を一度に変更することができるという効果がある。
請求項6記載の処理シーケンス編集プログラムまたは請求項13記載の処理シーケンス編集装置によれば、請求項5記載の処理シーケンス編集プログラムまたは請求項12記載の処理シーケンス編集装置の奏する効果に加え、トラック表示ステップまたはトラック表示手段により、処理選択手段により選択された処理アイコンと素材選択手段により選択された画像に対応する素材アイコンとが表示手段に表示された時間軸に並べて表示され、素材画像設定ステップまたは素材画像設定手段により、画像を素材表示ステップまたは素材表示手段により表示されるように設定されることに応じてトラック表示ステップまたはトラック表示手段により表示されている素材アイコンを画像アドレス変更ステップまたは画像アドレス変更手段により変更された画像に対応する素材アイコンに変更される。よって、ユーザはトラック上に表示された素材アイコンが変更されたことを確認することができるという効果がある。
請求項7記載の処理シーケンス編集プログラムまたは請求項14記載の処理シーケンス編集装置によれば、請求項5または6に記載の処理シーケンス編集プログラムまたは請求項12または13記載の処理シーケンス編集装置の奏する効果に加え、素材画像設定ステップまたは素材画像設定手段により、画像記憶手段に記憶されている複数の画像を一回の操作に応じて素材表示ステップまたは素材表示手段により表示されるように設定されるので、処理シーケンスデータとして設定されている複数の画像が異なる画像である場合に、逐一変更することなく、一回の操作で変更することができ、簡単な操作で処理シーケンスデータを作成することができるという効果がある。
以下、本発明の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施例における処理シーケンス編集装置1の電気的構成を示すブロック図である。
この処理シーケンス編集装置1は、CPU11と、CPU11が実行する制御プログラムや各種データなどを記憶する読出し専用のメモリであるROM12と、CPU11が制御プログラムを実行する際に、その制御プログラムを記憶し、各種データを一時記憶するレジスタ群などを設定したワークエリアを有するRAM13と、ユーザが画像の編集を行う際に画像処理の種類を示す処理アイコンなどをドラッグしたり、各種パラメータを設定するマウスなどの操作子14と、画像データなどを記憶するハードディスク(HDD)15と、デジタルカメラなどが記憶している静止画データを入力するUSBインターフェース16と、動画データをビデオカメラやビデオレコーダーなどの外部機器と入出力するビデオ信号インターフェース17と、外部メディアを着脱自在に装着する外部メディアスロット18と、画像データの表示や編集画面が表示される液晶モニタなどの表示器20およびビデオRAMを有する表示回路19とを主に備えている。
CPU11は、いわゆるマイクロプロセッサであり、ROM12に記憶されている制御プログラムおよびハードディスク15に記憶されているOS(オペレーティングシステム)に従って各種アプリケーションプログラムを実行するものである。
RAM13は、いくつかの画像処理を行う順序を設定してシーケンスデータ13dを作成するための処理シーケンス編集プログラム13aと、処理パレット表13b、素材パレット表13cおよび作成されるシーケンスデータ13dとが記憶される電源を切ると記憶した内容が失われてしまうメモリである。。
処理シーケンス編集プログラム13aは、ハードディスク15に記憶され、シーケンスデータ13dを作成する際にRAM13に転送される制御プログラムである。この処理シーケンス編集プログラム13aは、表示器20に編集を行うための編集画面を表示し、その画面における設定に従って、シーケンスデータ13dを作成または編集するプログラムである。編集画面は、図2に示すように、複数の処理の中から所望の処理を選択するための複数の処理を表す処理アイコンを表示する処理パレット22と、その選択された処理により処理される素材を設定するために素材を表す複数の素材アイコンを表示する素材パレット23と、選択された処理アイコンを順次時間軸上に配置することによりシーケンスを作成するトラック32,33と、各種パラメータを表示あるいは設定するためのアイコンや表示窓などを有する。
処理パレット表13bは、画像に対して行う効果付与などの各種処理に対応して、その処理を表すアイコンと、その処理に設定された処理に要する時間と、その処理により処理される画像の数と、その処理を行うプログラムが記憶されているアドレスと、その処理に設定されているパラメータなどが記憶されている(図7(a)参照)。
素材パレット表13cは、ハードディスク15に素材データ15bとして記憶されている多数の素材の中から、シーケンスを作成する素材として選択されたものを記憶する領域であり、素材パレット23に表示される順序と、画像の番号と、その画像が記憶されているハードディスク15のアドレスとが各素材アイコンに対応して記憶されている(図7(b)参照)。なお、画像のアイコンは、静止画の場合は、その静止画のサイズを縮小したものであり、動画の場合は、動画の一コマを縮小した画像が記憶されている。
シーケンスデータ13dは、編集画面にトラックとして表示された時間軸上に処理アイコンが配置されることにより、配置された時刻にその処理を行うように記憶されるものである。処理アイコンが選択され、トラック上に配置されることにより、処理される画像が素材パレット23に表示されている順序にしたがって選択される。
ハードディスク15には、アプリケーションプログラムである各種画像や音を処理する処理プログラム15aと、静止画データや動画データなどの画像データ、サウンドデータや自動演奏データなどの素材データ15bと、プロジェクトデータ15cとが記憶されている。
処理プログラム15aとしては、サウンドや自動演奏を編集するプログラムや、形成された音声に音響効果を付与するプログラムなどが記憶されている。処理プログラム15aにより画像に付与する効果としては、例えば、画像が単一である場合には、画像に荒いモザイクを施し、次第にモザイクの大きさが細かくなって、やがてモザイクが消えるような効果や、カラー画像が、徐々にモノクロに変化する効果などがある。また、二つの画像を切り替える場合の効果には、種々のワイプやディゾルブやクロマキーなどの効果がある。
素材データ15bは、静止画像、動画像、タイトルなどのロゴ、テロップなどのテキストデータ、音楽や効果音などのサウンドデータや、自動演奏を行う自動演奏データなどである。これらの素材データ15bは、ジャンルやグループに分類されて、フォルダ内に収容されて、記憶されている。
プロジェクトデータ15cは、RAM13に記憶された素材パレット表13cとシーケンスデータ13dを一つの作品としたものである。
USBインターフェース16は、USB(Universal Serial Bus)規格のインターフェースで、デジタルカメラなどの画像データの転送などに使用される。ビデオ信号インターフェース16は、ビデオ信号の入出力を行うインターフェースで、テレビ放送で用いられる、アナログやデジタルのコンポジットあるいはRGB信号を入出力するもので、デジタル伝送方式としてはIEEE1394などがその代表である。
外部メディアスロット18は、コンパクトディスク(登録商標)などの外部メディアを装着し、外部メディアに記憶されている画像データを入力することができるものである。
表示回路19は、ビデオRAMとそのビデオRAMに記憶した表示データを表示器20に送信することにより画像を表示するように制御するものであり、表示器20は、液晶などにより構成される大画面の表示器である。
次に、図2を参照して、シーケンスを作成する編集画面について説明する。図2は、表示器20に表示される編集画面を示すもので、左上には、プレビュー画面21と、中央上部には、処理の種類を示す処理アイコン(A−1、A−2、・・・)を複数表示する処理パレット22と、右上には、素材である静止画や動画をそれぞれ示す素材アイコン(G−1、G−2・・・)を複数表示する素材パレット23とが表示されている。
プレビュー画面21は、編集されたシーケンスに従って画像を再生し表示する領域である。この画面に表示される画面の変化と、下方に表示されるトラックの現在位置とから、画面とシーケンスの設定状態とを対比することができる。このプレビュー画面21の下方には、フルスクリーン表示アイコン64が表示されている。このフルスクリーン表示アイコン64をマウスでクリックすることにより、トグル動作でオンまたはオフに設定することができ、オンに設定されている場合には、アイコン中に○が表示され、オフに設定されている場合には、アイコン中に何も表示されない。
このフルスクリーン表示アイコン64がオンに設定されている場合に、再生開始アイコン27が操作されて再生の開始が指示された場合は、再生される画像は画面いっぱいに表示され、再生が停止されると編集画面の表示に戻る。
処理パレット22は、効果などの画像の処理の種類に対応する処理アイコンが多数表示され、この処理アイコンの一つをマウスでトラック上にドラッグすることにより、一連のシーケンスにおいて、処理を実行する時間を設定することができる。
素材パレット23には、デジタルカメラなどにより撮影された画像データを示すアイコン(画像を小さく表示している)を多数表示し、処理パレット22から処理アイコンがトラック上に設定された場合は、その処理に対応して記憶されている処理される画像データ数(素材数)に応じて、素材パレット23に表示するように記憶されている順序で選択される。
素材パレット23の下方に示されているロードアイコン72は、ハードディスク15に記憶されている素材データ15bからこの素材パレット23に表示するように指示するアイコンであって、素材パレット23に表示されているいずれのアイコンを指定しないでロードアイコン72をクリックすると、ダイアログが開き、そのダイアログに、素材データ15bに記憶されている画像を記録した複数のフォルダが表示される。この表示された複数のフォルダの一つを選択すると、素材パレット23に表示されているすべてのアイコンは、フォルダに記憶されている画像のアイコンに入れ替えられる。
素材パレット23に表示されているアイコンの一つを入れ替える場合には、その画像のアイコンをマウスでダブルクリックする。この操作により、ダイアログが開き、素材データ15bに記憶されている画像のフォルダが表示され、さらにフォルダを開くと画像のリストが表示されるので、そのリストの中の一つを選択することによりダブルクリックされた画像を置き換えることができる。
素材パレット23に表示されているアイコンのうち、消去したいアイコンがあれば、まず、マウスでそのアイコンをクリックし、つぎにクリアアイコン73をクリックすることにより、そのアイコンを素材パレット23から消去することができる。消去すると、そのアイコンの区画には空白が表示される。
処理パレット22および素材パレット23には、右端にスクロールバー39、40がそれぞれ表示され、このスクロールバー39、40をマウスで操作することにより、表示器に表示されている処理アイコンまたは素材となる画像データを示すアイコンをスクロールして表示することができる。
編集画面の下方には、時間軸37と、バックトラック32と、フロントトラック33と、サウンドトラック34とが表示されている。時間軸37は、バックトラック32、フロントトラック33、サウンドトラック34に共通の時間軸を表すもので、時間の単位を最初の2桁で分を表し、次の2桁で秒を表す。編集画面に表示される時間軸37の時間は、時間を拡大または縮小を設定するアイコン74、75、76(後述)とサウンドトラックの下方に表示されているスクロールバー38の設定により変更することができる。図2では、編集画面に30秒間の時間軸37が表示されている。
各トラックは、トラック上に処理アイコンなどを設置することにより、その設置された時刻に設置されたアイコンが示す処理を開始することなどを設定するものである。このトラック上で設定された情報が、シーケンスデータ13dとして記憶される。
バックトラック32は、先頭に処理アイコンA−46が配置され、続いて素材アイコンG−1とG−2とG−3とが表示されている。この場合には、画像処理A−46は、3つの画像データG−1とG−2とG−3とに対して処理を行うことを示している。A−46の画像処理の次に、処理アイコンA−8が表示され、続いてG−1と、G−4の2つの画像データが表示されている。この場合には、画像処理A−8は、2つの画像データG−1とG−4に対して処理を行うものである。
処理アイコンがトラック上に設定されると、その処理アイコンにより特定される処理により処理される素材となる画像データが設定され、トラック上の処理アイコンに続いて表示される。一方、この素材を変更する場合には、所望の素材アイコンをマウスにより変更したい素材アイコンまでドラッグすることにより変更される。
なお、素材となる画像データは、フロント表示用のグループと、バック表示用グループと、テキストグループなどに分類されて記憶されている。フロントとは、バックに優先して、バック(背景)として表示されている画像の上に表示される画像である。
フロントトラック33には、フロント表示用として記憶されている画像データが設定され、バックトラック32には、バック表示用として記憶された画像データが設定される。また、サウンドトラック34には、音声や音楽が画像と同様にして設定される。
これらのトラック毎の設定を行うには、処理パレット22および素材パレット23の上部に示されるそれぞれのタブ63をクリックする。いずれかのタブをクリックすると、処理パレット22および素材パレットが、選択されたトラックに対応するパレットに置き換えられる。
サウンドトラック34の下には、トラック用のスクロールバー38が表示され、一連のシーケンスのうち画面に表示されていない部分を移動させて表示することができる。
また、トラックの表示の右上には、トラックの表示の拡大、縮小を指示する虫眼鏡を図形とするアイコンが表示されている。虫眼鏡のレンズ内にマイナスを表示したトラック縮小表示アイコン74をクリックすると、クリックする毎に所定の割合でトラックの時間軸が縮小して表示され、虫眼鏡のレンズ内にプラスを表示したトラック拡大表示アイコン76をクリックすると、クリックする毎に所定の割合でトラックの時間軸が拡大して表示される。虫眼鏡のレンズ内に何も表示されていないトラック所定表示アイコン75をクリックすると、画面には、30秒の長さのトラックが表示される。
なお、第1の処理アイコンを第1の時刻に設定することによりその第1の処理アイコンに対応する第1の処理の開始時刻がその第1の時刻に設定される。次に、第2の処理アイコンを第1の時刻の後の第2の時刻に設定すると、その第2の時刻に第1の処理が終了し、第2の処理アイコンに対応する処理が開始される。したがって、第1の処理は第1の時刻から第2の時刻まで行われ、この一つの処理をクリップといい、第1の時刻から第2の時刻までの時間をクリップ時間という。
図2に示されているバックトラック32では、処理アイコンA−46が設定された時刻から処理アイコンA−8が設定された時刻までが、処理A−46が行われる一つのクリップである。図2に、処理A−8、処理4−46それぞれのクリップを一点鎖線36で示す。処理アイコンが設定されるとクリップを示す領域がトラック内に表示される。
クリップを指定するには、この一点鎖線で示した領域内の任意の箇所をマウスでクリックする。指定されたクリップは、その領域の表示を反転するなどして、ユーザに報知される。後述するように、クリップを指定し、クリップを移動したり、コピーしたり、消去することができる。
処理パレット22の下方には、シーケンスの再生を指示する操作用アイコンが表示されている。左端の左向き矢印の頭出しアイコン24は、シーケンスの先頭に再生位置を設定するもの、その右の巻き戻しアイコン25は、再生位置をシーケンスの先頭方向へ戻すように指示するもの、正方形が描かれている停止アイコン26は、再生の停止を指示するもの、その隣の右方向を示す三角形が描かれている再生開始アイコン27は、再生の開始を指示するもの、その右隣りのアイコンは、再生位置をシーケンスの先の方へ早く移動するように指示するもの、そしてその右の隣の右向きの矢印の終端アイコン29は、再生位置をシーケンスの終端へ設定するものである。
その右隣の矢印が二つ輪のように連なっているループアイコン30は、シーケンスを繰り返し再生するように指示するもので、このアイコンがオンに設定された場合は、シーケンスの終端まで再生されると再びシーケンスの最初から再生される。
ループアイコン30の右隣りには、シーケンスの先頭から現在再生されている再生位置の時刻を表示する現在時刻表示77が配置されている。上位2桁は、分を、次の2桁は秒を、最後の3桁はミリ秒を表示するものである。
トラック表示の左上には、自動スクロールアイコン65が表示され、このアイコンをオンに設定すると、再生中に、トラックの表示が再生に合わせてスクロールされ、再生されている画面と各トラックに設定されてるアイコンとを見比べて確認することができる。
その自動スクロールアイコン65の右隣のクリップ移動アイコン66は、あるクリップを移動操作する場合に、そのクリップを単独で移動するのか、後続の全クリップの開始時間が平行に移動するかを選択することができるものである。すなわち、このクリップ移動アイコン66をオフの状態で、例えば2番目のクリップを前に移動すると、2番目のクリップの開始時刻は、移動するが、3番目以降のクリップは、移動しない。従って、この場合には1番目のクリップのクリップ時間は短縮され、2番目のクリップのクリップ時間が延長される。
一方、このクリップ移動アイコン66をオンの状態で、2番目のクリップを前方に移動すると、2番目以降の全クリップの開始時間が、それらの間隔を維持したまま前方へ移動される。従って、この場合には、1番目のクリップのクリップ時間は短縮され、トラックの最後に設定されているクリップのクリップ時間が延長される。
消去アイコン67は、クリップの消去を指示するもので、まず消去するクリップをマウスでクリックし、クリップの領域が反転表示されたのを確認して、この消去アイコン67をクリックすることにより消去することができる。あるクリップが消去されると、そのクリップの前に設定されているクリップが、消去されたクリップの次に設定されているクリップまで、延長される。トラックの最後のクリップが消去された場合には、そのクリップの前に設定されているクリップが、トラックの最後まで延長される。
コピーアイコン68は、クリップのコピーを指示するもので、コピーしたいクリップをマウスでクリックし、続いてこのコピーアイコン68をクリックする。このコピーしたクリップを貼り付ける場合には、マウスで貼付けたいトラック上の位置をクリックして指定し、次にペーストアイコン69をクリックすることにより、コピーされたクリップが貼付けられる。このようにして、クリップを消去、または貼付を行ったが、間違えて消去したり貼り付けた場合には、アンドゥアイコン70をクリックすることにより、一つ前の状態へ復帰することができる。
シーケンスデータ13dの編集が完成すると、その完成したシーケンスデータ13dを保存することができる。この編集画面の最上部に表示されているセーブアイコン62をクリックすることにより、RAM13に記憶されている素材パレット表13cおよびシーケンスデータ13dは、プロジェクトデータ15cとしてハードディスク15に記憶される。記憶する際に、プロジェクトに名前を付して記憶する。
記憶したプロジェクトを、再生する場合または編集する場合は、セーブアイコン62の左隣のチェンジアイコン61をクリックする。チェンジアイコン61をクリックすると、ダイアログが開き、ハードディスク15に記憶されたプロジェクトデータ15cのリストが表示され、そのリストから一つのプロジェクトを選択することにより、そのプロジェクトのデータがRAM13に転送される。
次に、各画像処理のパラメータを設定する方法について説明する。処理パレット22に表示されている処理アイコン、またはトラックの時間軸の所定の時刻に設定された処理アイコンを指定することにより、処理アイコンに対応する処理のパラメータを設定することができる。処理パレット22に表示されている処理アイコンを指定してパラメータを設定した場合には、その設定以降にトラックに設定された処理アイコンがその設定されたパラメータで動作するが、トラックに設定された処理アイコンを指定してパラメータを設定した場合には、処理パレット22に表示されている処理アイコンの処理のパラメータを変更しない。したがって、この場合には、トラックに設定されている処理のパラメータだけが変更される。
処理パレット22に表示されている処理アイコン、またはトラックに表示されている処理アイコンをクリックし、編集画面のトラックの中央上に表示されている処理情報アイコン71をクリックすると、指定された処理アイコンに対応する処理のパラメータ設定画面が表示される。このパラメータ設定画面を、図3,図4、および図5に示す。
図3は、処理パレット22の8番目に表示されているワイプと呼ばれる処理(A−8)のパラメータ設定画面を示す図である。処理アイコン41が示すように、第1の画像Aを表示している状態から、第2の画像Bを右方から左方へ徐々に移動して表示を切り換える処理である。この処理時間43は、10秒に設定されている。この場合には、処理を開始して最初の処理時間43の3分の1の時間である3.3秒は、画像Aを表示し、次の3.3秒の間は、徐々に画像Aから画像Bに切り替わり、残りの3.3秒は、画像Bが表示される。この処理時間43を変更する場合は、処理時間43を設定するスライドアイコン50をマウスで操作する。スライドアイコン50を右方に移動すれば、処理時間43は長く設定され、左方へ移動すると短く設定される。同様に、画像A、BのY座標(上下方向)44も、スライドアイコン54をマウスで操作し、スライドアイコン54を右方に移動すれば、Y座標を上方に、左方へ移動すると下方へ設定することができる。なお、図2のバックトラック32に示される処理時間マーク35は、処理の開始からの処理時間を示すものであり、上述のようにして処理時間43が変更されると、この処理時間マークの表示位置も変更される。
引き継ぎアイコン55は、この処理アイコンがトラックに配置された場合に、先に設定されている処理において設定されている素材を引き継ぐか否かを設定するアイコンである。この引き継ぎアイコン55は、マウスでクリックすることによりトグル動作でオンまたはオフに設定され、オンに設定されている場合にはアイコンの内部に○が表示され、オフに設定されている場合には何も表示されない。
この引き継ぎアイコン55がオンに設定されている場合に処理アイコンがトラックに設定されると、直前に設定されている処理において最後に表示される画像などの特定の画像が、この処理において、最初に処理される画像などの特定の画像として設定される。
一方、引き継ぎアイコン55がオフに設定されている場合に処理アイコンがトラックに設定されると、直前に設定されている処理において最後に表示された画像などの特定の画像の次に素材パレット23に表示されている画像が、この処理において、最初に処理される画像などの特定の画像として設定される。
各処理のパラメータには、予めプリセット値が記憶されており、リセットアイコン45をクリックすると、プリセット値に設定される。素材表示領域であるフォト42には、選択されている第1の画像Aと第2の画像Bをそれぞれ示す素材アイコンが表示されている。
再生開始アイコン47をクリックすると、プレビュー画面21に設定されたパラメータに従って処理が行われた画像が表示される。再生停止アイコン46をクリックすると再生が停止される。この処理パラメータ設定画面が、トラックに表示されている処理アイコンを指定することにより開かれた場合には、素材となる画像が特定されているが、処理パレット22に表示されている処理アイコンを指定して開かれた場合には、素材となる画像は特定されていない。この場合には、各処理毎に、例えばAやBの文字を表示する特定の画面を予め記憶しており、この特定の画面がプレビュー画面21に表示される。したがって、処理パラメータ設定画面において各種行った設定を、プレビュー画面21で確認することができる。
このようにして設定したパラメータを登録する場合には、OKアイコン49をクリックする。また、パラメータを設定したが、もとの設定でよい場合には、キャンセルアイコン48をクリックする。このキャンセルアイコン48またはOKアイコン49をクリックするとパラメータ設定画面が、消去され、編集画面に戻る。
図4は、処理パレット22の46番目に表示されている処理(A−46)のパラメータ設定画面を示す図である。この処理は、第1の画像Aを画面中央に比較的大きく表示し、この画像Aの周囲を画像Aよりは小さく表示された第2の画像Bと第3の画像Cとが回転して表示されるというものである。
素材表示領域であるフォト42に示される画像Aには、右上にMのマークが付されている。このMは、第1の画像Aには、主画像を素材とすることを意味している。素材表示領域に表示されている画像は、Mのマークが付された主画像と、それ以外の従画像に分類されている。
主画像は、トラック上において次に設定された処理が引き継ぎを行うと設定されている場合に、引き継がれるものである。例えば、この46番目の処理がトラック上に設定されて、次に上記8番目の処理が設定された場合に、8番目の処理が引き継ぎを行うと設定されていれば、8番目の処理の最初に処理される画像は、46番目の処理の主画像である第1の画像Aである。なお、8番目の処理が引き継ぎを行わないと設定されている場合には、8番目の処理の最初に処理される画像は、46番目の処理において選択される最後の画像である第3画像Cの次に素材パレット23に表示されている画像が選択される。
この画像処理A−46におけるパラメータとしては、静止画Bの回転速度および静止画Cの回転速度、背景の色(バックカラー)がある。これらの処理パラメータ53も、それぞれスライドアイコンをマウスで操作することにより任意に設定することができる。その他のアイコンについては、上述のアイコンと同一であるので説明を省略する。
図5は、処理パレット22の59番目に表示されている処理(A−59)のパラメータ設定画面を示す図である。この処理は、最初、第1の画像A、第2の画像B、第3の画像Cおよび第4の画像Dを、画面を4つの区画に等分したそれぞれの区画に表示し、次に画像Aが徐々に大きく表示されて全画面に表示されるという処理である。処理時間43が10秒に設定されている場合には、最初の3分の1の時間である3.3秒間は、4つの画像が等分された区画に表示され、つぎの3.3秒間で、画像Aが、徐々に拡大表示されて全画面に表示され、最後の3.3秒間は画像Aが、全画面に表示される。
この画像処理A−59においては、画像Aが主画像に割り当てられ、画像B、画像Cおよび画像Dは、従画像に割り当てられている。ループアイコン52がオンに設定されると、この処理時間43の一連の処理が繰り返し行われる。その他のアイコンについては、上述のアイコンと同一であるので説明を省略する。
次に図6を参照して、処理アイコンがトラックに設定された場合に、素材を選択する方法について説明する。図6は、図4に示すA−46の処理がまず設定され、次に図3に示すA−8の処理が設定された場合に、素材パレット23から素材が選択される様子を示す図である。
まず、A−46の処理では、図4を参照して説明したように、第1の画像A、第2の画像B、第3の画像Cを素材とし、第1の画像には、Mのマークが付される。第1の画像Aには、素材パレット23の1番目の画像であるG−1が選択され、第2の画像Bには、G−1の次に素材パレット23に表示されているG−2が、第3の画像にはG−2の次に素材パレット23に表示されているG−3がそれぞれ選択されて割り当てられる。
次に、A−8の処理がA−46の処理の後の時刻に設定されると、A−8の処理は、図3を参照して説明したように、第1の画像Aと、第2の画像Bとが設定されている。A−8の処理の引き継ぎアイコン55がオンに設定されている場合(引継あり)は、第1の画像Aには、A−46の処理でMのマークが付された画像であるG−1が割り当てられ、第2の画像Bは、それまでに使用されていない画像のうち最も順が早い画像であるG−4が、選択されて割り当てられる。
A−8の処理の引き継ぎアイコン55がオフに設定されている場合(引継なし)には、第1の画像Aには、それまでに使用されていない素材パレット23の画像で最も早い順の画像であるG−4が、次の画像である第2の画像Bには、同様にG−5の画像がそれぞれ選択されて割り当てられる。
同様に、まずA−59の処理が設定され、次にA−8の処理が設定された場合も、A−8の処理における第1の画像は、引き継ぎがオンに設定されている場合には、A−59の処理でMのマークが設定されている第1の画像に割り当てられていた画像が割り当てられ、第2の画像には、それまでに使用されていない画像の最も順が早い画像が選択されて割り当てられる。
次に、処理パレット22に表示されている処理アイコンに対応して記憶されるデータを示す処理パレット表13bおよび素材パレット23に記憶されている素材アイコンに対応して記憶されているデータを示す素材パレット表13cおよびシーケンスデータ13dについて説明する。
図7(a)は、処理パレット22に表示されている処理アイコンに対応してRAM13に記憶されるデータを示す処理パレット表13bである。各処理アイコンには、アイコンの図形を表す図形データである「処理アイコン」と、「処理時間」と、「素材数」と、処理アイコンに対応する処理のプログラムが記憶されている「プログラムの記憶アドレス」と、「他のパラメータ」と、主画像を示す「主画像」と、継続のあり、なしを示す「継続」とが記憶されている。アイコンの図形を表す図形データは、処理パレット22に表示されるとともに、トラックに設定された場合には、トラックに表示され、また、処理のパラメータ設定画面が開かれた場合には、その画面に表示される図形であり、処理の概要を表すものである。
「処理時間」は、処理のパラメータ設定画面において、設定される処理時間43である。「素材数」は、この処理において処理される画像の数である。処理アイコンが処理パレット22からドラッグされてトラック上に設定されると、この素材数の画像が素材として、素材パレット23から選択される。
「プログラムの記憶アドレス」は、処理アイコンに対応する画像処理を行う処理プログラム15aが記憶されているハードディスク15のアドレスであって、処理が行われる場合には、このアドレスに基づいて処理プログラム15aが読み出され、RAM13に転送されてCPU11により実行される。「他のパラメータ」は、処理のパラメータ設定画面において説明したように、表示される画面のY座標や、ループアイコンをオンに設定しているかオフに設定しているかなどのパラメータである。
「主画像」は、その処理おいて処理する画像のうち、主画像に設定している画像を示すものであり、上記A−46の処理およびA−59の処理では第1番目の画像Aが主画像に設定されているので、1と記憶される。「継続」は、パラメータ設定画面において設定される引き継ぎアイコン55のオンオフにを示すもので、引き継ぎアイコン55がオンに設定されている場合は、引継ありに、引き継ぎアイコン55がオフに設定されている場合は、引継なしに記憶される。
図7(a)に示す表では、A−1の処理アイコンについて、処理時間43が10秒であり、この処理により使用される素材数は2であり、この処理を行うプログラムは、アドレスP1に記憶され、他のパラメータとしてY座標等が設定されていることが示されてる。
図7(b)は、素材パレット23に表示されている表示順に対応してRAM13に記憶される素材に関するデータを示す素材パレット表13cである。素材アイコンは、静止画の場合は、その静止画を縮小して表示し、動画の場合は、動画の中の一つの画像(例えば、最初の画像)が縮小されて表示される。素材パレット23に表示されている順序である「表示順序」に対応し、画像を示す番号「画像番号」とその画像が記憶されているハードディスク15の素材データ15bの記憶アドレスである「画像の記憶アドレス」とを記憶している。
従って、素材パレット23に表示されている画像が変更された場合は、その変更された素材パレット23の表示順序に基づいて、画像番号とその画像が記憶されているアドレスとが変更され、素材パレット23には、その画像を縮小した画像が表示される。図7(b)に示す表では、素材パレット23の表示順であるG−1には、画像番号としてフォト10が設定され、そのフォト10は、ハードディスク15のアドレスS1に記憶されていることが示されている。
図7(c)は、シーケンスデータ13dを示すもので、まず、シーケンスデータ13dの先頭に、シーケンスの先頭から終端までの時間であるシーケンス時間31が記憶されている。このシーケンス時間31は、編集画面に表示されているものである。続いて、処理アイコンにより設定された処理開始時刻である「時刻」と、その処理アイコンの種類を示す「処理アイコン」と、その処理により処理される素材の素材パレット23に表示されている表示順を示す「素材」と、「処理パラメータ」と「主画像」と「継続」が記憶されている。これらのデータは、処理開始時刻順に記憶されている。
シーケンスデータ13dとして記憶される「素材」は、直接画像を特定する画像番号または画像が記憶されているアドレスではなく、素材パレット23に表示されている表示順である。従って、処理の対象となる素材は、素材パレット表13cを参照し、表示順に対応して記憶されている画像番号または画像を記憶しているアドレスに従って、画像データが読み出される。
シーケンスデータ13dとして、素材パレット23の表示順を記憶しているので、素材パレット23を書き換えることにより、シーケンスにより処理される画像を変更することができる。このことにより、素材パレット23に表示されている素材をフォルダごと入れ替えると、処理のシーケンスは、同一で、素材だけをそっくり入れ替えることができる。例えば、商品Aの複数の静止画を使用して、商品Aのプロモーション用のシーケンスを作成し、商品Aと同様に商品Bの複数の静止画を配置したフォルダを作成して、素材パレット23を商品Aのフォルダから商品Bのフォルダへ置き換えるだけで、商品Bのプロモーション用の映像を作成することができる。
シーケンスデータ13dとして記憶される「処理パラメータ」は、トラック上に処理アイコンが設定されたとき、処理パレット表13bからその処理アイコンに対応する処理パラメータが転記される。このシーケンスデータ13dに基づいて再生処理が行われる場合には、この処理パラメータに基づいて処理が行われる。編集画面のトラック上に表示された処理アイコンを指定することにより、処理のパラメータが、設定された場合には、この処理パラメータが変更設定される。「主画像」と「継続」とは、処理パレット表で説明したものと同一であるので、その説明を省略する。
図7(c)に示すシーケンスデータ13dの例では、シーケンス時間31は、3分に設定され、時刻0分0秒から処理アイコンA−46により示される処理が、素材パレット23のG−1とG−2とG−3とに表示される素材を用いて行われることが示されている。
次に、上記のように構成された処理シーケンス編集装置1において、CPU11により実行される各種設定処理を示すメイン処理と設定されたシーケンスデータ13dに基づいて処理される再生処理について、フローチャートを参照して説明する。
図8は、メイン処理を示すフローチャートであり、このメイン処理は、処理シーケンス編集装置1において、図示しないスイッチなどにより処理シーケンスデータを編集する処理が選択されることにより起動され、この処理の終了が指示されるまで実行されるものである。まず、初期設定を行う(S1)。この初期設定としては、処理パレット22および素材パレット23等を含む編集画面を表示器20に表示し、現在時刻77を0分0秒に設定するなどの処理を行う。
次に、処理設定が行われたかを確認する(S2)。この処理設定とは、処理アイコンが選択されてトラックの所望の時刻にドラッグされたかを確認するものであり、処理設定が行われた場合は(S2:Yes)その選択された処理アイコンをトラックの設定された時刻に合わせて表示し、シーケンスデータ13dにその時刻と、選択された処理アイコンの種類と、処理パレット表13bの選択された処理アイコンに対応する処理パラメータを記憶する。
次に設定された処理アイコンに応じて処理を行う素材を設定する(S3)。この設定については、図9に示すフローチャートを参照して後述する。素材を設定すると、その素材の画像を、トラック上に表示された処理アイコンの時間軸上で後(図では右方向)に表示する。このとき、シーケンスデータ13dとしては、処理アイコンが設定された時刻に対応して、処理アイコンの種類を示す符号と、素材が表示されている素材パレット23の表示順序を記憶する。素材の数が複数の場合は、それぞれの素材について、素材パレット23の表示順序を記憶する(S4)。
S2の判断処理において、処理設定が行われなかったと判断した場合(S2:No)またはS4の処理を終了した場合は、トラック上に表示されている素材が、変更されたかを確認する(S5)。上述の通り、処理アイコンがトラック上に設定されると、素材パレット23から素材パレット23に表示されている順序に基づいて素材が選択されるが、選択された素材を変更する場合には、素材パレット23に表示されている任意の素材をトラック上に表示されている素材までドラッグすることにより変更することができる。この操作が行われた場合は(S5:Yes)、変更された素材の画像を入れ替え、シーケンスデータ13dの素材の表示順を変更された素材が表示されている表示順に変更する(S6)。
S5の判断処理で、トラック上に表示されている素材の変更が行われなかったと判断した場合(S5:No)またはS6の処理が終了した場合は、素材パレット23に表示されている素材が変更されたかを判断する(S7)。素材パレット23に表示されている素材がマウスによりダブルクリックされ、表示された素材のリストの中から一つの素材を選択することにより、素材パレット23の一つの素材を変更することができる。また、編集画面において、ロード72がクリックされると、素材を複数記憶したフォルダが複数表示され、そのフォルダの一つを選択することにより、素材パレット23に表示されている素材がすべて消去されて、選択されたフォルダに記憶されている素材が、順に素材パレット23に表示され、素材パレット表13cが書き換えられる。素材パレット23に表示されている素材が変更された場合は(S7:Yes)、素材パレット23の表示を変更されたアイコンの表示に変更し(S8)、素材パレット表13cに記憶されている画像番号とハードディスク15の画像の記憶アドレスとを変更する(S9)。
次に、その変更前の素材アイコンが、トラック上に表示されているかを判断する(S10)。この判断は、変更された素材アイコンの素材パレットの表示順がシーケンスデータ13dに記憶されているかを調べることにより判断される。変更された素材アイコンがトラック上に表示されている場合は(S10:Yes)、その素材アイコンを、変更後の素材アイコンに置き換える(S11)。
S7の判断処理において、素材パレット23の変更が行われなかったと判断した場合(S7:No)、S10の判断処理において、変更された素材アイコンがトラックに表示されていないと判断した場合(S10:No)またはS11の処理を終了した場合は、処理パラメータ設定が指示されたかを確認する(S12)。この指示は、編集画面において、いずれかの処理アイコンがクリックされ、続いて処理情報アイコン71がクリックされることにより行われる。この指示があった場合は、前述の通り、指定された処理アイコンに対応する処理のパラメータ設定画面が表示され、処理時間43や、表示される画像のY座標などが設定される(S13)。
S12の判断処理において、処理パラメータ設定が指示されていないと判断した場合(S12:No)またはS13の処理を終了した場合は、シーケンス時間31が設定されたかを確認する(S14)。シーケンス時間31の設定は、編集画面に表示されているシーケンス時間31の分または秒にカーソルを合わせて直接値を入力してもよいし、このシーケンス時間31の表示をダブルクリックすることにより、図示しないシーケンス時間設定画面が表示され、この画面において、シーケンス時間31を設定してもよい。このシーケンス時間設定画面では、シーケンス時間31を変更した場合に、各処理のクリップ時間と各処理の処理時間43とが、シーケンス時間31の変更に応じて変更するか否かを設定する設定アイコンが表示される。シーケンス時間31の変更に応じて、クリップ時間や処理時間43を変更しないことを選択した場合は、各処理のクリップ時間と処理時間43は、そのままでシーケンス時間31のみが変更される。一方、シーケンス時間31の変更に応じてクリップ時間と処理時間43を変更することを選択した場合は、シーケンス時間31を変更すると、変更前のシーケンス時間31と、変更後のシーケンス時間31との比に応じて、各処理のクリップ時間と処理時間43が変更される。例えば、シーケンス時間31が5分から4分に変更された場合は、クリップ時間が50秒に設定されている処理の場合には、クリップ時間が40秒に、処理時間43が20秒に設定されている場合には16秒に変更される。したがって、その処理のループアイコンがオンに設定されている場合には、繰り返し行われる処理の時間であるループ時間が、20秒から16秒に変更される。したがって、シーケンス時間31が変更されても、繰り返し行われる処理の回数は、変化しないことになる。
シーケンス時間31が設定された場合は(S14:Yes)、編集画面に表示されているシーケンス時間31を変更し、シーケンスデータ13dとして記憶されているシーケンス時間31を変更する。また、シーケンス時間31の変更に応じてクリップ時間と処理時間43を変更するように設定されている場合には、クリップ時間を変更して編集画面の表示を変更し、変更されたクリップ時間に一致するように、シーケンスデータ13dを変更する。また、変更された処理時間43を、シーケンスデータ13dに記憶し、処理時間の表示35を更新する(S15)。
S14の判断処理において、シーケンス時間31の設定が行われなかったと判断した場合(S14:No)またはS15の処理を終了した場合は、その他の処理を実行して(S16)、S2の処理へ戻る。その他の処理は、編集画面に表示された各種アイコンがマウスによりクリックされたかを検出し、クリックされた場合には、そのアイコンに対応する処理を行うなどの処理である。
次に、上記フローチャートのS3の処理において実行される素材の選択処理について、図9に示すフローチャートを参照して説明する。まず、処理アイコンに対応して処理パレット表13aに記憶されている素材数Nを読み込む(S21)。次に、変数nを1に設定し(S22)、次にその処理における引継がありに設定されているかを判断する(S23)。引継がありに設定されている場合は(S23:Yes)、直前の処理で主画像として設定された画像があるかを判断する(S24)。
直前の処理で主画像として設定された画像がある場合は(S24:Yes)、その画像を画像1(第一番目の画像A)とする(S25)。直前の処理で主画像として設定された画像がない場合は(S24:No)、直前の処理で処理される最後の画像を画像1とする。
一方、引継がなしに設定されている場合は(S23:No)、素材パレット23に表示されている素材の中で、まだ使用されていない素材であって、かつ表示順序が最も早い画像を画像1とする(S27)。
S25、S26およびS27の処理を終了した後、変数の値nに1加算し、nの値が素材数Nより大きいかを判断し(S29)、nの値が素材数Nより大きい場合は(S29:Yes)、全ての素材を決定したのでこの処理を終了し、nの値が素材数Nより大きくない場合は(S29:No)、まだ素材を決定していない画像nがあるので、その画像nには、素材パレット23の中でまだ使用されてない画像の最も順番が早い画像を割り当て(S30)、S28の処理へ戻る。
次に、上記のようにして作成されたシーケンスデータ13dに基づいて、画像の再生を行う再生処理について説明する。編集画面に表示されている再生開始アイコン27がクリックされると、CPU11は、所定時間(例えば1msec)毎にタイマーインターラプトを発生する。図10は、このタイマーインターラプトにより起動される、割込ルーチンを示すフローチャートである。まず、再生の停止を指示する操作が行われたかを確認する(S41)。この操作は、編集画面の停止アイコン26をマウスでクリックすることにより行われる。停止が指示された場合は(S41:Yes)、再生を終了し(S44)メインルーチンに戻る。
再生の停止指示がない場合は(S41:No)、現在の時刻tを1進め(S42)編集画面に表示されている現在時刻77の表示を更新し、現在時刻が、シーケンス終了時刻であるかを確認する(S43)。現在時刻が、シーケンス終了時刻の場合は(S43:Yes)、再生を終了し(S44)メインルーチンへ戻る。現在時刻がシーケンス終了時刻ではない場合は(S43:No)、シーケンスデータ13d(図7(c))を参照し、現在時刻に一致する新たな処理アイコンが記憶されているかを確認する(S45)。
現在時刻に、一致する新たな処理アイコンが記憶されている場合は(S45:Yes)、先に行われている処理を中止し、その時刻に設定されている処理アイコンに対応する処理を、その時刻に記憶されている素材パレット23の表示順により特定される素材を用いて、処理を開始するように設定する(S46)。現在時刻に一致する新たな処理アイコンが記憶されていない場合(S46:No)または、S46の処理の次に、現在時刻において行う画像処理行い(S47)この割り込み処理を終了して、メインルーチンへ戻る。
以上、説明したように、第1の実施例によれば、画像処理が複数の画像の処理を行う場合に、その複数の画像の中の特定の画像を主画像に設定し、その処理の次に設定された画像処理において、継続ありに設定された場合は、主画像が再度処理されるように設定される。したがって、種々の処理が連続して行われるとき、主画像に設定された画像は、継続して処理されるので、画像の変化に繋がりを持たせることができる。
次に、第2の実施例について説明する。第2の実施例では、画像処理は、第1の実施例と同様に、複数の画像の処理を行う場合に、主画像と、主画像以外の従画像に分類される。一方、素材においても、主画像と従画像を設定し、画像処理において主画像として処理される画像には、素材の主画像の中から選択し、画像処理において従画像として処理される画像には、素材の従画像の中から選択するものである。つまり、素材の構成および素材の選択方法のみが、第1実施例とは異なるので、異なる部分について以下に説明する。それ以外の部分は、第1の実施例と同一であるので、説明を省略する。
図11は、第2の実施例における素材パレット23を示す図である。第2の実施例では、素材パレットに表示されている画像は、主画像であるG−1からG−6と、従画像であるG−7以降の画像とに分類されている。G−1からG−6までの画像には、Mのマーク86が付されているように、主画像82に分類された画像であり、G−7以降の画像が従画像84に分類された画像である。
処理アイコンが選択されると、その処理アイコンに対応している画像処理には、その画像処理で使用する素材の数と、その素材とする画像が主画像、または従画像のいずれの画像を割り当てるのかが設定されている。主画像を割り当てるように設定されている画像には、素材パレット23に表示されている画像のうち、主画像が順に割り当てられ、従画像を割り当てるように設定されている画像には、素材パレット23に表示されている画像のうち、従画像が順に割り当てられる。この図11の例は、結婚式における静止画像で、主画像としては、花嫁、花婿および親族などの写真が設定され、従画像として、披露宴における友人などの写真が設定されている。
図12を参照して、処理アイコンがトラックに設定された場合に、素材を選択する方法について説明する。図12(a)は、図3に示すA−8の処理がまず設定され、次に図4に示すA−46の処理が設定された場合に、図11に示す素材パレット23から素材が選択される様子を示す図である。
まず、A−8の処理では、図3を参照して説明したように、第1の画像Aおよび第2の画像Bには主画像を割り当てるように設定されている。従って、第1の画像Aには、図11に示す素材パレット23の主画像の1番目の画像であるG−1が選択され、第2の画像Bとして主画像の2番目の画像であるG−2が選択されて割り当てられる。
次に、A−46の処理がA−8の処理の後に設定される。A−46の処理は、図4を参照して説明したように、第1の画像Aは、主画像が、第2の画像Bと第3の画像Cは、従画像を割り当てるように設定されている。A−46の処理の引き継ぎアイコン55がオンに設定されている場合は、第1の画像Aの画像は、A−8の処理で最後に割り当てられた画像のG−2が割り当てられ、第2の画像Bは、従画像の先頭からG−7の画像が、第3の画像Cは、そのG−7の次のG−8の画像がそれぞれ選択されて割り当てられる。
A−46の処理の引き継ぎアイコン55がオフに設定されている場合には、第1の画像Aは、A−8の処理で最後に割り当てられた画像のG−2の次の画像であるG−3の画像が、第2の画像Bには、従画像の先頭からG−7の画像が、第3の画像Cは、そのG−7の次のG−8の画像がそれぞれ選択されて割り当てられる。
図12(b)は、図4に示すA−46の処理がまず設定され、次に図5に示すA−59の処理が設定された場合に、図11に示す素材パレット23から素材が選択される様子を示す図である。まず、A−46の処理では、第1の画像Aは、主画像を割り当てるように設定されているので、主画像の先頭の画像であるG−1が選択され、第2の画像Bおよび第3の画像Cは、従画像を割り当てるように設定されているので、Bの画像として従画像の1番目の画像であるG−7、Cの画像として従画像の2番目のG−8が選択されて割り当てられる。
次に、設定されるA−59の処理は、図5を参照して説明したように、第1の画像Aは、主画像を、第2の画像B、第3の画像Cおよび第4の画像Dには、従画像を割り当てるように設定されている。A−59の処理の引き継ぎアイコン55がオンに設定されている場合は、第1の画像Aは、直前の処理であるA−46の処理で主画像として割り当てられたG−1が割り当てられる。第2の画像Bは、A−46の処理で第2画像Bの素材とされたG−7の画像が、第3の画像Cには同じくA−46の処理で第3の画像Cの素材とされたG−8がそれぞれ割り当てられ、Dには、G−8の次に従画像として表示されている画像であるG−9の画像が割り当てられる。
A−59の処理の引き継ぎアイコン55がオフに設定されている場合には、第1の画像Aは、直前の処理であるA−46の処理でAの画像の素材とされたG−1の次の画像であるG−2の画像が選択されて割り当てられる。第2の画像Bには、A−46の処理で第2画像BとされたG−7、第3の画像CとされたG−8の次の従画像であるG−9が割り当てられる。第3の画像CにはそのG−9次の画像であるG−10が、第4の画像DにはそのG−10の次の画像であるG−11がそれぞれ選択されて割り当てられる。
図13は、上記のようにして素材が選択される素材選択処理をフローチャートとして示すものである。メイン処理は、図8に示すフローチャートと同一であり、図13に示すフローチャートは、そのメイン処理のフローチャートのS3の処理の詳細を示すものである。まず、処理アイコンに対応して処理パレット表13aに記憶されている素材数Nを読み込む(S61)。次に、変数nを1に設定し(S62)、その処理における画像nが、主画像かを判断する(S63)。
主画像である場合には(S63:Yes)、その処理における引継ありに設定されているかを判断する(S64)。引継がありに設定されている場合は(S64:Yes)、直前の処理で主画像として設定された画像を画像nとする(S65)。
S64の判断処理で引継ありに設定されていない場合は(S64:No)、直前の処理における主画像の次に素材パレット23に表示されている画像を画像nとする(S66)。S63の判断処理で、画像nが従画像である場合には(S63:No)、図13(b)に示す処理S67に進む。
S65、S66またはS67の処理が終了した場合は、変数nに1を加え(S68)、nの値が素材数Nより大きいかを判断する(S69)。nの値が素材数Nより大きくない場合は、まだ、決定していない画像が残っているのでS63の処理に戻り、nの値が素材数Nより大きい場合は、全ての画像の割り当てが終了したので(S69:Yes)この処理を終了する。
図13(b)に示す従画像選択処理においては、まず、画像nが複数の従画像の中の先頭かを判断する(S71)。即ち、現在設定している処理において処理される従画像が複数ある場合に、画像nがその複数の従画像の中の先頭の画像であるか否かを判断する。従画像の先頭である場合には(S71:Yes)引継ありに設定されているかを判断する(S72)。引継ありに設定されている場合には(S72:Yes)直前の処理において従画像として設定された画像を画像nとする(S73)。S72の判断処理で、引継ありと設定されていない場合は(S72:No)、直前の処理において最後に設定されている画像の次に素材パレット23に表示されている従画像を画像nとする(74)。S71の判断処理で、画像nが複数の従画像の中の先頭ではない場合は(S71:No)先に設定された画像nの次に表示パレット23に表示されている画像を画像nとする(S75)。
以上、説明したように、第2実施例では、処理パレット22に表示された処理アイコンにより選択される画像処理は、素材とする画像を主画像と従画像に分類し、素材パレット23に表示されている画像も、主画像と従画像に分類される。画像処理における主画像には、素材パレット22に表示されている主画像のいずれかが割り当てられ、画像処理における従画像には、素材パレット23に表示されている従画像のいずれかが割り当てられる。したがって、素材パレット23において、主画像として表示した画像は、主画像に分類し、従画像として表示したい画像は、従画像として分類しておくことにより、適切に画像処理における画像が割り当てられる。
次に、第3の実施例について説明する。第3の実施例では、第2の実施例と同様に、素材パレットの複数の画像は、主画像と、主画像以外の従画像に分類され、各従画像は、いずれかの主画像に対応付けされている。そして、各処理において主画像に選択される画像には、素材パレットのうち主画像に分類された画像が選択され、その処理に選択される従画像には、素材パレットのうち、主画像に分類された主画像に対応する従画像が選択される。
図14は、第3の実施例における素材パレット23を示す図である。第3の実施例では、素材パレットに表示されている画像は、主画像であるG−1からG−6と、従画像であるG−7以降に分類されるとともに、各従画像は、それぞれ主画像のいずれかに対応している。G−7の素材アイコン内に表示されている対応番号87は、対応している主画像の番号を示すものである。この図14では画像G−7、G−9、G−12は、G−1に、G−8は、G−2に、G−10は、G−3に、G−14は、G−4に対応している。
一つの画像を複数の主画像に対応させることができ、例えばG−13は、G−2とG−3とに対応している。また、全ての主画像に対応させることもできる。G−11の素材アイコンに表示されている表示は、すべての画像に対応していることを示す全対応マーク88である。図示は省略するが、この第3実施例における素材パレット表13cは、各主画像に対応して、いずれの従画像が対応しているかを記憶しているものである。
この第3の実施例における素材パレット23の場合に、画像が選択されて処理の各画像に割り当てられる方法を、図15を参照して説明する。
図15は、図12(b)に示した例と同様に、図4に示すA−46の処理がまず設定され、次に図5に示すA−59の処理が設定された場合に、図14に示す素材パレット23から素材が選択される様子を示す図である。まず、A−46の処理では、第1の画像Aは、主画像を素材とすることに設定されているので、主画像の先頭の画像であるG−1が選択されて割り当てられる。第2の画像Bおよび第3の画像Cは、従画像を素材とすることが設定され、更にこの第3の実施例ではG−1に対応している画像が選択される。従って、第2の画像BにはG−7が、第3の画像CにはG−9が選択されて割り当てられる。
次に、設定されるA−59の処理は、図5を参照して説明したように、第1の画像Aには、主画像が、第2の画像B、第3の画像Cおよび第4の画像Dには、従画像が割り当てられるように設定されている。A−59の処理の引き継ぎアイコン55がオンに設定されている場合は、第1の画像Aには、A−46の処理で主画像として割り当てられたG−1が割り当てられる。第2の画像Bには、A−46の処理で第2画像Bの素材とされたG−7の画像が、第3の画像Cには同じくA−46の処理で第3の画像Cの素材とされたG−9がそれぞれ割り当てられ、第4の画像Dには、G−9の次にG−1に対応してるG−11の画像が割り当てられる。
A−59の処理の引き継ぎアイコン55がオフに設定されている場合は、第1の画像Aには、A−46の処理でAの画像の素材とされたG−1の次の画像であるG−2の画像が選択されて割り当てられる。第2の画像Bには、A−46の処理でG−2に対応しているG−8が、第3の画像CにはG−11が、第4の画像DにはG−13がそれぞれ選択されて割り当てられる。
図16は、上記素材割り当て処理のうち従画像の選択処理をフローチャートとして示すものである。上述の通り、画像の割り当て処理のうち、主画像の割り当て方法は、図13(a)に示す処理と同一であり、この処理の中の、従画像の割り当ての部分だけが異なる。したがって、従画像の選択処理について説明し、それ以外の部分については、説明を省略する。
まず、従画像nが複数の従画像の中の先頭かを判断する(S81)。即ち、第2の実施例と同様に現在設定している処理において処理される従画像が複数ある場合に、画像nがその複数の従画像の中の先頭の画像であるか否かを判断する。従画像nが従画像の先頭である場合は(S81:Yes)、引継がありに設定されているかを判断する(S82)。引継がありに設定されている場合には(S82:Yes)、直前の処理において現在の処理において設定した主画像に対応する従画像を画像nに設定する。
S82の判断処理において、引継なしと設定されている場合には(S82:No)、現在の処理において設定した主画像に対応する従画像を画像nに選択する(S84)。S81の判断処理において、今回の処理で選択される従画像が、素材パレットの中の複数の従画像の先頭ではない場合は、現在の処理において選択された主画像に対応する従画像であって、先に選択された従画像(画像n−1に選択された従画像)の次の画像を画像nとする。
以上、説明したように、処理パレット22に表示された処理アイコンにより選択される画像処理は、素材とする画像を主画像と従画像に分類し、素材パレット23に表示されている画像も、主画像と従画像に分類されるとともに、従画像は、いずれかの主画像に対応付けされ、処理が設定された場合には、その処理において主画像が選択されると、その処理における従画像は、その主画像に対応付けられた複数の従画像のなかから選択される。従って、素材パレット23において、従画像を、いずれの主画像に対応しているかを設定しておくことにより、主画像に対応した従画像を設定することができる。
図17は、図14を参照して説明した素材パレット23を複数記憶し、いずれかの素材パレットを選択することができるようにしたものである。この図17では、「富士山」、「つくば山」、「大雪山」とそれぞれ名前が付けられた素材パレット23が記憶され、タブ91をマウスでクリックすることにより、いずれかの素材パレット23を切り替えることができる。それぞれの素材パレット23は、図14に示す素材パレット23と同様に複数の主画像82と複数の従画像84とを記憶し、従画像は、いずれの主画像に対応しているかを表示する対応番号87などを表示している。
上述の通り、シーケンスデータ13dは、画像処理の対象となる画像を指定するのではなく、素材パレット23に表示されている表示順を記憶しているので、素材パレット23を切り替えると、シーケンスデータ13dにより処理される画像は、全て切り替えられた素材パレット23に表示されている画像に切り替えられる。
なお、請求項1または8でいう素材表示ステップまたは素材表示手段、処理表示ステップまたは処理表示手段は、図8に示すフローチャートのS1の処理が該当し、処理選択ステップまたは処理選択手段は、図8に示すフローチャートのS2の処理が該当し、素材選択ステップまたは素材選択手段は、図8に示すフローチャートのS3の処理が該当し、画像処理ステップまたは画像処理手段は、図10に示すフローチャートのS47が該当する。
また、請求項2または9でいう素材選択ステップまたは素材選択手段、割り当てステップまたは割り当て手段は、図13(a)に示すフローチャートの処理が該当する。
また、請求項3または10でいう主画像選択ステップまたは主画像選択手段は、図13に示すフローチャートのS65またはS66の処理が該当し、従画像選択ステップまたは従画像選択手段は、図16に示すフローチャートの処理が該当する。
また、請求項5または12でいう画像アドレス記憶ステップまたは画像アドレス記憶手段および素材画像設定ステップまたは素材画像設定手段および画像アドレス変更ステップまたは画像アドレス変更手段は、図8に示すフローチャートのS8とS9の処理が該当する。また、表示順記憶ステップまたは表示順記憶手段は、図8に示すフローチャートのS4が該当する。
また、請求項6または請求項13でいうトラック表示ステップまたはトラック表示手段は、図8に示すフローチャートのS4が該当し、トラック表示変更ステップまたはトラック表示変更手段は、図8に示すフローチャートのS11が該当する。
以上、実施例に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記実施例では、処理アイコン毎に、直前の処理で素材となった画像を引き継ぐか否かを設定し、引き継ぐと設定された場合は、主画像も従画像も引き継ぐものとしたが、主画像、従画像それぞれに引き継ぐか否かを設定するアイコンを設け、それぞれのグループ毎に引き継ぐか否かを設定するようにしてもよい。
また、上記実施例では、処理アイコン毎に、直前の処理で素材となった画像を引き継ぐか否かを設定し、引き継ぐと設定された場合は、主画像も従画像も引き継ぐものとしたが、処理アイコン毎に引き継ぐか否かを設定するのではなく、編集画面において引き継ぐか否かを任意に設定できるようにし、その設定に応じて引き継ぐか否かを決定するようにしてもよい。
また、上記第3の実施例では、素材パレットには、主画像に対応して従画像がいずれの主画像に対応しているかを表示するものとしたが、これらの対応関係を任意に設定できるようにしてもよい。例えば、いずれかの従画像を一つ指定し、次に主画像を指定する。この場合に複数の主画像を指定することができるようにすると、一つの従画像に複数の主画像が対応するように設定することができる。あるいは逆に先に主画像を一つ指定し、次に従画像を指定するようにしてもよい。
また、上記第3の実施例では、タブを選択することにより主画像と従画像とを全て入れ替えるようにしたが、主画像を選択するタブと従画像を選択するタブをそれぞれ備え、主画像または従画像を選択することができるようにしてもよい。
本発明による実施例の処理シーケンス編集装置の電気的な構成を示すブロック図である。 編集画面を示す図である。 処理パレットの8番目の処理におけるパラメータ設定画面を示す図である。 処理パレットの46番目の処理におけるパラメータ設定画面を示す図である。 処理パレットの59番目の処理におけるパラメータ設定画面を示す図である。 46番目の処理の次に8番目の処理が設定された場合の画像が割り当てられる様子を示す図である。 RAMに記憶されるデータを示す図であって、(a)は、処理パレット表を、(b)は、素材パレット表を、(c)はシーケンスデータをそれぞれ示す図である。 メイン処理を示すフローチャートである。 素材パレットに表示されている素材を選択する素材選択処理を示すフローチャートである。 シーケンスデータに基づいて再生する再生処理を示すフローチャートである。 第2の実施例における素材パレットを示す図である。 第2の実施例における画像が割り当てられる様子を示す図であって、(a)は、8番目の処理の次に46番目の処理が設定された場合を、(b)は、46番目の処理の次に59番目の処理が設定された場合を示す図である。 (a)は、第2の実施例における素材選択処理を示すフローチャートであり、(b)は、(a)の処理の中の従画像を選択処理を示すフローチャートである。 第3の実施例における素材パレットを示す図である。 第3の実施例における46番目の処理の次に59番目の処理が設定された場合の画像が割り当てられる様子を示す図である。 第3の実施例における従画像を選択する処理を示すフローチャートである。 複数の素材パレットのうちのいずれかを選択することができる素材パレットを示す図である。
符号の説明
1 処理シーケンス編集装置
11 CPU
12 ROM
13 RAM
13a 処理シーケンス編集プログラム
13b 処理パレット表
13c 素材パレット表(画像アドレス記憶手段)
13d シーケンスデータ
15 ハードディスク(画像記憶手段)
15a 処理プログラム
15b 素材データ
20 表示器(表示手段)
22 処理パレット
23 素材パレット

Claims (14)

  1. 複数の画像を記憶する画像記憶手段と、画像を表示する表示手段とを備え、前記画像記憶手段に記憶されている画像を順次処理して前記表示手段に表示する処理シーケンスデータを作成する処理シーケンス編集装置において実行される処理シーケンス編集プログラムであって、
    前記画像記憶手段に記憶されている複数の画像を所定の順序で前記表示手段に表示する素材表示ステップと、
    画像処理の種類に対応する複数の処理アイコンを前記表示手段に表示する処理表示ステップと、
    その処理表示ステップによりに表示された複数の処理アイコンの中から所望の処理アイコンを選択することにより画像処理の種類を選択する処理選択ステップと、
    その処理選択ステップにより処理アイコンが選択されることに応じて、前記素材表示ステップにより表示されている順序に基づいて前記素材表示ステップにより表示されている画像を選択する素材選択ステップと、
    前記処理選択ステップにより選択された画像処理では、前記素材選択ステップにより選択された画像と、前記処理選択ステップにより選択された画像処理の直前に設定された画像処理において処理される複数の画像のうちの指定された画像とを処理する画像処理ステップとを備えていることを特徴とする処理シーケンス編集プログラム。
  2. 複数の画像を記憶する画像記憶手段と、画像を表示する表示手段とを備え、前記画像記憶手段に記憶されている画像を順次処理して前記表示手段に表示する処理シーケンスデータを作成する処理シーケンス編集装置において実行される処理シーケンス編集プログラムであって、
    画像処理の種類に対応する複数の処理アイコンを前記表示手段に表示する処理表示ステップと、
    その処理表示ステップにより表示された複数の処理アイコンの中から所望の処理アイコンを選択することにより画像処理の種類を選択する処理選択ステップと、
    前記画像記憶手段に記憶されている複数の画像を第1の組と第2の組とに分け、それぞれの組において複数の画像を所定の順序で前記表示手段に表示する素材表示ステップと、
    その素材表示ステップにより表示されている第1の組から前記素材表示ステップにより表示されている順序に基づいて第1の画像を選択し、前記素材表示ステップにより表示されている第2の組から前記素材表示ステップにより表示されている順序に基づいて第2の画像を選択する素材選択ステップと、
    前記処理選択ステップにより選択された画像処理によって一つの画面に表示される主画像と従画像それぞれに、前記素材選択ステップにより選択された第1の画像と第2の画像とをそれぞれ割り当てる割り当てステップとを備えていることを特徴とする処理シーケンス編集プログラム。
  3. 複数の画像を記憶する画像記憶手段と、画像を表示する表示手段とを備え、前記画像記憶手段に記憶されている画像を順次処理して前記表示手段に表示する処理シーケンスデータを作成する処理シーケンス編集装置において実行される処理シーケンス編集プログラムであって、
    画像処理の種類に対応する複数の処理アイコンを前記表示手段に表示する処理表示ステップと、
    その処理表示ステップによりに表示された複数の処理アイコンの中から所望の処理アイコンを選択することにより画像処理の種類を選択する処理選択ステップと、
    前記画像記憶手段に記憶されている画像のうち、複数の第1の画像と、その複数の第1の画像のいずれかに対応する第2の画像と、その第2の画像が複数の第1の画像のいずれに対応しているかとを前記表示手段に表示する素材表示ステップと、
    その素材表示ステップにより表示されている複数の第1の画像の中から画像を選択する主画像選択ステップと、
    その主画像選択ステップにより第1の画像が選択されることに応じて、その第1の画像に対応する第2の画像を選択する従画像選択ステップと、
    前記処理選択ステップにより選択された画像処理によって一つの画面に表示される主画像と従画像に、前記主画像選択ステップにより選択された主画像と前記従画像選択ステップにより選択された従画像とをそれぞれ割り当てる割り当てステップとを備えていることを特徴とする処理シーケンス編集プログラム。
  4. 前記素材表示ステップは、前記画像記憶手段に記憶されている画像のうち、複数の第1の画像と、その複数の第1の画像のいずれかに対応する複数の第2の画像と、その複数の第2の画像がそれぞれ第1の画像のいずれに対応しているかとを前記表示手段に表示するとともに、第1の画像に対応する複数の第2の画像を所定の順序で表示するものであって、前記従画像選択ステップは、前記主画像選択ステップにより第1の画像が選択されることに応じて、その第1の画像に対応する第2の画像を前記素材表示ステップにより表示されている順序に基づいて選択するものであることを特徴とする請求項3記載の処理シーケンス編集プログラム。
  5. 複数の画像を記憶する画像記憶手段と、画像を表示する表示手段とを備えた処理シーケンス編集装置において実行され、画像処理の種類に対応する複数の処理アイコンを表示する処理表示ステップと、その処理表示ステップにより表示された複数の処理アイコンの中から所望の処理アイコンを選択する処理選択ステップと、前記画像記憶手段に記憶されている複数の画像に対応する素材アイコンを所定の順序で前記表示手段に表示する素材表示ステップと、前記処理選択ステップにより選択された処理アイコンに対応する画像処理において処理される画像を前記素材表示ステップにより表示されている複数の素材アイコンの中から選択する素材選択ステップとを備え、前記処理選択ステップにより選択された処理アイコンと前記素材選択ステップにより選択された素材アイコンとを時間軸上に配置することにより処理シーケンスデータを作成する処理シーケンス編集プログラムにおいて、
    前記素材表示ステップにより表示されている画像の表示順に対応し、前記画像記憶手段に記憶されている画像の記憶位置を記憶する画像アドレス記憶ステップと、
    前記画像記憶手段に記憶されている任意の画像を前記素材表示ステップにより表示されるように設定する素材画像設定ステップと、
    その素材画像設定ステップにより前記画像記憶手段に記憶されている画像を前記素材表示ステップにより表示されるように設定されることに応じて、前記画像アドレス記憶ステップにより記憶された前記画像記憶手段に記憶されている画像の記憶位置を変更する画像アドレス変更ステップと、
    処理シーケンスデータとして前記素材選択ステップにより選択された画像の前記素材表示ステップにより表示されている表示順を記憶する表示順記憶ステップとを備えていることを特徴とする処理シーケンス編集プログラム。
  6. 前記処理選択ステップにより選択された処理アイコンと前記素材選択ステップにより選択された画像に対応する素材アイコンとを前記表示手段により表示された時間軸に並べて表示するトラック表示ステップと、
    前記素材画像設定ステップにより、前記画像記憶手段に記憶されている画像を前記素材表示ステップにより表示されるように設定されることに応じて前記トラック表示ステップにより表示されている素材アイコンを前記画像アドレス変更ステップにより変更された画像であり、その画像の前記画像記憶手段に記憶されている記憶位置の画像に対応する素材アイコンに変更するトラック表示変更ステップとを備えていることを特徴とする請求項5記載の処理シーケンス編集プログラム。
  7. 前記素材画像設定ステップは、前記画像記憶手段に記憶されている複数の画像を一回の操作に応じて前記素材表示ステップにより表示されるように設定するものであることを特徴とする請求項5または6記載の処理シーケンス編集プログラム。
  8. 複数の画像を記憶する画像記憶手段と、画像を表示する表示手段とを備え、前記画像記憶手段に記憶されている画像を順次処理して前記表示手段に表示する処理シーケンスデータを作成する処理シーケンス編集装置において、
    前記画像記憶手段に記憶されている複数の画像を所定の順序で前記表示手段に表示する素材表示手段と、
    画像処理の種類に対応する複数の処理アイコンを前記表示手段に表示する処理表示手段と、
    その処理表示手段によりに表示された複数の処理アイコンの中から所望の処理アイコンを選択することにより画像処理の種類を選択する処理選択手段と、
    その処理選択手段により処理アイコンが選択されることに応じて、前記素材表示手段により表示されている順序に基づいて前記素材表示手段により表示されている画像を選択する素材選択手段と、
    前記処理選択手段により選択された画像処理では、前記素材選択手段により選択された画像と、前記処理選択手段により選択された画像処理の直前に設定された画像処理において処理される複数の画像のうちの指定された画像とを処理する画像処理手段とを備えていることを特徴とする処理シーケンス編集装置。
  9. 複数の画像を記憶する画像記憶手段と、画像を表示する表示手段とを備え、前記画像記憶手段に記憶されている画像を順次処理して前記表示手段に表示する処理シーケンスデータを作成する処理シーケンス編集装置において、
    画像処理の種類に対応する複数の処理アイコンを前記表示手段に表示する処理表示手段と、
    その処理表示手段により表示された複数の処理アイコンの中から所望の処理アイコンを選択することにより画像処理の種類を選択する処理選択手段と、
    前記画像記憶手段に記憶されている複数の画像を第1の組と第2の組に分け、それぞれの組において複数の画像を所定の順序で前記表示手段に表示する素材表示手段と、
    その素材表示手段により表示されている第1の組から前記素材表示手段により表示されている順序に基づいて第1の画像を選択し、前記素材表示ステップにより表示されている第2の組から前記素材表示手段により表示されている順序に基づいて第2の画像を選択する素材選択手段と、
    前記処理選択手段により選択された画像処理によって一つの画面に表示される主画像と従画像それぞれに、前記素材選択手段により選択された第1の画像と第2の画像とをそれぞれ割り当てる割り当て手段とを備えていることを特徴とする処理シーケンス編集装置。
  10. 複数の画像を記憶する画像記憶手段と、画像を表示する表示手段とを備え、前記画像記憶手段に記憶されている画像を順次処理して前記表示手段に表示する処理シーケンスデータを作成する処理シーケンス編集装置において、
    画像処理の種類に対応する複数の処理アイコンを前記表示手段に表示する処理表示手段と、
    その処理表示手段により表示された複数の処理アイコンの中から所望の処理アイコンを選択することにより画像処理の種類を選択する処理選択手段と、
    前記画像記憶手段に記憶されている画像のうち、複数の第1の画像と、その複数の第1の画像のいずれかに対応する第2の画像と、その第2の画像が複数の第1の画像のいずれに対応しているかとを前記表示手段に表示する素材表示手段と、
    その素材表示手段により表示されている複数の第1の画像の中から画像を選択する主画像選択手段と、
    その主画像選択手段により第1の画像が選択されることに応じて、その第1の画像に対応する第2の画像を選択する従画像選択手段と、
    前記処理選択手段により選択された画像処理によって一つの画面に表示される主画像と従画像に、前記主画像選択手段により選択された主画像と前記従画像選択手段により選択された従画像とをそれぞれ割り当てる割り当て手段とを備えていることを特徴とする処理シーケンス編集装置。
  11. 前記素材表示手段は、前記画像記憶手段に記憶されている画像のうち、複数の第1の画像と、その複数の第1の画像のいずれかに対応する複数の第2の画像と、その複数の第2の画像がそれぞれ第1の画像のいずれに対応しているかとを前記表示手段に表示するとともに、第1の画像に対応する複数の第2の画像を所定の順序で表示するものであって、前記従画像選択手段は、前記主画像選択手段により第1の画像が選択されることに応じて、その第1の画像に対応する第2の画像を前記素材表示手段により表示されている順序に基づいて選択するものであることを特徴とする請求項10記載の処理シーケンス編集装置。
  12. 複数の画像を記憶する画像記憶手段と、画像を表示する表示手段と、画像処理の種類に対応する複数の処理アイコンを表示する処理表示手段と、その処理表示手段により表示された複数の処理アイコンの中から所望の処理アイコンを選択する処理選択手段と、前記画像記憶手段に記憶されている複数の画像に対応する素材アイコンを所定の順序で前記表示手段に表示する素材表示手段と、前記処理選択手段により選択された処理アイコンに対応する画像処理において処理される画像を前記素材表示手段により表示されている複数の素材アイコンの中から選択する素材選択手段とを備え、前記処理選択手段により選択された処理アイコンと前記素材選択手段により選択された素材アイコンとを時間軸上に配置することにより処理シーケンスデータを作成する処理シーケンス編集装置において、
    前記素材表示手段により表示されている画像の表示順に対応し、前記画像記憶手段に記憶されている画像の記憶位置を記憶する画像アドレス記憶手段と、
    前記画像記憶手段に記憶されている任意の画像を前記素材表示手段により表示されるように設定する素材画像設定手段と、
    その素材画像設定手段により前記画像記憶手段に記憶されている画像を前記素材表示手段により表示されるように設定されることに応じて、前記画像アドレス記憶手段により記憶された前記画像記憶手段に記憶されている画像の記憶位置を変更する画像アドレス変更手段と、
    処理シーケンスデータとして前記素材選択手段により選択された画像の前記素材表示手段により表示されている表示順を記憶する表示順記憶手段とを備えていることを特徴とする処理シーケンス編集装置。
  13. 前記処理選択手段により選択された処理アイコンと前記素材選択手段により選択された画像に対応する素材アイコンとを前記表示手段により表示された時間軸に並べて表示するトラック表示手段と、
    前記素材画像設定手段により、前記画像記憶手段に記憶されている画像を前記素材表示手段により表示されるように設定されることに応じて前記トラック表示手段により表示されている素材アイコンを前記画像アドレス変更手段により変更された画像であり、その画像の前記画像記憶手段に記憶されている記憶位置の画像に対応する素材アイコンに変更するトラック表示変更手段とを備えていることを特徴とする請求項12記載の処理シーケンス編集装置。
  14. 前記素材画像設定手段は、前記画像記憶手段に記憶されている複数の画像を一回の操作に応じて前記素材表示手段により表示されるように設定するものであることを特徴とする請求項12または13記載の処理シーケンス編集装置。
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