JP2006065405A - 入場管理システムとそれを実現するためのコンピュータプログラムとその方法 - Google Patents

入場管理システムとそれを実現するためのコンピュータプログラムとその方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006065405A
JP2006065405A JP2004244093A JP2004244093A JP2006065405A JP 2006065405 A JP2006065405 A JP 2006065405A JP 2004244093 A JP2004244093 A JP 2004244093A JP 2004244093 A JP2004244093 A JP 2004244093A JP 2006065405 A JP2006065405 A JP 2006065405A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
information
specifying
transmission destination
designation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004244093A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4606087B2 (ja
Inventor
Yasukazu Inasawa
寧一 稲澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PIA Corp
Original Assignee
PIA Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PIA Corp filed Critical PIA Corp
Priority to JP2004244093A priority Critical patent/JP4606087B2/ja
Publication of JP2006065405A publication Critical patent/JP2006065405A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4606087B2 publication Critical patent/JP4606087B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【目的】 観客が徹夜で並ぶことを防止し、かつイベント前にチケットが転売されることもない入場管理システムを提供する。
【解決手段】 情報を記憶する記憶装置12、情報を受信する受信装置、情報を送信する送信装置、情報の処理を行う処理装置13を備えるシステムである。記憶装置は、顧客を会場に入場させる前の一定の時間帯を表す入場直前時間帯を記憶している。
処理手段13は、顧客の入場時又は前記入場直前時間帯に携帯装置3から送信された座席指定情報のない未指定電子チケットと座席指定情報の送信先を特定するための第1送信先特定情報とからなる指定要求情報を前記受信装置に受信させる。更に、処理装置13は未指定電子チケットに対し座席を指定する座席指定処理を行い、第1送信先特定情報により特定される第1送信先に前記座席指定処理により指定された座席を送信装置に送信させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンサートやスポーツ興行などが開催される会場に顧客を入場させる際に利用される入場管理システム等に関するものである。
現在、コンサートやスポーツ観戦等のチケットの販売方法としては次の2通りがある。
一つ目は、自由席型の販売方法であり、顧客には会場への入場チケットのみを販売する方法である。即ち、顧客は会場への入場チケットのみを持参して会場に行き、入場後に顧客が会場内のどの席を確保するかは早い者順で決めるものである。
二つ目は、指定席型の販売方法であり、顧客には座席指定のあるチケットを販売する方法である。即ち、座席の確保は早い者順ではなく、チケット販売時に行われるものである。
なお、本発明においては先行技術文献の開示は特に行わない。指定席型の販売方法及び自由席型の販売方法は極めて広く知られたものであるため、特に開示の必要はないと思われるからである。
しかし、上記2つの販売方法には各々以下の問題がある。
一つ目の自由席型の販売方法の場合、より良い席を確保しようと多くの顧客が会場の周囲に長い行列を作り、会場周辺の住民に迷惑をかけるという問題がある。また、未成年者が開催日の前日から徹夜で並んでしまい、未成年者の親から興行主催者に苦情が寄せられるという問題もある。
一方、二つ目の指定席型の販売方法の場合、インターネットのオークションサイトなどを利用して、良い席のチケットを購入した顧客がそれを高値で転売してしまいチケット料金の高騰を招くという問題がある。更に、チケットを無料で配布する招待チケットの場合、指定された座席が気に入らないと、無料ゆえに顧客が会場に来ない場合が多く、会場内に空席が多数できてしまうという問題もある。
そこでこれら問題点を解決するシステム等が求められるところである。
本発明は、例えば、次のような手段を備えるシステム、方法、コンピュータを次のように機能させるコンピュータプログラムである。
(1) 情報を記憶する記憶装置、情報を受信する受信装置、情報を送信する送信装置、情報の処理を行う処理装置を備えるシステムであって、
前記処理装置は、顧客の入場時又は前記記憶装置に記憶されている顧客を会場に入場させる前の一定の時間帯を表す入場直前時間帯に、情報を携帯するための携帯装置から送信された座席指定情報のない未指定電子チケットを前記受信装置から受信する手段、前記未指定電子チケットに対し座席を指定する座席指定処理を行う座席指定手段を備える。
(2) 前記未指定電子チケットには座席指定情報の送信先を特定するための第1送信先特定情報が含まれ、
前記処理装置は、前記第1送信先特定情報により特定される第1送信先に前記座席指定処理により指定された座席を前記送信装置から送信する手段を備える。
(3) 前記記憶装置は前記未指定電子チケットを記憶する手段を備え、
前記処理装置は、電子チケットを購入するための購入装置から送信される購入申込情報と電子チケットの送信先を特定するための第2送信先特定情報を前記受信装置に受信させる手段、前記第2送信先特定情報により特定される第2送信先に前記未指定電子チケットを前記送信装置に送信させる手段を備える。
(4) 前記記憶装置は会場入場者の許容数を表す入場許容数を記憶する手段を備え、
前記処理装置は、前記指定要求情報の受信数を集計する手段、集計した受信数が前記入場許容数を超える場合、受信した前記指定要求情報のうち当選のものと落選のものとを決定し、落選となった前記未指定電子チケットの前記第1送信先に落選を知らせる落選情報を送信する手段を備える。
(5) 前記記憶装置は複数の座席領域と前記座席領域の優先度を記憶する手段を備え、前記座席指定手段は前記優先度に基づいて座席の指定を行う手段である。
(6) 前記指定要求情報には顧客の要望を特定するための要望特定情報が含まれ、前記座席指定手段は前記要望特定情報により特定される顧客の要望に基づいて座席の指定を行う手段である。
(7) 前記指定要求情報には顧客の座席指定履歴を特定するための指定履歴特定情報が含まれ、前記座席指定手段は前記指定履歴特定情報により特定される座席指定履歴に応じた座席の指定を行う手段である。
(8) 前記指定要求情報には顧客属性を特定するための属性特定情報が含まれ、前記座席指定手段は前記属性特定情報により特定される顧客属性に応じた座席の指定を行う手段である。
(9) 前記指定要求情報には顧客の商品購入実績を特定するための購入実績特定情報が含まれ、前記座席指定手段は前記購入実績特定情報により特定される商品購入実績に応じた座席の指定を行う手段である。
(10) 前記処理装置は、同伴者の有無を確認する手段、同伴者がいる場合は同伴者に連続する座席又は近くの座席を指定する手段を備える。
本発明には次のような効果がある。
(1)本発明では、観客の会場入場時または入場直前の時間帯に座席を割り当てるので、自由席型の販売方法の問題点及び指定席型の販売方法の問題点双方を一挙に解決することができる。即ち、観客の会場入場時または入場直前の時間帯に座席を割り当てれば、座席の確保が早い者順ではなくなるので、より良い席を確保しようと多くの顧客が会場の周囲に長い行列を作るという問題が解決する。また、座席番号は開催日当日の開催時間直前まで分からないので、良い席のチケットを購入した顧客がそれを高値で転売することができず、転売によるチケット料金の高騰等の問題点を解決できる。
(2)座席のゾーン毎の割り当て確率(比率)を調整することにより、偏りのない見栄えのよい座席配分とすることができる。
(3)本発明を利用すれば、観客の特定の要望に沿った座席の割り当てを行うことができるので、観客の満足度を向上させることができる。
(4)本発明を利用すれば、顧客の属性に沿った座席の割り当てを行うことができる。即ち、主催者等に座席配分の要望があった場合、その要望に沿った見栄えのよい座席配分を実現できるのである。
(5)本発明を利用すれば、座席指定履歴に応じた座席の割り当てを行うことができる。よって、例えば前回の落選者を優先した座席の割り当てを行うことがきるのである。これにより何度も連続して落選するという事態を回避でき、結果として顧客の満足度を向上させることができるのである。
(6)本発明を利用すれば、ポイント上位者(スポンサー会社の商品をより多く購入した人等)を優先した座席の割り当てを行うことがきる。これによりイベントへの協力者(スポンサー)が得やすくなるのである。
(7)本発明では、同伴者には連続した座席或いは近くの座席を割り当てるので、同伴者同士が離ればなれの席になることを防止できる。
本発明は、コンサートやスポーツ興行などが開催される会場に顧客を入場させる際に利用される入場管理システム等に関するものである。以下、図面に基づいて説明する。
本発明の第一実施例を図に基づいて説明する。図1は本発明の実施に必要なハードウェアとそのハードウェアの結びつきを表した概略図である。
これらハードウェアは、サーバー1、入場許可装置2、携帯電話3(携帯電話3a、携帯電話3b)とからなる。
サーバー1と携帯電話3にはデータの送信部及び受信部が備えられ、これらを介してインターネット4(或は、その他の通信手段)により他の装置とデータの送受信が可能なものとなっている。
サーバー1には携帯電話3に内蔵されているICチップに記憶されている情報を読み書きできるリーダライタ11が接続されている。また、サーバー1には、データを記憶するための記憶装置12と情報の処理を行う処理装置13が備えられている。
入場許可装置2には、入場者に入場の可否を表示する表示モニタ14、携帯電話3に内蔵されているICチップに記憶されている情報を読み書きできるリーダライタ15が備えられ、このリーダライタ15はサーバー1と接続されている。
携帯電話3には、情報を記憶するICチップが内蔵されている。また。携帯電話3には、データの送受信を行う送受信装置、データを記憶するための記憶装置と情報の処理を行う処理装置が備えられている(図示せず)。
各々の記憶装置には本発明を実現するためのコンピュータプログラムや所定のデータが記憶されており、サーバー1、携帯電話3はこのコンピュータプログラムの処理命令に従って所定の処理を行う。
なお、ここではサーバー1の処理装置13が処理装置としての役割を果たし、サーバー1の記憶装置12が記憶装置としての役割を果たし、リーダライタ11又はリーダライタ15又はサーバー1の送受信装置が受信装置及び送信装置としての役割を果たし、携帯電話3が携帯装置及び購入装置としての役割を果たす。
次に、本発明を実現するための処理手順について説明する。本発明の処理手順は<チケット購入:STEP1>→<座席抽選:STEP2>の手順で行う。以下、これら処理について説明する。
<チケット購入:STEP1>
東京都在住の山田太郎さんは○○ホールで行われる○○歌合戦を観に行く予定である。そこで、山田さんは自分の携帯電話3を使ってチケット販売会社のホームページにアクセスした。これにより山田さんの携帯電話3の表示モニタには図2のような内容が表示された。山田さんは、会員番号や興行番号等を携帯電話の入力キーを利用して入力し、画面下の「送信」を選択した。これにより携帯電話3の処理装置は購入データ「会員番号:9715、氏名:山田太郎、興行番号:K125、希望枚数:1」を作成し、これをチケット販売会社のサーバー1に送信し、これを受信したサーバー1の処理装置13は記憶装置12に記憶する。なお、ここではこの購入データが購入申込情報としての役割を果たし、これに含まれる会員番号が第2送信先特定情報としての役割を果たし、会員ファイルのメールアドレスが第2送信先としての役割を果たす。
次に、サーバー1の処理装置13は山田さんが会員であるか否かの確認を行う。
サーバー1の記憶装置12には会員ファイルが記憶されている(図3)。これは複数の会員レコードからなるものであり、会員番号や氏名など図3に表されたデータ項目からなるものである。
サーバー1の処理装置13は、購入データに含まれる「会員番号:9715」を検索キーにして、山田さんの会員レコードを検索し、氏名を照合し、氏名が正しければ次の処理を行う。なお、氏名ではなく、暗証番号などを照合するようにしてもよい。
次に、サーバー1の処理装置13は、チケットの残り枚数を確認し、山田さんにチケットを販売できるか否かを確認する。
サーバー1の記憶装置12には興行ファイルが記憶されている(図4)。これは複数の興行レコードからなるものであり、興行番号や興行の内容など図4に表されたデータ項目からなるものである。なお、ここでは興行ファイルに含まれる会場収容人数が入場許容数としての役割を果たす。
サーバー1の処理装置13は、購入データに含まれる「興行番号:K125」を検索キーにして、○○歌合戦の興行レコードを検索し、「チケット残数」と購入データに含まれる「希望枚数:1」を比較し、チケット残数の方が多ければ次の処理を行う。
次に、サーバー1の処理装置13は、チケットの発行処理を行う。
サーバー1の処理装置13は、購入データと検索した興行レコード(図4)に基づいて電子チケット(図5)「会員番号:9715、興行番号:K125、内容:○○歌合戦、日時:2004年8月1日PM6時、場所:○○ホール、座席番号:情報なし」を作成し、これを検索した会員レコード(図3)に含まれるメールアドレスに送信する。そして、これを受信した山田さんの携帯電話3の処理装置は、この電子チケットを記憶装置に記憶する。なお、この電子チケットの座席番号には情報がない。即ち、この電子チケットは座席指定情報がない未指定電子チケットであり、後から座席の指定が行われるという特徴がある。
<座席抽選:STEP2>
○○歌合戦が開催される当日、山田さんは携帯電話3を持参して、会場である○○ホールに向かった。○○ホールの入り口には入場許可装置2が設置されており、山田さんが入場するときに自分の携帯電話3をリーダライタ15に近づけることにより、ICチップに記憶されている電子チケットの内容(図5)がリーダライタ15により読み込まれ、読み込まれた電子チケットの内容はサーバー1に送られる。なお、本来であれば、ここで山田さんの電子チケットが正当なものであるか否かを確認した上で、山田さんを入場させるのであるが、ここではその処理については省略する。
次に、サーバー1の処理装置13は、座席の抽選処理(座席指定処理)を行う。
サーバー1の処理装置13は、会場内の複数の空席の中から任意の席を選ぶ(抽選する)処理を行う。なお、○○ホールの座席はA席が100席(A1からA100)、B席も100席(B1からB100)あるものとし、今回山田さんに割り当てられた(抽選された)座席は「A25」という席であったとする(図6)。また、山田さんは3人目の入場者であり、山田さんより先に二人の人が入場を済ましているとする。
サーバー1の処理装置13は、抽選された席(座席番号)を山田さんの電子チケットに代入し、電子チケット(図7)「会員番号:9715、興行番号:K125、内容:○○歌合戦、日時:2004年8月1日PM6時、場所:○○ホール、座席番号:A25」を作成し、これがリーダライタ15を介して山田さんの携帯電話3のICチップに書き込まれる(未指定の電子チケットに座席が付与される)。そして、山田さんは入場許可装置2を通過し、携帯電話3を見ると表示モニタには「座席番号:A25」が表示されている。これにより山田さんは自分の座る席が「A25」であることを知り、その席で○○歌合戦を観覧することになる。なお、この座席抽選(座席指定)の処理は山田さんが入場許可装置2を通過する際(入場時)に一瞬のうちに行われるものである。また、この「A25」の座席が座席指定処理により指定された座席となる。
このようにすれば、自由席型の販売方法の問題点も指定席型の販売方法の問題点も解決することができる。即ち、本発明は入場時に座席の抽選をするので、自由席型のように座席を確保するために徹夜で行列を作る必要もなく、更に、指定席型のように事前に座席番号が分からないのでインターネットオークションなどにおいて高値で売買されることもないのである。このように、本発明は2つの販売方法の問題点を一度に解決できるという優れた効果があるのである。なお、座席指定を付与するという概念には整理番号を付与するという概念も含まれるものとする。
次に、観客が十分に集まらないケースについて説明する。
前述の通り、○○ホールは200人を収容できる会場であるが、観客が120人しか集まらない場合もある。その場合、本発明では抽選で任意の座席に顧客を割り当てるので、空席が各所にできてしまい、非常に見栄えが悪い座席配置となってしまうおそれがある。そこで、この場合は、図8のようにゾーン毎(座席領域毎に)に抽選する比率(優先度)を設定すればよい(なお、このゾーン比率はサーバー1の記憶装置12に記憶されているものである)。例えば、図8ではA席に抽選される確率が80%であり、B席に抽選される確率は20%である。この比率に従ってサーバー1の処理装置13が座席の抽選をすれば、A席のゾーンは80%の観客で埋まり、B席の方は20%の観客が埋まることになるので、見栄えの悪くない座席配置にすることができる。
本発明の実施例2について説明する。実施例1では、入場時に(入場許可装置2を通過する際に)座席番号を抽選していたが、本実施例では入場前の一定の時間帯に抽選を行い、抽選を終えてから観客が会場に入場するケースについて説明する。実施例2はの処理内容等は原則として実施例1と同様であるが、抽選方法が異なる。以下、異なる点を中心に説明する。
本実施例における、ハードウェア及びそれらの結びつきについては実施例1と同様である。
また、本発明を実現するための処理手順は実施例1と同様<チケット購入:STEP1>→<座席抽選:STEP2>の手順で行う。このうち<チケット購入:STEP1>は実施例1と同様である。一方、<座席抽選:STEP2>は実施例1とは内容が異なる。以下、<座席抽選:STEP2>について説明する。
<座席抽選:STEP2>
○○歌合戦が開催される当日、山田さんは携帯電話3を持参して、会場である○○ホールに向かった(実施例1と同様、山田さんの携帯電話3には図5のような電子チケットが記憶されている)。なお、このイベントの座席抽選は開催日当日の午後5時から午後5時半の間に行われることがイベント主催者から事前に知らされており、山田さん以外の観客も5時前には会場入り口付近に全員集まっていることとする。
午後5時を過ぎると、観客は次々にリーダライタ11に自分の携帯電話3を近づけ、ICチップの内容(チケットの内容)をサーバー1に入力してゆく。そして、サーバー1の処理装置13はこの入力数をカウントデータ「入力数=1」、カウントデータ「入力数=2」…と集計し、それを記憶装置12に記憶する(最終的にカウントデータ「入力数=230」になったとする。なお、サーバー1の記憶装置12には、図9のような入場直前時間帯「受付開始時刻:PM5:00、受付終了時刻:PM5:30」が記憶されており、サーバー1の処理装置13は、この時間帯にのみ入力を認めるものとする。この時間帯にのみ入力を認めるのは、あまり早くから入力を認めると、入力後その観客が会場から遠く離れた場所に行ってしまい、せっかく座席を割り当てたのに割り当てられた座席が気に入らないこと等を理由に結局その観客が会場に入場しないという問題がおこらないようにするためである。また、この入場直前時間帯はイベント主催者等が自由に設定できる時間帯であるものとする。なお、ここではカウントデータが指定要求情報の受信数としての役割を果たすものである。
次に、サーバー1の処理装置13は、座席の抽選処理を行う。なお、実施例1では、まず入場者を特定してから座席を割り当てていたが、本実施例の場合は、まず観客の順位をきめてから、その順位に従って座席を割り当ててゆくものである。即ち、実施例1では、まず山田さんの会員番号を特定し、その会員番号に対しどの席を割り当てるかを抽選していたが、本実施例の場合は、まず観客の会員番号をすべて入力させて集め、その会員番号に抽選で順位をつけ、その順位に従って「1位」の人(例えば、「会員番号:6789」)には「座席番号:A1」を、「2位」の人(例えば、「会員番号:2322」)には「座席番号:A2」をという要領で座席を割り当ててゆく(図10)。これを200席分繰り返し、200席すべてに会員番号を割り当ててゆく。そして、会員ファイル(図3)に含まれる各会員のメールアドレスに割り当てた座席番号を送信する。例えば、図10の会員番号「6789」の場合、サーバー1の処理装置13は、会員番号を検索キーにして図3の会員ファイルを検索し、検索した会員レコードに含まれるメールアドレスに「あなたの座席はA1です」などのメッセージを送信する。これにより各会員は自分が座るべき座席の番号を知ることができる。
また、図3の興行レコードには「会場収容人数:200」であり、カウントデータ「入力数=230」なのでサーバー1の処理装置13は、次の落選処理を行う。即ち、順位が201番以降の人は残念ながら今回は落選ということになり、その人の会員レコードの指定履歴を「落選」とし、その会員レコードに含まれるメールアドレスに落選情報「残念ながら今回は落選です」などのメッセージを送信する。
このように本実施例では、観客全員の会員番号をまず集め、会員の順位を決めてから座席を割り当てるものである。そして、この方法を利用して、座席の割り当てを以下のように調整することができる。以下、座席の調整について説明する。
まず、顧客の特別な要望により座席の割り当てを調整する処理について説明する。
サーバー1の記憶装置12には図11のような観客要望データ(要望特定情報)が記憶されている。これは事前登録できるデータであり、例えば車いすを利用する観客に対し入退場が比較的な楽な座席を優先的に割り当てるためのものである。ここでは、座席番号「A60」と「A61」が会員番号「8775」の人と「6414」の人に割り当てられたとする。
次に、前回の抽選で落選した人に優先的に座席を割り当てる処理について説明する。
サーバー1の記憶装置12には図12のような落選者データが記憶されている。これはサーバー1の処理装置13が、集められた会員番号を検索キーにして図3の会員ファイルを検索し、その中で指定履歴(指定履歴特定情報)が「落選」になっている会員の番号を1つのファイルにしたものである。ここでは、7人の人が前回の抽選で「落選」であったとし、前回落選した不運な人に座席番号「A1」から「A7」という特等席を割り当てるものとする。なお、山田さんも前回落選しているので(図3)、「A7」が割り当てられている。
次に、ポイント上位者に優先的に座席を割り当てる処理について説明する。このイベントはある清涼飲料水メーカーの資金協力により行われているとする。そして、そのメーカーの製品を購入するたびに顧客はポイントを付与され、ポイント上位者には特等席が割り当てられるものとする。
サーバー1の記憶装置12には図13のようなポイント上位者データが記憶されている。これはサーバー1の処理装置13が、集められた会員番号を検索キーにして図3の会員ファイルを検索し、その中で商品購入ポイント(購入実績特定情報)が多い上位者10人の会員番号を1つのファイルにしたものである。なお、この10人には「A51」から「A60」までの座席が割り当てられるものとする。
次に、主催者の要望に沿った座席割り当て処理について説明する。このイベントはテレビでも放送されるものであり、テレビ放送において観客席が写ったときにその見栄えをよくする必要がある。例えば、イベント主催者は観客席の一番目立つところに若い女性の一群を座らせて観客席の見栄えをよくしたいと考えているとする。この場合、次の処理を行う。
サーバー1の記憶装置12には図14のような主催者要望データ(属性特定情報)が記憶されている。
サーバー1の処理装置13は、集められた会員番号を検索キーにして図3の会員ファイルを検索し、その中でこの主催者要望データに合致する観客がいれば、主催者調整データとして出力してゆく。これにより図15のようなファイルが作成される。なお、この20人には「A21」から「A40」までの座席が割り当てられるものとする。
次に、座席を割り当てる処理について説明する。
サーバー1の処理装置13は、まず図11の観客要望データに基づき「A60」と「A61」の座席について割り当てを行い、次に図12の前回落選者データに基づき「A1」から「A7」の座席について割り当てを行い、次に図13のポイント上位者データに基づき「A51」から「A60」の座席について割り当てを行い、次に図15の主催者調整データに基づき「A21」から「A40」の座席について割り当てを行う。
そして、これらが終了した後に、残りの会員について順位を決め、その順位に従って残りの座席に会員を割り当ててゆき、最終的には図16のような座席の割り当てとなる。
これにより、観客の特定の要望及び主催者の要望に沿った座席の割り当てができる。また、前回の落選者及びポイント上位者を優先した座席の割り当てができるのである。
本発明の実施例3について説明する。実施例1及び実施例2では、入場者に同伴者がいないケースについて説明したが、本実施例では同伴者がいるケースについて説明する。即ち、同伴者がいる場合は隣り合う座席を指定しなければならないので、本実施例ではこの処理について説明する。なお、実施例1及び実施例2と同様の処理については説明を省略する。
まず、実施例1のように入場と同時に座席指定を行う場合について説明する。
山田さんのチケットには、図17のように、同伴者に関する情報を含む電子チケットが記憶されているものとする。即ち、「同伴者数:1」と「同伴者1の会員番号:5515」が記憶されている。
実施例1の<座席抽選:STEP2>において、サーバー1の処理装置13は図17の電子チケットをリーダライタ15により読み取り、「同伴者数」のデータ項目に1以上のデータが代入されているか否かを確認する(同伴者の有無を確認する)。図17には「1」が代入されているので、処理装置13は同伴者がいること及び2連続の座席(会員番号9715と会員番号5515の座席)を確保すべきことを認識する。そして、座席抽選の際、図18のように2つ連続した座席(A92、A93)を確保し、一方の座席(例えば、A92)を山田さんの携帯電話3にリーダライタ15から送信し、それと共にA92については通知区分を「通知済」にする。一方、A93については「通知未済」とする。そして、他の観客が入場し、座席抽選を行うたびに図18における「通知区分=通知未済」の会員番号を参照し、会員番号がそれに該当するか否かを確認する。例えば、山田さんの同伴者である会員番号5515の観客が入場した場合、「通知区分=通知未済」かつ「会員番号=5515」と一致するので、該当する座席番号「A93」を送信する。このようにすれば、同伴者同士を隣り合った座席に割り当てることができる。なお、同伴者には必ずしも連続する座席でなくてもよく、近くの座席(例えば、前後の座席など)を割り当ててもよい。
また、実施例2の場合は、例えば、図19のような同伴者データを予め登録しておき、図15の主催者調整データなどと同様の処理により、連なった座席を割り当てればよい。
このようにすれば実施例2においても同伴者同士を隣り合った座席に割り当てることができる。
上記実施例おいては特定のケースについて説明したが、本発明はこれら特定のケースに限るものではない。例えば、次のようなケースであっても構わない。
(1)上記実施例では、特定のケースについて説明したが、本発明はこれに限るものではない。例えば、音楽イベントのみならずスポーツイベントやその他様々な分野で利用できるものである。また、有料のイベントに限らず、観客を無料で招待するイベントにおいても利用できるものである。なお、本発明において「商品」の概念には「サービス」の概念も含まれる場合があるものとする。
(2)データの内容は実施例で説明したデータに限らない。即ち、同様の役割を果たすことができれば、他のどのようなデータであっても構わない。
(3)ハードウェアも実施例で説明したものに限らない。即ち、同様の役割を果たすことができれば、他のどのようなハードウェアであっても構わない。例えば、携帯手段として携帯電話ではなくPHS、携帯型の小型コンピュータ、ICカード(ICチップを備えたカード)などを利用してもよい。
(4)処理の内容や手順についても実施例で説明したものに限らない。即ち、同様の役割を果たすことができれば、他のどのような処理内容・処理手順であっても構わない。
(5)上記実施例に登場するデータ(データレコード、ファイル)のデータ(データ項目)は、原則として各々関連づけられて(対応づけられて)記憶装置に記憶されているものとする。図面に表されたものについても同様である。
本発明で利用するハードウェアの概略を示す図である。 チケット購入画面を表した図である。 会員ファイルを表した図である。 興行ファイルを表した図である。 電子チケットを表した図である。 座席指定データを表した図である。 電子チケットを表した図である。 ゾーン比率に関するデータを表した図である。 入場直前時間帯に関するデータを表した図である。 座席指定データを表した図である。 観客要望データを表した図である。 前回落選者データを表した図である。 ポイント上位者データを表した図である。 主催者要望データを表した図である。 主催者調整データを表した図である。 座席指定データを表した図である。 電子チケットを表した図である。 座席指定データを表した図である。 同伴者データを表した図である。
符号の説明
1 サーバー
2 入場許可装置
3 携帯電話
4 インターネット
11 リーダライタ
12 記憶装置
13 処理装置
14 表示モニタ
15 リーダライタ

Claims (30)

  1. 情報を記憶する記憶装置、情報を受信する受信装置、情報を送信する送信装置、情報の処理を行う処理装置を備えるシステムであって、
    前記処理装置は、顧客の入場時又は前記記憶装置に記憶されている顧客を会場に入場させる前の一定の時間帯を表す入場直前時間帯に、情報を携帯するための携帯装置から送信された座席指定情報のない未指定電子チケットを前記受信装置から受信する手段、前記未指定電子チケットに対し座席を指定する座席指定処理を行う座席指定手段を備えることを特徴とする入場管理システム。
  2. 前記未指定電子チケットには座席指定情報の送信先を特定するための第1送信先特定情報が含まれ、
    前記処理装置は、前記第1送信先特定情報により特定される第1送信先に前記座席指定処理により指定された座席を前記送信装置から送信する手段を備えることを特徴とする請求項1記載の入場管理システム。
  3. 前記記憶装置は前記未指定電子チケットを記憶する手段を備え、
    前記処理装置は、電子チケットを購入するための購入装置から送信される購入申込情報と電子チケットの送信先を特定するための第2送信先特定情報を前記受信装置に受信させる手段、前記第2送信先特定情報により特定される第2送信先に前記未指定電子チケットを前記送信装置に送信させる手段を備えることを特徴とする請求項1乃至2記載の入場管理システム。
  4. 前記記憶装置は会場入場者の許容数を表す入場許容数を記憶する手段を備え、
    前記処理装置は、前記指定要求情報の受信数を集計する手段、集計した受信数が前記入場許容数を超える場合、受信した前記指定要求情報のうち当選のものと落選のものとを決定し、落選となった前記未指定電子チケットの前記第1送信先に落選を知らせる落選情報を送信する手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3記載の入場管理システム。
  5. 前記記憶装置は複数の座席領域と前記座席領域の優先度を記憶する手段を備え、前記座席指定手段は前記優先度に基づいて座席の指定を行う手段であることを特徴とする請求項1乃至4記載の入場管理システム。
  6. 前記指定要求情報には顧客の要望を特定するための要望特定情報が含まれ、前記座席指定手段は前記要望特定情報により特定される顧客の要望に基づいて座席の指定を行う手段であることを特徴とする請求項1乃至5記載の入場管理システム。
  7. 前記指定要求情報には顧客の座席指定履歴を特定するための指定履歴特定情報が含まれ、前記座席指定手段は前記指定履歴特定情報により特定される座席指定履歴に応じた座席の指定を行う手段であることを特徴とする請求項1乃至6記載の入場管理システム。
  8. 前記指定要求情報には顧客属性を特定するための属性特定情報が含まれ、前記座席指定手段は前記属性特定情報により特定される顧客属性に応じた座席の指定を行う手段であることを特徴とする請求項1乃至7記載の入場管理システム。
  9. 前記指定要求情報には顧客の商品購入実績を特定するための購入実績特定情報が含まれ、前記座席指定手段は前記購入実績特定情報により特定される商品購入実績に応じた座席の指定を行う手段であることを特徴とする請求項1乃至8記載の入場管理システム。
  10. 前記処理装置は、同伴者の有無を確認する手段、同伴者がいる場合は同伴者に連続する座席又は近くの座席を指定する手段を備えることを特徴とする請求項1乃至9記載の入場管理システム。
  11. 情報を記憶する記憶装置、情報を受信する受信装置、情報を送信する送信装置、情報の処理を行う処理装置を備えるシステムにおける前記処理装置に処理を命令するものであり、
    前記処理装置を、顧客の入場時又は前記記憶装置に記憶されている顧客を会場に入場させる前の一定の時間帯を表す入場直前時間帯に、情報を携帯するための携帯装置から送信された座席指定情報のない未指定電子チケットと座席指定情報の送信先を特定するための第1送信先特定情報とからなる指定要求情報を前記受信装置から受信する手段、前記未指定電子チケットに対し座席を指定する座席指定処理を行う座席指定手段、前記第1送信先特定情報により特定される第1送信先に前記座席指定処理により指定された座席を前記送信装置から送信する手段として機能させることを特徴とする入場管理のためのコンピュータプログラム。
  12. 前記未指定電子チケットには座席指定情報の送信先を特定するための第1送信先特定情報が含まれ、
    前記処理装置を前記第1送信先特定情報により特定される第1送信先に前記座席指定処理により指定された座席を前記送信装置から送信する手段として機能させることを特徴とする請求項11記載の入場管理のためのコンピュータプログラム。
  13. 前記記憶装置は前記未指定電子チケットを記憶する手段を備え、
    前記処理装置を、電子チケットを購入するための購入装置から送信される購入申込情報と電子チケットの送信先を特定するための第2送信先特定情報を前記受信装置に受信させる手段、前記第2送信先特定情報により特定される第2送信先に前記未指定電子チケットを前記送信装置に送信させる手段として機能させることを特徴とする請求項11乃至12記載の入場管理のためのコンピュータプログラム。
  14. 前記記憶装置は会場入場者の許容数を表す入場許容数を記憶する手段を備え、
    前記処理装置を、前記指定要求情報の受信数を集計する手段、集計した受信数が前記入場許容数を超える場合、受信した前記指定要求情報のうち当選のものと落選のものとを決定し、落選となった前記未指定電子チケットの前記第1送信先に落選を知らせる落選情報を送信する手段として機能させることを特徴とする請求項11乃至13記載の入場管理のためのコンピュータプログラム。
  15. 前記記憶装置は複数の座席領域と前記座席領域の優先度を記憶する手段を備え、前記座席指定手段は前記優先度に基づいて座席の指定を行う手段であることを特徴とする請求項11乃至14記載の入場管理のためのコンピュータプログラム。
  16. 前記指定要求情報には顧客の要望を特定するための要望特定情報が含まれ、前記座席指定手段は前記要望特定情報により特定される顧客の要望に基づいて座席の指定を行う手段であることを特徴とする請求項11乃至15記載の入場管理のためのコンピュータプログラム。
  17. 前記指定要求情報には顧客の座席指定履歴を特定するための指定履歴特定情報が含まれ、前記座席指定手段は前記指定履歴特定情報により特定される座席指定履歴に応じた座席の指定を行う手段であることを特徴とする請求項11乃至16記載の入場管理のためのコンピュータプログラム。
  18. 前記指定要求情報には顧客属性を特定するための属性特定情報が含まれ、前記座席指定手段は前記属性特定情報により特定される顧客属性に応じた座席の指定を行う手段であることを特徴とする請求項11乃至17記載の入場管理のためのコンピュータプログラム。
  19. 前記指定要求情報には顧客の商品購入実績を特定するための購入実績特定情報が含まれ、前記座席指定手段は前記購入実績特定情報により特定される商品購入実績に応じた座席の指定を行う手段であることを特徴とする請求項11乃至18記載の入場管理のためのコンピュータプログラム。
  20. 前記処理装置を、同伴者の有無を確認する手段、同伴者がいる場合は同伴者に連続する座席又は近くの座席を指定する手段として機能させることを特徴とする請求項11乃至19記載の入場管理のためのコンピュータプログラム。
  21. 情報を記憶する記憶装置、情報を受信する受信装置、情報を送信する送信装置、情報の処理を行う処理装置を備えるシステムにより実現されるものであって、
    前記処理装置は、顧客の入場時又は前記記憶装置に記憶されている顧客を会場に入場させる前の一定の時間帯を表す入場直前時間帯に、情報を携帯するための携帯装置から送信された座席指定情報のない未指定電子チケットと座席指定情報の送信先を特定するための第1送信先特定情報とからなる指定要求情報を前記受信装置から受信し、前記未指定電子チケットに対し座席を指定する座席指定処理を行い、前記第1送信先特定情報により特定される第1送信先に前記座席指定処理により指定された座席を前記送信装置から送信することを特徴とする入場管理方法。
  22. 前記未指定電子チケットには座席指定情報の送信先を特定するための第1送信先特定情報が含まれ、
    前記処理装置は、前記第1送信先特定情報により特定される第1送信先に前記座席指定処理により指定された座席を前記送信装置から送信することを特徴とする請求項21記載の入場管理方法。
  23. 前記記憶装置は前記未指定電子チケットを記憶する手段を備え、
    前記処理装置は、電子チケットを購入するための購入装置から送信される購入申込情報と電子チケットの送信先を特定するための第2送信先特定情報を前記受信装置に受信させ、前記第2送信先特定情報により特定される第2送信先に前記未指定電子チケットを前記送信装置に送信させることを特徴とする請求項21乃至22記載の入場管理方法。
  24. 前記記憶装置は会場入場者の許容数を表す入場許容数を記憶する手段を備え、
    前記処理装置は、前記指定要求情報の受信数を集計し、集計した受信数が前記入場許容数を超える場合、受信した前記指定要求情報のうち当選のものと落選のものとを決定し、落選となった前記未指定電子チケットの前記第1送信先に落選を知らせる落選情報を送信することを特徴とする請求項21乃至23記載の入場管理方法。
  25. 前記記憶装置は複数の座席領域と前記座席領域の優先度を記憶する手段を備え、前記座席指定処理は前記優先度に基づいて座席の指定を行う処理を含むことを特徴とする請求項21乃至24記載の入場管理方法。
  26. 前記指定要求情報には顧客の要望を特定するための要望特定情報が含まれ、前記座席指定処理は前記要望特定情報により特定される顧客の要望に基づいて座席の指定を行う処理を含むことを特徴とする請求項21乃至25記載の入場管理方法。
  27. 前記指定要求情報には顧客の座席指定履歴を特定するための指定履歴特定情報が含まれ、前記座席指定処理は前記指定履歴特定情報により特定される座席指定履歴に応じた座席の指定を行う処理を含むことを特徴とする請求項21乃至26記載の入場管理方法。
  28. 前記指定要求情報には顧客属性を特定するための属性特定情報が含まれ、前記座席指定処理は前記属性特定情報により特定される顧客属性に応じた座席の指定を行う処理を含むことを特徴とする請求項21乃至27記載の入場管理方法。
  29. 前記指定要求情報には顧客の商品購入実績を特定するための購入実績特定情報が含まれ、前記座席指定処理は前記購入実績特定情報により特定される商品購入実績に応じた座席の指定を行う処理を含むことを特徴とする請求項21乃至28記載の入場管理方法。
  30. 前記処理装置は、同伴者の有無を確認し、同伴者がいる場合は同伴者に連続する座席又は近くの座席を指定することを特徴とする請求項21乃至29記載の入場管理方法。
JP2004244093A 2004-08-24 2004-08-24 入場管理システムとそれを実現するためのコンピュータプログラムとその方法 Active JP4606087B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004244093A JP4606087B2 (ja) 2004-08-24 2004-08-24 入場管理システムとそれを実現するためのコンピュータプログラムとその方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004244093A JP4606087B2 (ja) 2004-08-24 2004-08-24 入場管理システムとそれを実現するためのコンピュータプログラムとその方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006065405A true JP2006065405A (ja) 2006-03-09
JP4606087B2 JP4606087B2 (ja) 2011-01-05

Family

ID=36111882

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004244093A Active JP4606087B2 (ja) 2004-08-24 2004-08-24 入場管理システムとそれを実現するためのコンピュータプログラムとその方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4606087B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008287523A (ja) * 2007-05-17 2008-11-27 Nec Corp 座席予約装置、座席予約システム、その座席確定方法およびプログラム
JP2010260223A (ja) * 2009-05-01 2010-11-18 Pia Corp チケット
JP2011215994A (ja) * 2010-04-01 2011-10-27 Pia Corp 購入証明装置,購入証明のためのコンピュータプログラム、購入証明方法
JP2014116019A (ja) * 2013-12-26 2014-06-26 Felica Networks Inc 情報処理システム、管理情報処理装置、およびプログラム
US9495818B2 (en) 2007-04-13 2016-11-15 Felica Networks, Inc. Information processing system, control information processing device, and program
JP6286018B1 (ja) * 2016-12-28 2018-02-28 株式会社テイパーズ 自動配券システム
JPWO2018074504A1 (ja) * 2016-10-21 2019-10-10 playground株式会社 プログラム

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11306260A (ja) * 1998-04-20 1999-11-05 Hitachi Ltd 座席割り付けシステム
JP2000076352A (ja) * 1998-08-28 2000-03-14 Hitachi Ltd 座席指定システム
JP2001306908A (ja) * 2000-04-26 2001-11-02 Nec Corp チケット予約販売システム
JP2002169928A (ja) * 2000-12-04 2002-06-14 Fm Fukuoka:Kk 自動抽選システム
US20020082878A1 (en) * 2000-12-22 2002-06-27 Boies Stephen J. Airline reservation system that supports guaranteed reservations for a preferred category of seating
JP2003132382A (ja) * 2001-10-19 2003-05-09 Canon Inc 情報管理装置、通信端末、入場ゲート装置、入場券システム、入場券購入方法、記録媒体及びプログラム
JP2003216853A (ja) * 2002-01-25 2003-07-31 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> チケット予約処理方法およびチケット予約装置
JP2003331171A (ja) * 2002-05-10 2003-11-21 Nec Soft Ltd 予約サーバ、予約販売方法、及び、プログラム

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11306260A (ja) * 1998-04-20 1999-11-05 Hitachi Ltd 座席割り付けシステム
JP2000076352A (ja) * 1998-08-28 2000-03-14 Hitachi Ltd 座席指定システム
JP2001306908A (ja) * 2000-04-26 2001-11-02 Nec Corp チケット予約販売システム
JP2002169928A (ja) * 2000-12-04 2002-06-14 Fm Fukuoka:Kk 自動抽選システム
US20020082878A1 (en) * 2000-12-22 2002-06-27 Boies Stephen J. Airline reservation system that supports guaranteed reservations for a preferred category of seating
JP2003132382A (ja) * 2001-10-19 2003-05-09 Canon Inc 情報管理装置、通信端末、入場ゲート装置、入場券システム、入場券購入方法、記録媒体及びプログラム
JP2003216853A (ja) * 2002-01-25 2003-07-31 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> チケット予約処理方法およびチケット予約装置
JP2003331171A (ja) * 2002-05-10 2003-11-21 Nec Soft Ltd 予約サーバ、予約販売方法、及び、プログラム

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10373410B2 (en) 2007-04-13 2019-08-06 Felica Networks, Inc. Information processing system, control information processing device, and program
US9495818B2 (en) 2007-04-13 2016-11-15 Felica Networks, Inc. Information processing system, control information processing device, and program
US9824518B2 (en) 2007-04-13 2017-11-21 Felica Networks, Inc. Information processing system, control information processing device, and program
US10818120B2 (en) 2007-04-13 2020-10-27 Felica Networks, Inc. Information processing system, control information processing device, and program
JP2008287523A (ja) * 2007-05-17 2008-11-27 Nec Corp 座席予約装置、座席予約システム、その座席確定方法およびプログラム
JP2010260223A (ja) * 2009-05-01 2010-11-18 Pia Corp チケット
JP2011215994A (ja) * 2010-04-01 2011-10-27 Pia Corp 購入証明装置,購入証明のためのコンピュータプログラム、購入証明方法
JP2014116019A (ja) * 2013-12-26 2014-06-26 Felica Networks Inc 情報処理システム、管理情報処理装置、およびプログラム
JPWO2018074504A1 (ja) * 2016-10-21 2019-10-10 playground株式会社 プログラム
JP2021177425A (ja) * 2016-10-21 2021-11-11 playground株式会社 プログラム
JP7126946B2 (ja) 2016-10-21 2022-08-29 playground株式会社 プログラム、方法、および電子チケットシステム
JP7149388B2 (ja) 2016-10-21 2022-10-06 playground株式会社 プログラム
JP2018109821A (ja) * 2016-12-28 2018-07-12 株式会社テイパーズ 自動配券システム
JP6286018B1 (ja) * 2016-12-28 2018-02-28 株式会社テイパーズ 自動配券システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4606087B2 (ja) 2011-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9740990B2 (en) Method and system for reserving and controlling access to products and services at a remote location via a communications network
RU2189632C1 (ru) Способ и система перераспределения оригинальных билетов
WO2020112614A1 (en) Event management and coordination platform
US8655692B2 (en) Method and system for network-enabled venue booking
JP4158370B2 (ja) クーポン券情報発行システム及び表示システム
US20100235240A1 (en) Automatic vending apparatus for providing advertisement and method thereof
CA2889089A1 (en) System and method for managing venue concessions
US20120191489A1 (en) Group reservation support system
JP4606087B2 (ja) 入場管理システムとそれを実現するためのコンピュータプログラムとその方法
JP6703675B2 (ja) サービス再予約装置、サービス再予約方法、およびサービス再予約プログラム
JP2012022710A (ja) ネットワークを用いた予約管理方法及び装置
JP2024074836A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2003047783A (ja) アトラクション利用スケジュール構築装置、予約情報入力装置及びそれらを用いたシステム
JP2009230231A (ja) コンテンツ配信装置、コンテンツ再生システム、コンテンツ配信方法、およびコンピュータプログラム
JP4252970B2 (ja) 当日券発券システム
CN110998617A (zh) 座位分配系统
JP4368170B2 (ja) チケット割当システムとそれを実現するためのコンピュータプログラムとその方法
JP2001222674A (ja) 発券装置、券取得装置、発券システムおよびその方法
JP4564142B2 (ja) ネットワークを用いた予約管理システム及び方法
CN111798009A (zh) 促进消费商家商品的网约车订单生成方法、装置、系统和介质
WO2011020209A1 (en) System and method for building shared itineraries
WO2002095643A1 (fr) Appareil de programmation d&#39;utilisation d&#39;attractions, appareil d&#39;entree d&#39;informations de reservation, et systeme d&#39;utilisation de ces appareils
JP2003256878A (ja) 情報提供付き切符、切符の券面を利用した情報提供システム、情報提供方法、情報提供プログラムおよび情報提供プログラムを記録した記録媒体
JP6923891B1 (ja) 予約管理サーバ及び予約管理方法
JP2003296620A (ja) インターネットを使用する指定席予約システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070717

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100301

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100316

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100513

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100615

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100812

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100907

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101005

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4606087

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131015

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131015

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250