JP2006065262A - ヴァイオリン用ビーズ袋肩当て - Google Patents

Abstract

【課題】 従来、ヴァイオリンの演奏は、ヴァイオリンの裏板下方に棒状の肩当てを装着し、あごと肩当てとでヴァイオリンを挟んで固定して行われていたが、ヒトの肩の形状はひとによって様々であり、肩に合わずに、無駄な力が入って演奏を難しくしたり、肩痛を起こしたりすることがあった。
【解決手段】 この肩当ては、小粒子を詰めた小袋を詰めた外袋を介してヴァイオリンを支えるもので、外袋を変形させることにより個人の肩の形に合わせ、力を入れずに安定してヴァイオリンを支えることができることが特徴である。
【選択図】 図１

Description

この発明は小粒子を詰めた小袋を複数詰めた袋で肩に接する、ヴァイオリン用肩当てに関するものである。

従来、ヴァイオリン演奏は、ヴァイオリンの裏板下方の左右端に棒状の肩当て（図５、６、カ）を装着し、あごと肩当てとでヴァイオリンを挟んで固定したうえで行われていた。（図５、６）

ヒトの肩の形状は 個人によって様々であり、従来の棒状の肩当てでは 肩に合わないことも多く、ヴァイオリンをしっかり固定できない場合がしばしばあった。そのような場合力を入れて挟まなければならないため、スムーズな演奏を難しくしたり、肩痛を起こしたりした。
本発明は以上のような欠点をなくすためになされたものである。

この肩当ては ヴァイオリンへの装着部（図１、３、４、のア）と、棒状の外袋（図１、２、３、４、のイ）から成る。
この棒状の外袋は小粒子（図２エ）を詰めた小袋（内袋、図２ウ）を数個しっかり詰めた構造である。演奏者個人の体型に合わせて外袋を手で力を加えて変形させ、肩に合うよう形を整える。小粒子は外袋の中では小袋で分割されているため 小粒子が外袋の中で偏って外袋の一部が押しつぶされ平たくなることはない。スポンジのように柔らかすぎてヴァイオリンが不安定になることもない。
この外袋を装着部（図１ア）に接着して 全体をヴァイオリン用肩当てとして使用する。

演奏者の体型にかかわらず肩の形状に合い、最小限の力で安定してヴァイオリンが支えられるようになり演奏がより容易となり、肩痛も少なくなった。

以下、本発明の実施例について説明する。
図１イの外袋を前もって手で自分の肩に合うよう形を作っておく。ついで本発明をヴァイオリンの裏板に装着し、あごと外袋の間にヴァイオリンを挟んで演奏する。（図３、４）

は本発明の斜視図である。 は外袋の構造図である。 は本発明の側面から見た実施図である。 は本発明の底面から見た実施図である。 は従来の肩当ての側面から見た実施図である。 は従来の肩当ての底面から見た実施図である。

符号の説明

アはヴァイオリンへの装着部、イは小粒子を詰めた小袋を詰めた外袋、ウは小袋、エはウの中に詰めた小粒子、オはヴァイオリンに装着するためのフック、カは従来の肩当て、キはヴァイオリン

Claims (1)

1. 小粒子を詰めた小袋を複数個詰めた袋で肩に接する、ヴァイオリン用肩当て。

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