JP3111395U - サイズが自由に調整できる指輪 - Google Patents

Abstract

【課題】 面倒な指輪のサイズ調整が不要で微調整も自由にでき、簡単に外れない、サイズが自由に調整できる指輪を提供する。
【解決手段】指輪が調整部、装飾部，鎖部より成り、コノ字型の上蓋，下蓋にシリコンゴムの平板とラック状に加工されたシリコンゴムを挿入して、レーザーによりロー付けし接合する。左右上下のシリコンゴムの中に、その調整部に鎖を挿入して、指のサイズに合せて調整する、従来のように留め金が簡単に外れることがないことを特徴とするサイズが自由に調整できる指輪。
【選択図】 図 １

Description

本考案は、指輪のサイズが自由に調整でき、指のサイズを気にしなくてもよく、構造が簡単な指輪に関するものである。

従来は、需要が多いサイズを多く製作されており，これを販売店で購入者の指のサイズに合わせて調整している、購入者の指のサイズも購入時より数年後には変わるために、指輪のリング径を調整するか、又はそのまま使われずになってしまう。近年サイズが調整できる指輪が公開されている。
例えば、
特開２００４−１５４４６６号公報
特開平−０３６７２０号公報
実用３０２１２３３号公報
が提案されている。

それには次のような問題点があった。
（イ）指のサイズを気にせず購入できる指輪は少ない。
（ロ）指輪のサイズ調整を専門家に依頼するしかなかった。
（ハ）指輪のサイズ調整は難しく、困難であった。
（ニ）指の太さは変わるが調整が簡単に出来なく、専門家に頼むか、そのまま使用しないかであった。
（ホ）素人でも簡単に調整できる指輪が少ない。
本考案は、以上の問題点を解決するためのものである。

問題を解決するための手段

この指輪の構成は、指輪本体（１）は調整部（２）・装飾部（３）・鎖部（４）より成り、調整部（２）の上部にコの字型の上蓋Ａ（５）を設け，その内側上面にシリコンゴムＡ（７）を接着剤で貼り付け接着し、又調整部（２）の下部にコの字型の下蓋Ｂ（６）設け、その内側コの字型の内側部分にシリコンゴムＢ（８）を接着剤で貼り付け接着する。そして図８に示すようにフラットな鎖部（４）を上蓋Ａ（５）と下蓋Ｂ（６）の中間に挟み込み圧着してレザーによりロー付け接合し、中間の鎖部（４）を一定の圧力で固定する。鎖部（４）はその先端部を引っ張ったり、ちじめたりする事で指輪のサイズが調整できる。上蓋Ａ（５）のパーツを各種のデザインで作るか、上蓋Ａのパーツに別のパーツを付ける事により、デザインのバリエーションを自由に作ることができる。

発明の効果

構造が簡単でデザインのバリエーションも自由にでき、指輪のサイズがミリ単位で自由に長さの調整でき、任意の指に使用できる効果が生まれた。

以下、本発明の実施の形態を説明する。
（イ）指輪本体（１）は調整部（２）、装飾部（３）、鎖部（４）より構成されている。
（ロ）調整部（２）の上部にコの字型の上蓋Ａ（５）を設け、その上蓋Ａ（５）の内側上部にシリコンゴムＡを接着剤で接着する。
（ハ）下蓋Ｂ（６）の内側の下部にシリコンゴムＢ（６）を挿入し接着剤で接着する。
（ニ）シリコンゴムを接着した上蓋Ａ（５）と下蓋Ｂ（６）の中間部に図８のように鎖部（４）を挿入し、上蓋Ａ（５）と（６）を圧着して、レザーによりロー付けし、中の鎖（４）を一定の圧力で固定する。
（ホ）鎖部（４）は先部を引っ張ったりちじめたりすることで自由に指輪のサイズを調整できる。
（ヘ）装飾部（３）は色々のデザインに加工した物を取り付けることができる。
本発明は、以上のような構成よりなっている。
これを使用するときは、鎖部を緩めておき、指輪本体に指を差込み、鎖部の先端部を引張りサイズに合わせ調整する。

本発明の正面図である。 本発明の平面図である。 本発明の上蓋Ａの斜視図である。 本発明の下蓋Ｂの斜視図である。 本発明のＡ−Ａ’の断面図である。 本発明のＢ−Ｂ’の断面図である。 本発明の組立て分解図である。

符号の説明

１ 指輪本体
２ 調整部
３ 装飾部
４ 鎖部
５ 上蓋Ａ
６ 下蓋Ｂ
７ シリコンゴムＡ
８ シリコンゴムＢ

Claims (3)

1. 指輪のサイズの調整にシリコンゴムの弾力性を利用したサイズが自由に調整できる指輪。
2. 指輪の装飾部に各種のデザインを製作可能な請求項１記載のサイズが自由に調整できる指輪。
3. シリコンゴムの弾力性を利用し鎖を中に挿入したため従来のようには容易に外れない請求項１〜３記載のサイズが自由に調整できる指輪。

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