JP2006064241A - 冷蔵庫ドアのストッパー構造 - Google Patents

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Yohei Nomoto
洋平 野本
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】ドアが回転して開いていく過程で、一旦ドアの回転が止まるようにさせること。
【解決手段】ドア9の第2ストッパー11と、下部支持部材に形成された第2ストッパー11の当たり部にて構成されることで、ドアを回転させて開けるとき、第2ストッパー11がストッパー当たり部12に当接されるまでドア9が開く過程において、第2ストッパー11と第2ストッパーの当たり部12が同一位置にきて、一旦ドア9の回転が止まるようにするものである。
【選択図】図4

Description

本発明は、冷蔵庫ドアのストッパー構造に関するものである。
従来、冷蔵庫のドアには開放角度を制限するストッパーが備えられている(例えば、実用新案文献1参照)。
図5、6は、特許文献1に記載された従来の冷蔵庫ドアのストッパー構造を示すものである。
上記構成において、動作を説明する。冷蔵庫本体1と、この本体前面に回転式ドア2と、このドアの上下に冷蔵庫本体にドアを支持するための上部支持部材3と、下部支持部材4と、ドアを開ける回転の中心となるピン部5と、ドアにはこのピン部が挿入されるスリーブ部6と、ドアを回転したときに一定の角度でドアが止まるようドアに形成されたストッパー部7と、下部支持部材にはこのストッパー部の当たり面となるストッパーの当たり部8で構成される。
実開昭56−57359号公報
しかしながら、上記従来の構成では、冷蔵庫内の食品の出し入れで、食品の大きさや量の違いにより、ドアの開放角度を大きくしなくてもよいのに開き過ぎたり、冷蔵庫の設置が傾いているときなど、ドアを開けていても、ドアが自重でしまってくることもあり、食品を収納するときに、使い勝手が悪いという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、ドアが回転して開いていく過程で、一旦ドアの回転が止まるようにした冷蔵庫ドアのストッパー構造を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫ドアのストッパー構造は、冷蔵庫本体と、この本体前面に位置する貯蔵した食品を取り出すための回転式ドアと、このドアの上下に冷蔵庫本体にドアを支持するための上部支持部材と、下部支持部材と、下部支持部材にはドアを回転自在に開閉するための円筒形のピン部と、ドアにはこのピン部が挿入される円筒形の凹形状のスリーブ部と、ドアを回転したときに一定の角度でドアが止まるようドアに形成されたストッパー部と、下部支持部材にはこのストッパー部の当たり面となるストッパーの当たり部と、ドアのスリーブ部近傍に形成させた第2ストッパーと、下部支持部材に形成された第2ストッパーの当たり部にて構成されるようにしたものである。
これによって、ドアを回転させて開けるとき、ストッパー部がストッパー当たり部に当接されるまでドアが開く過程において、第2ストッパーと第2ストッパーの当たり部が同一位置にきて、一旦ドアの回転が止まるようになる。
本発明の冷蔵庫ドアのストッパー構造は、ドアの第2ストッパーと、下部支持部材に形成された第2ストッパーの当たり部にて構成されることで、ドアを回転させて開けるとき、ストッパー部がストッパー当たり部に当接されるまでドアが開く過程において、第2ストッパーと第2ストッパーの当たり部が同一位置にきて、一旦ドアの回転が止まるようになるので使い勝手が向上する。
請求項1に記載の発明は、冷蔵庫本体と、この本体前面に位置する貯蔵した食品を取り出すための回転式ドアと、このドアの上下に冷蔵庫本体にドアを支持するための上部支持部材と、下部支持部材と、下部支持部材にはドアを回転自在に開閉するための円筒形のピン部と、ドアにはこのピン部が挿入される円筒形の凹形状のスリーブ部と、ドアを回転したときに一定の角度でドアが止まるようドアに形成されたストッパー部と、下部支持部材にはこのストッパー部の当たり面となるストッパーの当たり部と、ドアのスリーブ部近傍に形成させた第2ストッパーと、下部支持部材に形成された第2ストッパーの当たり部にて構成されることにより、ドアを回転させて開けるとき、ストッパー部がストッパー当たり部に当接されるまでドアが開く過程において、第2ストッパーと第2ストッパーの当たり部が同一位置にきて、一旦ドアの回転が止まるようになる。
請求項2に記載の発明は、ドアには、スリーブ部と第2ストッパーの機能をもったスリーブ部材で構成され、下部支持部材は第2ストッパーの当たり部の機能をもったリング部材で構成されることにより、ドアや冷蔵庫の種類が違うものであっても、同じスリーブ部材やリング部材を使うことによって同じ機能を持たせることができるようになる。
請求項3に記載の発明は、前記リング部材は下部支持部材に対して回転しないようリング固定形状Aを設けることにより、ドアの第2ストッパーと下部支持部材の第2ストッパーの当たり部でドアが固定されるときの位置を精度よく出せることになる。
請求項4に記載の発明は、前記スリーブ部材はドアに対して回転しないようにスリーブ固定形状Bを設けることにより、ドアの第2ストッパーと下部支持部材の第2ストッパーの当たり部でドアが固定されるときの位置を精度よく出せることになる。
請求項5に記載の発明は、ドアの第2ストッパーと下部支持部材の第2ストッパーの当たり部がドア回転時に一致していないときに発生するドア回転時のスキより、ドアの高さと上部支持部材と下部支持部材の上下支持部材の間隔に余裕を持たせることにより、ドアの第2ストッパーと下部支持部材の第2ストッパーの当たり部がドア回転時に一致していないときに発生するドア回転時のスキにより、ドアの回転を阻害することがないようになる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の全体図を示すものである。図2は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫ドアの下部指示部材を示すものである。図3は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫ドアのスリーブ部を示すものである。図4は、本発明の実施の形態1におけるスリーブ部材とリング部材の詳細図を示すものである。
図1において、1は冷蔵庫本体である。この本体前面にドア9と、このドア9の上下に冷蔵庫本体1にドア9を支持するための上部支持部材3と、下部支持部材10により構成される。このときドアの高さ18はBと上部支持部材3と下部支持部材10の上下支持部材の間隔19はCとする。
図2、3、4において、下部支持部材10にはピン部5とストッパーの当たり部8がある。ドア9にはこのピン部5が挿入される円筒形の凹形状のスリーブ部6と、ドア9を回転したときに一定の角度でドア9が止まるようドア9に形成されたストッパー部7と、第2ストッパー11からなり、下部支持部材10は、第2ストッパーの当たり部12を形成する。また、スリーブ部6には、第2ストッパー11の機能をもったスリーブ部材13で構成され、下部支持部材10は、第2ストッパーの当たり部12の機能をもったリング部材14で構成されることにより、リング部材14は下部支持部材10に対して回転しないようリング固定形状A15を、スリーブ部材13はドア9に対して回転しないようにスリーブ固定形状B16を設けている。第2ストッパー11と下部支持部材10の第2ストッパーの当たり部12がドア9回転時に一致していないときに発生するドア回転時のスキ17をAとする。
以上のように構成された冷蔵庫ドアのストッパー構造について、以下その動作、作用を説明する。
まず、冷蔵庫本体1と、この本体前面に位置する貯蔵した食品を取り出すための回転式ドア9と、このドア9の上下に冷蔵庫本体1にドア9を支持するための上部支持部材3と、下部支持部材10と、下部支持部材10にはドア9を回転自在に開閉するための円筒形のピン部5と、ドア9にはこのピン部5が挿入される円筒形の凹形状のスリーブ部6と、ドア9を回転したときに一定の角度でドア9が止まるようドア9に形成されたストッパー部7と、下部支持部材10にはこのストッパー部7の当たり面となるストッパーの当たり部8と、ドア9のスリーブ部6近傍に形成させた第2ストッパー11と、下部支持部材10に形成された第2ストッパーの当たり部12にて構成されることにより、ドア9を回転させて開けるとき、ストッパー部7がストッパー当たり部8に当接されるまでドア9が開く過程において、第2ストッパー11と第2ストッパーの当たり部12が同一位置にきて、一旦ドア9の回転が止まるようになる。
また、ドア9には、スリーブ部6と第2ストッパー11の機能をもったスリーブ部材13で構成され、下部支持部材10は第2ストッパーの当たり部12の機能をもったリング部材14で構成されることにより、ドア9や冷蔵庫の種類が違うものであっても、同じスリーブ部材13やリング部材14を使うことによって同じ機能を持たせることができる。
また、リング部材14は下部支持部材10に対して回転しないようリング固定形状A15を設けることにより、ドア9の第2ストッパー11と下部支持部材10の第2ストッパーの当たり部12でドア9が固定されるときの位置を精度よく出せることになる。
また、スリーブ部材13はドアに対して回転しないようにスリーブ固定形状B16を設けることにより、ドア9の第2ストッパー11と下部支持部材10の第2ストッパー11の当たり部でドア9が固定されるときの位置を精度よく出せることになる。
また、ドア9の第2ストッパー11と下部支持部材10の第2ストッパーの当たり部12がドア9回転時に一致していないときに発生するドア回転時のスキ17より、ドアの高さ18と上部支持部材3と下部支持部材10の上下支持部材の間隔19に余裕を持たせる(C−B>A)ことにより、ドア9の第2ストッパー11と下部支持部材10の第2ストッパー12の当たり部がドア9回転時に一致していないときに発生するドア回転時のスキ17により、ドア9の回転を阻害することがないようになる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、ドアの第2ストッパーと、下部支持部材に形成された第2ストッパーの当たり部にて構成されることで、ドアを回転させて開けるとき、ストッパーがストッパー当たり部に当接されるまでドアが開く過程において、第2ストッパーと第2ストッパーの当たり部が同一位置にきて、一旦ドアの回転をとめることが可能となるので、冷温庫等のドアのストッパー構造等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の全体図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫ドアの下部指示部材を示す図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫ドアのスリーブ部を示す図 本発明の実施の形態1におけるスリーブ部材とリング部材の詳細図 従来の冷蔵庫の全体図 従来の冷蔵庫ドアのストッパー構造の詳細図
符号の説明
9 ドア
10 下部支持部材
11 第2ストッパー
12 第2ストッパーの当たり部
13 スリーブ部材
14 リング部材
15 リング固定形状A
16 スリーブ固定形状B
17 ドア回転時のスキ
18 ドアの高さ
19 上下支持部材の間隔

Claims (5)

  1. 冷蔵庫本体と、この本体前面に位置する貯蔵した食品を取り出すための回転式ドアと、このドアの上下に冷蔵庫本体にドアを支持するための上部支持部材と、下部支持部材と、下部支持部材にはドアを回転自在に開閉するための円筒形のピン部と、ドアにはこのピン部が挿入される円筒形の凹形状のスリーブ部と、ドアを回転したときに一定の角度でドアが止まるようドアに形成されたストッパー部と、下部支持部材にはこのストッパー部の当たり面となるストッパーの当たり部と、ドアのスリーブ部近傍に形成させた第2ストッパーと、下部支持部材に形成された第2ストッパーの当たり部にて構成され、ドアを回転させて開けるとき、ストッパー部がストッパー当たり部に当接されるまでドアが開く過程において、第2ストッパーと第2ストッパーの当たり部が同一位置にきて、一旦ドアの回転が止まるようにしたことを特徴とする冷蔵庫ドアのストッパー構造。
  2. ドアには、スリーブ部と第2ストッパーの機能をもったスリーブ部材で構成され、下部支持部材は第2ストッパーの当たり部の機能をもったリング部材で構成されたことを特徴とした請求項1の冷蔵庫ドアのストッパー構造。
  3. 前記リング部材は下部支持部材に対して回転しないようリング固定形状Aを設けたことを特徴とする請求項2の冷蔵庫ドアのストッパー構造。
  4. 前記スリーブ部材はドアに対して回転しないようにスリーブ固定形状Bを設けたことを特徴とする請求項2の冷蔵庫ドアのストッパー構造。
  5. ドアの第2ストッパーと下部支持部材の第2ストッパーの当たり部がドア回転時に一致していないときに発生するドア回転時のスキより、ドアの高さと上部支持部材と下部支持部材の上下支持部材の間隔に余裕を持たせたことを特徴とする請求項1の冷蔵庫ドアのストッパー構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4876184B1 (ja) * 2010-10-18 2012-02-15 シャープ株式会社 冷蔵庫
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