JP2006063757A - 既設アンカーの再緊張方法、アンカー再緊張用治具および再緊張部材兼用アンカーヘッド - Google Patents
既設アンカーの再緊張方法、アンカー再緊張用治具および再緊張部材兼用アンカーヘッド Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 ねじ孔としてなる貫通孔34を離間3ヶ所以上に有したサポートヘッド32を、再緊張部材として、引張材18との、少なくとも牽引方向への一体移動を可能に、既設のアンカーヘッド22に対して固定的に連結する。そして、一連のテンションボルト16を、このサポートヘッド32の貫通孔34に対し引張材18の末端側から挿通、螺着し、この貫通孔に対するテンションボルトの螺進に伴う、その牽引方向へのサポートヘッドの軸線移動のもとで、引張材の再緊張を行うものとしている。
【選択図】 図2
Description
14 支圧板
16 テンションボルト
18 引張材
22 既設のアンカーヘッド
30 クサビ(連結手段)
32,50 サポートヘッド(再緊張部材)
34 貫通孔
34a めねじ部
36 台座
48 ねじ部(連結手段)
56 ボルト台
58 キャップ体
62 ナット部材(めねじ部)
64 挿入路
222 再緊張部材兼用アンカーヘッド(再緊張部材)
Claims (15)
- 支圧板に係合、載置されるアンカーヘッドの固定的係止により緊張定着された既設の引張材を、支圧板からのアンカーヘッドの離反方向に再度牽引し緊張する既設アンカーの再緊張方法において、
ねじ孔としてなる貫通孔を離間3ヶ所以上に有した所定の再緊張部材を、上記引張材との、少なくとも牽引方向への一体移動を可能に設け、
上記引張材の末端側から上記貫通孔に挿通、螺着した一連のテンションボルトを上記再緊張部材の貫通孔に対して螺進させることによる、上記支圧板に対する牽引方向への再緊張部材の軸線移動によって、上記引張材の再緊張を行うことを特徴とした既設アンカーの再緊張方法。 - ねじ孔としてなる前記貫通孔に対する螺進のもとでの、前記再緊張部材から前記支圧板方向への前記テンションボルトの突出に伴った、このテンションボルトによる、支圧板に対する再緊張部材の押し上げにより、前記引張材をその緊張方向に牽引し保持する請求項1記載の既設アンカーの再緊張方法。
- 前記支圧板への接地により配設された所定のボルト台に対して、前記テンションボルトを回転自在に挿通、保持し、
このボルト台を支持ベースとしたテンションボルトの回転に伴った、ねじ孔としてなる前記貫通孔に対する螺進のもとでの、このテンションボルトによる、支圧板に対する再緊張部材の引き上げにより、前記引張材をその緊張方向に牽引し保持する請求項1記載の既設アンカーの再緊張方法。 - 少なくともその牽引方向への一体移動を可能に、既設の前記アンカーヘッドに固定的に連結されたサポートヘッドを、牽引方向への軸線移動によって前記引張材を再緊張する前記再緊張部材とした請求項1ないし3のいずれか記載の既設アンカーの再緊張方法。
- 少なくともその牽引方向への一体移動を可能に、前記引張材の、前記アンカーヘッドからのその延出端に固定的に連結されたサポートヘッドを、牽引方向への軸線移動によってその引張材を再緊張する前記再緊張部材とした請求項1ないし3のいずれか記載の既設アンカーの再緊張方法。
- 既設の前記アンカーヘッドにねじ孔となる上記貫通孔を予め設けることによって、前記アンカーヘッド自体を、牽引方向への軸線移動によって前記引張材を再緊張する前記再緊張部材とした請求項1ないし3のいずれか記載の既設アンカーの再緊張方法。
- 支圧板に係合、載置されるアンカーヘッドの固定的係止により緊張定着された既設の引張材を、再度牽引し緊張するための既設アンカー再緊張用の治具であり、
めねじ部を少なくとも部分的に持つねじ孔として規定された貫通孔を、上記アンカーヘッドとの非整列位置での離間3ヶ所以上に有してなるとともに、上記アンカーヘッド、およびこのアンカーヘッドからの上記引張材の延出端のいずれかに対し、所定の連結手段によって少なくともその牽引方向への一体移動を可能に連結される、再緊張部材となるサポートヘッドと;
上記サポートヘッドの、ねじ孔としてなる上記貫通孔に挿通、螺着される一連のテンションボルトと;
を具備し、上記貫通孔に対する螺進のもとでの、上記サポートヘッドから上記支圧板方向への上記テンションボルトの突出に伴った、このテンションボルトによる、支圧板に対するサポートヘッドの押し上げにより、上記引張材をその緊張方向に牽引し保持する、押し上げ型として構成されたアンカー再緊張用治具。 - 前記アンカーヘッド周りで前記支圧板と前記サポートヘッドとの間に介在可能な略リング状に形成されるとともに、その外周面に所定のねじ部の設けられた台座と;
上記台座外周面のねじ部に螺着可能な対応ねじ部を、その下端部内周面に有してなる内部密閉型のヘッドキャップと;
をさらに備え、
この台座上面を、前記テンションボルト先端の、支圧板側での接地面として規定するとともに、この台座を、再緊張後の既設アンカーの頭部定着部を防錆保護するための再緊張後用の上記ヘッドキャップの取り付けベースとする請求項7記載のアンカー再緊張用治具。 - 支圧板に係合、載置されるアンカーヘッドの固定的係止により緊張定着された既設の引張材を、再度牽引し緊張するための既設アンカー再緊張用の治具であり、
めねじ部を少なくとも部分的に持つねじ孔として規定された貫通孔を、上記アンカーヘッドとの非整列位置での離間3ヶ所以上に有してなるとともに、上記アンカーヘッド、およびこのアンカーヘッドからの上記引張材の延出端のいずれかに対し、所定の連結手段によって少なくともその牽引方向への一体移動を可能に連結される、再緊張部材となるサポートヘッドと;
上記支圧板への接地のもとで、少なくとも上記アンカーヘッドおよび上記サポートヘッドを覆って配設されるボルト台と;
その挿通のもとで回転自在に垂設、支持される上記ボルト台の上端面を介して、上記サポートヘッドの上記貫通孔に挿通、螺着される一連のテンションボルトと;
を具備し、上記ボルト台を支持ベースとした上記テンションボルトの回転に伴った、上記貫通孔に対する螺進のもとでの、このテンションボルトによる、支圧板に対するサポートヘッドの引き上げにより、上記引張材をその緊張方向に牽引し保持する、引き上げ型として構成されたアンカー再緊張用治具。 - 前記ボルト台の上部を閉鎖的に覆う内部密閉型のキャップ体を、さらに備え、
前記ボルト台にこのキャップ体を組み合わせることにより、これを、再緊張後の既設アンカーの頭部定着部を防錆保護するための再緊張後用のヘッドキャップとする請求項9記載のアンカー再緊張用治具。 - 支圧板に係合、載置されるアンカーヘッドの固定的係止により緊張定着された既設の引張材を、再度牽引し緊張するための既設アンカー再緊張用の治具であり、
上記アンカーヘッドが、めねじ部を少なくとも部分的に持つねじ孔として規定された貫通孔を離間3ヶ所以上に予め有する再緊張部材としてなるとともに、一連のテンションボルトが、このアンカーヘッドの、ねじ孔としてなる上記貫通孔に挿通、螺着され、
上記引張材の末端側から上記貫通孔に挿通、螺着した一連のテンションボルトを上記ヘッドアンカーの貫通孔に対して螺進させることによる、上記支圧板に対する牽引方向への上記ヘッドアンカーの軸線移動によって、上記引張材をその緊張方向に牽引、保持可能としたアンカー再緊張用治具。 - 前記テンションボルトを、前記アンカーヘッドから前記支圧板方向への突出を可能に、前記貫通孔に螺着し、
前記貫通孔に対する螺進のもとでの、前記アンカーヘッドから前記支圧板方向への前記テンションボルトの突出に伴った、このテンションボルトによる、支圧板に対するアンカーヘッドの押し上げにより、前記引張材をその緊張方向に牽引し保持する、押し上げ型として構成された請求項11記載のアンカー再緊張用治具。 - 前記支圧板への接地により配設された所定のボルト台に対して、前記テンションボルトを回転自在に挿通、保持し、
前記ボルト台を支持ベースとした前記テンションボルトの回転に伴った、前記貫通孔に対する螺進のもとでの、このテンションボルトによる、支圧板に対するアンカーヘッドの引き上げにより、前記引張材をその緊張方向に牽引し保持する、引き上げ型として構成された請求項11記載のアンカー再緊張用治具。 - 支圧板に対する載置、係合を伴った引張材に対する固定的な連結のもとで、当該引張材を緊張定着するアンカーヘッドにおいて、
めねじ部を少なくとも部分的に持つねじ孔として規定された貫通孔を、離間3ヶ所以上に予め有する再緊張部材としてなり、
上記引張材の末端側から上記貫通孔に挿通、螺着した一連のテンションボルトを上記貫通孔に対して螺進させることによる、上記支圧板に対する牽引方向へのその軸線移動によって、上記引張材の再緊張を可能としたことを特徴とする再緊張部材兼用アンカーヘッド。 - 側端開口からの外形非円形のナット部材の挿入を可能とする挿入路が、そのナット部材の回転を規制可能とする形状で、前記貫通孔の一部に連通して設けられ、このナット部材を上記挿入路から前記貫通孔に整列配置することにより、このナット部材を貫通孔の前記めねじ部として規定、配設可能とした請求項14記載の再緊張部材兼用アンカーヘッド。
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