JP2006062758A - 配送流通システムおよびシート - Google Patents

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Abstract

【課題】 食料品や医薬品等の低温輸送が必要な荷物の配送において、荷物が高温雰囲気や室温雰囲気に曝されて変質した場合に見落し及び遅延無く再送を行うことができる配送流通システムおよびシートを提供する。
【解決手段】 小売店において、配送用ラベル400をチェックした配送担当者は配送予定の商品が高温雰囲気に曝され、品質に問題があることを検知し、携帯電話100に配送用ラベル400のバーコードを読み取らせて基地局200経由で商品の受け付け番号を倉庫20へ送信させる。倉庫20のコンピュータ300は携帯電話100からデータを受信し、配送管理DB320と、在庫管理DB310とをアクセスして再送用の商品を割り当て、自身の表示部にメッセージを表示して倉庫20の再送担当者に再送を指示し、あるいは、工場30のコンピュータ500にメッセージを表示させて工場30の再送担当者に再送を指示させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、食料品や医薬品等の低温輸送が必要な商品の配送のための配送流通システムおよびシートに関するものである。
近年、食品や医薬品等のように冷凍あるいは冷蔵した状態で配送される荷物の増加に伴い、これらの荷物を配送先まで予め決められた低温に保ちながら運搬する宅配便等のサービスが広く普及している。このような宅配便サービス業者は、例えば集荷元の冷凍・冷蔵施設から配送車へ荷物を積み込む場合や配送車間で荷物を積み替える場合、あるいは、配送車から荷物を取り出して配達先へ配達する場合に、冷凍・冷蔵状態を保つべき荷物を直射日光による高温雰囲気や室温雰囲気に曝すことがある。特に夏季などには直射日光や高温によって荷物の中身が変質し、あるいは雑菌の繁殖などのために本来の品質が損なわれることがある。
このような問題点に対して、特許文献1には保存温度管理用インデイケーターが開示されている。この保存温度管理用インデイケーターは温度管理媒体として乳化液を使用し、これを密封容器に充填したものである。この乳化液は通常の温度条件下では不透明な乳白色を呈し、乳化液が氷結する温度以下の条件下では一旦全成分が凝固する。その後、乳化液が直射日光等により再び融解したとき、粗大化した乳化粒子が浮上し、色素の濃い色調を有した油滴または油層が上層へ浮上し、水層と油滴または油層とに分離された状態となる。即ち、予め荷物に添付された特許文献1に記載の保存温度管理用インデイケーターを取り出すことにより、温度によって劣化が発生した恐れがある荷物を容易に発見することが出来るようになる。
しかし、特許文献1に記載の技術は、宅配便サービス業者が、直射日光による高温雰囲気や室温雰囲気に荷物が曝され、変質したことを保存温度管理用インデイケーターを取り出して目視確認するものである。このため、保存温度管理用インデイケーターの変化に気がつくのが遅れると、そのまま荷物が送られ、あるいは荷物の再送に長い時間がかかる問題点がある。また、特許文献2に開示されている温度表示用シート及び、特許文献3に開示されている温度管理ラベルについても、この問題点を解決するものではない。
特開昭57−37227号公報 特開平7−49656号公報 特開平7−286914号公報
本発明は上記の事情を考慮してなされたもので、その目的は、食料品や医薬品等の低温輸送が必要な荷物の配送において、当該荷物が高温雰囲気や室温雰囲気に曝されて変質した場合に見落し及び遅延無く再送を行うことができる配送流通システムおよびシートを提供することである。
この発明は前述の課題を解決するためになされたもので、請求項1の発明は、配送品と共に配送される温度管理媒体と、前記温度管理媒体と共に機械的に読み取られる情報Aを具備するシートと、前記情報Aを読み取るデータ取得手段と、前記データ取得手段が得た情報Aを解析して情報Bを得る解析手段と、前記解析手段が得た前記情報Bを配送元へ発信する送信手段とを少なくとも具備することを特徴とする配送流通システムである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の配送流通システムであって、前記送信手段から前記情報Bを受け取る受信手段と、前記受信手段が受けた前記情報Bに基づいて前記配送品に関する再配送指示を出力する報知手段とを備えてなるコンピュータを更に具備することを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の配送流通システムであって、前記情報Bは配送品に関する情報Cを含み、前記コンピュータは、前記情報Cに基づき該当する配送品の在庫管理情報を記憶領域から読み出して在庫の引き当てを行う在庫管理手段を更に具備することを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、配送品と共に配送される温度管理媒体と、前記温度管理媒体と共に機械読み取り情報を具備することを特徴とするシートである。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のシートであって、前記シートは、前記温度管理媒体を備える第1の部分と、前記機械読み取り情報を備える第2の部分とが一体、あるいは、別体をなすことを特徴とするものである。
請求項1の発明によれば、配送者は配送の際に配送用ラベルであるシートをチェックするが、この時にシートと共に温度管理媒体も併せて視認することができる。これにより、商品が高温雰囲気や室温雰囲気に曝されて変質したことを見落とすことなく確実に認識できる効果が得られる。更に、シートに記載されたバーコード等の機械読み取り情報によってすぐに再送指示を出せる効果がある。また、請求項2の発明によれば、送信された再送指示に基づいて商品の再送を遅延無く行うことができる効果がある。
また、請求項3の発明によれば、商品の再送の確実性を高めることが出来る効果がある。また、請求項4の発明によれば、配送用ラベルであるシートと共に温度管理媒体も商品に添付されるため、配送者が商品の配達時にシートと共に温度管理媒体を視認し、高温などによる商品の劣化の検知を確実なものとすることができる効果がある。
また、請求項5の発明によれば、配送品によっては例えば、配送品が容器に入れられ、容器内の温度は低温の状態に保つ必要があるが、バーコード等の機械読み取り情報の記載された部分は容器の外側に添付されたほうが便利なケースがある。配送品が生鮮食料品であり、容器が発泡スチロールの箱である場合などがこれに該当する。このようなケースでは、配送者が配送時に第1の部分と第2の部分とを別体とし、容器内へ第1の部分を配置し、容器の外側に第2の部分を貼り付けることができる。これにより、容器への温度管理媒体の入れ忘れを防止することが出来る。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。図2は本実施の形態における配送流通システムを適用する小売店10と、倉庫20と、工場30と、お客様40との関係を表している。小売店10は商品の顧客への販売、配送を行う小売店である。倉庫20は商品を保管するための倉庫である。工場30は商品を生産する工場である。また、客へ配送される商品は冷凍保存が必要な商品である。図2に示すように、本実施の形態においては商品が工場30で生産されて倉庫20に保管され、要求に応じて小売店10へ運ばれ、そして、お客様40のところへ配送される。
図1は本実施の形態における配送流通システムの構成を表している。また、図4は本実施の形態における配送流通システムのソフトウェア構成を表している。図1の携帯電話100は倉庫20から小売店10への商品の配送を行う配送担当者が所有する携帯電話である。この携帯電話100は撮像機能を備え、配送担当者の指示を受けて商品に貼られたラベルに記載のバーコードを読み取って解析し、商品に関する情報をコンピュータ300へ送信する。
この携帯電話100において、図4に示す制御部101は携帯電話100の制御機能であり、詳細は後述する。通信処理部102は制御部101の指示を受けてデータの送受信を行う。データ解析部103は制御部101の指示を受けて画像処理部104が撮像するバーコードを解析し、解析結果を制御部101へ出力する。
倉庫20のコンピュータ300は商品の引き当てと、在庫管理とを行うためのコンピュータである。このコンピュータ300は商品の引き当てや在庫管理のために図5に示す形式の配送管理DB(Data Base)320と、図6に示す形式の在庫管理DB310とをアクセスする。
図5の配送管理DB320において、受け付け番号は個々の発注及び配送を管理するための識別情報であり、商品の発注の際に付与される。商品コードは商品の識別情報である。数量は配送する商品の数を表す。配送先は商品の宛先を表す。配送日時は商品の配送予定の日付と、配送予定が午前か午後かを表す。そして、備考は商品に関する注意事項などを表す。
図6の在庫管理DB310は商品の識別情報である商品コードと、商品の名称である商品名と、商品の在庫の数量を表す在庫と、商品の在庫の中で既に配送先が決まったものの個数を表す引き当て済み数量とからなる。
図4に示すコンピュータ300において、制御部301はコンピュータ300の制御機能であり、詳細は後述する。再送指示部302は制御部301の指示に基づいてコンピュータ300の表示部に商品の再送指示を表示して倉庫20の再送担当者に報知する。通信処理部303は制御部301の指示に基づいてデータの送受信を行う。在庫管理部304は在庫管理DB310をアクセスする。データ管理部305は配送管理DB320をアクセスする。
配送用ラベル400は商品に貼られるラベルである。図3はこの配送用ラベル400を表している。温度管理媒体410は所定の温度以下の条件下では白色であるが、所定の温度を超えると変色して高温雰囲気に配送用ラベル400が曝されたことを示す温度管理媒体である。この温度管理媒体は前述の特許文献1に記載のものである。バーコード420は商品名と、商品の受け付け番号(情報B、情報C)と、商品を管理するコンピュータ500のネットワークアドレスとの情報を含む。
コンピュータ500は工場30に設置されたパソコンであり、外部から商品の再送指示を受けた時、自身の表示部にこれを表すメッセージを表示する。このように、本実施の形態においては工場からも直接発送を行うことにより、商品の再送を迅速なものとしている。
次に、図を参照して本実施形態における配送流通システムの動作について説明する。図7は本実施の形態における処理の流れを表している。いま、倉庫20の配送担当者は、冷凍保存の必要な商品を小売店10へ配送し、商品を小売店10に納品しようとしている。配送担当者は商品に貼り付けられた図3に示す配送用ラベル400を確認しながら納品作業を行っている。このとき、配送担当者は配送用ラベル400の温度管理媒体410も視認する。ここでは、温度管理媒体410の色が変色しており、即ち、商品が保存に適さない高温雰囲気に曝されたことを配送担当者が認識したとする。
担当者は当該商品が変質している可能性があり、再送が必要であると判断して携帯電話100を配送用ラベル400のバーコード420へ近づけ、バーコード420の読み取りを指示する。携帯電話100の制御部101は配送担当者の指示を受け、画像処理部104に画像の読み取りを指示する。画像処理部104は制御部101からの指示を受け、携帯電話100の撮像機能からバーコード420の画像データを得て(図7のステップS01)、得られた画像データを制御部101へ出力する。
制御部101は画像処理部104からデータを入力し、入力した画像データをデータ解析部103へ出力して画像データの解析を指示する。データ解析部103は制御部101からデータを入力し、入力した画像データ中にバーコード420が含まれることを検知し、このバーコード420が示す商品の受け付け番号と、コンピュータ300のネットワークアドレスとを得る(図7のステップS02)。そして、データ解析部103は制御部101へ得られた商品名と、商品の受け付け番号と、コンピュータ300のネットワークアドレスとを出力する。
制御部101はデータ解析部103からデータを入力し、入力した商品名と、商品の受け付け番号と、コンピュータ300のネットワークアドレスとを携帯電話100の表示部に表示させ、配送担当者の指示を待つ(図7のステップS03)。配送担当者は携帯電話100の表示部に表示された商品に関する情報が正しいことを確認し、携帯電話100にデータの送信を指示する。
通信処理部102は制御部101からデータを入力し、入力した商品の受付番号を基地局200経由でコンピュータ300へ送信し、商品の再送を要求する(図7のステップS04)。コンピュータ300の通信処理部303はネットワークを経由して基地局200からデータを受信し(図7のステップS05)、受信した商品の受付番号を制御部301へ出力して携帯電話100からの商品再送要求を通知する。
制御部301は通信処理部303からデータを入力し、入力した商品の受け付け番号に対応する商品の再送を携帯電話100が要求していることを検知する。そして、制御部301はこの再送要求がどの商品に関するものであるのかについて確認を試みる。
次に、制御部301は入力した商品の受け付け番号をデータ管理部305へ出力し、再送すべき商品の情報の取得を要求する。データ管理部305は制御部301からデータを入力し、記憶領域中の図5に示す配送管理DB320をアクセスし、入力した商品の受け付け番号に該当する列を読み出す(図7のステップS06)。そして、データ管理部305は読み出したデータを制御部301へ出力する。
制御部301はデータ管理部305からデータを入力し、入力したデータ中の“商品コード”と、“数量”とを在庫管理部304へ出力し、再送が必要な商品の在庫からの引き当てを要求する。
在庫管理部304は制御部301からデータを入力し、図6に示す在庫管理DB310をアクセスし、制御部301から入力した“商品コード”に該当する“在庫”と、“引き当て済み数量”とを読み出す。そして、在庫管理部304は“在庫”−“引き当て済み数量”−“数量”を計算し、計算結果が0以上であるか否かをチェックする(図7のステップS07)。このチェックは、現在の倉庫20の在庫から引き当て済みの商品の数量を差し引いても、制御部301から要求された数量の商品を更に引き当て可能か否かの確認を行うためのものである。
在庫管理部304は、計算結果が0以上である場合には引き当てが可能であると判断し(図7のステップS07が“Yes“)、図6に示す在庫管理DB310をアクセスし、制御部301から入力した“商品コード”に該当する“引き当て済み数量”に制御部301から入力した“数量”を加算する(図7のステップS08)。そして、制御部301にOKを出力する。
制御部301は在庫管理部304からOKを入力し、商品の倉庫20内の在庫からの引き当てが可能であったことを検知し、引き当てられた商品を再配送するため、再送指示部302に先ほどデータ管理部305から入力したデータを出力して再配送の指示を要求する。
再送指示部302は制御部301からデータを入力し、コンピュータ300の表示部に入力したデータを表示させ(図7のステップS09)、倉庫20の再配送担当者に商品の再送が必要であることを報知する。倉庫20の再配送担当者はコンピュータ300の表示を確認し、商品の小売店10への再送を行う。
また、在庫管理部304は、計算結果が0未満である場合(図7のステップS07が“No“)、引き当てができなかったと判断し、制御部301にNGを出力する。制御部301は在庫管理部304からNGを入力し、商品の倉庫20内の在庫からの引き当てができなかったことを検知し、商品を工場30から再配送するため、再送指示部302に先ほどデータ管理部305から入力したデータを出力して工場30への再配送の指示を要求する。
再送指示部302は制御部301からデータを入力し、入力したデータを通信処理部303経由で出力して工場30のコンピュータ500へ送信する(図7のステップS10)。コンピュータ500はネットワーク経由でコンピュータ300からデータを受信し(図7のステップS11)、自身の表示部に受信したデータを表示し(図7のステップS12)、工場30の再配送担当者に商品の再送が必要であることを報知する。工場30の再配送担当者はコンピュータ500の表示を確認し、商品の倉庫20への再送を行う。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。例えば、本実施の形態においては倉庫20から小売店10への商品の配送時に商品が高温雰囲気に曝された場合の再配送について説明したが、工場30と、倉庫20との間で商品が高温雰囲気に曝され、これを搬送担当者が検知した場合や、小売店10と、お客様40との間で商品が高温雰囲気に曝され、これを搬送担当者が検知した場合に関しても同じように再配送を行っても良い。
また、本実施の形態において、商品の再配送を工場30からお客様40へ直接行っても良い。また、工場30は農園や果樹園、水産物の取引業者等であっても良い。更に、本実施の形態を農業や漁業等における産地直送等のサービスに適用しても良い。また、本実施の形態を飲食店による宅配サービスや、切花物流、血液や医薬品の輸送等に適用しても良い。また、本実施の形態を飛行機や船舶などでの食事の提供や、学校や介護施設などでの給食の提供等において使用されるフードサービスカートの温度管理に適用しても良い。
また、本実施の形態においては工場30から倉庫20への再配送について説明したが、コンピュータ300は配送管理DB320の配送日時までの時間が予め決められた時間よりも短い場合に、工場30のコンピュータ500に小売店10、あるいはお客様40への直接配送を指示するメッセージを送信し、コンピュータ500に表示させても良い。
また、本実施の形態における携帯電話100をバーコードの読み取り機能を備えたPDA(Personal Digital Assistants)やPHS(Personal Handyphone System)、あるいは、バーコードリーダで置き換えても良い。また、バーコードリーダを用いる場合には、当該バーコードリーダが携帯電話などとの接続部を備え、この携帯電話を経由してデータを送信しても良い。
また、本実施の形態における携帯電話100は据え置き型のバーコードリーダやレジスター等であっても良い。この場合には倉庫20のコンピュータ300との通信は有線通信による方法であっても良い。
また、本実施の形態におけるバーコードを2次元コードで置き換えても良い。また、本実施の形態において、携帯電話100はバーコードを読み取ったが、配送用ラベル400を撮影してその画像データをコンピュータ300へ送信しても良い。
また、本実施の形態においては配送用ラベル400にはバーコードが書かれていたが、この代わりにIC(Integrated Circuit)タグを備え、このICタグから携帯電話100へデータを送信し、携帯電話100がこれを受信しても良い。
また、本実施の形態においてコンピュータ500は工場30に配置されたが、倉庫が2個以上ある場合、コンピュータ500と同じコンピュータを倉庫20以外の倉庫に配置しても良い。倉庫20での商品の引き当てができない場合であっても、複数の倉庫からの引き当てを試みることにより、工場30から再送する必要が無くなる。一般に工場は倉庫よりも数が少なく、また、商品の配送先である顧客の住所等からは遠く離れていることが多く、商品の迅速な再送には工場からの再送よりも倉庫からの再送のほうが適することが多いため、有効である。
また、本実施の形態においては商品の再配送時に倉庫20での引き当てができなかった場合、倉庫20のコンピュータ300は工場30のコンピュータ500に商品の発送を要求したが、コンピュータ300が携帯電話100に引き当ての失敗を通知することとしても良い。更に、携帯電話100が工場30のコンピュータ500に再配送を指示しても良い。
また、本実施の形態における配送用ラベル400は図8に示すように厚み調整材430を備えていても良い。複数の配送用ラベル400を重ねて保存する場合等に温度管理媒体410を保護することができる効果がある。
また、本実施の形態における配送用ラベル400は図8に示すように粘着剤460と、剥離紙440とを備えていても良い。また、本実施の形態における配送用ラベル400と、温度管理媒体410との間に接着剤を用いても良い。また、本実施の形態における配送用ラベル400上に温度管理媒体410を配置する際に、温度管理媒体410を被覆するように別のシートを被せても良い。
また、本実施の形態における配送用ラベル400は図8に示すように厚み調整材450を備えていても良い。複数の配送用ラベル400を重ねて保存する場合等に温度管理媒体410によって生じる傾きを補正することができる効果がある。
また、本実施の形態における配送用ラベル400は荷札のように荷紐等に取り付ける形態であっても良い。
また、本実施の形態における配送用ラベル400の温度管理媒体410は配送用ラベル400から切り離し可能であり、荷札のように荷紐等に取り付ける形態であっても良い。
また、本実施の形態における配送用ラベル400は図9に示すように、配送用ラベル400aと、配送用ラベル400bとの2つに分離可能であっても良い。さらに、配送用ラベル400aには温度管理媒体410が備えられ、配送用ラベル400bにはバーコード420が備えられていても良い。例えば、配送品が低温保存の必要な生鮮食料品であり、発泡スチロールの容器に入れられて配送される場合、容器中に温度管理媒体410が入れられ、かつ、バーコード420が容器の外側から確認できるほうが便利である。このために、配送担当者は配送用ラベル400aを容器の中へ入れ、配送用ラベル400bを容器の表面に貼り付けることができる。また、配送用ラベル400aと、配送用ラベル400bとは分離されるまでは一体であるため、容器に温度管理媒体410を入れ忘れて温度管理ができなくなることも抑止できる。また、バーコード420は配送用ラベル400aと、配送用ラベル400bとの両方に備えられていても良い。配送担当者が配送用ラベル400aを配送後の確認のため、配送後に回収し、確実に回収されたこと等を配送用ラベル400bのバーコード420をチェックして確認することが出来る。
本発明の実施の形態における配送流通システムの構成を表す図である。 本発明の実施の形態における配送流通システムを適用した例を表す図である。 本発明の実施の形態における配送流通システムにおいて使用されるラベルを表す図である。 本発明の実施の形態における配送流通システムの構成を表すブロック図である。 本発明の実施の形態における配送流通システムにおいて使用されるデータを表す図である。 本発明の実施の形態における配送流通システムにおいて使用されるデータを表す図である。 本発明の実施の形態における配送流通システムの処理の流れを表すフローチャートである。 本発明の実施の形態における配送用ラベルの例を表す図である。 本発明の実施の形態における配送用ラベルの例を表す図である。
符号の説明
10…小売店
20…倉庫
30…工場
40…お客様
100…携帯電話
101…制御部
102…通信処理部(送信手段)
103…データ解析部(解析手段)
104…画像処理部(データ取得手段)
200…基地局
300…コンピュータ
301…制御部
302…再送指示部(報知手段)
303…通信処理部(受信手段)
304…在庫管理部(在庫管理手段)
305…データ管理部
310…在庫管理DB(在庫管理情報)
320…配送管理DB
400、400a、400b…配送用ラベル(シート)
410…温度管理媒体
420…バーコード(機械読み取り情報A)
430…厚み調整材
440a、440b…剥離紙
450…厚み調整材
460、460a、460b…粘着剤
500…コンピュータ
NW…ネットワーク

Claims (5)

  1. 配送品と共に配送される温度管理媒体と、
    前記温度管理媒体と共に機械的に読み取られる情報Aを具備するシートと、
    前記情報Aを読み取るデータ取得手段と、
    前記データ取得手段が得た情報Aを解析して情報Bを得る解析手段と、
    前記解析手段が得た前記情報Bを配送元へ発信する送信手段と
    を少なくとも具備することを特徴とする配送流通システム。
  2. 前記送信手段から前記情報Bを受け取る受信手段と、前記受信手段が受けた前記情報Bに基づいて前記配送品に関する再配送指示を出力する報知手段とを備えてなるコンピュータを更に具備することを特徴とする請求項1に記載の配送流通システム。
  3. 前記情報Bは配送品に関する情報Cを含み、
    前記コンピュータは、前記情報Cに基づき該当する配送品の在庫管理情報を記憶領域から読み出して在庫の引き当てを行う在庫管理手段を更に具備する
    ことを特徴とする請求項2に記載の配送流通システム。
  4. 配送品と共に配送される温度管理媒体と、前記温度管理媒体と共に機械読み取り情報を具備することを特徴とするシート。
  5. 前記シートは、前記温度管理媒体を備える第1の部分と、前記機械読み取り情報を備える第2の部分とが一体、あるいは、別体をなすことを特徴とする請求項4に記載のシート。
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JP2008156097A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 物品管理システム及び物品管理方法

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