JP2006061819A - 反応器 - Google Patents

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Abstract

【課題】配置位置や設置幅に制約されずに発熱体を基板上に容易に形成する。
【解決手段】本発明に係る反応器は、多数の貫通孔306,306,…を有した基板305と、基板305上で貫通孔306同士の隙間に配された発熱体308とを備えており、各貫通孔306を通過する流体を発熱体308で加熱するようになっている。そしてこの反応器では、発熱体308が配される位置(平板部320)を介して互いに隣り合う貫通孔306同士の間隔L1が、直接的に互いに隣り合う貫通孔306同士の間隔L2より長くなっている。
【選択図】図5

Description

本発明は反応器であって、特に燃料の改質反応器に関する。
近年では、高いエネルギー利用効率を実現できる燃料電池についての研究・開発が盛んにおこなわれている。燃料電池は、燃料と大気中の酸素とを電気化学的に反応させて化学エネルギーから電気エネルギーを直接取り出すものであり、将来性に富む有望な電池であると位置付けられている。燃料電池には直接型と改質型があり、直接型は、アルコール類及びガソリンといった液体燃料を直接燃料電池の燃料極に供給して発電させるものであり、改質型は燃料を水素に改質して改質された水素を燃料極に供給するものである。直接型は、改質型と比べると燃料の一部がプロトン透過膜を通過してしまうクロスオーバーしてしまうといった問題を生じてしまっていた。これに対して改質型は比較的高出力が可能であるが、燃料電池の他に液体燃料を改質させる改質装置を必要とするので、燃料改質型の燃料電池システムを小型の電子機器の電源として用いる場合には、燃料電池だけでなく改質装置も小型化する必要がある。
一方、複数の基板を接合してなる小型のケミカルマイクロリアクタを用いることによって微量の化学反応を行うことが特許文献1に記載されており、特許文献1に記載されたケミカルマイクロリアクタを改質装置に用いる研究・開発も行われている。特許文献1に記載されたマイクロリアクタについて簡単に説明すると、まず一方の面に流路となる葛折り状の溝が形成されたポリスチレン製の第一の基板を準備し、この溝に蓋をするように第二の基板を第一の基板に紫外線硬化樹脂で接着することによって、これら二枚の基板の接合部に葛折り状の流路を形成している。このケミカルマイクロリアクタの流路に反応物を流せば、反応物が反応することにより、目的とする生成物又は中間生成物が生成される。
特開2002−102681号公報
ところで、ケミカルマイクロリアクタを加熱することにより、壁面に接触しながら流路を流れる反応物に対してケミカルマイクロリアクタの熱が伝導するので、当該反応物の化学反応を効率的なものとすることができるが、葛折り状の流路では、流路が複数箇所で折れ曲がるので流体の流動方向が逐一変化して圧力損失が大きくなってしまい、また流路長が長くなってしまうので化学反応を引き起こした流体を迅速に排出することができない。
本発明の目的は、流体を迅速に通過できるとともに効率的に加熱することができる反応器を提供することである。
上記課題を解決するため請求項1に記載の発明の反応器は、
一方の面からその面に対向する他方の面に貫通する複数の貫通孔を有した基板と、
前記一方の面における互いに隣り合う前記貫通孔同士の間の第一間隔に設けられた発熱体と、
を備え、
前記第一間隔が、前記一方の面における他の互いに隣り合う前記貫通孔同士の間の第二間隔より長いことを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載の反応器において、
前記発熱体が前記基板上に複数配されており、
前記各発熱体が互いに独立に配されていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、
請求項1に記載の反応器において、
前記発熱体が前記基板上に複数配されており、
前記各発熱体が互いに異なった抵抗値を有していることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、
請求項1〜3のいずれか一項に記載の反応器において、
気化器であることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、
請求項1〜3のいずれか一項に記載の反応器において、
改質器であることを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、
請求項1〜3のいずれか一項に記載の反応器において、
一酸化炭素除去器であることを特徴としている。
請求項1に記載の発明では、発熱体を配する位置が十分に確保され、且つ貫通孔から流体を迅速に通過することができる。
請求項2に記載の発明では、各発熱体をそれぞれ独立して発熱させることができ、基板周辺の雰囲気の温度分布を制御することができる。
請求項3に記載の発明では、各発熱体への電圧の印加により発熱体ごとに発熱量が異なるため、抵抗値に応じた量で各発熱体をそれぞれ発熱させて、基板周辺の雰囲気の温度分布を制御することができる。
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための最良の形態について説明する。ただし、下記に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を下記の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は発電装置1の概略構成を示すブロック図である。
発電装置1は、デスクトップ型パーソナルコンピュータ、ノート型パーソナルコンピュータ、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、電子手帳、腕時計、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、ゲーム機器、遊技機、家庭用電気機器その他の電子機器に備え付けられたものであり、電子機器本体を動作させるための電源として用いられる。
発電装置1は、発電の源となる燃料を貯留した燃料容器2と、燃料容器2から供給された燃料を気化させるマイクロリアクタで構成される気化器3と、燃料容器2から燃料を吸引するとともに吸引した燃料を気化器3に供給する燃料ポンプ4と、気化器3から供給された気化された燃料を水素に改質するマイクロリアクタで構成される改質器5と、改質器5から供給された水素を含む混合気から一酸化炭素を除去するマイクロリアクタで構成される一酸化炭素除去器6と、一酸化炭素除去器6から供給された混合気のうち水素と外気の酸素との電気化学反応により電気エネルギーを生成する燃料電池7と、外気の空気を吸引するとともに吸引した空気を一酸化炭素除去器6及び燃料電池7に供給する空気ポンプ8とを、備えている。ここで、本発明に係る反応器は、気化器3、改質器5及び一酸化炭素除去器6に適用されている。
気化器3、燃料ポンプ4、改質器5、一酸化炭素除去器6、燃料電池7及び空気ポンプ8は、電子機器本体に搭載されている。それに対し、燃料容器2は電子機器本体に対して着脱可能に設けられており、電子機器本体に対して燃料容器2が装着された場合に燃料容器2内の燃料が燃料ポンプ4によって気化器3に送られるようになっている。
燃料容器2に貯留された燃料は、液状の化学燃料と水との混合液であり、化学燃料としてはメタノール、エタノール等のアルコール類やガソリンといった水素元素を含む化合物が適用可能である。本実施形態では、燃料としてメタノールと水の混合液を用いている。
燃料電池7は、触媒微粒子及び担体微粒子からなるガス拡散層としての燃料極と、触媒微粒子及び担体微粒子からなるガス拡散層としての空気極と、燃料極と空気極との間に挟持された水素イオン伝導性の固体高分子電解質膜とを、具備している。空気極は管等を介して空気ポンプ8に通じており、空気極に電気化学反応に用いられる酸素を含む空気が供給されるようになっている。
図2は気化器3、改質器5及び一酸化炭素除去器6の斜視図であり、図3は、気化器3、改質器5及び一酸化炭素除去器6にそれぞれ適用される基板305、505、605の略斜視図であり、図4は図2のIV−IV線に沿って基板305、505、605を厚さ方向に切断した断面図である。
図2、図4に示すように、気化器3は、内部空間を形成した容器である反応器本体301と、反応器本体301内に収納された流路構造302とを、備えている。
反応器本体301は、内部空間を有した直方体又は立方体の箱状を呈しており、ガラス、セラミック又は金属といった比較的熱伝導率が低い断熱材で形成されている。反応器本体301には、内部空間から反応器本体301外にまで通じる流入管303及び流出管304が設けられている。流入管303は反応器本体301のうち流出管304と相対する位置に設けられており、この実施形態では流入管303が反応器本体301の上壁に設けられており、流出管304が反応器本体301の下壁に設けられている。流入管303は燃料ポンプ4に通じ、流出管304は後述する改質器5の流入管503に通じている。
流路構造302は、基本構成として基板305を有している。基板305はガラス、セラミック等の絶縁体、又はアルミニウム、セリウム、チタン、シリコン等のように陽極酸化により表面が多孔質になることができる金属のいずれかからなることが好ましい。基板305の厚さは、基板305の面方向の長さ、幅よりも短い。基板305には、当該基板305の一方の面からその面に対向する他方の面まで貫通した流路となる多数の貫通孔306,306,…が基板305の厚さ方向に沿って互いに平行でかつ途中で屈曲しないように直進した形状に形成されている。そのため、貫通孔306に流体が入ると、当該流体は、貫通孔306により露出された側壁315との間の摩擦による流速の損失をほとんど受けずに速やかに各貫通孔306を通過することができる。
図5は基板305を一方の面側から見た平面図である。
図5に示すように、各貫通孔306は断面が六角形状の孔であり、これら貫通孔306,306,…がハニカム状に配列されている。そのため、基板305は厚さ方向にかかる力、厚さ方向に対して垂直な方向にかかる力に対して十分な強度を維持しながら、貫通孔306の数を多くする、つまり側壁315の面積を大きく取ることが可能となる。各貫通孔306は強度と側壁315の面積が確保できれば、六角形状に形成されている必要はなく、三角形、四角形、それ以上の多角形状、円形状、楕円形状等の幾何学形状に形成されていてもよい。また、基板305を平面視した場合に、貫通孔306,306,…はハニカム状に配列されている必要はなく、二次元アレイ状(例えば、マトリクス状)に配列されていてもよい。基板305は、貫通孔306を流れる流体に含まれる物質に対して反応性に乏しく、熱伝導率が高く、熱膨張率が低い方が好ましい。
基板305の一方の面における中央部には貫通孔306,306,…が形成されていない平板部320が存在しており、当該平板部320には発熱体としての電熱線308が配されている。すなわち、平板部320が、電熱線308が配される位置(部位)となっている。電熱線308は、基板305の中央部に沿う各貫通孔306の外形に沿うようにジグザグ状に蛇行している。平板部320又は電熱線308を介して互いに隣り合う貫通孔306同士の間隔L1(第一間隔)は、平板部320又は電熱線308を介さない他の貫通孔306同士の間隔L2(第二間隔)より長くなっている。電熱線308の端子部314,314は、当該電熱線308と一体形成された電気的接点となっており、図2に示すように反応器本体301の外側に配置されている。
図4に示すように、この流路構造302では、基板305の一方の面上において貫通孔306,306,…間にシリコン酸化膜(SiO2)又はシリコン窒化膜(SiN)等の絶縁膜307が成膜されている。基板305の中央部であって絶縁膜307上に電熱線308が成膜されている。電熱線308は、Ta−Si−O系若しくはTa−Si−O−N系等の複合金属酸化物、若しくはAu等の金属単体や合金で構成された電気抵抗性発熱体又は半導体性発熱体であり、電流が流れたり電圧が印加されたりすることによって電気エネルギーで発熱するものである。電熱線308と基板305との間に絶縁膜307が介在することによって、基板305に電流が流れて電熱線308が十分加熱できなくなることを避けることができるようになっており、また電熱線308を基板305に直接成膜した場合よりも電熱線308が基板305から剥離しにくくなっている。
なお、基板305自体がガラス等の絶縁体であれば、絶縁膜307を被膜する必要はない。
電熱線308上には、シリコン酸化膜又はシリコン窒化膜等の保護絶縁膜309が成膜されている。保護絶縁膜309は、端子部314,314を除く電熱線308を被覆することにより当該電熱線308を保護している。保護絶縁膜309は各貫通孔306を通過する流体に対し不活性であり、且つそれ自体が流体を変質させるものでなく、また高温雰囲気においても劣化することがない。
この基板305が反応器本体301に収納されている。基板305は、断熱部材からなる上支持部312によって反応器本体301の上壁から離れた状態に支持されているとともに、断熱部材からなる下支持部313によって反応器本体301の下壁から離れた状態に支持されている。反応器本体301の内部空間が、この基板305によって、流入管303側の領域310と流出管304側の領域311とに区切られている。そして、基板305の一方の面が反応器本体301の上壁に対向し、基板305の他方の面が反応器本体301の下壁に対向し、流入管303側の領域310が貫通孔306,306,…によって流出管304側の領域311に通じている。従って、貫通孔306,306,…が流入管303側の領域310から流出管304側の領域311までの流路となっている。
なお、図2に示すように、基板305の一部は反応器本体301の外側に延出しており、電熱線308と一体形成された電気的接点としての端子部314,314が反応器本体301から露出した部分において基板305上に形成されている。気化器3では、電熱線308の端子部314,314を通じて電熱線308に電圧・電流が印加されることによって、電熱線308が所定の温度に発熱するようになっている。基板305が反応器本体301を貫通している部分においては、基板305と反応器本体301との間の界面は完全に密閉されている。
図2、図3、図4に示すように、改質器5も、気化器3と同様に、内部空間を形成した反応器本体501と、反応器本体501内に収納された流路構造502とを、備えている。また、図2、図3、図4では、改質器5において、例えば「絶縁膜507」が「絶縁膜307」と実質的に同じであるというように、気化器3の何れかの部分に対応する部分に対して下二桁が共通する500番代の符号を付し、下記では、気化器3の何れかの部分に対応する改質器5の各部についての説明は省略して改質器5と気化器3とで互いに異なる部分について説明する。
改質器5においては、流入管503が気化器3の流出管304に通じており、流出管504が一酸化炭素除去器6の流入管603に通じている。
また、この改質器5においては、絶縁膜507によって覆われている部分を除いて基板505の表層全体に改質触媒としての触媒層516が形成されている。特に、貫通孔506,506,…の周囲を仕切る側壁515に触媒層516が形成されている。触媒層516は、側壁515を含む基板505の表層を酸化させることによってその表層を多孔質金属酸化物(基板505がアルミニウムの場合には多孔質金属酸化物がアルミナ(Al23)であり、基板505がチタンの場合には多孔質金属酸化物が酸化チタンであり、基板505がセリウムの場合には多孔質金属酸化物が酸化セリウムである。)に変質させ、その表層の多孔質金属酸化物を担体としてその表層に触媒成分を担持したものである。この改質器5においては、触媒成分としてCu/ZnO系触媒が基板505の表層に担持されている。基板505は、貫通孔506を流れる流体に含まれる物質に対して耐腐蝕性に優れ、触媒を担持しやすく、熱伝導率が高く、熱膨張率が低い方が好ましい。また基板505の厚さは、基板505の面方向の長さ、幅よりも短い。複数の貫通孔506,506,…が基板505の厚さ方向に沿って互いに平行でかつ途中で屈曲しないように直進した形状に形成されている。そのため、貫通孔506に流体が入ると、当該流体は、摩擦による流速の損失をほとんど受けずに速やかに各貫通孔506を通過することができる。
図2、図4に示すように、一酸化炭素除去器6も、気化器3と同様に、内部空間を形成した反応器本体601と、反応器本体601内に収納された流路構造602とを、備えている。また、図2、図4では、一酸化炭素除去器6において、例えば「絶縁膜607」が「絶縁膜307」と実質的に同じであるというように、気化器3の何れかの部分に対応する部分に対して下二桁が共通する600番代の符号を付し、下記では、気化器3の何れかの部分に対応する一酸化炭素除去器6の各部についての説明は省略して一酸化炭素除去器6と気化器3とで互いに異なる部分について説明する。
一酸化炭素除去器6においては、反応器本体601には流入管603、流出管604に加えて空気管617が設けられている。空気管617は、反応器本体601の内部空間のうち流入管603側の領域610に臨んでいる。更に、この空気管617は、空気ポンプ8に通じている。また、流入管603が改質器5の流出管504に通じており、流出管604が燃料電池7の燃料極に通じている。
また、この一酸化炭素除去器6においては、絶縁膜607によって覆われている部分を除いて基板605の表層全体(貫通孔606,606,…内の表層も含む。)に一酸化炭素の酸化反応用の触媒としての触媒層616が形成されている。触媒層616は、基板605の表層を酸化させることによってその表層を多孔質金属酸化物に変質させ、その表層の多孔質金属酸化物を担体としてその表層に触媒成分を担持したものである。この一酸化炭素除去器6においては、触媒成分としてPt系触媒が基板605の表層に担持されている。基板605は、貫通孔606を流れる流体に含まれる物質に対して耐腐蝕性に優れ、触媒層616を担持しやすく、熱伝導率が高く、熱膨張率が低い方が好ましい。また基板605の厚さは、基板605の面方向の長さ、幅よりも短い。多数の貫通孔606,606,…が基板605の厚さ方向に沿って互いに平行でかつ途中で屈曲しないように直進した形状に形成されている。そのため、貫通孔606に流体が入ると、当該流体は、摩擦による流速の損失をほとんど受けずに速やかに各貫通孔606を通過することができる。
続いて、気化器3、改質器5及び一酸化炭素除去器6の製造方法について説明する。
始めに、平板状の基板305,505,605を準備し、必要に応じて基板305,505,605の一方の面に、CVD(Chemical Vapor Deposition)法、PVD(Physical Vapor Deposition)法、スパッタリング法等の気相成長法により絶縁膜307,507,607を成膜する。そして一方の面の平板部320,520,620となる位置にそれぞれ電熱膜308,508,608(電気的接点としての端子部314,514,614を含む。)をパターニング形成後、電熱膜308,508,608をそれぞれ覆うように保護絶縁膜309,509,609を形成する。
次いで、基板305,505,605に対してフォトリソグラフィー法によるレジストマスクを形成し、レジストマスクを施した状態の基板305,505,605にエッチングを施す。これにより、基板305,505,605のそれぞれに貫通孔306,506,606を多数形成する。この場合に、各基板305,505,605の中央部に対しては、隣り合う貫通孔305,505,605同士の間隔(図5中の間隔L2)よりも幅広い、図5中間隔L1に相当する幅で平板部320,520,620を形成するようにエッチングを施す。当方性エッチングの場合、基板305,505,605の厚さ方向に浸食していく際にエッチング孔が徐々に拡大してしまうので、貫通孔305,505,605の厚さ方向の形状を維持するために、各基板305,505,605を極めて薄い薄板の積層構造とし、薄板にそれぞれエッチング孔を開けてから各薄板を重ねるようにしてもよい。
その後、基板505,605を電解液(例えば、リン酸(濃度4%が望ましい。)、シュウ酸(濃度5%が望ましい。))に浸漬し、基板505,605を陽極としかつ電解液を陰極とすると、基板505,605の表層が酸化する(陽極酸化法)。基板505,605の表層が陽極酸化することによって、基板505,605の表層が多孔質金属酸化物(担体)に変質する。これにより、基板505,605に担体としての機能を持たせることができる。
なお、基板505,605がガラスであった場合、酸化可能な金属を含む懸濁液に浸漬してこの金属を表面に塗着し、その後金属を酸化させて表面に多孔質の担持膜を形成してもよい。
次に、基板505,605を、触媒材料を含む溶液又は懸濁液に浸漬して貫通孔506,606を含む表層の多孔質金属酸化物に触媒成分を担持することによって、触媒層516,616を形成する。基板505,605の表層が多孔質金属酸化物に変質するので、触媒成分の付着強度の向上を図ることができる。
次に、基板305,505,605を反応器本体301,501,601に収納し、基板305,505,605によって反応器本体301,501,601の内部空間を流入管303,503,603側の領域310,510,610と流出管304,504,604側の領域311,511,611とに区切る。ここで、貫通孔306,506,606によって流入管303,503,603側の領域310,510,610が流出管304,504,604側の領域311,511,611に通じるようにし、基板305,505,605の一部と電熱線308,508,608の端子部314,514,614とを反応器本体301,501,601から外に延出させる。
続いて、発電装置1の作用について説明する。
各端子部314,514,614間に適宜電圧・電流が印加されて、電熱線308,508,608で発した熱が、基板305,505,605に伝達され、側壁315、触媒層516,616が所定の温度に保持される。
燃料ポンプ4が作動すると、水を含む燃料が燃料容器2から気化器3の反応器本体301内に供給され、空気ポンプ8が作動すると、空気が外部から一酸化炭素除去器6の空気管617を通じて反応器本体601内の領域610に供給される。
気化器3においては、電熱線308によって基板305が120℃〜130℃に加熱され、その状態で、燃料が貫通孔306,306,…を反応器本体301内の領域310から領域311に向かって流れ、その間に燃料が加熱されて気化する。ここで、基板305に多数の貫通孔306,306,…が形成されているため、基板305の表面積が大きく、燃料と基板305との接触面積が大きいので、燃料がより気化しやすい。
気化した燃料(メタノールと水との混合気)は互いに連結された流出管304及び流入管503を通って改質器5の反応器本体501内に供給される。改質器5においては、燃料が貫通孔506,506,…を反応器本体501内の領域510から領域511に向かって流れる。反応器本体501内においては、電熱線508によって基板505が250℃〜300℃に加熱され、その状態で、気化されている燃料が触媒層516に接触して燃料から水素及び二酸化炭素が生成される。具体的には、化学反応式(1)のように、メタノールと水蒸気が反応して二酸化炭素と水素が生成される。
CH3OH+H2O→3H2+CO2 … (1)
また、反応器本体501内では、メタノールと水蒸気が完全に二酸化炭素及び水素に改質されない場合もあり、この場合、化学反応式(2)のように、メタノールと水蒸気が反応して二酸化炭素及び一酸化炭素が生成される。
2CH3OH+H2O→5H2+CO+CO2 … (2)
改質器5で生成された一酸化炭素、二酸化炭素及び水素等の混合気は互いに連結された流出管504及び流入管603を通って一酸化炭素除去器6の反応器本体601内に供給される。また、外部の空気が空気管617を通って反応器本体601内に供給される。そして、反応器本体601内の領域610に供給された混合気が貫通孔606,606,…を反応器本体601内の領域610から領域611に向かって流れる。反応器本体601内では、電熱線608によって基板605が170℃〜190℃に加熱され、その状態で、改質器5から供給された混合気に含まれる一酸化炭素が選択的に酸化され、混合気中から一酸化炭素が除去される。具体的には、化学反応式(3)のように、改質器5から供給された混合気のなかから特異的に選択された一酸化炭素と、空気中の酸素とが反応して二酸化炭素が生成される。
2CO+O2→2CO2 … (3)
そして、一酸化炭素が除去され高濃度の水素を含む混合気が反応器本体601内から流出管604を通って燃料電池7の燃料極に供給される。燃料電池7の燃料極では、電気化学反応式(4)に示すように、供給された混合気のうち水素ガスが燃料極の触媒微粒子の作用を受けて水素イオンと電子とに分離される。水素イオンは固体高分子電解質膜を通じて空気極に伝導し、電子は燃料極により取り出される。
2→2H++2e- … (4)
燃料電池7の燃料極に供給された混合気のうち、電気化学反応に寄与しない生成物(二酸化炭素等)は、外部に排出される。
燃料電池7の空気極には、空気が供給され、電気化学反応式(5)に示すように、空気中の酸素と、固体高分子電解質膜を通過した水素イオンと、燃料極により取り出された電子とが反応して水が生成物として生成される。
2H++1/2O2+2e-→H2O … (5)
燃料電池7の空気極に供給された空気のうち電気化学反応に寄与しないガス(窒素等)と、生成水は、外部に排出される。
以上のように、発電装置1では、燃料電池7において上記(4)、(5)に示す電気化学反応が起こることにより電気エネルギーが生成される。生成された電気エネルギーは電子機器本体、燃料ポンプ4、電熱線308,508,608等の作動に用いられる。
以上の発電装置1では、気化器3、改質器5及び一酸化炭素除去器6の各基板305,505,605に電熱線308,508,608がそれぞれ配されているため、気化器3、改質器5及び一酸化炭素除去器6の各反応器中に熱を効率よく供給することができる。そして、気化器3、改質器5及び一酸化炭素除去器6の各基板305,505,605上においては、各平板部320,520,620の幅(図5中の間隔L1、つまり平板部320,520,620をそれぞれ挟んだ同列方向で隣り合う貫通孔同士の間の最短距離)が、互いに隣り合う貫通孔306,506,606同士の間隔(図5中の間隔L2、つまり平板部320,520,620をそれぞれ挟んでいない同列方向で隣り合う貫通孔同士の間の最短距離)より長くなっているため、各基板305,505,605には電熱線308,508,608を配する位置が十分に確保されている。そのため、電熱線308,508,608の成膜に関し成膜位置や成膜幅に制約されずに各電熱線308,508,608を基板305,505,605上に容易に形成することができ、ひいては断線に強くて最適な電気抵抗を有する電熱線308,508,608を形成することができる。
なお、本発明は平板部320,520,620の幅がそれぞれ、互いに隣り合う貫通孔306,506,606同士の間隔よりも長くなっていれば、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々の改良及び設計の変更をおこなってもよい。
例えば、図6、図7に示すように、各基板305,505,605に、平板部320,520,620と同様の第2の平板部321,521,621を、平板部320,520,620の図6中左右両側に設けて、それら第2の平板部321,521,621に対し電熱線308,508,608と同様の第2の電熱線330,530,630を配してもよい。また図8に示すように、各基板305,505,605に、平板部320,520,620と同様の第2の平板部321,521,621を、平板部320,520,620の左右両側に設けて、平板部320,520,620の電熱線325,525,625と平板部321,521,621の電熱線326,526,626とをそれぞれ直列に接続してもよい。
この場合、図6に示すように、電熱線308,508,608の端子部314,514,614と第2の電熱線330,530,630の端子部322,522,622とを電気的に独立させてもよいし、図7に示すように、電熱線308,508,608と第2の電熱線330,530,630とをそれぞれ電気的に導通させてこれら電熱線308,508,608と第2の電熱線330,530,630とに共通の端子部323,523,623を設けて電熱線308,508,608と第2の電熱線330,530,630とを電気的に並列接続してもよく、図8に示すように、電熱線325,525,625の両端に端子部324,524,624を設けて平板部320から平板部321に連続した直列構造、平板部520から平板部521に連続した直列構造、平板部620から平板621部に連続した直列構造としてもよい。
図6に示す場合においては、各電熱線308,508,608,330,530,630への電圧の印加量を変えることで、その電圧の印加量に応じた量で各電熱線308,508,608,330,530,630をそれぞれ特異的に発熱させることができ、例えば、より低温の外側に熱が拡散するために中央(平板部320,520,620)側よりも蓄熱しにくい第2の平板部321,521,621の第2の電熱線330,530,630に、電熱線308,508,608よりも高い電圧を印加して伝熱による熱損失を補償させて基板305,505,605の各面方向の温度差を小さくして各気化器3、改質器5及び一酸化炭素除去器6内の温度分布をより均一にし、反応の均一化を図ることができる。
他方、図7に示す場合においては、電熱線308,508,608と第2の電熱線330,530,630とで流れる電流値(抵抗値)を互いに異ならせてもよく、このとき、その抵抗値に応じた量で各電熱線308,508,608,330,530,630をそれぞれ特異的に発熱させることができ、例えば、より低温の外側に熱が拡散するために中央(平板部320,520,620)側よりも蓄熱しにくい第2の平板部321,521,621の第2の電熱線330,530,630の配線幅を長くして第2の電熱線330,530,630での電流値を増大させる。単位時間あたりの電熱線での発熱量Qは、下記式(6)の通りである。
Q=RI2 … (6)
ここでRは抵抗値、Iは電流値となる。したがって、第2の電熱線330,530,630では配線幅を長くして抵抗値は下がるが、抵抗値と電流値の関係は式(7)の通りになる。
V=IR … (7)
並列の場合、電圧Vはともに等位なので、電流値は抵抗値の下げに反比例して増大することになるので、発熱量Qは結果的に電流値の増大にしたがって増大するので第2の電熱線330,530,630の発熱量は電熱線308,508,608の発熱量よりも大きい。増大した発熱量によって第2の電熱線330,530,630の熱損失を補償させて基板305,505,605の各面方向の温度差を小さくして気化器3、改質器5及び一酸化炭素除去器6内の温度分布をより均一にし、反応の均一化を図ることができる。
図8に示す場合においては、第2の平板部321,521,621の電熱線326,526,626の幅を平板部320,520,620の電熱線325,525,625の幅より狭くして抵抗値を増大させるようにしてもよい。このような直列構造では、平板部320,520,620の電熱線325,525,625の電流値は、第2の平板部321,521,621の電熱線326,526,626の電流値と等しいので、式(6)から第2の平板部321,521,621の電熱線326,526,626の発熱量は平板部320,520,620の電熱線325,525,625の発熱量よりも大きくなり、第2の平板部321,521,621での熱損失を補償させて基板305,505,605の各面方向の温度差を小さくして気化器3、改質器5及び一酸化炭素除去器6内の温度分布をより均一にし、反応の均一化を図ることができる。
なお、図6、図7では、平板部320,520,620及び第2の平板部321,521,621と、電熱線308,508,608及び第2の電熱線330,530,630とを、互いに略平行な状態で3箇所に配した例を示したが、平板部の数や、電熱線の設置数は複数であれば任意に変更してよいし、それらの配置位置も任意に変更してよい。また、図8では、平板部320,520,620及び第2の平板部321,521,621と、電熱線325,525,625及び第2の電熱線326,526,626とを、互いに略平行な状態で3箇所に配した例を示したが、平板部の数や、電熱線の設置数は複数であれば任意に変更してよいし、それらの配置位置も任意に変更してよい。
また上記各実施形態では、基板305,505,605の一方の面のみに電熱線を設けたが、当該一方の面に対向する対向面にも同様に平板部320,520,620や第2の平板部321,521,621を形成し、これらの部分に一方の面同様に電熱線を設けて基板305,505,605の両面から加熱してもよい。
発電装置1の概略構成を示すブロック図である。 気化器3、改質器5及び一酸化炭素除去器6の斜視図である。 気化器3、改質器5及び一酸化炭素除去器6となる基板の斜視図である。 図2のIV−IV線に沿う断面図である。 基板305の平面図である。 図5の基板305の変形例を示す平面図である。 図5の基板305の変形例を示す平面図である。 図5の基板305の変形例を示す平面図である。
符号の説明
3 気化器(反応器)
5 改質器(反応器)
6 一酸化炭素除去器(反応器)
305,505,605 基板
306,506,606 貫通孔
308,508,608 発熱体
330,530,630 第2の発熱体(発熱体)

Claims (6)

  1. 一方の面からその面に対向する他方の面に貫通する複数の貫通孔を有した基板と、
    前記一方の面における互いに隣り合う前記貫通孔同士の間の第一間隔に設けられた発熱体と、
    を備え、
    前記第一間隔が、前記一方の面における他の互いに隣り合う前記貫通孔同士の間の第二間隔より長いことを特徴とする反応器。
  2. 請求項1に記載の反応器において、
    前記発熱体が前記基板上に複数配されており、
    前記各発熱体が互いに独立に配されていることを特徴とする反応器。
  3. 請求項1に記載の反応器において、
    前記発熱体が前記基板上に複数配されており、
    前記各発熱体が互いに異なった抵抗値を有していることを特徴とする反応器。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の反応器において、
    気化器であることを特徴とする反応器。
  5. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の反応器において、
    改質器であることを特徴とする反応器。
  6. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の反応器において、
    一酸化炭素除去器であることを特徴とする反応器。
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