JP2006060612A - 画像入力装置、画像形成システム、画像形成方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像データの印刷を効率よく行えるようにする。
【解決手段】 ダイレクトプリントを行うプリントシステムにおいて、撮像画像が横長で印刷方向が縦長の場合と、撮像画像が縦長で印刷方向が横長の場合には、撮像画像を90°回転させてから、デジタルカメラ1からインクジェットプリンタ3に撮像画像のJPGファイルを送信する。また、印刷が指定された画像のJPGファイルのサイズと、印刷が指定された用紙のサイズによって決まる印刷データのサイズとを比較してJPGファイルのサイズの方が小さい場合には、プリンタ内で印刷画像データの処理を行い、印刷を実行する一方、印刷データのサイズがJPGファイルのサイズ以下である場合には、デジタルカメラ1の中で印刷画像データの処理を行い、印刷を実行する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像入力装置、画像形成システム、画像形成方法、及びコンピュータプログラムに関し、特に、画像入力装置から直接送信された画像データに基づいて画像形成装置で画像を形成するために用いて好適なものである。
従来から印画用紙に微小サイズの液滴を着弾させるヘッドと呼ばれる部分を主走査方向に移動させるとともに、前記印画用紙を副走査方向に搬送することで、前記印画用紙にライン状に印画を行うインクジェットプリンタがある。
かかるインクジェットプリンタでは、液滴の更なる微小化や、誤差拡散手法の改良とあいまって、解像度のアップや、階調性の精度アップが図られており、仕上がり品位で銀塩写真に見劣りしない画像プリントを得る事が可能になっている。このように、前記インクジェットプリンタは、近年のデジタルカメラの進歩に歩調を合わせるように進歩し、特に自然画像用のプリンタとして注目されている。
また、従来から印画用紙として感熱型の用紙を用い、主走査方向に配列された複数個の発熱体を選択的に駆動して、前記感熱型の用紙を副走査方向に搬送することで、前記感熱型の用紙にドットライン状に印画を行うライン熱転写方式のプリンタもある。
近年、デジタルカメラや、デジタルビデオカメラや、スキャナなどの画像を扱う入力機器の進歩に伴い、プリント手段として、かかる熱転写方式のプリンタ装置も注目されている。
前述したインクジェットプリンタが、液滴を飛ばすか飛ばさないか、という2値の選択しかないために、小さな液滴を用紙へ着弾させて、誤差拡散等の手法でみかけの解像度と階調性を得ようとする。これに対して、前記熱転写方式のプリンタでは、一つの画素において、制御可能な熱の値を容易に変更できるために、一つの画素に対する階調性を多く取る事が可能になる。したがって、前記熱転写方式のプリンタは、前記インクジェットプリンタに比べて滑らかで高画質な画像を得ることができる。また、サーマルヘッドの性能や用紙材料の性能も向上したために、前記熱転写方式のプリンタでも、仕上がり品位で銀塩写真に見劣りしない画像プリントを得る事が可能になっている。このように、前記熱転写方式のプリンタも、近年のデジタルカメラの進歩に歩調を合わせるように進歩し、特に自然画像用のプリンタとして注目されている。
そこで、インクジェットプリンタや、熱転写方式のプリンタといったプリンタ装置と、デジタルカメラやデジタルビデオカメラなどの撮影機器とを直接的に接続したり、または一体的に構成したりして、撮影された画像情報をコンピュータなどの画像情報を処理する機器を介すことなくプリントするシステムが登場している。さらに、デジタルカメラやデジタルビデオカメラ等の撮影機器から画像データを、無線通信を使ってプリント装置に転送することで、画像情報を処理するコンピュータ等の機器を介することなくプリントするシステムも登場している。
かかるシステムの一例として、デジタルカメラとプリンタ装置とを直接的に接続するプリントシステムを具体的に説明する。
まず、デジタルカメラで撮影された画像は、デジタルカメラが有する記録媒体に一旦保存される。この画像をプリンタ装置からプリントアウトする為には、ユーザはデジタルカメラとプリンタ装置とを専用のケーブルで直接的に接続する。
次に、デジタルカメラが有する記録媒体に保存されている画像を、デジタルカメラの表示装置に表示する。そして、ユーザは、表示された画像の中からプリントしたい画像を選択する。このとき、ユーザは、画像を選択するために、デジタルカメラの有する操作部材を用いることは言うまでもない。こうして、プリントしたい画像が選択できたら、ユーザは、デジタルカメラの操作部材に割り付けられたプリント指示キーを押す。その後、デジタルカメラは、ユーザによって選択された画像のデータ(画像データ)をプリンタ装置に転送する。プリンタ装置は、受け取った画像データをプリントアウト可能なデータ処理を施して用紙にプリントアウトする。
このように、デジタルカメラとプリンタ装置とを直接的に接続するプリントシステムを利用すれば、ユーザは、プリントアウトをする為にデジタルカメラの操作部材を数回操作するだけで写真的なプリントアウトを簡単に行うことが可能になり、大変便利である。
また、デジタルカメラはその装置の性格上、撮影した画像のデータをJPG(JPEG;Joint Photographic Experts Group)ファイルに圧縮したり、逆にJPGファイルを伸張(伸長)して画像データを復元する為のJPGチップを有していたり、撮影した画像データを所望のサイズにする為のリサイズ機能を持ったICチップを有している場合が一般的である。
このデジタルカメラの有するハードリソースを印刷データ作成の為に有効に利用すれば、JPGファイルの伸張機能やリサイズ機能を、ソフト処理で実現する場合に較べて格段に速く実現できるばかりでなく、プリントシステム全体に要求されるリソースを最低限で構成することができコストダウンにも繋がる。
前述したように、デジタルカメラで撮影した画像は、JPGファイルに圧縮されるのが一般的である。従って、このJPGファイルをデジタルカメラからプリンタ装置に転送するというシステムにおいては、異なるメーカー同士の機器でカメラダイレクトプリントシステムを構築することが可能である。例えば、A社製のデジタルカメラと、B社製のプリンタとをUSBケーブルで接続し、A社製デジタルカメラからB社製プリンタ装置にJPGファイルを送ることで、A社製のデジタルカメラで撮影された画像をB社製のプリント装置でプリントアウトすることが可能になる。なお、このような思想に基づいたPictBridgeと言う規格が、2003年7月に発表になっている。
一方、近年、デジタルカメラで撮影され、デジタルカメラの有する記録媒体に一旦保存された画像をデジタルカメラの表示装置に表示し、表示した画像の中からプリントしたい画像をユーザが選択し、ユーザが選択した画像をデジタルカメラ内では印刷用の画像処理を施さないでデジタルカメラの有する記録媒体に保存されたままのファイル形式でデジタルカメラからプリンタ装置に転送し、転送した画像に対してプリンタ装置内で画像処理を施した後、プリントアウトするダイレクトプリントシステムも注目されている。
更に、プリント装置内に、JPGファイルを伸張して画像データを復元する為のJPGチップや受信した画像データを所望のサイズにする為のリサイズ機能を持ったICチップを有することで画像処理性能をアップさせることも可能になっている。
特開2004−15234号公報
しかしながら、以上のようにして、プリント用画像処理機能を持つデジタルカメラと、プリント用画像処理機能を持つプリンタ装置とでカメラダイレクトプリントシステムを構成する場合、従来は、両装置内の画像処理性能、両装置間の通信時間、送信するデータファーマットの違いによるデータサイズの大小、及びプリンタ装置の印刷シーケンスによってダイレクトプリントシステム全体としての印刷パフォーマンスを各装置が有している性能に比較して充分に発揮できないという問題点があった。
一般的に、カメラで撮影された画像のアスペクト比は、横:縦=4:3、或いは横:縦=3:2、或いはほぼそれらに近い。すなわち、カメラで撮影された画像は、一般に横長の画像となる。そして、インクジェットプリンタ等のヘッド部分を移動させるプリンタでは、ヘッドの移動距離を短くするためプリンタの副走査方向には用紙の長手方向がくるのが一般的である。
従って、カメラで撮影した横長の画像を用紙一面に印刷しようとすると、プリンタ装置は、カメラから受け取った画像データを90度回転してから印刷しなければならず、プリンタ装置は、カメラから受け取ったJPGデータをほぼ全て伸張した後でないと印刷を開始できない。このため、印刷に時間がかかったり、伸張後のデータを保持しておくためのメモリ領域が必要になりコストが高くなったりする問題点があった。
本発明は、前述の問題点に鑑みてなされたものであり、カメラなどの画像入力装置から画像データを画像形成装置へ直接送信して、前記画像データに基づく画像を前記画像形成装置で形成するに際し、前記画像データに基づく画像の形成を効率よく行えるようにすることを目的とする。
本発明の画像入力装置は、画像データを入力する画像入力手段と、前記画像入力手段により入力された画像データに基づく画像の形成に関わる情報に基づいて、前記画像データを処理するか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により画像データを処理すると判断された場合に、前記画像データを処理する処理手段と、前記判断手段により画像データを処理すると判断された場合には、前記処理手段により処理された画像データを、有線通信又は無線通信を用いて画像形成装置に直接送信し、前記判断手段により画像データを処理すると判断されなかった場合には、前記処理手段による処理が行われていない画像データを、有線通信又は無線通信を用いて画像形成装置に直接送信する送信手段とを有することを特徴とする。
本発明の画像形成システムは、前記記載の画像入力装置と、前記画像入力装置から送信された画像データに基づく画像を形成する画像形成装置とを有することを特徴とする。
また、本発明の他の特徴とするところは、被写界の光学像信号を電子像信号に変換する撮像手段を有する撮像装置と、前記撮像装置によって撮像された電子像信号、及び前記撮像装置によって撮像された後に記録媒体に記録された電子像信号を記録用紙に視認可能にプリント出力する印刷装置とを有する画像形成システムであって、前記印刷装置は、前記プリント出力することが可能な記録用紙のサイズを複数種有し、前記撮像装置は、前記記録用紙毎に、前記印刷装置でプリントされる複数種の画像記録のパターンをユーザが選択可能な操作部材を有することを特徴とする。
本発明の画像形成方法は、画像データを入力する画像入力ステップと、前記画像入力ステップにより入力された画像データに基づく画像の形成に関わる情報に基づいて、前記画像データを処理するか否かを判断する判断ステップと、前記判断ステップにより画像データを処理すると判断された場合に、前記画像データを処理する処理ステップと、前記判断ステップにより画像データを処理すると判断された場合には、前記処理ステップにより処理された画像データを、有線通信又は無線通信を用いて画像形成装置に直接送信し、前記判断ステップにより画像データを処理すると判断されなかった場合には、前記処理ステップによる処理が行われていない画像データを、有線通信又は無線通信を用いて画像形成装置に直接送信する送信ステップと、前記送信ステップにより送信された画像データに基づく画像を形成する画像形成ステップとを有することを特徴とする。
本発明のコンピュータプログラムは、画像データを入力する画像入力ステップと、前記画像入力ステップにより入力された画像データに基づく画像の形成に関わる情報に基づいて、前記画像データを処理するか否かを判断する判断ステップと、前記判断ステップにより画像データを処理すると判断された場合に、前記画像データを処理する処理ステップと、前記判断ステップにより画像データを処理すると判断された場合には、前記処理ステップにより処理された画像データを、有線通信又は無線通信を用いて画像形成装置に直接送信し、前記判断ステップにより画像データを処理すると判断されなかった場合には、前記処理ステップによる処理が行われていない画像データを、有線通信又は無線通信を用いて画像形成装置に直接送信する送信ステップと、前記送信ステップにより送信された画像データに基づく画像を形成する画像形成ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、画像入力装置と画像形成装置とが直接通信し、前記画像入力装置から送信された画像データに基づく画像を前記画像形成装置で形成するに際し、前記画像入力装置において、前記画像入力装置又は画像形成装置の何れで前記画像データを処理するかを判定し、判定した結果に応じて前記画像データを前記画像入力装置又は画像形成装置で処理するようにしたので、前記画像データを処理するのに適した装置で前記画像データを処理することができる。これにより、前記画像データに基づく画像の形成を効率よく行うことができる。
また、本発明の他の特徴によれば、画像データの印刷方向に関する印刷方向情報と、前記画像データに基づく画像のアスペクト比とに基づいて、前記画像データを90°回転させるか否かを判断し、回転させる場合には、画像入力装置で前記画像データを90°回転させて画像形成装置に送信する一方、回転させない場合には、前記画像データをそのまま前記画像形成装置に送信するようにしたので、前記画像データに基づく画像を高速で形成することができる。また、前記画像形成装置で前記画像データを回転する必要がないので、前記画像形成装置におけるメモリ容量を可及的に低減させることができる。
また、本発明の他の特徴によれば、画像入力装置により画像データを処理する場合と、画像形成装置により前記画像データを処理する場合とのうち、何れの場合の方が、前記画像データを早く処理することができるかを判断し、判断した結果に応じて、前記画像入力装置又は前記画像形成装置の何れかで前記画像データを処理するようにしたので、前記画像入力装置及び前記画像形成装置が有している性能を可及的に発揮させることができ、前記画像データに基づく画像を高速で形成することができる。
次に、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態を示し、プリントシステム(画像形成システム)の構成の一例を示した図である。本実施形態では、デジタルカメラ1で撮影した画像や、撮影した後にデジタルカメラ1内の記憶媒体に保存した画像を、JPGファイルのまま専用ケーブル2を経由してインクジェットプリンタ3に送り出し、インクジェットプリンタ3内でJPGファイルを伸張したり、リサイズしたり、プリントデータを作成するための画像処理を行ったりしてカラープリントする場合を例に挙げて説明する。
ユーザは、デジタルカメラ1に設けられた操作部材4を用いて(図1(b)を参照)、プリントパターンや、プリントしたい画像や、プリント指定枠等を選択してデジタルカメラ1の液晶画面5でそれらの内容を確認することが可能である。
図2は、プリント用データを作成する為のデジタルカメラ1の画像処理部分の構成の一例を示すブロック図である。図2において、20は、レンズを通して結像された画像を電気信号に変換するためのCCD(charge coupled device)である。21は、デジタルカメラ1を統括制御して、種々の演算処理を行うCPUである。
22は、CCD20から送られてきた電気信号を処理する画像処理エンジンであり、この中にはJPG伸張機能やリサイズ機能も含まれている。23は、デジタルカメラ1を制御するためのプログラムを格納しておくためのFlash ROMである。24は、画像データの一時的な保存を行うとともに、データ処理作業を行う際の作業領域となるSDRAM(synchronous DRAM)である。25は、画像データファイルを保存しておくためのCF(コンパクトフラッシュ(登録商標)メモリー)である。
26は、CF25を、デジタルカメラ1に装着するためのCFコネクターである。27は、デジタルカメラ1で撮影した画像を表示したり、デジタルカメラ1を操作するメニューを表示したりするためのLCD(liquid crystal display)である。28は、そのLCD27をドライブするLCDドライバである。
以下に、本実施形態のプリントシステムの具体的な動作を説明する。図3は、用紙に画像データを印刷する際の印刷方向を説明する図である。図3に示すように、用紙に画像データを印刷する際の印刷方向として、2つの場合が考えられる。
図3(a)は、用紙の短軸方向にライン状に印刷を行う場合を示しており、この場合だと、例えばインクジェットプリンタ3では印刷用ヘッドの移動距離が少なくてすむ。また、昇華型プリンタ等の固定方式のヘッドを使う場合だとヘッドの長さを短くできると言うメリットがあり、多くのプリンタ装置が、図3(a)に示すようにして印刷を行う形を採っている。
一方、図3(b)に示すように、用紙の長軸方向にライン状に印刷を行う場合も考えられる。インクジェットプリンタ3で、図3(b)に示すようにして印刷を行う構成を採ると、ヘッドの移動方向を切り替える回数が少なくなり、トータルの印刷時間が短縮できることが考えられる。また、昇華型プリンタ等の固定方式のヘッドを使うプリンタ装置の場合には、ヘッドの長さが長くなる反面、一度に印刷できるドット数が多くなり用紙の搬送距離が短くなるのでトータルの印刷時間が短くなると言うメリットがある。
また、カメラで撮影した後の画像は横長の画像が一般的であり、JPGファイルへの圧縮も横長の状態で行われる。しかし、近年、カメラ付きの携帯電話で撮影した画像の中には、縦長の画像も多く見られる。このような場合には、JPGファイルへの圧縮も縦長の状態で行われる。
従って、撮影画像と印刷方向との組み合わせで4種類のパターンが考えられるが、本実施形態では、図4(a)と図4(d)に示すような場合のときに、デジタルカメラ1内で画像データを90°回転するようにする。
図4(a)は、撮影画像が横長で、印刷の副走査方向が印刷用紙の長軸方向である場合の撮像画像と印刷画像との関係を示している。このような場合は、デジタルカメラ1内で撮像画像を90°回転する。図4(b)は、撮影画像が横長で、印刷の副走査方向が印刷用紙の短軸方向である場合の撮像画像と印刷画像との関係を示している。このような場合は、撮像画像を回転しない。
図4(c)は、撮影画像が縦長で、印刷の副走査方向が印刷用紙の長軸方向である場合の撮像画像と印刷画像との関係を示している。このような場合は、撮像画像を回転しない。図4(d)は、撮影画像が縦長で、印刷の副走査方向が印刷用紙の短軸方向である場合の撮像画像と印刷画像との関係を示している。このような場合は、デジタルカメラ1内で撮像画像を90°回転する。
図5に、本実施形態のプリントシステムにおける処理動作の一例を説明するフローチャートを示す。
まず、ステップS100において、デジタルカメラ1とインクジェットプリンタ3との間のネゴシエーションを行い、通信を確立する。
次に、ステップS101において、デジタルカメラ1は、インクジェットプリンタ3から、インクジェットプリンタ3の印刷方向が用紙の長軸方向であるか、それとも短軸方向であるかの通知を受ける。
次に、ステップS102で、デジタルカメラ1は、印刷が指定された撮像画像が横長であるか、それとも縦長であるかを判定し、判定した結果と、ステップS101で通知されたプリンタ3の印刷方向とから、撮像画像を90°回転させる必要であるか否かを判定する。すなわち、撮像画像と印刷画像との関係が図4(a)又は図4(d)に示した関係になるか否かを判定する。この判定の結果、撮像画像と印刷画像との関係が、図4(a)又は図4(d)に示した関係にあり、撮像画像を90°回転させる必要である場合には、ステップS103に進み、デジタルカメラ1は、撮像画像をJPG伸張する。
次に、ステップS104において、デジタルカメラ1は、伸張した後の撮像画像のデータを90°回転する。次に、ステップS105において、デジタルカメラ1は、90°回転した撮像画像を再度JPG圧縮してJPGファイルを作成する。そして、ステップS106で、デジタルカメラ1は、作成したJPGファイルをインクジェットプリンタ3に転送する。
一方、前記ステップS102において、撮像画像と印刷画像との関係が、図4(b)又は図4(c)に示した関係にあり、撮像画像を回転させる必要がないと判定された場合には、ステップS103〜S105を行わずにステップS106に進み、JPGファイルをインクジェットプリンタ3に転送する。
以上のように本実施形態では、ダイレクトプリントを行うプリントシステムにおいて、撮像画像が横長で印刷方向が縦長の場合と、撮像画像が縦長で印刷方向が横長の場合には、撮像画像を90°回転させてから、デジタルカメラ1からインクジェットプリンタ3に撮像画像のJPGファイルを送信するようにしたので、インクジェットプリンタ3内では受け取ったJPGファイルをそのまま伸張することができ、印刷ライン単位の画像処理が可能になる。これにより、印刷ライン単位の画像処理が完了するのと同時に印刷を開始することが可能になり高速印刷を実現することが可能になる。
また、インクジェットプリンタ3内で画像データを90°回転する必要がないので、JPG伸張後のデータを約一枚分保持しておく為のメモリが不必要になる。これにより、プリンタシステムに搭載するメモリ容量を小さくすることができ、プリントシステムを可及的に低価格で実現することが可能になる(コストダウンが可能になる)。
なお、インクジェットプリンタ3ではライン単位での画像処理が一般的であるので、本実施形態では、インクジェットプリンタ3を中心に説明を行ったが、本実施形態の手法は、昇華型プリンタ等のライン単位での画像処理を行うようなプリンタ装置でも有効である。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。前述した第1の実施形態では、専用ケーブル2を経由してデジタルカメラ1とインクジェットプリンタ3とを直接的に接続する場合について説明したが、本実施形態では、デジタルカメラ1とインクジェットプリンタ3とが無線通信する場合について説明する。このように、本実施形態と、前述した第1の実施形態とは、デジタルカメラ1とインクジェットプリンタ3との通信形態のみが異なるので、前述した第1の実施形態と同一の部分については、詳細な説明を省略する。
図6は、本発明の第2の実施形態を示し、プリントシステムの構成の一例を示した図である。本実施形態では、デジタルカメラ2001で撮影した画像や、撮影した後にデジタルカメラ2001内の記憶媒体に保存した画像のJPGファイルを、無線通信を使いプリンタ装置2003に送信した後、プリンタ2003内でプリントデータに画像処理を施してカラープリントする。
図6において、2002は、無線通信用アンテナである。無線通信用アンテナ2002は、デジタルカメラ2001の本体内、及びプリンタ2003の本体内に格納されることもある。
ユーザは、デジタルカメラ2001の操作部材2004を用いて(図6(b)を参照)、プリントモードや、プリントしたい画像や、プリント枚数等を選択してデジタルカメラ2001の液晶画面2005でそれらの内容を確認することが可能である。
プリントデータを作成するための画像処理に関しては、図2〜図5を用いて説明したように、第1の実施形態と同様である。
以上のように本実施形態では、デジタルカメラ2001とプリンタ2003とが無線通信を行うようにしたので、前述した第1の実施形態の効果に加え、プリンタシステム全体を、より柔軟に構築することができるようになる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。前述した第1及び第2の実施形態では、デジタルカメラ1とインクジェットプリンタ3とが通信する場合について説明したが、本実施形態では、カメラ付きの携帯電話とインクジェットプリンタとが無線通信する場合について説明する。このように、本実施形態と、前述した実施形態とは、デジタルカメラ1がカメラ付きの携帯電話に置き換わっただけであるので、前述した実施形態と同一の部分については、詳細な説明を省略する。
図7は、本発明の第3の実施形態を示し、プリントシステムの構成の一例を示した図である。本実施形態では、カメラ付きの携帯電話3001で撮影した画像や、撮影した後に携帯電話3001内の記憶媒体に保存した画像のJPGファイルを、無線通信を使いプリンタ装置3003に送信した後、プリンタ3003内でプリントデータに画像処理しでカラープリントする。図7において、3002はIrDA(infrared data association)無線通信用送受信モジュール用の受光窓である。
ユーザは、デジタルカメラ3001の操作部材3004を用いて(図7(b)を参照)、プリントモードや、プリントしたい画像や、プリント枚数等を選択してデジタルカメラ3001の液晶画面3005でそれらの内容を確認することが可能である。
プリントデータを作成するための画像処理に関しては、図2〜図5を用いて説明したように、第1の実施形態と同様である。
以上のように本実施形態では、カメラ付きの携帯電話3001とプリンタ装置3003とが無線通信を行うようにしたので、前述した第1の実施形態の効果に加えて、プリンタシステム全体を、より柔軟に構築することができるようになる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。前述した第1〜第3の実施形態では、デジタルカメラ1において撮像画像を90°回転させるか否かを判定し、回転させる必要がある場合には、撮像画像を90°回転させてから、デジタルカメラ1からインクジェットプリンタ3に撮像画像を送信するようにした。これに対し、本実施形態では、デジタルカメラ及びプリンタの何れで撮像画像を処理した方が、印刷をより早く行えるかを判定し、判定した結果に応じてデジタルカメラ又はプリンタで撮像画像を処理するようにする。このように、本実施形態と、前述した実施形態とでは、撮像画像の処理方法が異なるだけである。したがって、前述した実施形態と同一の部分については、図1〜図7に付した符号と同一の符号を付すなどして詳細な説明を省略する。
本実施形態のプリントシステムの構成は、図1に示したのと同様である。ただし、図1では、インクジェットプリンタ3を用いるようにしたが、本実施形態では、昇華型プリンタを用いるようにしている。
図8は、本発明の第4の実施形態を示し、画像記録方式の昇華型熱転写方式の基本原理を説明するための図であって、昇華型プリンタの概略構成の一例を示した図である。昇華型熱転写方式は、染料(色素)の拡散現象を用いた方式である。
図8において、11は、3色(イエロー、マゼンタ、シアン)の染料をプラスチックシートに塗布したインクシートである。このインクシート11は、専用印画紙12と重ね合わされた形で、サーマルヘッド13とプラテンローラー14によって挟支されこのインクシート11をサーマルヘッド13の熱により、専用印画紙12に昇華/熱拡散させることにより、カラープリントを得る。
また、専用印画紙12には、昇華性染料15の発色を確保するために、ポリエステル系樹脂を主成分とした受容層16が塗布されている。このとき、サーマルヘッド13に与える熱を制御することにより階調を与えることができる。3色(イエロー、マゼンタ、シアン)それぞれに階調を与え、印画紙の同じ個所にプリントすることにより1画素単位の高精細のフルカラープリントを実現できる。
図9は、デジタルカメラの構成の一例を示すブロック図である。本実施形態におけるデジタルカメラは、図2に示したデジタルカメラ1に通信モジュール29を付加した構成である。通信モジュール29は、デジタルカメラ内で画像処理をしたプリントデータ、或いは、CF25に保存されているファイルをそのままの形でプリンタ(プリント装置)に送信する為のモジュールである。なお、この通信モジュール29は、CPU21に内包される場合もある。
図10は、昇華型プリンタの構成の一例を示すブロック図である。
図10において、31は、昇華型プリンタを統括制御して、種々の演算処理を行うCPUである。32は、JPG伸張機能、及びリサイズ機能を有した画像処理エンジンである。33は、昇華型プリンタを制御するためのプログラムを格納しておくためのFlash ROMである。34は、画像データの一時的な保存を行うとともに、データ処理作業を行う際の作業領域となるSDRAMである。35は、印刷用紙を搬送する為のLFモータや、昇華ヘッド37を上下させる為のUDモータをコントロールしたり、昇華ヘッド37自体を制御したりするモータ・ヘッドコントローラである。36はモータードライバー、37は昇華ヘッドである。38は、デジタルカメラ内で処理した画像データ、或いはデジタルカメラのメモリ装置に保存されているファイルを受信する為の通信モジュールである。なお、この通信モジュール38は、CPU31に内包される場合もある。
本実施形態のプリントシステムでは、図11に示すように、3種類の印刷用紙を選択することが可能である。図11において、カードサイズの縦横のサイズは、1040×662ピクセルである。昇華型プリンタは、1ピクセルで256段階の階調表現が可能であるのでイエロー、マゼンタ、シアンのそれぞれで、688480(Kbyte)(=1040×662×256(bit)=1040×662(Byte))のデータ量が印刷時に必要になる。
L判サイズの縦横のサイズは、1456×1100ピクセルである。データ量としては、イエロー、マゼンタ、シアンのそれぞれで、1601600(Kbyte)(=1456×1100×256(bit)=1456×1100(Byte))が印刷時に必要になる。
A6サイズの縦横のサイズは、1808×1232ピクセルである。データ量としては、イエロー、マゼンタ、シアンのそれぞれで、2227456(Kbyte)(=1808×1232×256(bit)=1808×1232(Byte))のデータ量が印刷時に必要になる。
次に、図12を用いて、本実施形態のプリントシステムの印刷動作シーケンスと、画像処理及びデータ通信の関係とを説明する。
本実施形態の昇華型プリンタにおける印刷の流れとしては、まず、デジタルカメラの液晶画面5に表示されたユーザーインターフェイスと操作部材4とを用いて、ユーザは印刷したい画像を選び、印刷スタートのボタンを押下する。
その印刷命令によって昇華型プリンタは、印刷用紙を所定のホームポジションに給紙する(給紙)。それと同時に昇華ヘッド37の位置も初期状態に移動させる。印刷データの準備が完了したら一色目のイエロー(Y)を印刷する(Y印画)。イエローの印刷が完了したら印刷用紙をホームポジションに戻し、二色目のマゼンタ(M)の印刷を行う(M印画)。さらにマゼンタ印刷が完了したら印刷用紙をホームポジションに戻し、三色目のシアン(C)の印刷を行う(C印画)。シアンの印刷が完了したら印刷用紙をホームポジションに戻しオーバーコート印刷を行い印刷が完了する。
この印刷シーケンスの中でプリンタ装置の動作を中断することなくデータ通信と画像処理とを行うことがプリンタ装置の印刷速度性能を充分に発揮することができ望ましい制御方法である。
図12(a)及び図12(c)は、デジタルカメラから昇華型プリンタにJPGファイルの画像データを送信し、JPG伸張と、所望のサイズへのリサイズと、YUVデータ形式から昇華型プリンタの印刷データ形式であるイエロー(Y)/マゼンタ(M)/シアン(C)への色変換処理とを昇華型プリンタ内で行うケースである。
図12(a)及び図12(c)に示す処理方式は、印刷時間がJPGデータの転送にかかる時間に左右される。通信速度は一定なので、結局JPGファイルサイズによって印刷時間が変化する。JPG伸張やリサイズは、ハードブロックで行うので、転送時間に比較して無視できるほど短時間であると考えて良い。また、YUVデータ形式から昇華型プリンタの印刷データ形式(イエロー(Y)/マゼンタ(M)/シアン(C))へのデータ変換は、印刷用紙のサイズによって一定である。さらに、二色目のマゼンタの色変換は、一色目のイエローを印刷中に完了し、三色目のシアンの色変換は、二色目のマゼンタ印刷中に完了する。従って、JPGファイルのサイズによって印刷時間が決定する。
図12(b)に示す処理方式は、JPG伸張と、所望のサイズへのリサイズと、YUVデータ形式から昇華型プリンタの印刷データ形式であるイエロー(Y)/マゼンタ(M)/シアン(C)への色変換処理とをデジタルカメラ内で行い、色変換した後のデータを昇華型プリンタに送信する。JPG伸張やリサイズ処理は、ハードブロックで行うので転送時間に比較して無視できるほど短時間であると考えて良い。イエロー(Y)の転送時間は、データサイズが印刷用紙によって決まるので一定ある。さらに、一色目のイエロー(Y)の印刷中に二色目のマゼンタ(M)のデータを転送し、二色目のマゼンタ(M)の印刷中に三色目のシアン(C)のデータを転送するため、印刷時間はJPGファイルサイズによらず一定である。
従って、印刷が指定された画像のJPGファイルのサイズと、印刷が指定された用紙のサイズによって決まる印刷データのサイズとを比較してJPGファイルサイズの方が小さい場合には、デジタルカメラからJPGファイルを昇華型プリンタに送信し、昇華型プリンタ内で印刷画像データの処理を行い、印刷を実行する。一方、印刷データのサイズがJPGファイルのサイズ以下である場合には、デジタルカメラの中で印刷画像データの処理を行い、イエロー(Y)/マゼンタ(M)/シアン(C)のデータを送信し、昇華型プリンタは印刷画像データを受信して印刷を実行する。
このように本実施形態では、デジタルカメラと昇華型プリンタとの通信のネゴシエーションが確立した時点で両装置内の画像処理性能や、両装置間の通信時間や、送信するデータファーマットの違いによるデータサイズの大小や、昇華型プリンタの印刷シーケンス等の情報を両装置間でやり取りする。そして、データを転送するための画像ファーマットや、デジタルカメラ及びプリンタのどちらで画像処理をするかの判定を行い、その判定結果に基づいてダイレクトプリントを実現するようにしている。
なお、JPG伸張やリサイズ、回転等の処理をソフトウェア処理で行う場合には、ハードウェア処理に比べて一般的に処理時間が多くかかる。特に、CPUの能力や内部バッファ量に応じて処理時間が大幅に変化する。
そこで、プリンタは、回転処理やリサイズ処理をハードウェアで行うかソフトウェアで行うかを示す情報をカメラに通知すると、カメラはどちらの装置で画像処理を行うべきかの判断を行うことができ、有用である。
さらに、プリンタ側のCPUの能力を示す情報や、画像処理に利用できる内部バッファ量の情報をカメラに通知することで、カメラでは、カメラ内のCPUや内部バッファ量と比較して、どちらの装置で処理するのが高速であるかを判断することができ、有用である。
このように、プリンタの印刷方向だけでなく、プリンタの画像処理能力情報として、ハード/ソフト処理、CPU能力、バッファやメモリの量を示す情報を、カメラ側に通知することは大変有用である。
また、このような情報は、カメラとプリンタを接続したことに応じて自動的に通知されるようにしても良いし、プリント開始が指示された後でカメラ側に通知するようにしても良い。しかし、前者の方が、その後のユーザによる印刷設定時に、お互いの能力を比較した結果の画面表示を行うことが可能になる点で便利なことが多いと考えられる。つまり、能力情報に応じて処理時間を推定し、あまりに処理時間のかかるような処理は、カメラ側での印刷メニューで選択できないようにするなどの利用が可能になるからである。
図13に、本実施形態のプリントシステムにおける処理動作の一例を説明するフローチャートを示す。
まず、ユーザによって印刷画像が選ばれて印刷スタートの通知がくると、ステップS200において、デジタルカメラは、選択された画像のJPGファイルのサイズと、選択された印刷用紙のサイズに対応する印刷データのサイズとを比較する。この比較の結果、JPGファイルのサイズの方が小さければ、ステップS201に進み、デジタルカメラは、JPGファイルを昇華型プリンタに送信する。
その後、ステップS202において、昇華型プリンタは、受信したJPGファイルを伸張するとともに、所望のサイズにリサイズする。そして、ステップS203、S204において、昇華型プリンタは、YUVデータからイエロー(Y)/マゼンタ(M)/シアン(C)へのデータ変換を行い、一色毎に印刷を行い、これを3回繰り返しカラー印刷が完了する。
一方、前記ステップS200において、印刷データのサイズの方が小さいか、JPGファイルのサイズと印刷データのサイズとが等しい場合には、ステップS205に進み、デジタルカメラは、JPGファイルを伸張するとともに、所望のサイズにリサイズする。そして、ステップS206〜S208において、デジタルカメラは、YUVデータからイエロー(Y)/マゼンタ(M)/シアン(C)へのデータ変換を行い、一色毎に昇華型プリンタへプリント画像データを送信し、昇華型プリンタが一色毎に印刷を行う。これを3回繰り返しカラー印刷が完了する。
以上のように本実施形態では、ダイレクトプリントを行うプリントシステムにおいて、印刷が指定された画像のJPGファイルのサイズと、印刷が指定された用紙のサイズによって決まる印刷データのサイズとを比較してJPGファイルのサイズの方が小さい場合には、昇華型プリンタ内で印刷画像データの処理を行い、印刷を実行する一方、印刷データのサイズがJPGファイルのサイズ以下である場合には、デジタルカメラの中で印刷画像データの処理を行い、イエロー(Y)/マゼンタ(M)/シアン(C)のデータを昇華型プリンタに送信して、印刷を実行するようにしたので、デジタルカメラ及び昇華型プリンタが有している性能を充分に発揮させてダイレクトプリントを行うことができ、高速印刷を実現することが可能になる。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。前述した第4の実施形態では、専用ケーブルを経由してデジタルカメラと昇華型プリンタとを直接的に接続する場合について説明したが、本実施形態では、デジタルカメラと昇華型プリンタとが無線通信する場合について説明する。このように、本実施形態と、前述した第4の実施形態とは、デジタルカメラと昇華型プリンタとの通信形態のみが異なるので、前述した実施形態と同一の部分については、詳細な説明を省略する。
本実施形態のプリントシステムの構成は、図6に示したのと同様である。ただし、図6では、インクジェットプリンタ3を用いるようにしたが、本実施形態では、昇華型プリンタを用いるようにしている。そして、本実施形態では、デジタルカメラで撮影した画像や、撮影した後にデジタルカメラ内の記憶媒体に保存した画像のJPGファイルを、無線通信を使い昇華型プリンタ(プリンタ装置)に送信した後、昇華型プリンタ内でプリントデータに画像処理してカラープリントする。なお、前述した第2の実施形態と同様に、デジタルカメラ及び昇華型プリンタに設けられている無線通信用アンテナは、デジタルカメラ本体内、及び昇華型プリンタの本体内に格納されることもある。
ユーザは、デジタルカメラの操作部材2004を用いて(図6(b)を参照)、プリントモードや、プリントしたい画像や、プリント枚数等を選択してデジタルカメラの液晶画面2005でそれらの内容を確認することが可能である。
プリントデータを作成するための画像処理に関しては、図11〜図13を用いて説明したように、第4の実施形態と同様である。
以上のように本実施形態では、デジタルカメラと昇華型プリンタとが無線通信を行うようにしたので、前述した第4の実施形態の効果に加え、プリンタシステム全体を、より柔軟に構築することができるようになる。
(第6の実施形態)
次に、本発明の第6の実施形態について説明する。本実施形態は、前述した第1の実施形態における処理動作と、第4の実施形態における処理動作とを組み合わせるようにしている。このように、本実施形態と、前述した実施形態とでは、撮像画像の処理方法が異なるだけである。したがって、前述した実施形態と同一の部分については、図1〜図13に付した符号と同一の符号を付すなどして詳細な説明を省略する。
本実施形態のプリントシステムの構成は、図1に示したのと同様である。ただし、図1では、インクジェットプリンタ3を用いるようにしたが、本実施形態では、前述した第4の実施形態と同様の昇華型プリンタを用いるようにしている。
図14に、本実施形態のプリントシステムにおける処理動作の一例を説明するフローチャートを示す。
ユーザによって印刷画像が選ばれて印刷スタートの通知がくると、ステップS300において、デジタルカメラは、選択された画像のJPGファイルのサイズと、選択された印刷用紙のサイズに対応する印刷データサイズとを比較する。この比較の結果、JPGファイルのサイズの方が小さければ、ステップS301に進み、デジタルカメラは、昇華型プリンタから、印刷方向が用紙の長軸方向であるか、それとも短軸方向であるかの通知を受ける。
次に、ステップS302において、デジタルカメラは、図5のステップS102と同様に、撮像画像を90°回転させる必要であるか否かを判定する。この判定の結果、撮像画像を90°回転させる必要である場合には、ステップS303に進み、デジタルカメラは、撮像画像をJPG伸張する。
次に、ステップS304において、デジタルカメラは、伸張した後の撮像画像のデータを90°回転した後、ステップS305において、90°回転した撮像画像を再度JPG圧縮してJPGファイルを作成する。そして、ステップS306において、デジタルカメラは、作成したJPGファイルを昇華型プリンタに転送する。一方、前記ステップS302において、撮像画像を回転させる必要がないと判定された場合には、ステップS303〜S305を行わずにステップS306に進み、JPGファイルを昇華型プリンタに転送する。
このようにして、JPGファイルが昇華型プリンタに転送されると、ステップS307において、昇華型プリンタは、受信したJPGファイルを伸張するとともに、所望のサイズにリサイズする。そして、ステップS308、S309において、昇華型プリンタは、YUVデータからイエロー(Y)/マゼンタ(M)/シアン(C)へのデータ変換を行い、一色毎に印刷を行い、これを3回繰り返しカラー印刷が完了する。
前記ステップS300において、印刷データのサイズの方が小さいか、JPGファイルのサイズと印刷データのサイズとが等しい場合には、ステップS310に進み、デジタルカメラは、JPGファイルを伸張するとともに、所望のサイズにリサイズする。そして、ステップS311〜S313において、デジタルカメラは、YUVデータからイエロー(Y)/マゼンタ(M)/シアン(C)へのデータ変換を行い、一色毎に昇華型プリンタへプリント画像データを送信し、昇華型プリンタが一色毎に印刷を行う。これを3回繰り返しカラー印刷が完了する。
以上のように本実施形態では、ダイレクトプリントを行うプリントシステムにおいて、印刷が指定された画像のJPGファイルのサイズと、印刷が指定された用紙のサイズによって決まる印刷データのサイズとを比較してJPGファイルのサイズの方が小さい場合であって、且つ撮像画像を90°回転させる必要がある場合には、撮像画像を90°回転させてから、デジタルカメラから昇華型プリンタに撮像画像のJPGファイルを送信して印刷を実行する。一方、印刷データのサイズがJPGファイルのサイズ以下である場合には、デジタルカメラの中で印刷画像データの処理を行い、イエロー(Y)/マゼンタ(M)/シアン(C)のデータを昇華型プリンタに送信して、印刷を実行する。これにより、第1の実施形態における効果と、第4の実施形態における効果との双方を奏するプリントシステムを構築することができ、より高速に印刷を行うことが可能になる。
なお、第4〜第6の本実施形態では、昇華型プリンタを用いてプリントシステムを構成するようにしたが、昇華型プリンタを用いずにインクジェットプリンタなどを用いるようにしてもよい。
(本発明の他の実施形態)
上述した実施形態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるように、該各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに対し、前記実施形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
また、この場合、前記ソフトウェアのプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、及びそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えば、かかるプログラムコードを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、上述の実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)あるいは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
さらに、供給されたプログラムコードがコンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれることは言うまでもない。
本発明の第1の実施形態を示し、プリントシステムの構成の一例を示した図である。 本発明の第1の実施形態を示し、デジタルカメラの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態を示し、用紙に画像データを印刷する際の印刷方向を説明する図である。 本発明の第1の実施形態を示し、撮像画像と印刷画像との関係を示した図である。 本発明の第1の実施形態を示し、プリントシステムにおける処理動作の一例を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態を示し、プリントシステムの構成の一例を示した図である。 本発明の第3の実施形態を示し、プリントシステムの構成の一例を示した図である。 本発明の第4の実施形態を示し、昇華型プリンタの概略構成の一例を示した図である。 本発明の第4の実施形態を示し、デジタルカメラの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態を示し、昇華型プリンタの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態を示し、印刷用紙のサイズの一例を示す図である。 本発明の第4の実施形態を示し、プリントシステムの印刷動作シーケンスと、画像処理及びデータ通信の関係とを説明する図である。 本発明の第4の実施形態を示し、プリントシステムにおける処理動作の一例を説明するフローチャートである。 本発明の第6の実施形態を示し、プリントシステムにおける処理動作の一例を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 デジタルカメラ
2 専用ケーブル
3 インクジェットプリンタ
4 操作部材
5 液晶画面
11 インクシート
12 専用印画紙
13 サーマルヘッド
14 プラテンローラー
15 昇華性染料
16 受容層
20 CCD
21 CPU
22 画像処理エンジン
23 Flash ROM
24 SDRAM
25 コンパクトフラッシュ(登録商標)メモリー
26 CFコネクター
27 LCD
28 LCDドライバ
29 通信モジュール
31 CPU
32 画像処理エンジン
33 Flash ROM
34 SDRAM
35 モータ・ヘッドコントローラ
36 モータードライバー
37 昇華ヘッド
38 通信モジュール
2001 デジタルカメラ
2002 無線通信用アンテナ
2003 プリンタ装置
2004 カメラ操作部材
2005 液晶画面
3001 カメラ付き携帯電話
3002 IrDA無線通信モジュール用受光窓
3003 プリンタ装置
3004 カメラ操作部材
3005 液晶画面

Claims (21)

  1. 画像データを入力する画像入力手段と、
    前記画像入力手段により入力された画像データに基づく画像の形成に関わる情報に基づいて、前記画像データを処理するか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により画像データを処理すると判断された場合に、前記画像データを処理する処理手段と、
    前記判断手段により画像データを処理すると判断された場合には、前記処理手段により処理された画像データを、有線通信又は無線通信を用いて画像形成装置に直接送信し、前記判断手段により画像データを処理すると判断されなかった場合には、前記処理手段による処理が行われていない画像データを、有線通信又は無線通信を用いて画像形成装置に直接送信する送信手段とを有することを特徴とする画像入力装置。
  2. 前記画像形成装置から前記画像データの印刷方向に関する印刷方向情報を取得する印刷方向情報取得手段を有し、
    前記判断手段は、前記印刷方向情報取得手段により取得された印刷方向情報と、前記画像データに基づく画像のアスペクト比とに基づいて、前記画像データを90°回転させるか否かを判断し、
    前記処理手段は、前記判断手段により前記画像データを90°回転させると判断された場合には、前記画像データを90°回転させることを特徴とする請求項1に記載の画像入力装置。
  3. 前記画像入力手段により入力された画像データを圧縮する圧縮手段と、
    前記圧縮手段により圧縮された画像データを伸張する伸張手段とを有し、
    前記判断手段は、前記印刷方向情報取得手段により取得された印刷方向情報と、前記圧縮手段により圧縮された画像データに基づく画像の伸張後のアスペクト比とに基づいて、前記画像データを90°回転させるか否かを判断し、
    前記伸張手段は、前記判断手段により前記画像データを90°回転させると判断された場合に、前記圧縮手段により圧縮された画像データを伸張し、
    前記処理手段は、前記判断手段により前記画像データを90°回転させると判断された場合には、前記伸張手段により伸張された画像データを90°回転させ、
    前記圧縮手段は、前記処理手段により90°回転された画像データを圧縮し、
    前記送信手段は、前記圧縮手段により圧縮された、回転後の画像データを前記画像形成装置に送信することを特徴とする請求項2に記載の画像入力装置。
  4. 前記判断手段は、前記処理手段により前記画像データを処理する場合と、前記画像形成装置により前記画像データを処理する場合とのうち、何れの場合の方が、前記画像データを早く処理することができるかを判断し、
    前記処理手段は、前記処理手段により前記画像データを処理する場合の方が、前記画像データを早く処理することができると前記判断手段により判断された場合に、前記画像データを処理することを特徴とする請求項1に記載の画像入力装置。
  5. 前記判断手段は、前記画像データのサイズよりも、前記画像形成装置により出力される画像データのサイズの方が小さい場合には、前記処理手段により前記画像データを処理する場合の方が、前記画像データを早く処理することができると判断し、前記画像データのサイズが、前記画像形成装置により出力される画像データのサイズ以上である場合には、前記画像形成装置により前記画像データを処理する場合の方が、前記画像データを早く処理することができると判断することを特徴とする請求項4に記載の画像入力装置。
  6. 前記画像入力手段により入力された画像データを圧縮する圧縮手段を有し、
    前記判断手段は、前記圧縮手段により圧縮された画像データのサイズと、前記画像形成装置により出力される画像データのサイズとを比較することを特徴とする請求項5に記載の画像入力装置。
  7. 前記処理手段は、前記圧縮手段により圧縮された画像データを伸張し、伸張した画像データを前記画像形成装置における印刷形式にデータ変換し、
    前記送信手段は、前記処理手段によりデータ変換された画像データを前記画像形成装置に送信することを特徴とする請求項6に記載の画像入力装置。
  8. 前記判定手段は、前記処理手段及び前記画像形成装置における前記画像データの処理時間と、前記画像形成装置に対する通信時間と、前記画像形成装置における印刷シーケンスと、前記処理手段及び前記画像形成装置で前記画像データを処理するタイミングとの少なくとも何れか1つに基づいて、前記処理手段により前記画像データを処理する場合と、前記画像形成装置により前記画像データを処理する場合とのうち、何れの場合の方が、前記画像データを早く処理することができるかを判断することを特徴とする請求項4〜7の何れか1項に記載の画像入力装置。
  9. 前記画像入力手段は、被写界の光学像を電子像に変換する撮像手段を有することを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の画像入力装置。
  10. 前記請求項1〜9の何れか1項に記載の画像入力装置と、前記画像入力装置から送信された画像データに基づく画像を形成する画像形成装置とを有することを特徴とする画像形成システム。
  11. 被写界の光学像信号を電子像信号に変換する撮像手段を有する撮像装置と、
    前記撮像装置によって撮像された電子像信号、及び前記撮像装置によって撮像された後に記録媒体に記録された電子像信号を記録用紙に視認可能にプリント出力する印刷装置とを有する画像形成システムであって、
    前記印刷装置は、前記プリント出力することが可能な記録用紙のサイズを複数種有し、
    前記撮像装置は、前記記録用紙毎に、前記印刷装置でプリントされる複数種の画像記録のパターンをユーザが選択可能な操作部材を有することを特徴とする画像形成システム。
  12. 画像データを入力する画像入力ステップと、
    前記画像入力ステップにより入力された画像データに基づく画像の形成に関わる情報に基づいて、前記画像データを処理するか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにより画像データを処理すると判断された場合に、前記画像データを処理する処理ステップと、
    前記判断ステップにより画像データを処理すると判断された場合には、前記処理ステップにより処理された画像データを、有線通信又は無線通信を用いて画像形成装置に直接送信し、前記判断ステップにより画像データを処理すると判断されなかった場合には、前記処理ステップによる処理が行われていない画像データを、有線通信又は無線通信を用いて画像形成装置に直接送信する送信ステップと、
    前記送信ステップにより送信された画像データに基づく画像を形成する画像形成ステップとを有することを特徴とする画像形成方法。
  13. 前記画像形成装置から前記画像データの印刷方向に関する印刷方向情報を取得する印刷方向情報取得ステップを有し、
    前記判断ステップは、前記印刷方向情報取得ステップにより取得された印刷方向情報と、前記画像データに基づく画像のアスペクト比とに基づいて、前記画像データを90°回転させるか否かを判断し、
    前記処理ステップは、前記判断ステップにより前記画像データを90°回転させると判断された場合には、前記画像データを90°回転させることを特徴とする請求項12に記載の画像形成方法。
  14. 前記画像入力ステップにより入力された画像データを圧縮する第1の圧縮ステップと、
    前記圧縮ステップにより圧縮された画像データを伸張する第2の伸張ステップと、
    前記印刷方向情報取得ステップにより取得された印刷方向情報と、前記圧縮ステップにより圧縮された画像データに基づく画像の伸張後のアスペクト比とに基づいて、前記判断ステップにより前記画像データを90°回転させると判断された場合に、前記圧縮ステップにより圧縮された画像データを伸張する第2の伸張ステップと、
    前記第2の伸張ステップにより伸張された後に、前記処理ステップにより90°回転された画像データを圧縮する第2の圧縮ステップとを有し、
    前記送信ステップは、前記第2の圧縮ステップにより圧縮された、回転後の画像データを前記画像形成装置に送信することを特徴とする請求項13に記載の画像形成方法。
  15. 前記判断ステップは、前記処理ステップにより前記画像データを処理する場合と、前記画像形成装置により前記画像データを処理する場合とのうち、何れの場合の方が、前記画像データを早く処理することができるかを判断し、
    前記処理ステップは、前記処理ステップにより前記画像データを処理する場合の方が、前記画像データを早く処理することができると前記判断ステップにより判断された場合に、前記画像データを処理することを特徴とする請求項12に記載の画像形成方法。
  16. 前記判断ステップは、前記画像データのサイズよりも、前記画像形成装置により出力される画像データのサイズの方が小さい場合には、前記処理ステップにより前記画像データを処理する場合の方が、前記画像データを早く処理することができると判断し、前記画像データのサイズが、前記画像形成装置により出力される画像データのサイズ以上である場合には、前記画像形成装置により前記画像データを処理する場合の方が、前記画像データを早く処理することができると判断することを特徴とする請求項15に記載の画像形成方法。
  17. 前記画像入力ステップにより入力された画像データを圧縮する圧縮ステップを有し、
    前記判断ステップは、前記圧縮ステップにより圧縮された画像データのサイズと、前記画像形成装置により出力される画像データのサイズとを比較することを特徴とする請求項16に記載の画像形成方法。
  18. 前記処理ステップは、前記圧縮ステップにより圧縮された画像データを伸張し、伸張した画像データを前記画像形成装置における印刷形式にデータ変換し、
    前記送信ステップは、前記処理ステップによりデータ変換された画像データを前記画像形成装置に送信することを特徴とする請求項17に記載の画像形成方法。
  19. 前記判定ステップは、前記処理ステップ及び前記画像形成装置における前記画像データの処理時間と、前記画像形成装置に対する通信時間と、前記画像形成装置における印刷シーケンスと、前記処理ステップ及び前記画像形成装置で前記画像データを処理するタイミングとに基づいて、前記処理ステップにより前記画像データを処理する場合と、前記画像形成装置により前記画像データを処理する場合とのうち、何れの場合の方が、前記画像データを早く処理することができるかを判断することを特徴とする請求項15〜18の何れか1項に記載の画像形成方法。
  20. 前記画像入力ステップは、被写界の光学像を電子像に変換する撮像ステップを有することを特徴とする請求項12〜19の何れか1項に記載の画像形成方法。
  21. 画像データを入力する画像入力ステップと、
    前記画像入力ステップにより入力された画像データに基づく画像の形成に関わる情報に基づいて、前記画像データを処理するか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにより画像データを処理すると判断された場合に、前記画像データを処理する処理ステップと、
    前記判断ステップにより画像データを処理すると判断された場合には、前記処理ステップにより処理された画像データを、有線通信又は無線通信を用いて画像形成装置に直接送信し、前記判断ステップにより画像データを処理すると判断されなかった場合には、前記処理ステップによる処理が行われていない画像データを、有線通信又は無線通信を用いて画像形成装置に直接送信する送信ステップと、
    前記送信ステップにより送信された画像データに基づく画像を形成する画像形成ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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